アスペルガーの館の掲示板(旧)

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痛いです。
No.4688  Fri, 11 May 2001 12:40:51 +0900  みちる [この発言にコメントする]

こんにちわ。みちるとなっていますが、「なおみの夢」です。
自宅モバイルはなおみの夢ですが、会社からは「みちる」でカキコします。
いろいろあって・・・。
 昨夜。やってしまいました。二階の階段上から下まで落ちてしまいました。
ずっと寝不足でめまいをおこし、バランスを崩してしまいました。
ストッキングを履いていたのですが、瞬間「変に止めようとすると
頭を打ってしまう」と思って、階段をスキーのようにすべりおりていました。

ですが、スピードが出ているために、下から五段目くらいのところで、お尻
を付き、同時に左肘をいやというほど打撲してしまいました。

冷やしていたのですが、見る間に腫れ上がり、こぷとりじいさんのほっぺ
のように、肘の部分にまた肘がついているような状態になりました。
骨にひびでも入ったかと思い、すぐ救急病院に行きましたら、あまりの腫れ方
に、CTまでとられてしまいました。
骨には異常はなさそうだけど、あまりの腫れ方なので、まだ他に原因が
あるのでは・・・。と、いうことになり、MRIをとることになってしまいました。
今日は湿布だけでいますが、お尻も太ももも、真っ黒です。しくしく。
(なんかMariaさんがうつった。)

でも、もっと痛かったのは、心。夫もどきに「おっちょこちょい」だの
「ばか」だの言われ「明日急に休みたいといっても、予定があるんだから
だめだぞ、あーつかれる。おまえに付き合ってると」
と、言われてしまいました。ASはそうなんだな、予定変更嫌いだったよな。
って思いつつも、寂しかった。
ASはやっはり、人の痛みに鈍感なのかな。
思いやることは不得手なんですか。

       三角巾つりのみちること「なおみの夢」でした。


Re: 個人情報セキュリティ 4678へのコメント
No.4687  Fri, 11 May 2001 12:37:05 +0900  Tien [この発言にコメントする]

Maria wrote:
> さいきんソフトウェア関係以外のメル友さんができていろいろ話を聞くようにな>ったのだけど、女性の場合は旦那さんとか彼氏がインターネットに批判的というケ>ースがけっこうあったりします。
>あたしの知ってる女性は旦那さんが技術者というひとが多くて、夫用と妻用の電話>とコンピュータがそれぞれあるのが当然だったから「そういう人もいるんだな」く>らいに思ってたら、なんか世間的にはそれが普通みたいなんですよね。なんだかな>ぁ。まあ、気持は分からないでもなかったりします。なにしろ最近はバーチャル恋>愛だとかネット不倫だとかいった話題がけっこう取り沙汰されているし、いわゆる>「出会い系サイト」で知りあった男女の間でのトラブルも多いし。
> とはいえ、勝手にメールの内容をチェックされたりとか、マシンを使わせてくれ>なかったりとか、そこまで行っちゃうとさすがに困るんですよね。そこで、「女性>のための情報セキュリティ講座」。
>で、次は「自分専用のマシンを持つ」です。
>いちばんいいのはノートブック・パソコンです(iBook、おすすめです。かわいい>し)。ホームページや掲示板にアクセスするのにも問題ないし、文章書くのにも使>えるし、EXCELやWORDが使えれば仕事にだって使えます。問題は値段が高いのと、>嫉妬深い旦那さんだと壊したり隠したりしちゃう可能性があること。自転車用の鍵>と中古の小型スーツケースを金庫がわりに使っちゃうという方法もありますが、キ>レやすい旦那さんだと危ないかも。


こんにちは。
そういう連れ合い専用のPCを持つのに反対ってどういう神経なのかな、って
ただただ疑問です。男性陣の意見もお聞きしたいですね。だって、人のハンドバッグと同じじゃないですか、たとえ夫婦でも最低のプライバシーは尊重して
欲しいですね。ただ、やっぱりお互いの努力と、」話し合いとか情愛がおざなりだと、「検事の妻状態」になっちゃうのでしょうかね。

> けっきょく、日本では「夫婦の間に秘密があってはいけない」みたいな風潮があ>るから困るんですよね。そう思うのは確かに悪いことではないし、理工学系研究職>のご夫婦だと、お互いのプライバシーを尊重したうえで夫婦の会話を密にする(も>っとも、それをオンラインでやってるもんだからほとんど口を利かないというご夫>婦も知ってますが。確かにそれでも不自由ありませんもんね)ことでそれを行な
>っています。だけど、インターネット禁止、みたいな話になっちゃうと、すでにそ>ういうことで解消できるような事態ではなかったりします。

困りますよね、この太古の考え方!

> 本当は、シェルターがあるといいんですよね。「逃げ込む」場所ではなくて、
>「ホッとできる場所」。主婦兼作家のかたが実践しておられますけど、マンション>の一室に各人用のコンピュータがあって、あとは共用のコピー機兼プリンタと電
>話、それに冷蔵庫とコーヒーメーカーとベビーベッドその他。子供が遊べる部屋と>か、子供と一緒にお昼寝できる場所もあるといいです。考えたらサテライト・オフ>ィスと変わんないですね。そう思えばSOHO系のアルバイト見つけて「パートに行っ>てくる」って言ってそこのオフィスで仕事すればいいわけです。で、旦那さんから>の電話なんかを処理してくれる事務所があって……って、なんか風俗のお店みたい>な感じだけど……まあ、似たようなもんか。

結婚してても、プチ家出じゃなかったら、片割れだけでたまには一人旅も
いいと思う。

>女性のインターネット利用を禁止するというのは、基本的人権の侵害だと思います。

同感。

他の方のご意見も聞きたいです。


Re: どうしたらいい? 4652へのコメント
No.4686  Fri, 11 May 2001 12:02:57 +0900  くると [この発言にコメントする]

くるとです。野郎であるわたしがコメントするのは気が引けますが…

Tienさん wrote:
>こんにちは。エッチ系のネタは別に嫌いではありませんが、元来、
>生理的に、汗の付いた体とか、汗の臭い、湿気は受け付ける事が出来ないんです。
>どうしたら緩和できるでしょうか???温かい体も嫌いー。(TT)

