アスペルガーの館の掲示板(旧)
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新しいアスペルガーの館の掲示板
武田好史 wrote:
>
>そのうちオフ会で、演奏してくれー!(^〜^)
了解!!!(~∀~)
シンタロウ wrote:
>
> どうも皆さんお久しぶりです。シンタロウです。(^w^)
>
> 僕は四月からESPギタークラフトアカデミー(http://www.espguitars.co.jp/gca)へ行きます。
>
> あと、僕が住む寮の僕のメールアドレスをお教えします
> 3oxy7651@md-com.co.jp
そのうちオフ会で、演奏してくれー!(^〜^)
Maria wrote:
> 『十五枚の硬貨があって、合計が七百五十円である。
> 五百円玉・百円玉・五十円玉・十円玉・五円玉・一円玉がそれぞれ一枚以上ある。五十円玉と十円玉の枚数は、それぞれ何枚か。』
必ず一枚以上あるので、それぞれ一枚分を引くと:
750-500-100-50-10-5-1=84円
15-6=9枚
この時点で五百円玉と百円玉は1枚づつとなる
4円分には一円玉が4枚必要(計5枚)
残りは5枚で80円
もし五十円玉がないと、最低8枚必要なので、五十円玉1枚(計2枚)
残りは4枚で30円
一の位が0なので、もし一円玉があるならば最低5枚必要なので、一円玉はない
十円玉と五円玉を組み合わせてみれば、2枚(計3枚)ずつで30円になる
以上を合計して
五百円玉 1枚
百円玉 1枚
五十円玉 2枚
十円玉 3枚
五円玉 3枚
一円玉 5枚
> 人間は、日常生活の問題を、数学の問題に還元して解いたりはしない。なんでかというと、そうすると解けなくなっちゃう場合が多いからだ。
そ、そうだったんですか。
数学にした方が簡単だと思ってた!
どうも皆さんお久しぶりです。シンタロウです。(^w^)
僕は四月からESPギタークラフトアカデミー(http://www.espguitars.co.jp/gca)へ行きます。
あと、僕が住む寮の僕のメールアドレスをお教えします
3oxy7651@md-com.co.jp
あさかぜさん wrote:
> この考え方に反対するわけではないのですが、ソーシャル・アントレブレナー(社会起業家)という考え方も参考になるのでは?と思いました。
町田洋次『社会起業家 「よい社会」をつくる人たち』PHP新書134、というのもあります。
>> 同人誌は面白いです。何週間もかけて作って、何日も徹夜して、最後にいくらか手に入ったお金でみんなでハンバーガー食べてコーヒー飲んだら終わり、とかいうのでも。
> 実感あふれていますね(^_^) 同人誌は一度やるとハマるほど面白いです。個人でやっても、仲間でやってもね♪ (←実はもう一度やりたいと思っている……)
編集会議とかいうと、学生時代はお金がないのでたいていハンバーガー・ショップの二階だったような気がする(-_-;)。とりあえず『『アスペルガーの館の掲示板』・傑作書込み選集』(「自薦・他薦・問いませ〜ん」←読み筋は『でぶや』の『デブ好き美女図鑑』)でも出しますぅ?
