アスペルガーの館の掲示板(旧)
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新しいアスペルガーの館の掲示板
公開質問です。
質問1.
なぜASの男性は発言しないのか。
先日の横浜OfflineMeetingでも話題になったことです。
ASのひとというのは、男性5に対して女性1程度の割合で存在する、とされています。だけど、実際にお会いしたりメールを戴いたりする方は女性のほうが多いくらいなんですよね。これって何故なんでしょう?
男性は、比較的社会に適応しやすいから、「障害」というところまで深刻化しにくいのか。
男性の場合、「仕事」との関係で捕えるから、あんまり「個人の問題」として捉えないのか。逆にいうと、女性のほうが「ASである自分」というものに向き合う傾向が強いのか。
それとも、深刻すぎて、ASというものを対象化することが困難なのか。これはひょっとしたら、女性の場合はASというものが男性にくらべてそれほど「障害」にならないのかもしれない、という推定にも結びつきます。実際には男女比はもっと接近しているのかもしれない。だけど、女性は「健常者」として社会に適応しているのかもしれない。
質問2.
自分で、「『どっちでもいいこと』が決められない」と思います?
「『どっちでもいい』んだったら、どっちでもいいんじゃない?」
「そうなんだけど、やっぱり『どっちでもいい』というと決められないんだよ」
こういうタイプって、ASに多い……というか、ASの本質ってこういうところにありそうな気がします。それが「AS特有のこだわり」に見えるのかもしれない。
「喫茶店で食事をするときは、必ずピラフ」とか、「カレー専門店では必ずチキンカレー」とか、「町の定食屋だったら必ずカツ丼」とか、そういった明確な「ルール」を持っているひとって多いような気がします。そうすると、迷わなくてすむから。
で、「コインをトスして決めよう。表だったらラ−メン、裏だったらチャーハン」とかいって百円玉投げて、「おお、表だ」「え? 百円玉って、『日本国』って書いてあるほうが表なんじゃないの?」「……えーい面倒臭い! 両方食ってやるぅ!」。
こういう人がいるから「半チャンラーメンセット」とか、「盛り蕎麦とミニカツ丼のセット」とかいうセットメニューができたのかもしれない。
どう思います? (Maria)
コピーライターの糸井重里さんが
「ほぼ日刊イトイ新聞」で、このようなことを↓
http://www.1101.com/home.html
大学で心理学を教えている碓井真史さんが
「こころの散歩道」で、次のようなことを↓
http://www.n-seiryo.ac.jp/~usui/news2/2001/syougaku/ippou.htm
述べておられます。
ネットというメディアで大きな影響力をもつお二人が
このような見解を述べられているということに、
ちょっと希望の光を見た気がしました。
まだまだ日本も、捨てたものじゃありません。
自己嫌悪に陥り、半壊状態だった僕でしたが、Mr.Motoさんの投稿でいくらか持ち直しました。
では本題。
皆さんは、サークル(同好会)活動の経験はありますか?
