アスペルガーの館の掲示板(旧)
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新しいアスペルガーの館の掲示板
シペラス wrote:
>あなたが思うところ、AS周辺の人の『明るい未来』のために、今最優先で『取り組まなくてはならない!』ということは、何ですか??
えっと・・・AS周辺の・・・というのは、ASの本人ではなくて、その人を
取り巻く 回りの人々(家族や職場の人)の事でしょうか?
もし、そうだったら、その人達の明るい未来の為に・・・う〜ん難しい。
ASの本人が、なるべく 周りに迷惑をかけない様に頑張り、また 回りの人に
理解して頂ける様に、話していく事でしょうか・・・
あまり うまく お返事できませんでした・・・すみません。
中1男子の母 wrote:
>そして、同様のトラブルは両手に余るほど経験してきました。
>
中1男子の母さん、はじめまして。
同じような先輩経験者がいると少し安心します。
>息子は小3の頃にはASと判らず、ただただ問題児扱いされていましたので、学校の先生には「お母さんが甘いからその甘さを子どもに利用されている」とまで言われましたが、これで良かったのだと思っています。
それは酷い言葉。教育者とは思えませんね。
幸い、私が悩んでいるのとは逆に、学校の方は落ち着いています。
「昨日だけで暴力事件が7件あったんですよ。1人の子は尖った鉛筆を頬に突き刺せられましたし。最近はテレビの影響か現実と空想の区別がつかない子が増えています。」と言われました。
ただ、規則なので、何度も続くと退学になるようです。
>私が思うに息子は「ASであることとプラス家庭環境(父親と波長が合わないこと等)」が彼の問題行動を増幅させていると思っているので、息子が入院中にどうすれば家庭環境を改善できうるかを主治医と相談しています。
>
やはり父親の対応が大きいですね。
しかし、私も主人を今変える事は不可能なので、悩んでいます。
>これも息子と似てますね。
>以前、敬老の日にお祖父ちゃん(主人の父、当時84歳くらい)への手紙を書いたときに、「お祖父ちゃんの遺骨」といって骸骨の絵を描いたことがありました。
あ〜分かります。
あまり深い意味はない可能性が大きい。お遊び程度です。
言葉を入れ替えて遊んだり、知っている事柄を自己顕示の表現にしたりします。でも、周りは驚きますね。
>主治医の話からは、少人数のクラスの方が先生の目が届きやすいのでよいと言われましたが、普通学校ではなかなかそれは難しいでしょうね。ASのこと等、担任の先生に詳しくお話しされたらいかがでしょうか。
ASの知識はまだまだ浸透していません。現に私は以前ここでも書いたのですが、息子は高機能自閉症だと言われましたが、ASではない、と言われました。心理士の勉強不足だと思います。しかし、ここの掲示板を見る限りでは、あまり変わらないと思います。少人数という意味では、今の学校より、幼稚園にの頃行っていた学校に小中学校があるのですが、1クラス32人くらいで、1学年に1クラスしかありません。しかし、今の学校は学年500人くらいいて、しかも毎年クラス替えをします。息子にとっては落ち着きません。今、とても悩んでいます。また、宜しくお願いします。
菜の花
went wrote:
>「負けるようなおまえなら、認めないぞ。」というプレッシャーがかかっているように、息子さんには思えているのかもしれません。
went さん、レスを有難う御座いました。
went さんって大変だったんですね。周りからの不理解や不理解だけならともかく、そんなプレッシャーまでかけられれば、私なら変になりそうです。
息子がこれに当てはまるかどうかは分かりませんが、そういう可能性もあるかどうかよ〜く考えてみたいと思います。本当に有難う御座いました。
penpen wrote:
>わたしの長男も一番にこだわる子で苦労しました。
>友だちとのゲームは負けるとふてくされて投げてしまうようでした。
>勝ち負けにこだわりすぎるなら同年代の友だちづきあいは無理だと思います。
>ずっと年上の子とつきあうならルールを教えてくれると思うし、お子さんも>同年代の友だちづきあいはまだ早すぎるかも・・・。
penpen さん、こんにちは。
やはり同じ悩みを抱えている方がいると分かり、ホッとしました。
そうかもしれません。同じ年齢の子と遊ぶ事事態に無理があるのかもしれません。考えさせられます。
タレイヌ wrote:
>タレイヌです。
>息子さんの状況、目に浮かびます。
>
レスを有難う御座います。
>小学校3年生頃は、ギャングエイジといわれていて、徒党を組むことを始める年齢。トラブル発生も、ここから2年ほど、思春期直前まで、増えると思います。(思春期に入ると、自己像が見えるようになってくるので、又、別の意味での、内思考的トラブルが発生しますが、現在の状況は、その前の段階じゃないかと思います。)
>
それを聞いて少し先が見えました。
>関係性を持ちたいという周りの子はもちろん、本人にも意向があるのですよね。成長の一つの段階です。
そうなんですね。本当は成長したから出てきた問題なのですが、今の私には大きな悩みです。
>金銭的に許されるなら、家庭教師のような方を。あとは、相談機関の方で、彼の味方になってくれそうな方を、あちこちに、探すとか・・・。
>
家庭教師は息子を怖がってなかなかやってくれる人が見つかりません。金銭の問題ではなくです。
>本人は、一種のジョークのつもりなのかもしれませんね。
多分そうです。彼にとっては何の深い意味もないのです。しかし本当に一般的ではありませんね。
>ペンギンさんのHPが、結構、参考になるかもしれませんね。
ペンギンさんのHPって何処にあるんですか。もし差しつかえなければDMででもいいので教えて下さい。
これからも宜しくお願いします。
菜の花
尻枝R様へ:
貴方は何を言いたいのですか?
