アスペルガーの館の掲示板(旧)
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こうもり wrote:
> 保護や支援を得るためには自由が制限されてしまう…。この代償に耐え
>ることはできるかは大きな問題です。
けっきょく、わたしは多少の不便さがあっても自由を選んでしまったの
であった。
とりあたま wrote:
>未だに、右も左もお箸をちゃんと持つこともラジオ体操もできま
>せん。ものすごく土地勘いいくせに(たとえ国外でもその気にな
>ったら行けない場所はないです)。そのくせ自分のいつもの道順
>をはずれると帰りはどうしていいのか分からなくなって迷子とい
>うか途方にくれます(居場所は分かっているけど帰れない)。
>行きはよいよい、帰りは怖いです。
>順番や道順が自分の決めたとおりに進まないと
>一人だとものすごい混乱がおそいます。
>だいたい自分で順番を決められません。
>でも人の決めた順番どおりにもできません。
>困ったものです。
>だから精神病院でも突如として
>「とりあたま的」お片づけ衝動がおこると大変でした。
>その分類方法は他の人には謎で、余人の追随を許さない
>行動が多かったです。やれやれ。
>今少し状態が悪いので、たくさん人がいるとパニック障害を
>起こして、発狂します。
>病院でも、食事を配膳室でしゃがんで食べてたり。
まずは退院おめでとうございます。
まだ本調子ではないだろうと思いますので、できるだけ緩やかな環境に身をおくようにして下さい。あとお医者さんからもらったお薬はきちんと飲んでください。副作用を早く発見するために、何か体調に変化が出たら記録をとると良いでしょう。
自閉症スペクトラムかどうかということは、専門家の先生(児童青年精神科)の診断を受けないと分かりません。ただとりあたまさんの場合は、どちらかというと、言語性の障害よりも動作性の障害が重いタイプであると思われます。
「お片づけ」衝動には、SSRI(セロトニン再取り込み阻害剤)が効くかもしれませんが、現在服用されている薬の種類によっては、すぐには服用できない場合もあります。
Mariaさん wrote:
> 自閉症方面の人間は律儀なんだよぅ。「こうやれ」って描いてあったらその通りやっちゃうんだよぅ。律儀なんだよぅ。融通がきかないんだよぅ。ひどいよぅ。ひー。
描いてあったわけじゃないけど……
小6の社会の時間に日本地図の色分けという課題があったのだよ。地図帳の上に薄い紙をのせて赤鉛筆で輪郭(全体と各県の)を描かねばならなかった。
たいていの子は時間中に終わったね。終わらなかった子は宿題として家に持ってかえった。わたしはその日の真夜中までやっても、国の輪郭すら描き終わらなくて泣き出したのさ。
なぜかって? 輪郭の細かい凹凸のひとつひとつまで、息を詰めるようにして正確に描き写そうとして真剣に取り組んだからさ。
母は、夜中までかかるような宿題を出すなんてと教師に文句を言ったらしいが、逆に「あんなものは30分で終わるはずですよ」と怪訝な顔をされたそうだ。
地図の輪郭なんてものは“おおざっぱに”写せばいいものなのだそうです。
最初に“おおざっぱに”なんて言われた記憶はないぞ……。
やらないのに
「やれない」と言う人
やれないのに
「やらない」と言われる人
やれたら幸せ?
やれないから不幸?
やれるから不幸?
やらないから幸せ?
誰だって幸せになりたい
だからやりたい
だからやりたくない
やればやる程
昇って行くこともある
落ちて行くこともある
我は人間なりや?
我以外は人間なりや?
我は何処より来しや?
人間は何処より来しや?
