アスペルガーの館の掲示板(旧)
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新しいアスペルガーの館の掲示板
こうもりさん wrote:
> あなたのメールアドレスはしっかりと記録しておきました。プロバイダーにお知らせすることも、中傷の被害に遭われた人にお知らせするのことも自由にできます。
おーい、こうもりさんや。『アスペルガーの館の掲示板』のメールアドレスは自己申告制である。そのメールアドレスが正しいという保証はあるまい。
実在しないメールアドレスを書きこんでおいて、こっちがバタバタするのを想像してせせら笑っている可能性もあれば(下劣すぎてみっともないが)、他人のメールアドレスを書きこんでおいてそっちにおっかぶせる気でいるという可能性もある。たまさか本人だとすると、快楽殺人者じゃないが「おれを止めてくれ」みたいなメッセージかもしれん。あるいは自分の親とかのメールアドレスを書きこんでおいて、自分を取りまく状況をなんとか変えようとしとるのかも知れん。そこんとこ慎重な対応を心がけていただきたい。
まあ、うっかり自分のメールアドレスを書きこんじゃったとかいったら大馬鹿だが、フロイト先生によればそういうところに本音が出るという。破滅願望かなんかがあるのかもしれん。
ひょっとしたら、引きこもってて親兄弟やら親戚やら近所の人々やら教師やらに白い目で見られ、甘えだの穀潰(ごくつぶし)しだのの罵られ、感情の捌け口といったら掲示板荒らしくらいしかないのかも知れん。おれとしてはこの可能性がいちばん高そうな気がする。仕事にせよ学業にせよ、他に創造的な活動の場があったらそっちで活躍してそうなもんだ。(←おれもそうか(-_-;))
そんなわけであんまり脅さんでやってくれい。おれは弱いものいじめはしたくない。
(Mr.Moto)
こうもり wrote:
> あなたのメールアドレスはしっかりと記録しておきま
>した。プロバイダーにお知らせすることも、中傷の被害
>に遭われた人にお知らせすることも自由にできます。
ちなみに今使用しているメール・アドレスを解約した
り変更しても意味はありませんよ。プロバイダーの元に
しっかりと記録が残っているので。
あなたのメールアドレスはしっかりと記録しておきま
した。プロバイダーにお知らせすることも、中傷の被害
に遭われた人にお知らせするのことも自由にできます。
一言断っておくが、僕はたかよさんのコメントについては今後も
どんな反論であれ、誠実に対応していくつもりだ。しかし、君の発
言についてはあまりまじめに取り合うつもりはないので、適当に聞
き流しておいてくれ。
妖精さん wrote:
>同じ障害の掲示板でお仲間の怒り買って顰蹙買うなんて馬鹿すぎま
>す(^^;ワラ
はっきり言おう。それは君のことだ。自虐的なコメントを書いて
いるようで、気の毒だと思うぞ。
>あ、もう手遅れですね。最も嫌われるタイプのおばさんですから
>ね。(^^;ワラ
ついでに言えば、僕はたかよさんを嫌なタイプの人間だとは思っ
ていない。むしろ、自分に対して厳格で生真面目な人なのだろうと
思っている。
それに悪いけど、たかよさんは僕から見ればどうみても悪質な君
のことを必死になってかばおうとしていたんだぞ。この点について
は尊敬すらしている。
それに引き換え、やっぱり君は見下げた人間だと思う。たかよさ
んの意志を尊重していないことになるかもしれないけど。
妖精 wrote:
>3月3日の上野楽しみですよぉ。この人たちが本当に見せ物になる(^^;ワラ
あんまり面白くないですよ(^O^)
僕たちはほとんど普通ですから…
ちょっと子供っぽいけどさ!
楽しくおしゃべりしてますよ!
この前僕は精神障害者の作業所を見学しました。
みんな一生懸命お仕事をやったり、いろいろな議論をしたり、公園のお掃除をしたりしていました!
休憩室は僕の部屋よりも、とってもきれいでした。中にはギターをたしなんでいる人もいるようでした。
僕は以前、知的障害者の福祉作業所でボランティアをしていたのですが、そこのXさんは言葉が話せない自閉症なのに、僕よりも上手に刺し子を縫い上げました。A君は泳ぎがとっても上手で、かなり大きな水泳の大会に参加しています。Kさんはピアノでいろいろな曲を弾けますし、重いダウン症の22歳の青年の面倒をちゃんと見ていました。wさんはダンスがとっても上手で、クリスマスパーティの時には、やってきたおじさんの演奏に乗って即興のダンスの妙技を見せてくれました。
武田好史さん wrote:
> ふざけんな! こんな中傷を書くな!
