アスペルガーの館の掲示板(旧)
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新しいアスペルガーの館の掲示板
武田好史 wrote:
>池袋集合11:00→食事(どこか)12:30→山手線で上野へ移動13:00
>→国立科学博物館見学15:00まで→山手・総武線で新宿へ移動→再びレストラン(例のアフリカ料理?)
科博は広い。科学博物館は好き嫌い分かれると思いますがどう思いますか。でも、「好き嫌いが分かれる」と言っているが、「嫌い」派(苦手派)に回るというのは私だけかもしれない。私は「生きもの」が苦手だ。犬や猫という「身近」な生きものでさえ、まともに視界に入れてみることにできるようになったのは、最近のことだ。人間のもそうであると思うが犬や猫の斑点と言うんでしょうか、そういうのがどうも刺激が強くて見ることができませんでした。克服できたのは最近(今年の秋くらい)です。
暇だった私は先日、化石の展示会を観に、科博に行った。高かった。それとこわくてあんまり見ることができなかった。
話を博物館の話にそらしてしまって申し訳ないです。
ただ、3日のオフ会には調子がよければ参加したいな、と思っているから、思ったことを書きました。
それとも、国立博物館派に分かれるという手もあるかもしれないが混乱する(混乱するかもしれないと思っているのは私だけなのかもしれない。)かも知れないから、不可能か?どうでしょう。
武田好史さん wrote:
> 池袋の東口近辺には探せば安い・すいた店がけっこうあるかもしれない。
>
>ベストプランとして、
>
>池袋集合11:00→食事(どこか)12:30→山手線で上野へ移動13:00
>→国立科学博物館見学15:00まで→山手・総武線で新宿へ移動→再びレストラン(例のアフリカ料理?)
>
>なんていうのはいかがか?
どこの博物館にするかは後で考えるとして、このプランで考えてみま
すね。後は、池袋で確実に昼食を取れる場所があれば問題なしです。誰
か知っている人がいないかな、と。
こんばんは。
今日。奇跡体験!アンビリバボー御覧になった方は、いらっしゃいますか?
是非!皆様!感想を聞かせて下さい。
私も奇跡体験をしてきました。
先日の事。レストランで、突然に息が止まり、怒り出し、警察署に行って、
子供のようになり、ぴょんぴょん と大騒ぎをし、また息が止まり、倒れ、
精神病院に、入院することになり、震えながら、ほとんど記憶のない
過去の妄想を永遠と、しゃべり続けました。
薬を飲んで、丸一日は、寝ていましたが、記憶は、ほとんどありません。
とうとう精神病にかかってしまいました。今。落ち着いているので、退院の許可が
出ているのですが、何が病気で、何が普通か、まったく分かりません。
ハイテンションになる事は、病気の予兆だったりするのでしょうか?
ただ、私は、人よりも喜怒哀楽が大きいだけだと思っていました。
私は、ASではありません。でも、ここのHPが好きだから、ここに来るのです。
そして、何でも認めてくれそうな気がするからです。
今は、薬を飲んでいるから、落ち着いています。
病気になると、誰も、まともに話してくれません。
心からの言葉でないものに、まどわされる人が多すぎるから、そして、
私の心の言葉は、どこにも届かないから、だから、嘘をつくのです。
話shi 変わりますが、名前をオオカミ少女に変更しようと思ったのですが、
やはり、肩凝りです。
体型的に、細く長い首(ろっくろ首と言われた事ありますが、自称 首長族)
にも原因があると考え、首筋 強化中です。
みんなで強い子になろう!!
みんなで遠くをゆっくりみつめていこう!! イジョ!!
おっとっと。もう一言。
漂流中の行動は、インディアンの生き方そのものですね。
願い続けることで、ほしい物は、手に入る。
こんばんわです、るかさん。
交際する女性ができてから、ちょっと思春期返りしている
こうもりです。(照れ照れ)
るかさん wrote:
>以前よりは距離は近くなったものの
>やはりまだまだ困難や理解するのが難しい部分があります。
うるうる。でも、距離が近くなってよかったですね〜。他
人の事とは言えうれしいですぞ。
>こうもりさん
>こうもりさんにも{こだわり}ってあるんですか?
