アスペルガーの館の掲示板(旧)
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新しいアスペルガーの館の掲示板
Xanadii wrote:
> 一穂さん、へなちょこさん、初めまして。へなちょこさんとはNo.6247でお目見えでありましたか。
は!はじめ?まして〜(o^w^o)
よろしくにゃん。名前なんて読むんですか?(ずっと疑問だった。)
> 彼は今も、そこに出入りしているのだろうか?なんかいくつになっても純なまんまで、世間にダマサレ続けているタイプのようにも見えたんだけど。歌舞伎町だしなー。いろんな意味、刺激的すぎます。映画のようなことも、日夜起こります。もしかして彼、その場を動かない我々女コドモに目をつけてる、よからぬ輩を見つけ、それらから守ろうとして近づいてきたのかも...というのは、読みすぎか?
>
・・・ふしぎな夜のできごと、面白い体験ですね〜。
ホームレスのおじちゃん、なんだかかわいいね。
>
> 一穂さんも、へなちょこさんも、負けるな!インド人のごとき人生観を身につけるのも、無駄ではないと思う。私も、生き延びるためには「やられたらやり返す!」の殺気を、自らの中に取り込むしかなかった一人だけど、ああ、皮肉なことにっていうのか、それを身に付けたとたん、ジャッカルの群れは影も形もなくなっていたりするんだよな。...この気持ち。うーん。
インド人みたいって、昔はよく言われてたなぁ〜B型だからかな?
♪となりのインド人〜なにしてる〜の?
(突然歌い出しちゃうわたし)
pocks wrote:
>見終ったというサインあるいはボディランゲージがわからず、タイミングを見誤る典型的パターンに見えます。あるいは、前の人が見ているものを次に見たいという顔になっていないのでしょう。
なるほど、と思いました。
今日は横浜駅のソニープラザで買物をしたのですが、
思い切り"わたしも見たいの〜"ってゆう顔をしてみたら上手に買物できました!!
えっへん。
いっちゃんがんばった。
買物が上手にできないので通販にばかり頼っていましたが、今日は気に入ったTシャツを買うことができました。
てんとうむしTシャツだ、わ〜い。
ミッドランド wrote:>
> 大月書店から出ている「子どものためのバリアフリーブック・障害を知る本7/自閉症の子どもたち」は、子供が自閉症について知るにはいい本です。
>
わたしも読んでみたいなぁ。
武田好史さん wrote:
>みなさんこんにちは。
> 夏休みも終盤に近づきそろそろ「読書感想文どんな本で書こうか?」と悩んでいる子がいたり、また「うちの子は、本の読み聞かせをしても、直ぐにあきてしまって・・・・」と、悩んでいるお母さんもいるのではと思います。
>
>そこでみなさんに質問します!
>
> あなたが、若い・幼い自閉連邦市民たちに、薦めたいと思う本はどんなものですか?