まあまあ武田さん、そう目くじらを立てなさんな。
あれは三歳児が大人の関心を引きたくて「ウンコ!」とか「チンチン!」とか叫ぶの同じようなもので、知性も創造性もない人間が自己顕示欲を満足させようと思うと、ああして「公序良俗・良識に反するような言動をする」くらいしかないのだ。
黙って見逃してやりなさい。可哀相な人なんだから。
あ、こういう態度っていけないのか。
「ねぇねぇ、あの“妖精”って人……」
「見るんじゃありませんっ!」
とかいうのと同じだもんな。「指さすと伝染りますよ」とか「ちゃんと自己実現して自己形成しないと、あんなふうになっちゃいますよ」とか言ってはいけない。「あれはサイコパスとかソシオパスとかいって、治らないのよ」……ってのもまずいか(^_^;)。
自閉症も「性格の歪み」と考えられていた時代もある。ああならんかっただけ運がよかった……じゃねぇな、そういうことを言っちゃあいかんと言うとるのだ(-_-;)。ともかく哀れと思って……もいかんな。とにかく温かい目で見守ってやってくれ。
とりあえずおれは見てて面白いし。馬鹿だが。
(Mr.Moto)
妖精さん wrote:
> プッ! この自意識過剰は何でしょうか? ジャニーズ出身芸能人ですかぁ?
まあ、単なる自意識過剰なら、知性の裏付けのない毒舌よりは見苦しくあるまい。
> 改行の無い障害者のウンコのような文章読みづらいです。読みませんが
改行やら句読点やらは明治以降になってから普及したもので、古典の素養のある人間にはそれほど必要ではないのだ。教養と読解力のない馬鹿に対する配慮が足りなくて申し訳ない。あんくの代わりに謝っとく。すまぬ。
> 今ホットに嘲笑されてる掲示板の人が掲示板の外でクネクネですか
『アスペルガーの館の掲示板』は見ての通り四十万ヒットを超えている。どうだ羨ましかろう(^_^)。おかげで最近は目立ちたがりの馬鹿まで押しかけてくる。
> 今は障害者ですらネットできるんですね。
そりゃあ、あんたにもできるんだから当然だろう。気づかなかったか?
> ここは見せ物小屋ですが
あんたのような“本物”が舞台に上がってくれたので、おれとしては大いに感謝しておる。この掲示板、「キチガイの集まり」みたいなものを期待して覗きにくる奴が多いらしいのだが、本物のキチガイがいなくて「看板に偽りあり」とかいって不評らしいのだ。
> ネットも現実の一部ですよぉ。
なるほど、ネット上の馬鹿は現実の馬鹿というわけだ(^_^;)。覚えておこう。
> 障害者に発言する権利など無いです
あんたみたいな「障“害”者」にはないかもしれんな。我々は本当は「障碍者」とか「障礙者」とか書きたいのだが、ときどき物知らずの馬鹿が「読めん!」とかいって怒るので遠慮しとるのだが。
> 3月3日の上野楽しみですよぉ。この人たちが本当に見せ物になる
見世物を期待して来るとあてが外れるので期待せんでくれ。たぶん国会中継や『朝まで生テレビ』かなんかのほうがずっと見世物としては面白い。
(Mr.Moto)
私にはこの人が憐れに感じます。
先天・後天を問わず、何らかの障害・心の病を持っていることは確かでしょう。
そのことに本人が気付いていないようです。
あるいは、何かを抱えていることは分かっていても、自分の姿を間違って捉えていると思われます。
正しく診断することはできないので、あくまでも印象ですが、自閉圏ではなさそうです。
では、この人にはどのようなケアが必要かですが、残念ながら私には分かりません。
ただ、ネットを通じたケアは難しいだろうと予想できます。
強いて言えば、障害と心を勉強してもらえればいいのですが、こう書かれて実行するような甲斐性はなさそうですね。
「憐れ」と書くと「人を憐れむほど偉い存在だと思っているのか」と反応しそうですが、そう感じるなら自分を把握していない証拠です。
妖精 wrote:
>たかよ wrote:
>> 無知で共感性に書けた人間のたわごとは以上です。
>
>この人こんな馬鹿丸出しの文を人に読ませていたことの恥ずかしさに
>気づき、発狂した挙げ句廃人化するのは何年後でしょうか?一直線!(^^;ワラ
>単なる馬鹿なのに障害と言えば高尚だと思う人っているんですね合掌(^^;ワラ
>人に何か言う前に少しは自分の馬鹿を直すこと考えたらどうですか?(^^;ワラ
>同じ障害の掲示板でお仲間の怒り買って顰蹙買うなんて馬鹿すぎます(^^;ワラ
>あ、もう手遅れですね。最も嫌われるタイプのおばさんですからね。(^^;ワラ
>そんな人が人様の「お母さん」にそんな偉そうなこと言って!まあ〜(^^;ワラ
>あ、子どもは一生産まないでくださいよ!みんなすごく迷惑ですから(^^;ワラ
>産んでも「お母さん」じゃなくて「キチガイ製造器」と呼ばれますしね (^^;ワラ
ふざけんな!こんな中傷を書くな!