わたしの場合、自分の障害についてのこだわりはすごく強
かったです。診断がつく直前はDSMとICD(どちらも国
際的な診断マニュアル)ばかり乱読しておりましたぞよ。
ただ、幸いなことにわたしのこだわりは周囲の人間を巻き
込むことが少ないため、あまり大きなトラブルにはなりにく
いようです。
>彼には「靴」へのこだわりが前からあって
>凄く気にはなってたんだけど、
>ある日「靴を買ってくれ!!」ってしきりに言い出して。
>今まで一度も「買ってくれ」なんて言わなかった人が、
>突然言い出したから少し驚きました。
>
>結局、頑張って靴を買いました。
>本当に、本当に本当に本当に頑張って。
>そしたら「今度、うめ合わせするね」とメッセージをくれました。
>・・・どういうことなんでしょう?
???わたしなら相手と関係を維持したいと思っている場合にそ
うすることがあります。つまり靴そのものがほしいというよりは、
(1)わたしが相手を頼りにしていることをアピールする
(2)わたしに対して引け目を感じている人に対して時々おねだり
をすることによって、お互いが対等の関係になれるように配
慮する
といったことが目的になっております。従って好意的に解釈する
ならば、るかさんの彼氏が本人なりにるかさんとの関係を維持しよ
うとしていることの現れなのかもしれません。むろん、靴そのもの
が目的になっている可能性はありますが、その可能性は薄いと思い
ます。他の誰でもないるかさんに頼んでいるという点に何か意味が
ありそうな気がしています。あくまで、推測ですが。
>・・・最近、ホントにバタバタしてて、目が回りそう。
お疲れ様です〜。
こんばんわです、タレイヌさん。
タレイヌさん wrote:
>ところで、ASのお子さんの「母」達に、ボランティア先での講演会を
>お知らせしたいと思っているんですけれど・・・・・??・・・・い
>いでしょうか??
ひょっとして3月の例会???
きゃ〜、はずかし〜!!!
というのは冗談でぜひともお知らせしてくださいまし。いちおう、当
日はわたしも顔を出しておこ〜かなと思っています。(照れ照れ)
では、また
こうもり wrote:
>> しばらくはこんな感じでオフ会を開催してみようと思います。次
>回は不肖こうもりの担当で、3月3日(日)ひなまつりの日に上野
>近辺で開催する予定です。今後ともよろしくお願いします。
>
>(問い合わせ先)seijinld@msg.biglobe.ne.jp
上野は今日調べてきたが、公園口の上やしのばず口の近辺に安い店がいくつかあった。ただし、休日はけっこう込むかも……
池袋の東口近辺には探せば安い・すいた店がけっこうあるかもしれない。
ベストプランとして、
池袋集合11:00→食事(どこか)12:30→山手線で上野へ移動13:00
→国立科学博物館見学15:00まで→山手・総武線で新宿へ移動→再びレストラン(例のアフリカ料理?)
なんていうのはいかがか?
こんばんは、みるらさん。
みるらさん wrote:
>ASのお子さまをお育てになっておられるお母さまには、自ずと頭を垂れる稲穂になってしまいます……(実っておりませんが)。
そんなにあらたまって申されなくても……仲間じゃありませんか。わたしらより先行しておられるお母さまがたも、たくさん存在しています。多くを語らない方々もいらっしゃるのですよ。こうして掲示板で書きなぐるわたしなんかは特例(?)に近いかも(笑) 今さら止まらん、これも性格じゃわい!と開き直っています。
>私は残念ながら自己不全感のシャワーをたっぷり浴びて育ちました。
ああ、わたしもそうです。自己診断ASですけど、他にもなんかありそうだし「こんなわたしが子どもを育てていいのか?」という不安はありましたよ。娘を見ていて「自分にそっくり!わたしと同じ道を辿らせたくない!」というマイナスの感情が強くてどうしようもない時もありました。でも、今は気にしていません。
「アスペルガー症候群」という言葉に出合ったとき、あぁこれで周りに説明できる!って、どんなにホッとしたことか。そのわりに「自閉症方面の障害があります」と言うことのほうが多いですけどね。どんな相手にも開けっぴろげに説明してしまうので、とまどう方も多いですが……人様がどう判断しようとそれはその人の勝手なので、わたしは何も隠しません。
特殊学級に対する偏見も根強いですが、それも気にしません。いちいち腹を立てていたのではやってられませんから。(わたしはたぶん積極奇異型のASなんだろうと自分では思っています)
