アスペルガーの館の掲示板(旧)
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新しいアスペルガーの館の掲示板
イーゴリ wrote:
>「同棲しよう」といわれた時本当にムシズが走りました。
>べつに彼女がキライというわけではないのですが、(中略)ついに別れました。
↑の彼女は「私とロシアとどっちが大切なの?」と言った方ですか?
「恋愛下手」という言葉をこのボードで見かけましたが、交際は結局のところ、生涯の伴侶にふさわしいかどうかをチェックするためにあると思うので、このようにして彼女はイーゴリさんの良さを今は理解できない人である、ということを明らかにしたのではないでしょうか?
別れはつらいこともあるけど、「下手」というのとは違うと思います。
むしろ、自分をごまかして「無事、結婚にゴールイン」したあとに「不幸な結婚生活」が待ち受けていることだってあるのです。
>だから僕が思うにはアスペの人はアスペの異性と付き合うのがベストだと思うんですけど。アスペの人はそんなに計算高くないし、御互い気がつかない同士、気が利かないことでイライラしたりしないので、いいと思います。
↑私も同感です!ロシア愛好家のサイトなどで、気の合うお友達を探してみたらどうかしら。
これはロシア固執の悩みをうったえられたイーゴリさんの書き込みへのレスでもあるのですが、私はまったく問題ないと思います。こういう方が、「○○評論家」などになられるわけです。何かの専門家というのは、みな同じような人たちなのではありませんか?
いわゆる普通の「固執できない」人たちが何かについて知りたい時、彼らに情報提供してあげられるわけです。これからも思う存分ロシアにエネルギーを注いでください、と私は言いたい!
塩水のお話、勉強になりました。情報提供、有難うございます。
また、前向きに夫を理解する元気をもらいました。
ここ1ヶ月の間で、夫がそうではないかと思い始め、いろいろ調べていくうちになんとなくそうなんだとわかって、一応は安心したのですが、今はちょっと私の方が混乱している状態です。
あと、これはきっと私自身の問題だと思いますが、夫が、一方的に一気に喋りまくるのを聞くのが今は受け入れられないです。
たぶん更年期と重なっているのかも、なのですが、聞いていると心臓がバクバクしてきます。
『アスペルガー症候群の人たちは、塩水に住んでいる魚を無理矢理に、真水に入れたような状況におかれているのです。』
ケンブリッジ大の心理学者Baron−Cohen氏の言葉。
塩水に生息している魚を真水に入れると、浸透圧が高い魚の体内のほうへ、水が浸入してしまい細胞が壊れて死んでしまう。サケのような海から川へ上る魚は、そのために河口付近に滞在して、身体慣らしをする。
それと同じで、ASの人も、ゆっくり回りの環境に慣れていけばいいということかな…
痛みに抗不安薬の類を使うのは、メンタル系に限ったことではないと思いますよ。良く知りませんけど。脳みそ全体を「気」と言ってしまえば、なんでも気のせいになるんだと思いますが、それもまた違うと思います。どういう意味かは良く分からないのですが、「中枢性の痛み」なんて言葉も耳にします。多分、脳のどこかに痛みを伝える神経があって、それを抑える働きをしてくれるんでしょうね。それの強烈なのがモルヒネ、とかではないでしょうか。憶測ですが。(痛みは少し勉強したことがあるんですが、きれいさっぱり忘れています。だめですねえ。)
あるこさん wrote:
>初めまして、私は歯医者を目指して某歯科大学で学んでいる女性です。
>現在学校で発達障害者に関する歯科を学んでいます。
素晴らしい!
医者・教員・心理士等でこのHPをみて自閉症の勉強してる方はよく出会うけど
学生さんで勉強されてるの初めて聞きました。
いい歯医者さんになって下さい!
某歯科大学って本州の真ん中ぐらいの大学かな?
ここのHP見られるぐらい熱心な指導教官が居られるのかな?
