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わけの判らない痛み
No.4718  Sun, 13 May 2001 11:15:29 +0900  武田好史 [この発言にコメントする]

 私はしばしば疲労しているときに、指先や口の周り腰などに、針で刺したような感じのちくちくした痛みを感じることがあります。
 ドナ・ウイリアムズさんも、「自閉症だった私へ」のなかで、鬱状態の時に関節が痛くてしょうがなくて困ったと述べていました。
 みなさんの中にも、こんな感じの痛みで悩んでいる人はいますか?


マズローの「欲望の段階説」について。 4713へのコメント
No.4717  Sat, 12 May 2001 23:56:11 +0900  ぴよ [この発言にコメントする]

Mariaさん wrote:
> さて、マズローという人が「欲望の段階説」というのを唱えています。「生存の欲望」「快感の欲望」「自己実現の欲望」というふうに、人間は動物的な欲望が満たされると、より人間的な欲望にシフトしてゆくという考え方です。つまり、人間は「衣食足りて礼節を知る」わけですね。

「欲望の段階説」をみて、私は、こんなことを考えたりしました。

仮に、「自分と他人は、自分にとって同じようなもの」
と、自分・他人・環境をわけへだてなく考えるひとがいたとすれば?

仮に、共感力が強すぎて、相手の痛みを自分の痛みとして受け取ってしまうひとがいたとすれば?

そうすると、「欲望の段階説」も、なんだか、よくわからなくなってしまいます。

そんなことを、ふと考えてしまいました。


Xanadiiちゃまへ。愛をこめて。 4712へのコメント
No.4716  Sat, 12 May 2001 23:55:10 +0900  Maria [この発言にコメントする]

Crispy で Zappy なXanadii ちゃま wrote:
> それからもひとつ。Mariaの姐さんのことネカマネカマと連呼するのは、
>非常に礼儀に反することだと、重々、承知いたしております。彼女には、
>どうなぐさめの言葉をかけてあげればよいのでしょうかね。何度も書きか
>けてやめた。やめだやめだ!!やっぱわたしに「個人の内の異性性」とや
>らを認識させるのは無理があるぜ。なんせクソガキだしな。こいつが出て
>きて邪魔するのですよ(都合がいいよな、人格交代!)以上説明終わり。
>何を説明したんだか.……

 了ぉっ解っ! なぐさめの言葉なんかいっ・ら・なっ・いっ・ぜぇ! 「Maria is four letter word + α」(スージー・クワトロなんか誰が覚えてるんだろぉ)、Hネタの女王のマリアちゃんだぜぇっ!(とーとつですが、例のなべつかみの話は「坂本廣子のがんばれひとりのごはん」シリーズ第一巻、『ひとりでも安心手料理 【炎のない蝶理のすすめ】』、農文協、1300円に出ています。お年寄りのいらっしゃるご家庭や、小学校高学年のお子さんがおられるご家庭ではなかなかにお役立ちの本です。子供は喜んでお料理のお手伝いをしてくれますが、なかなか危なっかしくて手伝わせにくいんですよね。ですが、これならけっこう安心です。なべつかみー!(←興奮している))

> で、Ms.Mariaの、この私の中にいまだ明確な名前を与えられていない
>人格がいるというご指摘は正しい。すくなくとも3人は存在するのではないか
>というところも、ただし私の場合秩序立てて使い分けているわけでないようで
>混乱し、やりにくいというところも。私のほうでもそうではないかなと
>感じてはいたんですけどね。

 そこんところはあたしの場合学齢期に折合っちゃったからな。この掲示板で知り合ったAS児の母様といろいろメールをやりとりした結果理解したのだけれど、あたしの場合は環境的に「そういう部分」の受け皿になってくれるひとがいたので、「自分の世界」としてのその部分と折り合いがついた気がします。だけど、そういう場所が見つからなかったひとはどうしてもそうなるよね。

> 私はKILROY氏と異なり、Web上に常駐しているわけではないので、時間が
>無い。なんせ、まだやっと月半ばだってのに、持ち金¥1000切っちまってる
>しよお、銀行預金も確か¥3000くらいだった……って、小学生かよ!って、
>こーゆー無秩序な人格交代が困るってんだろ(^_^)?いまのは「翻訳文学調なげ
>やりクソガキ理由無き反抗期ケンカ腰文体」とでも名づけておきましょうかね?
>長すぎる?これが一匹目。名前はまだ無い。よろしかったら、どーぞお好きに
>呼んどいて。

 あたしなんかなぁ、あたしなんかなぁ、Motoさんが出てくるんだぞぉ!(←そんなに嫌わんでも(^_^!) by Mr.Moto)

> ちゅーことで。今夜は以上。いや、皆さんとお話するのは楽しいのよ。
> Have a good night !

 あたしもXanadiiさんとお話しするの楽しいよ! 愛してるよぉ!
 Happy Hacking, Yeah !(←わかんないか。わかんないよな。)

 Xanadiiさんとは世界が違うけどなんか嬉しいぞ Maria


Re: 横レスです。ごめんなさい。 4713へのコメント
No.4715  Sat, 12 May 2001 23:05:43 +0900  青りんご [この発言にコメントする]

横レスです。ごめんなさ〜い。
Maria wrote:
>
> さて、マズローという人が「欲望の段階説」というのを唱えています。「生存の欲望」「快感の欲望」「自己実現の欲望」というふうに、人間は動物的な欲望が満たされると、より人間的な欲望にシフトしてゆくという考え方です。つまり、人間は「衣食足りて礼節を知る」わけですね。


