アスペルガーの館の掲示板(旧)
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新しいアスペルガーの館の掲示板
Niki Lingko(マルハナバチ) wrote:
>宣伝になってしまってすみません。
>女性とADHDについての本を訳しました。
>「片づけられない女たち」サリ・ソルデン著、ニキ・リンコ訳(WAVE出版、1600円)
>です。掃除の苦手な女性に勧めます。
ちょっとだけ、内容を抜粋して紹介させてください。私には、覚えのある話が多すぎ・・・ この「ジョーディ」はまんま私なんです!
午後3時半。12歳のジョーディはぐしゃぐしゃのベッドに横になっている。ごく普通の中学校で、ごく普通の一日をすごしただけで、夕方にはいつも、動けないほどに疲れてしまうのだ。ここ数日間に着た服は、どれも床に放り出してある。本もノートもプリントも、まぜこぜのまま机に積んである。少しでも休んで元気をとり戻さなきゃ、と思うのだが、隣の子のボール遊びの音が気になって、休まるどころか、いらいらがつのってくるばかり。
ジョーディは16歳。「土曜の晩なのに、パーティーにも行けない。テストの準備もしてないし、準備どころか、ノートも見つからない。そうだ、どうせ着ていける服もないんだった。汚しちゃったのにまだ洗ってないもの。道順を書いた紙もなくしてしまった。でも電話してきくのもいやだ。ああ、また頭がごちゃごちゃになってきた。もういいや、昼寝でもしよう……」
成人の場合。
「最初は、二階を片づけはじめたんですけど、ふと、タオルがないのに気づいて、階下に取りに行ったら、何しにきたんだか忘れていたんです。だけど、靴が脱ぎっ放しだったので、クロゼットにしまおうと持って上がったら、ベッドの上に雑誌の旅行ページが開きっぱなしになってたんです。旅行の計画を立てていたせいなんですけど、そういえば申し込み期限ぎりぎりだったのを思い出して、あわてて旅行会社の電話番号を探しにかかったんです。でも、紙はそこらじゅうに山ほどあるし、どれにもこれにも何か数字が書いてあるし、しかも汚い字で読めないし……。探していたら、支払ってない請求書が出てきて、でも、小切手を送るには切手を買いに行かなきゃいけないし、車はガス欠だし、鍵も見つからない……」
ADDの女性には、家事よりも仕事の方がまだしも楽なことが多い。それでもやはり、職場でも、女性特有の苦労はつきまとう。本業ではある程度の成功を収めている女性でも、ある日突然、暗黙のプレッシャーに気づいて愕然とするケースが多い。(中略)最近では、男性もカードを書いたり、贈答品の買い物をしたりすることが増えてきたが、お祝いや娯楽を中心になって仕切るのはまだまだ女性の役目だし、男性なら、へまをしても「やっぱり男の人は」と笑って許してもらえる。
SUNさん、こんにちは。(これってさ、発音したら「さんさん」になるの? なんか不思議な感じだ。まあいいけど)
SUN wrote:
>マルハナバチさん、こんにちは。
>
>Niki Lingko(マルハナバチ) wrote:
>>逆に、折り紙やあやとりが苦手なのは、時間的な視野が狭いからではないでしょうか。ビデオのように連続的に見ているのではなく、イメージが、絵本のページやマンガのコマのようになっているので、途中経過が把握できない。
>
>ああ、そう言われてみれば確かにそうです。
>どうして折り紙・あやとりがなかなか理解できないのかなあと不思議に思っていました。
>すっきりしました。
>
これね〜、私、ほんっとに不思議だったんですよ、長いこと。折り紙ができないのと、パズルがうまいのと、どうしても同じニンゲンのやることとは思えなくて、どうして両立するのかわからなくて、すごくつらかった。まるで、自分が化け物のように思えて、ひどくつらかった。
