|
▼そろばんさん:
>ASの人は空間認知能力が低いという話をよく聞くのですが、空間認知能力が低い事によって、具体的にどのような弊害を生じるのでしょうか?
>単純に思い浮かぶのが、すぐ道に迷う、物にぶつかりやすい、球技が苦手、といった事なのですが(私はそれら全てが当てはまります)、それ以外にも、物事の先読みが苦手だったり、他人の気持ちを読めない、といった事も実は空間認知能力の低さが影響してるという説もあります。
>空間認知能力が低さで困っている事がありましたら、具体的な体験例をお聞かせ下さい。
私の場合PDDとADHDで、ASフレーバーなんですが。
自分がその空間の中にいるのか、俯瞰して見ているのかで
違ってくるのではと思います。
球技などは自分が、その空間の中にいる代表的な例ですね。
ASのテストの時のブロックを図と同じように組み合わせるとかは、
俯瞰して見ている代表例だと思います。(私はあの問題は瞬殺でした)
球技の場合には、野球とかはボールか高速で移動するので
”当たったら痛い”という恐怖感があると思いますし、連携した動作が必要なので
AS特性がある場合には、苦手になると思います。
(個人競技の場合は競技である以上、相手はこちらは対応しにくい所に
ボールを返してくるので、毎回予定変更パニックとか、
団体競技の場合はパスが来ることを予見できないとかも)
まあ、運動は小脳領域を使うので、訓練である程度までは改善できると思います。
私はほとんどの球技ができないですが、卓球だけは遣る機会が多かった為に
それなりできます。(玉に当たっても痛くないと言う理由もあります)
俯瞰して見ている場合は、機械設計とか建築設計の時に図面から、
立体を想像できるか、と言うのが実例でしょう。
動く機構が無い場合には、容易に想像できますが、機械など動く部分が
ある場合には、かなり困難になります。
まあ、定形の方でも機械が組上がって動かすと”当たった”とかの設計ミスは
そこそこ有りますが。
道に迷うのは、実験で視線を追跡すると(多分、定形の人が被験者)
迷う人は、動いてしまう物とか、何処にでも有るような物を見て
記憶してしまう傾向があるようです。
例えば、停まってる車とか 取り立てて特徴のない電柱とか。
道を覚える場合には、空間の中にいながら、実際は2Dの世界なので
目標物の決め方次第だと思います。
普段は車やオートバイでの移動なので、時間=距離という感覚なので
たまに、自転車とかで移動すると、「あれ?こんな遠かったけ?」と
迷うほどではないですが、感覚がおかしく成る亊は有ります。
Oliviaさんの
>例えば開いていると思って行った店が閉まってて苛立ったりパニック
は、私も有ります。 最近はネットで定休日を調べてから行くようにしてます。
また、なにか突発的な亊(イベントとかバーゲンとか)で、
いつもは空いているのに、待たされるような事態になった時にもイラつきます。
空間認識ではないですが
他者の意志を読み取るという点では
物を取って来る亊を依頼される場合とかで
「アレ、取って」と指示代名詞を使われると、判らない場合が多いです。
将棋、囲碁、チェスなどは、自分の手 相手の応戦 次の自分の手
以上は読めないです。
相手の応戦が複数考える場合には得にそうです。
五目並べやオセロの場合はセオリーがあるので、見落とさなければOKですが
囲碁は自由度が高いので、相手の打った石の意味を考えると、
訳が判らなくなります。
(詰碁の場合はオセロと同様、セオリーがあるのでOK)
突発対応に近いかと思いますが
音楽とかで、最近のハウス系とかでDJがスクラッチするとか、
突然エフェクトを掛けるとかは、異常にイラつきます。
パンクロックとか、ワザとに音程を外して演奏しているとかもダメ
(ジャズとかで歌いこんで、グズれているとかとは違う)
あと、日本語の発声がおかしな人(某湘南方面の方)
|
|