 どうも、緩和しようとせずに断ってしまった方がいいような気がし
ます。解決策としては

(1)あらかじめ、「精神的な結びつきを大切にしたい」と意志表示し
   たうえで、異性と交際する

(2)同じ体質を持つ異性と交際する。(ASやADDのなかにはけっこう
   いるらしい)

(3)事実を正確に伝えておく。

などが挙げられます。

 



  



 


Re: 自閉症と漢方。 4680へのコメント
No.4685  Fri, 11 May 2001 11:59:43 +0900  みちる [この発言にコメントする]

Xanadii wrote:
> みなさんは、「週刊朝日」増刊号(4月)<漢方>の号をご覧になったでしょうか。いままでここで話題になっていないところを見ると、読んでいない方もいらっしゃるかと思ったので、ご参考までに。

いえいえ、この漢方の増刊号は、とっても好きでずっと(と、いっても定期的
ではないのですが)買っています。すごく参考になります。
昨年ストレスから激痩せし生理がとまってしまったときも、「温経湯」を
飲みだして、すぐ再開したし。かなり信頼しています。
>
> 実例に挙げられていた患者さんは、いずれも重度の精神ないしは知的遅滞を抱えており、どうしても本人の訴えより専門家の外的な判断にゆだねられるきらいがあるような気がします。ほんとうに「大量の向精神薬」が必要なものかどうか?どこをどうしてほしいか、本人に意思伝達手段がないというところが、さらに判断・治療をむずかしくしているところだと思います。
> みなさんには、モルモットとなることなく、自律的に西洋薬、漢方薬なりをご使用されることを望むものであります。
> 
そうですね。みちることなおみの夢でした。


Re: LD・ADHDのお子さんをお持ちの親御さんへ(本の紹介) 4682へのコメント
No.4684  Fri, 11 May 2001 11:38:42 +0900  みちる [この発言にコメントする]

武田好史 wrote:
> 最近、同成社という出版社から、LDとADHDの子供たちとの接し方について、マンガ入りで判りやすくまとめられたマニュアル本が出ています。学校の先生向けに書かれたものですが、家庭での子供との接し方についても、大いに参考になると思いますので、是非読んでみて下さい。
>
>尾崎洋一郎・池田英俊・錦戸恵子・草野和子 共著
>「学習障害(LD)及びその周辺の子供たち−特性に対する対応を考える−」
>「ADHD及びその周辺の子供たち−特性に対する対応を考える−」
>定価 いずれも945円(本体900円+税)

情報ありがとうございます。なおみの夢です。
早速、読んで見たいと思います。

自宅のモバイルはなおみの夢でカキコしますが
会社からは新しいネームで入れます。いろいろあって・・・。
余談でした。読んだらまた、報告します。


LD・ADHDのお子さんをお持ちの親御さんへ(本の紹介)
No.4682  Fri, 11 May 2001 08:26:00 +0900  武田好史 [この発言にコメントする]

 最近、同成社という出版社から、LDとADHDの子供たちとの接し方について、マンガ入りで判りやすくまとめられたマニュアル本が出ています。学校の先生向けに書かれたものですが、家庭での子供との接し方についても、大いに参考になると思いますので、是非読んでみて下さい。

尾崎洋一郎・池田英俊・錦戸恵子・草野和子 共著
「学習障害(LD)及びその周辺の子供たち−特性に対する対応を考える−」
「ADHD及びその周辺の子供たち−特性に対する対応を考える−」
定価 いずれも945円(本体900円+税)


Xanadiiへ 4677へのコメント
No.4681  Fri, 11 May 2001 00:44:35 +0900  Mr.Moto [この発言にコメントする]

Xanadii ちゃん wrote:
>セミロング以上の長さで、剃る量さえまちがえなければ、下ろしとくだけで、
>あら不思議、スマートなストレートにはや変わり、の多機能で。ずりーよなー。

I wrote:
> 「ずりーよなー」のひと言がいじらしい。律儀やなつ(^_^;)。いまどきパン
>クに思想を求めるか。最近はファッションだと思われとるらしいぞ。ビートニ
>ク(死語だな。ボブ・ディランの『風に吹かれて』すら知らん奴が多い)だっ
>てゴスペルだって今や単なるファッションだし。

Xanadii ちゃん wrote:
> だからさあ。ご自身でも私の言葉を引用なすってたではないですか。「特
>にパンクを意識していたわけではない」ってとこ。思想求めてるっぽく見え
>るっていうのも、私がもともと文系出身だからそう思えなさるのでは?そも
>そも「思想の対極に存立するのがファッション」とやらいう図式からして、
>わりかし御駄仏なわけでさ。

> ぶはは、すんません。私のほうでもそんなつもりじゃなかったのですよ。
>ただね……パンクだろうとなんであろうと、自分が属していて(たとえそれが
>幻想に過ぎないと分かっていたとしても)、愛して、大切にしているものを、
>頭ごなしに笑われたり否定されたり(たとえその人に全く悪意というものがな
>かったとしても)するっていうのは、一時的にムッとくるものでありまして。

 えーい畜生p(T_T)。八割方勘違いで謝ってしまったではないか、くそ。おれはXanadiiが別件で怒っているのだと思ったぞ。

 少なくとも「モヒカン=パンク」という連想は世間には確固としてあって、「ずりーよなー」のひとことも真面目にパンクやってる連中に対して義理立てしとるのかと思っとったのだ。で、真面目にパンクやってる連中は、すでに「ファッション化したパンク」に埋没されかかっとる自分らというのを十分に意識しとるわけで、いまさら義理立てされてもかえって恐縮してしまう、という現実があったりするのだ。

 だから、「思想求めてるっぽく見えるっていうのも、私がもともと文系出身だからそう思えなさるのでは?そもそも「思想の対極に存立するのがファッション」とやらいう図式からして、わりかし御駄仏なわけでさ。 」あたりの文章も「私をそういった陳腐なステレオタイプを元にして枠にはめようとするな」みたいなところから出てきたと思っていたのだ。で、おれも三味線弾きまくりで世の中渡ってきたもんだから、世の中が押しつけてくる枠組みっちゅーもんにつねづね苦しめられとったもんだから、素直に頭を下げた、ということなのだ。