人に、「折り紙ができないけど、ジグソーパズルはバッチリ」と言うと、「ウッソ〜、何それ、信じられない」って言われたこともあって、私は「嘘つき扱いされてしまった」「どちらかの記憶が間違っているのか」と、ひどく落ちこんだのです。
まあ、今思えば、「嘘つき扱いされた」というのは、単に私がその人の言葉を表面的にとらえて文字通りに信じてしまったからにすぎず、その人は軽い気持ちで言っただけかもしれなかったとも思うのですが(っていうより、私のこの「解釈」自体、とっても自閉っぽいミスだなあ、と今なら思います)。
やっぱり、「視覚優位」「聴覚優位」とか、「図形に強い」「弱い」だけでは分からない問題があるってことですよね。一度に注視できる範囲が広いか狭いか、注意を切り替えるのが速いか遅いか、そういったこと。
脳ってフクザツね〜(笑)
自閉症と思われるマユ wrote:
>私は中機能または高機能自閉症またはアスペではないかと疑っているものです。
>父もコミュニケーション能力が低く遺伝的なものと思われます。
>ところで、軽度の自閉症者に子宮内膜症を合併している方はいらっしゃいませんか。
>シャットダウン〔シャットアウト〕状態になるときにあるホルモンが異常分泌しているらしいのですが、それが女性ホルモンに影響えを及ぼしているとは思えませんか。
私は女性ですが、一応、身体疾患は(湿疹を除き)ありません。それでも、女性ホルモンと「頭の調子」は無関係ではないと感じています。
だって、月経前にはADHDの嵐が吹き荒れるんですもの。物忘れ、移り気、気が散る、気が変わる、とにかく「不注意」の嵐で生活さえおぼつかなくなります。
このあいだ訳したADHDの本によると、女性ホルモンの変動は、セロトニンのレベルを乱すそうです。ヒトの脳の中では、たくさんの神経伝達物質がフクザツなバランスの上にそれぞれの仕事をしていますから、一つのレベルが変動すると、他の物質のバランスも「ついでに引っかき回される」ことになるそうです。
その本によると、たとえば、ADHDの女性が、妊娠・出産・授乳の間だけ一時的にADHDが良くなったり(胎児への影響を心配して薬をやめたのに、症状が出ない、など)、更年期障害で悪くなったり、といった例があるそうです。
また、OCD(強迫性障害)でも、月経周期によって強迫行動が変動する人がいるそうです。
そういうことがあるので、アスペや自閉にも、女性ホルモンのバランスは、神経伝達物質のバランスを通して、間接的に影響を与えることがあってもおかしくないという気はします。
私自身の場合、月経中はなぜか「パニックを起こさない」という傾向があります。また、ふだんであれば、軽度あるいは中度の不安に襲われたときに、軽い自傷を行なうとただちに安定を取り戻すのに、月経前の時期は、これが全然効かないということもあります。
シャットダウンについては、私の場合は、音声言語の解読ができなくなり、日本語があたかも(タモリの芸のような)ハナモゲラ語のように聞こえるという形で現れるのですが、これは回数が非常に少ないため、性ホルモンとの関係に気づくことができるほどの経験がありません。
るおう wrote:
>自閉症と思われるマユ wrote:
>>シャットダウン〔シャットアウト〕状態になるときにあるホルモンが異常分泌しているらしいのですが、それが女性ホルモンに影響えを及ぼしているとは思えませんか。
>すみません。シャットダウン〔シャットアウト〕状態という、状態がどのようなものか,わからないのですが、、、この意味をさしつかえなかったら教えていただけますか?
