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がんばるとは?というこの質問、すごく抽象的で説明するのが難しいものだと思いました。
私はよく子供に対して「もっとがんばってごらん」と声かけしてしまうのですが、子供がどう理解してるのか怪しいところです。
がんばるって何をすること?って思ってそうなんですよね。
夕焼けさんの息子さん、周囲から「がんばれ」とよく声をかけられるのかもしれませんね。
でも、自分ではがんばってるつもりでも、周囲には理解されない、と感じてるのかな・・・
本人も辛いですよね。
定型の一般の人が暗黙に求める「がんばる」ってどういうことなのかを、私なりにちょっと概念を分析できないかと思って試してみると・・・
○継続させること。あきらめないこと。
○工夫を加えること。工夫を継続させること。
○できないことを、少しづつできるように向上させること。
人によって違いがあるとは思うんですが、だいたいこんな意味合いが組み合わさってる概念かな、と。
息子さん、周囲から「がんばって」と言われるその「要求」の部分をよくつかんでいるからこそジレンマがあるのかなあ、とちょっと想像しました。
うちの子に関して言えば、工夫すること、がとても苦手です。
自分で発想できないんですよね。思い込みにとらわれやすいというか、パターンにはまったらそれ以外のやり方で効率をよくしようとしたりできないというか。
周囲の人の目には、それが、「工夫しようとしない=がんばってない」姿に映るようです。
継続する力や能力はちゃんとあるのに、工夫・改善の部分に苦手があると、他人には「ただやるだけでやる気があまりみえない=がんばろうと思ってない」と誤解されやすいんだろうと思います。
息子さんはどうでしょうか。
私が今取り組んでることですが、うちの子は『比べる』ことをもともとほとんどしないんです。
作業の効率、やり方、人物の評価についてまで、比べてみる(共通するところを探しだしたり、良いところ・悪いところを洗い出す)ことを自然にはしません。
そういう発想がなかなか出てこないらしくて。
なので、意識させてあげるように練習してるところです。
昨日、Aという作業をやった。
今日も同じ作業をする。昨日作業をしたうえで気付いた、メリット・デメリットをいくつか紙に書かせる。
何をすれば昨日よりいいか、を考え対策をだしてみる
今日、試す。
翌日も、さらに少しでも改善をできないかまたデメリット・メリットを再度考える。
繰り返しです・・・。かなり付き合うほうも根気要りますが・・・・・・
こうしてつらつらと書いてしまいましたが、
夕焼けさんが今までとっても頑張ってきて ご自分で思ってる以上に心も身体もお疲れなんではないかと感じています。
息子さんや娘さんの年齢を存じ上げないのですが、たぶん青年期の心揺らぐ年代だろうと推測してます。
だとすれば、多感でいろんなことを敏感に感じる年代ですから、楽しく思えなくたってそれは親のせいではないんですよ。
普通のお子さんも見た目楽しそうにふるまってても、本当の心の生の部分は隠しますから、似たようなものだったりするようにも思えるんです。
・・・
難しいですけど、子供のために生きるのを一休みして、自分を充実させてみるのもいいように思うんです。
私自身自分でもそうだったけれど、生き生きとしてる親をみてるのって子供にとってなんだか嬉しいものだったですから。
子供にとって自分のために頑張ってくれるのより、生きるのって大変だけどなんか楽しそうって思える姿ををこどもの目の前に見せてくれる、体現して見せてくれる、それでいいんではなんて思ったりもしています。
力を抜いて楽しく、少し楽にいきましょう。
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