そういえば、こうもりさーん、団体作るんなら名前決めてくんない? べつに「自閉症者グループ連絡会」とかいったそっけないモンでも構わないんだけどさ。>こうもりさん
全然関係ないけど、野辺山にある電波天文台の宿泊施設の名前は、「マルバツ山荘」といいます。これ、公募のときに例として「たとえば○×山荘とか」と書いてあったのがそのまま名前になってしまいました。うちの天文部の部誌は「天文部なんだから星に関係あるもの名前を」というので「ラテン語では“ステラ”」「フランス語では“エトワール”」とか言っているうちに「新潟県では“ほす”」というのが出て、『ほス』(本当は“ス”がちょっと小さい)となりました。
こういう崩れ系の名前だと面白いんですけど……だめか(^_^;)。
なんか団体名とか同人誌のアイディア(含む誌名)あったら教えてくんない?>全員へ
(Maria)
今日、どこかの中学校の2002年度の受験問題を電車の中で見かけた。こういう問題である。
『十五枚の硬貨があって、合計が七百五十円である。
五百円玉・百円玉・五十円玉・十円玉・五円玉・一円玉がそれぞれ一枚以上ある。五十円玉と十円玉の枚数は、それぞれ何枚か。』
じつは、小学校の算数の範囲内で、この問題をきれいに解く方法は、たぶんない。ひょっとしたらあるかも知んないけど、とてもじゃないけど一時間二時間で思いつくようなものでもなさそうに思う。
そもそも、こういった問題を解かなくてはならない状況が、日常生活の中にあるかというと、想像がつかない。硬貨の枚数の合計だとか、硬貨が種類ごとに一枚づつあるとか、そういった条件が問題になりそうなことといったら、「自動販売機の制禦プログラムを書く」くらいなもので、とても「普通の人の日常生活」にありそうには思えない。で、仮にあったとしても、自分で解く必要はめったになく、専門家の手にゆだねるのが正解だと思う。
人間は、日常生活の問題を、数学の問題に還元して解いたりはしない。なんでかというと、そうすると解けなくなっちゃう場合が多いからだ。
こういう問題を考えてみよう。
『上下の区別があるカードが多数あって、片面に大文字のアルファベット、その反対側の面に数字(俗にいうアラビア数字。本当は「インド数字」)が、それぞれ1個だけ書いてある。数字のゼロ(0)と文字のオー(O)、数字の6と数字の9は区別できるものとする。
さて、ここにそういったカードが四枚ある。表に出ているのは、A・K・4・7。この四枚について、「母音の裏側は、偶数である」という規則が成立っていることを確認するには、どのカード(ゼロ枚あるいは複数枚回答可)と裏返せばよいか。』
この問題、大学生でも四割くらいしか正解率がないという、けっこう難しい問題だったりする。だけど、こんな問題はどうだろう。
『ニコニコ幼稚園(ようちえん)という幼稚園があります(筆者註:本当にある)。ニコニコ幼稚園では、「年少(ねんしょう)さんは、なまえ・住所(じゅうしょ)・電話番号(でんわばんごう)を書いたまいごふだをみにつけているか、もっていなければならない」というきいまりがあります。
ここに四人(よにん)のこどもがいます。みんな、ニコニコ幼稚園のおともだちです。
まーくんは年長(ねんちょう)さんです。あきちゃんは年少さんです。しーちゃんはなまえ・住所(じゅうしょ)・電話番号(でんわばんごう)を書いたまいごふだを胸にぬいつけています。みーくんはまいごふだをつけていませんし、もってもいません。
さて、みんなが「年少(ねんしょう)さんは、なまえ・住所(じゅうしょ)・電話番号(でんわばんごう)を書いたまいごふだをみにつけているか、もっていなければならない」というきまりをまもっているかどうかをたしかめるには、なにがわかればいいでしょうか?』
これ、小学生でも正答率は四割を軽く超えるのね。「まーくんは年長さんだから関係ない。あきちゃんは年少さんなので、まいごふだをたしかめる。しーちゃんはまいごふだをつけているから関係ない。みーくんは年長さんかどうかをたしかめる」と、だいたい分かります。
