アスペルガーの館の掲示板(旧)
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青さんの書かれたことは一般論としては正論に近いと思うのですが、
各論としてはまだまだ問題が残っているのだと思います。
青 wrote:
>素人があんまり精神医学の知識を知り過ぎるのも考え物ではないでしょうか。
>あんまり考えすぎるのは心に毒ですよ。
医者がもっと頼りになればいいんですが、まだまだ精神科医でさえ発達障害の知識が足りない人が多くて困ります。
だから自分で調べるしかないというのが現状です。
>けど、実はその「一般的な基準」の方が本当なんじゃないか、って感じることありませんか?
「本当」とは思いませんが、普通の人の認識の現状だと思います。
()付きの文章にレスしてもいいかどうか迷いますが、重要だと思うのでしておきます。
>(まあそういうこと考えずお気楽に生きている人も結構いますが)
これは理想だと思うし、そういう人は多いでしょうけど、環境が赦さない場合もあります。
後の2次障害につながる内容を含んでいます。
>(「考えてもどうしようもない」って割り切ってやっていこうと思ってても「これが答えなんだぞ」って目の前にぶら下げられると飛びつきたくなるのも人情ってものでしょうね。)
そうかも知れませんね。人それぞれでしょうけど。
>それを医者に対して「わたしを完璧な人間にして!」っていうのは無茶な話でしょ。
これはその通りです。と言うよりも、こんなこと言わないでしょう。
ただし知識がなければ言うかも知れません。
>それと関係ない部分は考えるだけ損じゃないでしょうか?
例えば、同じ趣味を持っている人同士の世間話のようなものと考えればいいんじゃないでしょうか。
>「もう駄目だぁ!死んでやるぅ!」って思ってても実際は結構何とかなってるもんでしょ?
>今の生活に耐えられないのなら鬱病の薬でももらって、その場をしのいでがんばってれば、いつかいい事ありますよ、きっと。
ここから先はASというよりむしろ、2次障害としての鬱等の話ですね。
これがあるかないかで、かなり様子が違ってくるでしょう。
ASを「性格」と割り切って大きな問題もなく生活できるか、
それともASが引き金になって、悪循環で次々と問題が生まれて辛い毎日を送るか。
しかし、こうなるともはやASの話題を離れてしまいますけど。
>(まっ、こういうことはお酒でも飲んでぱーっと忘れちゃいましょうよ。
>ぱーっとね(笑))
それができないから苦しんでるんです。
みる wrote:
>このBBSで見ていて思うのですが、ADDの症状がにていると思いました。
>脳みその作りが似てるかもしれませんね。
そうですね。
話してて、「それわかる〜」の連続でした。
仲良しになりましょう。(^_^)
>おむにさんはなんと診断されているのですか?
診断名はまだついてないのですが、
カウンセラーには
「ノイローゼ(神経症)がある」
「アスペではないような気がする」
「子供のころADHDだった可能性がある」
「学習障害の可能性がある」
と言われています。
あくまでカウンセリングであって診断ではないのですが。
医師には、分裂病の薬しか処方してもらえません。(T_T)
>それから、今日本では、おとなのひとにはADHDという診断明はつかないことになっているのでしょうか?
カウンセラーに聞いた話では、障害という名前がネックになっていて、
アル中になるとか、犯罪を犯すとか、社会的な問題を抱えてないと
そういう診断名はつけにくいそうです。
障害がだめなら「注意欠陥・多動性傾向」とかでいいからつけてほしいです。
このBBSで見ていて思うのですが、ADDの症状がにていると思いました。
脳みその作りが似てるかもしれませんね。
おむにさんはなんと診断されているのですか?
それから、今日本では、おとなのひとにはADHDという診断明はつかないことになっているのでしょうか?