>ホルモンの関係かわからないですが(それもありますが)、からだとあたまがが少しおかしいと感じるときはあります。
返答ありがとうございます。
はじめての書き込みなので書き込み方が良くわからずすいませんでした。
シャットアウトとはドナ・ウィリアムズさんの本 自閉症だったわたしへ の
261ページにかいてある事で
「自閉症の子供は、視覚、聴覚,言語について、時に本当に認知障害があるかのようなふるまいをするが、それは外から入ってくる情報の多さに 主に、自分に向けられた人の感情の強さに 対応することができなくて,激しいストレスのために自分をシャットアウトしてしまうからなのである。
それは、ショック状態に似ている。おそらく、脳が感情面での極端な過敏症に陥ると、なんとかその状態を脱しようとして、逆の作用のあるホルモンや化学物質を分泌してしまい、それが一時的な認知障害を引き起こすのではないだろうか 以上引用」
この逆の作用のあるホルモンとは何か私自身もわかりませんが、、、。
ところで不妊症の女性の子宮のあたりの腹水から環境ホルモンが検出されたという話題を聞いた事をありますか。子宮内膜症にも関わりがあるかもしれないというのです。
自閉症もこの環境ホルモンがかかわっているのかも知れないと言う人もいるし,何か因縁のようなものが感じられます。
ちなみに、シャットダウンは私的な考えかもしれませんが、人の気配を感じなくすることと解釈してます。本当はシャットアウトを前面に出すべきでした。
気をつけます。
いろんな方の意見が聞きたいです。どうかコメントをよろしくお願いします。
青木さん、こんにちは。
>>暗算や計算を基礎とする算数の能力はかなり劣る
>>算数よりも数学が得意な傾向
確かに,,私もsunさんのように暗算が得意じゃありませんでした。
でも、数学は出来ました。今はで来ませんが。。
現代国語は得意でした。でも,今は文章を書くのも苦手です。
>>音声学的音素論的なこだわり
自分のなかで、色々な音声の流行を持っています。
>「非言語性学習能力:距離の測定が正しくできず、物にぶつかったり、転んだりするなどの空間知覚の障害である。」
>という記述が見つかりました。
>「空間知覚の障害」と言われると、私とは関係ないような気もします。
>(青木さんが言われているように、奥行きがつかめない、よくぶつかる、と書かれていたマルハナバチさんにはこの部分は確かにあてはまるような気がしますが)
私も良くぶつかります。
自閉症と思われるマユ wrote:
>シャットダウン〔シャットアウト〕状態になるときにあるホルモンが異常分泌しているらしいのですが、それが女性ホルモンに影響えを及ぼしているとは思えませんか。
すみません。シャットダウン〔シャットアウト〕状態という、状態がどのようなものか,わからないのですが、、、この意味をさしつかえなかったら教えていただけますか?
ホルモンの関係かわからないですが(それもありますが)、からだとあたまがが少しおかしいと感じるときはあります。
私は中機能または高機能自閉症またはアスペではないかと疑っているものです。
父もコミュニケーション能力が低く遺伝的なものと思われます。
ところで、軽度の自閉症者に子宮内膜症を合併している方はいらっしゃいませんか。
シャットダウン〔シャットアウト〕状態になるときにあるホルモンが異常分泌しているらしいのですが、それが女性ホルモンに影響えを及ぼしているとは思えませんか。
私自身,子宮内膜症と卵巣チョコレートのうしゅをもっています。
どうか女性の方コメントをよろしくお願いします
マルハナバチさん、こんにちは。
Niki Lingko(マルハナバチ) wrote:
>逆に、折り紙やあやとりが苦手なのは、時間的な視野が狭いからではないでしょうか。ビデオのように連続的に見ているのではなく、イメージが、絵本のページやマンガのコマのようになっているので、途中経過が把握できない。