丸投げするくらいなら、コメントは御遠慮戴きたく存じます。
経験者は語る…
私も、貴方の御子息様と似たような経験をしたことがあります。
(#18906:Ms.菜の花)
>昨日は、突然息子の学校から手紙で知らせがあり、(中略)息子がゲームを友人としている時に、ずるをしたようで(負けたくないので家でもずるをする事がある)、それを友人に指摘され切れてしまい、相手の子を突き飛ばした時、相手の子の顔が壁にぶつかって傷つてしまったようなのです。
>
>その後も、次の日に先生や友達が突っ込んで何があったか聞こうとして、思い出すとまた切れて、友人を蹴ったりしたようなのです。
(中略)
>今回の事も、彼の友人がずるしたと主張したところから始まりました。負けるのが嫌いだからです。
私もそうですが、貴方の御子息様もプライドの高さを指摘されていませんか?
アスペルガーでは決して珍しくないことです。
(#18906)
>相手を怪我させたいきさつは彼に言わせれば、ずるをしたと言われて怒った時に、言い合いになり、その後相手の子が顔を掴んできたので、突き飛ばしたというのです。
私も小学校〜中学校ではほぼ全校生徒からいじめを受けていました。
私が起こした「傷害事件」というのは、教室から出ようとしたときにクラスメートの数人が体を張って教室の出口をバリケードしたので、私が窓ガラスを軽く叩いたところ窓ガラスが割れ、通せんぼをしていたいじめっ子数名がガラスの破片で最大全治5日間の裂傷を負ったというものでして、小学校・中学校でそれぞれ1度ずつ発生しました。
小学校では、教室の出口を通せんぼされたので腹立ち紛れにドアを蹴っ飛ばしたこともあり、このときもドアが外れて下敷きになった生徒がいました(けが人は出なかったが)。
何れもいじめが原因だったので、窓ガラスを壊した私よりも通せんぼをした生徒のほうがたっぷり叱られるというありさまでした。
私も、窓ガラスを破壊したことはお詫びしましたが、裂傷を負った生徒には「自業自得だ。」とはっきり言い放って、その結果PTAでももめました。
(#18906)
>私が皆さんにお聞きしたいのは、私にとっては彼は私とは全然別の世界に住んでいる人なので、本当はどういう気持ちなのかという事。親としては彼の味方でいたい。
私は、ただ単に物の見方が違うだけだと思いますが、如何でしょうか?