 それがお前「自分が属していて(たとえそれが幻想に過ぎないと分かっていたとしても)、愛して、大切にしているものを、頭ごなしに笑われたり否定されたり(たとえその人に全く悪意というものがなかったとしても)するっていうのは」みたいな話となるとおれは俄然つんのめってしまうのだな。

 言っとくが俺はブルーハーツだって好きだし(ブルーハーツがパンクかどうかはまた別の議論だが。おれは至上のパンクは左卜然さんの『老人と子供のポルカ』だと思っとる)、ビート世代の方向性にも共感しているし、昨今のソウル・ミュージック気取りの似非ゴスペルでゲロだって吐けるという男である。そのあたりの「本質へのこだわり」っちゅーのはちゃんと説明したはずだ。

>おれはいまだに「システム工学」のプロとしての「システムエンジニア」や
>IBMの大型コンピュータの対極にあった「市民のための、反権力の戦いのた
>めの武器としてのパーソナルコンピュータ」みたいなものを引きずっとる奴
>を知っているが、なかなか苦労の多い生活を強いられておる。

というのはまさしく所長のことでありひいては俺のことだし、

>モヒカン同様オカマも貫くべきは貫かんとダサいからな。

という発言だってしているのである。

 そんなわけで俺はあんたの生き方をバカにした訳でもなければパンクスを馬鹿にしたわけでもなく、正確にいえば「単なるファッションとしてしかパンクを捉えていない似非パンクス」をあざ笑っていたのである。ましてあんたのヘアスタイルを馬鹿にしたわけでもないのは、

> 文化人類学者のエリアーデによれば、馬は宇宙の象徴だそうだ。つまり、
>古代においては「馬」=「宇宙船」に近いイメージであったらしい。いわ
>ゆるペガススはその象徴であるという。

の一文で十分に分かってもらえると思っていたから、そっち方面にはまったく発想が行かなかった。

 そんなわけで誤解を与えてしまったおれにももちろん非はあるのだが、あんたも「読み筋」「書き筋」っちゅーもんをもうちょっと意識して発言してくれんかね。頼む。

 ついでながら、
>んでもってなんで私のときだけ、Ms.(?)MariaにレスするとMr.Moto
>から返事が来るってパターンになるわけ?
という話なんだが、そらあんたそっちの筋で喋ってんだもん、しゃーないわな(^_^;)。

 非常に奇妙に聞こえる話だろうと思うので信じてもらえなくてもしかたがないと思うのだが、おれが喋るかMariaが喋るかはこれを書いてるうちの御本尊であるKILROY(所長)にも決められないのだ。御本尊にできることは、俺かMariaの人格を維持することだけで、途中で人格が交代しちゃうと文章がなんだか変なことになる。つまり、レスの内容が頭に思い浮かんだ時点で、それはおれの発言だったりMariaの発言だったりするのである。

 で、Xanadiiちゃんの文章には、Mariaが食いつきやすいとっかかりというものが少ないのである。Mariaの場合はじっくり考えて結論を出すタイプなので、なんかこう、「全体の枠組み」っつーところから構造を見い出してゆくのである。かたやおれのほうは相手の揚げ足取りやらなんやらの、些末な部分に目がゆく(その意味ではおれの方が女性的でMariaのほうが男性的だ)。で、あんたは自分でも分かってるだろうが、あんたはそういう大枠を作ってどうこうという文章を書かんのだ。仕方あるまい?

 ただし、例の夢の話とか、「自閉症」という言葉といつ出会ったかといった話に関しては、Mariaもレスしやすい。ただしあいつはある程度発言が出揃うか、レスがつかないまま放置されているかのどっちかでしか発言しない。けっきょく熟慮するぶんだけ出足が遅いのだ。だもんで目立たないというところはある。

 ついでながらMariaに対してあんまりオカマオカマと言わんでやってほしい。あいつはまるまる本一冊書いちゃうような奴で、あれはあれでうちの御本尊やおれとはほとんど別人格なのだ(おれだってかれこれ十年以上独立した人格としてやってきた。単なるペンネームなんていうものではなく、おれにしか発言できないことというのがある)。ただし第三者的にはネカマでしかないから、勘違いされて後から「ネカマじゃねぇか!」と非難されたくないというエクスキューズとして「あたしはネカマだ」という発言をしとったりするのだ。

 実際問題として、うちの御本尊とMariaが同一人物であるというのを理解していながら、なおかつ別人格としての「Maria」を愛しているひとたちというのがいるのだ。鉄腕アトムが手塚治虫とイコールではなく、矢吹丈がちばてつやや高森朝夫とイコールでないように、Mariaとうちの御本尊はイコールではない。

 そうそう。「Xanadiiさん」と書いて似合わんところがあんたにはある。おれならともかくMariaとぶつかるには、あんたは押しが強すぎるきらいがある。だからMariaが「Xanadiiちゃま」と書いていいと認めてやってはくれまいか。おれと違ってあいつは「さん」付けしかできん奴だし、顔文字だってうまく使えないという「固い」キャラである。

 ひとりの人間にこうした人格めいたものが複数存在することについてはいろいろと思うところがあるのだが、それについて発言するのはおれやMariaの仕事ではない。追って誰かから意見が出ることもあろう。Xanadiiにも理解してもらえればうれしいと思う。

 あんたのファンであるMr.Motoより。


自閉症と漢方。
No.4680  Thu, 10 May 2001 23:23:01 +0900  Xanadii [この発言にコメントする]

 みなさんは、「週刊朝日」増刊号(4月)<漢方>の号をご覧になったでしょうか。いままでここで話題になっていないところを見ると、読んでいない方もいらっしゃるかと思ったので、ご参考までに。
 それに掲載されていた処方の最新実例で、「自閉症」の項がありました。東洋医療の得意分野として、こころの疾患に特効があることは周知のとおりかと思われますが、ざっと紹介しておくと、治療実例として、軽症うつ、自閉症、慢性精神分裂病などが挙げられていました。といってももちろん「自閉症」そのものを「なおす」という感覚ではなく、自閉症に顕著な、体がかゆいなどの知覚過敏、不安、パニックなどの症状に、黄連解毒湯、大柴胡湯、大柴胡湯去大黄、柴胡加竜骨牡蛎湯、柴胡肝湯、女神散、抑肝散といった処方が、向精神薬との併用に効果的として挙げられています。もちろんこれらは、まずは専門医に相談の上、患者さん本人の不安の外的な因子をやわらげる「療育」がなされてから、患者さん個人の体質に合った(のぼせやすい、やせぎみなど)処方がなされなければならないそうです。