自閉児の母。青りんごです。
この「マズローの欲望の段階説」の「生存の欲望」が満たされにくい環境下で生きているようだから、うちの娘は先に進みにくいのではないかな〜?と考えてました。
(あちこちが過敏で普通に生活していても不快感だらけで生きてるようだから…。あくまでも親の想像なんだけど。)
「生理的」⇒「安全」⇒「所属と愛」⇒「承認」⇒「自己実現」と五つに大別するとこの「安全」あたりで進み辛くなるのではないかな〜?と考えつつ育てていたんですけど…。
こんな事を考えていた親の方は他にいらっしゃいませんか?
すでに「所属と愛」までは進んできた気がする  青りんご


見つけた場所。
No.4714  Sat, 12 May 2001 22:29:08 +0900  ミッドランド [この発言にコメントする]

 はじめまして。
 ミッドランドといいます。27歳、男性です。
 僕も幼いときから周囲の人間に対して違和感を感じ、それが生活のうえで少なからず支障をきたしてきた者です。以下は現在の僕から見た、過去の自分についてのデータです。
 
 ・幼少のころは一人遊びが好きで、公園などの遊具では他人が一人でもいると遊  べなかった。
 ・幼稚園では、ふとしたことで泣き叫ぶなどパニック状態によく陥った。
  (小学校入学後も、しばらくこのようなことが続いた。)
 ・地図記号、天気記号などのマーク類に興味を持った。
 ・言葉の使い方がよくわからず、意思の疎通がうまくいかなかった。
 
 このような人間だったので、当然社会では苦労の連続でした。
 同じクラスの人間と話をして、こっちは普通に話しているのに、その場をシラけさせてしまったり、ヘンなヤツだと様々なイヤガラセを受けたり、教師からは、
「社会性のない人間」などと言われたこともありました。
 僕があまりに他人と違いすぎるので、幾度か小児科や精神科を受診しました。しかし、結果は決まって「異常なし」。
 そのため当時、これは自分の性格の問題だとずっと思っていました。自分を変える。そう思いながらあれこれ画策してきましたが、徒労に終わりました。
 大人になってから、ドナ・ウィリアムズの本と出会い、自分と似ている点がいくつもあったことに衝撃をうけました。このときからです。これは性格の問題ではない、生まれついての障害では?と思い始めたのは。性格の問題でなければ、治るはずはない、と。
 正確な診断を仰ごうと、また精神科へ行きました。しかしここでも答えは、
「障害ではない、異常なし。」でした。どうにも腑に落ちません。
 その後、杉山氏や辻井氏の著書を読み、アスペルガー症候群の存在を知りました。「これこそ自分だ。」そう思いました。
 でも、もう医者の診断は仰ぎません。現状はASのことすら知らない医者が大多数でしょうし。
 
 ようやく自分の思いを吐き出せる場所が見つかったように思います。これから
できるだけ投稿していこうとおもいます。皆さんよろしくお願いします。

 

 
 


Re: 今の生活に疲れています 4711へのコメント
No.4713  Sat, 12 May 2001 21:47:57 +0900  Maria [この発言にコメントする]

Yukiさん wrote:
>今私は、原因不明のやる気の無さに襲われています。
>だったらうつ病?とお思いでしょうがそうではないようです。
>なぜなら、病気ではないのに、病気になるために、病気の演技をしてしまうからです。

>友達もできて楽しいのですが、自殺して入院したときの快感が忘れられなくて、
>また入院してみたいと思っています。
>管理人さんやみなさんは再入院したいと思ったことはありませんか?

 「疾病利得(しっぺいりとく)」という言葉があって、それに依存するケースはわりと珍しくありません。なんとかいう病名もついています。

 ただ、「代理による」なんたかかんたら症候群、という「母親が子供を病気にすることで疾病利得を得る」という極めて悪質なやつがあります。

 したがって、Yukiさんの場合は特に問題はないと思います。「詐病(仮病)」について気にしてらっしゃるかもしれませんが、ヒステリー障害(最近では「乖離性障害」といいます)の患者の場合は無意識に同じことをやってるわけだから罪悪感と病識があるだけマシという気もしますし、「普通の人間はそこまでやらない」という意味で「(本人はそう自覚していないかもしれないけれど)精神的に追いつめられている」からこそそういう行動に走るわけでもあるわけだからそれほど気に病む必要はないと思います。

 ここからさきは別にプロでもなんでもないあたしの個人的分析ですから、信じる必要はありません。専門のカウンセラーなり精神科医なり(最近は思春期外来という窓口もあります)に意見を求めるときに「こんなことを言っている人がいるんですけど、どうなんでしょう?」みたいな形でネタを振るのに使える、という意味でダシに使っていただくのもいいと思います。あたしも意見聞きたいし、カウンセラーさんも話のきっかけに困ってらっしゃることが多いですから(なお、業界では一流といわれる先生で、「で、私は何を伺ったらよろしいですか?」というほとんど反則スレスレの業を使う方がいらっしゃいます)。

 さて、マズローという人が「欲望の段階説」というのを唱えています。「生存の欲望」「快感の欲望」「自己実現の欲望」というふうに、人間は動物的な欲望が満たされると、より人間的な欲望にシフトしてゆくという考え方です。つまり、人間は「衣食足りて礼節を知る」わけですね。

 そんなわけで、Yukiさんは「生存の欲望」が十分に満たされていないので、大脳新皮質が大脳旧皮質に支配されてしまっている状態なわけです。で、この状態を脱するには、「再養育療法」という治療法があります。これは何かというと、「親子関係をもう一度やりなおす」ことで生存の欲望、すなわち「愛情飢餓」を埋める、ということだったりします。ところがそもそもそういう状態になっちゃう女性というのは母親との関係がうまくいってなかった女性ですので、けっきょく脅迫反復してしまって治療にならない、みたいなことになります。でまあ、決定的なのは生活力と包容力と柔軟性のある男性をつかまえて、精神が退行しちゃうくらい甘やかされて、言葉まで赤ちゃんしゃべりになってしまってごろごろごろ、とかいう状態をゲロを吐くほど続ければ(まあ、よっぽどの人でもせいぜい三週間です。一ヶ月続いたら相当なものでしょう)、旧資質は新皮質の統制下に入ります。