(#18906)
>主人はレッテルを貼る人間で、以前から私に「おまえは放任して怪物を育てている」と言います。今回の事も彼の気持ちではなく、「謝らせろ。もう責任の取れる年齢だろう。自分の責任でしたんだから俺達は関係ない。」と言います。まあ、主人は偽善者で彼の親もそうなので、期待はしていませんが、私はもし息子の為なら別の学校に移してもいいし、彼の気持ちを大切にしたいし、結果ではなく、過程を大切にしたいです。
>
>そういうと主人が「俺の友人でそういう事で転校した奴は一生棒に振った。一生立ち直れなかった。失敗者だ」と言うので、主人を殴ってやりたくなります。これは私の愚痴ですので、読み飛ばして下さい。
>(中略)
>父親に理解されず息子は本当に可哀想な目にあっていると思いますが、そういう息子にどんなフォローをしたらいいのかとも思います。
私の父(10年前に他界したが)も同じように無理解な人間でした。私がアスペルガーの確定診断を戴いたのが今から34年前と早く、そのため、曰く、「Lulu_2440がこんなふうになったのは、お前(=私の母)が片輪者(身障者)に生んだのが原因だ。」
ショックで母は重症の鬱状態に陥り、当時住んでいた根室市郊外の落石岬から、私を道連れにして身投げしようとしたそうです。
(#18906)
>家ではそれでもいいけれど、外ではそれで怒ったからと人を傷つけたら警察に捕まります。しかし、息子にはその感覚があまりないのです。まるで現実の世界に住んでいないようです。どうしたら彼にそういう事を教えられるでしょうか。経験をお持ちの方があれば、話して下さい。
私自身のケースとオーバーラップしますが、類推するのも危険だとは解っていても、貴方の御子息様には「境界性人格障害」の7文字がちらついて見えるような気がします。
(境界性人格障害については、http://homepage1.nifty.com/eggs/ を御覧下さい。)
実際、境界性人格障害はアスペルガーの2次障害としてかなりのパーセンテージを占めているようです。
こうなってくると、世間一般の常識は通用しません。我々素人は、本人の心の中にある(犯罪)抑止力に期待するより他にありません。
私は幸いにして、思春期半ばにしていじめ地獄から脱出することができたので、最悪の展開は免れることができました。
何れにせよ、もし境界性人格障害の疑いが発生したら大変なことになりそうです。アスペルガーよりもボーダーのほうを優先的に治療させるのが望ましいと思います。
アスペルガーは「個性」として見てもらえるかもしれませんが、境界性人格障害はそうもいきません。
菜の花さんこんばんは。中1男子の母と申します。
我が息子もご子息とよく似た行動をとります。
ゲームの勝ち負けについてもそうですが、授業中の発表なども先を争うように手を挙げます。運動については苦手なのでのんびりしているようですが・・・。
そして、同様のトラブルは両手に余るほど経験してきました。
私が息子に対して取ってきたことが良かったのか悪かったのかは全く判りませんが、経験は記述させていただきます。
まず、その時の状況を第三者から聞いておいて(正確な方がよい)その後、本人に状況を話させて、お母さんが持っている情報と照らし合わせる。最終的に相手が怪我をしたことを本人の口から確認する。
この時に自分が相手に怪我をさせたことを良く理解させることは大切だと思います。
理由といきさつによってどちらに問題があったのかは説明が難しくなるかもしてませんが、相手が怪我をしたのなら、そのことについて謝りに行くことをきちんと説明した上で、菓子折を持って必ず本人と謝りに行きます。
「暴力は良くない」事を明確にしたいからです。
タレイヌさんも書かれていたように、私も「親が頭を下げて謝るところ」をしっかりと観て欲しくてこうしてきました。そして本人にも、自分の言葉で謝らせてきました。
結果、同じ事では謝りに行くことは減りましたが、また違う問題で謝りに行ってはいました。問題の内容は変化していますが、謝りに行く方法は同じです。
>
>私が皆さんにお聞きしたいのは、私にとっては彼は私とは全然別の世界に住んでいる人なので、本当はどういう気持ちなのかという事。親としては彼の味方でいたい。
私も息子には「親はいつでも君の味方。だからこそ、味方に嘘をついちゃだめだよ。最初から出来ることばかりじゃないんだから、失敗してもそれを隠さないで。失敗したら次に成功できるように教えてあげるから、正直に話してね。」といってその時の状況を聞き出すようにすると、それまで叱られると構えていても、気持ちが柔らかくなってその時の状況を上手に話せたりしました。
>
>主人はレッテルを貼る人間で、以前から私に「おまえは放任して怪物を育てている」と言います。今回の事も彼の気持ちではなく、「謝らせろ。もう責任の取れる年齢だろう。自分の責任でしたんだから俺達は関係ない。」と言います。まあ、主人は偽善者で彼の親もそうなので、期待はしていませんが、私はもし息子の為なら別の学校に移してもいいし、彼の気持ちを大切にしたいし、結果ではなく、過程を大切にしたいです。
我が家でも似たような状況です。ただ、保護者である以上この年齢の子どもの喧嘩でも親が頭を下げるに必要があるときもありますよね。お母さんがしっかり対処してあげたらいいのでは?