つまり、「数学的に考えると、かえって解けなくなる」場合が、けっこうあるのね。逆にいうと、「算数では解けないことを、数学的に扱うことで解く」というのが、専門家の仕事であり、「これは算数では解けそうにない」と判断するのも智恵のうち、ということにもなるわけです。
そんなわけで、「“もの”や“現象”に即した問題を、“もの”や“現象”に即した問題として解く」という「工学的アプローチ」と、「“もの”や“現象”を離れて、問題を問題として解く」という「理学的アプローチ」というものが、あると思うのですよ。
「工学的アプローチ」に属するものは、たとえば九九であり、そろばんであり、たとえば大工さんが使うさしがねによる計算であり、おつりの出しかただったりするわけです。
で、コンピュータのソフトウェア開発の中で、かつていちばん多くの部分(九割以上と言われていた)を占めていたのが「業務系」というやつだったりする。会計とか、在庫管理とか、そういった計算をするプログラムである。
(なお、これ以外のソフトウェアというと制禦系や科学技術計算といった「応用数学」「数理工学」グループがあって、それ以外に通信系とかゲームといった「アブストラクト系」がある。)
業務系ソフトウェアの特徴は、基本的に「算数」の世界で方がついちゃう、ということだったりする。だから、業務系プログラマーは、それぞれの業務の中の計算の流れのパターンを知っていれば、あんまり仕事で悩むことがなかった。「在庫品の残高更新」とか、「カテゴリーごと、アイテムごとの売上・粗利の計算」だとか、「金種計算」だとか(最近は銀行振込だからあんまり関係ないけど、それでも現金で手渡ししてるところはある)、問題の意味というのがはっきりしていて、計算の筋道もはっきり分かっているものが多い。もちろん中には数学的手法を使わないと解けないものもあるのだけれど、それにしたってその数学的手法を理解している必要はまったくなくて、ある仕事をしたい時にはプログラム・ライブラリの中のどのプログラムをどう使えばいいのかさえ知っておけばよかったりする。
こういう、「まず要求ありき」のアプローチを「プロブレム・オリエンテッド・システム」、通称POSという。これ、要するに「工学的アプローチ」なのですね。で、生活に必要な「読み・書き・そろばん」の「そろばん」に相当するのは、このPOSレベルの「算数」なのである。そして業務系のソフトウェア開発というのも、その意味で、つまるところ「算数」だったりするわけです。仮にそこを脱したとしても、「数学」というよりは「数理工学」(「応用数学」の一ジャンルではあるんだけど)といったものだったりするのである。
いわゆる「ノーマライゼーション」を、この「工学的アプローチの徹底」として考えるのはどうだろうか、あたしは考えます。で、自動販売機その他の機械は、「直感的に操作できる」ことを第一に設計されなければいけないんじゃないだろうか、と思います。
ところが、最近の算数教育には、この「工学的なアプローチ」から外れた、「パズル」や「数学」に近いものが、「算数」のふりをして紛れ込んでいるように思うんですよ。冒頭に掲げた問題は入試問題ではあるけれど、それが入試に出される、ということの意味を考えると、どうなんだろうか、と考えこんでしまうわけです。この問題で、出題者は生徒の何を知りたいんだろう?
とりあえず解いてみることにします。
五百円玉の枚数は一枚以上で、二枚以上だったら七百五十円をオーバーしてしまうから、五百円玉の枚数は一枚。そんなわけで、百円玉と五十円玉と十円玉と五円玉と一円玉の枚数の合計が十四枚で、金額の合計が二百五十円。
百円玉の枚数は一枚か二枚。
五十円玉の枚数は、百円玉の枚数が一枚のとき、一枚か二枚。三枚だと、十円玉・五円玉・一円玉の枚数がゼロになってしまう。
で、百円玉の枚数が二枚のときは、一枚でも二五十円ぴったりになってしまって十円玉・五円玉・一円玉の枚数がゼロになってしまうので、百円玉の枚数は一枚ということになる。
つまり、五百円玉が一枚、百円玉が一枚、五十円玉と十円玉と五円玉と一円玉の枚数の合計が十三枚で、金額の合計が百五十円。五十円玉の枚数は一枚か二枚。
そうすると、
1)十円玉と五円玉と一円玉の枚数の合計が十二枚で、金額の合計が百円(五十円玉が一枚の場合)。