ああ、そう言われてみれば確かにそうです。
どうして折り紙・あやとりがなかなか理解できないのかなあと不思議に思っていました。
すっきりしました。
>「繰り返しが好き」で「一つのギャグに受けるとネタが長持ち」して、「文や単語よりも、音素に気を取られる」人で、「絵を描くときは、全体の輪郭を描かずにいきなり端から細かく描き始める」人で、「好きな曲はCDプレーヤの一曲リピート機能を駆使して聞きまくる」人で、「好きな本やマンガは、全体の筋書きよりも、気に入ったフレーズを探して、ぼろぼろになるまで読む人」であれば、
>
>それは、もう一つの規準で「お仲間」と感じます。
自分がASなのかADHDなのかどちらでもないのかわからず、
ここにいてもいいのかなあ、と、時々思っていたんですが、
少なくともマルハナバチさんの「お仲間」にいれていただけることははっきりしました。
すごくうれしいです。
「ずっと普通に…」読みました。
読んでいるとグニラさんとリンコさんの境界がぼやけてくるような感じで、
時々「そうだ、今読んでるのはリンコさんじゃなくグニラさんの話だった」って。
「共著」を読んでいるような不思議な感覚になってきます。
「片づけられない女たち」も必ず読みます。
このタイトルは「まさしく!言い当てられてしまった!」ってところです。
>「本業はできるのに、雑用ができない、事務ができない」「それでも仕事は何とかなるとしても、家事はなおさらできない」「職場の花としての気配りができないため、責められる」
ぜったいに読まなければ。
本や掲示板の書き込みやHPで、リンコさんを通して(というか、リンコさんに方向を指し示していただきながら)自分探しをしているようなかんじです。
いつもありがとうございます。
たま子さん、みるさん、レスありがとうです。
ADHDの特徴って、座ってじっとしてられない、とか
集中できない、とかなんですよね?
でも私何時間も座って本も読めるし、順番待ちも平気です。
そわそわしたりしませんし。
なのにADHDかもしれんって、お医者に言われて
どうも府に落ちないんです。
どう思います?
今度ちゃんと聞いてみるつもりですけど。
先生は何を見て私をADHDだと判断したのかしら・・?
息子の事で皆様にご質問してもよろしいでしょうか・・?
以前にも書きましたが、息子は自閉で知的障害もともないます。だから、皆様の様に私と会話はほとんどできません。でも、言葉はあります。
そんな、息子の事なのですが、とにかく一日中不機嫌で、私にとっては困る事をわざとし、(いけない事とは十分自分で知っています。)嫌な事ばかり言い
・・そういう事をした後、必ず「仲良くできる」と私に言ってきます。
精神科の先生のお話では、強迫神経症からくるものだそうです。
外出も、ヘッドフォンで音楽を聴きながら、なんとか、音の刺激をさけなければ出られません。それでも、気持ちの切り替えが出来ずなかなか行動にうつせず・・・
小さい頃はお絵かきが好きでよくしていたのですが、今ではそれさえしなくなり、(上手にできないのが嫌な様です。上手にできないとそこでパニックになってしまうので)学校にもほとんど行っていないので家で何もせずに、いや、困る事はいっぱしてくれます・・・
たとえば、窓から物を投げる。飼い犬をたたく。どこでも構わず、怒って落書きをする。唾をはく。バタン、バタンと倒れる。本を破る。嫌な事をいう。
などなど・・親の側には困る事ばかりをします。
「どうして、投げたりするの?」と聴いても「どうして」が息子には理解できないようです。
息子の心の中は、不安、恐怖、嫌悪でほとんどが満たされている様におもえます。母親である私もとても心配症なので少しはわかるような気もするのですが、皆様の中で子供の頃はそうだった・・・とか、そういうご経験をお持ちの方はいらっしゃいますか?