私は小さい頃から、耳で聞いた情報を動作に変換することや、他の人の動きを模倣するのが苦手でした。
子供の時食事の時間になると、親からよく「箸の持ち方が違う!」と怒鳴られ、食事の時間は楽しくなく、小学校5年生の時には一時期『拒食』に陥りました。体操も、他の子と異なった動きをして、周りから浮き足立っていました。
また23歳の時に、一度車の教習に挑戦しましたが、ハンドルをどれくらい切るのを教官のを見て覚えることができなかったり、教官の指示にうまくしたがってタイミングよくブレーキを操作することができませんでした。それから海洋学部のロープワークの講習会の時に、他の学生がみんないとも簡単にできている型を、私は全然できませんでした。
千葉の幕張の『障害者訓練総合センター』で受けた検査の結果、どうもそれは「『観念運動失行』という脳機能障害に起因している!」ことが解ったことを、先日療育手帳の申請に行った時の父の話から知りました。
これは脳の左半球の頭頂葉の損傷によって生ずる障害で、運動機能・知能が正常で、自発的な運動はうまくできるのに、耳で聞いた「……をしてごらん」という指示や相手の体の動き見ることから、意図的に動作を作ることが困難な状態を指します。
ASの人が体の動きがぎこちなくって馬鹿にされるのは、この『観念運動失行』
によるところが、かなり大きいと思います。
武田好史 wrote:
>Lingko wrote:
>>せっかち母さん wrote:
>>>こんにちは、今日は皆さんのアイデンティティについてお聞きしたく、やって来ました。 息子は、自分の行く所は物理の研究室しかない!と思いこんで
>>
>>それ、アイデンティティの問題でも甘えでも何でもなく、イメージ力の不足を補う資源、情報整頓道具、情報整頓のテクニックを学べる場所、考え方の道筋を学べる場所の不在の割を食ってるんじゃないでしょうか。
>>
>>世の中にはどういう仕事があって、どういう仕事にはどんなスキルが必要なのか。
>>
>>ある仕事は、どんなタスクから成っているのか。
>>
>>その仕事を構成するタスクのうち、中心的なタスクはどれで、付随的なタスクはどれなのか。
>>
>>自分はどんな価値観に貢献したいのか。
>>
>>ある価値観に貢献するためには、どんな仕事があるのか。
>>
>>どんなスキルがあれば、どんな仕事に使えるのか。
>>
>>そもそも、どんなことがスキルと呼べるのか。
>>
>>この能力はスキルなのかスキルじゃないのか。
>>
>>そういうことって、「何となくわかっていくもの」とされているんじゃないでしょうか? でも、「何となくわかっていく力」のない人にとっては、さっぱりわけわからんものです。
>>
> 脳の機能の障害によっては、このようなことが分かりにくい場合もありますしね。
>まあ自分ができるからといって、それと同じことを他人に無理矢理押しつけるのではなく、その人にはその人なりの特性を見て同じ目線で一緒に考える、それができる人が私たち自閉連邦市民の優しいと感じる人なのでしょう。
そうですね彼も脳の機能障害ですね。そうに違いないですね!キチガイですよね (^^;ワラ
中学生より幼稚な文でいつも人を自閉症にしたがりますね。広報部長ですか?(^^;ワラ
カルトの勧誘でもさせたら優秀かもしれません。むしろ教祖ですね。見た目が(^^;ワラ
いつも雰囲気の読めない的外れな記事を書く要領で勧誘したら犯罪ですけどね(^^;ワラ
一般人の見てる場所で物を言う時は自分の立場をわきまえて発言してください(^^;ワラ
あんく wrote:
> 私としてはあれでも抑えたつもり。あんくって奴は、あんなことを言う。
> じゃあいつかは私に対してもなにか酷いことを言ってくるのかしら?等と、不安になるから
プッ!この自意識過剰は何でしょうか?ジャニーズ出身芸能人ですかぁ? (^^;ワラ