2)十円玉と五円玉と一円玉の枚数の合計が十一枚で、金額の合計が五十円(五十円玉が二枚の場合)。
の、どっちか。ただ、ここから先はけっこうめんどくさそうな気がする。そこで、逆の方に目を転じることにする。
一円玉の枚数は、五の倍数で、合計が五枚か十枚。
(1)の場合、一円玉が五枚だと、五円玉が一枚のとき、十円玉は九枚で、合計十五枚。大すぎ。
五円玉三枚だと、十円玉は八枚で、合計十六枚。もっと大すぎ。
一円玉を十枚に増やすと、五円玉二枚のとき、すでに合計十二枚。まだ大すぎ。
そんなわけで、五十円玉は二枚。
一円玉五枚で、五円玉一枚だと、十円玉四枚。計十枚で、十一枚に一枚不足。
一円玉五枚で、五円玉三枚だと、十円玉三枚。計十一枚で、ぴったり。
そんなわけで、
五百円玉 一枚 500円
百円玉 一枚 100円
五十円玉 二枚 100円
十円玉 三枚 30円
五円玉 三枚 15円
一円玉 五枚 5円
計 十五枚 750円
答えは、五十円玉二枚・十円玉三枚。
さて。
もう一度言います。小学校の算数の範囲内で、この問題をきれいに解く方法は、たぶんない。で、長々と書いてきたけれど、こういった泥臭い解き方しか、おそらくは、ないと思う。
しかも、ここに書いた解法にも、いろいろと穴というか、完全でない部分があるのですね。特に、五十円玉と百円玉の個数が決まってから先が、不完全。発想にも飛躍があるし、これ以外に十五枚750円になる組み合わせが他にもあるかどうかも、わからない。
あたしだったらこれをどう解くかというと、コンピュータのプログラムを書いて、しらみ潰しに全部試してみるでしょうね、たぶん。とりあえず何も考えずに14×13×12×11×10通りについてすべてチェックするプログラムを書いておいて、それを動かしている間に問題を解析する。だけど、これってせいぜい百万通りくらいのものだから、考えている間に解けちゃうと思います。
コンピュータのおかげで、「考えずに解く」ということが、できるようになりました。これは悪いこっちゃないと思うのね。「そろばん」というものが、そもそもそういうものだし。「二一天作ノ五(2で1を割るときは、黙って天の五玉を下ろす)」「六一加下四(6で1を割るときは、被除数の1はそのままにしておいて、余りに4を加える)」みたいな「割算九九(「九帰」とか「八算」と呼ばれました)」みたいなのも、あったりします。で、この「そろばん」という計算機が発達・普及してたせいで、日本の数学はヨーロッパやインドやアラブの数学に一歩もひけをとらない独自の発達を遂げ、コンピュータ全盛の現在でもそろばん塾はけっこう盛況だったりするわけです。
「理学的アプローチ」がいけないとはいいません。だけど、「工学的アプローチ」とごっちゃにして教えないでくれ、とあたしは主張します。で、その「使い分け」を、ちゃんと教えてくれ、と要求したいと思います。>教育関係者一同様
言っとくけど、自閉症方面の人間のうちの少なからぬ割合の人たちは、「工学的アプローチ」に強いぞ。ぜってー強い。そう思う。
(Maria)
Mariaさん wrote:
> せめて、商業出版物のベースに乗せられればいいんですけどね。べつにビジネスとして成立するとか、取次を通すといった話じゃなくて「労働が報われる程度には損をしない」とかいった話なんだけど。
この考え方に反対するわけではないのですが、ソーシャル・アントレブレナー(社会起業家)という考え方も参考になるのでは?と思いました。“ボランティアとアントレブレナー、何が本質的に違うか。<中略>アントレブレナーは「リスクを負った挑戦者」である。”というような話も出ていましたので、ちょっと心惹かれました。
http://www.hotwired.co.jp/matrix/0202/
↑ 読みにくいという方には、下のほうにある「テキスト・オンリー」部分をクリックすれば、写真は見なくて済みます。
(気が早い!と言われてしまうのを恐れているけど……“自分を限定してしまうのはもったいない”と思える時には、挑戦意欲がわくのです。←こういうのを無鉄砲と呼ぶのだ。無鉄砲仲間いねぇかなぁ?)
