アスペルガーの館の掲示板(旧)
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新しいアスペルガーの館の掲示板
Milkywayさん wrote:
>いろいろ聞く限りでは、すでに世の中に障害を実名でカミングアウトなされ
>ている方々の中には、いろいろと嫌がらせ等に遭ったり等という話もあるよ
>うです。
むかしある支援団体の人から聞いた話。「障害者本人の活動は妨害された
り中傷されたりするようになったら一流だ」と。今まで誰にも妨害されるこ
とがなかったわたしたちの活動がついに妨害される日がやってきたとは…。
ジーン。(足がしびれているのではない。感動しているのである)
でも確かに著名な障害者には色々と嫌がらせが多いみたいです。悪質な人
から中傷されたり、他の障害者からやっかみを受けたりしている人も多いと
か…。傍から見れば、他人のことなど問題にせず、自分の問題に専念してお
れとしか思えないのですが。
Lingko さんの説明でわかりました。
自分の価値観はこれから経験を重ねながら考えてゆきたいと思います。
丁寧な説明、どうもありがとうございました。
心配性 wrote:
>あの〜、
>
>オフ会が怖いとか悪いとか言っているのではないので誤解なきようにお願いします。
>オフ会はどんどん行ってもらいたいです。
>機会があれば参加させてもらいたいと思っています。
>掲示板はどんな変質者が見ているか分からないので、
>それが怖いのですよね。
まあ我々を物陰からエヤガンで狙い撃ちするような輩が潜んでいないか、義務教育・高校時代ににいじめから身を守るために身に付けた、細心の警戒心で見守るようにします。
あの〜、
オフ会が怖いとか悪いとか言っているのではないので誤解なきようにお願いします。
オフ会はどんどん行ってもらいたいです。
機会があれば参加させてもらいたいと思っています。
掲示板はどんな変質者が見ているか分からないので、
それが怖いのですよね。
心配性さん wrote:
> みなさんの中でオフ会の案内やお約束の時に、
> 掲示板上で「どこそこに何時」「服装はこんなです」とか言うような
> 発言をなされている方がいらっしゃいますよね。
> そういうのって、ものすごく怖くないですか?
まあ、物理的に言うなら確かに不用心ではあるわな。
とはいえ、掲示板メンバーに隠密裏に接近しようと思っても、これがなかなか難しいのだ。なにせ掲示板上でガチャガチャやりあった相手が出てくる可能性もあって、お互い相手がどんな奴かというのが分かるまではちょいと他人のふりをして様子を窺ってたりもするのだよ。そんなわけで、こっそり近づくよりは自分も仲間のフリをして接近するほうがはるかに楽だ。おれはむしろそっちの方が怖いし、そうなると大っぴらに告知しちゃったほうが安全であるとはいえる。
> 「アスペなんて人間じゃない」なんて思っている悪意ある人物も
> この掲示板を覗いている可能性がありますよね。(それも多数)
> そういう人がそういう情報を知ったら怖いと思いませんか?
爆弾か機関銃でも使わねば大量殺人は難しかろう(^_^!)。逃走を考えてロング・キルを行なおうにも日本で狙撃に使えるような小銃を入手するのはソルトレイク・オリンピックのバイアスロンの選手が全員陸上自衛隊所属というのでも分かるように非常に困難である。チーマーの障害者狩りにしたって、まっ昼間に往来で襲ってくるほど無分別でもあるまい。
そんなわけで危害を加えられることはめったになかろう。それを考えると「怖い」というより「薄気味悪い」である。べつに自閉症方面の人間であることがバレて社会的地位を失うとかいった話もあるまいので、あんまり気にしとらん。
なお、「アスペなんて人間じゃない」とかいって突っ張っとる奴に限ってどっかしら精神的なねじけを抱え込んでいたりするのだ。ちゃんと話し合ってみると意外にあっけなく「浄化」されちゃったりもするのである。「普通の人間」を狙って大量殺人を起こす前にこっちに来てくれれば、犯罪に走るのを未然に防げる可能性もある。殺されるのは厭だが、つねづね世間様に迷惑をかけているおれとしては多少のリスクはあってもお役に立ちたいと思う。
> そういう悪意の人間が、その時間その場所に行って、集まった人間を見て、
> そしてある特定の人物を狙って自宅まで後をつけて、そして嫌がらせを始める。
> そういう可能性もないわけじゃないですよね。
> 怖いと思いませんか?