 そうしたら、おしゃれと贅沢に走ってください。そんな金はない、という場合は思想とか理念に走ること。自分の経済状態の許す範囲内で「これだ!」というファッション、「これだ!」というライフスタイルを確立してください。プライド、自尊心、そういうものが湧いてきたらこの段階は卒業です。

 で、後は自己実現に向かって歩きだすことです。ごくごく身近なところからチャレンジして、それを実現してゆきます。「カレーを極める!」でも「紅茶を極める!」でもけっこう。「あたしにはこれができる!」という自信をつけること。

 だけど、「原因不明のやる気の無さ」というのが気になりますね。ちょっと燃え尽きちゃってるのかな? その「やる気の無さ」というのを具体的に知りたい気はします。「疲れ」なのか、「新しいことをする気力が起きない」のか、「将来に希望が持てない」のか。

 なお、あたしはこの件についてまるまる一冊本を書いてしまったことがあります。救世義也(くせ・よしや)、『ふたりで聖書を』、明窓出版、1600円です。P.87およびP.130以降をご参照ください。まる。

 (Maria)


Mr.Motoへ(ショートメッセージ)
No.4712  Sat, 12 May 2001 21:20:53 +0900  Xanadii [この発言にコメントする]

 KILROYさんとこの面々とは、私のほうでも話を整合させるのは難しいらしいっていうことは、ご察しのとおりです。で、さまざまなレスのことについては、いましばらく待っていただきたし。
 で、Ms.Mariaの、この私の中にいまだ明確な名前を与えられていない人格がいるというご指摘は正しい。すくなくとも3人は存在するのではないかというところも、ただし私の場合秩序立てて使い分けているわけでないようで混乱し、やりにくいというところも。私のほうでもそうではないかなと感じてはいたんですけどね。
 私はKILROY氏と異なり、Web上に常駐しているわけではないので、時間が無い。なんせ、まだやっと月半ばだってのに、持ち金¥1000切っちまってるしよお、銀行預金も確か¥3000くらいだった...って、小学生かよ!って、こーゆー無秩序な人格交代が困るってんだろ(^_^)?いまのは「翻訳文学調なげやりクソガキ理由無き反抗期ケンカ腰文体」とでも名づけておきましょうかね?長すぎる?これが一匹目。名前はまだ無い。よろしかったら、どーぞお好きに呼んどいて。
 ちゅーことで。今夜は以上。いや、皆さんとお話するのは楽しいのよ。
 Have a good night!  
 
 ああ。忘れるとこでした。KILROYさんとこの皆さんが、私と話しづらさを感じるもうひとつの理由として、私はとりあえず皆さん各人格にレスをつけるという、形をとってはいるのだけれど、実際はこのサイトに立ち入るすべての人を意識して発言していたりもするからなのではなかろうか。
 
 それからもひとつ。Mariaの姐さんのことネカマネカマと連呼するのは、非常に礼儀に反することだと、重々、承知いたしております。彼女には、どうなぐさめの言葉をかけてあげればよいのでしょうかね。何度も書きかけてやめた。やめだやめだ!!やっぱわたしに「個人の内の異性性」とやらを認識させるのは無理があるぜ。なんせクソガキだしな。こいつが出てきて邪魔するのですよ(都合がいいよな、人格交代!)以上説明終わり。何を説明したんだか... 
 


Re: 今の生活に疲れています 4710へのコメント
No.4711  Sat, 12 May 2001 20:41:59 +0900  Xanadii [この発言にコメントする]

Yuki wrote:
>今私は、原因不明のやる気の無さに襲われています。
>だったらうつ病?とお思いでしょうがそうではないようです。
>なぜなら、病気ではないのに、病気になるために、病気の演技をしてしまうからです。
>具体的に言うと、小学校のころは失神した振りをして授業をサボったり、
>適当に怪我をしたと偽って保健室に行っていました。
>でも、中学では入学時からブラックリストに載っていたので、
>演技のほうも巧妙になって結構大げさなこともしました。
>運良く県立の高校に入学できたのですが、1年生の10月になってまたやる気を失って、いろいろ演技をはじめました。
>その技術は、救急車まで出動させるほどのものでした。
>彼を失ったのもこの時期で、それ以来失うものは何も無いと思って、さまざまな名演技(?)を続けました。
>学校には非常勤のセラピストがいたのですが、その人にもいろいろ嘘ついちゃって困らせました。
>具体的に言うと、自殺の演技や薬の大量服用(嘘)です。でもなんとかギリギリの成績で高校は出て、今、専修学校に行っています。
>友達もできて楽しいのですが、自殺して入院したときの快感が忘れられなくて、
>また入院してみたいと思っています。
>管理人さんやみなさんは再入院したいと思ったことはありませんか?
>ここは辛口な意見が多そうなので怖いけど、ROMもつまらないので初投稿です。

 Hi! I think It’s very nice to meet you!

 またすごい経歴をお持ちのようですな。
 私なんかは「仮病」は、幼稚園時代で終わっているけどね。
 さて、こういうひとには、どう応じてあげるのがいいだろう。 
 とことん嘘をつき通して、いくところまでいっちまっといたほうがいいというのはまったくの無責任だしね。あなたの行動はいろいろな意味で社会に影響をおよぼしてると思うの。(それは忘れないでいてね!)。そういった意味では、あなたの存在感は、もう周囲の人にとってピカいちになってしまっているんだろうな。
 でもあなたの行動は、もうすでに人生そのものが「病むのが目的で病んでいる」領域にいってしまっている気がする。「人の気をひくために病を装う」レベルを超えてね。そんなあなたを「哀れ」と思おうものなら、わが身の破滅だってこと、そろそろ周囲も気づき始めているかも知れない。
 あなたは、お医者さんが好きなの?私には、どうにも肌の合わない人種なんだけどな。やつら、「きな臭え」ぞ、はっきり言って。
 こーゆー事書いてると、Yuriさんともどもこのあたくしまで‘Mr.Moto’とやらいうナイスな叔父貴にどやされっから、ひとまず消えます。
 ここまで頼ってきた、あなたのことを、私は例の、ボーダーラインとやらいう診断名で、すべてくくったりはしたくないのね。以上。bye!