改行の無い障害者のウンコのような文章読みづらいです。読みませんが (^^;ワラ
> かれらのあずかり知らないところで、笑い者にしちゃうことが一番なの。
今ホットに嘲笑されてる掲示板の人が掲示板の外でクネクネですか(^^;ワラ
今は障害者ですらネットできるんですね。ここは見せ物小屋ですが(^^;ワラ
ネットも現実の一部ですよぉ。障害者に発言する権利など無いです(^^;ワラ
3月3日の上野楽しみですよぉ。この人たちが本当に見せ物になる(^^;ワラ
Mariaさん wrote:
> 「できる」のと「わかっている」のとは、本来、別のことです。で、「できる」からといって、「わかっている」とはかぎらない。「わかっている」からといって、「できる」とはかぎらない。
>
> だけど、「できる」と、「わかっている」と勘違いする人が多いのですね。
よくあることだという感じがします。わたしもしょっちゅうやっているような気が……。この勘違いがなければ、もう少しまともな(?)人間になれたようにも思います。(無理か……ははは)
> だから、「わかる」→「できる」というルートが、一般の教育では尊重されていないというのが問題なのだと思うのですよ。
> あたしは、普通の子どもとASの子どもに異なった教育法が必要だとは思ってはいません。「ASの子どもの場合、間違いや手抜きがより深刻な影響を及ぼす」だけの話なんだと思っています。
教育を請け負う側の問題だということは、わかります。
> あたしに言わせりゃ教育界の閉鎖性、教育体制の不備、教師の指導力不足・勉強不足といったものが出てるだけのことだと思います。少なくとも、現今の学校教育の見直しだけで対応できる部分はかなり大きいと思うぞ。
Mariaさんの指摘には一理あると思うので、反論はしません。
ちょっと現況は書いてみたいと思いました。どこでも当てはまることかどうかは、わかりませんが。
「現今の学校教育の見直し」が、すでにどこから手をつけていいのかわからなくなってしまっている状態なんじゃないかなぁ、と言ってしまったらミもフタもないっすか?
少なくとも「学校離れ」とでもいうべき流れが起こってきていることは事実ですね。学校教育制度の見直しを待っていたのでは、子どもはどんどん成長していってしまいますから。就学前に自閉症方面の診断を受けたお子さんの親御さんは、そういう方向も視野に入れることも多いです。医療現場で自閉児のトレーニングを行っている方から「小学校の先生方って、学ばないんですよねぇ……」と聞かされたりすることもありますしね。(実際そうだもん)
「何が何でも学校へ行かせることだけが教育じゃないぞ」という気持ちはあっても、じゃあ何をどうすればいいのか?と悩むことは山ほどあります。足りない部分を補う方法、それにかかるお金、所属している学校からのちくちく攻撃(笑)とうまく渡り合うこと……考え始めたらきりがない。
「できることからこつこつと」は基本ですが、「おうちで子どもに勉強を教えようとするお母さまのための勉強会あるいは塾」(長い〜)みたいなものがあればうれしいんだけどな、と思うのでありました。だって、勉強の仕方がわからないんだもーん!!(←だらしない大人だぞ。しかしこれが事実だ)
特殊教育のありかたについては、いろいろな意見もありましょうが、まずは就学途中でASの診断を受けた子どもの親が転級を希望したときに、即対応できるシステムだけはどうしても欲しい! 「学年の途中で転級はできません」と頭ごなしに言われてしまうと、「なんでじゃ? こっちが望んでいるのになんでじゃ? 子どもをなんだと思っているのじゃ? 問題行動が頻発したからなんとかしろと言ってきたのはそっちじゃろが! 診断は下りたんだぞ。障害があるのだ。なのに、なんで、途中ではできませんなのだ?」と悔しい思いをする人は決して少なくないと思いますから。(あー、思い出すとまたクヤシイ!)