mimosa wrote:
>追伸
>私の“痛み”には、鎮痛剤より、メイラックスやデパスなどの抗不安剤の方が
>良く効いたりします。
>こんなことをいうと、「なーんだやっぱり単なる気持ちの問題(不安が原因)だったんじゃないの?」・・・などと言われそうですが、そうではありません。
>抗不安剤というのは、中枢神経の働きを鈍く(穏やかに)する作用をもつ薬です。
>鎮痛剤も同じく中枢神経に作用する薬なのですが、神経系統の異常によって過剰な痛みを感じているような場合には、抗不安剤などのほうが効く場合もあるわけです。
>これはあくまでも私個人の経験によるものなのですが、私の調べた限りでは、ペインクリニックや頭痛外来などでも、痛みの種類によっては抗不安剤などが処方されているということなので、まんざら間違った使い方ではないようです。
> ―mimosa―
私も最近姿勢がよくないことも手伝ってか、背中や胸が痛くなることがあって、
セルシン(ジアゼパム)を頓服で飲んでいます。
追伸
私の“痛み”には、鎮痛剤より、メイラックスやデパスなどの抗不安剤の方が
良く効いたりします。
こんなことをいうと、「なーんだやっぱり単なる気持ちの問題(不安が原因)だったんじゃないの?」・・・などと言われそうですが、そうではありません。
抗不安剤というのは、中枢神経の働きを鈍く(穏やかに)する作用をもつ薬です。
鎮痛剤も同じく中枢神経に作用する薬なのですが、神経系統の異常によって過剰な痛みを感じているような場合には、抗不安剤などのほうが効く場合もあるわけです。
これはあくまでも私個人の経験によるものなのですが、私の調べた限りでは、ペインクリニックや頭痛外来などでも、痛みの種類によっては抗不安剤などが処方されているということなので、まんざら間違った使い方ではないようです。
―mimosa―
私の体験談なのですが、以前、形成外科で背中のできもの(ふんりゅう)を切除してもらったことがありました。
局部麻酔のごく簡単な手術で、医師からは「一応痛止めを出しておきますが、多分、痛みは出ないと思います。」と言われ、鎮痛剤を2錠処方されて帰されました。
ところが家に帰っていざ麻酔が切れると、通常では考ええられないような強烈な痛みに襲われてしまったのでした。その夜は、痛みのために一睡もできず、一晩中のたうち回っておりました。次の日も次の日も・・・、なんと、抜糸の日までずーーーーっと、私の傷口は痛み続けたのです。(要するに“糸で縛り付けられていた痛み”だったようです)
私には子供のころから、些細なことでも大げさになってしまう、という経験が幾度もあります。誰に訴えても本気になどしてもらえません。
“いくらなんでも大げさ”・・・とか、“痛がりすぎ”・・・とか、“臆”・・・とか、“神経質”・・・とか、“根性がない”・・・とか、気持ちの問題・・・とか・・・、誰だって痛いのを我慢しているのよ・・・とか。
でも、違うんです。
私たちの神経は常識では考えられないようなことが実際に起こるのです。
過剰な痛みを感じたり、逆に、痛みを感じるのを忘れてしまったり。
私たちは二つ以上の神経を同時に働かせることが苦手なので、別の神経が別の刺激(興味など)に曝されたりすると、“痛み”を感じる神経が今度はうまく作動しなくなってしまうことがあるのです。
私たちが痛がっているときは、本当に通常では考えられないような痛みに曝されているのですが、何か他の事に気をとられたりすると、そっちの神経回路の方がONになって、今までの痛みを感じていた方の神経回路は遮断されてしまい、
結果、「今まであんなに痛がっていたくせに、やっぱり大したこと無かったんじゃん!」
・・・なーんて、思われてしまうことになるわけです。
私たちの多くは、病院嫌いです。
けれど、意味もなく怖がっているわけではありません。誰にも理解されず、子供のころから無理やり騙されるようにして病院に連れて行かれ、散々痛い思いや不快な目に遭わされてしまった過去の経験の積み重ねから来るPTSDの問題や、今もってそうした状況が継続していて、まったく理解されていないという病院に対する不信感や恐怖感の問題が大きい気がします。
治療中にどうしてほしいかということ以前に、まずは、病院側の認識(医学的常識感)を変えることが必要です。患者側に立った医療をしてくれないことには、やっぱり不安や恐怖を払拭することはできませんので。(それが特殊な例であればなおさらです。)
私は歯医者さんには今のところご縁がありませんが、どのような医療を施すにしてもまずは患者さんの病院に対する不安を取り除いてあげることが先決かと思います。
こういった私たちの内部の事情をお知りになった上で、対応策を幅広く検討する必要があるのではと常々感じているところです。
本当は“発達障害のある方の歯科治療はこうあってほしい”という点はもっと具体的にお願いしたいところではありますが、すべてをここに書き込むこともできませんので、今日は理解されがたい“発達障害の痛みのメカニズム”と、治療にはいる以前の“PTSD(病院恐怖症)”の問題について書き込ませていただきました。
まあ、そういうこともあるのだということを頭の片隅にでも入れておいていただくだけでも何かの折には役に立つのではないかなどとも思い・・・。
支離滅裂で失礼な長文は、コミュニケーション能力に少々難ありのアスペと思ってお許しください。ご参考になればうれしく思います。
あっ、そういえば、こんなのがあったのを思い出しました。
自閉症の人のための診療マニュアル−歯科篇−
http://web.kyoto-inet.or.jp/org/atoz3/kado/book1/ASDdental.pdf
