アスペルガーの館の掲示板(旧)

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Re: 小さい頃にわかってたら・・・・ 2726へのコメント
No.2737  Mon, 1 Jan 2001 14:48:30 +0900  双子の母 [この発言にコメントする]

キャロライン様
 私は2歳3か月の男女の双子の母です。男の子のほうが生後間もなくから,睡眠障害,ミルクを飲まない,抱っこしても反り返る,など大変なことが多く,早期に小児科受診し,初めは脳性麻痺の疑いで,リハビリがはじまりました。
 私も看護婦,主人は医者だったので,子供の状態は客観的にとらえることができたので,6か月くらいから,脳性麻痺というよりは,自閉症が疑われると思っていました。リハビリの先生も研究熱心な方だったので,この子の筋緊張は,運動野の障害というより,情緒面からくるものでは,と早くから指摘され,11か月には,情緒専門の先生にみていただいておりました。
 今は,睡眠障害などの大変さはなくなりましたが,こだわり行動のおおいこと,視覚刺激にたいする敏感さなどは認めます。幸いに,双子の女の子がよくしゃべること,11か月から保育園にはいったことなどで,言葉は順調に発達し,逸脱した行動は少なくきておりますが,変わった場所(デパートなど)にいくと,ひっくりかえり,やっぱりなと思うことがあります。
 早く気づいたことで良かったことは,子供がまだ小さいうちに,この子の個性をうけとめる,わたしたち親の心の準備ができたことです。最初は不安でおしつぶされそうになりましたが,今は穏やかな気持ちでみていられます。
達者な女の子のほうが手が掛かることがおおく,かえって今は彼のマイペースさに救われています。 
 また,早期に,熱心にみてくれる保育園一人で彼を育てていくのは不安もありましたが,そのつど保母さんと相談しながら歩めることもとても恵まれていると思います。
 反面,子供が小さいうちは不安ばかりが先立ち,ほのぼのとした思いでがすくなかったです。もともと双子の育児なので,ゆっくりしていられなかったのですが,将来のふあんと睡眠不足で,ほとんどノイローゼ状態でした。いまはそれも思い出になりましたが。まだ子供もちいさくて,このくらいしかわかりませんが。かかせていただきました。それでは。
>アスベルガーの場合,大きくなってから診断されることが多いようですね。
>うちの娘は3才で診断がおりましたが,親の方は2才くらいから
>おそらく自閉症だろう・・・と,思うだけの材料はそろってました。
>
>この子の下に3才の娘もいまして,この子の3歳児健診などでは
>上の子たちの時よりも,かなりチェックが厳しくなっています。
>今は1才半健診で自閉症かも・・・と言うチェックが入る子もいます。
>ただこれは,知的障害を伴う自閉症の場合で,高機能だと漏れは多いと予想しています。親の方もなるべく,いろいろ突っ込まれないようにしてるし。
>
>多分,今起きている事件のコトで一層これから幼少時でのチェックは厳しくなるように思われますが,アスベルガーの場合やはり小さいときにわかっていたら,わかるようになるまでの苦悩や,つらい出来事は少なくなる可能性はありますか?
>
>聞かせて欲しいです。
>http://member.nifty.ne.jp/shyu/


あけましておめでとうございます
No.2736  Mon, 1 Jan 2001 00:39:26 +0900  るおう [この発言にコメントする]

あけましておめでとうございます。良い年でありますように。


Re: インパクトのある一通だそうです 2732へのコメント
No.2735  Mon, 1 Jan 2001 00:19:04 +0900  さくらかのえ [この発言にコメントする]

うずうず wrote:
>「今、傍若無人で勝手気ままな行動をとる公共心に欠けた若者が増えているという。これは羞恥などをつかさどる前頭葉部分に変化がおきていて、
>脳の病気と考えてもいい一面があるそうだ」

これは最近出回っているある本の紹介文に書いてあることとそっくりです。
(わたし自身はその本は読んでいないのですが、「平然と電車の中で化粧する脳」だったかな)
たぶんこの投稿者は、その本(またはそれに類する本)を読んだか、その紹介文を読んで影響を受けたのでしょう。
(編集者がインパクトを受けた理由としては、その説を知らなかったから、というのはどうでしょうか)