ここで言う「サークル」とは、「あるもの、ことに興味や好意をもった者たちの寄り合い的集まり」で、「クラブ(部)」とは違った色彩の集団、と解釈してください。
僕はこの「サークル」がASの人にはよい効果を発揮するのでは、と考えています。
僕は大学時代、「クイズ研究会」に入っていました(確かこの場で同じようなことを言っていた人がいましたねー。ぴよさんだったか)。
僕が「実生活でほとんど役に立ちそうにない知識」を多くもっていたので、これはピッタリだと思い、入りました。僕の「いいところ」を発揮するにはもってこいだと思ったのです。
サークルでは、色々なことを経験しました。
問題作りでは、内容の正確さが求められるため、図書館へ頻繁に行き入念に調べて調べまくりました。もともと「調査癖」のある僕にとっては、次々と新しい知識が入っていき、楽しいひとときでした。
クイズ大会の運営では、スポンサーへのアポイント(これは最も苦手)や、「どうやってお客を楽しませるか」を考えて企画を練るなど、「社会」へ触れる第一歩を経験しました(これが自分の社会性に疑念を抱くきっかけとなりましたが)。
ここでよかったことは、サークルの人たちと僕がいくつか「共通項」を持っていた、ということでした(例:特定のジャンルにやけに詳しい、など)。ASの有無など関係なかったのです。「共通項」でつながっていたので、僕も違和感を感じなかったし、周囲も僕を「異常」とはみなしませんでした。
僕はこう感じました。「サークルは、『特定の興味』『共通項』のつながり」であるのでは、と。「類は友を呼ぶ」ともいえます。
ここでまたまた造語です(懲りないヤツ!)。僕はこれを「サークル空間」と呼ぶことにします。
生まれてはじめて、「人とのつながり」がうまくできた、貴重な時間を送れたのです。(でも、それはこのときだけ。卒業後はまたつらい日々)
そういった意味からも、サークル活動はASの人たちにとって、有益ではないか(所属するサークルにもよりますが)と思うのです。友人づくりのきっかけにもなりますし。
「サークル空間」が本当にASへの助けになればいいと思っています。
次の造語をひそかに模索している ミッドランド
くると wrote:
>
> また、何か障害がなければ凶悪な犯罪をおこすはずはないという
>のはちょっと短絡な気がします。
僕もそう思います。何か障害が無ければ凶悪な犯罪をおこすはずが無いというのは間違っています。健常者でも凶悪な犯罪を起こす事もあります。
障害を持っていても、本来なら凶悪な犯罪を起こす事は稀だと思います。
近年、障害者による犯罪が増えてる要因の一つは、ひどいいじめが原因で人格が歪んでしまったことにあると思います。僕も小学生の頃ひどいいじめを受けていました。僕はいじめられる度に「殺したい」「いじめてる奴らを皆殺しにしたい」と、いつも思っていました。
みどり wrote:
>話はそれますが
>
>> 製薬会社も、もっと安全な成分(天然系)の薬を作るべきだ!
>
>安全な成分(天然系) というのは、なんか大誤解を含んでる気がします。
>それとも、安全でかつ天然系の薬を作ってほしいの?
>
安全かつ天然系ということです。もっとも分裂病の薬は人工的に作るしかないでしょう。
でも、比較的軽症と言えるレベルの精神障害ならば、漢方などの天然系ほうがしっかりとした処方に基づいてやれば、はっきりとした効果が出そうな気がします。
「飲んでもただ眠くなるだけ」というトランキナイザーへの不満は、無視できないと思います。
「人工のもの」そして「天然系のもの」この2つ系統があれば、「自分の体に合った薬」を見つけられるチャンスが増えるものと思います。
しかしよく考えてみると、どんな薬でも100%症状を改善させることは難しいでしょう。ことに精神障害は、様々な要因が絡み合って生じているものです。その人が生きやすい環境を整えることも・いかなる困難さを持っているか理解することも・彼らをどのレベルまで周りの環境に順応させていくのかも、薬を飲ませるのと同じくらい大切なことのように思えます。
一番の薬というのはやはり周りの人の「愛」なのでしょう。もちろんもらってばかりはいられず、返さなくてはならないので苦しいのですが・・・。人間は「愛」というものをやりとりしないと、まともに生きていけない脆いものだとこの事件を通して感じました。
この事件で亡くなった8名の子供たちの冥福をお祈りすると共に、犯人が自分の犯した罪の重大さを速やかに悟ってくれることを願わずにはいられません。また、残された子供たちの心の傷が、本当に気がかりです。
ゆーりさん wrote:
>マスコミの姿勢がこれから問われてくるでしょうが
>なんにせよ、
>
>子どもを取り囲んでマイクを突きつけるのはやめろ〜〜〜〜!!!!
>
>おまえたちには心がないのか?!
