アスペルガーの館の掲示板(旧)
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新しいアスペルガーの館の掲示板
るうさん wrote:
> いまさらながらなのですが、博物館と美術館ってどうちがうのですか???
もともとはMusaeumといって、芸術・学問の女神Musae(英語のMese)の神殿のことです。転じて美術館(工芸館)・博物館・図書館(資料館)・学園(公開研究機関)といった意味になりました。
Museは九人いて、それぞれCalliope・Clio・Erato・Euterpe・Melpomene・Polyhymnia・Terpsichore・Thalia・Uraniaという名前なのだそうですが、詳しくはわかりません。Zeusの娘であるというのは分っているのですが。Museは単数形なので、古代ギリシャでは「神殿ひとつに神様一人」なのかもしれません。
「博物学」というのは動物学と植物学と鉱物学を合わせたものと考えてもいいのですが、「博物学」という言葉が使われていた当時のイメージとしては、「自然科学」そのものだと考えて間違いないように思います。そんなわけで、植物・動物・鉱物の標本を収集・管理(保存・調査・分類・整理)・(研究のための)公開をしているのがもともとの「博物館」ですが、「相撲博物館」(国技館内)へ行っても力士の標本は並んでいません。
そもそも博物館というのは、学術・芸術に関する研究機関、あるいは研究をサポートする機関なので、学芸員(キュレーター。curator)という人がいて研究者に便宜をはかってくれることになっています。図書館もそうですね。「利用」してくれる人がいないと、博物館としての意味がありません。そんなわけで、図書館(資料館)もMuseumの一種ということになっています。
動物園・植物園・水族館というのは、一種の見せ物、みたいなイメージがあるのでなかなかMuseumの仲間に入れてもらえませんが、最近は質が上がってきました。とはいえ葛西臨海公園みたいなMuseum派と東京タワー水族館みたいな見世物派のそれぞれに魅力があったりするのだな。しながわ水族館は中途半端でヤです。
(Maria)
グルンサさん wrote:
> 『三笠』についてのくだり、これって船の博物館に南極観測船『宗谷』が置いてある(っていうのもヘンですが)ような感じなのかな?(中を見られるようなら、見てみたい。)…しかし、『宗谷』って、失礼だけど今思っても、船内は天井が低くて、中が狭かったな…。
ちゃんと乗艦できて、戦闘指揮所にも登れます。「日本海海戦のときに、東郷元帥はこの位置に立った」という立ち位置もマークしてあります。「日本海海戦ごっこ」をしたい人はどうぞ。砲撃で穴だらけになった装甲を使って作った灯篭なんていうのも甲板にナニゲに置いてあります。「う〜み〜ゆ〜かば〜み〜ず〜く〜か〜ば〜ね〜」とか歌いたくなるぞ。
『宗谷』にはどくとるマンボウこと北杜夫さんが船医として乗船されておりました。詳しくは『どくとるマンボウ航海記』をどうぞ。
葛西の臨海公園の隣の駅くらいに熱帯植物園があってなかなかよいところなのですが、そこの近くにビキニ環礁で行なわれた水爆実験で出た「死の灰」に汚染されて有名になった漁船が展示してあります。「この船なあに?」「昭和二十九年にゴジラに襲われた船だよ」(^_^;)。
> 「低くて狭い」で思い出した、『回天』を初めて見たときのこと。(実物大模型で、ですが。)これまた失礼だけど、『回天』もあんなに天井が低い上に、中も狭いとは思わなかった。(生死を問わず関わった方々には失礼ですが、外から見た感想です。)その上、上昇も後退もできないんじゃ…。当時の人たちでも、やりきれないって思いを抱えて出撃した人もいたんじゃないだろうか、と思う。
たしか靖国神社にありましたね。『回天』は「人間魚雷」であって「潜水艦」ではない、というのが有名になっていますが、じつは「魚雷」は放っておくと浮いてきて(浮力がプラス)「潜水艦」というのは放っておくと沈みます(浮力がマイナス)。だから、「潜水艦」と違って「浮上」のための装置はついていません。
じつは『回天』は当初「潜水艦」として設計される予定でしたが、設計者の猛反対があって「魚雷」になりました。つまり、敵に当たって死ぬなら本望だが、任務を果たせずに死ぬのでは搭乗者も浮かばれまい、というので、「生還する」ことを前提に設計されていたわけです。
航空自衛隊入間基地には『桜花(BAKA)』がひっそりと展示されていました。こちらは完全な「自殺兵器」でしたが、ポンコツ練習機で特攻かけるよりゃだいぶマシ、という点でいくらか救いがあるように思います。
(Maria)
いまさらながらなのですが、博物館と美術館ってどうちがうのですか???