 実例に挙げられていた患者さんは、いずれも重度の精神ないしは知的遅滞を抱えており、どうしても本人の訴えより専門家の外的な判断にゆだねられるきらいがあるような気がします。ほんとうに「大量の向精神薬」が必要なものかどうか?どこをどうしてほしいか、本人に意思伝達手段がないというところが、さらに判断・治療をむずかしくしているところだと思います。
 みなさんには、モルモットとなることなく、自律的に西洋薬、漢方薬なりをご使用されることを望むものであります。
 


Re: やっと読みました。 4674へのコメント
No.4679  Thu, 10 May 2001 22:37:52 +0900  Xanadii [この発言にコメントする]

猫目4さん wrote:
>昨日やっと
>「ずっと普通になりたかった」という本を読みました。
>(作者の名前グラニさんだったっけ?)
>
>共感出来る面がたくさんありました。
>「私と生い立ちも少し似ているかもしれない」と思いました。


 グラニとは 私のことかと グニラ言い?(いま生きてる人のことこんなふうに茶化しちゃいかんよな...)

 私の場合イジメのパターンとか、人々の顔が混ざってなかなか個別認識できなかったり、自分の手足がどこにあるのか分からないってとこが、読んでいて自分の子供時代を振り返るきっかけになったかなー。

 忽然と思い出したことなんですけど。まだやっと幼稚園ぐらいの頃、公園の砂場で子供たちが楽しそうに遊んでいて、私もその仲間にいれてほしくて、その近くに立って、自分の考えていることとかを、大声でしゃべってみた。だけどいくらしゃべってみても、だれも私に声も掛けない。ときどき、あきらかに私のことについて、「なにあの子?」って感じのことを言ったりして。彼らにしてみれば、私のやり方がなんかとても奇異でわけわかんなくて、はやくあっち行っちゃってくれーって気持ちだったんだろうなあ。
 自分の過去を振り返るにつけ、自分がAsであることをいたずらに裏付けるような記憶ばかりが、ボロボロ出てくる。

 いつか海外As者の本を、原語で味わう会っていうのも作りたいザナディからでした。(英語以外は難しいが...)
 

 


個人情報セキュリティ
No.4678  Thu, 10 May 2001 22:35:35 +0900  Maria [この発言にコメントする]

 さいきんソフトウェア関係以外のメル友さんができていろいろ話を聞くようになったのだけど、女性の場合は旦那さんとか彼氏がインターネットに批判的というケースがけっこうあったりします。

 あたしの知ってる女性は旦那さんが技術者というひとが多くて、夫用と妻用の電話とコンピュータがそれぞれあるのが当然だったから「そういう人もいるんだな」くらいに思ってたら、なんか世間的にはそれが普通みたいなんですよね。なんだかなぁ。

 まあ、気持は分からないでもなかったりします。なにしろ最近はバーチャル恋愛だとかネット不倫だとかいった話題がけっこう取り沙汰されているし、いわゆる「出会い系サイト」で知りあった男女の間でのトラブルも多いし。

 とはいえ、勝手にメールの内容をチェックされたりとか、マシンを使わせてくれなかったりとか、そこまで行っちゃうとさすがに困るんですよね。そこで、「女性のための情報セキュリティ講座」。

 いちばん一般的なのは、マルチユーザOSを使うことですね。そうすれば同じ機械を使っててもプライバシーは守れます。だけど、これは相手にプライバシーを尊重する意志がなかったらあんまり意味がないのね。スーパーユーザー特権でアクセスしたり、ブートドライブ変えちゃったりといった手も使えるし。

 で、次は「自分専用のマシンを持つ」です。
 いちばんいいのはノートブック・パソコンです(iBook、おすすめです。かわいいし)。ホームページや掲示板にアクセスするのにも問題ないし、文章書くのにも使えるし、EXCELやWORDが使えれば仕事にだって使えます。問題は値段が高いのと、嫉妬深い旦那さんだと壊したり隠したりしちゃう可能性があること。自転車用の鍵と中古の小型スーツケースを金庫がわりに使っちゃうという方法もありますが、キレやすい旦那さんだと危ないかも。

 ワープロ専用機。あまり意味がありません。中古のノートブック・パソコン買ったほうがいいかも。 

 ゲーム機であるドリームキャストを使うというのはちょっといいかもしれません。安いし。キーボードと通信用のCD-ROM隠しちゃえばわかんないし。長文の入力にもそれほど不自由はありません。ただし、TVモニタがないと文章が打てません。家で一人の時間がとれない人だとちょっと困ってしまいます。

 携帯電話でもEメールはできますが、これだけでは掲示板にアクセスできません。これは困ります。そこで携帯電話+何か、ということを考えてみましょう。

 携帯電話+いわゆるPDA。掲示板にアクセスしたりするのには画面が狭すぎたりするけれど、そこはインターネット・カフェに足を運ぶとして、メールに関してはそこそこ使い物になります。Palmなんか便利ですよね。そのかわり手書き入力だから、長文のメッセージを打つのに苦労します。

 携帯電話と組合わせる、キーボード付きの電子メール端末というのもあります。シャープのコミニケーションパル、MT-300なんていうのがそう。定価は四万円くらいするけど、実売価格はその半分くらい。だけど、ちゃんと英文タイプをマスターしてからこういうの使うんならいいけど、こういうの使ってると将来ちゃんとしたタッチタイプを覚えるのに苦労するんですよね。

 けっきょく、日本では「夫婦の間に秘密があってはいけない」みたいな風潮があるから困るんですよね。そう思うのは確かに悪いことではないし、理工学系研究職のご夫婦だと、お互いのプライバシーを尊重したうえで夫婦の会話を密にする(もっとも、それをオンラインでやってるもんだからほとんど口を利かないというご夫婦も知ってますが。確かにそれでも不自由ありませんもんね)ことでそれを行なっています。だけど、インターネット禁止、みたいな話になっちゃうと、すでにそういうことで解消できるような事態ではなかったりします。