私はここの掲示板では少数派の理数系オンチの文系人間です。ですからそうい
うのばかりになります。若いといっても16歳以上の人向けです。
「現代人は愛しうるか」 (D.H.ロレンス著 福田恒存訳 中公文庫)
「芸術とはなにか」 (福田恒存著 中公文庫)
「人間・この劇的なるもの」 (福田恒存著 中公文庫)
福田恒存さんは生前、保守反動だとかいわれ、その辛らつな文章もあってか、
必ずしも多くの人に愛され、親しまれた人ではないです。しかし彼の文芸評論
人生論、政治論にはあるー貫したものがあり、それに触れたなら誰もがハァ〜
と感服し感激しそして沈黙するでしょう。なにをも誤魔化さない知的誠実さを
持ったー流の知性人だと思います。国を愛し国語を愛した生粋Aタイプ人です。
「アウトサイダー」 (コリン.ウィルソン著 集英社文庫)
「日本のアウトサイダー」(河上徹太郎著 新潮文庫)
我々の先輩たちがどんな生き方をしてきたか、英国、日本の評論家が描いた
Aタイプ人論です。超有名ですから皆さんご存知かもしれませんが。
一穂さん、へなちょこさん、初めまして。へなちょこさんとはNo.6247でお目見えでありましたか。
一穂(いちほ) wrote:
>へなちょこ wrote:
>>私の場合は少し違ってて、ひわいな言葉を投げ掛けられたり、頭の先から足の先までジロジロ見られたりします。めちゃめちゃ傷つきますよ〜。
>>だから、すごく嫌だけど、ものすっごい怖い顔して、にらみ返します。あと聞こえるように、ジロジロ見るなと言って差し上げます。
>>しかし、夜道のひとり歩きの場合はとっととその場を去ります。だってこわいもん。
No.6246のよーなバトルをやらかしたばかりの身には、笑えない話ッス(^_T)。いざとなったら護身術なんて、への役にも立ちゃしませんからな。あんなのよほどの達人かグリーンベレー並にやり込んでなきゃ、とても無理ッス。
通りすがりのクソガキに、「ねーちゃん、やろーぜ」とか。外人さんに口笛吹かれるってのも鬱陶しい。
>・・・・・
>へなちょこさんもなんだ・・・・。
>なんでそんな目にあわなきゃいけないのか、本当に腹が立ちます。
>わたしは、自転車で商店街走っていたら、向こうから歩いてきたおっさんにいきなり胸を触られたことがあります。(あとでよく考えたら痴漢行為なので警察に行けばよかった。)
>わたしは人間です、そんなことをされたら腹が立ちます。
>なのに平気な顔をして馬鹿にする人がいる。
>許せません。
あながち悪いことばかりでもなくって、そういえばこんなこともあったなーというお話。新宿は歌舞伎町の「不夜城」のどまん中、女友達とうんこずわりしていたら(家出ぢゃないよ)、ホームレスのおにいちゃん(といっても40前後)に声かけられて。一瞬「すわワルモンか?!」と思わずガンたれたけど、すぐなんとなくこの人、悪い人じゃないなーっていう、一種の「はみ出しもん」同士の連帯感が、終いには生まれた。筋骨たくましく、元ボクサーと名乗り、ウチらの前で、路上で片手で腕立て伏せなんかして見せたり、ボクシングを断念するきっかけとなったという、むごたらしい膝の傷跡を見せてくれたり、なんていうんだろ、天真爛漫っていうか、誤解を恐れずに言うとすれば、どっかADHD的劇画調悪意なき人格破綻者って感じの?私のことは例の目つきのせいで、「婦人警官かと思った」なんて言われちゃったけどな(^_^;)。
すぐ近くには屋台があって、そこの人々は心得たもんで、よく冷えた「エルメス」っていう名の酒を、彼に提供していた。きっとこの辺じゃ顔の知れた常連ホームレスさんだったんだろうな(アパート暮らしで、奥さんもいるって話だったけど)。我々に勧めてくれたが、惜しむべし私は極度の下戸だった。それにこんな時間に酔わされては私としてはけっこう不都合だったし、遠慮しつつちびちびといただいたものだった。素面だかなんだか判然としない、彼の人生論につきあわされるのも、けっこう疲れたが、でもヤキトリおいしゅうございました。この場を借り、あらためまして御礼申し上げます。
彼は今も、そこに出入りしているのだろうか?なんかいくつになっても純なまんまで、世間にダマサレ続けているタイプのようにも見えたんだけど。歌舞伎町だしなー。いろんな意味、刺激的すぎます。映画のようなことも、日夜起こります。もしかして彼、その場を動かない我々女コドモに目をつけてる、よからぬ輩を見つけ、それらから守ろうとして近づいてきたのかも...というのは、読みすぎか?