 


今の生活に疲れています
No.4710  Sat, 12 May 2001 19:26:16 +0900  Yuki [この発言にコメントする]

今私は、原因不明のやる気の無さに襲われています。
だったらうつ病?とお思いでしょうがそうではないようです。
なぜなら、病気ではないのに、病気になるために、病気の演技をしてしまうからです。
具体的に言うと、小学校のころは失神した振りをして授業をサボったり、
適当に怪我をしたと偽って保健室に行っていました。
でも、中学では入学時からブラックリストに載っていたので、
演技のほうも巧妙になって結構大げさなこともしました。
運良く県立の高校に入学できたのですが、1年生の10月になってまたやる気を失って、いろいろ演技をはじめました。
その技術は、救急車まで出動させるほどのものでした。
彼を失ったのもこの時期で、それ以来失うものは何も無いと思って、さまざまな名演技(?)を続けました。
学校には非常勤のセラピストがいたのですが、その人にもいろいろ嘘ついちゃって困らせました。
具体的に言うと、自殺の演技や薬の大量服用(嘘)です。でもなんとかギリギリの成績で高校は出て、今、専修学校に行っています。
友達もできて楽しいのですが、自殺して入院したときの快感が忘れられなくて、
また入院してみたいと思っています。
管理人さんやみなさんは再入院したいと思ったことはありませんか?
ここは辛口な意見が多そうなので怖いけど、ROMもつまらないので初投稿です。


Re: いつ知った? 4707へのコメント
No.4709  Sat, 12 May 2001 17:56:32 +0900  Maria [この発言にコメントする]


Xanadiiさん wrote:
> あなたが「自閉症」という言葉を知った、もっとも古い記憶について、
>教えていただけますか?

 Xanadiiさんの質問の主旨とはちょっと違う点からお答えします。ごめんなさい。

 「言葉を知った」の「知った」の部分について、私は思うところがあるのですね。つまり、「自閉症患者」と呼ばれている人々の世界に身を置く、つまり自分が「自閉症になる」ことで、「自閉症」という言葉の意味を知ったときのことについてちょっと話したいと思います。

 この話の前提として、「自閉症」という病気とは何であるか、ということが問題になります。この点についてはKILROY(所長)さんが考える、「自分」と同じような「意識とか意志とか感情とか理性とかを持った存在」として他者を認知しない、という病気だという見解を採用します。つまり、相手をブリキのオモチャと変わらない、ただの「自働的物体」だと見なす病気、だということです。言い方は変だけど、ある意味「人を人と思わない」「傍若無人」な人、という存在なのですね。

 で、そういう「病気」がある、という存在があると知ったときから、あたしは「自閉症」の世界に入ってゆきました。

 それまで、私は人間に対してマイナスのイメージを持つことを「いけないこと」だと思っていました。ですが、世の中には不快でねじくれた有害な人間が歴然といます。蛇や毒蜘蛛や蠍のほうがまだしも感情移入の対象になりやすいような人間というのがいるものです。ですが、「みんな仲良くしなければいけない」「ひとりひとりの個性や権利を尊重しなければならない」とかいった固定的な観念が、私に人間に対するマイナスのイメージを持つことを許しませんでした。

 ですが、世の中には「人間に対する認識の病」というものが存在するのだ、と思うと、私にとって世の中はかなり生きやすい世界になりました。同時に、「自閉症」といわゆる「ソシオパス(サイコパス)」に似たものを感じました。ソシオパスの場合は、相手が自分と同じような存在であることを認識しながらも、「共感」ということができません。したがって「同情」ということができません。「相手が痛いと感じている」ことは理解できるんですが、それを自分の痛みとして感じることができません。確かに肉体的には痛くも痒くもありませんし。

 ただし、それは「相手の痛みを引き受けてしまうと自分にとって苦痛だから抑圧してしまう」とかいったものではなくて、そもそもそういう「共感能力がない」人間だったりするわけです。で、あたしはこの部分に一時期めちゃめちゃ魅かれました。
 「世の中には壊れたロボットが人間のふりをして紛れこんでいるのだ。そんなものはぶっ壊しちゃってどっかに棄てちゃっても、バレなかったらべつに罪でもなんでもないんだ」。一時期はそこまで行っちゃっていました。あたしはある種の人々に対して、同情や共感といったものを持つことを放棄しちゃったんです。

 ところが、そういう精神状態に身をおいていたら、感覚というか感性が、そっちに寄ってきた感じがするんですよ。

 たとえば、人間のオーラのようなものが見えるようになってしまいました。べつに「本当に色がついている」わけではないのだけれど、「そのひとだけははっきりと色がついて見える」人から「古いモノクロのテレビの中の映像のように見える」人までいろんな人が世の中にはいて、中には極彩色で後光まで射してるようなひとだっていたりするわけです。
 私はキリスト象や仏像の意味がその時にはっきり分かったような気がしました。そーかこれって最初は写実だったんだぁ。そう思いました。

 もっとも、このオーラと人間としてのよしあし、みたいなものはほとんど関係なくて、単に感情移入できるかできないかの差だったりします。「ああ、こいつ解ってない」と思った瞬間に、すぅっと色が抜けてしまって、言葉が言葉でなくて単なる音になってしまって言葉の意味が頭に入ってこなくなる、ということもありました。こういう人は目の前で苦しんでいても、ただ鬱陶しいだけです。ハエとかゴキブリのように、なんかでひっぱたいて止めを刺してどっかに捨てちゃいたくなります。
 世の中の身勝手な連中にしてみれば、他人っていうのはこういう存在でしかないんだろうな、とはっきり解りました。ですからあたしは社会のダニみたいな連中は人権だのなんだのとうざったいことを言わずにさっさと殺しちゃったほうがいいと思ってます。