こんにちは。はじめましてです。
今日 偶然みつけたCDの話しをきいて下さい!!
催眠術なんですけど、なんと、、聞くだけで トラウマが消えていく!?!?
というものを発見したんです。 タイトルに惹かれてしまいました・・・・
正味、20分位のものですが、 まあ 私にトラウマなんてあるのかしら??
うふふふ!?!? ぐらいの気持ちで、しかし、真剣に聞いてみたんです。
軽い頭痛は感じましたが、ほとんどはリラックスできるものでした。
何が どう ? というのは、よく分からないのですが、
ただ 肩が軽いんです。 長年 肩凝りに悩まされていた私としては。
超!感動! でした。だって、マッサージにいっても はりにいっても直らな
かったんですよ! ありがとうございますーー!!!って思うしかないじゃない?
で 私なりに 考えたんですが、肩凝り というトラウマがあったのだと すると、
やっぱ 内側から、直すのが一番早かったのか。と 納得してしまいました。うふっ
友人が立ち上げたHPの中に、こんな言葉があった。
先日、NHKの番組で父親が自殺した子供たちの話をしていた。(中略)
「どんな状況でも、お父さんには生きてて欲しかった」
残された男の子の言葉に、胸が痛くなった。
彼の言葉を聞いて、“存在することを認めてくれること”ということが、年齢、性別関係なく共通することだと思った。
これを読んで、わたしたちも『普通』と言われる人たちと同じように、きちんと存在していることを認められる社会になってほしい、と思った。ことあるごとに、違う、ということでことごとく偏見を持たれたり、異端視されたり…本来、みんな同じという方がある意味、不気味な気がするのだが。違う者同士、互いの存在を認め合い、尊重してこそ本当に生きやすい社会になるのでは?と思う。
(それがなかなかうまくいかないからこそ、生きづらいということは大いにある、とも思うのだが。)
友人の言葉の本来の意味から外れてしまって、当人には申し訳ないと思いつつも、気になったので書いてみました。
百日紅(さるすべり) wrote:
>久しぶりです。
>皆さん何か好きな博物館、美術館、ありますか?このあいだ小田原城に行ってみたら中の展示品がとてもよかったです。
我が郷土が誇る博学にして変人、南方熊楠の記念館が南紀白浜にあります。私も
幼い頃親に連れて行ってもらった記憶がかすかに有るのですが、よく憶えていな いですね。天皇陛下に献上した標本に使ったキャラメルの箱とか、デスマスクが
陳列してあったように思います。ここの方には興味もてる所じゃないかなあ。
http://museum-dir.jst.go.jp/30-103/30-103.htm
もう一つ、三島由紀夫の記念館が山中湖畔にあるそうです。まだ訪ねる機会持て
ないんですが。いつか是非行きたいですね。
http://www.vill.yamanakako.yamanashi.jp/bungaku/mishima/museum/museum.html
Mariaさん wrote:
> 個人的に好きなのは庭園美術館。ああいう洋館って好きです。住むとなると別ですが。ゲストとして招待されるんならいいな。で、そうすると嵐がやってきて道路が崩れて電話が不通になって殺人事件が起きるんだ。坂口安吾の『不連続殺人事件』みたいなのもいいな。映画『ヘルハウス』や『血と薔薇』みたいなのも好きだぞ。