事件の第一報が載った8日の夕刊を見ましたが、どこもひどいものです。
生徒の証言をつなぎ合わせて、現場再現ドキュメンタリー風物語に
仕立て上げられた記事。どこに人が倒れていたとか悲鳴がどうとか・・・
新聞によっては、卒倒している保護者の姿や血塗れで手当を受けている生徒の姿の
写真などを載せている。9日の夕刊には、犠牲になった生徒のひとりの
プロフィール(どういう子どもだったかなど)を記事にしているところもあったし、
容疑者の「異常性」を強調するかのごとき、過去の話や近所の人のコメントなど、
被害者に対しても、容疑者と似たようなプロフィールを持つ人たちに対しても、
配慮のないことおびただしい。なにが原因だったのか検証もなされないうちから、
通院歴があったとか、安定剤を飲んでいたとかいうことを見出しに出した報道には、
これからいったいどうなっちゃうのかと恐ろしさを感じます。
新聞でさえこうなのですから、テレビの報道のひどさは想像する気にもなれない。
そしてまた、
こういう事件を口実にして、学校や公共の場などに警察が監視の目を光らせ、
「普通に見えない」人物は即尋問というような事態になる可能性まで
思い浮かべてしまいました。
扇情的な報道で一般市民の危機感を煽り、
それに乗じて、管理を強める。
考え過ぎでしょうか。
大阪府池田市の児童殺傷事件について
亡くなられた8人のお子様に哀悼の意を表します。新聞によれば
犯人の精神鑑定がはじまるそうですが、被害者にとっても加害者に
とっても無意味なことに思えてなりません。
特に、被害者やその遺族にとって、別に犯人がどのような精神状
態であっても、受けた被害に変わりはないはず。
また、何か障害がなければ凶悪な犯罪をおこすはずはないという
のはちょっと短絡な気がします。
初めまして、内藤と申します。
森口奈緒美さんのお書きになった《変光星》(飛鳥新社刊)が絶版になっていましたが、2000年に(株)デジタルパブリッシングサービスから受注生産が可能になりました。定価は、¥3,000円、ISBN4-87031-901-2、取次ぎがトーハン系の書店であれば、店頭注文も可能です。
また、万能書店(www.d-pup.co.jp)にて、受注生産(オン・デマンド出版)で購入できます。注文、問い合わせはデジタルパブリッシングサービス(TEL:03-5225-6061)で受け付けてもらえます。
この情報をアスペの館に載せてもらえればありがたいです。森口さんのところにも{絶版で困っている}という苦情が多数来ているとのことです。
また、《変光星》が多くの人に買ってもらえることが森口さんを助けることになると思います。どうかよろしくお願いします。
この件に関するお返事もお待ちしています。
また、森口奈緒美さんに関することでご相談にのっていただければありがたいです。
E-Mail:snaito@sepia.plala.or.jp
または E-Mail:snaito@cmail.plala.or.jp です。
ミッドランドさんwrote:
> バカヤロバカヤロバッカヤローーーーーーーーー!!!ぬあーーーーーーにが
>「ハート・アクション効果」だ!あまりの無責任さに自己嫌悪。
まあ、おれがこういう台詞を吐くのもアレというかナニというか(Xanadiiちゃんに「あんたはあたしに優しくないくせに!」とか叱られそうでちょっとビビッている)、あまり似合わない気もするのだが、とりあえず言うておこう。
>考えてみたら「心の傷」も「心的外傷」も同類ですよね……。
というのは、はっきり言って違う。「心の傷」というのは、「成功体験」と結びついて克服された時点で解消される。ところが「心的外傷」のほうは「凍結」されたまま心の中に居座り、苦痛の原因となりつづけるのである。
つまり、「心の成長に結びついた挫折体験」というのは、「人を強くする心の傷」だという点で正しい。
あの小学生殺傷事件が、「いい勉強になった」などと言えた代物ではないことは明らかである。けれど……生き残った者にとっては、その瞬間から「克服すべきもの」として、あの事件は立ちはだかるのである。
せめて教訓として活かすことを考えようではないか。その意味では、ミッドランドさんの視点は決して間違ってはいない。
ミッドランドさんが不幸になったところで犠牲者の小学生になにかいいことがある訳でもない。それよりは十字架を背負って生きろ。そう思う。
(Mr.Moto)
自己レス(自省)します。池田の小学校の事件が起こった直後なのに、「心の傷は云々」などと随分エラソーなことを書いてしまいました。