 で、こうしたオーラは文章を通してもけっこう見えるのですね。ついでながら、Xanadiiさんはちょっと毛色の変わったオーラが出ていて面白いです。三人分くらいのオーラが交代交代で出てきてる感じ。セルフイメージが複数あって、それが融合されずに「同居」してる感じ。だからちょっと怖い気はします。どのXanadiiさんが出てくるかわからないから。あたしにレスつけるとMr.Motoが出る、みたいな話がありましたが、所長さんとあたしとMr.Motoが同じハンドルでごっちゃに喋ったらXanadiiさんみたいになりそうな気がします。

 あたしはオーラが強くなったり弱くなったりしている人を見ると、助けてあげたくなります。ただし、もともとの強さ弱さというものがあって、もともと弱いひとだと、「人とかかわる」能力が上がることによって世の中に振り回されてしまって潰れてしまうひともいるようです。

 ASの妻もどきさんやあさかぜさんはもともとはっきりしたオーラをもっている人だと感じました。だけど、ちょっと「世の中」というものと距離を置いて、あまり心の中に波風を立てたくない、といった「現在静養中」の札が下がっているようなひとのように見えました。だけどなんかこう……きれいなというか、いい匂いのしそうなというか、そういう感じだったんですね。そういうひとを見つけると、私は猫のようにすりよってしまいたくなります。すりすり。ごろごろ。

 青りんごさんはぼかっと明るくてあったかくて、聖人伝に出てくる愛と真実の使徒、みたいなシンプルなオーラを感じます。太陽みたいな感じかな? 甘えたがりの人が寄ってきそうな感じ。逆にTienさんは夜を照らす明かりです。悲しかったり傷ついたりした人に好かれそうな優しい明かりです。

 ですから、「自閉症」の人というのは、あたしより色が薄くてコントラストが弱い世界に住んでいるように思います。普通の人は世界全体に色がついていて、コントラストも普通。
 で、ASの人間が「普通の人」が見ているような映像を見ているとそこいらじゅうガチャガチャしちゃってうるさくてしょうがない。そんなわけでボリューム絞って濃いサングラス掛けて、なんとか堪えてるんじゃないかと思います。で、私は自前の画像処理システムと音声処理システムを脳の中に持っていて、自分にとって有用な情報だけをフィルタリングして、シュードカラー表示をして見ていると。
 つまり「カクテルパーティ効果」のように、「自分に関係のある話はちゃんと聞こえるのだけれど、自分とは関係ない話はざわざわとした騒音にしか聞こえない」みたいな情報選択能力を発達させることで、世の中と折合っているわけです。世の中には母親になると子供の泣き声だけははっきり聞こえる、みたいな話がありますから、後天的に自分をそういう状態に持ってゆくことはそれほど特異なことではないように思います。

 むつかしい話になっちゃってごめんなさい Maria


Re: はじめまして 4705へのコメント
No.4708  Sat, 12 May 2001 17:20:09 +0900  あさかぜ [この発言にコメントする]

  シンタロウさん、こんにちは。

 わたしも、まだここに来て日が浅いです。
ときどき脱線・転覆してる(いつもかな?)けど、どうぞ
よろしくお願いします。


Re: いつ知った? 4704へのコメント
No.4707  Sat, 12 May 2001 17:02:34 +0900  KILROY [この発言にコメントする]

Xanadiiさん wrote:
> あなたが「自閉症」という言葉を知った、もっとも古い記憶について、
>教えていただけますか?
> 自閉症スペクトルと診断された本人でも、親御さんでも、配偶者、恋人、
>どなたでも、それぞれ、あなたご自身の記憶を答えてください。
> そしてそのとき、「自閉症」という言葉は、どのような状況で、どの
>ようなものとして教えられましたか?

 最初に知ったのは、現在でいう「サヴァン症候群」。七十年代後半で、私が中学生くらいの頃だったと思います。科学雑誌かなにかに「白痴天才(イディオ・サヴァン)」のことが出ていて、「人間カレンダー」の話が紹介されていました。で、その記事では一種の知的障害のように扱われていたように思います。ですが、「人間カレンダー」等の能力は「特殊」能力(つまり、超能力のように超自然的な能力や、「芸術的才能」のように具体的に何であるかが説明できない能力)ではなくて、その獲得過程が謎(正確には、高度に発見的(ヒューリスティック)であるため、説明が困難)なだけどの、普通の能力だという印象を持ちました。

 それ以降、私にとっては「自閉症=サヴァン症候群」でした。つまり、自閉症者に対して、「一方で人間的な知的活動能力の欠如、一方で高速かつ正確な形式的・機械的推論能力」という「人間コンピュータ」的人間像というものを持っていたわけです。同時に、自分にも自閉的な傾向があるのだろう、とおぼろげながら思っていました。

 その後、多くの人が「極度の引っ込み思案」のことを「自閉症」と呼ぶのを耳にするようになりました。けれど私はそれに対して違和感を覚えました。

 映画『レインマン』が話題になり、「自閉症」についての文献を読んでみました。で、その結果、「自閉症」は「生物」とか「人間」とかいった概念を理解していないか、あるいはその概念を対象に対して張りつけることができないのだという確信を持ちましたが、私と同じ考え方をする人をまだ知りません。

 所長


Re: はじめまして 4705へのコメント
No.4706  Sat, 12 May 2001 14:38:23 +0900  猫目4 [この発言にコメントする]

シンタロウ さんへ

文章のうまい下手は関係無いよ。
こちらこそ、よろしく。


はじめまして
No.4705  Sat, 12 May 2001 13:50:47 +0900  シンタロウ [この発言にコメントする]

はじめまして、シンタロウです。
僕は文章を書くのが苦手ですけど、
よろしくお願いします。


Re: いつ知った? 4703へのコメント
No.4704  Sat, 12 May 2001 11:41:08 +0900  くると [この発言にコメントする]

>Xanadii さんwrote:
>
>> あなたが「自閉症」という言葉を知った、もっとも古い記憶について、教えていただけますか?
>> 自閉症スペクトルと診断された本人でも、親御さんでも、配偶者、恋人、どなたでも、それぞれ、あなたご自身の記憶を答えてください。
>> そしてそのとき、「自閉症」という言葉は、どのような状況で、どのようなものとして教えられましたか?