> ここで、そういうオフ会の案内や約束を見る度に、
> 他人事ながら不安になってしまいます。
嫌がらせなら対処する方法はけっこうあるのでべつに怖くない。マスコミは扱いが難しいが、まあ相手によりけりでそれなりに対応すればいいだけの話である。
仕事がらみで変な奴と関わってひどい目に遭ったことはあるが、自閉症方面の人間というのは総じて安心してつきあえる気がする。ベタベタしたところはないにもかかわらず、お互い協力できるところは協力しあう、という健全な関係が保てるという意味ではとてもジェントルである(世間ではふつう「紳士的」と言うのだろうが、適切な用語がないので)。オフ会ではお互い連絡先を交換することもほとんどないし(こっちからはなるべく伝えるようにしているが)、特に用事がなければ連絡をつけることもない。それでいて事務的な問合せのようなものはちゃんと来るし、こちらのお願いにも誠実に応えてくださる。まことにすがすがしい。感情の起伏に乏しいといえば乏しいのだろうが、事務レベル・実務レベルの人間関係としては理想的である。仕事の関係者もみんなこうだとありがたいのだが。
(そういえば風呂糸さんからSPECT検査についてうちに問い合わせをいただいたが分からなかったので放りっぱなしになっていて失礼した、とKILROY氏より伝言。
検査機自体は新宿の東京女子医大にもあるし東邦大学附属大森病院にもあるのだが、どちらも循環器のほうの検査に使われていることしか分からなかった。脳シンチは化学物質過敏症の診断に使われるというから、そっちのルートから検索してくといいかもしれない。ただ、五月末くらいまでは私用でいろいろと忙しいので、あまり大した調査ができない。済まぬ。)
ただ、世の中にはヤバい奴もいる。こういうことを言うと差別になるかも知れんけど、なりふり構わず「助けてくれ」みたいにすがってくる躁系のボーダーライナー(境界線性格者)は非常にヤバい。躁発作を起こしたあげく夜中の二時三時に電話で何度も何度も叩き起こされるだの、不法浸入だの自殺未遂だのといった騒ぎを起こして警察に保護者として呼ばれるだのといった目に遭うのだ。医者も家族ももて余しているので、「あんたのことを頼りにしているのだから、なんとかしてやってくれ」とかいってこっちに押しつけようとする。
自閉症方面の人間は、「自分で解決しようとする」態度が身についた人が多い。しつこく質問してくる人も確かにいるが、その根底には「理解しよう」という態度がある。これに対して「なんとかしてくれ」と相手に問題を押しつけてくる奴は、何を言っても「そうかもしれません。でも……」と自分を変えようとしない。
そんなわけで、オフ会が特に危ないということはない、と思っている。
> できたら時間・場所や目印等は、万人には分からないように
> メールでやり取りした方がいいと思うのですけど……。
安全うんぬんはともかく、個人的な連絡は支障のないかぎりメールで行なうのが礼儀というものだな。グルンサさんみたいにメールアドレスがない人はいたしかたないが、確かに大多数の人間に関係のない事務連絡が飛び交っているのを邪魔に思う人もおろう。
それに、自閉と注意力欠損がかぶってる人も多いようだから、携帯メールかなんかのほうが安全確実ではあるわな(^_^;)。今後はなるべくそうするよう、うちの連中にも言っておこう。
(Mr.Moto)
> 個人的には悪質な奴をオフ会で見かけたら、どんどん摘発
>していけば、この掲示板の治安もよくなると思っているので
>すが、それだと参加者が安心して参加しにくくなるかもしれ
>ませんね。
オフ会に参加してる方は悪い目的の人はいないと信じていますが、
オフ会には参加しないで、影からこっそり覗いて、
そして後をつけて・・・ということを心配してます。
色んな事件が起きている昨今ですから、
気をつけるにこしたことはないでしょうね。
心配性さん wrote:
>「アスペなんて人間じゃない」なんて思っている悪意ある人物も
>この掲示板を覗いている可能性がありますよね。(それも多数)
>そういう人がそういう情報を知ったら怖いと思いませんか?