>いろいろと改善すべき点はあったにせよ、常にひたむきに、一生懸命に接してくれたことを、素直に感謝しております。
すごいですね。わたしは怒りを吐き出し終わっていなかったので、今でもかなり辛辣な物言いをしてしまいます。確かに母が大変であっただろうことは理解できるのですが、それと自分が受けた仕打ちとはまた別の問題だと思っていますから。
でも謝ってくれましたので……今は良き協力者の一人として冷静に受け止めることができるようになりました。その点は感謝しています。
>これから子育てをする過程で多くの困難に出会うであろうと言われ、加療中です。
>そして、きっと、ASのお子さまを育てていらっしゃる先輩お母さまからいろいろなことを
>学ばせていただけるのでは……と思うようになりました。
「生きていることのすべてが勉強なんだよ」と常に娘に言い聞かせています。わたしの偽らざる気持ちですから。学ぼうと思えば、どんなことからでも学べると思っています。そして何より、学ぶことは楽しいです(^-^) ←とか言っておいて、底が浅いものだから失敗ばかりをくり返しているんですけどね(苦笑)
>みなさま、これからもどうぞよろしくお願い申しあげます。
いえいえ、こちらこそ! みるらさんが丁寧におっしゃっているのを読むと、自分が恥ずかしくなります。わたしってばカキコも乱暴だし、気分にまかせてオトコノコしたりおばさんしたりと「秩序のない」状態を自ら作り出してしまうので、これでも本当にハハオヤやっているんかい?と自分を疑ってしまうのですよ。
演劇的手法!な〜んて言ったらちょっとカッコイイかもしれないけど、実際の生活でもそうだから「お母さんてさぁ、変わってるね」と娘に言われておるのです。娘を含めてアスペっ娘三人(二人は未診断ですが、わたしは確信しています)と接触する機会があるので、いろんなコトを試しています。
子育ては辛いこともあるけど、自分が楽しめる一面もあると思っています。
I wrote:
>●名刺を作る
> (たぶん写真とかが入っていたほうがいいと思う。珍しい名刺というのもけっこういい。捨てずに取っておいてもらえるから)
Lingkoさん wrote:
> ここですが、字や色は珍しくてもいいけど、大きさだけはコンサバな方がいいです。標準サイズから離れないことをお薦めします。
> 受け取った人が使っている名刺入れにうまく入らないと、整理してもらえないから、見つけてもらえないことになりがちだからです。
> 大きすぎるのは絶対ダメです。
ゴム印(縦書きと横書きの両方)を作っておくのは宛名書きをサボれてけっこう便利なのですが、木を薄く削いで作った名刺(名刺大の経木、ですか)というのがあって、それにそのゴム印を押して渡す、というのはけっこう効きます。うちのJoshyaさんは新木場(東京ディズニーランドや葛西臨海公園の近くの駅)の駅前にある、『もくもく』という「木のスーパーマーケット」で売っている「ねずこ(あすなろ)」の名刺を愛用。割れたり裂けたりせず、むしろ紙より丈夫です。
この名刺、目の前で作って「はい」と渡すと「へー」とか驚いてもらえます。難点は、「すいません、押してないの二三枚ください」という人がたまにいることです(-_-;)。まあ、これをネタに振ってウケを狙う、というのもありますが。
ゴム印でなく、印刷もできます。文字の輪郭がくっきり出てよいです。名刺の印刷は平らな状態で一枚一枚プレスして印刷(印刷の古い形はこれ。「印刷=プレス」だし)するので、普通の印刷屋さんにその名刺を持っていって頼むと刷ってもらえます。ただし、ロスが出るので百枚のうち五六枚は無駄になると思ってください。
その他、竹紙とか、新日鉄かどこかで作っている「鉄の名刺」(金属箔でできている)とか(字が読みにくいけど)、そういったのもあります。
写真はプリクラみたいにシールで印刷して貼っちゃう手があります。最近は名刺サイズのCD−ROMもあるぞ。
あとは、名入りの封筒とか、自分用のレターヘッドとか、そういうのもいいと思います。連絡をつけたいときに、「えーと、どこだっけ」というとき、すぐ見つかるように。
(Maria)
武田好史さん wrote:
>1.周りの人の接し方で困る(た)ことは何ですか?
>2.あなたはどんな感じの癒しが欲しい(欲しかった)のですか?
>3.引きこもりの体験を人前で話すとなったら、抵抗を感じますか?
