アスペルガーの館の掲示板（旧）

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Mariaさん wrote:
>　「計る」というのは「ものさし」「はかり」という客観性に実体をぶっつけることで確認することができるのに対し、「数える」というのは主観に基づいて自主的に判断しなければならないところが、しんどかったりします。

　そうだったのか～。

　今日はお礼を言いたくて。Mariaさんが遠山啓先生と水道方式について教えてくださっていたおかげで、遠山真学塾の存在と小笠毅さんの著書を知ることができました。ありがとうございます(^o^)

Lingkoさん wrote:
> でも、水の体積とか、時間とか、毛糸の長さとか、そーゆーのは特に苦労したことなかったんですよね。

　「夜中に昇りと一段段数が多い階段」とか「昇るたびに段数が違う階段」とか「昇りと降（くだ）りで段数の違う階段」とかいう話は、あっちこっちにあります。「個数を数える」という行為には、どこか人を不安にさせる不確かさというものがあるのですね。
　つまり、「計る」というのは「ものさし」「はかり」という客観性に実体をぶっつけることで確認することができるのに対し、「数える」というのは主観に基づいて自主的に判断しなければならないところが、しんどかったりします。

　幼稚園のころは、あらゆるものの数を数え、「うん、（今日も）合ってる」と安心しておりました。「数えきれないもの」というのは、嫌いでした。知らないうちに増えてそうで。

武田好史さん wrote:
> 　それでも自然が大好きだったので、大学は地学系の学部のある私大に進んだ。でも、不運なことにその学部は、けっこう工学系も重視していた。数学アレルギーの俺にとっては、線形代数・電磁気学・流体力学・フーリエ級数はほとんどお経を聞いているようなものだったな…
> 　なかでも一番びびったのが、流体力学のナビエ・ストークスの方程式！

　あたしは「航空の三力」といわれる構造力学・材料力学・飛行力学といった、「べったりモノ由（よ）り」の科目が意外に苦手でした。なぜかというと、ブーメランがなぜ戻ってくるのかとか、日本の弓はどうしてああいう形をしているのかとかいったことを、ちゃんと説明しようとするととんでもないことになるからです。「回っているコマはなぜ倒れないか」なんていうのも、いまだに「わかった」という気がしません。

　それに対して、線形代数や電磁気学、流体力学にフーリエ級数なんていうのは、わりと素性がいい（リクツと現実がきれいに対応する）ので、わかりやすかったです。「保存則」で貫かれているのもわかりやすいし。ナビア・ストークスの方程式なんていうのも、「損失のない流れでは、力学的エネルギーは保存する」というというごくあたりまえのことを、「圧力のした仕事」「運動エネルギー」「位置エネルギー」に分けて式にするとああなる、というだけのことだし。

　むしろ、カルマン渦とかベナール対流とかソルト・フィンガーとか、そうした流体が起こすいろんな現象のほうが不思議だったな。

　おまけ。ソルトフィンガーのつくりかた（別名「忍法・千本えのきの術」）。

　用意するもの：
　　同じ形の透明なガラスコップ（１８０ccのビア・タンブラーでよい）×２
　　牛乳少々（大匙１くらい）
　　熱湯（電熱ポットのお湯でよい）カップ１強
　　冷水カップ１
　　薄い下敷きか、表面をコートしてある不要はがき１
　　台所用手袋（厚いもの）。
　　お盆。黒いものがいい。

　やりかた
　　１）お盆の中に空のコップを置き、冷水をあふれそうになるまで、口いっぱいに注ぐ。
　　２）もうひとつのコップに牛乳を入れ、熱湯をなみなみと注ぐ。やけどしないように注意。お皿（ティーカップの受け皿）かなんかに立てておくといい。
　　３）（２）に下敷きでぴったりと蓋をして（なるべく空気が入らないようにすること）、（１）のコップの上に載せ、二つのコップの口の位置をきっちり合わせたまま、下敷きを抜く。そうすると、上が牛乳の混ざったお湯、下が冷水と、きれいに二層に分かれる。きれいに別れないときは、牛乳の量が多すぎるか、お湯がぬるい（温度低すぎ）か、水がぬるい（温度高すぎ）。
　　４）じっと見ていると、上から下に、スーパーで売っているびん栽培の白いえのきだけのようなものが、にょろにょろと生えてくる。