息子は小3の頃にはASと判らず、ただただ問題児扱いされていましたので、学校の先生には「お母さんが甘いからその甘さを子どもに利用されている」とまで言われましたが、これで良かったのだと思っています。
お母さんが良き理解者でいることは大切なことだと思いますよ。でも、過度にならないようにある程度の距離を置かないと、状況に溺れやすくなるかも・・・(経験談)
>父親に理解されず息子は本当に可哀想な目にあっていると思いますが、そういう息子にどんなフォローをしたらいいのかとも思います。
私が思うに息子は「ASであることとプラス家庭環境(父親と波長が合わないこと等)」が彼の問題行動を増幅させていると思っているので、息子が入院中にどうすれば家庭環境を改善できうるかを主治医と相談しています。
今回の事も、彼の友人がずるしたと主張したところから始まりました。負けるのが嫌いだからです。家ではそれでもいいけれど、外ではそれで怒ったからと人を傷つけたら警察に捕まります。しかし、息子にはその感覚があまりないのです。まるで現実の世界に住んでいないようです。どうしたら彼にそういう事を教えられるでしょうか。経験をお持ちの方があれば、話して下さい。良いことでも悪い事でもいいです。
ここの部分については私も知りたいところです。時間がかかるかも知れませんが、何度も繰り返し教えるしかないのかなぁと思っています。
>
>毎日の生活チェックリストに「歯磨き」「宿題」などの下に空欄があったからと、彼は「死」「生」と書き、毎日「生」の所に丸をつけていました。その事を聞くと、へらへら笑って「空欄を埋めただけ」と言います。あまり意味はないように思いますが、まわりの大人が見ると驚きますね。それくらい違う感覚で生きていると思います。
これも息子と似てますね。
以前、敬老の日にお祖父ちゃん(主人の父、当時84歳くらい)への手紙を書いたときに、「お祖父ちゃんの遺骨」といって骸骨の絵を描いたことがありました。
周囲の大人達は私も含めて腰が抜けるほど驚きましたが、本人はその頃興味のあった骨格とお祖父ちゃんとを結びつけて描いただけで、深い意味はなかったのです。
きっと息子さんの身近なところで、生と死について考えさせる出来事があったのでは?と思います。
>
>経験を聞かせて下されば参考になります。少人数の学校の方が良かったとか、仲の良い有人がいてよかったとか、何でも結構です。
主治医の話からは、少人数のクラスの方が先生の目が届きやすいのでよいと言われましたが、普通学校ではなかなかそれは難しいでしょうね。ASのこと等、担任の先生に詳しくお話しされたらいかがでしょうか。
今年、息子の担任の先生は、ASやLDに関する講演や研修会へ積極的に参加して下さったようです。頭が下がります。
菜の花さんのご心配は、数年前の自分のことのように感じられます。
参考になったかどうか判りませんが、お互い頑張りましょう。
久々に『みなさんにQ』をやってみたいと思います!
今回の『お題』はこれ↓
あなたが思うところ、AS周辺の人の『明るい未来』のために、今最優先で『取り組まなくてはならない!』ということは、何ですか??
went wrote:
>菜の花さん wrote:
>>(前略)
>
>>昨日は、突然息子の学校から手紙で知らせがあり、今小3(高機能自閉症と言われました)なのですが、息子がゲームを友人としている時に、ずるをしたようで(負けたくないので家でもずるをする事がある)、それを友人に指摘され切れてしまい、相手の子を突き飛ばした時、相手の子の顔が壁にぶつかって傷つてしまったようなのです。
>>(中略)
>>経験を聞かせて下されば参考になります。少人数の学校の方が良かったとか、仲の良い有人がいてよかったとか、何でも結構です。
>
>
> 自称ASのwentです。これは極めて個人的な体験に基づく書き込みですので、的外れな内容でしたら読み飛ばしてください。
>
> 「負けたくないのでずるをする事がある」という記述で、子供の頃を思い出しました。私は、実技教科はすべてビリの鈍くさい子供でした。競争に負けてパニック状態になることも、よくありました。
> 私の場合、「負けること」よりも「負けたら周り(特に大人)が騒ぎ立てる」ということが嫌でした。しかし、子供時代には、そのことを言語化できる程度には意識していませんでした。
>
> 私の家族や親戚は、「トップを目指して血眼にはならなくてもよい。だけど、人並み以下の能力しかないというふうに思われてはいけない。」と言い続けました。これは、私にとっては酷な言葉でした。
>「実際に行動すると、人並みでないことが明るみに出てしまう」状態の私に、家族や親戚は次のような言葉を浴びせ続けました。
>
>「できの良い子と仲良くなって、おまえの実技教科をカバーしてもらえ。」
>「下手くそがでしゃばったら、恥をかかされるのは大人や他の子供だ。だから、人に迷惑をかけないようにお客様をやれ。競争に参加するなんて論外だ。」
>「おまえは、実技教科の素質がゼロだ。つまり、練習してもムダということだ。趣味を持ったとしても上手くいかないのは目に見えている。だから、趣味を持つとしたら切手集め程度にしておけ。」(切手集めが趣味の人、ごめんなさい。)
>
> 確かに私は、図画工作の成績もビリでした。しかし、理科系分野への興味は、子供の頃から持っていました。そういう子供でしたから、科学工作や製図や図鑑に載っている植物等の模写というようなことは、下手すぎるけど好きでした。