>そういう悪意の人間が、その時間その場所に行って、集まった人間を見て、
>そしてある特定の人物を狙って自宅まで後をつけて、そして嫌がらせを始める。
>そういう可能性もないわけじゃないですよね。
いろいろ聞く限りでは、すでに世の中に障害を実名でカミングアウトなされている方々の中には、いろいろと嫌がらせ等に遭ったり等という話もあるようです。
心配性さん wrote:
>できたら時間・場所や目印等は、万人には分からないように
>メールでやり取りした方がいいと思うのですけど・・・。
それも1つの手段ですね。掲示板にはおおまかに日程と場
所だけを示して、後は可能な限りDMで情報を流すというこ
とにする、と。
ちなみに希望者が多ければ、比較的よくオフ会に参加する
人専用のMLみたいなのを作ってここでお互い連絡を取り合
えるようにしておくというのも一つの手段です。
個人的には悪質な奴をオフ会で見かけたら、どんどん摘発
していけば、この掲示板の治安もよくなると思っているので
すが、それだと参加者が安心して参加しにくくなるかもしれ
ませんね。
という訳で、今回の参加希望者はなるべくわたしのメール
へ直接連絡をしてください。ちなみに中傷メールも大歓迎で
す。中傷してきた相手の使用しているメールが特定できれば
、プロバイダーに通報しやすくなるので。
平行線、読んでみたいと思います。
それはともかく、ドナ・ウイリアムズさんの自伝、
3巻と4巻はもう発売されないのだろうか?
2巻が出てから、もう何年も経つのに……(T T)
もっと自閉に詳しい翻訳者が、1巻から翻訳し直してくれたらいいのになー
風呂
基本的にはMariaさんの考えに賛成。ただ、Maria さんは育ちがよくて、育ちの悪い人とは親しんでいないのではないかと。育ちが悪ければ、関係性の発達障害的なところから専門能力への偏向だけになって、純朴な傾向を全く持たなくなる可能性は十分考えられます。皮相的、冷笑的、ひたすらネガティブな自閉質者はありえます。本質を認められずに、適応能力、競争性だけをあおられて否定性だけを発達させるとひどいものができるでしょう。ヒトならではの変節性。
変性意識というと、変節性と混ぜる人がいるでしょうが、変性意識と現実の関係は、フィルムとスクリーンと思ってます。画面操作がうまくいかない、或いはつまらないとフィルムいじりのほうへ退却します。現実と直線的につながらなくても、現実のややこしさよりも古いなじみがあるのがフィルムの世界です。でも、どこをどうするかについての判断の難しさがあるから、禁断の領域なわけです。その方面の、神仏と関わりたがらない人も結構いますね。
みなさんの中でオフ会の案内やお約束の時に、
掲示板上で「どこそこに何時」「服装はこんなです」とか言うような
発言をなされている方がいらっしゃいますよね。
そういうのって、ものすごく怖くないですか?
「アスペなんて人間じゃない」なんて思っている悪意ある人物も
この掲示板を覗いている可能性がありますよね。(それも多数)
そういう人がそういう情報を知ったら怖いと思いませんか?
そういう悪意の人間が、その時間その場所に行って、集まった人間を見て、
そしてある特定の人物を狙って自宅まで後をつけて、そして嫌がらせを始める。
そういう可能性もないわけじゃないですよね。
怖いと思いませんか?