　お試しください。

　（Maria）

　昨日はついぐっすり寝てしまいました。こうもりです。

Mariaさん wrote:

>　だぁ～かぁ～らぁ～、「手伝ってくれ」って言えばいいじゃないですか。
>「迷惑かけたくない」っていうのは解るんだけどさ、あたしの経験からいう
>と、「文化祭の前日のなんだかうきうきした感じ」みたいなもんで、けっこ
>う面白いんだから。

主に印刷機の印字速度が遅いためになかなか終わらないんですけどね。し
かしコピー屋で印刷すると高くつくし。まいった、まいったです。

>　「緊急告知！　こうもりさん救済ＯＦＦ会」でもよさそうに思うんだけど。
>
>　少なくとも、あたしが考えているのは、そういう団体です。

　では、いっそのこと今やっている作業（ここでは内緒）が終わっていなかっ
たら作業の持ちこみありということで、緊急オフ会を早めに開いちゃいましょ
うか。わたしはここ２～３週間の土日のうち、１４日（日）と２１（日）以外
は予定が空いております。みなさんのご予定はいかがですか？

グルンサさん wrote:
>異動とちょっち体調不良気味で、最近はＲＯＭモードのわたし。
>体調が戻って来たら、またカキコしたいな。
>お二方とも、また、truthさんも心身ともどもお大事に。ではでは。　（グルンサ）

　ゆっくり休んでくださいね～。
　お気づかいありがとうございました。わたしが倒れたら娘を見てくれる人がいないので、それが支えになって、けっこうタフになりましたよ。子どもでも動物でも、面倒を見なければいけない存在があるって、ありがたいことです。（ホントは面倒みてもらってたりして？……わはは）

Ichiho(o^w^o)さん wrote:
>ちなみに私も会話には困ります。
>オフ会で私に会ったことのある人は、あんなにスムーズに会話していたのにそりゃ～ウソだろうといわれそうですが・・・。
>あれは接客業の訓練のたまものです。
>自分のことを話すのではなく、常にまわりに目を向けて、ちょっとしたことを見つけて誉めたり、わけわかんないこと言って笑ったり。
>あとは心理分析をしまくって、相手の表情などから推測できない分は知識で補います。

　↑こういう感じわかります。そうだそうだ、わたしもそうしているんだ！って思います。体調が悪いと、あとでひどく疲れますけどね。で、ゆっくり休む時間がとれればいいんだけど、日常の動きが早すぎて、疲れを残したまま次の用事をこなしていくので……気がついたら身体をこわしていたりするのだ（苦笑）

>しかし普通に素で会話するとなると・・・
>とたんに言葉が出てこなくなります。
>適当な言葉やあいづち、相手の言葉をそのまま返すなどでつないで誤魔化しています。
>どう思うかを聞かれたりするととても困ります。
>その場合は自分の思ったことではなく本で読んだ意見などをそのまま言ってしまったりすることが多いです。

　わー、なんて的確な表現だろう！　わたしも、こういう端的な文章で、自分の言いたいことを言えるようになりたいです。“どこかゆがんだ書き方をしている”と、自分では思っているので。自己分析が足りないせいかしら……。

　はたして……わたしは素で会話をしたことが本当にあるのだろうか？と、考えこんじゃいました。

こうもりさん wrote:
> 今の作業が終わったら是非ともそうしたいところ。もうしばらくお待ちを～。

　だぁ～かぁ～らぁ～、「手伝ってくれ」って言えばいいじゃないですか。「迷惑かけたくない」っていうのは解るんだけどさ、あたしの経験からいうと、「文化祭の前日のなんだかうきうきした感じ」みたいなもんで、けっこう面白いんだから。

　もちろん「面白くない」っていう人もいるんだけどね、そういう人は、段取そのものに興味のある人を除けば、おおむね長続きしません。

　「緊急告知！　こうもりさん救済ＯＦＦ会」でもよさそうに思うんだけど。

　少なくとも、あたしが考えているのは、そういう団体です。

　（Maria）

あおび wrote:
>
>僕はアスペとされているんですが、算数は出来がよいほうでしたよ。そして、一番得意な科目は社会でした。いろんな事を覚えるのが得意でしたね。特に歴史、日本史はとても成績はよかったです。国語はあんまり得意ではありませんでしたね。本を読むのがキライだったから。それに、国語の授業ってある意味思想統制みたいな部分がありますからね。体育はアスペの性質上よくなかったですね。小学校１年の時、縄跳びが全然飛べず、体育の授業をサボってばっかりでしたね。そして、小学校の科目の中で一番キライだったのは図工でした。誰も自分の絵の書き方認めてくれませんでした。というか、図工にもアスペの性質があったのかもしれませんね。