…これ、(このカキコを)読んでる方がコワそう…?(^^;)(←冗談ですが)
> 日本海海戦の旗艦、『三笠』が博物館になっています。好きです。帰りに売店で「アミラーリ(提督)」という名前のビールを買い、横須賀名物海軍カレーを食べて帰りましょう。博物館じゃないけど、猿島は島全体が博物館みたいなところです。面白いぞ。海水浴場があって、夏場は泳げます。
『三笠』についてのくだり、これって船の博物館に南極観測船『宗谷』が置いてある(っていうのもヘンですが)ような感じなのかな?(中を見られるようなら、見てみたい。)…しかし、『宗谷』って、失礼だけど今思っても、船内は天井が低くて、中が狭かったな…。
「低くて狭い」で思い出した、『回天』を初めて見たときのこと。(実物大模型で、ですが。)これまた失礼だけど、『回天』もあんなに天井が低い上に、中も狭いとは思わなかった。(生死を問わず関わった方々には失礼ですが、外から見た感想です。)その上、上昇も後退もできないんじゃ…。当時の人たちでも、やりきれないって思いを抱えて出撃した人もいたんじゃないだろうか、と思う。
(しかし、『好きな博物館など』の話のはずが…。すみません。)
あさかぜさん wrote:
>百日紅(さるすべり)さん wrote:
>>皆さん何か好きな博物館、美術館、ありますか?
>
> 安曇野ちひろ美術館が気に入っています。中の展示より、どちらかというと庭の散策とか、ちひろの使っていた道具などを展示してある建物(本館とは離れています)のほうが好きです。
> 初夏の天気のいい日がおすすめですかね〜。芝生に寝転がったりできますし、池(?)にオタマジャクシがいたりして、のどかです。
>
> すぐ近くにすずむし荘という温泉入浴施設(日帰り・宿泊どちらも可)があり、ちっこいですが露天風呂も気持ちいいです。
> 安曇野方面におこしの際は一度お立ち寄りになってみてはいかがでしょうか?
これを読んでいたら、シゴトほっぽりだして行きたくなってしまいました。(ホントに気持ちよさそう…。)
白くんへ。
これが、届かないであろうことを承知の上で書きます。(ここに来たくても、それができないわけだから。)
ここに来られるようになったら、またいつでも来てほしい。
その時は、今と状況は違っているかもしれない。(というより、時が経つっていうのは、そういうことの方が多い。)でも、わたしはここでまた君と会えることを願っています。
この文章、自己満足だと自分でも思う。でも、白くんのカキコ読んでいたら、どうしても書かずにはいられなかった。何と思われてもかまわない。この一文だけは書かずにはいられなかった。
…See You Again!
あさかぜ wrote:
> 今回は質問をさせてください。
> 9〜10歳(小3〜4)くらいの記憶がはっきりしている方で、思い出せる限りのことで結構です。
>
> ◎何時ごろ寝て、何時ごろ起きていましたでしょうか。
21:00就寝、6:30起床ってとこですか。良く寝てました。
> ◎睡眠不足を感じたことはありませんでしたか?