>こんなことがしょっちゅうあったので、
>電車に乗るときはかなり警戒してしまいます。
>道を歩くときもです。
>たぶんこの警戒している表情が
>ツバを吐かせる原因なのかもしれません。
>
>なるべく気にしたくはないけれど、
>・・・。
一穂さんも、へなちょこさんも、負けるな!インド人のごとき人生観を身につけるのも、無駄ではないと思う。私も、生き延びるためには「やられたらやり返す!」の殺気を、自らの中に取り込むしかなかった一人だけど、ああ、皮肉なことにっていうのか、それを身に付けたとたん、ジャッカルの群れは影も形もなくなっていたりするんだよな。...この気持ち。うーん。
武田好史さん wrote:
> あなたが、若い・幼い自閉連邦市民たちに、薦めたいと思う本はどんなもの
>ですか?
佐貫亦男、『人間航空史 危難の壁を切り開く』(中公新書)。
石田五郎、『天文台日記』(ちくま子供の本)。
遠山啓、『無限と連続』(岩波新書)。
向後元彦、『緑の冒険 砂漠にマングローブを育てる』(岩波新書)。
レイチェル・カーソン、『センス・オブ・ワンダー』。
コンラート・ローレンツ、『ソロモンの指輪』。
アンリ・ファーブル、『昆虫記』。
それからもうひとつ。本じゃないけど。
『我は此処に集ひたる人々の前に厳かに神に誓はん。
我が生涯を清く過ごし、我が任務を忠実に尽さんことを。
我は総て毒あるもの・害あるものを断ち、
悪しき薬を用ひることなく、又知りつつ、これを勧めざるべし。
我は我が力の限り、我が任務の標準を高くせんことを努むべし。』
− ナイチンゲール誓詞
(Maria)
亀レスになって、すみません。
くるとさん wrote:
> 医学と教育学の概念が統一されるまでは、両方の世界に詳しいソーシャルワ
>ーカーの仲介で支援を受けることが望ましいと思います。
具体的なアドバイスをありがとうございました。
わたしの住む町でも、それぞれの専門家が集まって子どもの発達相談に乗っているらしい情報が入ってきました。
一長一短のある判断に振り回されることなく、専門家の意見もよく見極めて、これからの生活に生かしていきたいと思っています。
自分に自信があるわけではありませんが、ある意味で直感のようなものも子育てには有効かなと感じています。
本に書いてあることで、あとから「あれで正しかったのだ」と裏づけが取れたこともありましたし……少なくとも子どもに関して考えることは、自分自身のこれからにとっても有意義だと確信が持てます。
レスの論点がずれてしまったみたいですね。
自閉圏からはずれているわたしの頭の中は、どこが感情でどこが論理なのか、収拾がつかないほどぐちゃぐちゃです。ごめんなさい。
pocks wrote:
>>前にいる人が選んでいるものがわたしも見たくて、でも邪魔をしては
>>いけないなと思い、前の人が選びおわってそこをどくのを待っている
>>と、
>>その人が急に振り返り、わざわざわたしの方に来て、わたしのみてい
>>る商品の方に首をつっこむかのようなかんじで選びはじめるのです。
>>わたしは、相手の予期せぬ行動にうろたえます。
>
>見終ったというサインあるいはボディランゲージがわからず、タイミングを見誤る典型的パターンに見えます。あるいは、前の人が見ているものを次に見たいという顔になっていないのでしょう。
もーっしかしったっら、一穂さんを万引き者とカン違って、マーク中の私服警察様だったとか。それだったらそれだったで、なんでまた次から次へとそういう人々に遭遇するかって問題になっちゃうか。そもそもプロだったら、あからさまに覗き込んだりはしないだろうしなー。ほなどないせぇゆぅねといった所ですな。確かに。