ミッドランド wrote:
> (注:ここで言う「心の傷」とは、普段の生活でたびたび受ける、ということ。「心的外傷」とは別物に考えてください。)
こんなの言い訳ですよね…。考えてみたら「心の傷」も「心的外傷」も同類ですよね…。
> ここでひとつ自問しました。「『心の傷』は人を強くするか否か?」
あの小学生たちにとって、何と失礼、かつ乱暴な質問をしたのか!言いようのない「傷」を負った人間に対して、無礼でした。
> 「いやし」の手段による「回復魔法」だと、一時的に傷はいやされますが、また次の「心の傷」は必ず襲ってきます。
> この「心の傷」に打ち勝つ「攻撃魔法」を、人生の中で身に付ける必要があります。
> それは何か?「『心の傷』を『死』ではなく『命』に結びつけること」です。
ああああああ、あまりにエラソー過ぎて、自分がイヤになる。「なら実践してみろ。」と言われてもできそうにないのに。
> 「心の傷」を負ったあとに、「回復魔法」でいやすのはけっして悪くはありません。しかし、それで終わってはダメなのです。次に備えて、その傷を克服できるくらいにならなければ、「回復魔法」ばかり使って攻撃をしない、という状態になります。弱い状態です。
でも、あの小学生たちにとっては、「回復魔法」こそが今、いちばん必要かもしれません。僕の言葉は「強者の論理」そのものでしたね…。
> 結論。「心の傷」を受けて、「回復魔法」ばかりでそれを引きずり続ければ、人は弱くなる。
> 「心の傷」に対して「攻撃魔法」で対処すれば(しようと努力するだけでも少なからず)人は強くなる。
ふう…、もう何も言いたくない。
> 「心の傷」が人に良くも悪くも影響を与える。「ハート・アクション効果」とでも呼びましょうか(あ〜また勝手に造語…)。
バカヤロバカヤロバッカヤローーーーーーーーー!!!ぬあーーーーーーにが「ハート・アクション効果」だ!あまりの無責任さに自己嫌悪。
自分は強者になりたがっていたかもしれないと痛烈に反省している ミッドランド
ゆーりさん wrote:
>マスコミの姿勢がこれから問われてくるでしょうが
>なんにせよ、
>
>子どもを取り囲んでマイクを突きつけるのはやめろ〜〜〜〜!!!!
>
>おまえたちには心がないのか?!
シンタロウさん wrote:
>無いに決っている! マスコミも健常者もモラルが無い!
ゆーりさんの発言にはまったく同感。
だけど、シンタロウさんの意見には疑問を抱いてしまいます。
べつに、「マスコミの人間だから」という理由で、「ああいう酷いことができる」わけではないのね。「乗り遅れ恐怖」と、「自己正当化の反動としてのいじめ」が、そこにあるからなの。
他社が報道しているのに自分の社が報道していない、とかいったら、現場の人間は上からお叱りを受けることになります。だから、どこか一社がああいうことをすると、なだれをうって他の社も同じことをします。松本サリン事件のときの河野さんもそうですね。「犯人」となったら一斉に右にならえです。
バブル経済のさなかの狂乱状態や、いわゆる催眠商法の心理的なメカニズムというのはこれなのね。いわゆる「乗り遅れ恐怖」。これと同様のメカニズムによる行動には「逃げ遅れ恐怖」というのもありまして、こちらは災害時における動物のごくごく一般的な心理状態です。バブル経済崩壊後の土地・株式の暴落はこのメカニズムによります。
だったら一社くらい、「この報道姿勢はあまりにひどくないか」みたいな切り口で他社の報道そのものをニュースにする社が出てきてもよさそうなものだけど、ああいう酷いことをやってしまう人間というのは、「自分のやってることは正しくない」と感じながら、それでも「正しい」と信じ込もうとしているという点で、自我が非常に脆弱な状態になっているわけです。したがって、「他のマスコミ各社の報道姿勢には問題があるのではないだろうか」みたいに超然とした態度を取っていると、寄ってたかって潰されます。
で、こういった心性はマスコミや健常者に限らず我々にもまったく同じようにあるのね。だから私は「子どもを取り囲んでマイクを突きつけるのはやめろ〜〜〜〜!!!! 」の部分と、「横並び報道による弊害を放置しているマスコミ業界の怠慢」については問題にしますけど、「マスコミ」「健常者」というくくりでは発言したくありません。
マスコミというのは、成長が急速すぎて成熟していないのだと思います。相互批判が十分にできない体質や、スクープ偏重などがその現れです。
大人になってほしいと思います。
(Maria)
話はそれますが
> 製薬会社も、もっと安全な成分(天然系)の薬を作るべきだ!