個人的には、しゃがんでタバコ吸ってることの何が悪いのか?と思うんだけどね。
(タバコの吸い殻をそこら辺に捨てられるのは困りますが、これは若い人だけではなく、また最近だけのことでもない)
はるか昔から年輩者は若者の行動に対し、世界が滅びるかのごときリアクションで、「今ドキの若者は」と嘆いていたということですから、その投稿者の感性や行動じたいは珍しくはないかもしれない。
ごく一般的俗物的な感性であり、その上投稿好きの人には「今ドキの若者の公共心のなさを嘆く」というのは、書きやすく格好のネタでしょう。
(現実には、若者ではない中高年でマナーの悪い人も大勢いるのですが、若者でなくなった人には、それらは目に入らないようです)
(ついでに言うと、なぜ「今ドキの若者は」ネタは書きやすいのか? それはあらかじめメディアによって「今ドキの若者は問題である」ことになってるのがわかっているから)

>続いて、今後公私の区別が無い人間が多くなるなら、社会はいったいどうなるのか、医療なども含め手だてを考えて・・・と、続きます。
>たぶん、投稿者の脳裏には多数の少年事件の報道と、片付けられない女性の報道と、最近の若い人の行動が一緒になってしまったのでしょう。

ただ、困るのはこれですね。
どの程度の信憑性があるのかわからない因果論に飛びつき、中途半端な知識だけで、ものを言ってしまう。
大きなメディアで「脳が原因(かもしれない)」と言われると、自分に許容できないことや理解できないことはなんでも「脳のせい」にしてしまう。
文句を言うのに都合がいいから、どこかの学者が言った「脳」という理由を持ち出してくるのです。
それがなんらかの「障害」だとしても「障害」を理解するために「脳」に目を向けるわけではない。
原因がわからないということを人は不安に思うようです。

>情報誌側も、一部の病名や特定の事件を示唆しなければ、一方的な文章を公共の場に載せても良いのでしょうか。

すべての文章はある意味一方的なので(特に意見を言う文章は)、こういう意見もある、ということで載せるのは問題ないと思います。
問題なのは、それに対するリアクションがどのように掲載されるか。
公平を心がけている雑誌であれば、その投稿者に賛成の意見と、そうは思わないという意見をバランスよく載せるはずなのですが、いいかげんな雑誌だと、一方に偏ったリアクションばかり掲載したり、リアクションそのものを載せなかったりすることもあるかもしれません。

ただ、そうは言っても、その投稿を読んだだけで、「そうか脳のせいなのか」と思ってしまう人も少なからずいるだろう。

こういう形で、いい加減な見解が巷に広まって行くのは困ったものです。


Re: フィクションノンフィクション 2725へのコメント
No.2734  Sun, 31 Dec 2000 23:39:09 +0900  さくらかのえ [この発言にコメントする]

みどりのみどり wrote:

>わたしも、トーベ・ヤンソンと、「モモ」と、「動物のお医者さん」が大好きです。(佐々倫子の「代名詞の迷宮」にでてくる主人公勝久は、人の顔の判別ができないのでやはり、裾野の住民かも知れません。)

わたしは「動物のお医者さん」では菱沼さんが好きです。
ムーミンシリーズはアニメーションでしか見たことが無く、話もよく覚えていないのですが、スナフキンが好き。ハーモニカ吹いてるとこも好きだし、「おさびし山の歌」のメロディーが好きです。


謹賀新年
No.2733  Sun, 31 Dec 2000 23:23:31 +0900  武田好史 [この発言にコメントする]

 アスペの館の「レス友」のみなさん、あけましておめでとうございます。
  とうとう21世紀がやってきました。
 20世紀は夢が実現せずに鬱々としていた人も、悲しくって泣いてばかりいた人も、人にあたって怒ってばかりいた人も、「もう死にたい・・・」と悩んでばかりいた人も、とにかくまず鏡の前にたってにっこりほほえんでみましょう。
 そしてこの新しい時代を歩き始めましょう!