私はかって、自宅での祖父の葬儀にも顔を出さない引きこもり状態でした。幻聴などあるのだろうと医師に疑われましたが、ないったらない。パニック障害の重症化だったと思います。そのうち、家族の対応のほうが怖くなってしまいました。
ある夜遅く玄関に来たセールスマンに、すごく癒しを感じました。別に顔も見たわけでなく、ただ外部からの訪問者があっただけで救いを感じました。変な時間という意外性が閉塞した家の中の気を変えたのです。引きこもりという異常な行動への嫌悪は、家族ならではの激しさがあります。恥を隠そうと、異常な家族のコミュニケーションを妨害することさえあります。ひどい緊張は保健婦さんなどの手には余るでしょう。私の場合は、昨年来た猫の感触から最も明瞭に、仏の力を感じています。アニマル・セラピ−ですね。
その後、無理して自室に電話を引いて外部との繋がりをつくり、お古のPCでネットも見られるようになりました。今はとにかく生活する経済力が欲しいですが、お金もらったって人前でそんなことしゃべれませんよ。法話の実技試験はあがってめちゃくちゃだったし。
名刺について補足です。すごく細かい補足ですみません。
Mariaさん wrote:
>●名刺を作る
> (たぶん写真とかが入っていたほうがいいと思う。珍しい名刺というのもけっこういい。捨てずに取っておいてもらえるから)
ここですが、字や色は珍しくてもいいけど、大きさだけはコンサバな方がいいです。標準サイズから離れないことをお薦めします。
受け取った人が使っている名刺入れにうまく入らないと、整理してもらえないから、見つけてもらえないことになりがちだからです。
大きすぎるのは絶対ダメです。
メロディさん wrote:
>Lingkoさんの引きこもり体験のことを否定してるのではなくて
>むしろ教科書の書き方に疑問を感じたので書いただけです。
あ、ほんとだ。ちゃんと読んだらそう読める。あちゃー。失礼しました。
>説明が足りなくてごめんなさい。
いえ、私が用心過剰だったみたいです。アセアセ。
武田好史さん wrote:
>引きこもり中・経験者の方に質問します。
2タイプのひきこもりの時期がありました。
1. 完全な(?)ひきこもり。家からもほとんど出られませんでした。
2. 通院などのために外出はできましたが、社会的に自分の居場所(働くところとか)がない状態が続きました。
>1.周りの人の接し方で困る(た)ことは何ですか?
1.もう人生が終わったような反応をされました。自分でもそう思ってしまいました。
2.特にありません。
>2.あなたはどんな感じの癒しが欲しい(欲しかった)のですか?
1.主観的には何もいりませんでした。後から、病院に連れて行ってもらえばよかったと思いました。
2.親しい人には、理解してもらう努力をしました。「癒し」という言葉から連想される積極的なケアは必要としませんでした。ただ、エネルギーを回復させるための時間が必要でした。
>3.引きこもりの体験を人前で話すとなったら、抵抗を感じますか?
1.抵抗を感じます。
2.別にかまいません。
Mariaさん wrote:
> 平成十三年十二月二十八日(金)の産経新聞夕刊より。
おー、ボクのおたんじょうび付の記事なんで、つい反応しちまったい!
>●職務経歴書を作る
> (これはあたしの個人的な意見だけど、自分を「商品」と思ってプレゼン資料を作るくらいのことはしてもいいかな、と思う)
これは大賛成。就職の「面接」は、限られた時間の中でいかにして「自分を売りこむ」かにかかってくるわけです。技術も必要な部分。プレゼン資料を作るくらいの手間はかけてもいいと思うぞ。とは言っても中高年(特に男性)では、これができる人がものすごく少ないね……日本だけなのかな〜???(べつに男性を非難しているわけではないよ。事実として述べただけ)
>●人脈をフルに活用する
> 地縁、血縁、かつての取引先でも、自分に好意を持ってくれる人に「情報だけでいいのでお知らせください」と言って回る。
これも男性でできる人は少ない。もっとも、できりゃ〜誰も苦労しねーわけで……なんでやらんのかな?とわたしなんかは思ってしまうのだが、そもそも思いつきもしない人のほうが多いらしい。←感謝の気持ちが足りねーって感じするぜ。今まで好意を持って接してくれた人々がいるから、今の自分が生かされてあるんだと思えば、気づけることなのにさ。(私怨入ってるかも。ダンナがそうだからね、つい言いたくなっちまうのさ)
> うーん、自信はたしかに重要だけど、業績となるとちょっとな(-_-;)。なにが「売り」かというのは明確にしておく必要はあると思うけど。
そーそー、「売り」はここだ!って点をまず自分でようく確かめて、アピール方法を考えればいいと思う。資格取るのでも、自分が得意なものややりたい方向が見えてないと、時間と金をかけた割には今ひとつ……ということにもなりかねないし。(う〜、自分に言っているようだ)
とても参考になりましたっす、姐御!