1番はじめに知ったのは5才の時に鑑別診断を受けたのがきっかけで
した。わたし自身にMBDか自閉症の疑いがかけられ、脳の検査をされま
した。当時はASとか高機能自閉症のことが日本ではあまり知られていな
く、言語能力が高めだったわたしは「自閉症ではない」と診断されまし
た。その当時、自閉症という言葉の意味は分かりませんでしたが、記憶
だけはよく残っています。

 ただし、自閉症が自分にとって身近な問題になったのはごく最近のこ
とです。LDと診断されていたのですが、きわめてASに近いタイプだと気
がついて、自閉症についても調べはじめました。

 ASの診断は持っていませんが、まとまったお金ができたら鑑別診断を
してみようかなと思っています。ところで、関東地域で成人の鑑別診断
をしてくれる機関をご存知の方はおられますか?いちおう、ASとADDの
可能性は疑っておいた方がよさそうです。

 全面的な診断を受けておいた方が、自己対策を立てやすいような気が
しています。また、ADDであるようなら、薬物治療も検討しておく必要
があるでしょう。では


Re: いつ知った? 4667へのコメント
No.4703  Sat, 12 May 2001 10:09:26 +0900  bau [この発言にコメントする]

Xanadii さんwrote:

> あなたが「自閉症」という言葉を知った、もっとも古い記憶について、教えていただけますか?
> 自閉症スペクトルと診断された本人でも、親御さんでも、配偶者、恋人、どなたでも、それぞれ、あなたご自身の記憶を答えてください。
> そしてそのとき、「自閉症」という言葉は、どのような状況で、どのようなものとして教えられましたか?

 1年前、鬱状態に陥いりかけのときにいろいろサイトを見て、「autismドラマに関するBBS 」にたどりつきました。そのとき、自分が言葉にならずに悩んでいたことを話し合っている人たちがいることに、驚いてうれしくなりました。
 同じ頃、ドナさんの「自閉症だった私へ」を読み、自分の幼少時に似ているところがあると思いました。
その後、ここの掲示板やニキさんの図書館、ペンギンさんのサイトなど見てまわって、アスペルガーについてちょっとずつ知っていくことになりました。

 「自閉症」という言葉は私の中で特にイメージがなく、(知らなかったわけではないと思いますが、覚えていません)最近になって、本人が自分のことを書いたものから意味をつかんできたように思います。

#そういえば親に昨年「あんたは自閉的な子どもだった」と言われました。


Re: 個人情報セキュリティ 4701へのコメント
No.4702  Sat, 12 May 2001 10:03:39 +0900  あさかぜ [この発言にコメントする]

Mariaさん wrote:
>
> そんなわけで、所長さんは携帯電話やPHSを含む情報機器や、その有効利用法について改めて調査しなおすことにしました。
> 調査結果は追って御報告いたします。

 お待ちしております(^^)
 わたしは携帯電話を使いこなせない人間なので、こんなものに高い金を払っているなら解約してしまおうと思っています。が、最低6ヶ月たたないと違約金を払わねばいけないらしいので、まだ解約していません。

 GPSがわりに使えるなら、解約しなくてもいいかな〜などと思うときもあります。「熊さんパックンチョ事故」が増えているし、うちの近所の山にも出没するので、山歩きには「熊鈴」は必携です。加えて緊急時には携帯電話が役に立つかもと考えることもあります。(出会いたくはないが〜、ふるふるふる)

                      古代人 あさかぜ


Re: 個人情報セキュリティ 4700へのコメント
No.4701  Sat, 12 May 2001 09:18:52 +0900  Maria [この発言にコメントする]


 今月、うちの所長さんは携帯電話を買うことにした。
 機種はソニーのSO503i、色はキャンディ・オレンジ。

 で、最近お知り合いになったメル友さんが占いに詳しいひとなので、暦算天文学のエキスパートである所長さんもすこし影響されて、ちょっと星回りを計算してみたりしたのである。
 そしたら五月は十日と十二日が運気のピークなのだそうです。よしよし。

 で、所長さんは十日に電話を買いにいったのですね。そしたら身分証明書になるものを忘れてしまって、けっきょく買えませんでした。「占いも当てになんないなぁ」と所長さんは思ったそうです。

 で、「今日は電話を買おう」と思いつつ今朝の新聞を見たら、SO503iのファームウェアに問題があって、回収が始まったそうです。

 これって、「SO503iを買うな」ということなのでしょうか。それとも「NTT DoCoMo以外の電話会社にしろ」ということなのでしょうか。「携帯ではなくPHSにしろ」ということなのでしょうか。「携帯だのPHSだのは持つな」ということなのでしょうか。それとも「今月はあんまり出歩かないほうがいい」ということなんでしょうか。

 わかりません。

 そんなわけで、所長さんは携帯電話やPHSを含む情報機器や、その有効利用法について改めて調査しなおすことにしました。
 調査結果は追って御報告いたします。

 (Maria)


Re: 個人情報セキュリティ 4698へのコメント
No.4700  Sat, 12 May 2001 01:40:42 +0900  Mr.Moto [この発言にコメントする]