> 同人誌は面白いです。何週間もかけて作って、何日も徹夜して、最後にいくらか手に入ったお金でみんなでハンバーガー食べてコーヒー飲んだら終わり、とかいうのでも。
実感あふれていますね(^_^) 同人誌は一度やるとハマるほど面白いです。個人でやっても、仲間でやってもね♪ (←実はもう一度やりたいと思っている……)
ごめんなすって、横レスです。
オレンジケーキさん wrote:
> 自分ひとりで悩んでいたらどんどん悪い方へ考えが向かってしまい、生きていく希望も自分の価値も全く見出せなくなってしまいますが、こうして自分の気持ちを聞いてもらって、意見を聞かせてもらうと「よし!もう一回頑張ってみよう。」という気持ちになれました。勇気を出して投稿してみて本当に良かったです。
“投稿してみよう”と思った時点で、すでに無気力から立ち上がっているということなんですよ。自慢にゃーならんが、三日で辞めたものを含めて多くの仕事を転々としてきたわたしなんざ、無気力期間も総じて長いです。“何のために生きているんだー!”と思ったことも、しばしば……。
それでもやっぱり“もう一度やってみよう”という気持ちになれるんですよね〜、不思議。たぶん、そういうふうにできている人間なのでしょう。オレンジケーキさんと若い頃の自分(今はおばさんだが、まだ若いぞ)が重なるような気がして、つい書いてしまいました。
> 在宅に限定せず、今の自分に出来ることを手探りで探していこうと思います!
事務系の仕事を一番多くやりましたが、わたしが印象に残っているのは新聞配達です。朝刊のみを自転車で120軒ほど、一年間やりました。早起きはきつかったけど、「三文の得」と言われるだけのことはあったなぁと、今でも時々思います。無遅刻・無欠勤・無事故で一年間やり遂げたことが「自信」となり、その後の人生に影響を与えたのだと考えています。なんと、25才のときだったりする!(←笑っていいぞー)
決してあせらずに、枠にとらわれずに、できることを探していってほしいと思います。
無理をすると身体を壊すんですよ。自閉症方面の人は、気づかずに無理を重ねてしまうことも多いという気がします。無気力になっているときは無気力に浸っていていいんだし、元気が出れば自然に動き出せると思っています。
Maria wrote:
>こうもりさん wrote:
>> ちなみにNPO法人になることはちょっと検討したこともあったのですが、ボランティア先のNPO法人化を見てすごく事務量が増えてしまうことが分かり、ちょっと躊躇してしまった経緯があるのですよ。
>
軽度発達障害について理解のある専門家に、顧問として加わってもらったほうが
良いのではと、私は思います。例えば法律など私たちの手に負いづらい問題もあるにはあると思います。
またASという障害の特性からいって、「自己決定」「自己選択」というノーマライゼーションの原理は、時として混乱の種となってしまう場合もあるようです。
かつて英国の自閉症協会が、ASの大人の集いの主催を本人たちにゆだねようしたところ、「職員はわかっているくせに、僕たちに月へ行くような困難なことをさせるのか!」と痛烈な非難の声があがったといいます。
この点からも我々と一丸となって、軽度発達障害者の未来について、親身になって考えてくれるようなソーシャルワーカの介入が不可欠ではなかろうかと、私は感じています。
こうもりさん wrote:
> では、現在やっている作業に戻ります。
ううううう、涙で目が曇ってなにも見えない(T_T)。
なお、読み筋は『Re:Re: NPOのつくりかた』(No.11695)。三時間睡眠はきついです。身体とか壊さないようにね。
せめて、商業出版物のベースに乗せられればいいんですけどね。べつにビジネスとして成立するとか、取次を通すといった話じゃなくて「労働が報われる程度には損をしない」とかいった話なんだけど。