おいら昨日フォークリフト運転士の学科講習受けて合格したぜ。あとは2月25〜27の三日間実技講習と試験がある。いっぱつでパスしたいと思っているから、気合い入っちまうなー♪
仕事探しのほうも、ご近所で情報もっていそうな人にはまんべんなく声かけて(だって、できるだけ近い所で働きたいもん)フォークリフトを使っていそうな職場関連も念入りにチェック中だよ〜ん。ふっふっふ。
倉庫の規模や扱う品によっても違うけど、フォークリフト運転は個人的な仕事に近いです。人とあまりしゃべらなくても黙々と荷物を積み下ろししてりゃいいんだもん。自閉症方面で向いたタイプの人もあるかもしれない。普通免許を持っていて車を動かすのが苦にならない人は、一度検討してみることをすすめたいな。
東京クレーン学校のように、普免あるなしにかかわらず免許取得講習を扱っているところも全国にいくつかあるようだし……。金はかかります。が、職場に恵まれれば70歳くらいまでは働けるぞ。(わしのように「生涯現役」と覚悟しておる人間としては、できるだけ「使える」資格が欲しいのじゃよ〜)
「自閉症」には「コミュニケーションの障害」があると言われています。
たとえば、赤ちゃんが、一歳になっても二歳になっても喋らない。耳が聞こえていないのかと思うと、そうでもない。むしろ、「言葉」というものに感心がないようにも見える。で、ときには大人になっても喋らない。
ところが、言葉というものがない、というわけでもなかったりする。なぜかというと、こちらの言うことは通じていたりするので。だから、子どもに多くみられる「緘黙(かんもく)」かもしれない、と判断されることも、ある。
あるいは、喋るにしても、さっぱり意味がわからない。漢字や言葉を創作する。あるいは、こちらの言っている言葉がうまく通じていないらしい。知能が低いのかと思うと、そうでもない。理解力が不足しているというわけでも、なかったりする。特定の専門分野なんかだと、極端に論理的だったりもする。
この「コミュニケーションの障害」というのは、こんなふうにいろんな形で出るので、けっこう謎とされてきました。だから、統一的なすっきりとした説明ができるとは思われていなかったのね。ひょっとしたら、これらの「症状」というのは、ぜんぶバラバラな原因で起きているのかもしれない。たしかにそう考えてもいいように思うのだけど、原因は結局のところ「自閉症」というところに行きつくのも、また確かなことなのね。
乳幼児期にみられる「ことばの遅れ」というのは、まず「ことば」というものの存在を理解するのにちょっと手間がかかる、ということだと思います。これはまあ、あたりまえ。そもそも自閉症方面の人間にとって、「他者」というものを理解するのが大変なのですからね。「コミュニケーション」ということ自体を理解することがそもそも難しかったりします。
で、次に「魔術としてのコトバ」の時期がやってきます。「コトバには意味がある」ということですね。コトバを発することによって、他者に影響を与えることができる。これは「自己」と「他者」の間に「信号(シグナル)」が伝わることの結果なのだけれど、実際には多くの人はそうは考えていません。その道のプロである情報通信の研究者や、生体情報処理システムの研究者ですら、そうは思っていないのね。
「コトバには力がある」。これはもう「普遍的な真理である」と、みんなが思っています。これは世の中のあらゆる宗教において基本的な考え方としてある、と言っていいでしょう。実感としては、たしかにそうです。
で同時に「コトバは音である」というのが事実としてあるのですね。音は、身体の中から出てゆき、外から入ってきます。
そういう「怪しい力のあるもの」が身体の中に入ってくる、というのは相当に気持ちの悪いことです。そんなわけで、自閉症方面の子どもの「耳塞ぎ」というのが起きるのですね。
これも、よく考えるとべつに異常なことではありません。過去の忌わしくも恥ずかしい体験、怖い話、痛い話なんていうのは、「いやぁ〜っ! やめてぇ〜っ! 言わないで言わないで言わないでぇ〜っ!」と耳を塞いで絶叫したくなったりするでしょう? それと同じことなんですよ。