> 家族や親戚は、模写をしたり雑誌の組み立て付録を作ろうとしたりする私を見て、いつも怒鳴りつけました。
>「どうしてあんたは無駄なことをしようとするの。やめなさい。あんたなんかがいくら練習しても、金と時間の無駄。」と。
> その後私は、「図画工作の成績という形の競争に負けたら、好きなことをやらせてもらえない。」という事実を、「図画工作コンプレックス」へすりかえてしまいました。
>
>「負けるようなおまえなら、認めないぞ。」というプレッシャーがかかっているように、息子さんには思えているのかもしれません。
>
> 極めて個人的な体験から、勝手な想像をしてしまいました。的外れでしたらごめんなさい。
>
>
>
>
>
菜の花さん wrote:
>(前略)
>昨日は、突然息子の学校から手紙で知らせがあり、今小3(高機能自閉症と言われました)なのですが、息子がゲームを友人としている時に、ずるをしたようで(負けたくないので家でもずるをする事がある)、それを友人に指摘され切れてしまい、相手の子を突き飛ばした時、相手の子の顔が壁にぶつかって傷つてしまったようなのです。
>(中略)
>経験を聞かせて下されば参考になります。少人数の学校の方が良かったとか、仲の良い有人がいてよかったとか、何でも結構です。
自称ASのwentです。これは極めて個人的な体験に基づく書き込みですので、的外れな内容でしたら読み飛ばしてください。
「負けたくないのでずるをする事がある」という記述で、子供の頃を思い出しました。私は、実技教科はすべてビリの鈍くさい子供でした。競争に負けてパニック状態になることも、よくありました。
私の場合、「負けること」よりも「負けたら周り(特に大人)が騒ぎ立てる」ということが嫌でした。しかし、子供時代には、そのことを言語化できる程度には意識していませんでした。
私の家族や親戚は、「トップを目指して血眼にはならなくてもよい。だけど、人並み以下の能力しかないというふうに思われてはいけない。」と言い続けました。これは、私にとっては酷な言葉でした。
「実際に行動すると、人並みでないことが明るみに出てしまう」状態の私に、家族や親戚は次のような言葉を浴びせ続けました。
「できの良い子と仲良くなって、おまえの実技教科をカバーしてもらえ。」
「下手くそがでしゃばったら、恥をかかされるのは大人や他の子供だ。だから、人に迷惑をかけないようにお客様をやれ。競争に参加するなんて論外だ。」
「おまえは、実技教科の素質がゼロだ。つまり、練習してもムダということだ。趣味を持ったとしても上手くいかないのは目に見えている。だから、趣味を持つとしたら切手集め程度にしておけ。」(切手集めが趣味の人、ごめんなさい。)
確かに私は、図画工作の成績もビリでした。しかし、理科系分野への興味は、子供の頃から持っていました。そういう子供でしたから、科学工作や製図や図鑑に載っている植物等の模写というようなことは、下手すぎるけど好きでした。
家族や親戚は、模写をしたり雑誌の組み立て付録を作ろうとしたりする私を見て、いつも怒鳴りつけました。
「どうしてあんたは無駄なことをしようとするの。やめなさい。あんたなんかがいくら練習しても、金と時間の無駄。」と。
その後私は、「図画工作の成績という形の競争に負けたら、好きなことをやらせてもらえない。」という事実を、「図画工作コンプレックス」へすりかえてしまいました。
「負けるようなおまえなら、認めないぞ。」というプレッシャーがかかっているように、息子さんには思えているのかもしれません。
極めて個人的な体験から、勝手な想像をしてしまいました。的外れでしたらごめんなさい。
菜の花 wrote:
>皆さん、お久しぶりです。
>菜の花です。
>
>ずっと掲示板に来る機会がありませんでしたが、相談したくてまた来ました。
>
>昨日は、突然息子の学校から手紙で知らせがあり、今小3(高機能自閉症と言われました)なのですが、息子がゲームを友人としている時に、ずるをしたようで(負けたくないので家でもずるをする事がある)、それを友人に指摘され切れてしまい、相手の子を突き飛ばした時、相手の子の顔が壁にぶつかって傷つてしまったようなのです。
>その後も、次の日に先生や友達が突っ込んで何があったか聞こうとして、思い出すとまた切れて、友人を蹴ったりしたようなのです。
>彼は実は今まで友人仲間というのがいなかったので、この学年になって仲の良い友人が出来て、驚いていました。
>相手を怪我させたいきさつは彼に言わせれば、ずるをしたと言われて怒った時に、言い合いになり、その後相手の子が顔を掴んできたので、突き飛ばしたというのです。彼が切れたときの力はすごいのですが、今まで物には当たっても、人にはあたりませんでした。
まあ少年というもの、これくらいのけんかはありふれています。落ち着いたら菓子折りでも持って、けがをした子のうちへ詫びに連れて行けば、恐らくは人に危害を与えるようなマネは二度としないと思います。
喜んで下さって、ありがとうございます。
こちらの皆さんが、1歩を踏み出させて下さった・・・
本当に心から感謝です。
でも、まだ スターとしたばかりなので
これからも よろしくお願い致します。
>菜の花 wrote:
こんにちは。
大変でしたね。
わたしの長男も一番にこだわる子で苦労しました。
一番にならないとパニックになって泣きわめくので
小学校低学年から息子とかくれんぼ、バドミントン、卓球、トランプ、ジョギングをするのはいっさいやめました。
友だちとのゲームは負けるとふてくされて投げてしまうようでした。