「♪思い出という形のない物 胸の奥に秘めながら ずっとあなたを愛していく・・・・・」


インパクトのある一通だそうです
No.2732  Sun, 31 Dec 2000 21:25:49 +0900  うずうず [この発言にコメントする]

時間が空きましたが、NANAHAさん、さくらかのえさん、ぺりこさん、たあさん、レス有り難うございました。
これから少しずつ考えていこうと思います。

話は変わってしまいますが、例の少年事件でアスペルガーがクローズアップされた直後、朝○新聞の北海道版についてくる
タウン情報誌で、このような「お便り」が載せられました。内容は、ある中年主婦がバスターミナルでバスを待っていたところ、
厚底靴・ミニスカート・煙草・携帯電話をもった若い女性が同じ列に並んでいたというものです。彼女はしゃがんで煙草を吸い、
灰を足下に落としながら携帯電話でお喋りをします。素敵なバックをもっていたけれど、中はごちゃごちゃ、バスが来ても非常識な
言動を続けたというものです。いわゆる、今風の困ったお嬢さんといった雰囲気でしょう。
驚いたのは次の一文です。
「今、傍若無人で勝手気ままな行動をとる公共心に欠けた若者が増えているという。これは羞恥などをつかさどる前頭葉部分に変化がおきていて、
脳の病気と考えてもいい一面があるそうだ」
続いて、今後公私の区別が無い人間が多くなるなら、社会はいったいどうなるのか、医療なども含め手だてを考えて・・・と、続きます。
たぶん、投稿者の脳裏には多数の少年事件の報道と、片付けられない女性の報道と、最近の若い人の行動が一緒になってしまったのでしょう。
これは、単なる投稿者の思いこみでしょうか。正しい躾を受けた年輩者の正しい常識?
それとも一般人の常識?
これを載せた情報誌側は一切のコメントも補足記事も載せていません。ただ、すぐ近くに紙面への意見・感想を求める記事が載り、そこには
「毎月インパクトのある一通を特別枠に」取り上げるとあります。では、その特別枠に載せられた、この意見は特にインパクトのある記事であった
ということなのでしょうか。
まるで、テレビで報道されている「片付けられない女性」や「煙草を吸ってミニスカートをはいた女性」までが「社会はいったいどうなるのか」
心配になってしまう人間の一であって、とても衝撃的な事件であるようです。
一読して、しばらく開いた口が塞がりませんでした。皆さんはどう思われますか?
情報誌側も、一部の病名や特定の事件を示唆しなければ、一方的な文章を公共の場に載せても良いのでしょうか。
あんまりびっくりしたので、しばらくネットも休んでしまいました。
皆さんのご意見を聞きたいです。


Re: フィクションノンフィクション 2725へのコメント
No.2729  Sun, 31 Dec 2000 15:10:55 +0900  ゆーり [この発言にコメントする]

☆みどりのみどりさん

なんだか、みどりのみどりさん、と聞くと「みどりのゆび」という話を思い出してしまいます。
「みどりのゆび」を持つ男の子みたいな方・・・を想像します。
児童文学には、昔からちょっと変わった神秘的な人がよく登場しますよね。
A−TYPEの人々は、昔から世間の中で苦労しながら、文学で自分の世界を見せて
くれていたのだなと思います。先祖に感謝!です。

>こんな児童文学だけを、学齢期をずっと通り越しても繰り返し図書館から借りてくる私は、(図書館で真っ先に直行するのは児童外国文学コーナー)幼稚で駄目なのに違いない!とアスペルガーであることを知るまで血の気の失せた心で思い悩み、無理矢理幅を広げようともしたのですが、途中、著者の意見に占有されパニックになったり、自分よりはるかにパワフルな人が書いているもの、或いはその手の登場人物だけで、もうすっかり自分がなくなり、「自分はダメだ、自分はダメだ」のレコードが絶えなくなりました。

おんなじです。。高校に入ってからも、図書館に行くと児童文学コーナーへ直行する自分が
恥ずかしくて、誰にも話せませんでした。でも、すばらしい児童文学にたくさん出会えた
おかげで、きれいなものが前よりいっそう見える、という気がします。