まとまりのないまま、終わります。
たかよ wrote:
> 無知で共感性に書けた人間のたわごとは以上です。
この人こんな馬鹿丸出しの文を人に読ませていたことの恥ずかしさに
気づき、発狂した挙げ句廃人化するのは何年後でしょうか?一直線!(^^;ワラ
単なる馬鹿なのに障害と言えば高尚だと思う人っているんですね合掌(^^;ワラ
人に何か言う前に少しは自分の馬鹿を直すこと考えたらどうですか?(^^;ワラ
同じ障害の掲示板でお仲間の怒り買って顰蹙買うなんて馬鹿すぎます(^^;ワラ
あ、もう手遅れですね。最も嫌われるタイプのおばさんですからね。(^^;ワラ
そんな人が人様の「お母さん」にそんな偉そうなこと言って!まあ〜(^^;ワラ
あ、子どもは一生産まないでくださいよ!みんなすごく迷惑ですから(^^;ワラ
産んでも「お母さん」じゃなくて「キチガイ製造器」と呼ばれますしね (^^;ワラ
こうもりさん wrote:
> わたしの特殊教育に関する考え方から述べていきます。わたし自身は特殊教育というのは、最初は一部の障害を認定された子供たちだけに適用されるものであっても、最終的には教育全体に還元されるべきものだと考えています。要するに特殊教育はその時代の普通教育がカバーできない領域を扱うものなのですが、普通教育がその領域をカバーできるようになったら、その時点で問題を普通教育の場にお返しするという性質のものなのではないかと思っている訳です。
> で、現時点の普通教育においてAS児に対応できる教育がなければ、それをまずは特殊教育の場で試行錯誤していくというのは間違っていないのではないでしょうか?
えー、実務レベルの対応からいうと、こうもりさんのおっしゃるような方法は現実的な対応だとあたしも考えます。
ただ、あたしの場合、考え方がちょっと違うのですよ。
数学者の遠山啓(とうやま・ひらく)さんは、知的障害児童の発達過程は健常児の発達過程と本質的に異なるものではなく、それが非常にゆっくりと行なわれ、しかも健常児と違って、「その過程に少しでも飛躍があると、そこを乗り越えることが非常に難しい」、と述べています。たしか、『かけがえのない、この自分』という本の中に書いてありました。
で、現代の初等教育は、健常児にとってさえ適応が困難なものだったりもするわけですね。だからこそ、(受験を控えた、すでに思春期を迎えている中学・高校生ではない)小学校における学級崩壊が起きたり、学力低下が叫ばれたり、不登校が問題になったり、落ちこぼれの問題が出てきたりしているわけです。
そんなわけで、あたしは「普通教育」を拡張して「特殊教育」の部分までカバーしようと主張しているのではなく、「普通教育」というものはそもそも「学校教師の縄張り」としてしか存在しないのではないのだろうか、と考えているんです。
「健常児は適当に教育してもなんとかなるのだから、適当でいい」みたいな考え方が、現今の学校教育の根底にはあるのではないか。そう思わざるをえません。子どもというのを、「教師のオモチャ」「人質」くらいに思っているとしか思えないのね。たとえば、子どもたちに対する自虐史観に基づくイデオロギー教育なんていうのは、そのあらわれのひとつです。子どもたちを自分たちの政治的主張の道具に使っている。そういうのはヒトラー・ユーゲントや紅衛兵やクメール・ルージュと同じやり口なのね。
子どもに間違った考え方を植えつけ、発達を阻害する「逆教育(ディスエデュケーション)」というものが、行なわれている。それも、国語や算数の基礎という、いちばん根本的なところから。で、それはもう三十年以上も昔からずっと指摘されているし、国だって旧文部省の時代からずっと是正しようとしているというのに、一部の現場教師の根強い抵抗があって、改まらない。
「四人の子どもに三つづつみかんを配るのに必要なみかんはいくつですか?」という問題に、「3×4=12」と書くと正解で、「4×3=12」と書くと不正解だ、という例がありました。「3(一人当り個数)×4(人数)=12(個数)」だというのです。ですが、数学者からは、「トランプを配るときは、4人に一枚づつ3回配るだろう?」という反論が出てきました(こっちのほうが小学校の先生みたいだけど)。だけど、教育界はこうした批判を受入れなかった、というのは有名な逸話です。「実際と理屈では別だから、学問は教育の現場に口を出すな」という態度でした。
「教育は理屈ではない」というスローガンの下に、「理念」「思想」が一人歩きしちゃっているんですよ。
そんなわけで、あたしは小学校のカリキュラムの大幅見直と「モデルケース」を作成しなければならないと思います。そんなわけで、「国定教科書」ならぬ、「国が作成する標準教科書」「国が作成する標準問題集」みたいなものも、作る必要があると思います。できればオンラインで公開して、自学自習ができるようにしてほしいな。
(Maria)
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© 1998 y.mikome, T.Ikeda, 1999 s.murakami