おむにです。
シュッツ wrote:
>思い出せない要因にもいろいろあるのではないでしょうか。
>まず第一には、顔が覚えられないから名前につながらない、
>その他には、文字列としての名前が覚えられないとか、
>この場面には誰がいるはずだったっけ、とか……
私の場合、顔から名前を引き出す間にもう一つ別のプロセスを踏んでるような...。
色とか形とか柔らかさが思い浮かんできたりします。
調子のいいときはポンと引き出せるんですが、
調子が悪いと顔と名前が繋がらなくなってしまいます。
みる wrote:
>あ、私わかります。普通の人は滑らかにおこなっているのに、
>私たちの場合は「暗記」に近い状態なのではないでしょうか。
>しかも「短期記憶」。忘れたら憶える。忘れたら憶える。
そうかもしれないですね。
付き合いが長ければ長い人ほど間違えにくいですし。
でも、忘れたら「思い出す」って感じでしょうか。
同じ人がいて安心しました。
これでも結構悩んでたんで。(^_^;
皆様ご丁寧にレスを有り難うございました。ペンギンさんのおっしゃる通り、指示に従えたらという意図だった様な気がします。(実は昨日その話をしてくれた方にもう一度さりげなく聞いてみたのですが、「いや、ウサギという所にポイントが有るような言い方だった」と再度強調していましたが…どう考えても変ですよね。誤解なんでしょうね。
おむに wrote:
>人の顔から名前を引き出すのにワンテンポ遅れるんですよ。
>思い出すのに時間がかかったり、思い出せなかったり、
>間違ったりするんです。
>もちろん、同僚とか上司とか、比較的親しい人たちの名前です。
そう言えば思い出せないことが多いなあ、と気がついたのは最近ですが、
よく考えると昔からそうだったような気がします。
思い出せない要因にもいろいろあるのではないでしょうか。
まず第一には、顔が覚えられないから名前につながらない、
その他には、文字列としての名前が覚えられないとか、
この場面には誰がいるはずだったっけ、とか……
>普通の人はもっと反射的に名前を言ってるような気がする...。
>普通の範疇かなあ...。
「普通」の基準が分からないですからね。
だからといって、周りの人たちに聞いて回るのも変だし。
>「左右が分からない」という話題といっしょで、
>人の顔から名前を引き出すのにワンテンポ遅れるんですよ。
>思い出すのに時間がかかったり、思い出せなかったり、
>間違ったりするんです。
>もちろん、同僚とか上司とか、比較的親しい人たちの名前です。
あ、私わかります。普通の人は滑らかにおこなっているのに、
私たちの場合は「暗記」に近い状態なのではないでしょうか。
しかも「短期記憶」。忘れたら憶える。忘れたら憶える。
>普通の人はもっと反射的に名前を言ってるような気がする...。
>普通の範疇かなあ...。
やっぱり普通の人は、私たちのような一部の人より
もっと反射的ナチュラルに名前を言っていると思いますよ。
っていうか、普通の人っていう定義もまた難しいですけど、
長くなりそうなので、その話しはまた次のきかいに。
今薬を飲んでいますか?
私は精神科に通うようになって、
薬を飲むようになったら、自分でも驚くほど身近な人の名前を
急に忘れたりするようになりました。
毎日毎日会う人なのに、突然名前がででこなくて
「えーと、えーと」と目の前で繰り返したあとに
「あ、近藤さんそれ持ってきてくれる?」なんてことが増えました。
でも、人間だから、マシンじゃないから、それでもいいと思いません?
あと、ひさびさにやる同窓会とかの前日にはかならずチェックして行きます。
1週間ぶりに会う人でもチェックして行きます。
実は、毎日会う学校のゼミの15人程度の人の名前も、
月曜日の朝は不安なので電車の中で復唱してから行きます。
それと、上手なごまかし方をおぼえるのも手です。
私は女なので、自分よりも年下の人であれば、
外人さんが挨拶するときのように、満面の笑みでかるく抱き着いて(握手も可)
「うわー、元気にしてたー?今どうしてるのー?」とやります。
絶対に満面に笑みを崩してはいけません。
あとはやはり満面の笑みで、
(もうのどの所まで名前がでかかってるのに
悔しいけど度忘れしちゃってる。でも、あなたのことはよーく憶えていて
とても好意を持っているのよ。)
というジェスチャーとか、そういう気持ちを全面に出しながら、
「ごめんなさい。どこでお会いしましたっけ。」
というと、結構人間関係を崩さずに上手にやってゆけてます。
絶対忘れっぽい人の方がこういうのごまかすのうまいですよ。
どんどん上手になりますよ、わたしたち。
この技で危機を乗り切ったことがある人って、日本人の全人口の90%以上
いると思いますよ。私たちは頻度がちょっと高すぎるだけですよ。
プロのアスペの方だったら電話番号から住所まで憶えちゃう人いるんでしょうね。
それはそれで不思議だ。
おむにさんの物忘れは、もっと生活に支障をきたしてますか?