もし、いらっしゃったら、アドバイスを頂けたらと思います。
月子 wrote:
>アダルトADHDの方といろいろお話ができたらなぁと思っております。
はじめまして、月子さん。
自称アダルトADHDのみるです。
子供の頃はそうだったであろうと診断されました。
わたしもASではなくADHDののび太タイプ(注意欠陥型)と思われます。
物事を順序立てて考えて、効率よくこなすこと、
部屋のかたずけ、(掃除三原則ですこし克服)
物忘れが激しい、忘れ物も激しい(メモを取ることで少し克服)
やっかいなのが、結構がんばってるつもりなのに、
遅刻ばっかりして信用を失いがち、これが一番まずいと自覚しています。
がなかなか直らないです。
それから、右と左とぱっと思い出せないです。
これはADHDと関係なく、こういう人は多いらしいですね。
こんな私もよかったら仲間に入れてください。
はたから見てると、「要領の悪いとろい人」と言った感じで、
ふと気がつくと
自分から率先して笑われキャラになっていることが多いです。(笑)
あと、言葉をしゃべるとき、思い付いたイメージが
「ばばばっ」っといちどに、頭に思い浮かぶためでしょうか、
日本語しかしゃべれないのに、日本語がとても下手です。
一緒にいる人をいらいらさせてしまうこともしばしばです。
(ワープロは便利です。訂正できるし、言葉の順序を入れ替えられる。)
ADHDに関する本は、気になってたくさん買ってしまいました。
われらがニキ・リンコさんの翻訳した本、買っちゃうな。あしたには。
私はこんな人間です。本を読んで、また自分を分析して、
じぶんにあった物事の対処の仕方を少しずつ見に付け出しました。
自分は、ちょっと変だけどこんな人間だー!と開き直ることで、
昔よりいい生活送っています。
久しぶりに書き込みします。
「君が教えてくれたこと」を見て、いろいろ参考になってます。
このドラマによって、僕もいろいろ感情を見つけることができました。
「ありがとう」・・・も、今まで、全員が同じものだと思って全員に同じ
ように一生懸命返していたけど、そうでないことが分かりました。
狭山慎一のセリフ
「ひとが話してるのは、声だけではなくて、表情、声の調子、
態度で表してしるのだよ。(だったかな)」
これを思うと、今まで「ありがとう」と言われたことがあるけど、全部、
建前だということが分かりました。
ずっと悪口言われて育ってきたので、「ありがとう」と言われるのがありが
たいと思ったのに・・・ショックでした。
あと、「きたない」ということばも、
「あの人間には、生理的に近寄れないな」
という雰囲気があるということが分かりました。
昔、「きたない」と言われ続けて本当に体を洗うばかりやって、どうだと
思うばかりに塗りたくりました。
それで、自分としてきれいになった気がしました。
でも、また「きたない」と言われる。
繰り返し言われて、またエスカレートするパターンでした。
「言外の意味」を今まで知らずにやってきたから、今になって混乱してます。
何が本当のことなのか、うそのことなのか ・・・
いじめを受けたときに、いじめグループに「ごめん」と言われて、全部、
信じてしまって、また次の日にボコボコにされたこともしょっちゅうでした。
何か信じられない気分です。
http://ww8.tiki.ne.jp/~chao/
Niki Lingko(マルハナバチ) wrote:
>「片づけられない女たち」サリ・ソルデン著、ニキ・リンコ訳(WAVE出版、1600円)
今日は、おっきな書店に行ったのに…(泣)帰ってきてから、この情報…くちおしいです。
でも、必ず買います。
Niki Lingko(マルハナバチ) wrote:
こんばんは。
>こんにちは。私も同様のこだわりを持っていました。動詞や形容詞の活用規則にもこだわっていました。
私は、現代語の活用規則より、古語の活用形が好きで、英語よりフランス語、イタリア語、ラテン語の活用が好きです。
かといって、古文の成績がずばぬけていいわけでも、語学に堪能なわけでもありませんが(笑)