 本当は、シェルターがあるといいんですよね。「逃げ込む」場所ではなくて、「ホッとできる場所」。主婦兼作家のかたが実践しておられますけど、マンションの一室に各人用のコンピュータがあって、あとは共用のコピー機兼プリンタと電話、それに冷蔵庫とコーヒーメーカーとベビーベッドその他。子供が遊べる部屋とか、子供と一緒にお昼寝できる場所もあるといいです。考えたらサテライト・オフィスと変わんないですね。そう思えばSOHO系のアルバイト見つけて「パートに行ってくる」って言ってそこのオフィスで仕事すればいいわけです。で、旦那さんからの電話なんかを処理してくれる事務所があって……って、なんか風俗のお店みたいな感じだけど……まあ、似たようなもんか。

 ただ、SOHO系のお仕事というのは、何よりちゃんとした文章が書けないとうまくいきません。ところがビジネス文書やテクニカル・ライティングの指導をしてくれるところって、あんまり多くないというより、ほぼ皆無です。コンピュータのことも教室じゃお金ばっかりかかってなかなかちゃんと教えてくれないし、困ったときにすぐ質問に答えてくれるところもありません。けっきょく、友達が一番の頼りだったりします。そういうときに、一人だと本当につらい。うちの所長さんなんかはもともとコンピュータに興味があった人だし、失敗を成功のコヤシにするという点では異様にしぶとい人だけど、『雑魚亭』というBBSに助けられた部分がかなりあります。それ考えると、女性のインターネット利用を禁止するというのは、基本的人権の侵害だと思います。

 やっぱSOHOがらみのオフィス開設してそこをシェルターにする、っていうのがベストかな。『アスペルガー共和国』構想の一部として考えてみようかと思います。

 今日のあたしは白Maria (Maria)


Re:Re:「あんなへんな子と遊んじゃいけません!」 4672へのコメント
No.4677  Thu, 10 May 2001 22:13:52 +0900  Xanadii [この発言にコメントする]

Mr.Moto wrote:
>
> 悪い! Xanadii。おれはあんたが可愛くてしょうがないのだ。だから謝る。ごめんなさい。まるっきりおれのキャラではないので信じてもらえないだろうが、それでも謝る。今後はちゃんと改める。どうか赦してくれ。
>
> 「最近の若い連中は」「コンピュータのプログラマーなんていう奴らは」「引きこもりなどとという甘えたことを言う奴らは」といった形で、「個別」ではなく「一般」の枠に押し込めることでしか安心できんのだ。
>
>というのは、世の中に迎合しろとか、そういった話ではない。世の中の「常識」みたいなものを逆手に取って、小狡く立ち回るにしたってのはあんたの権利なんだ、ということが言いたいのだ。

> だが、往々にして「楽しむ」ことを求めた瞬間にそれは取り上げられ、レースに参加させられるための餌に変じてしまうのだ。それだけならまだしも我慢できる。レースから降りればいいのだから。しかし、「誰もが欲しいと思っているはずのもの」を鼻先に押しつけられて、しかもレースから逃げられない、みたいな状況というのが確かにある。
>
> 世間でいう「楽な」生き方にもそれなりの利点はあるのだ。ただ、おれはその部分と敵対することでしか生きてこられなかったし、その結果いろんなものを失った。
>
> 前にもどこかに書いたが、自分に誠実すぎるとかえって自分を傷つける。「いいかげんな生き方」というものを、あんたは自分に許したほうがいいようにおれは思った。
>
> おれはあんたを見ていると、なにやら痛々しいのだ。それはおれが受けてきた痛みと同質のもののように思う。もちろん他人の言うことだから聞き流してもらって構わんのだが、どこかで自分と折合いをつけたほうがいいとおれは思う。
>
> Mr.Moto

 ヘッ!ありがとよ。痛々しいのはここにいるだれでも同じこと。ブッ壊れてる同士これからもせいぜい、仲良くやっていこうじゃないの。
 ぶはは、すんません。私のほうでもそんなつもりじゃなかったのですよ。ただね...パンクだろうとなんであろうと、自分が属していて(たとえそれが幻想に過ぎないと分かっていたとしても)、愛して、大切にしているものを、頭ごなしに笑われたり否定されたり(たとえその人に全く悪意というものがなかったとしても)するっていうのは、一時的にムッとくるものでありまして。「おまえはデベソだ」って言われるより「おまえの母ちゃんデベソ!」のほうがはるか侮辱的であるのと同じことだと思うの。たとえ自分の親が、本当に無理解で、何度も泣かされるような存在だったとしても、人には言われたくない...。人間心理のミステリーだと思う。

 自分が属してると信じているものを、侮辱されたって言うことは、自分自身までが否定されたのと同じこと。たとえばの話「なんでおまえジャイアンツが好きなんだ」って言われた時点で、アッタマきた!ほっとけ!ってなっちゃう。本気で好きになれるものがないって人には、まるで理解できず、話題作り程度ならまだしも「コア」なファンなんてきた日には、まるで滑稽で大人気なくて、金払ってチケット買ってその球団の試合見に行ったり、グッズ買いこんだり、口角泡飛ばして監督や選手の評定したり、その団体の収益にせっせと奉仕しているだけの、なんだか「こわい」存在にしか映らない。そんなことしてたって、自分には一銭にもならないのに。自分が選手になれるわけでもない、なんの見返りもないのに。実際バカなんだけどね。ほんっとくだらないことなんだけどね。自分以外の人間にとっては、まるでどーだっていいことなんですけどね。

 でもやや飛躍させて考えれば、町や駅で自閉症とおぼしき人物が、何も知らない人間たちに、笑われたり怖がられたりしているのを見たりすると、自分までが笑われたような気がして、居たたまれなさを味わう。これならこのサイト参加者の方々にも、覚えのあることでしょう。

 「あんなへんな子と遊んじゃいけません!」親に言われると、精神的に非常に堪える言葉です。じゃあその、「へんな子」と遊んでいるわたしって何?かといってその親を、たとえ理解のある人でも「ひどい親だね」と言われようものなら、それはそれでムッとくる。
 まったく、おかしなもんです。
 私も世間から変わり者扱いされている人間と仲良くなる、妙な特技がある。(それでもウマが合わないときは徹底的にだめだったりするけど。いや私自身はほんとはだれとでも繊細に付き合いたいのにね)KILROY=Moto氏についてももし、親や他の誰かから「あんな奴と関わり合いになるな」などと言われたら、やはりひどく傷ついてしまうことと思う。私と関わった誰とのことでも。たとえ殺したい相手のことでもね。
 