触らんとすればすり抜け
目前に見えし物は彼方なり
漂う香りが鮮やかなる色となり
傍らの声が肌を這い回る
異世界の各々の偶然が
重なり合いて作られし
人間の世界
異世界より逸した部分を
寄せ集めて作られし
我が世界
はじめまして
なんだかよく分かりませんが
1年半にも及ぶ精神病院生活の後にたどり着いたら
あらら結構仲間っているぢゃあないの。
って思って書き込んで出しちゃいました。
ずーと自分の考え方が世間とは違うのは自分が悪いからだぁって
思ってたんですよね。
どうもそうではないらしい。
単に「心の認知機能」が他の人とずれとるだけだ。
と最近認識し、めでたく退院となりました。
いやあ
幼い頃は同世代とほとんど口が利けなかったり
いじめたおされたり大変でした。
うちの母は養護教諭の免許を持っているくせに
まさか自分の娘が・・・・・
と、精神科の先生に云われても云われても
なかなか受け入れられなかったようです。
人からは
「何であんた人が出来んこと出来て、人が出来ることが出来んの」
と言われ続け。「あんたは面白いけど、あんたにはなりたない。」
とよく言われます。
未だに、右も左もお箸をちゃんと持つこともラジオ体操もできま
せん。ものすごく土地勘いいくせに(たとえ国外でもその気にな
ったら行けない場所はないです)。そのくせ自分のいつもの道順
をはずれると帰りはどうしていいのか分からなくなって迷子とい
うか途方にくれます(居場所は分かっているけど帰れない)。
行きはよいよい、帰りは怖いです。
順番や道順が自分の決めたとおりに進まないと
一人だとものすごい混乱がおそいます。
だいたい自分で順番を決められません。
でも人の決めた順番どおりにもできません。
困ったものです。
博物館でバイトしてた頃は倉庫とかで一人でこもって
資料の分類とかしてるの好きでした。
ミイラとか骸骨とか同じ部屋にもいたけど気にならず
静かななかよしぐらいに思ってました。そんで使い古された
生活道具の資料を一人でせっせと分類して整理してお片づけ
してました。
今から思えば、あれが一番自分にあって多仕事だったと
思います。
だから精神病院でも突如として
「とりあたま的」お片づけ衝動がおこると大変でした。
その分類方法は他の人には謎で、余人の追随を許さない
行動が多かったです。やれやれ。
今少し状態が悪いので、たくさん人がいるとパニック障害を
起こして、発狂します。
病院でも、食事を配膳室でしゃがんで食べてたり。
まあそんな感じ
だもんでしばらくは世間からお休みして
自分にあったテンポと方法で生きていこうかなーと
思ってます。
ではでは
Mariaさん wrote:
> そしたら、例では、完成図は実線、被験者が描く線は点線で描いてあったのね。
>
> 八歳四か月のあたしは、わざわざ点線でつないでおったのどした(T_T)。ひー。
>
私、「黒板を写せ」って言われて、書いてある字を白抜きで書いてノート塗りつぶしたわ。
掃除をしていたら、小学校二年生のときにやった知能検査の結果が出てきました。
その中に、「点図形」という問題があって、4×4の格子点を、完成図と同じように線でつないでゆく問題があったのね。
そしたら、例では、完成図は実線、被験者が描く線は点線で描いてあったのね。
八歳四か月のあたしは、わざわざ点線でつないでおったのどした(T_T)。ひー。
どうせだったら、完成図は二本線、被験者が描く線は一本線かなんかにしといてくれればよかったのに。自閉症方面の人間は律儀なんだよぅ。「こうやれ」って描いてあったらその通りやっちゃうんだよぅ。律儀なんだよぅ。融通がきかないんだよぅ。ひどいよぅ。ひー。
知能検査というのは、知能を計る以前に、「何をしたらいいのか」を理解できるかどうかが試されるということがわかります。
なお、いちばん成績が低いのは、点図形以外だと「絵系列」でした。何枚か絵が並んでて、それを時系列に沿って並べるやつ。ああっ、自閉症だ、自閉症だぁ!
……今見ても、人間がかかわってるのってだいたい「うーん」と考えこんじゃうもんな。
顔を洗って→ご飯を食べて→学校へ行く
とか、
振りかぶって→投げて→打つ
とか、
春→夏→秋→冬
とかいうのは、いけません。
芽が出て→花が咲いて→実がなる
とかいうのはいいんですが。もちろん、
赤ちゃんが→大きくなって→学校へ行く
みたいなのは、OKです。
大根を料理している絵・主婦が買物籠に大根を入れて歩いている絵・畑に大根が育っている絵
が並んでる問題だと、
畑で育った大根が→買われて→料理される
と疑いようもなく考えてから、
「そうか、
畑に植えてある大根を→買ってきて→料理する
という発想のほうが普通だな」
と、改めて思ったりしました。
なお、もう一つ「異類図形」というのの成績が低いのね。つまり、「なかまはずれ」を捜すもの。なんでだろお、と思って問題を見ていたら、わかっちゃいました。
Q.飛行機・自動車・蒸気機関車・電車のうち、なかまはずれは?
