アスペルガーの館の掲示板(旧)
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新しいアスペルガーの館の掲示板
挧さん、こんにちは。
>職場ではなんとかやっていけてます。
何よりですね。
>いちばん痛感するのは「コノテーションが通じない」ということですね。
>私の言った一言一言が、予想外の含意をもって受け取られてしまう。
>たとえば、客観的な事実を言っただけなのに、指示・命令と受け取られてしまう。
「このてーしょん」って何かとyahoo!辞書検索してしまいましたよ(笑)。
「言外の意味」「含意」という意味があるようなので、それで良いのでしょうか。
はぁ、勉強になりました。
それはともかく。
まあ、よくあることですよね。それで、訂正のタイミングを逃すと、誤解されっぱなしになるんですよね。仕事場では通じるのに、特にご家族に限って悪意に解釈されてしまうことが多いんでしょうか。
>多分私の両親にも、私と似たような傾向があったのだと思います。
>そういう家庭しか経験せずに育ってきてしまったような気がします。
>たまたま、妻や義父母はぜんぜん正反対の性格なので、私のことが宇宙人のよう
>に見えるのでしょう。
とのことですが、どんなに家庭観・家族観が違っていても、結婚して子を持つなら、自分にとって家庭はどういうもので、どうして行きたいか、お互いの意向をハッキリさせて打ち合わせておくべきだと思うんです。
私事ですが、私の父は親の愛を知らずに育ったそうです。そのため、家庭がどういうものか、「普通の」親は子供に何をしてやるものか、よくわからなかったようです。父は子供相手に本気でむきになったり、親らしい愛情を示せなかったり、その他色々、家庭人としては問題のある人でした。
アルコール依存症の父は、酔って、家族が思い通りにしてくれないとよく「これじゃ夫婦(家族)じゃねぇじゃねえか」と言いました。しかし、その場合父が言う「夫婦(家族)」は、父にのみ都合の良い勝手なもので、それがかなわないことがよけいにストレスになったようです。私達が何度「それが家族なの?違うよ」と言っても、「普通」の家庭を知らない父には理解できなかったようです。
私は「父はどうして家族の何たるかを知らないのに家族をつくったんだろう。どうせそれも、家族を持つことで生じる義務などもわからないくせに、虫の良い勝手な期待だけ持ってたんだろうな」と思いました。
私は、父に対してだけでなく、両親が、自分達の築く家庭について何の打ち合わせもしていないことにあきれました。
だから私は、どういう家庭にしたいか常に夫ときちんと話し合いを持って行くつもりです。
抽象的なことだったら、帰って来てほっとする家庭にしたいとか、具体的なことだったら、ひな祭りとかクリスマスとかの年内行事はしっかりやろうとか、色々話しました。
そういうことはなさってみましたか? その話し合いすらもうまく行かないですか?
>「夫婦論・父親論」みたいな本を眺めてみても、いちばん基本的なことが書いていないと感じます。「そもそも父親であるとは何をすることか」「父親の義務は全部でどれだけあるのか」とか。
多分「普通」の家庭に育った人は、意識もせず「普通」にやっていけるのでしょうね。
ひょっとして、その共通認識をうまくつかめないから、ASではないかとお思いになったのでしょうか。
困ったときに意見を聞いたり具体的な相談が出来る人をつくった方が良いのではないでしょうか。奥さんが一番いいんですけどねぇ。良ければ、私が一緒に考えて行くことができるものもあると思いますが。
>私にとって、対人関係について、実際の対人関係から学ぶのは難しすぎる。
>心理学の本で勉強したほうが理解できる。
大抵の人が情や習慣で処理する部分を頭で処理しようとしているのが、ご家族には、愛情がないとうつるのかも知れませんね。もしASと診断されたら、多少理解は得られるかも知れませんね。
やすみさん、こんにちわ。
> ここに書き込まれたということは、ご自分がASではないかと疑っていらっしゃるのでしょうか。
> 会社ではうまくやれているんですか?