ここで、そういうオフ会の案内や約束を見る度に、
他人事ながら不安になってしまいます。
できたら時間・場所や目印等は、万人には分からないように
メールでやり取りした方がいいと思うのですけど・・・。
みりあむさん wrote:
> ●●●新著案内
> 『平行線・・ある自閉症者の青年期の回想』 森口奈緒美 著
そういえば、戸部けいこ『光とともに… 自閉症児を抱えて』(秋田書店)の2巻も書店の店頭で見かけたぞ。
自閉症児を“抱えて”という副題がちょっと気になるのと、光くんが可愛いすぎてご両親が美男美女なのがちょっと気にいらないけど、まあ、そこんとこは作画上のお約束ということで(^_^;)。大和和紀さんの『はいからさんが通る!』の花村紅緒さんだって、本当なら「ジョン・デンバーまっ青の丸顔」で「見事なちんくしゃ」のはずだしな。
(Maria)
近くにあり
しかも捉えがたい神。
だが危険のあるところ、
そこに救うものもまた育つ。
くらやみの中に鷲が住んで居るのに
恐れげもなくアルペンの子らは
深淵を越えて
あやうげな橋を渡る。
まわりには重なり合って取り囲む
時の峰々、
愛し合う者たちは
近くに住んで居りながら、疲れ果てて
最も遠く離れた山と山とに離れ居る、
だからけがれなき水を与えよ、
おお、翼をわれらに与えよ、最も誠実な心して
超え行きまた帰り来るために。
( by ヘルダーリン 川原栄峰訳 )
みなさま、つじっちさま、こんにちは。みるらと申します。
つじっちさまのお考えについて、Mr.Motoさんとほとんど同じような考えでおります。
つじっち wrote:
>私には、皆さんのほうが「マトモ」で
私は、自分で言うのも何ですがかなり「マトモ」に見えると思っております。
物心ついたときから「普通に」「マトモに」なれと言われて40年弱、
ただそのためだけに様々なことを犠牲にして精進し、環境にも恵まれた結果です。
何しろ小学校のとき、将来の夢に「普通の主婦」と書いていたくらいですから……。
そしてその結果、あたりまえですが大切なものをずいぶん落っことしてきてしまったようです。
今になってDr.から言い渡されたのは「子供時代からの生き直し」。
やっぱり「マトモ」にはなれなかったのです。なろうとしすぎてはいけなかったのでした。
今から私は「マトモ」ではない人生をやりなおすことにいたします。
お若い方が、こんな2度手間人生をなさることのないように……というのが私の切なる願いです。
>「人の気持ちに共感できる」ように思えるのですが・・・。
これは痛いところです。「人の気持ち」や「共感」というようなものを
長じてからようやく書物によって理解するに至った者としては、
自分が共感と思っているものが、世間一般でいうところの「共感」であるかどうか
いまだにちょっぴり自信がないものですから。
>AS傾向の息子が成長して人間関係で悩んだら、この掲示板を教えるつもりです。ときどきまた、書き込みさせてください。
お母さまの温かい眼差しは、やはりいちばんの力になると思います。
息子の温かい眼差しも期待している みるら
自閉症方面の子どもの特徴として、
・明確な危険に反応しない。
・痛みに鈍感。
・くるくる回るものが好き。
・こだわり。
といった傾向が見られる、という話があります。で、これは自閉症の中心症状(「症状」と言っていいのかどうか)である「関係性の発達障害」に直接起因するものではなく、変性意識状態に入りこみやすいという傾向に起因する、という可能性がある、ということを、以前ちょっと述べました。
そんでもって、須原一秀さんというひとは、「変性意識は、『価値』や『意味』と不可分に結びついている」と言っていて、「変性意識状態では、自己保存本能、あるいは自己防衛機構が弛んでいる」と指摘しています。
でまあ、あたしが問題にしたいのは、「関係性の発達障害」と「変性意識」の関係というのはいったいどうなっているのか、ということなのですね。
たとえば、「目の見えない人は、聴覚が発達する」みたいな形で、「関係性が把握できないことから起きるパニック等を避けるために、変性意識に入り込むことを身につけた」という可能性があります。あるいは、空間認知の能力がすぐれているというところから、絵画的能力がすぐれていると同時に方向感覚もいい、みたいに、同一の原因からそれぞれが派生している可能性もあります。
うーん。困ったな。ぽりぽり。(←頭を掻いている)