A.電車。エネルギー源を内蔵していない。(正解は飛行機。空を飛ぶ)
Q.電燈・蝋燭・懐中電灯・目覚まし時計のうち、なかまはずれは?
A.電燈。エネルギー源を内蔵していない。(正解は目覚まし時計。照明器具ではない)
Q.鉋・信号ラッパ・金槌・鋸・ペンチ
A.ペンチ。可動部分がある。(正解は信号ラッパ。工具ではない)
Q.バリカン・切り出し小刀・西洋剃刀・眼鏡・鋏
A.切り出し小刀。可動部分がない。(正解は眼鏡。刃物ではない)
かばん・本棚・事務机・椅子・箪笥とかいったら、今でも「椅子」とか答えちゃいそうだもんな。「ものがしまえない」。あるいは、万年筆・ポケットナイフ・筆・鉛筆・ペンなんていうのも、「鉛筆」とか答えそうです。「使うと減る」。
あらためて、知能検査の意味というものに疑問をもってしまったあたしでございました。まる。
(Maria)
てらば wrote:
>クビになったんだけど、今まで仕事していた中でうまく行ってた方だから
>出きれば戻りたい。
公社化の影響で来年4月に郵政事業に民間企業が参入してきます。もし
かするとと民間の宅配会社に郵便局と似たような部署ができて、人事採用
があるかもしれませんよ。
武田好史さん wrote:
> ただしこの手帳をもらうと、医療系を中心に『欠格条項』に引っかかる
>し、企業に就労を拒否される場合もありえます。また車の運転ができなく
>なる可能性もあります。
> そこらへんを慎重に考えてください!
保護や支援を得るためには自由が制限されてしまう…。この代償に耐え
ることはできるかは大きな問題です。
武田好史 wrote:
>てらば wrote:
>>以前「精神障害者保健福祉手帳」が高機能者に当たる県があるってことを聞いたんですけど、
>>どこの県でしょうかね?
>>
>これはどの都道府県でももらえるようです。ASは、精神障害者保健福祉法の第5条が言うところの「精神病質その他の精神疾患」に、該当しているという解釈に基づくようですが…
ただしこの手帳をもらうと、医療系を中心に『欠格条項』に引っかかるし、企業に就労を拒否される場合もありえます。また車の運転ができなくなる可能性もあります。
そこらへんを慎重に考えてください!
その子は小さかった。
体はまるでパンダの赤ちゃんのようにくにゃくにゃだった。
その子は車椅子に乗っていた。
その子はおしゃれだった。
髪は茶髪で玉虫色の飾りのヘヤーバンドをしてピンクのジャンバーを着ていた
その子はあえいでいた。
暑すぎる春風と強い日光と乾燥の中で。
お母さんが心配そうに彼女を見つめていた。
その子は笑った。
お祭りのアトラクションの音楽を聴きながら。
心のそこから「楽しい!」と手を動かしてアピールした。
私は心の中で言った。
「来年もまた会おうね!」
てらば wrote:
>以前「精神障害者保健福祉手帳」が高機能者に当たる県があるってことを聞いたんですけど、
>どこの県でしょうかね?
>
これはどの都道府県でももらえるようです。ASは、精神障害者保健福祉法の第5条が言うところの「精神病質その他の精神疾患」に、該当しているという解釈に基づくようですが…
クビになったんだけど、今まで仕事していた中でうまく行ってた方だから出きれば戻りたい。
>僕は精神の手帳は持っていません!
すみませんでした......
>療育手帳も先月申請したばかりで、まだもらえるかどうかも分かりません。
もらえると良いですね。
以前「精神障害者保健福祉手帳」が高機能者に当たる県があるってことを聞いたんですけど、
どこの県でしょうかね?
とにかく、高機能者が手帳をもらって様々なサポートを受けられること日が来る事を願ってなりません。
てらば wrote:
>「精神保健福祉手帳」を持ってる武田さん、あおびさんがうらやましい限りです。
>私も精神科に通っているし、パニックになるとぎゃあぎゃあ叫ぶから、
>そういう手帳があっても不思議じゃないとは思うけど....
>
>お2人さんはどちらのお住まいですか?