 こんなだから食い物にされちまうような世の中だ。

 私の病の常で、あちこち話が重複したり飛んじゃってたり、しかもほとんどMoto氏へのレスになっていないのだが、まー私のほうでもてきとうに息抜きはしてますんで。私なんててんでユルイほうだと思うんだけどな。「発病」さえしていなければ、最高に恵まれた娘として、さぞ世間から祝福された人生を送ることができていたことと思う。楽になれるもんならなりたい、私だって。外見は人形みたいで、中身はヒートダメージでシワクチャになった塩ビ盤の上を、針が跳ね回ってるみたいなこの頭の中。たったいちどでいい、「ふつう」ってのがどんな感じなのか、私も味わってみたい。
 癌やアルツハイマーと違って、それが原因で死んだり悪化しないだけましか?
 ともあれこの話はひとまず打ち切り。ここで言いたかったことはこれで全部。
 Motoさんその他わざわざ読んでくださった皆さん(いるのか?)、いつもながら長くてごめんなさい。 


Re: どうしたらいい? 4673へのコメント
No.4676  Thu, 10 May 2001 20:47:58 +0900  あさかぜ [この発言にコメントする]

Mariaさん wrote:
>
> Tienさんの悩みは「日常」においてのことであり、Xanadiiさんが提示した対策は「非日常」の世界のことだ。だから本質的には対策になっていないように思う。

 横レスごめんなさい。↑わたしもそう思います。

> 日本人は、意外に強烈な「個」を持っている。アメリカが個人主義で日本が全体主義だというのはちょっと変で、「個」というものをちゃんと持ってなかったら日本みたいな国では生きてゆけない。だけど、そこんところを勘違いしてアメリカ流の「個」を日本人に押しつけようとするから、今みたいに「個」を脅かされて心の病気になってしまったりするのである。

 そうだったのか……。ふにゃふにゃしてて実態のない「個」しか持っていないと思いこんでいた自分を、もういちど見つめ直してみたい気がしてきました。

> だからあたしは「緩和なんてしないで、いっそ研ぎすませてしまえ」と言う。
>
> 黒マリア絶好調、かもしれない。 − Maria −

 うひょひょ。黒Mariaさんて素敵(はぁと)
「研ぎすます」のは、わたしも賛成!! でも苦手な匂いに対応する手段てあるのかな? たとえば「見えているけれどみていない」や「聞こえているけどきいていない」のように、シャットアウトを意識して行えるかって意味なんですが。
 匂いって、あるていど我慢はできるけど(あるいは慣れるけど)、シャットアウトできないですよね。脳のつかさどる部分がちがうって言ったのはMariaさんでしたっけ? 研ぎ澄ますとどうなっちゃうのかなぁ……。

     男の人の匂いが苦手(我慢はできるけど)な、あさかぜでした。


Re: いつ知った? 4667へのコメント
No.4675  Thu, 10 May 2001 20:06:04 +0900  あさかぜ [この発言にコメントする]

Xanadiiさん wrote:
> 
> あなたが「自閉症」という言葉を知った、もっとも古い記憶について、教えていただけますか?

 こんばんは。
 不思議に古い記憶がないんです。どこでどうインプットしたものやら……。
無意識にこの言葉を使ったのは、わずか5年ほど前のこと。母親の勉強会みたいな集まりで「うちの子ねぇ、自閉症っぽいんだよね」と言いました。
 すると、リーダー格のSさんがキッとなって「あなたね、自閉症ってどういうものか本当に知ってて言ってるの?脳に起因するれっきとした障害なんだよ」と、ひとくさり講義をしてくれて、わたしは謝りました。その当時は「自閉症」のことをまったく知らなかったからです。

 言葉だけ知っていても、内容が身に入っていない典型例です。


やっと読みました。
No.4674  Thu, 10 May 2001 12:09:42 +0900  猫目4 [この発言にコメントする]

昨日やっと
「ずっと普通になりたかった」という本を読みました。
(作者の名前グラニさんだったっけ?)

共感出来る面がたくさんありました。
「私と生い立ちも少し似ているかもしれない」と思いました。


Re: どうしたらいい? 4660へのコメント
No.4673  Thu, 10 May 2001 09:24:18 +0900  Maria [この発言にコメントする]

Tien wrote:
>こんにちは。エッチ系のネタは別に嫌いではありませんが、元来、
>生理的に、汗の付いた体とか、汗の臭い、湿気は受け付ける事が出来ないんです。
>どうしたら緩和できるでしょうか???温かい体も嫌いー。(TT)

 Hネタといえばあたし、あたしといえばHネタというくらいのあたし(学術ネタ多いんだけどなぁ。テーマが悪いのかなぁ)ではあるのですが、あたしも汗が嫌いで温かい体が嫌いです。サッカーの試合の後のジャージ交換なんかはあたしにとって見ただけでゲロ吐きそうな行為(あたしにはサッカー競技に対する思い入れがない、というのが大きな理由なのは分かっている)だし、人が座っていた椅子の温もりの気持ちわるさには怖気をふるってしまう。

 で、これに対する本質的な解決は、ない、と信じている。あるいは解決したくない、と思っている。

 日本にはもともと日常における「共食」の文化がない、ということを「卓袱台」についての考察の項で書いた。日本人で自分専用のお箸・お茶碗・お湯呑を使っていないひとというのは少数派だろうと思う。そして昔は「箱膳」というものの中に個人用の食器一切が納められていて、それは自分で管理するものだった。

 こうして日常において「個人」の境界を犯さないという規則が保たれていたからこそ、「直会」という神との会食においては「共食」が行なわれたのである。「お流れ頂戴」というのもそうだし、回し飲みもそうだ。「三三九度の杯」だって同じこと。鍋料理だって、もとは陣中食だったり「芋煮会」みたいな「非日常」の料理である。