*はじめに
 携帯メールが萌えている。

 いきなりなフリだが、Mariaも言うとおり、この日本においては女性がネットワーク社会におけるプライバシーを守ることはなかなかに難しい。そこで有効活用すべきは携帯メールなのである。とはいえおれはべつに不倫推進派という訳ではなく、仕事上腐った携帯メールは貰いたくないというのが本音である。あれは着信するのにも金がかかるのだ。そのうち無料になるとは思うのだが。

 とはいえ、ああいう小さな画面で情報をやりとりするなんていうのはかなり難しそうに思える。だいたい最大文字列長全角二百五十文字、とかいったらほとんど何も伝えられそうにない。とはいえ「ほとんど何も伝えられそうにない」と「伝えることは不可能である」は必ずしもイコールではない。

 まずは基本的な部分に戻ってみよう。

 「必要なことが、正確に、誤解の余地なく、小さい画面でも明確に、通じる」のが、携帯メールの文章の理想である。
 ところが、である。必要なことの全部を文章に盛込むと、長くなる。正確に、しかも誤解の余地なく情報を伝えようと思えば、ある程度の冗長性を持たせなければいけない。だから、一文字読めなかったら、あるいは一ヶ所文章の切れ目を間違えたら、全然違った意味になってしまうような文章は危なっかしくてしかたがない。
 昔から知られている例では、「ここではきものをぬいでください」というのがある。「ここで履物を脱いでください」なのか、「ここでは着物を脱いでください」なのかは、この文章だけではわからない。
 ところが全角文字二百五十文字という制限があり、しかも小さい画面に表示しても意味が一目瞭然に分かる文章を書かなければならない。
 こんなことが可能だろうか?

 そう、それを可能にしてしまおうというのである。

 ヒントは昔の候文である。この「漢文もどきの手紙用文体」は、ほとんどが漢字で書かれているために情報密度が「漢字かな混じり文」の倍くらい高い。仮に候文で全角二百五十文字の文章があったとすると、通常の漢字かな混じり文の文章の五百文字分の文章に相当することになる。これは原稿用紙一枚を越えるほどの量だ。さらに略語や省略表現を駆使すれば、相当な量の情報を伝えることができる。
 しかも、漢字というのは仮名やアルファベットのような表音文字と違って、ビジュアルに訴えてくる。したがって、こちゃこちゃ行が改まらざるを得ない携帯電話の画面表示には、表音文字に比べてずっと適しているのである。
 さて、とはいえ今すぐにでも携帯メールを使いこなしたい人に、「漢文や昔の候文を研究しなさい」と言うのは無茶であろう。ところがここにも昔の人の智恵が生きる。

 昔の寺子屋の国語教材は、「往来物」という文例集だった。それを書き写すことで文字を覚え書を学び、内容を学ぶことで社会を知り、暗記することで事務能力を身につけたのである。
 江戸三百五十年の歴史は、こういう有用な文化遺産をわれわれ現代人に遺してくれていた。これを活用しない手はない。つまり、「例文集」を作っておくべきなのである。たとえばこんなふうだ。

会議新規Proj
重要/要出席開発
一課主任以上全員
21日(月)十三時
於五階B会議室/
「宅配給食配送管
理システム開発」
資料は追って配布
レス不要
問合せメールにて
(090−XXXX-XXXX)
金沢SB

 見たまえ。これだけ書いて二百五十文字の半分も行かないのである。やってやれないことはなさそうだ、とは思わないか?

*タイトル命
 メールはタイトルを見ただけで、「どの程度読む必要があるのか」を判断できなければならない。ジャンク(屑なメール)が多いときは、タイトルと発信者名だけ見て「これは読まなくてもいいな」と思ったら読まずに捨てることもある。
 タイトルだけ見て内容と重要度が判断できるように。「打ち合わせの件」などというのは最低。「B社打合せ日時前倒し」「月例報告会場所変更」など具体的に。

*「狼が来た!」不可
 大して重要ではないメールのタイトルに「緊急!」や「重要!」を使わない。いざというときに読んでもらえないことあり。
 なお、「大して重要ではない」は「相手にとって」である。自分にとって重要だからといって、相手にとって重要であるとは限らない。

*着信チェックは頻繁に
 メールの利点はその機動性にある。
 煙草吸ったりコーヒー飲んだり飯食ったり風呂入ったりする間があったらまず着信がないかチェックせよ。

*要返かレス不要か
 メールを受取ったら、すぐその場で返事を出すのが礼儀。「メール読んだ今晩中に返事多謝多忙」でもよいから、「読んだ」「いつまでに対処する」「いまどういう状況にある」だけでも早急に伝えるべし。
 逆に、特に返事の必要がないメール(「加賀美さんと三人で飲まん?」「東京湾でハゼ好調」等)を送る場合には、「レス不要」と書いておく。「OKなら木曜日までに返事を」などというのも親切。

*フォローは重要
 「月末までに返事乞う」といったメールには、月末まで放ったらかしとくのではなくて、大丈夫そうとかダメそうとか、いついつまでに返事をしたいが何々が決まらないと返事ができないとか、そういったフォローをしておくことが重要。あるいはこっちから何か頼んだときは、結論が出る前に、「どうなってます?」と訊くくらいの配慮がほしい。うちの所長は「煽ってなんぼの商売だ」と言っている。

*メール文体は候文
 メールの文章は、いわゆる候文の文体を手本にするのが一番である。
 漢字は情報密度が高いため、平仮名やアルファベットに比べて小さな画面で多くの情報を伝えることができる。したがって、漢文・漢語の勉強をしておくとよろしい。

*不動産広告に学べ
 「賃貸マンション R造5Fエレ無駅徒歩七分/和八洋六八十LDK/風呂洋便別/台ガ可給湯空調完/月十八万管一万敷二礼一駐有」で、必要なことは通じる。

例)
坂本竜馬君送別会
八月三十一日(木)
於焼鳥「鳥よし」
/自十九時至二十
二時会費男三千五
百円女二千円見当
/出欠要返二十五
日(金)必着
(090−XXXX-XXXX)
西郷吉之助