僕は精神の手帳は持っていません!
療育手帳も先月申請したばかりで、まだもらえるかどうかも分かりません。
Maria wrote:
>某院生さん wrote:
>> 「ノーマリゼーション」というのは、現実の捉え方の「画一化」ではなく、一人一人の現実の捉え方を「真実」として受け入れて行こうとする運動なのでしょうか?
> 人間は誰しも怪我をして手足が使えなくなったりするわけだし、妊娠したり年を取ったりして動作が不自由になったりもするわけです。で、社会のすべての人間はそうした人々と家族関係・友人関係・職場関係その他もろもろ(中にはスティービー・ワンダーやレイ・チャールズの音楽が好き、程度の関係もあったりするわけですが)の関係によって潜在的・間接的につながっており、社会に属している人間は、すべて(社会の一部としての)「障害」を抱えている、と言えるのね。
> で、その中で軋轢が起こっている。その軋轢を、双方の歩みよりによって解消してゆきましょう、というのが“normalizetion”なんです。
むしろ日本では、『バリアーフリー』とか『ユニバーサル・デザイン』といった言い方のほうが、ポピュラーだと思います。
> たとえば、水栓(水道の蛇口)やドアノブをレバー式にすることによって、握力のない人、片腕しか使えない人でも操作することができるようになります。
> ただ、混合水栓の場合は、どっちに回すとお湯が出てどっちに回すと水が出るのか、上げると水が出るのか下げると水が出るのか、とかいった操作を統一化しておかなければなりません。目が不自由な人が水栓を操作したらいきなり熱湯が出て火傷した、とかいったら困るわけです。
> そのためにも、水栓の操作方法を統一化しておくことが必要になってくるし、操作する側もそれに対応してどうしたらいいのかを身につけなければなりません。そうやって双方が歩み寄ることで、軋轢を解消してゆくのが“normalizetion”です。
>
もう一つの具体例を示します。草木を育てる園芸といえば日本ではまだまだ趣味・娯楽・道楽といったイメージが根強いのですが、米・英国などの欧米では、もう本当に生活の一部であり、庭やベランダをガーデニングするのはあたりまえというほどの幅広い市民権を得た文化です。
日本で分裂病のことを書いた本の中には『分裂病の人に農業的なことはむきません!』と書いてありましたが、アメリカでは1798にベンジャミン・ラッシュという人が『土いじりは精神病患者の治療に効果的である』ということに気が付き、そのことから園芸によって心のケアをしていこうという『園芸療法』の活動が始まりました。
第二次大戦後、戦争で心身に傷を負って帰還した兵士の社会復帰のため、園芸療法が注目を集め、療法士が個々の障害の程度に応じたユニバーサル・デザインの道具を開発し、それがきっかけで車椅子の人でも園芸が楽しめるようになりました。
1955年にはミシガン州立大学がこの分野での初めての学士号を授与しました。
1952年にデンマークで生まれたノーマライゼーションの思想が世界に広まっていくと、これまで『リハビリ』『娯楽の提供』『職業訓練』といったマイナー意味合いが強かった園芸療法に、『みんなが楽しめるような庭園の創造』という確固とした使命ができました。香りのあるハーブ類や特徴的な触感を持った植物を植えたり水の音を出すような志向を凝らした『視覚障害者のための庭園』がイギリスでできたり、車椅子の人でも楽しめる庭園も作られるようになりました。精神障害・知的障害の人たちの中には、療法プログラムで園芸に関心を持ち、それを生きがいにするようになり、園芸関連の企業に就労したという人もかなりいるようです。
「精神保健福祉手帳」を持ってる武田さん、あおびさんがうらやましい限りです。
私も精神科に通っているし、パニックになるとぎゃあぎゃあ叫ぶから、
そういう手帳があっても不思議じゃないとは思うけど....
お2人さんはどちらのお住まいですか?
あおび wrote:
>
>僕は武田さんのおっしゃったことを満たしています。僕は『精神障害者保健福祉手帳』も持っています。それに、現在でも、精神科デイケアにも通っています。その点では条件を満たしていると思いますが。
それならば万全です。安心して行ってきて下さい!
訓練が始まるのは、毎日9:20からと早いです。早起きをして散歩に出るなど、朝体を動かす習慣をつけておいたほうが良いでしょう。
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