かくいうXanadii家の「おとなりさん」も、また数十年来の確執のある、酒屋さんです。最近はローソンだったか、フランチャイズ化とアパート経営で、事業拡張を図りなすっておられるようだけれども。ウチみたいな「よそもの」を排除したがる、土着根性のエナカモンのくせしやがってよお。最近は会わなくなったが、林真※美に激似のババアは、私が前を通りかかると、ウサン臭げな目つきで、じーっとお見送りなすってくれたものだった(まあ私が見るからなんだろうけど)。じーさんの方はすこしはましかと思っていたんだけども、ウチの父が挨拶しないというのにかこつけて、「おまえんとこの旦那はおかしい」などと、最近母に言って来たらしい。それ以外にももう書いていたらきりがないっス。
もうどっちが正しいとか言えるものではないんですけれどもね。人間のいるところ、日本全国、こういった「水面下」のいさかいは絶えないはずだ。いっこいっこは些細なことでも、ことが昂じれば、筒井康隆の『毟(むし)り合い』ではないけど、いずれは誰かが誰かを刺すなんて事態になっていっちゃう。
嫌な感じのするスーパーだったら、そこはいったん離れて、他を探すっていう手もありますよ。私が中学へ上がったころ、500米ほど先に「マツ※ヨ」が出来て、それからというものどんな小さな買い物でも、自転車乗ってでもそこへ行くようになりました。そこでも確かに、一穂さんの体験されているような軋轢は、ときに私の身にも起こりはするんだけれど、あの酒屋の一味のいやらしさに比べたら、私にとってはぜんぜん快適だったりする。
あそこへ使いを頼まれるたび、どれほど子供心に自尊心を傷つけられたことか。最近になって、「昔あそこの人たちに無視された」と母に告白したら、「そ〜んなの!私の方がずっと!」との返事だった。そりゃ、母も散々絡まれていたのは、分かってたけど〜。大学講師の母は、職業柄、いつもハイカラに身奇麗にしていたのだが、そこがまたそこのお歴々の気にいらなかったらしい。あー、もう何がなんだかな〜。
多分これからも、Xanadii一族の続く限り、こういった近所づきあいも続くことになるんだろう。父も子供たちのこと考えて、せめて蛙の面に水、柳に風ってやつで、ケロケロ流すタイプだったら、良かったのだが。人を呪えば、確かに相手は一時的には苦しむ。しかし相手が負けなかったら、呪いは倍になって、かけた相手に跳ね返ってくる。そんな「カルマ思想」を信じて生きる、インド人のように。
まあ今となっては、もうすこし柔軟な、世代交代に望みをかける以外、ないんですけどね。
“毟り合い”だけは、御免こうむりたいもんです。
一穂(いちほ) wrote:
>シンタロウ wrote:
>> 僕も一穂さんと同じように「僕の悩みなんてどうせ人には分かってもらえない・・・・」と思い込んで、悩みの無いフリをしていつもごまかして元気なフリをしています。(TwT)
>
>心から笑いたいね。
>
>なんてね、けっこうひとりでいるときに
>思いっきり笑ってたりするけど・・・。あは。
僕もけっこう一人で笑ってるけどね〜♪(^w^)
>武田好史さん wrote:
>
>>そこでみなさんに質問します!
>>
>> あなたが、若い・幼い自閉連邦市民たちに、薦めたいと思う本はどんなもの
>>ですか?
自閉症以外の本を紹介するのを忘れていました。
・永井均『こどものための哲学対話』
自閉圏の子供に読んでもらって、非自閉圏のこどもにはない知恵を身につけて
ほしいです。
pocks wrote:
>>皆と服装とか趣味、思考を合わせようとしたり、
>
>これを実行しようとすると想像を絶するエネルギーを使わなくてはならないこ
>とがわかったため、早々に諦めざるを得ませんでした。拷問を受けるような思
>いまでして周りに合わすための勉強をするくらいなら、六法全書を暗記する方
>がまだ楽です。
そう、これは本当に時間の無駄使い。その分の労力と費用を才能開発にあて
た方がましです。
武田好史 wrote:
>
> あなたが、若い・幼い自閉連邦市民たちに、薦めたいと思う本はどんなものですか?