で、自閉症方面の子どもに耳栓愛好家が多かったりします。これは「愛好者」ではなく、まさしく「愛好家」なのね。声が聞こえると不快、音が聞こえないと不安。夜、眠るときと昼間うちの中にいるときと遊び場で遊ぶときと道を歩くときでは、おのずと遮断したい音・聞き取りたい音は違うわけですから、できれば耳栓も使い分けたいものです。(←何者だあたしは)
なお、レーサー用の強力な耳栓(オレンジ色のやつ)というのは、核磁気共鳴装置のある大手の病院の出入りの業者から手に入ります。あるいは、円筒形の耳栓(黄色い耳栓には二種類あります。円筒形のものと、「銃弾形」のやつと)を二つに切ると、弱い耳栓ができます。
そんでもって、次の段階では「内なるコトバ」と「外なるコトバ」のそれぞれの発達と、その相互作用からいろんな造語が起きたりとかする、というのをいままで何回か論じてきたのだな。
で、いま考えているのは、いわゆる「普通の人」と自閉症方面の人間では、感情に食い違いがあるように見える、ということだったりします。で、それは「感情を伝えるやりかた」が、普通の人と自閉症方面の人間とでは違うからではないか、と思うのですね。それは、普通の人と自閉症方面の人間では「対人関係の認知構造が違う」という、自閉症そのもののに拠っているのではないか。で、その結果として、感情をめぐっての対立が起きてしまうのではないか。そう思っているんです。
「ある状況下において、どういう感情を持つのが普通か」というときに、普通の人にとっては、それは自明であり、説明不要であり、なおかつ説明のしようのないことだったりするわけです。ところが自閉症方面の人間にとっては、それは必ずしも自明のものではなくて、類推や推論によってようやく「正しい感情」にたどりつくようなものであり、しばしば「普通の人」にとっては不可解で、説明を要するようなものであり、説明を聞いても納得できないものだったりもするのですね。
そんなわけで、普通の人と自閉症方面の人間の間に感情をめぐる対立(「感情的な対立」ではないことに注意。ただし、ほとんどの場合、感情的な対立になっちゃってるんだけど)が起きたときに、自閉症方面の人間は沈黙せざるを得ないのね。自閉症方面の人間が「私はこう感じた」と言っても、普通の人に「そんなの変だ」と言われたら、そこで議論は終わってしまうんです。
普通の人が障害者を見て「可哀相だ」というのに対し、自閉症方面の人間が「『障害=不幸』みたいな短絡的な発想は間違っている」と言ったとして、「じゃあ、あなたは可哀相だと思わないのか?」と言われちゃうと、本当に返す言葉がない。
普通の人にとっての「感情」というのは、むしろ「動物的な衝動(アージ)」ともいうべきものであり、自分の「感情」を「飼い馴らす」ことで社会に適応してきた自閉症方面の人間にとっては、直接自分の中からわき上がってくる感情というのは、「浅い、動物的な感情」だという部分があるように思うんです。
自閉症方面の人間が一般的にいって倫理的だというのには、つまり「外にある規準」に照らしてみて、「こう考え、こう感じるべきだ」という形でしか、自分の感情の正当性を主張できない、という理由がありそうに思うのね。
で、「感情を飼い馴らす」訓練をする必要がなかった普通の人は、自分の感情を意識化するのが苦手だというのがあります。逆に、そういう訓練を積むことで世の中に適応してきた自閉症方面の人間は、普通の人がいう「感情」を社会的なレベルで消化してからでないと表現できないので、普通の人から見ると「感情に乏しい」ように見えてしまうのだと思います。
普通の人は、自分の鬱積した感情を相手にぶつけようとします。で、それが相手にちゃんと伝わっていないと感じると、イライラしてさらに相手に感情をぶつけます。ところが、「耳塞ぎ」の話にもあったように、自閉症方面の人間は、そういう「外からの異質なもの」が入りこんでくるのがとても苦痛だったりなんかするわけですね。で、防衛機構によってその「感情」をなんとか解消しようと思うのだけど、そうするとまた次の攻撃がきます。
これって相当に不毛な状況なんですよね。
コミュニケーションの基本は、「情報を伝えることで相手(の状態)を変え、その結果として相手の行動を変えること」です。で、普通の人は「感情的な軋轢」というのは、相手の心の深い部分に根ざしているものだと考えるものだから、「感情対感情」のレベルでコミュニケーションを計ろうとするわけです。