PC不調請救援
当方PC不調頻発XX
−Word 使用中画面
凍結・遊標貼付・鍵
盤入力不能/再起
動後文書二重化/
請願対策

Re. PC不調
割込競合可能性大
/XX−Word の文法
チェック停止を停
止する・スクリー
ンセイバー使用中止
・NBPCは電源から
の割込有ACアダプ
ター使用のこと

*短すぎてもダメ
 一画面をいっぱいに使うのが読みやすさの点では望ましい。

*重要情報は一画面
 重要なことは最初の一画面に納まるようにして、細かい情報は後に回す。

*略語集を作ろう
 「略語を使ったら相手に通じなかった」といったことのないよう、「職場における略号集」といったものを作成・配布しておくといい。特に役職・部署名・プロジェクト名・取引先名などは重要。
例)
アドミ:アドミニストレーター
B、SB、K、KK、S:それぞれ部長・副部長・課長・係長・主任
特統シ:特定統合システム本部
BXProj:防空警戒管制装置組織本機開発プロジェクト
5G:第五世代コンピュータ技術開発機構
注)半角文字はなるべく偶数個に揃えること。

*文字化け注意
 全角かな漢字と半角アルファベットが基本。記号や半角カナは要注意。
 たとえば顔文字の「(-_-メ)」に半角カナに使ってしまうと、携帯で読むときはいいがパソコン経由で転送したときに文字化けの原因になるかも。

*連絡先は必ず記載
 レスが受けられなければメールではない。必ず発信者の連絡先を記載のこと。

*勘繰りは喧嘩の因
 メールの文章は無愛想で無表情である。しかし、メールはメールであって手紙ではない。変に勘繰って喧嘩など起こさぬように。この場合、トラブルの責任は怒った奴に帰される。

*顔マーク濫用不可
 「(^_^)」の使用には節度を。ただし、「(^_^;)」「(T_T)」は文章を和らげるのに効果的。メールをパソコン経由で転載することもあるので、構文チェックに引っかからないよう括弧はかならず対にして使う。

 簡単用語・略語集

レス
 返信。レスポンス
不許〜
 「許さず」=「するな」
例)「不許複製」
〜無用
 「するな」
例)「天地無用」「小便無用」「御意見無用」「心配御無用」
〜不可
 「すべからず」=「してはいけません」
〜不能
 「能(あた)わず」=「〜できません」

 「要る」=「必要」「(要求としての)してください」。「要返」なら「返事してください」。
乞〜・請〜
 「〜乞う」。「(お願いとしての)してください」。
自〜
 「〜から」。
至〜
 「〜まで」。
於〜
 「〜において」。
TBD
 「現在のところ未定。追って決定する」。
蒙御免
 「御免蒙る」=「勝手ながらお許し願います」。
敬白
 文末に使用して、「敬白」=「謹んで申し上げる」の意。
例)「店主敬白」「営業部一同敬白」
御慶
 「お慶び申し上げます」

例)
 「御慶本社栄転/祈念活躍/請御自愛/返礼儀御無用/当日出張中附見送不能欠礼蒙御免/八月吉日桂小五郎敬白」
=「本社への栄転を心よりお喜び申し上げます。ご活躍をお祈りしております。お身体をお大切に。返礼の儀は無用に願います。当日は出張中につき、お見送りできません。勝手ながら欠礼お許しください。八月吉日、桂小五郎謹んで申し上げます」

 あとは各人フォローするように。 Mr.Moto


Re: いつ知った? 4667へのコメント
No.4699  Fri, 11 May 2001 23:52:00 +0900  さくらかのえ [この発言にコメントする]

Xanadii さんwrote:

> あなたが「自閉症」という言葉を知った、もっとも古い記憶について、教えていただけますか?
> 自閉症スペクトルと診断された本人でも、親御さんでも、配偶者、恋人、どなたでも、それぞれ、あなたご自身の記憶を答えてください。
> そしてそのとき、「自閉症」という言葉は、どのような状況で、どのようなものとして教えられましたか?

はじめてその言葉を知ったのがいつかは覚えていません。
子どもの頃から本を読みまくっていたので、
そのなかで、「自閉症」という言葉がでてきて
「そういう病気があるのだ」くらいに思っていたようです。
そのころの認識は、よくある世間一般の認識と同じ
「ひとりだけ壁のほうを向いて座っていて誰とも口をきかない」
というようなひどいものでした。
社会人になってから、それは生まれながらの障害であって
親の育て方によるものではないということを知りました。

昨年の春、ドラマで自閉症をとりあげるということを知り、
少し興味を持っていたところ、アスペルガー症候群というものが
あることをネット上で知りました。そこにあったリンクから飛んで、
村上京子さんのサイトを知り、アスペルガーの館を知り、ペンギンさんのサイトを
知りました。そこに書かれてあることを読み、わたしと違うところも
あるけど、重なるところもある(それもひとつやふたつではない)、と気づき、
わたしもこれではないだろうかと思った次第です。
診断は受けていません。

子どものときから、「思いやり」というものがよくわからず、
恥の意識も薄く(どうしてみんな裸や下着を見られるのを嫌がるのか
わからなかった)、自分ひとりが「観客」のような気持ちで、
自分は他のひとたちとはどこか違っているぞと思っていました。
身体の機能が欠けているのを身体障害というなら、
心の機能が欠けている障害もあるのではないかと思っていたので
(当時の認識です)、ほんとにそういう障害があると知ったときは驚きました。

今では「心の機能が欠けている」のではなく、
一般多数の人とは物事の捉え方が違うので、
その結果、「欠けている」ように見えるのだとわかっています。

その後いろいろ考えて、自分は「自閉スペクトルにのっかっている健常者」
だと思っています。アスペルガー共和国には入れないかも・・・

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