 Tienさんの悩みは「日常」においてのことであり、Xanadiiさんが提示した対策は「非日常」の世界のことだ。だから本質的には対策になっていないように思う。あたしだってエッチの際には基本的になんでもアリアリというタイプだから、「非日常」だったら苦労はない。ところが身勝手なもので、「エッチが平気な相手」でもエッチな気分になっていな時はダメ、だったりするのである。まあ、エッチ抜きでもくっついていたい時もあるのだけれど、それはそれ、これはこれ。とにかく「日常」においては、あたしの対人関係距離は普通の人より大きいように思う。「相手の全身がひと目で見わたせて、ふつの声で喋って会話に不自由がない」くらいの距離にいてくれるのが理想である。

 唯一の対策としては、「弱酸性タイプ」や「中性タイプ」ではないふつうの石鹸(ベビー用がいい)で全身をこまめに洗い、タルク(鉱物質)ではなく澱粉系(植物質)のパウダーを振っておく、くらいのものである。だけど、これだって本質的な解決にはぜんぜん結びついていない。この問題は感覚の問題ですらなくて、「認知構造」の問題なのである。

 韓国の人が書いていたけれど、韓国だと人が食べているお皿からちょっと取って食べちゃうとか、人が飲んでいるカップから飲んじゃう、というのは「親愛の情」を表す行為なのだそうだ。あたしだったら、そんなことをされたら残りを相手に押しつけるか、でなければ食べずに捨てる。それで、「日本人は韓国人を差別している」とか言われるのならあたしは差別者でいい。

 逆に、である。男と女の関係のふたりが缶入りの烏龍茶かなんかを飲んでいて、どっちがどっちのだか分かんなくなっちゃったときに、女性のほうが男性にキスしてから片方を取る、というのはとてもわかりやすい行為だったりする。だけど、これって韓国人にもアメリカ人にもロシア人にもわかんないぞ。

 で、あたしがこの問題を解決したくないと思っているのは、こういうのがわかんなくなっちゃう、あるいは気にならなくなっちゃった自分というのを想像したくないからである。

 日本人は、意外に強烈な「個」を持っている。アメリカが個人主義で日本が全体主義だというのはちょっと変で、「個」というものをちゃんと持ってなかったら日本みたいな国では生きてゆけない。だけど、そこんところを勘違いしてアメリカ流の「個」を日本人に押しつけようとするから、今みたいに「個」を脅かされて心の病気になってしまったりするのである。

 欧米的な「個」は、いつだって「個」である。その意味で、「殻」だ。だけど日本人の「個」は、相手と合意することで破ることのできる「個」であって、その意味で「服」なのである。ここんところを勘違いすると、よくわからないことになる。相手がストリッパーだったら勝手に服を脱がしちゃっていいか、といえば、いけないのである。

 欧米だったら、「鍵をかけていなかったら、『入ってくれ』と言っているのと同じだ」みたいな考え方がある。だけど、日本だったら「ここから先には立ち入らないでほしい」というサインを見落としたほうが「不粋」「不作法」「無礼」ということになる。親しい人の家だから勝手に上がっちゃう、というのはイナカモノのすることだ、という認識だってある。

 これは、自分に甘えを許さない、ということでもある。甘えるのがヘタ、ということでもある。相手の顔色をうかがいながら、「いいですか?」「いいですか?」と少しづつ相手の内側に入ってゆく。だけど欧米流は「がばっ!」とハグしちゃうのである。お互いが合意しているなら、その落差を楽しむのもいい。

 だけど、基本は「お互いを遠ざけておく」ことなのだ。

 だからあたしは「緩和なんてしないで、いっそ研ぎすませてしまえ」と言う。

 黒マリア絶好調、かもしれない。 − Maria −


Re:Re: 首筋。髪。夢。 4668へのコメント
No.4672  Thu, 10 May 2001 02:09:55 +0900  Mr.Moto [この発言にコメントする]


Xanadii wrote:
> んでもってなんで私のときだけ、Ms.(?)Mariaにレスすると
>Mr.Motoから返事が来るってパターンになるわけ?ネカマバーに迷
>い込んだらマキァベリストの団体さんが待ち受けていて、フクロにされ
>たって気分だぜ。もーその手には乗らないかんね(こーゆーウサギみた
>いな事言うからまたぞろ狙われるんであって……)!

 悪い! Xanadii。おれはあんたが可愛くてしょうがないのだ。だから謝る。ごめんなさい。まるっきりおれのキャラではないので信じてもらえないだろうが、それでも謝る。今後はちゃんと改める。どうか赦してくれ。

>> こんな世の中で少しくらい楽に生きたところで罰は当るまい。おれはそう思う。

> 演技をし続けることによって安らぎを得るってやり方しか知らないという自分の
>側面は、自分で承知済みのこと。私の中のアスペルガー的な側面を封殺することは、
>同時に自分の「非As」である部分をも殺すことになってしまうって感じてる。
>ついには思考停止となり、人ですらなくなってしまうの。それが私の人生唯一の
>「痛恨の失敗」かな。

 おれは実のところ「三味線の加藤」(本当は「加藤」ではないのだが、Xanadiiが「馬」のイメージを背負っているのと同じように、おれは背負っているものがある)と呼ばれた男だ。自分のAS的な部分を「演技」の部分に置くことで、世渡りをしてきた男なのである。底の底まで技術屋であるKILROYや、誠実であるがゆえに損得勘定にうるさい所長や、思い込んだら一途そのもの、といったMariaとは、おれは違うのである。「なめられる」ことが何より嫌いなおれがもっぱら防波堤の役割を果たしてきたからこそ、他の連中が生き延びてきた、という自負がある。

 とはいえ、そういう環境が我が身に降りかかってくる、ということ自体が本当なら異常なのだ。はっきり言っておれなんか存在しないほうがいいのだ。心の傷もPTSDもなければ、おれなんかの出番はない。世の中のしかるべきルートに乗っかって人生送ってれば、それなりの幸せというものが手に入る、というのが、世にいう「常識」なのだ。

 しかし、そこから外れちまった人間がいる。それがうちの連中だ。だからおれがいる。しかし、おれとても人間の一部なのだ。徹底したマキャベリストにはなりようがないし、世にいう「常識」って奴にも迎合せざるを得なくなる。

> だからさあ。ご自身でも私の言葉を引用なすってたではないですか。
>「特にパンクを意識していたわけではない」ってとこ。思想求めてるっぽく
>見えるっていうのも、私がもともと文系出身だからそう思えなさるのでは?
>そもそも「思想の対極に存立するのがファッション」とやらいう図式からして、
>わりかし御駄仏なわけでさ。