すでにマニュアル化されたものがあるんですね。
主に発達障害児(つまり子供なのですが)の歯科治療に関して述べられているのですが、ご参考までに。
―mimosa―
翡翠 wrote:
>今日、久々に母に会って気づいたことがあります。それは、私は何かをやっているときに別の指示を出される、あるいは同時に2つ以上の指示を出されると混乱する、という事です。つい最近までは良くパニックになって親に対してキレていました。今は、そういう場合は指示通りの順番、できれば優先順位の高い順に行えば良いということが分かりますが。昔は2つの指示を出されると、それらを同時にしなくてはならないように思って混乱したのでした。今でも少し考えないとできません。「こういう場合にはこうする」というマニュアルが頭の中に少しずつ出来て行っているんだな、と思いました。皆さんはどんなマニュアルがおありでしょう。
あなたの書き込み、と〜っても参考になりました。
あなたのマニュアル・・・頂きま〜す。
私も、ひとつの事に集中しないと出来ないので、
途中で 違う事が入ると、今やってた事を忘れ
次の事に困惑され、結果 どちらも 中途半端に
なってしまう・・・という事がよくあります。
私の母は、私を なんとか普通の子にしようと
いろいろ 逐一 口出しし、しつけが厳しく
私には、とても 出来ない注文ばかりを提示され
本当に、小さい頃から疲れました・・・。
今でも、まだ 2つ以上の事を同時に出来ません。
だから、家事も、私にとっては 本当に大変・・・。
適当に手を抜く・・・という技も出来ないので。
今晩夜7時から朝日系列で「全国一斉iQテスト」と言う番組があるそうです。もともとヨーロッパのテレビ番組「テスト・ザ・ネイション」というのがあるらしくそれを今回日本版を生放送でやるそうです。
詳しい事はhttp://www.tv-asahi.co.jp/iq/index2.htmlで、今HPで体験版をする事が出来ます。
ソフトをダウンロードして番組に参加する事が出来たりもするみたいですので興味のある方は是非ご覧下さい。
確かに、患者本位の病院って、少ないような気がします。
でも、病院勤めの経験のある身から言わせていただきますと、所詮は病院もサービス業です。職員の士気がそのまま接客態度に表れます。
逆に職員の待遇が良すぎる病院も、職員が患者を見下したような態度に陥りやすいようです。
なかなか良心的な病院を見つけるのは骨が折れる…
今日、久々に母に会って気づいたことがあります。それは、私は何かをやっているときに別の指示を出される、あるいは同時に2つ以上の指示を出されると混乱する、という事です。つい最近までは良くパニックになって親に対してキレていました。今は、そういう場合は指示通りの順番、できれば優先順位の高い順に行えば良いということが分かりますが。昔は2つの指示を出されると、それらを同時にしなくてはならないように思って混乱したのでした。今でも少し考えないとできません。「こういう場合にはこうする」というマニュアルが頭の中に少しずつ出来て行っているんだな、と思いました。皆さんはどんなマニュアルがおありでしょう。
あるこ wrote:
>何か歯科医院での治療中、こうしてほしいというのはありませんか?
やはり、次に何をされるか分からないというのが恐怖です。前に通っていた歯科医院では、目にタオルをかぶされて何も見えない状態で、次に何が来るか分からなくて、本当に怖かったです。(歯医者慣れしているので大体想像がつくのですが。)
余談:大学病院で、親知らずを抜いてもらいました。患者がいすに座ったなり、医師が「次、どうしたらいいんですか?」。逃げ出そうかと思いました。
>精神科でもそうです。しかし、え?っと思うくらいの種類の薬を出されて
>でも、飲まないと治らないと言われて、どんな効能があるのか、副作用があるのか
>も、分からずに ただ 飲むだけ。精神科の薬は、副作用が強いので、その副作用に
>悩まされながらも、自分の判断で の無のをやめると、治るモノも治らないと言われ
>我慢して飲み続け、ついには お医者さんを信用できずに、通院を辞めてしまいました。
投薬治療は患者数もさばけますし、対労働比を考えると医者にとって割がいいんですよね。私が通っている病院ではレシートに請求費の内訳が出ます。例えば、30分くらい診察してもらった場合、
診察料: \630、投薬料(パキシル、メイラックス、ロヒプノール各2週間分): \6,030、精神療法・その他\3,200。
薬はいくらで仕入れているのかは?ですが、その差分が病院の利益となりますね。診察料や精神療法の対価はそのまま病院の利益となりますが、大体時給\6,000くらいですかねえ。精神療法をどの位してくれるかは医師の良心と腕次第ですね。向精神薬はどうしても耐性、依存性がありますから、長く飲み続けるのには不安が付きまとうものです。やはり医師が信頼できる人物であるかどうかが重要ですよね。
あるこ wrote:
>初めまして、私は歯医者を目指して某歯科大学で学んでいる女性です。
>現在学校で発達障害者に関する歯科を学んでいます。
>
>発達障害者は発達障害がない人より虫歯などで歯が悪い人がおおいです。
>診察室で暴れたり嫌がる事があります。大人の場合は麻酔して治療です。
>子供みたく大人を力ずくで押さえたら危険です。力あるので。
>
>麻酔は絶対安全とは限らないので苦痛を与えずに治療できる方法ないかと研究中でう。
>
>何か歯科医院での治療中、こうしてほしいというのはありませんか?