職場ではなんとかやっていけてます。理屈が通用する世界は安心できます。
でももう歳だし、人の上に立つ仕事をまかされてしまったら破綻するかも…
> 「何気なく言った一言でいつも口論に」というのは、どういうことでしょうか。
いちばん痛感するのは「コノテーションが通じない」ということですね。
私の言った一言一言が、予想外の含意をもって受け取られてしまう。
たとえば、客観的な事実を言っただけなのに、指示・命令と受け取られてしまう。
> これは、ご自分自身、いわゆる普通の家庭で育ったのではないということを意味しているのでしょうか。
多分私の両親にも、私と似たような傾向があったのだと思います。
そういう家庭しか経験せずに育ってきてしまったような気がします。
たまたま、妻や義父母はぜんぜん正反対の性格なので、私のことが宇宙人のように
見えるのでしょう。
> 何か参考になる本とか、本当にないのでしょうか。私も子供が居ますが、
>親としての振る舞いというのは難しいもので、経験的なベースがあるのが一番良いと思うんですが、
>それがない場合、やっぱり相手(ご家族)をよく見て、話を聞いて、
>さらに他のお父さん達の体験談などもお聞きになってみたらいかがでしょうか。
>自分と何が違うのか、わかるかも。育児関係のHPもたくさんありますし。
「夫婦論・父親論」みたいな本を眺めてみても、いちばん基本的なことが書いていないと
感じます。「そもそも父親であるとは何をすることか」
「父親の義務は全部でどれだけあるのか」とか。
私にとって、対人関係について、実際の対人関係から学ぶのは難しすぎる。
心理学の本で勉強したほうが理解できる。
自閉症カンファレンス、DPI、ATAC、なんかATACが一番空しかった。毎回、アスペの事、そっと触れながらシカトするのやめて欲しい。悔しい、、。確かに重度の方と別の意味で非常に難しいけど。SSTでもコミュニケーションボードでも確かに不足なのだけど。感覚障害、過敏の方のお話、今回は残念ながらなかったです。と思います。
LuLuさんもうやめといたほうがいいよ
ここは人の気持ちより、文章の書きかたやら手続きやらの方が大事な人が集まってるんだからさ
ひま人がリンコさんの本の感想を述べておられてので、わたしも感想の感想など……。わたしにはどうも苦手分野の本というものがあり、たまに海外のASの人の自伝なども読みますが、読むのがつらく、結果その手の本はあまり読んでいないのです。『教えて・・・』も読めるかどうか……。
本というのは誰もがその人の立場から発信するものであり、ひま人さんがリンコさんの本を楽観的に過ぎると見るのはひま人さんとリンコさんの立場が違うからであり、ひま人さんが本を書いたら逆に悲観的に過ぎると思う人もいるかもしれません。今回取り上げた本に限らず、おおむね出版物は結局成功した人が書くものだと思います。本を書くに至らない一読者は読まれることのない自分の本を自分の心の中に書いていくものではないでしょうか。または、この掲示板など……。ひま人さんの辛口の投稿は、ちょい落ちこぼれ感の強いわたしの心になじむものがあります(笑)。
さっき入手したニキ・リンコさんと岡野医師の対談形式の共著「教えて私の『脳みそ』のかたち」をざっと通読しました。とりあえずの感想を書いておきます。
なお、小生はADHDと薬については詳しくないので、これらについては触れません。また、枝葉末節についてこだわるときりがないので、気になった点だけ書き込みます。
得意なことと苦手なことについて。
目についたのが、リンコさんの、世間一般の、得意なことを伸ばそうとせず、苦手なことを克服することばかりに重点を置く、という考え方に同調せず、むしろ得意なことを伸ばしていくことにエネルギーをつぎ込むという方法でやるようになったこと。そして、その効用についての若干の記述でした。
こういう考え方は以前に彼女のサイトで読んだことがあるし、十分検討する価値があると思う。また事実、学習効率と能力向上という点からすれば、苦手なことを克服することよりも、得意な分野を伸ばすほうがはるかに効果的であることは疑問の余地がない。
それにもかかわらず、このアイデアに全面的に賛成する気にはならなかった。
人間の生きていく上でのさまざまな適応上の諸能力と、それをいかに克服するかという課題、これらのファクターを現実的にいかに無難に分配していくかという、政治判断的な問題なのである。たしかに一理あるが、かといって、くる日もくる日も四六時中得意なことばかりにかまけていくというわけにもいかないのではないか。それと、現実的に、不得意な領域とかかわらずに生活していくことが、その指向性は尊重するとしても、どこまで実現可能なのか、そのことから目を背けてはいけない。結局のところ、両者の考え方のぶつかり合いにこそリアリティーあり。
ADHDがメインになっているので、ややピントがずれるかもしれませんが、全体的に能天気過ぎるというか、負の側面にあまり光を当てていないということも気になります。いやみな言い方になってしまいますが、リンコさんのような才能のある人はともかく、一般論としてそんなに悠長なものではないのではないでしょうか。
翻訳業というのはかなり特異な職種で、しかも聞くところによると必要な能力は英検超一級(こんなものはないが)くらいだそうです(一級でさえ難しいのに、とても手におえない)。患者がそのハンディーの代償として才能が与えられるという保証もないし、かりに特定の分野での才能や技能があったとしても、収入を得るためには社会や消費者にその需要があり(社会に役に立つかどうかは二の次の問題)、しかも職務の遂行のために必要とされる他の諸能力を満たしていないといけない。
これらのファクターも含めて考えてみて、はたしてどうなのでしょうか?