 それは正しい。おれもそう思う。とはいえ記号としてひとり歩きしちまったファッションというものは、マスコミを通じて漂白され、単なる「ファッション」として自立してしまうのだ。

 「最近の若い連中は」「コンピュータのプログラマーなんていう奴らは」「引きこもりなどとという甘えたことを言う奴らは」といった形で、「個別」ではなく「一般」の枠に押し込めることでしか安心できんのだ。

>> こんな世の中で少しくらい楽に生きたところで罰は当るまい。おれはそう思う。

というのは、世の中に迎合しろとか、そういった話ではない。世の中の「常識」みたいなものを逆手に取って、小狡く立ち回るにしたってのはあんたの権利なんだ、ということが言いたいのだ。

> 楽しむために楽はできない。
> ともあれ生きてる。私は楽しみたい。

 まったくだ。おれとあんたでは立場が違うから、「楽しむ」ことに正直になることでそれが得られるならおれは何も言わん。
 だが、往々にして「楽しむ」ことを求めた瞬間にそれは取り上げられ、レースに参加させられるための餌に変じてしまうのだ。それだけならまだしも我慢できる。レースから降りればいいのだから。しかし、「誰もが欲しいと思っているはずのもの」を鼻先に押しつけられて、しかもレースから逃げられない、みたいな状況というのが確かにある。

 世間でいう「楽な」生き方にもそれなりの利点はあるのだ。ただ、おれはその部分と敵対することでしか生きてこられなかったし、その結果いろんなものを失った。

 前にもどこかに書いたが、自分に誠実すぎるとかえって自分を傷つける。「いいかげんな生き方」というものを、あんたは自分に許したほうがいいようにおれは思った。

 おれはあんたを見ていると、なにやら痛々しいのだ。それはおれが受けてきた痛みと同質のもののように思う。もちろん他人の言うことだから聞き流してもらって構わんのだが、どこかで自分と折合いをつけたほうがいいとおれは思う。

 Mr.Moto


Re: いつ知った? 4669へのコメント
No.4671  Thu, 10 May 2001 02:06:13 +0900  武田好史 [この発言にコメントする]

やんちゃん wrote:
>私は小さい頃から、友達とあそべなかった。小学校に上がったら典型的な緘黙児だったため、人から「自閉症?」みたいなことはよく言われていました。

>
>でも、しつこいようですが、今のところ自閉かどうかわからないので「似ている」としか言えないんですけどね。

 僕の場合、大学時代抑鬱状態に陥って、なんか自分がもう周りから取り残されたような感じで苦しく、とにかく自分が小さい頃から馬鹿でドジで周りから非難されてばかりいるのはなぜかということが、どうしても知りたくてたまらなかったので、精神科の校医の先生にお願いして心理テストを受けた。その結果からその先生は「君は自閉症の一種のアスペルガー症候群かもしれない」と僕に告げた。
 その後関東にある大学病院の精神科で、IQを調べてもらったところ、ある面では110でまたある面では60というように、能力のばらつきがあり、平均的にはIQ=80であることが判明した。
 さらに厚生労働省の外郭団体がやっている、障害者のための職業訓練に参加したときの検査で、「眼の焦点を一定の方向へ向けていることがうまくできない」「同時に2つのことをこなすのが難しい」ことが判った。
 来週、横浜にいるASの専門家の先生に診てもらう予定・・・・


Re: 境界例、認知障害、情緒障害と診断された方いますか? 4666へのコメント
No.4670  Thu, 10 May 2001 01:18:29 +0900  武田好史 [この発言にコメントする]

KILROY wrote:
> 話が分かりにくくなってしまいました。別な言い方をしましょう。ボーダーラインの人というのは、相手に自分を預けることができない人です。相手が自分に自分を預けてくると、怖くなって逃げ出しちゃう人です。だけど、「絶対的な信頼関係」みたいなものを理想としていて、それを確認せずにはいられない人です。で、その結果、信頼関係をぶっ壊しちゃう人なんですね。
>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
>
 何を隠そう、私はその典型であるといえます。小学校から高校までいじめられたせいもあってか、未だに人と接することが極端に苦手です。子供の頃から不器用であったので、よく叱られてばかりいたためか、「怒る」には「つかれている」「がんばって欲しい」「危険である」という多様なニアンスが含まれていることは、27くらいまで全く判らず、ただただ「恐ろしい」だけでした。
 未だに自分に対して、乗り越えられないような高い要求をだしてくる人の前では、場面緘黙とでもいうように何も話せなくなります。
 話しやすい人というのは、やはりどうあるべきかという自分なりのポリシーや常識にこだわらずに、手がかりを与えてくれ、徐々に自分の心の中の絡み合った「葛藤」というひもをほどいてくれるような感じの人です。(偶然の一致か、私がそう思った人には、案外魚座生まれの人が多いです。因みに私は蟹座・血液型B型です。)
 


Re: いつ知った? 4667へのコメント
No.4669  Thu, 10 May 2001 01:04:46 +0900  やんちゃん [この発言にコメントする]

私は小さい頃から、友達とあそべなかった。小学校に上がったら典型的な緘黙児だったため、人から「自閉症?」みたいなことはよく言われていました。
でも小学校高学年くらいの時「緘黙」と「自閉」は違うと知り、また、自閉症についての本を読んでみたりして「私とは全然違う」と思いました。
私が自閉症と似ていると気づいたのは、昨年、高機能自閉症の森口奈緒美さんの「変光星」という本を読んだのがきっかけです。だいたいは「私と違う」と思ったけれど、小学校に上がった後の記述で、ん?なんだか私も似たようなことやってるよ・・・というエピソードがいろいろ出てきて驚いた。
普通の「孤独な少女」の回想だと、「友達がいなくて寂しかった」とか、そんなことしか書かれてない。協力するってどうやればいいの?友達と仲良くってどうやるの?それより今からなにをやらなくてはいけないの?それともやってはいけないの?・・・なんて考えてしょっちゅうフリーズしていた私には、寂しいだの感傷的な考えを持つ余裕はなかった。
そういう部分で共感できる記述に初めて会ったという感じでした。

でも、しつこいようですが、今のところ自閉かどうかわからないので「似ている」としか言えないんですけどね。

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