それだけ寝てもまだ睡眠不足でした。
> ◎寝つきの悪さ・寝起きの悪さはありましたでしょうか。
寝起きの悪さはありませんでしたが、寝つきの悪い時のことを下に書きますね。
> ◎上記の原因に関して、なにか思いあたることがあったら、できるだけ詳しく
> 教えてください。
>
> アスペっ子というと心理面や学習面に焦点が当てられがちですが、わたしは成長期の食事と睡眠にも重要な要素があると感じています。食事に関しては当方の知識不足で質問ができませんので、今回は睡眠に関してのみいたしました。
>
> どんなことでも結構ですので、もし思い出せる方で、協力してやってもいいと思ってくださる方は、よろしくお願いします。
>
あさかぜさんこんばんは
月に1〜2回ですが、とても眠いのに眠ることを阻害することがありました。
うまく説明できないのですが、ドキドキ・ワクワクするときに英語で「おな
かに蝶々がいる」という表現があるらしいのですが、まさしくその蝶々が膝
の中にいる感じで、じっとしていられなくなるのですね。寝られたものでは
なかったです。
中学生になったら自然に治ってしまったので忘れていましたが、今から3年
ほど前に神経の病気を患ってからは、またときどき発症するようになりまし
た。ストレスとの関連でしょうか?ま、私はあまり気にしていないのですが。
鷲羽丸さん wrote:
> いや、不謹慎でした。
不謹慎 慎みのないさま。
不見識 見識のないこと。または低いこと。
(Maria)
つじっちさん wrote:
> 今回Mariaさんの文章を読んだとき「これだあ」と嬉しくなりました。
そうらしいですね(^_^;)。それでアスペっ子の親御さんに安心されることが多いです。
> 都会の子供はマセた良い子が多いですから何とか周りから浮かずに、陰湿なイジメに会わないよう「矯正」しなきゃいけないのではと必死になって、つい怒りすぎてしまうんです。
はっきり「ヘン」だと、いじめられません。「いじめ」は歪んだ正義感ですから、「かわいそうな子」をいじめるのは正当化できないので、いじめることができないのです。
だから、「いじめられる子」であるということは、「かわいそうな子」として扱われていないということですから、ある意味よいことだと思います。
それより、いじめをする子と「仲良く」「いっしょに」することを強制するのが問題だと思います。ひとりでもくもくと何かをしているのが好きだったら、それはそれでいいと思います。そういう子と遊ぶのが好きな子というのがたぶんいます。アスペっ子どうしで遊ぶのもいいですし。ふたりで耳塞いで額くっつけて「あー」とか「んー」とか……なかなか理解されない遊びというのもありますし。バットを地面に立てて一人がそこに頭をくっつけて、もう一人がぐるぐる回しをするとか……。「糸電話」とかも好きそうな気がする。
> ・・・おっしゃってることすごくわかります。でもこれこそ難問なんですよね。「自分探し」が大流行の時代ですからASに限らず、実は多くの親たちの究極の悩みだったりします。
えー、ASのほうがそういうので悩まないような気がします。ASの場合、「ふつう」を強制すると、毒にも薬にもならなくなっちゃいます。「とりあえず、本人が納得するまでとことんやらせてみる」と、だいたい底が知れたところで飽きてしまいます。で、掘っても掘っても底がない、みたいな「ほんもの」に出会うと、まあ、それがだいたい一生の仕事になると思ったほうがいいと思います。「数奇者こその上手・慣れ」というあたしらは言っているのですけどね。
あたしの所属する大森総合研究所には、『土俵際の魔術師』と呼ばれたシステム開発立直しのプロやら『計算鬼』と呼ばれた数値計算の鬼やら、『ギミックの秘宝館』『ブラックアートの玩具箱』と呼ばれた魔導師のようなシステム設計屋やらが揃っていたりしますが、子供の頃を知ってる人は「やっぱり」と頭を抱えてしまうようなひとなのですね、これが。
ものになるかならないかはともかく、とりあえず枝は伸ばしてみる、という育てかたが、ASには合っていそうな気がします。なにせ枝の延びかたが単純だし。太い枝がせいぜい三本くらいしか出ないから、下手に切っちゃうと、ただの切り株になっちゃいます。
> それから息子のことがきっかけでいろいろ調べたところ、どうも私自身そういう傾向があると気づきました。
大森総研の所長であるJoshyaさんの親戚に、アスペっ子のお母さんがいるのですが、子供についてはべつに悩まなかったのですが、周囲がいろいろ言うのがつらかったそうです。で、あるときJoshyaさんがその人に「じつはいま『アスペルガーの館の掲示板』というところに出入りしていて、それで分ったのだけど私はどうやら世間でいう自閉症というものであるらしい」と言ったら「頭のなかで『がっしゃぁーん!』と音がして、すべてのことが繋がった」みたいなことを言っていたそうです。だってその子がJoshyaさんの子供の頃とおんなじなんだもん。
これが二十年前三十年前だったら、またいろいろと違った悩みかたもあったのでしょうし、五年前十年前でもまた違った悩みかたもあったと思います。だけど、あたしのように「『いわゆる社会人』の規準に照らしてある意味正常以上に正常で、なおかつASご本人さんから見るとぜってー本物」みたいな存在が出てきちゃうと、はしかやおたふくかぜみたいなもので、「後遺症を警戒してきちんとケアすれば、べつに成長には問題のない病気」くらいに思っちゃっていいんじゃないか、と思っています。
まあ、心配のあまりいじりすぎないように、というのがあたしの感想かな。
(Maria)
今回は質問をさせてください。
9〜10歳(小3〜4)くらいの記憶がはっきりしている方で、思い出せる限りのことで結構です。
◎何時ごろ寝て、何時ごろ起きていましたでしょうか。
◎睡眠不足を感じたことはありませんでしたか?