安全な成分(天然系) というのは、なんか大誤解を含んでる気がします。
それとも、安全でかつ天然系の薬を作ってほしいの?
子供へのインタビューのしかたは、いつものことながらマスコミの見識にあきれました。
放送禁止用語を決められるくらいなら、こういうことへの自主規制リストを作ったほうがいいんじゃないでしょうか。
少なくともこういうところへ最初に飛ばされる新人リポーター達には規範となるでしょう。
で、自主規制をくぐるほどの理由と覚悟があってインタビューするならすればよいのだ。
ゆーり wrote:
>マスコミの姿勢がこれから問われてくるでしょうが
>なんにせよ、
>
>子どもを取り囲んでマイクを突きつけるのはやめろ〜〜〜〜!!!!
>
>おまえたちには心がないのか?!
無いに決っている!マスコミも健常者もモラルが無い!
まったく同感です。
マスコミの姿勢がこれから問われてくるでしょうが
なんにせよ、
子どもを取り囲んでマイクを突きつけるのはやめろ〜〜〜〜!!!!
おまえたちには心がないのか?!
武田好史さん wrote:
>本当にそうです。日経の今日の朝刊に、
>「精神障害者で重大な犯罪を起こすのはほんの一握り。」
>というある大学の先生の意見が掲載されたことが、せめてもの救いに感じました。
揚げ足を取るようで申し訳ないのだけれど、
「精神障害者以外で重大な犯罪を起こすのもほんの一握り」。
世の中の多くの人に「つよさ」が欠如している、というのが根底にあるように思います。「精神障害者だから」といった、「わかりやすい」説明を求めてしまう。
「中国人だから」「イラン人だから」「米兵だから」。
それって、「ユダヤ人だから」「黒人だから」「朝鮮人だから」「女だから」っていうのと、どこが違うんでしょうか。
「精神障害者」でない人は、「金欲しさ」や「怨恨」で人を殺します。
だけど、「人を殺すほどお金が欲しい」とか「本当に殺しちゃうほど人を憎む」とかいうのは、「正常」なんでしょうか?
「犯罪」というものの多くは、「症候群」のようなものだと思います。
精神の病気でも起こりうるし、
性格の偏りでも起こりうるし、
生育歴による精神的な未発達でも起こりうる。
精神の病気だったら治療が必要だろうし、(措置入院です)
性格の偏りによるものなら処罰や訓練によるのが適当だろうし、(懲役刑です)
精神的な未発達なら教育によるしかない。(少年院や、刑務所での教育です)
けれど……私には「正常な人間が起こす犯罪」というものが、よくわからない。
世の中で「悪」と呼ばれているものの正体は、人間の「弱さ」と「愚かさ」なんじゃないだろうか。そう思います。
で、その「弱さ」「愚かさ」と、異常犯罪の原因を「精神障害」に帰してしまう理由は、同じものなのではないだろうか。そう思います。
「普通の人間」、つまり「大衆」は、その自分の「弱さ」「愚かさ」から目を逸らして逃げ回ることができます。けれど、社会的弱者は、逃げ場がありません。
だから、「つよさ」を手にいれる必要があります。
だけど、これって話が逆のような気がしませんか?
なぜ、社会的弱者が、大衆の「弱さ」「愚かさ」の犠牲にならなきゃいけないの? 「つよさ」を身につけるべき人間は、「大衆」のほうなんじゃないの?