ASやLD・ADHDの子供・青年たちの悩みとしてよくあるのが、「人の感情や気持ちが判らない・・・」「自分の気持ちを相手に伝えられない・・・」ということです。
そういった人たちに、お薦めの絵本があります。
評論社の「こころの悩みに答えます」シリーズです。
この絵本は海外の作家が作成した物を、和訳したものですが、「ひどいよ!ひどい!」「どうしちゃったの・・・あたし?」「なんだかさびしい」・・・など一冊のテーマ毎に「感情」というものの事例・対応が子供のキャラクターを通して具体的に呈示されていて、判りやすくおもしろいです。
数年前に池袋の本屋で見つけて以来、何度も何度もこのシリーズを立ち読みしています。最近に作られた巻では、「せきにん」についてまとめたのがあり、その意味が「自分のやりたいと思ったこと、自分の身の回りのことについて、よい状態にことが運ぶように努力すること」であることがそれを読んで生まれて初めて判りました。
子供でも大人でも楽しく、「感情」や「こんな時どう人と接したらいいの・・・」ということがよく判るテキストです。ぜひ読んで(読み聞かせて)みてください!
武田好史さん wrote:
>そこでみなさんに質問します!
>
> あなたが、若い・幼い自閉連邦市民たちに、薦めたいと思う本はどんなもの
>ですか?
ミッドランドさんがコメントしてましたけど、自閉児が自分の障害を自覚す
るための本というのはいいですよね。
アメリカでLD児本人が自分の障害を理解するための絵本というのが出版さ
れていたし、ドイツでは紙芝居や人形劇を使って教えるそうです。日本にはな
いのかな?
もう少し簡単な本があれば自閉者の手記もおすすめですけど、全体的に難解
なのでちょっと…
武田好史 wrote:
>夏休みも終盤に近づきそろそろ「読書感想文どんな本で書こうか?」と悩んでいる子がいたり、また「うちの子は、本の読み聞かせをしても、直ぐにあきてしまって・・・・」と、悩んでいるお母さんもいるのではと思います。
>そこでみなさんに質問します!
> あなたが、若い・幼い自閉連邦市民たちに、薦めたいと思う本はどんなものですか?
武田さんこんにちわ。はじめましてです。
私は本がだいっきらいでした。
私の行っていた小学校の図書館には、「日本むかしばなし」の小さな絵付きの
本がシリーズで置いてあって、あれは読みやすかったなあ。
短編だし、飽きが来ないうちに読めました。
ついでにテレビのむかしばなしも、結構本格的な見ごたえのある絵表現でしたよね。。
内容もあれは色んなことを簡単に?教えてくれるものだったし。
小学校3,4年頃かな。。読んでいたのは。
高学年頃は、推理小説(江戸川乱歩とか)や偉人の伝記物(キュリー夫人・エジソンあたり)を、ちょっとだけ読んでましたよー。
武田好史 wrote:
> あなたが、若い・幼い自閉連邦市民たちに、薦めたいと思う本はどんなものですか?
大月書店から出ている「子どものためのバリアフリーブック・障害を知る本7/自閉症の子どもたち」は、子供が自閉症について知るにはいい本です。
書店で見つけて立ち読みしてみたのですが、子供向けというだけあって絵が多く、小難しい説明は少なめにしてあります。が、伝えるべきことはしっかりと記述してあります。
内容はざっと以下の通りです。
・「不思議な子供たち」と題して、その場でぐるぐる回る子、バス・電車で特定の
席に座りたがる子、自分の手をヒラヒラさせて、その影をずっと見ている子など
を絵入りで紹介。
・自閉症は生まれつきの脳の障害であることを説明。発症率、男女比、知能の問題
がある場合もない場合もあることについても触れている。
・かつて「自閉症は母親の育て方が原因」などの間違いが言われていたことも記述。
・進学・就労についての説明。
・健常者(わしはあまり好まない言葉ですが、便宜上)向けに、自閉症の子とどう
接するかに関する記述。
この本は本来、「いわゆる普通の」子供向けに書かれたようですが、自閉症(AS含む)の子供にとっても「自分がどんな障害を抱えているか」を知るためにいい本だと思います。
それとこの本、大人でも自閉症について理解するにはいいでしょう。大人向けの自閉症関連の本、学術的すぎて難しいものが多いですから。
加えてこの「バリアフリーブック」シリーズ、自閉症のほかにも、LDや視覚障害、聴覚障害、知的障害といった障害についての本があります。(LDについての本は「LDの子どもたち」というタイトルです。書店ではたいてい並んで置かれていると思います。)
残念ながら、ADD・ADHDについては、このシリーズにはありません。
「マンガで理解・自閉症スペクトラム」なんて本が出ればいいのに ミッドランド
Maria wrote:
> ページの一番上に『アスペルガーの館の掲示板』というタイトル
があって、
> その下に「あなたは ####### 番目のお客様です。」というア
クセスカウンタ表示があり、
> さらにその次の行に「新しい話題を投稿|次の##件を表示|パ
スワード変更|発言の削除」というメニューバーがあります。で、そ
の四番目。
Mariaさん、ありがとう!