>PIQの方を見ると、積み木模様が比較的良いのです。日常生活では、奥行きが測れずに物にぶつかりまくり、人の顔はわからず、地図は読めず、迷子になってばかり、保育園では折り紙とあやとりがトラウマになってしまった私ですから、視覚認知はあまり良いとはいえないと思うのですが、積み木模様はできる。
私も同じです!幼稚園の入園テストの成績が良かったのは、そのためなんでしょうか。
私の描く絵に遠近感がないとか、バランスが悪いとか、壁や柱にぶつかるとか、迷子になるとか…そういった「変」の理由は、
乱視のせい、右と左で視力が違うせい、方向音痴のせい、ということにして、周囲には誤魔化してきました(笑)
>「繰り返しが好き」で「一つのギャグに受けるとネタが長持ち」して、「文や単語よりも、音素に気を取られる」人で、「絵を描くときは、全体の輪郭を描かずにいきなり端から細かく描き始める」人で、「好きな曲はCDプレーヤの一曲リピート機能を駆使して聞きまくる」人で、「好きな本やマンガは、全体の筋書きよりも、気に入ったフレーズを探して、ぼろぼろになるまで読む人」であれば、
「バカのひとつ覚え」といわれよーとなんだろーと、今は、「独り」なので、気にせずそういう生活を愉しんでいます(爆笑)
でも、そういう「楽な」生活に馴染んでしまうと、ちょっと「陥とし穴」が増えますね(笑)
さっきまで友人と会っていたのですが、今日は気分が良くて多弁だったので、「おーい、『会話』にしろー」と言われてしまいました(苦笑)
>「片づけられない女たち」サリ・ソルデン著、ニキ・リンコ訳(WAVE出版、1600円)
>>掃除の苦手な女性
これ、読んでみたいと思います。
わたしは、本当にわからないことだらけなので、内容が理解できるかどうか心配ですが、掃除はすごく苦手です。なんか興味があります。
皆さんのお話を、ここ数日聞かせていただいています。
そして、いろんな傾向にいろんな名前が付いていることを知りました。
でも、
これもこれも私だ!と言えるほどいくつもの項目にピンと来たものはなく、
どのお話も、どこか私に似ていて、
でも、違うと思うところもある。という感じです。
それって「いろんな人がいる。そういうことだ」って、ちょっと思ってたけどでも、
じゃあ、自分はなんでここに来たのか?って考えると、やっぱり、
「なんでこんなことできないんだろう」
「求められていることを自分はできないけれど、他の人はできるんじゃないか?」
「じゃあ、私がこれを任されていることは、他の人にとってマイナスなんじゃないか?」
「これを一生懸命やっていることで、自分が嫌いになっていく」
そんな悩みごとをたくさんするようになって、
困ったことになったぞと思って、ここを見つけた。そいうい経緯があります。
人には他の人には想像も付かないような、悩みごとや心配ごとがあるんですね。
相手の気持ちを察することができなくて、
私は、いろんな悩みごとの中でも、せめてそれだけ解決できたら嬉しいと思っています。でも、こんな悩みを持っていることを、私の周りの人たちは、きっと知らないんだろうな。
人と人って、そして、この世界って、そういうものかも知れないね。
やっぱり、SUNさんのように、
私はこれが苦手なんだ。って、言うのがお互いの気持ちを通じさせる良い方法のかも知れませんね。
他のひとがよく知っているようなことも、私は知らないことが多いんです。
だから、引き続き、ここにお邪魔すると思います。
だから、どうか、よろしくお願いします。
宣伝になってしまってすみません。
女性とADHDについての本を訳しました。
「片づけられない女たち」サリ・ソルデン著、ニキ・リンコ訳(WAVE出版、1600円)
です。何ともまあ、ロコツなタイトルですよねえ(笑)
内容は主に、「本業はできるのに、雑用ができない、事務ができない」「それでも仕事は何とかなるとしても、家事はなおさらできない」「職場の花としての気配りができないため、責められる」といった問題(つまり、ADHDの症状と、社会が女性だけに課す「女らしさ」の期待の齟齬)を扱っています。
掃除の苦手な女性に勧めます。
青木雨人 wrote:
>最近刊行された杉山登志郎先生の「発達障害の豊かな世界」の134ぺージに、翻訳家のPさんが紹介されていますが、彼女は「サ行のなかでシだけが子音の発音が違う」とか、「タ行のなかでチとツの子音だけが違う」とか、「ンには3種類の音がある」といったような、音声学的音素論的なこだわりをもっていたそうですが、これもNLDの典型的な症状のひとつであるとおもわれます。
こんにちは。私も同様のこだわりを持っていました。動詞や形容詞の活用規則にもこだわっていました。
NLDという考えかたでは、たぶん、この種のこだわりは「画像の処理が弱い分、音声の処理が優先」という意味で捉えてるんじゃないかな。
ただし、この種のこだわりは、別の面からの見方もできそうです。視覚の処理、音声の処理、どっちが優位かっていうだけでなく、どちらにも共通な、注目のしかた、意識の向けかた、という視点です。
私の場合ですが、「文全体を無視して、単語の活用語尾に注目していた」「単語全体を無視して、音素に注目していた」という、視野の狭さ、細部志向がありました。
私が自閉スペクトルと診断されたのは、おそらくこの種の、「細部志向」「視野の狭さ」「一部にとらわれたらなかなか注意を切り替えられない」点が根拠だったのでしょう。私の場合は、細部志向、視野の狭さ、切り替えの遅さ(エンジンがなかなか暖まらない)、くり返し好き(つまりこだわり)といった特徴が色濃く表れているからです。
実は、先日、グラスゴーで開かれたAutism Europeの大会に参加して、いろんな発表を聞いてきたのですが、その中に、おもしろいものがいくつかありました。
一つは、注意の狭さについてのものでした。正常知能の自閉スペクトルの人々と、健常の人々に、スライド映写で「糸」「穴」「縫う」「布」などの単語を次々と見せ、後で、さまざまな単語のリストを見せて、「さっき見たスライドにこの単語がありましたか?」と問う、というものです。スライドで見せられる単語は、実は、「針」に関連する単語ばかりですが、わざと「針」という単語だけが入っていません。健常の人々はここで引っかかって「針」という文字を「見た」と答える人が多いのに、自閉スペクトルの人々は、正解してしまう人が多かったのです。単語そのものを見て、あまり文脈を連想しないため、ひっかかりようがなかったのです。
もう一つおもしろかったのは、注意の切り替えの鈍さについてのものです。
正常知能の自閉スペクトルの人々と健常の人々に、右へ左へと対象が飛び回る視覚刺激課題をやらせながら脳のfMRI画像をとって、注意の切り替えのようすを調べたところ、健常の人々は、脳の中の、画像の表れている部分の視野を担当する場所だけが次々と活動しては、画像が消えると活動が治まるのに、自閉スペクトルの人々の脳は、注意を切り替えるのが遅い代わり、現在は作業をしていない部位(画像が表れていない視野を担当する部位)までが常に興奮しっぱなしになっていたそうです。
つまり、注意を切り替えるのが、どうせ間に合わないから、あらかじめ全部の部分を緊張させることで、カバーしているというのです。
視野(比喩的な意味の)が狭くて、しかも意識の切り替えが遅い。これこそ、自閉の中心部分じゃないかしら?
視野が狭ければ、たとえば、言葉を聞いても連想が働かないので、比喩や冗談に気がつかず、文字通りに解釈してしまう。細部が変わるだけで世界が変わってしまったと思って不安になるようだと、環境を同じに整えようとしたり、同じ習慣を守りたくなる。切り替えが遅いと、同じたのしみが長持ちしてしまう。
グラスゴーで聞いた発表で、もう一つ面白かったのは、自閉スペクトルの人々は「無意識の学習」「潜在的学習」の能力が低いという実験結果でした。
子どもたちは、文法規則を言語化できなくても、正しい活用を使えるし、外国人が文法に違反した文を言うと「おかしい」と指摘できます。これは、無意識のうちに文法規則を知っているからです。
ところが、人工の架空言語の例文をたくさん見せた後で、課題文を見せて、この文法に違反している文を指摘させるという実験をすると、自閉スペクトルの子どもたちは、この「何となくおかしいってわかっちゃう能力」が弱く、きちんと意識できる規則に頼りすぎることがわかったというのです。