>ですからフィクションでも情報量が多いとお手上げです。

アガサ・クリスティとか。。。すごいですね。何人ヒトが出てくるんだ?みたいな。。


Re: どうすればいいのでしょうか 2722へのコメント
No.2728  Sun, 31 Dec 2000 13:52:11 +0900  武田好史 [この発言にコメントする]

フリードリッヒ wrote:
> ごく最近、私の長男(29歳)がアスペルガー症候群であるという確信にいたりました。現在長男は就労もできず、在宅状態で、その独特の行動で家族を悩ましています。
 
「就労できるような自信をつくりたい!」ということであれば、日本障害者雇用促進協会が運営していて千葉県の幕張にある、「障害者職業総合センター」における
3ヶ月の職業準備訓練に参加させるのが一番良いと思います。私自身も去年(2000年)の9月の終わりから12月の半ばまで、その訓練に参加しました。
 訓練前私はとにかく「社会で仕事をして身を立てていくなんて自分には無理だ、このままいけばホームレスか精神病院で惨めに死ぬだけか・・・」と一人で悩んでいました。
 しかし、職員さんたちの暖かい励まし、一緒に訓練に臨んだ訓練生の方との心の交流、日々の規則正しい生活の積み重ねをとおして、次第に心に希望の光が射し、「このような自分でもきっと社会で役立つことが何かあるはずだ。」「身を立てていけそうだ!」というような肯定的な気持ちを持てるようになりました。
 職業準備訓練には、園芸・パン&クッキー製造・軽作業・事務印刷の4つのコースがあり、午前中にはそれぞれで一定の時間に製品をどれだけ作れるかということの向上を目指す「タイムトライヤル」、午後は会社で生活していくための能力の開発をもくろんだ実務的な訓練が行われます。訓練の状況は厳しくチェックされて、最寄りの職業安定所に報告され、それに基づいて適切と思われる職場が紹介されます。なお遠方からみえる訓練生のために宿泊施設があります。
 とにかくまずは、お住まいになっている都道府県の「障害者職業センター」へ息子さんと一緒に行き相談してみて下さい。 
 


Re: フィクションノンフィクション 2725へのコメント
No.2727  Sun, 31 Dec 2000 13:07:56 +0900  るおうと言う名前ですが、、またはいれなくなりました [この発言にコメントする]

みどりのみどり wrote:

>わたしも「モモ」と、「動物のお医者さん」が大好きです。(
私も,,それが好き!!



>ムーミンシリーズは、小学校5,6年生ごろにひたすらそれだけを読んでいまし

私も昔。。ときとてもよんでしました。た。


>ですからフィクションでも情報量が多いとお手上げです。

おんなじだ。。


ps

HM さん,,脳の事有難うございました。また色々教えていただけたら,,幸いです


小さい頃にわかってたら・・・・
No.2726  Sun, 31 Dec 2000 01:10:48 +0900  キャロライン [この発言にコメントする]

うちの娘(養護学校小学部2年)は知的障害を伴う自閉症です。
今回の豊川の一件でやはり衝撃を覚えた一人の親ですが,
アスベルガーの場合,大きくなってから診断されることが多いようですね。
うちの娘は3才で診断がおりましたが,親の方は2才くらいから
おそらく自閉症だろう・・・と,思うだけの材料はそろってました。

この子の下に3才の娘もいまして,この子の3歳児健診などでは
上の子たちの時よりも,かなりチェックが厳しくなっています。
今は1才半健診で自閉症かも・・・と言うチェックが入る子もいます。
ただこれは,知的障害を伴う自閉症の場合で,高機能だと漏れは多いと予想しています。親の方もなるべく,いろいろ突っ込まれないようにしてるし。

多分,今起きている事件のコトで一層これから幼少時でのチェックは厳しくなるように思われますが,アスベルガーの場合やはり小さいときにわかっていたら,わかるようになるまでの苦悩や,つらい出来事は少なくなる可能性はありますか?