勝ち負けのないスケートとかスキーは連れて行きましたが・・・。
勝ち負けにこだわりすぎるなら同年代の友だちづきあいは無理だと思います。
ずっと年上の子とつきあうならルールを教えてくれると思うし、お子さんも納得するかもしれませんが・・・。
親には甘えがあるのでルールを教えるのは無理みたいです。
学校生活は先生がどこまでお子さんを理解してくれるかにかかっていると思います。
正直言ってまだ幼い同級生の正義感からすると勝ち負けにこだわりすぎる態度はいじめの原因になるだろうなと思います・・・。
ゆっくり成長するのを待つしかないのですよね。
同年代の友だちづきあいはまだ早すぎるかも・・・。
薪さん、よかったですね。
薪さんの力が、勇気が、薪さんの背中を、今だよって、押してくれたんですね。
薪さんにとって、いい状況が開けてきますように。
祈っています。
菜の花さん wrote:
タレイヌです。
息子さんの状況、目に浮かびます。
小学校3年生頃は、ギャングエイジといわれていて、徒党を組むことを始める年齢。トラブル発生も、ここから2年ほど、思春期直前まで、増えると思います。(思春期に入ると、自己像が見えるようになってくるので、又、別の意味での、内思考的トラブルが発生しますが、現在の状況は、その前の段階じゃないかと思います。)
>昨日は、突然息子の学校から手紙で知らせがあり、今小3
この事に対して、きっとなさったと思いますが、できるだけ本人を連れて、相手の親御さんと友達のところへ(菓子折もって?)行き、親子できちんと、誤りに行く事です。親が頭を下げる姿を見て、子どもは、わからないながらも、何かが変だと感じるはずですし、自分ではたいした事やってない、相手が悪いんだ・・・とおもいつつ、事態のまずさが、変に気持ちの中で、引っかかるはずですから、まず、その「ひっかかり」を、つけてあげましょう。(相手のところに行かず、子供にやった行為だけを修正させようと、いくら、脅したり説得したりしても、意味も効果もありません。現実的現場に行き、実際に頭を下げる行為を、『映像』にして、我が子に見せましょう。それから、本人が何故?と尋ねたり、怒っていたりしたら、可能なら、謝った意味を、説明しましょう。わが家も、数え切れぬほどやりました。)
もし学校側(担任等)が間に入ってくれた場合は、そのまま、お願いしておきましょう。ただ、子供がいるところで、「申し訳ありませんでした。相手の方によろしくお伝えください。もし、こちらのせいでかかる治療費など、必ずご請求ください、とお伝えください」などと、こちらの側に、非があることを、子供の前で、第三者に、明言しておきましょう。(*くれぐれも、”この子のせいで”といわないように。)
>彼は実は今まで友人仲間というのがいなかったので、この学年になって仲の良い友人が出来て、驚いていました。
関係性を持ちたいという周りの子はもちろん、本人にも意向があるのですよね。成長の一つの段階です。今本人中に湧いているこの気持ちを 上手に利用して、大きくトラブりつつも、なめらかな関係性を持つための、思考のつながり方を、組み変える「よい機会」にして下さい。こうやって、付き合いながら、自分が見えてくるし、その時が修正の機会でもあるのですから。トラブルは、よい機会です。社会的規範を、こういうトラブルから、やっとのことで、獲得していきます。親は大変ですが、PTAの委員さんを手伝いながら、学校での子供の様子を情報として仕入れる道を作っておくとよいかもしれません。
>
>私が皆さんにお聞きしたいのは、私にとっては彼は私とは全然別の世界に住んでいる人なので、本当はどういう気持ちなのかという事。親としては彼の味方でいたい。(* 上記の方法が、味方でいられるひとつの方法です。)
彼が本当は、どう言う気持ちでいるのかは、落ち着いているときに、本人に色々質問してみるのが、最良です。ただし、予想外のところで、感情と事柄が繋がっているので、質問内容によっては、息子さんが突然フラッシュバックを起こして、まるで、トラブルの現場にいるようなりに、敵が質問した『母』に置き換わったりしますから、その状態を、止めてくれる第三者(父・祖父母?)がいてくれると、いいのですけれどね。信頼できる第三者を、意識的に、作る準備をなさると、よいと思います。
でも・・・・・・。難しそうだわね・・・・(以下)
>主人はレッテルを貼る人間で、以前から私に「おまえは放任して怪物を育て
(以下省略します)
金銭的に許されるなら、家庭教師のような方を。あとは、相談機関の方で、彼の味方になってくれそうな方を、あちこちに、探すとか・・・。
>毎日の生活チェックリストに「歯磨き」「宿題」などの下に空欄があったからと、彼は「死」「生」と書き、毎日「生」の所に丸をつけていました。その事を聞くと、へらへら笑って「空欄を埋めただけ」と言います。あまり意味はないように思いますが、まわりの大人が見ると驚きますね。それくらい違う感覚で生きていると思います。
本人は、一種のジョークのつもりなのかもしれませんね。
だって、生きていなければ、宿題だって、歯磨きだって、何の意味もないじゃないですか。そういう、根源的なことが、無視されているような、アンケートに、彼は、ちょっと、斜に構えて、冗談のつもりで、アンケート作者に突っ込んでいるつもりでしょう。かなり、高尚な感覚です。でも、言うなれば、一般的ではありませんが、ね。 でも、突っ込みたくなる気持ちって、わかりますよ、タレイヌ。
機嫌のいいときに、尋ねてみたら??