同人誌・ミニコミ雑誌の製品原価率(流通経費等を除いた、本そのものにかかる原価)は、販売価格の1/3程度です。で、発行年月日と版数と検印が表示してあるというのは、これが「有印私文書」に相当するからなんですね。つまり、「いつ」「いくらの値段のものを」「何部発行した」という記録が残してあるということなわけです。
そんなわけで、税務署行って「あのー、本出したら売れたんで、税金払いたいんですけど」とかいった話をすると徴税官がマジメに話を聞いてくれるということだったりするわけです(向こうだって「払いたい」というものを「払わなくていい」とは言わないはずですから)。で、採算分岐点(BOP。ブレーク・イーブン・ポイント)を超えて売れて、利益が出て、税金払って、原稿料は一枚あたりいくらになるんだろうとか、時給計算したら五十円切っちゃうぞとかいうのでも、これは相当に嬉しい。
同人誌は面白いです。何週間もかけて作って、何日も徹夜して、最後にいくらか手に入ったお金でみんなでハンバーガー食べてコーヒー飲んだら終わり、とかいうのでも。
投稿マニアとか、副業の三文ライターとか、そういうのに近い愉しみなんじゃないかなぁ、と思います。エドガー・アラン・ポォや、ジョージ・オーウェルもこういうところから出発したんだろーな。
(Maria)
Mariaさん wrote:
> ひとつは、あたしが過去に『アスペルガーの館の掲示板』でちょこち
>ょこやっていた、文章講座・「PoP! セミナー」の活動の続き。仕事を
>する上でも文章力は必要だし、自分を表現できるという自信は大事だと
>思います。
昔、ちょっとだけアドバイスされたことですが、動作性が悪いわたし
などは仕事とかでは単純な入力作業よりも文案を考えなければならない
事務(つまり単純事務よりも複雑事務)の方が適性があると言われてお
りました。文章力は確かに必要です。
> もうひとつは、同じくこの『アスペルガーの館の掲示板』でちょこ
>ちょこ(できれば出張して行なう)パーソナルコンピュータ講習。電
>子掲示板や電子メールが使えると、やっぱり世界が広がります。 Wor
>d や Excel が使えると、仕事をするときにも有利だしね。
よく、ASの人はコンピューターに強いと言われますが、使える人
が少ないということはあまり知られていません。わたし自身、使用し
はじめたのは2年前からというお粗末さ。
でも使用してみると、文字による情報入力だけがいいわたしにはと
ても便利なアイテムでした。
>「講師は全員自閉症です」とかいうのは……ダメか(-_-;)。
タイプにもよるのですが、さる専門家の話では受験産業には未診断
のASがけっこう多いのだそうです。受験産業の手先をしているわた
しもそのことはうすうす感じています。動作性が悪く多弁で説明好き
,過去に社会不適応の経験を抱えていた人がやたらと多いです。
てな訳でコンピューターが得意で説明が得意な人なら、講師全員を
自閉人にするというのはありだと思います。また、ある説によれば、
自閉人が総じて苦手とする業務はADHDの人にお願いするといいと
言われております。逆の立場でえじそんくらぶはADHDの人が苦手
とする業務をASの人に依頼しているという話を聞いたことがありま
す。
> あとは、自分の子供が「自閉症」と診断されたとか、私は自閉症
>と診断されたんだけどどうしたらいいんだとか、ひょっとしたら自
>分は自閉症じゃないかとか、そういった人をケアする活動。
>
> それから、ミニコミ誌の発行、ニューズレターの発行、メーリン
>グリストの運営、掲示板の運営、自閉症に関する研究をしている人
>への協力なんかがあります。
この辺りはちょうどわたしが考えていた活動内容と重なっていま
す。支援者向けはあっても本人向けは少ないのが現状ですからね。
今は。
では、現在やっている作業に戻ります。
かおやま wrote:
>はじめまして。
>現在20歳で大学に通っているものです。
>
>突然で大変不躾なのですが、質問させてください。
>アスペルガ−症候群という医療的診断は、どのようなところで判定していただけるのでしょうか?