◎寝つきの悪さ・寝起きの悪さはありましたでしょうか。
◎上記の原因に関して、なにか思いあたることがあったら、できるだけ詳しく
教えてください。
アスペっ子というと心理面や学習面に焦点が当てられがちですが、わたしは成長期の食事と睡眠にも重要な要素があると感じています。食事に関しては当方の知識不足で質問ができませんので、今回は睡眠に関してのみいたしました。
どんなことでも結構ですので、もし思い出せる方で、協力してやってもいいと思ってくださる方は、よろしくお願いします。
白です。
もっともっとお聞きしたいことやお話したいことがあるのに、もう来ることが出来なくなってしまいました。
僕は今、自分が本当にわからなくなってしまいました。
それで、昨夜から兄と話していて、僕の感覚がおかしいかどうかとか、そんなことを言って、自分のことがわからないとか言ったので、兄が、怒ってもうネット回線を切断すると言いました。それで昨日本当に切りました。
今日はもう学校を休むと言うと、そしたら兄まで会社を休んで、ずっと一日僕についていて、PCごと捨てると言いました。お願いだからつないでほしいと言いましたが、母子家庭なのに何も手伝わず、ろくにものも食べず、夜中まで、PCに向かう以外何もしていない、はっきり言って異常だから、手遅れになる前に捨てる、まるで麻薬中毒だと言われました。
確かに、家にいても学校にいても、ASのこと(彼女のことじゃありません)しか考えてなくて、心ここにない状態だったことは、僕が悪いと思います。
今は、皆さんにお礼とお別れだけ言わせてもらうよう、一度だけと言う約束で、つないでもらっています。
切られてしまったら、僕は自分で回線をつなぐことは出来ません。
ASというものを本気で理解しようとしていたのは本当です。
自分がこんなことになってしまうとは夢にも思いませんでした。
ただ兄は、無理解な人間なのではありません。
問題は僕の性格上のことで、もう少し僕がしっかりした人間だったら良かったのにと思います。
結局僕は普通人じゃなかったのかも知れないけれど、分かり合える普通の人はきっといると思います。
どうか、皆さんがもう少し楽に暮らしていけるような世の中になることを願っています。
とても残念です。
はじめまして。私は6歳の男の子の母です。息子は5歳半のとき市の発達相談の先生から「ASでしょう」と言われました。そのときASの知識はほとんど皆無だった私は書店で高機能自閉症とAS関係の本を探して読んでみたのですが、実例として載っている方々の症状が息子に比較して重く、診断基準も当てはまるんだかはずれてるんだか微妙で、「これはウチの子だ!」とは言いきれなかったんです。しかし人と目が合いにくい、好きな物事に熱中する(プラレールと電車)、不用意に他人(特に子供)に近づきすぎる、落ち着きがない、等の奇妙さを感じていました。今回mariaさんの文章を読んだとき「これだあ」と嬉しくなりました。
> ただ、そうやって才能を伸ばすことをえてして邪魔してしまうのが、親御さんの「この子をちゃんとした子供にしてあげよう」という思いだったりするんですね。
>
> 自閉症方面の子供というのは、もともと「精神の造り」が違うのね。それを「普通」にして、「普通の世の中」で「普通に生活」させようとなんかしたら、それこそ死んじゃいます。
・・・ここのところ、耳が痛いです。息子は4月から小学校一年生です。素朴で無邪気で能天気な明るいヤツです。都会の子供はマセた良い子が多いですから何とか
周りから浮かずに、陰湿なイジメに会わないよう「矯正」しなきゃいけないのではと必死になって、つい怒りすぎてしまうんです。
> ただ、自分の流儀をとことん通そうと思うと、世の中では生きていけない。だけど、世の中に合わせていたら、苦しい。その間の、どこか適当な場所を見つけること、あるいはそういう場所を作ることのお手伝いが子育ての本質である、というのを理解しておくべきだと思います。