聞かせて欲しいです。
http://member.nifty.ne.jp/shyu/


Re: どうすればいいのでしょうか 2722へのコメント
No.2724  Sun, 31 Dec 2000 00:11:52 +0900  ななは [この発言にコメントする]

フリードリッヒ wrote:
> ごく最近、私の長男(29歳)がアスペルガー症候群であるという確信にいたり> ました。現在長男は就労もできず、在宅状態で、その独特の行動で家族を悩まし> ています。私たち夫婦は、考えられる限りの手段を講じて長男の生活自立と社会> 適応を目ざしてきました。現在も、アパートを用意し自立生活をさせようと準備> を進めているところでした。その矢先、新聞で目にしたアスペルガーという言葉> に思いあたることがあり、ネットで調べてみた結果、なんとそこには無数の長男> がいるではありませんか。

こんばんは、フリードリッヒさん、私もその1人です。(^^;)

>今までの私たちの長男への対応は根本から間違っていたのではないか、これか
>らどう対応することが長男の将来にとっていいことなのか。それにしても29年間>という年月は取り返すには長すぎます。そういうやり方は間違っている、もっと経>験から学べという親のアドバイスもおそらく本人にとっては「迫害」以外のなにも>のでもなかっただろうし、事実長男は、世界(日本)を恨み自己を被害者になぞら>えることでかろうじて自己を保つ思念で武装していると言っても過言ではありませ>ん。

今までの対応=それは仕方ないと思います、学術的にも最近年光が射したのではないでしょうか?しかしそういう方だと分かっただけでもラッキーではないでしょうか?今も分からず親子で断絶をしたままの方も多いと思います。私も今まで注意力散漫、後かたづけの悪さを叱責されるだけの人生で親にほめられた記憶が殆どありません。自分が不要品・不良品だと思い、本当に辛かったです。なにせ、経験から反復して学ぶと言うことが脳から全く欠如している私です。

>私自身は、障害をはっきり自分で認知し、それをマイナスととらえるのでな
>くプラスに転じていくことが本人にとって> 最も良いことだと考えます。しかし
>そこに至る道をどうやって見つけ出したらいいのか、私には分かりません。ど
>なたかアドバイスしていただけないでしょう
>うか。お願いいたします。

アドバイス等は出来る身分ではありませんが、その人しかできないことや長所を一日も早く見つけて上げて下さい。普通の人として見るのとASとして見るのとでも
ずいぶん違ってくると思います。長所を繰り返し訓練すれば何か進路が開けないでしょうか?私は情報処理(簡単に例を言うとトランプを一瞬見ただけで把握できる)等の能力が意外にあると、自分に対し最近発見したばかりで、対人の必要がない地味な端末作業にはとても重宝しています。ただし集中力がないので、分からないようにして息抜きが必然ですが。居間はSOHOとか、在宅で出来る端末の仕事があるので、いろんな可能性が、それこそ十年前ぐらいと比べたら豊富だと思います。
いちばん分かるのも親御さんだと思います。息子さんにもここを教えて上げて下さい。私はずいぶん救われました。自分もこの世の中に居ても良いんだと、ここを訪れてから初めて感じたのです。


覚えるのに時間がかかった概念2
No.2723  Sat, 30 Dec 2000 23:55:23 +0900  ななは [この発言にコメントする]

何度もすんまそん。あっ!と思い出したことがあり?と考え込んでしまったので、
書き込みします。私は自分がどんなに苦労して資格等を取っても、いわゆる
「満ち足りた達成感」ゼロなのですが、似たような方いらっしゃいますか?「あ、取れた」と思うだけで、良かったな〜としみじみ涙できないので、自分が主人公の時、周りが良かったね!と言うとしみじみ涙するふりしかできません...。


どうすればいいのでしょうか
No.2722  Sat, 30 Dec 2000 23:12:12 +0900  フリードリッヒ [この発言にコメントする]

 ごく最近、私の長男(29歳)がアスペルガー症候群であるという確信にいたりました。現在長男は就労もできず、在宅状態で、その独特の行動で家族を悩ましています。私たち夫婦は、考えられる限りの手段を講じて長男の生活自立と社会適応を目ざしてきました。現在も、アパートを用意し自立生活をさせようと準備を進めているところでした。その矢先、新聞で目にしたアスペルガーという言葉に思いあたることがあり、ネットで調べてみた結果、なんとそこには無数の長男がいるではありませんか。今までの私たちの長男への対応は根本から間違っていたのではないか、これからどう対応することが長男の将来にとっていいことなのか。それにしても29年間という年月は取り返すには長すぎます。そういうやり方は間違っている、もっと経験から学べという親のアドバイスもおそらく本人にとっては「迫害」以外のなにものでもなかっただろうし、事実長男は、世界(日本)を恨み自己を被害者になぞらえることでかろうじて自己を保つ思念で武装していると言っても過言ではありません。私自身は、障害をはっきり自分で認知し、それをマイナスととらえるのでなくプラスに転じていくことが本人にとって最も良いことだと考えます。しかしそこに至る道をどうやって見つけ出したらいいのか、私には分かりません。どなたかアドバイスしていただけないでしょうか。お願いいたします。