早速削除しました。
でも本当になんで気付かなかったんだろう。
ハジカシイ。
> 人間、毎日見ていても気づかないことってけっこう多かったりし
ます。
うん、サルだからよけいに・・・。
(なんちゃって。)
・・・いろんなことを注意して見てみると、おもしろい発見がたくさんあるんですね。
子供のころは素朴に疑問に思ったようなことが、
大きくなるにつれて
「それはそうゆうもんだ。」で片付けてしまうようになりがちかもしれません。
いろんなことに疑問を持つだけでなく、それについて自分なりの答えを見つけようとするMariaさんの姿勢、わたしも見習いたいなぁ。
絵を学んでいたとき、
「観念にとらわれるな、自分の目でしっかり観て描け。」
とよく言われていたのを思い出しました。
すごく初歩的な話しですが
たとえば人物の顔を描くときに、
初心者はついつい白眼を白く塗ってしまいがちです。
それは「白眼は白い」という先入観があるからです。
が、眼球というのはまぶたの影になっているので実際のトーンはかなり暗めです。
光の直接当たる頬や鼻の頭のほうが明るいのです。
また、皮膚の色というのもとても奥が深いです。
皮膚というのは半透明でいく層にも重なっていて、中の色が透けています。
絵に描くとき、それをどこまで描ききるのか、それとも省略するのかは描き手の自由ですが、
よく観るというのはとても大事なことです。
くると(包括性LD)です。これまで、医療倫理学のメスが入れられたこと
が少なかったこの世界の問題についてちょっと実験的な質問をしてみます。
題材はハンス・アスペルガーの論文に登場する自閉的特徴を持つとされる7
才男児の例です。(以下、1979年のアスペルガー論文「子供の『自閉的精
神病質』」より引用。日本語訳は『自閉症とアスペルガー症候群』東京書籍に
掲載)
>「母さん、僕はいつかナイフをもって、母さんの心臓にそれを突き刺したら、
>血が吹き出て興奮するよね」「もしも僕がオオカミだったらいいのにな。そう
>したらヒツジや人の肉を食いちぎって、血が流れ出るよね」以前に母親が指を
>切った時は「なんでもっと血がでない?血よ、流れろ!」
ハンス・アスペルガーはこの事例をサディズム的特性と解釈しています。こ
こでみなさんに2つの質問です。
(1)この自閉児はなぜこんなことを言ったんだと思いますか?
(2)この自閉児に対してはどのような教育目標を持って接するべきだと思い
ますか?
ちなみにわたしは次のように回答しました。
(1)の答え
血液が流れるという現象に強い関心を抱いていたため
(2)の答え
自分の関心を持つ事象を適切に語ることのできる表現力と自分の関心を社会
の構成原理と矛盾しないものに昇華させていく調整能力を身につけさせること
さて、みなさんは?(ワクワク)
みなさんこんにちは。
夏休みも終盤に近づきそろそろ「読書感想文どんな本で書こうか?」と悩んでいる子がいたり、また「うちの子は、本の読み聞かせをしても、直ぐにあきてしまって・・・・」と、悩んでいるお母さんもいるのではと思います。
そこでみなさんに質問します!
あなたが、若い・幼い自閉連邦市民たちに、薦めたいと思う本はどんなものですか?
I wrote:
>「発言の削除」というメニューがあるのを思い出せばなんてことはないのですが。
一穂さん wrote:
>そんなのあるんですか!