以下のULRはAD(H)D{注意欠陥(多動)障害}に対する診療をやっている医療機関のリストです。
http://www1.kcn.ne.jp/~lagna/add/list.html
ASはAD(H)Dと重なって罹患している場合がかなりあるので、これらの機関では多くの場合ASも治療対象に含めていると思います。
ただ普通の精神科と異なって、ややコスト高だったり・完全予約制のため診療の申し込みをしてから長い時間待たされたり、年齢制限(例えば18歳以下)などということがあります。
それから「脳波・MRIなどは、別の医療機関で…」というところもあります。
君に映る道
地の上の道
空気に浮かぶ道
地の中の道
君が香る道
人が集う道
誰も知らない道
音が作る道
人より荷物が重ければ
要らない物を整理してから
歩き出そう
立つ力もないのなら
車に乗って
広い道を選んで行こう
http://plaza.rakuten.co.jp/minstrel/
武田さんとMotoさん、すぐのご意見有難うございました。2月末で職を失って以来心身ともにショックを受けていて、今月は一日の大半を眠って過ごしていました。。(>_<)「人間ってこんなに眠れるの?」と恐くなるぐらいでした・・。まさに現実逃避した超無気力人間です。ダラダラ生活を改める気力も微塵も無くなっていて「一生こうして暮らしたい〜。」なんて思っていたのも事実・・。
自分ひとりで悩んでいたらどんどん悪い方へ考えが向かってしまい、生きていく希望も自分の価値も全く見出せなくなってしまいますが、こうして自分の気持ちを聞いてもらって、意見を聞かせてもらうと「よし!もう一回頑張ってみよう。」という気持ちになれました。勇気を出して投稿してみて本当に良かったです。
Motoさんの貴重なお話で、在宅の仕事が想像以上に厳しいものだと分かり、認識の甘さを痛感しました。在宅に限定せず、今の自分に出来ることを手探りで探していこうと思います!
武田さん、やっぱりASやAC系の人にとっては会社勤務はなかなかシンドイものなんですね。(それなりに上手く適応出来ている方、アドバイスをください!)
最後になりましたが、人間は人によって傷つけられ、また人によって癒されるものですね。ありがとうございました。そしてこれからも宜しくお願いします。
みなさんおはようございます!
今日はこんなことを、あらためてみなさんにお尋ねします。
「軽度発達障害の人がBESTで生活できる条件を3つあげてください!」と、我々について全く門外漢の人に尋ねられたら、あなたはどんな事をアピールしたいと思いますか??
オレンジケーキ
> 今後どうしたらよいか悩み、会社勤めは自分には困難だと感じ始めています。唯一の望みは「在宅ワーク」です。これも、優れた技術が必要だし、現実は非常に厳しいのでしょうが、人とあまり関わらない仕事ならば何とかなるかもしれないと思ったのです。
> そこで、ASや類似した状態の方々の中で、在宅で仕事をしておられる方がおられたら、是非お話を聞かせて頂けませんか?
おれの経験上言わせてもらうと、はっきり言って個人でやる在宅勤務というのは地獄のようにしんどい。やるんならサテライトオフィス的なグループワーク、つまり、気の合うグループを作って仕事を請けるのだ。形態としてはマンガ家さんを想像してもらうと分りやすい。だれかの家に集まって仕事をするのが便利なのだが、私生活と仕事場の区別がつかんようになって私生活がどっか行っちゃうので、できれば仕事場を別に借りるか、逆に四畳一間でもいいから寝るところを別に借りるかするのがいい。地方だったら地価が安いのでこうした苦労はあんまりないのだがね、そのぶん仕事が少ないというデメリットがある。
一人で仕事をしていると、病気もできんという問題がある。納期に遅れたりすると、次の仕事は確実に来なくなる。仕事をセーブするのも難しく、「なんとかしてくれ」と拝み倒されるとなかなか断れない。そんなわけで、マネージャーあるいは営業的な人間が一人おらんととてもツラい。
それに、仕事上で何か困ったことが起きたとき、相談できる相手がいないというのがしんどい。会社と違って言われたことをただやっていれば月々ちゃんと給料が入ってくるのと違うのだ。納期になって「できませんでした」では済まんのである。