はじめまして。あるこさん。
専門分野をお勉強されている方でさえ、本人の内部の事情(本当に困っていること)に関しては無頓着だったりする中で、歯医者さんが発達障害に関して研究して下さっているとは驚きました。まあ“暴れられたり嫌がられたりしては治療ができない”といった歯医者さん側の事情もおありなのでしょうが、何はともあれ、私達が実際に困っていることに、直接耳を傾けてくださろうとするそのお気持ちだけでも、何とも嬉しくありがたく思い思い切って書き込ませていただくことにしました。何かの参考になれば幸いです。
「治療中こうしてほしいというのはありませんか」とのことですが、
歯科医院に限らず発達障害の方というのは(一概に発達障害といっても様々なので“自閉症の方”を想定してお話することにいたします)その原因も状態も対処法も様々ではありますが、ある種の共通する困難を持つ場合が多く、病院自体が苦手。待合室で待つことができない(歯医者さんは予約制なので一般の病院ほどではないとは思いますが)。その後の新規の場所(診察室)予測不能な事態(治療の経過)に対処できずパニックになる。人が近づいたり触れたりするのがダメ。口の中などは得に過敏でまるでダメ。・・・というわけで、治療は困難を極めることが予想されます。
病院関係者にぜひ自閉症に関して理解していただきたい事柄を次に挙げておきます。
1)あらゆる面で自閉者は過敏な神経を持ち合わせていること。
病院の空気や匂い、人の刺激(混雑や人との接触)、
治療中の口の中の味や匂い、治療の痛みなどなど・・・etc。
2)先の見通しが立たないと極度の不安に襲われること。
実際の治療の手順や時間など、あらかじめその方にあったわかりやすい
方法で提示しておくことが必要。
(治療の手順を目で確認できるようにしておくと良い。)
注射を打つ場合には、どのぐらいの痛みなのか、何のための注射なのか、
成分はどういったものか、といった具体的な事柄を伝えておく。
どこへ連れて行かれるかわからない。
何をされるかわからない。
どこをどう触られるかわからない(接触過敏)。
どのくらいの時間で終わるのかわからない。
自閉症の方々は、そういった些細な事で過剰に不安になったりするものなのです。
先の見通しが立ちさえすれば、そうして、そのこと(治療の手順)に本人が納得した上で治療に臨みさえすれば、最小限にパニックを抑えることはできるのです。
以前(3年くらい前)、愛知自閉症協会のホームページに、「医療機関との良い関係」という特集が組まれたことがありました。医療機関への要望や、自閉症の説明カードのことなど(説明カードの記入例などはなるほどと思うような事柄ばかりです。)、ちょっと古いですが参考になりそうなページですので、一応見出しページのURLを載せておきます。
http://www.nucl.nagoya-u.ac.jp/~taco/aut-soc/share/
この中の“2001年夏号”をご参考になると良いと思います。
ついでに・・・
発達障害の方はそうでない人より虫歯が多いというお話ですが、発達障害の方にありがちな問題として次の2点が挙げられるかと思います。
1)偏食の問題 ・・・偏食による唾液の成分や歯の質の変化。
2)過敏性の問題・・・歯ブラシを口の奥まで入れられない。
歯磨粉を使うと吐きそうになるなど、
歯磨き自体が困難な状況である場合。
治療以前の“予防”に関しても上記およびその他様々な個々の特殊な事情があったりいたしますので、歯医者さんや親ごさんやご本人さんの理解の上、“個々の事情に合わせた予防”についても考えていく必要があるのではないかとも思います。
ちなみに私はアスペですが、基本的には自閉症の方と同じ(ただし軽度の)困難を抱えており、毎朝、歯ブラシを口に入れるたびにオェ!っとなってしまう為、奥歯の奥を磨くことがでず、また子供の頃は偏食が多かったのですが、甘いものが嫌い!乳製品がダメ!・・・と“虫歯になりにくい偏食”をしてきたせいか、いい加減な歯磨きを続けてきたにも関わらず、幸い虫歯で歯医者さんのお世話になったことはありません。ご参考までに。
―mimosa―
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