変性意識と「意味」あるいは「価値」の関係という点に関しては、たとえば「タヌキ寝入り」みたいな状況が想像できます。つまり、万策尽きたときに、何もできなくなって対処すること自体を放棄してしまう(つまり、変性意識状態に入っている)。だけど、その結果助かっちゃうことが、あるわけです。で、後になって、その「助かったこと」の原因を懸命に模索するのね。あるいは、対処できないような悲惨な事態が起きたあとで、「なぜそういうことが起きたのか」ということの原因を模索しようとする。で、その過程で、そうした出来事を「消化」するのに、「意味」とか「価値」とかが必要になってくる。で、消化しきれないとPTSDを起こす、とかいった説明は可能ではあります。なんか話がうますぎてちょっと気に入らないけど。
たとえばの話、です。人間というのは「文化」とか「文明」とかいったものを生み出してきました。つまり、「本能」という、「もとから組み込まれているもの」ではなく、「文化」とか「文明」とかいった、「後から伝わるもの」に、世代から世代へと伝わる情報をシフトさせることで、生き延びてきたわけです。その意味で、あんまり強力すぎる本能というのは邪魔なのね。本能丸出しの人間は、文明社会では生きてゆけません。後から与えられた「文化」「文明」をよりどころにして、生きていってくれなければ困るわけです。そんなわけで、人間はサルよりも胎児により近い状態で生まれ、本能というものをほとんど持ち合わせておらず、「文化」や「文明」を本能に代わるものとして成長するわけです。
ところが、気の早い個体が、まだ捨てるには早すぎる本能を捨てて生まれてきちゃったらどうなるだろう、とあたしは考えてみました。「自閉症」というのは、そういうものなのではないだろうか、と。自閉症の人間は、新しい人間の進むべき方向を模索するために播かれた種なのではないだろうか、と。
そうすると、「関係性の発達障害」というのは、本能がちょっと弱い、というのが起因してんじゃないか、と思ったりもするのですね。「だけど、サルの他者認識って人間みたく発達してないじゃん」と言われると、「うーん……」と困ってしまうのですけれど、健常者が本能のレベルで他者を認識しているのに対し、自閉症方面の人間は理性で他者を認識していて、結果的には似たような(あるいは、本質的に同じ)対人関係にたどりつく、という意味では、「本能→文化」というシフトが起きていると言えないこともない。
で、そうした「本能→文化」という流れの中から、「先験的な価値観」「先験的な意味の獲得」というありかたから、「体験から得た価値観」「体験から得た意味」にシフトしてきた結果、変性意識状態に入りやすくなっている、という考え方ができるわけです。
……自分で言ってて怪しげだなぁ(-_-;)。
つまり、人間に個性というものがなくて、みんな一緒だったら、ダメになるときもみんな一緒にダメになっちゃうんだト。そこで、それぞれの人間がそれぞれ体験した経験にもとづいて、いろいろと生き方のバリエーションをもって生きたほうが安全なんだト。で、それには本能べったりの画一的な生き方をしてたんじゃダメなんだト。だから、本能がちょっと緩い個体がときどき生まれて、素っ頓狂な生き方にハマって生きてみたりするんだト。で、そういう中から、いろんな人間のありかたというのが生まれ、人類の可能性が広がってゆくんだト。
そんなええもんかい、という気はするのですけどね、あたしたち自閉症方面の人間は、「人類の試作品」「人類のテストピース」(モルモットという気もするけど)なのではなかろうか、という気が、しないでもない。
ただ、単なる個体では、遺伝子プールとしては役に立たない。ある規模を持った集団として、「棲み分け」をする必要がある。そのためには、明確な方針というのが必要なので、「ただなんとなく他人と違ってみた」とかいうのでは、あんまり役にたたない。「われわれは、これこれこういう理念に基づいて、独立した集団を作るのだ」といった、「多極化」が、進化の過程ではどうしても必要になってくる。だからこそ、『「どっちでもいいこと」が決められない』んじゃないだろうか、とも思ったりするのですね。何か、核になるというか、求心力として働くイデオロギーみたいなもの、すなわち、ある程度普遍的な「意味」とか「価値」というものが必要になってくる。
そういったことが、「自閉症」というものの存在の根底にあるのではないか。そう思ったりもします。
「イノベーター気質」「お先棒担ぎ」「堤灯持ち」といった特性が、自閉症方面の人間には、本来的にあるのかもしれない。
どうなんでしょうか。
(Maria)
武田好史 wrote:
>つじっち wrote:
>>>私には、皆さんのほうが「マトモ」で「人の気持ちに共感できる」ように思えるのですが・・・。
>
いえいえ私は、30といういい年になっても、自分でお金を稼げない馬鹿な息子に過ぎません。
ωωω
C・ヽ・)
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