>これに関連して、スペル(綴り)の能力はかなり優れていて、かりにスペルが間違ったとしても、音声学的には合わせてしまうという特徴もあるそうです。(例:nature→nacher occupy→okupie 「非言語性学習能力障害」バイロン・P・ルーケ著 岩崎学術出版社 113ページより)。ようするに、発音とスペルとの関連性(法則性)を把握するのが優れているということです。(このような情報処理は、左脳が多く関わっているらしい)
これなんかも、「無意識の学習能力」が弱い場合にも、同様に起こりうることかもしれません。
>ちなみに、マルハナバチさんもNLD者ではないかと思われます。
そうですねー、左脳偏重型か、右脳偏重型か、とか、視覚優位か、聴覚優位か、という軸でみれば、NLD型だとは言えそうですね。
ところが、聴覚優位で視覚認知が劣っているというだけでは説明のつきにくい点もあります。
私のWAISの結果を見ると、VIQとPIQの差は、さほど大きくありません。それより、VIQの中での項目ごとの差、PIQの中での項目ごとの差が目立ちます。
PIQの方を見ると、積み木模様が比較的良いのです。日常生活では、奥行きが測れずに物にぶつかりまくり、人の顔はわからず、地図は読めず、迷子になってばかり、保育園では折り紙とあやとりがトラウマになってしまった私ですから、視覚認知はあまり良いとはいえないと思うのですが、積み木模様はできる。
これは、全体の形を見ずに(見られずに)、部分部分ばかり見るから、積み木模様では有利になるのではないでしょうか? つまり、視野の狭さの勝利、ってわけです。ちなみに、私は無地のジグソーパズルが大得意です。
逆に、折り紙やあやとりが苦手なのは、時間的な視野が狭いからではないでしょうか。ビデオのように連続的に見ているのではなく、イメージが、絵本のページやマンガのコマのようになっているので、途中経過が把握できない。
長い書きこみになりました(笑)
結局何が言いたかったかというと、右脳優位、左脳優位という軸(言語LD的、NLD的)という分けかたのほかに、もう一つ、左右の偏りとは関係のない、注意のありかた、意識の切り替わりかた、といった性質があるのではないかと、私は考えています。
「算数」(計算)と、「数学」のどちらが特異か、とか、言葉がうまく使えるか使えないかといった、得意不得意のプロフィールにかかわらず、
「繰り返しが好き」で「一つのギャグに受けるとネタが長持ち」して、「文や単語よりも、音素に気を取られる」人で、「絵を描くときは、全体の輪郭を描かずにいきなり端から細かく描き始める」人で、「好きな曲はCDプレーヤの一曲リピート機能を駆使して聞きまくる」人で、「好きな本やマンガは、全体の筋書きよりも、気に入ったフレーズを探して、ぼろぼろになるまで読む人」であれば、
それは、もう一つの規準で「お仲間」と感じます。
たま子さん、情報ありがとうございます。
参考にします。
LD-FRM 管理人です。
国際治療教育研究所セミナーの案内用パンフから。
−−−−−−−−−−−−
「高機能自閉症の人からの提言」 ドナ・ウィリアムズ女史
主 催 国際治療教育研究所
後 援 (社)日本自閉症協会 (財)日本知的障害者愛護協会
全国情緒障害教育研究会 全国特殊教育推進連盟
【東京会場】2000年8月6日(日) 九段会館ホール 地下鉄「九段下」下車
【大阪会場】2000年8月9日(水) 朝日生命ホール 地下鉄「淀屋橋」下車
プログラム
09:15〜10:00 受 付
10:00〜10:30 講師の紹介と導入 佐々木正美(東京) 竹田契一(大阪)
10:30〜17:00 ドナ・ウィリアムズ(Donna Williams)女史のプレゼンテ
ーション及び質疑応答
17:00〜18:00 まとめと質疑応答 佐々木正美(東京) 竹田契一(大阪)
佐々木正美(川崎医療福祉大教授) 竹田契一(大阪教育大教授)
受講料 12,000円
問い合せ 国際治療教育研究所 〒107-0052
港区赤坂2-21-15 赤坂OSビル1階
TEL 03-3586-3240 FAX 03-3505-2959
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