この辺のやり取りから類推して、生命力=生き抜こうという意欲は、強そうな感じですから、上手に方向性を見つけてあげてください。
ペンギンさんのHPが、結構、参考になるかもしれませんね。
(母としての感覚のみ タレイヌ)
私の投稿で、皆さんを混乱させてしまい
「こうすべき」という忠告の書き込みに困惑し
しばらく 遠ざかってしまってましたが
この度、新たに 通院する事に挑戦しました事を
以前 応援してくださったり、ご教授くださった方々に
お伝えしたくて、書き込みました。
未来を不安がっている「今」という時間を過ごすより
今出来る事を挑戦して過ごす「今」の方が、充実してる
と、気持ちを切り替えて、勇気を出して病院へ行きました。
これから、長い事になろうと思いますので
この私に続けられるかわかりませんが
出来る所まで頑張ろうと思います。
piaさん wrote:
>診断を受けるかどうかはまだ決めかねていますが、
>ただ、アスペを知り、サイトをみて、自分が動揺した理由は、
>ずばり「自分が悩んでいた悩みがまさにここにある」と思ったことです。
>なんてことでしょう!
>もっと早く知っていれば私はこんなに悩まなくても済んだかもしれません。
私も初めて知った時は「正に自分だ!」と思いました。
それからは様々なサイトを調べました。
今はカウンセリングに通い、来週の頭に専門の病院で初診を受けてきます。
病院はカウンセリングで紹介してもらいました。
>母を泣かせてきました。
>「友達ができない」「人の気持ちがわからない」
>そういって中学生にもなった私が近所じゅうに聞こえる声で母親にわめき散らして>泣きました。
>母はえらい恥ずかしかったことでしょう。
>小さい頃から「もっと人のこと考えなさい」とか言われたりとかね・・・
私もpiaさんと同じです…家族を振り回してきました。
しかも苦労して就職したのに今までの事が原因で今日、会社から最後通告されました(つまり自主退職しろってことです)
両親は明日から旅行に行くので話していません。
一緒に旅行に行く妹(看護士)に泣きながら話しました。
妹は最初に「そんな病気なんて大袈裟。病気に逃げないでよ」と言いましたが、
「自分に出来ない事を一生懸命やっても怠けてるようにしか思われないのが辛い」と言ったら「確かに病気かもしれないけど、それもあんたの個性だと思ってるよ」といってくれたのですごい嬉しかったです。
私は唯一混乱しないで出来る事がビーズ手芸なので妹にそっち方面に進みたいという事を話しました。
妹は「あんたが何も考えてないと思って会社を辞めると思ってたからそういう希望があって嬉しい。親に言う時は一緒についててあげるから」と言ってくれて心強いです。
何でも普通にこなせる妹は今まで私にとってコンプレックスの対象でしかありませんでした。
が、今日の事で妹の存在がどんなに心強かったか。
>(対人関係において落ち着いたのは最近です)
>最近仕事でへんなミスをすることが多くて困っている矢先のことでしたので、
>いろいろ勉強して、対処法を学んでいきたいと思っています。
対人関係は苦手です…私の性格をよく理解してくれてる人たちとは仲良く付き合えますが、そうじゃない人たちは私のもとを怒って去っていきます。
対処できるpiaさんがうらやましいです。
私は仕事で最悪の結果になってしまいましたが、piaさん頑張って下さい。
まだ混乱しているので文章がまとまらず申し訳ありません。
皆さん、お久しぶりです。
菜の花です。
ずっと掲示板に来る機会がありませんでしたが、相談したくてまた来ました。
昨日は、突然息子の学校から手紙で知らせがあり、今小3(高機能自閉症と言われました)なのですが、息子がゲームを友人としている時に、ずるをしたようで(負けたくないので家でもずるをする事がある)、それを友人に指摘され切れてしまい、相手の子を突き飛ばした時、相手の子の顔が壁にぶつかって傷つてしまったようなのです。
その後も、次の日に先生や友達が突っ込んで何があったか聞こうとして、思い出すとまた切れて、友人を蹴ったりしたようなのです。
彼は実は今まで友人仲間というのがいなかったので、この学年になって仲の良い友人が出来て、驚いていました。