だけど、自閉症方面の人間にとって、普通の人がいういわゆる「感情」っていうのは、知識とか論理とか認識のレベルの話なわけですよ。そんなわけで、「気持が伝わらない」という歯がゆさ、じれったさ、あるいは怒りを感じてしまうわけです。
そんなわけで、「じつはこれこれこういう事情があるのだけれど、ひとつこういうふうに考えてはもらえないだろうか」みたいな説得は、自閉症方面の人には効きそうに思います。いわゆる「三方一両損」の話みたいなもので。
とはいえ、あれには「三方一両得」というバージョンがあります。つまり、奉行が三両のうち一両を貰って、残りをそれぞれに一両づつ渡す。金を受け取らないと言った方は、戻ってこないはずの金が一両戻ってきて一両得、金を返すと言ったほうは、全部返すはずのところが手元に一両残って一両得、奉行は一両懐に入って一両得。
こうした「パラダイムの組替え」というのはなんとなくごまかしのような印象があるのですけれど、「ものは考えよう」という言葉も、世の中にはあります。
この話、続きます。
(Maria)
お久しぶりぃ・・・・なんですが、タレイヌです。
こうもりさん、オフ会、定期開催、いいですね。ミグさんも頑張って下さい。
ところで、ASのお子さんの「母」達に、ボランティア先での講演会をお知らせしたいと思っているんですけれど・・・・・??・・・・いいでしょうか??
(タレイヌ)
あんく wrote:
>浮舟の君さん wrote:
私自身、ハンドル名にこだわっていますが、プライベート用と公式用(不特定多数の人が出入りするサイトなど)と分けております。
本来のハンドル名はRosamondeです。最近、このRosamondeの使用が問題になって来ました。Rosamondeと言う名前がセキュリティー上都合が悪くなって来たので、もう一つ名前を使う事にしました。
ですから、『浮舟』か『Rosamonde』で大丈夫です。ここではRosamondeで安全である可能性が高いので、『浮舟』か『Rosamonde』のどちらかで使うと思います。
言葉ってやはり難しいですね。特に日本語独自のファジーな感覚はいまだに分かりません。その点まだ、外国語の方が使いやすいです。
では。
平成十三年十二月二十八日(金)の産経新聞夕刊より。
再就職支援会社「日本ドレーク・ビーム・モリン」(日本DBM)は、二万人の失業者の再就職を手伝い、ほぼ百パーセントが就職に成功。しかも八割が四十五〜五十八歳というもっとも再就職が難しい年齢層だという。で、同社の再就職のノウハウというのは以下のようなものだそうである。
●職務経歴書を作る
(これはあたしの個人的な意見だけど、自分を「商品」と思ってプレゼン資料を作るくらいのことはしてもいいかな、と思う)
●名刺を作る
(たぶん写真とかが入っていたほうがいいと思う。珍しい名刺というのもけっこういい。捨てずに取っておいてもらえるから)
●人脈をフルに活用する
地縁、血縁、かつての取引先でも、自分に好意を持ってくれる人に「情報だけでいいのでお知らせください」と言って回る。日本では「迷惑をかけたくない」とか、「失業しているんを知られたくない」と敬遠されるが、アメリカでは個人的人脈で職が決まるのが八割ほど。なにより、人の紹介なら競争率が低い。
(とはいえ、かつて在職していた会社が迷惑をかけた取引先とか、義理にからんで受けた仕事がポシャって大損こいたりとか、いろいろあったりするからな(-_-;))
●ダイレクトメールを送る
職務経歴書と自分の売込み文を入れたダイレクトメールを就職したい企業に片っ端から送ってみるのも一つの手段。三パーセントぐらいの確率だが、万が一反応があった場合は八十パーセント以上就職できる。
実際に651通を出しつづけた男性は561社めで面接を勝ち取り、就職できたという。
(就職じゃないけど、日本語処理システムやステレオグラム本の企画の売込みでは実際に試していい成績をおさめています)
同社のチーフコンサルタントによれば、「再就職には求職者の失業後の波打つような不安定な精神状態を立直し、サポートしてくれる家庭や仲間が重要な要素です。なぜなら自信喪失した、暗い中年男を採用する会社はないからです。まずは自分が会社で二十年やっていた業績を振り返り、自信を取り戻すことが大切」とか。
うーん、自信はたしかに重要だけど、業績となるとちょっとな(-_-;)。なにが「売り」かというのは明確にしておく必要はあると思うけど。