この点は仕事を頼む側もご同様で、「進捗はどうですか?」といった確認の電話が来る。必ず来る。しつこく来る。何度でも何度でも何度でも来る。なにしろ向こうは煽ってなんぼの商売だからだ。一時期は寝ぼけているときに電話がかかってきたりすると思わず「ああっごめんなさい今やってますもう少し待ってください」みたいに応答してしまったりしたのだが、「……あの、納品済んでますけど(^_^;)」とか言われて我に帰ったりする。それくらい納期のプレッシャーというのはきつい。
そんなわけで進捗報告をこまめに出し、きちんきちんと中間成果物を納めて発注側と信頼関係を築いておくことである。そのためにはドキュメント(文書)作成の能力は必須だ。とはいえこうした「文書によるコミュニケーション技能」というのがあったら、普通の職場でもそれほど苦労せずに勤まるので、在宅勤務の甲斐がない。オフィスのザワザワした雰囲気が嫌いとか、通勤に耐えられないとか親が病気していて家を離れられないとか、そうした理由がなければ在宅勤務をするメリットはあまりない。
個人で在宅勤務をする場合、意外に大事なのは「仕事が好き」ということである。仕事は早め早めに納めておけばいいというものではなく、それを続けているとどんどん仕事がきつくなる。合間合間に適当に休まんことには身体がもたんし、勉強する時間を持たねばネタを使いつくして時代に遅れる。
とはいえ休んでいる間にも仕事のことが頭から離れない。これがつらいと思ったら続かないのである。おれなんかは職業プログラマー特技プログラミング趣味プログラミング、仕事でプログラムを書き酒を飲みながらプログラミングについて語り、仕事をさぼっちゃあ趣味のプログラムを書き、仕事を納めてやれ安心となれば秋葉原に出かけ、休日は趣味のプログラミングに没頭する、みたいな生活をしててべつに苦痛がなかった。だからこそ在宅プログラマーとして仕事しながらまともでいられたわけで、プログラミングが嫌いだったらたぶん三日で気が狂う。もっとも気が狂った結果としておれはこうなったと考えられなくもないが。
小さな出版社なんかでは、電話一本机二つに組版用のマッキントッシュ一台みたいな感じで仕事をしてたりする。で、社長が旦那で経理が奥さんで、営業と編集は在宅勤務とかいった話はけっこうある。そういうとこでマッキントッシュのオペレーターの口とか得たならまあそれほど苦労はすまい。小さな問屋みたいに似たような家族経営的形態でやってる会社はけっこうあるだろうから、そういうところに知人のコネで潜りこむほうが下手に在宅勤務をするより楽だろう。ただし、そういう場合は美人のほうが就職率は高いが、デブかブスかババアであった定着率が高いというジレンマがある。じーさんばーさんが細々とやっとる会社とかならその点いくらか安心だが、その場合給与水準が低くなるのは我慢するしかない。
職安に行って職業訓練のコースを取る、というのも一つの選択である。考えてみてはどうか。
(Mr.Moto)
かおやまさん wrote:
>突然で大変不躾なのですが、質問させてください。
>アスペルガ−症候群という医療的診断は、どのようなところで判定
>していただけるのでしょうか?
お住まいはどちらの地方ですか?関東についてなら若干の情報提
供も可能なのですが…。
ここに書くのが不都合であれば、ダイレクトメールでも送ってく
ださいまし。では
seijinld@msg.biglobe.ne.jp
武田好史 wrote:
>百日紅(さるすべり) wrote:
>>I wrote:
>>>特殊聴覚保持者(いわゆる聴覚過敏のことだけど、そう命名することにした。それは要するにもっていきようによっては、いい方向に持っていけるかもしれないという希望をもちたいと思ったから。)です。
>>
>>「特殊聴覚保持者」についてうだうだ書こうと思う。
>>
>>「特殊」というのは、英語でいうと"special"だ。
>>日本語人はよく、「スペシャル・ディナー」だとか、「スペシャル・サービス」とか、スペシャルと言うことばに対して、おおかた、肯定的な意味をもたせているように思う。(あくまでもこれら二つのことばは日本語人の使うスペシャルと言う語義だから、specialの意味とはかけ離れているかもしれない。)
>>
>百日紅さんの場合は、
>
>have an abnormal sense of hearing for high-frequency noise
>
>という感じかな?
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新しいアスペルガーの館の掲示板
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