Re: どなたか教えてください 2720へのコメント
No.2721  Sat, 30 Dec 2000 20:48:41 +0900  HM [この発言にコメントする]

武田好史 wrote:
> 日経サイエンス2000年5月号に邦訳が掲載された論文で、ロチェスター大のP.M Rodierさんは、ある自閉症の女性の脳の解剖所見として、正常な人と異なる次の点を上げています。
>
>1.上オリーブ核の欠損。
>2.顔面神経核の数が正常では9000のところ、400余りしかなかった。
>3.稜形核と下オリーブ核との間の脳幹が、正常の1/5しかない。

なるほど。
いま手元に日経サイエンスもScientific Americanもないので、その論文を見ることができません。
今度読んでみます。
ありがとうございます。


Re: どなたか教えてください 2719へのコメント
No.2720  Sat, 30 Dec 2000 20:33:36 +0900  武田好史 [この発言にコメントする]

HM wrote:
>武田好史 wrote:
>1)「オリーブ核」というのはどんな器官なのですか?
>1.オリーブ核は延髄中の神経核で、小脳や脊髄と繊維連絡があります。この神経核のどういったことが知りたいのでしょうか?
>
日経サイエンス2000年5月号に邦訳が掲載された論文で、ロチェスター大のP.M Rodierさんは、ある自閉症の女性の脳の解剖所見として、正常な人と異なる次の点を上げています。

1.上オリーブ核の欠損。
2.顔面神経核の数が正常では9000のところ、400余りしかなかった。
3.稜形核と下オリーブ核との間の脳幹が、正常の1/5しかない。

 私は注視障害(物をみるときに目の中心が無意識に対象からはずれてしまう)なのですが、彼女と共通した異常をどれか持っているのでしょうか?


Re: どなたか教えてください 2715へのコメント
No.2719  Sat, 30 Dec 2000 12:04:45 +0900  HM [この発言にコメントする]

武田好史 wrote:
>1)「オリーブ核」というのはどんな器官なのですか?
>2)supracellar tumor(若しくはsupracell tumor)という診断を脳神経科の先生からもらったという方が私のメール・フレンドの中にいるのですが、いったい彼はどのような状況なのでしょうか?

武田さん、るおうさん、リプライありがとうございます。
俺は脳の研究者と言っても、かなり限局されたことをやっているので、俺の分かる範囲で答えます。

1.オリーブ核は延髄中の神経核で、小脳や脊髄と繊維連絡があります。この神経核のどういったことが知りたいのでしょうか?

2.Supracellar tumor。Tumorは腫瘍のことです。この場合良性、悪性(癌)とも含みます。俺は医者ではないので詳しくは分からないが、もしtumorと診断されているのなら手術などの対処が必要なのではないかと思います。残念ながらsupracellarは分かりません。Supraは「上」を示す接頭辞です。もしsupracerebellerだとしたら小脳上の腫瘍ということになります。脳神経科の医者の診断ということなら、その後それなりの対処がなされているとは思うけど、病名だけを言うような医者だとしたら気にくわないな。

ちなみに脳下垂体はhypophysisだったと思います。


Re: どなたか教えてください 2715へのコメント
No.2718  Sat, 30 Dec 2000 01:18:24 +0900  るおうと言う名前ですが、、またはいれなくなりました [この発言にコメントする]

武田好史 wrote:
>2)supracellar tumor(若しくはsupracell tumor)> 

たしか,,私のつたない記憶によるとsupracellar とは,脳下垂体のことではなかったでしょうか??
だれか教えて下さい。。。私からも。。お願いします。

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