さいごに、細かいことにこだわるようですが、「ディープな質問」についての寸評を少々。
「現代社会では、言語性知能が高い人が有利か?」について、
「言語性知能が高くて動作性知能が低い」ということと、「右脳に障害がある」ということは、無関係ではないにしても、完全に重なるわけではない。それと同時に、メディアを使ってのコミユニケーション能力、言語性非言語性の能力とが、そんなに単純に対応するものなのかどうか。
その次の「子どものもつ発達的特徴〜」についても。
同様にことを単純化し過ぎてはいないか? それと言語性能力のあまり高くない生徒が高学歴をあきらめて早めに現場に行ってしまうというのも、これはこれで必然性があるように思う。こういう分野があまり評価されないことを嘆いたり、工業高校がいわゆる底辺校や困難校と化することを問題視したり、もの作り大学を創設して現場の空洞化を阻止しようというのも、その発想はともかくとしてさほど効果を上げないと思う。製造現場と学校や大学というシステムとはなじまないし、よく言われるように、そんなことをする暇があるなら現場に行ったほうがいい。
結語。全体的に実感の薄い書物であった(失礼)。
はじめまして。わたしなんぞがレスしていいのかなと思いつつ、書かせていただきます。
挧さん wrote:
>何気なく言った一言でいつも口論になってしまいます。
>毎晩のように「あなたは人間的にダメな人」と責められています。
奥さまから言われるということでしょうか? 結婚なさってから何年になるか分かりませんが、「人間的にダメな人」と直接ことばでおっしゃるとしたら、奥さまの感情的な経過がかなりあるものと推察します。
まずは奥さまが何に対して不満を抱いているのか、細かいところまでよく聞き出すことが大切かもしれないと感じます。
>話し方にしろ、夫として父親としての振舞い方にしろ、今まで習得する
>機会がなかったのだからこれから習得したいと思っているのに、
↑この考え方は、もっともなものだと思います。時間がかかっても当たり前というくらいのスタンスで良いと、わたしは思いますが。ご自身のことばで奥さまに説明なさいましたでしょうか? 思っているだけでは相手に伝わらない場合が多いと考えます。
>書いたものもないし教えてくれる所もない。そして、周囲からは
>「人格の問題だから自分で直すしかない」と言われる。
>なんか八方塞がりです。
視点を変えてさまざまな角度から自分というものを観てみるという感覚をたくさん積み重ねていくと、他者の視点ばかりに惑わされなくて済むようになるかもしれないという気がします。(少なくともわたしはそうするように心がけてはいます)
すみません。混乱なさるかもしれないと思いまして、補足しておきます。
「嫁さんがいればバリバリ働いちゃう」も「財力があれば仕事はしない」も、どちらも現実に近づける努力をしなかったという点で夢想あるいは空想の域を出ません。読み流していただければ幸いです。
現実に対処するにはまだまだ力不足を感じています。
疑問形があったので、少しだけ書きます。
オレンジケーキさん wrote:
>あさかぜさんのAS度は、ごくごくわずかなのでは、とお察しします。
さあ、どうでしょうか……。個人的にはASの度合いを重要視していません。実生活上の困難や不安がどれだけあるかのほうが優先度が高いと考えています。もしかしてASが重度であったとしても、周りの環境によっては生活の困難や不安が少なくてすむ場合も、人によってはあるだろうと想像することができますので。
>人と接するのが恐いと感じる事はありませんか?