相手を怪我させたいきさつは彼に言わせれば、ずるをしたと言われて怒った時に、言い合いになり、その後相手の子が顔を掴んできたので、突き飛ばしたというのです。彼が切れたときの力はすごいのですが、今まで物には当たっても、人にはあたりませんでした。
私が皆さんにお聞きしたいのは、私にとっては彼は私とは全然別の世界に住んでいる人なので、本当はどういう気持ちなのかという事。親としては彼の味方でいたい。
主人はレッテルを貼る人間で、以前から私に「おまえは放任して怪物を育てている」と言います。今回の事も彼の気持ちではなく、「謝らせろ。もう責任の取れる年齢だろう。自分の責任でしたんだから俺達は関係ない。」と言います。まあ、主人は偽善者で彼の親もそうなので、期待はしていませんが、私はもし息子の為なら別の学校に移してもいいし、彼の気持ちを大切にしたいし、結果ではなく、過程を大切にしたいです。
そういうと主人が「俺の友人でそういう事で転校した奴は一生棒に振った。一生立ち直れなかった。失敗者だ」と言うので、主人を殴ってやりたくなります。これは私の愚痴ですので、読み飛ばして下さい。
今の学校は1学年12学級あって、毎年クラス替えがあるので、息子にとっては新しい環境に慣れるのが大変ではあります。ただ、勉強中心で成績がいいので、楽しくは学校に行っています。
父親に理解されず息子は本当に可哀想な目にあっていると思いますが、そういう息子にどんなフォローをしたらいいのかとも思います。今回の事も、彼の友人がずるしたと主張したところから始まりました。負けるのが嫌いだからです。家ではそれでもいいけれど、外ではそれで怒ったからと人を傷つけたら警察に捕まります。しかし、息子にはその感覚があまりないのです。まるで現実の世界に住んでいないようです。どうしたら彼にそういう事を教えられるでしょうか。経験をお持ちの方があれば、話して下さい。良いことでも悪い事でもいいです。
毎日の生活チェックリストに「歯磨き」「宿題」などの下に空欄があったからと、彼は「死」「生」と書き、毎日「生」の所に丸をつけていました。その事を聞くと、へらへら笑って「空欄を埋めただけ」と言います。あまり意味はないように思いますが、まわりの大人が見ると驚きますね。それくらい違う感覚で生きていると思います。
経験を聞かせて下されば参考になります。少人数の学校の方が良かったとか、仲の良い有人がいてよかったとか、何でも結構です。
はじめまして。
つい最近アスペルガー症候群というものを知り、動揺しているpiaです。
突然の書き込みで失礼します。
診断を受けるかどうかはまだ決めかねていますが、ただ、アスペを知り、サイトをみて、自分が動揺した理由は、ずばり「自分が悩んでいた悩みがまさにここにある」と思ったことです。
なんてことでしょう!もっと早く知っていれば私はこんなに悩まなくても済んだかもしれません。
診断がどれ、ということではなく、自分が今まで歩んで苦しんできた道をもっと軽くしてくれる方法がちゃんとあったのじゃないか、と。
そういう意味で、今はいい時代になってきたなぁ〜と思います。
母を泣かせてきました。
「友達ができない」「人の気持ちがわからない」
そういって中学生にもなった私が近所じゅうに聞こえる声で母親にわめき散らして泣きました。母はえらい恥ずかしかったことでしょう。
小さい頃から「もっと人のこと考えなさい」とか言われたりとかね・・・
今はうまくやっていく方法を身に付けましたが、もっと早く知りたかったです;;
そうしたらもっと早く楽になれただろうなぁと・・・
(対人関係において落ち着いたのは最近です)
最近仕事でへんなミスをすることが多くて困っている矢先のことでしたので、いろいろ勉強して、対処法を学んでいきたいと思っています。
最後に、アスペやその他の障害をお持ちのお子様のご両親へ。
私はこんな自分でもがんばって育ててくれた母に感謝しています。
私みたいな子でも、何も知らなくても育ててくれた母に、ありがとうと伝えたいです。
世界中のお母さんに「ありがとう」を言いたい気持ちです。
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