・・・おっしゃってることすごくわかります。でもこれこそ難問なんですよね。「自分探し」が大流行の時代ですからASに限らず、実は多くの親たちの究極の悩みだったりします。
それから息子のことがきっかけでいろいろ調べたところ、どうも私自身そういう傾向があると気づきました。15年ほどまえ精神科に相談したとき「単なる神経質」で片付けられ、「結婚して子供の一人も産めば直る」といわれたのですが。主人も高校生のとき人前で言葉が出なくなった経験があるし。やっぱり遺伝的性質なんでしょうか。そういえば以前、シャッフリングベビーの話題が出てましたね。私も息子もそうでした。主人の家系もあるくのが遅いそうです。自閉傾向とシャッフリング、つながりがあるんじゃないかと思います。
百日紅(さるすべり)さん wrote:
>皆さん何か好きな博物館、美術館、ありますか?
わしは名古屋にある、「歯の博物館」へ行ったことがあります。
愛知県歯科医師会館の中にある施設です。歯科関係の仕事に就いている者として、2回も行きました(ここ、タダで入れます)。
詳しいことはこちら↓
http://www.nhk-chubu-brains.co.jp/ad8020/museum/index.html
わしがここの展示物のなかで特に見入ったのが、江戸時代、ツゲの木を使って作られた「木床義歯」の作り方の図解です。口腔内の粘膜の形状を見るために、蜜蝋を使って型取りし、またそれに蜜蝋を圧接して口腔内の模型を作り、それに合わせて木を削っていくのです。
わしは驚きました。「この時代に、『型取り』の技術があったとは!」
以前から木床義歯のことは知っていましたが、わしはてっきり大体の形を作っていって、適当に合わせているものと思っていたのです。いや、不謹慎でした。
現代の義歯作りの礎となる技術が、木床義歯にはあったのです。
わし、ここを出てから「もっと技術を磨いちゃる」と強く思いました。
今回、専門的な話になってしまった 鷲羽丸
百日紅(さるすべり) wrote:
>久しぶりです。
>皆さん何か好きな博物館、美術館、ありますか?このあいだ小田原城に行ってみたら中の展示品がとてもよかったです。
海外なので書こうかどうしようか迷っていたのですが、やっぱり書いちゃいます。
(旧東)ベルリンに博物館島という博物館がいくつも集まっている場所があり、その中のペルガモン博物館が大好きです。
古代のペルガマ遺跡(現トルコ)をそっくりそのまま持って来てしまったという、現代では許されないドイツ帝国のなせるわざです。
http://www.berlinnet789.de/look/pergmsm.htm
Maria wrote:
> だけど、あたしが言いたかったのは、「古代オリエント博物館のホームページはあるのだろうか?」ということではなくて、「東京都博物館協議会が作成した『東京の博物館』というホームページ(ないしそれに類するもの)があるのだろうか」ということでした。
>
> そんなわけで手元の資料を見てみましたら、
>
> 『Museum-net.com』(http://www.museum-net.com/)
> 『博物館・美術館ガイド』(http://www.nsg.co.jp/spm/museum/index.html)
> 『博物館へ出かけよう』(http://www.imart.or.jp/~kako/index.html)
>
>などが見つかりました。
なるほど、では東京ではないですが
http://dir.yahoo.co.jp/Science/Museums_and_Exhibits/Indices/
って、Yahooそのままかよ!(三村風に読んで下さい)
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