だとしたら、軽々しい答えかもしれない。お許しを。
館の管理人 wrote:
>おむに wrote:
>> 顔が覚えられないというのはよく聞くんですが、
>> 私は名前が覚えられません。
>そんなの普通でないですか。
え〜!説明不足でしたでしょうか。(^_^;
「左右が分からない」という話題といっしょで、
人の顔から名前を引き出すのにワンテンポ遅れるんですよ。
思い出すのに時間がかかったり、思い出せなかったり、
間違ったりするんです。
もちろん、同僚とか上司とか、比較的親しい人たちの名前です。
普通の人はもっと反射的に名前を言ってるような気がする...。
普通の範疇かなあ...。
おむに wrote:
> 顔が覚えられないというのはよく聞くんですが、
> 私は名前が覚えられません。
> 以前会ったかどうかはちゃんとわかっているんですが、
> 名前を覚えるのはどうも苦手なんです。
> 同僚の名前もたまに忘れてしまったりします。
> こんな人、他にもいますか?
そんなの普通でないですか。
顔が覚えられないというのはよく聞くんですが、
私は名前が覚えられません。
以前会ったかどうかはちゃんとわかっているんですが、
名前を覚えるのはどうも苦手なんです。
同僚の名前もたまに忘れてしまったりします。
こんな人、他にもいますか?
stargazerさんわかりやすい解説
ありがとうございます、
私は(たぶん)ACでしたぁ。
>ACとASの違いを読んだけどよくわかりません、
>どう違うのでしょうか?
原因が違います。
ASは脳の障害で、ほとんどが先天性です。
育ち方や環境のせいでASになることはありません。
ACというのは、「自分の苦しみに手一杯で、子育てをする余裕のなかった親」に育てられることによって、後天的に起こる状態です。
ただし、ASの人は、たまたまACに「も」なりやすい条件にあるとはいえます。
その理由は二つあります。
一つは、ASの子というのは、事情を知らないと育てにくいことが多く、ASの子を持った親は、育児ノイローゼのような状態になりやすく、「自分の苦しみに手一杯で、子育てをする余裕のなかった親」になってしまうからです。
もう一つは、親自身が自閉症だったりASだったりADHDだったり強迫性障害だったりする場合。ASというのは遺伝子が関与しているのではないかと考えられていますから、ASの人の親には、どちらかに「うっすらASっぽい人」や「自閉っぽい人」がいたりします。そういう親が、「自分の苦しみに手一杯で、子育てをする余裕のなかった親」になると、ASの子が、ACにもなるということはあります。
ただし、逆に、ASが重度の人の場合、人間関係の機微にあまりにも鈍感だったおかげで、「健常児の兄弟がACになっているのに、かえって難を逃れる」というケースもあります。意味がわからないから、天然ボケで乗りきれてしまった、という話は何人かから聞いたことがあります。
はじめまして、
ACとASの違いを読んだけどよくわかりません、
どう違うのでしょうか?
館の管理人の村上です。
最近オープンした
「アスペルガ−症候群で女性で左利き」の A-type-kyoko さんのHPを紹介
します。
http://members.tripod.co.jp/kyokoAA/
です。ぜひどうぞ。
ps.
いつも ROM している私ですが、みんな書いてくれてありがとうと、
暖かいメッセージのながれを見ててうれしく思っています。
たくさん愛がうまれるといいですね
とら wrote:
ところで、療育センターの知り合いの子供が検査に行った際にウサギの写真を子供に見せて「ウサギを見られるようなら自閉症では無い」という判断をするそうです。そんな判断基準聞いた事有りますか?
これは、言葉による指示に従うことが出来たり、指差しが出来るようなら「自閉症」ではないということだと思います。
で、その「自閉症」の定義が狭い(アスペルガー症候群やその他の広汎性発達障害を含まない)ような気がします。
とら wrote:
>3歳になる息子の言葉が遅くてネットで色々探しているうちにここにたどり着いたのですが、なぜかこの掲示板が一番ほっとします。
はじめまして。
とらさんのHNはどこかで見かけたような気がするのですが
気のせいでしょうか。あるいは同名異人でしょうか。
>これからも ROMさせていただきますのでよろしくお願いいたします。
そんなこと言わないで、どんどんカキコして下さい。
>ところで、療育センターの知り合いの子供が検査に行った際にウサギの写真を子供に見せて「ウサギを見られるようなら自閉症では無い」という判断をするそうです。そんな判断基準聞いた事有りますか?
これは知らないです。
私も知りたいので、御存知の方、教えて下さい。
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