参考になれば、と思います。
(Maria)
こうもりさん、こんばんわ。
久しぶりの書き込みなので、なんだかキンチョーします。
私自身の仕事が忙しくなったり、身内がけがをしたりと
バタバタしてしまって
なかなかネット・カフェに足を運ぶことができずにいました。
早く書き込みしたかったのですが・・・。
あれから彼とはなんとか続いています。
実は今も彼の仕事が終わるのを待ってるんです。
以前よりは距離は近くなったものの
やはりまだまだ困難や理解するのが難しい部分があります。
誕生日プレゼントに自分がカスタムした、
かなり凝ったチェーンメールを送ってきたり。(笑)
私が切羽詰って、
どうしても夜中に彼に会いたくなって
明け方まで仕事終わるの待ったことがあったんです。
疲れてるだろうに会ってくれたのですが、
私の顔を見るなり「ビール買ってきて!2本よ!」と言って、
1人で2本飲んだり。
多分、今、誰にもわがまま言えないし
仕事も決して良い仕事とは言えない職種なんです。
どこかで矛盾を感じているはず。
でも、同僚と必死でコミュニケーションを取ろうと、
彼なりに努力しているのが、最近よくわかるんです。
何度も失敗して、一時は逃げに走ってたけれど。
こうもりさん
こうもりさんにも{こだわり}ってあるんですか?
彼には「靴」へのこだわりが前からあって
凄く気にはなってたんだけど、
ある日「靴を買ってくれ!!」ってしきりに言い出して。
今まで一度も「買ってくれ」なんて言わなかった人が、
突然言い出したから少し驚きました。
結局、頑張って靴を買いました。
本当に、本当に本当に本当に頑張って。
そしたら「今度、うめ合わせするね」とメッセージをくれました。
・・・どういうことなんでしょう?
靴、少し合わなくて痛いのに
「靴は痛いものだ。大丈夫!」って言うし・・・
(あと最近どうも、私の声を録音するのにハマッているみたいです。
だから電話に出ずに留守電にして、 私が声を吹き込むのを待ってるんです。)
また書き込みしますね。
なんかバタバタですいません。
・・・最近、ホントにバタバタしてて、目が回りそう。
Lingko wrote:
>Lingko wrote:
>>メロディ wrote:
>>>Lingkoさんの投稿を見て教科書の説明を見ると
>>>あってるようなあってないような……
>>
>>そうですね。すみませんでした。
>>
>>私が引きこもり経験者というのは、嘘だったのかもしれません。ごめんなさい。
>
>あ、でも。
>
>最初の半年から1年半くらいは、あんまり外には出られなかったりもしたので、その間に関してだけは、引きこもりと呼んでもよい状態だったとは思います。
>
>だから、「自分で回復を目指そうとした回復期で躓いて異常に長引いてしまった」時期を引きこもりに含めたら嘘になってしまうのかもしれませんが、私が経験者であることは本当だったかもしれないです。
Lingkoさんの引きこもり体験のことを否定してるのではなくて
むしろ教科書の書き方に疑問を感じたので書いただけです。
説明が足りなくてごめんなさい。
引きこもりというのも個人差が大きいものであると思うので
教科書の定義はあまりにもひとくくりにしすぎているというか……
そんな感じがしたのです。
Lingkoさんの場合も引きこもりで合っていると私は思います。
(という書き方も変でしょうか?)
Lingko wrote:
>メロディ wrote:
>>Lingkoさんの投稿を見て教科書の説明を見ると
>>あってるようなあってないような……
>
>そうですね。すみませんでした。
>
>私が引きこもり経験者というのは、嘘だったのかもしれません。ごめんなさい。
あ、でも。
最初の半年から1年半くらいは、あんまり外には出られなかったりもしたので、その間に関してだけは、引きこもりと呼んでもよい状態だったとは思います。
だから、「自分で回復を目指そうとした回復期で躓いて異常に長引いてしまった」時期を引きこもりに含めたら嘘になってしまうのかもしれませんが、私が経験者であることは本当だったかもしれないです。
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