地球上の生き物のなかでは最も恐ろしい存在だと思っています。と同時に最も身近でもありますので、観察するのには適しています。←何かの法則を見つけようとか思ってやっているのではありません。観察して情報を蓄積して、それを自分がいかに使えるかを考えてやってみる他に生きのびる方法を知らなかったからです。考えるばかりでやってみることすらできなかったことのほうが多いですが……。
基本的に一人でいることが好きです。実の娘であっても、人がそばにいるということは不確定要素が増えることなので、それだけでもストレスの要因となる場合もあります。
>あ〜、でも何とかもう少し社会性やいろいろな能力を身につけ、人並みに仕事ができればなぁ。。
尊い考え方だと思います。わたしは、もし自分が生活に困らないだけの財力があれば仕事はしないと思います。趣味か自分の好きなことに没頭するでしょう。そのほうがより自分らしいと思っています。
初めて書き込みいたします。皆様、宜しくお願いいたします。
私は、アスペルガー症候群の者です。
独裁カルト勢力の経営する「ハナ信組」に、4300億円もの公的資金が投入されようとしています。これで、北朝鮮の独裁カルト勢力系金融機関に投入される公的資金は、総額で、計1兆4000億円にもなります。
我々に対する福祉政策予算が殆ど無いのに、なぜあのような独裁カルト勢力に税金をつぎ込むのでしょうか?
全ての良識のある軽度発達障害に方々、今こそ、怒りの声を上げるべきでです。
拉致問題活動家の中には、我々の仲間もいます。ある活動家の方は、昔、自閉症のために特殊学級に通っていました。
みなさんこんにちはー。
昨日、ちょっと嬉しいことがあったので聞いて下さい。
私、今ファッション系の専門学校生に通ってるんですが、去年アスペによる破綻で、
しばらく休学させてもらって、異例の留年という形にしてもらいました。
なので今は1年生です。
うちの学校は課題がかなり多くて、基本の洋服を自分で一から製作したり、
そのレポートを書いたり、デザイン画や色彩学、西洋服装史など、
それぞれ不定期に課題が出ます。
私、アスペのわりに(?)手は割と器用なので、縫い物が苦手ではないのですが、
取り掛かるまでに【考えすぎちゃって】人より作業が遅いんですよ。
一番の問題は、私は注意の切り替えがとても苦手なので、【縫い物】から【書き物】
に作業を変えるだけでも一苦労なんです!
だから両方の課題を同時進行するのはほとんど無理なんですよね。
あと、最近気付いたんですが、周りに人がいると(おしゃべりや動きが気になったりして)
全然集中できないし、話を聞きながらノート取るのも苦手です。
そこで私、ちょっと【勇気を出して】、担任の先生にカミングアウトしたんです。
アスペの特徴とか、どのあたりで一番困っているのか話してみました。
そしたら、いつも超辛口の担任が理解を示してくれまして、
私が「縫うのと、レポートどっちを優先すればいいのかわからないんです。
でも、何かを分析したりまとめる方が私は得意です」
と言ったら、「じゃあ、縫うのは後でいいからレポートだけ先にやっていいよ」
って言ってくれたんですよ!
これで同時進行地獄から逃れることができました!
皆さんの中にもこの【同時進行】がほとんど無理な人多いのではないでしょうか?
アスピィの私としては、かなりの負担だったので、【順番に一つずつやっていい許可】
が出てすごく嬉しかったです。
最近、学校に行くのが苦痛になってきてて、そろそろ破綻するだろうなぁ…、
って諦めモードだったんです。
でも、これでちょっとマイペースに頑張れそうな予感がします。
好きな分野(私は服飾とかきれいなもの)の勉強を続けられるのって幸せです♪
以上、カミングアウトの好例をお伝えしました。
オレンジケーキ さん、はじめまして。
そして、優しいお言葉ありがとう!
いつも、終わることのない仕事のことが頭からはなれず
つかれていました。
与えられた仕事をとにかくできることからやっていこうと思います。
本当に、ありがとう!!
やすみ さん、ありがとう!!
今の私には、答えて下さる方がいらっしゃることが
凄くうれしいです。
職場から斡旋してもらえる相談施設があるので
勇気を出してまずそこへ行ってみようと思います。
ほんとにありがとう!
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