ページの一番上に『アスペルガーの館の掲示板』というタイトルがあって、
その下に「あなたは ####### 番目のお客様です。」というアクセスカウンタ表示があり、
さらにその次の行に「新しい話題を投稿|次の##件を表示|パスワード変更|発言の削除」というメニューバーがあります。で、その四番目。
人間、毎日見ていても気づかないことってけっこう多かったりします。たとえば、ローマ数字では数字の四は「IV」ですが、時計の文字盤の四は「IIII」になっています。
どーでもいーことですが、五円玉というのは、現行の補助貨幣(硬貨)の中では特異なデザインをしていて、あたしはとても気にいっているのですね。「五円」と表示してある面には、稲穂・水(下の横線)・歯車(穴とその周りのギザギザ)が描かれていて、これは農業・漁業・工業を表わしています。あとは、一円玉・十円玉・五十円玉・百円玉・五百円玉には1・10・50・100・500という算用数字(通称、「アラビア数字」。だけど起源はインド)が表示してあるのに、五円玉にはそれがありません。「日本国」の表示と発行年表示が同じ面にあるのも五円玉だけです。
DOS/Vパソコンに使われているプラスネジの頭を見ると、ポチッと小さな点があるものとないものがあります。普通はこの「ポチッ」があるのね。で、「ポチッ」というのがISOネジ(通称「いそねじ」)といってメートル法、そうでないのがアメリカ規格のヤード・ポンド法によるネジだったりします。ひとつの機械で二つの規格が混在しているというのも、なかなかにAS的感性を苛立たせるものだったりします。
そういえば、コンコルドという超音速旅客機は、イギリスとフランスが共同開発したものです。ところがイギリスはヤード・ポンド法、フランスはメートル法。どうやって作ったんだろう。トンネルみたいに前と後ろから作っていって、真ん中でつなげたのかしら。気になるところです。
(Maria)
マザーさん wrote:
>>(1)自然に身についてしまうこと
>>(2)自然に身につかないこと
>例えば、うちの子供が(2)の子供だとします。
これは(1)のタイプの子供か(2)のタイプの子供しかいない訳ではあ
りません。むしろ1人の子供のなかに(1)と(2)の要素がまじりあって
いるという意味です。
>指導者の方は息子の社会に対する価値観を理解できるのでしょうか?
自閉症の指導者にも色々いますから、ひとくくりにして説明することは難
しいです。でも、わたしの立場から言えば、次のような指導者が望ましいで
す。
(1)指導者と障害児の保護者と障害児本人はそれぞれ違う欲望を持ってい
ることを自覚していること
(2)自閉児を「普通の子に近づけよう」というのではなく、「社会と折り
合いをつける政治力を身につけさせよう」というスタンスを持ってい
ること。
(3)指導者自身が「自分は他人の気持ちや価値観を理解できる」という思
いあがりを持っていないこと。
(4)それでいて、障害児本人やその家族の価値感を理解しようという探求
心を持っていること
(5)自分が指導していることがはたして正しいのかどうかを批判的に検討
できる自己反省力を持っていること
で、マザーさんの質問に対する答えとしては「お子様の価値観を完全に理
解することは誰もが不可能だが、理解しようとする姿勢を持っている指導者
が望ましい」ということになります。
なお、わたしが先にコメントしたような「社会と距離を置く」というのが
問題になるのは、思春期に入ってからです。幼児期に比べれば本人の価値観
は理解しやすくなっているのではないかと思います。
>身につかない子供に対しての指導は「押し付け」になってしまうのではな
>いのかと、疑問です。
あらゆる教育や療育は「おしつけ」的な要素を持っています。どんな自由
や自主性を標榜する教育(療育)もこの範囲から逃れることはできないでし
ょう。
この点についてのわたしの考えは「おしつけはやむを得ないが、必要最低
限にとどめることが望ましい」ということです。そして、「社会の価値感と
距離を置く技術」というのも「必要最低限の指導」に含まれます。
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