マスコミは大衆を甘やかしてはいけないと思います。身近にいる「変な人」を共同体から締出して、警察や行政や病院や家族に対応を押しつけてきた結果、社会的弱者を犯罪に追い立てるっていうことが、ありそうに思います。
外国人犯罪や児童虐待の多くは、ここに含まれてはいないでしょうか?
最後に、亡くなられたお子さんたちのご冥福を祈ります。
(Maria)
Hiro wrote:
>武田好史 wrote:
>> 今日午前10半頃、大阪・池田市の大阪教育大付属小学校で休み時間の1.2年生の教室に男が乱入し、児童26名教師3名が刃物で刺され、2時までにうち7名の児童が亡くなったようです。
>> 乱入した男は、精神科にかかったことがあり、精神安定剤を10回分まとめのみして犯行に及んだとのことです。
>> 本当に恐ろしいことです。薬は絶対に乱用しないようにしましょう。
>
>私は今、分裂病の疑いで通院中です。
>報道で、犯人も分裂の疑い(17時30分)といわれていました。
>違っていれば良いのですが、もしそうであっても
>「分裂病=犯罪者」という報道はしないでほしいです。
>あれでは、障害者はますます立場がなくなってしまいます。
>マスコミは被害者には味方になっているようですが
>その他多くの障害者にとっては、敵です。
>薬で助かっている人のほうが多いのに、悪い例だけを取り上げないでください!
全くその通りだ。社会から白い目で見られる・もう退院しても良い人が病院に長期間拘束される・少ない社会復帰・家族のケア・・・。「精神障害者の全てが気違いじゃないに・・・むしろ優しく落ち着いた人が多いのに・・・」それについて全く無知なマスコミ。ほんとには日本この面では「後進国」だ。
製薬会社も、もっと安全な成分(天然系)の薬を作るべきだ!
まめたぬき wrote:
>お気持ちわかります。
>>私は今、分裂病の疑いで通院中です。
>>報道で、犯人も分裂の疑い(17時30分)といわれていました。
>>違っていれば良いのですが、もしそうであっても
>>「分裂病=犯罪者」という報道はしないでほしいです。
>>あれでは、障害者はますます立場がなくなってしまいます。
>>精神安定剤は犯罪とは直接関係無いと思います
>>あれを飲むと人格が変わるようなイメージを持っている方が多いと思いますが
>>実際は、眠くなって、やる気が起きなくなる程度です。
>>決して人を殺したくなるような薬ではありません。
>>マスコミは被害者には味方になっているようですが
>>その他多くの障害者にとっては、敵です。
>反対に安定剤を飲まずに譫妄が出たときの方が大変かも。
>(夫の父は、脳梗塞の後遺症で、譫妄が出て警察沙汰になりました)
>ありがたいのは、頭がぼーっとなっているので
>夫が「分裂病者に対する差別的報道」に気づいていないことだけです。
本当にそうです。日経新聞の今日の朝刊に、
「精神障害者で重大な犯罪を起こすのはほんの一握り。」
というある大学の先生の意見が掲載されたことが、せめてもの救いに感じました。
makichan wrote:
>武田好史さん wrote:
>
>> 乱入した男は、精神科にかかったことがあり、精神安定剤を10回分まとめのみして犯行に及んだとのことです。
>> 本当に恐ろしいことです。薬は絶対に乱用しないようにしましょう。
>
> 安定剤を10回まとめのみしたからオカシクナッテ犯行に及んだんじゃなくて、10回まとめのみしようとすること自体異常なわけで、その時点ですでにオカシカッタんじゃないでしょうか。
「乱用するな」というのは、「お医者さんの指示を守って」ということです。定められた量以上飲んでしまえば、薬も毒となってしまいます。
ことに安定剤・神経遮断剤といったものは、この点をしっかり守らないと、深刻な副作用(肝機能障害・不随意運動・腎機能障害・錯乱など)が起きるようです。
薬は適切な使用をしたときのみ、薬となるのです。みなさんそのことをもう一度よくかみしめて下さい。
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