　俺は算数・数学がだいの苦手だった。小学・中学の頃はよく、工学部出の親父から「何でそんなことが解らないんだ！」とぶん殴られた。未だに割合とか細かいおつりの勘定の暗算・文章題には、強い抵抗を感ずるな。
　それでも自然が大好きだったので、大学は地学系の学部のある私大に進んだ。でも、不運なことにその学部は、けっこう工学系も重視していた。数学アレルギーの俺にとっては、線形代数・電磁気学・流体力学・フーリエ級数はほとんどお経を聞いているようなものだったな…
　なかでも一番びびったのが、流体力学のナビエ・ストークスの方程式！

∂u/∂ｔ＋ｕ・∂u／∂ｘ＋ｖ・∂u／∂y＋w・∂u／∂z＝－（１／ρ）・∂P/∂ｘ+Ｘ＋υ・∇＾２・u…①

∂v/∂ｔ＋u・∂v／∂x＋v・∂v／∂y＋ｗ・∂v／∂z＝－（１／ρ）・∂P/∂y+Y＋υ・∇＾２・v…②

∂w/∂t＋u・∂w／∂x＋v・∂w／∂y＋w・∂w/∂z＝－（１／ρ）・∂P/∂z+Z+υ・∇＾２・w…③

ただし、

∇＾２＝∂＾２/∂ｘ＾２＋∂＾２/∂y＾２＋∂＾２/∂z＾２

　この数式を図書館である本の中に見つけたときは、超ショックだった。「こいつをしっかり理解できるやつがいたら、恐らくそいつはIQ１２０以上に違いない！」と、心の中で叫んだなぁ～（＠＿＠）

　こんばんはです。
オレンジブルーさん、あさかぜさん、ありがとうございま～す。

あさかぜさん wrote:
>　ココロ元気も大切だけど、カラダ元気も同じく大切だもんね(^_^)

　うーむ、よーくおぼえておかねば。
異動とちょっち体調不良気味で、最近はＲＯＭモードのわたし。
体調が戻って来たら、またカキコしたいな。
お二方とも、また、truthさんも心身ともどもお大事に。ではでは。　（グルンサ）

オレンジブルーさん wrote:
>グルンサさんＡＳ診断ゲットされて一落ち着きおめでとうです＠

　おぉ～っとお！　言い忘れていましたー、遅まきながらグルンサさん、おめでとさんでやんす！

　子供のころに現在の国際診断基準があれば、ぜぇえーったいＡＳ！……なんだけど、今は基準外！と確信している未診断くんなのさ、わたし。娘といっしょに押入れで寝たいな～♪（←壊れるってば……）

>どぉ～せ、「生きる」んならこの変なポジションで生れた事を逆にバネにしてですね、できる許された範囲で☆好きなことやらせてもらうわよ！☆ってな呼吸法でしょうか。

　うんうん。そうそう。いい、いい。（←ことばが出てこなくなってしまった）

>春になってカラダもまだ動かせる方なので嬉しいです。

　ココロ元気も大切だけど、カラダ元気も同じく大切だもんね(^_^)

>フッキレと受容

　↑これができたら、たいていのことは何とかなりますよね。（と、思いたい）

>「経済大臣として焦らねば」という処がまた何かサッパリしてますね；；
>御本人のカラダの方への焦りモードも考えないないとぉ～(笑)＊＊＋＋＋＋

　あらやだ！　そーね、ふつうだったら身体の心配がまず先だわね……。そうならないところが、わたしと言えばわたし。ベッドにつながれているヤツのことは置いといて、娘と二人でハニーな生活、うふふのふ♪（←アクマと呼んでちょうだいな）

>あらやだ！
>どうしてワカッタんでしょ、私の脚の線が綺麗だって!!(爆笑)

　千里眼さ！（←大ウソ）

Mariaさん wrote:

>　あたしたちにとっての最大の関心事は就学と就労なので、むしろ地元のケースワーカー、それに学校関係者・雇傭者との連係を重要視したほうがいいんじゃないかな。
>
私は関心事がちょっとズレてるのかも……。鬼っ子だったりして(^^;)

ま、就学・就労の前提となる基礎スキルって考えれば、就労に入らないこともないけど……。

どっちかっていうと、道具が欲しい派かな、私。っていうのか、一覧表とか、押せばランプが点いて手順がわかるとか、うーーんと、声かけがなくても着替えができるような装置とか、

それとも、着替えなんかは会議用の長机みたいなのにヨコ向きに並べたら途中で忘れないでできるんだろうか？　あるいは、着替えのとき専用のBGMを決めて、自分に条件づけてしまったら、それからはOKなんだろうか？　等々。

自宅の間取りとか、内装とか、入所施設なんかのレイアウトを参考にしたら、私でも自宅で上手に暮らせるようになるのかもしれない。

ま、とにかく、着替えや歯磨きや外出の準備といった、身の回りの基本的なことを、【仕事やその他の社会参加を犠牲にしない程度の所要時間と所要エネルギーで】（←ここ重要～♪）できるようになりたいんですよね。その辺は、スキルの訓練も必要だけど、道具や間取りや内装で何とかなる部分が多いと思うから、アシスティブテクノロジー（っていっても、ローテクなもの中心でしょうけど）のコーディネイトって、すごく切実。

それに、身体的な訓練ね。前にMariaさんが紹介してくださったようなのって、ちょっとレベルが高すぎたんで（笑）。求むOTさん（笑）。

いや、こんな話したのは、皆さんの作ろうとしてる団体に対しての要望って意味じゃないんです。ただ何というか私、何となく、困ってる点の種類が、もしかしてここじゃ少数派なのかな？　って思ったりして。不注意も合併しているせいなのかな、単に。それとも、とりあえず就労できてるんだから、こんなことで困るの、変なのかなー？

脱線させちゃってすみませんでした。

Ichiho(o^w^o) wrote:
>わたしは国語は得意でした。全国でもトップクラスの成績だったと思います。(←今のこの文章力では全く説得力がないけど・・・ずっとずっと昔、中学生のころの話です。)
>
>社会科は得意ではなかったものの、平均点より下は取ったことがなかったと思います(中学校までは。)
>
>音楽も美術も得意でした。
>中学校のときの成績表はほとんど5とか4ばかりでした。
>
>
>しかし、ちいさいころから本当に運動だけは苦手で、体育の授業ではいつもみじめな思いをしました。
>これは今でもかわってなくて、他人の動作を真似ることができません。
>
>
>それと小学校低学年のときは算数がまったくできませんでした。

僕はアスペとされているんですが、算数は出来がよいほうでしたよ。そして、一番得意な科目は社会でした。いろんな事を覚えるのが得意でしたね。特に歴史、日本史はとても成績はよかったです。国語はあんまり得意ではありませんでしたね。本を読むのがキライだったから。それに、国語の授業ってある意味思想統制みたいな部分がありますからね。体育はアスペの性質上よくなかったですね。小学校１年の時、縄跳びが全然飛べず、体育の授業をサボってばっかりでしたね。そして、小学校の科目の中で一番キライだったのは図工でした。誰も自分の絵の書き方認めてくれませんでした。というか、図工にもアスペの性質があったのかもしれませんね。

オレンジブルーさん wrote:

>「そんなチマチマした作業やてらんないわよねえ？←まるで失礼とも言わんばかりに」
>トーンでもない。
>それが好きなんだ。

その昔、大学に行けなくなって、アパートで寝てばかりいたころのこと。

そんな私でも、市民運動グループは拾ってくれた。

何でかっていうと、市民運動って、ニューズレターを出すでしょ。藁半紙か、上質紙に、輪転機か、リソグラフで印刷して、3枚重ねてふたつ折りにすると、12ページのニューズレターができあがり。4枚重ねて二つ折りにすると、16ページ。

この、ニューズレターを、「重ねる」「折る」「同封するイベントのチラシを重ねる」「スジ入り封筒に入る大きさに、さらに4つに細く折る」、「スジ入り封筒に、宛名の紙を（フエキ糊またはヤマト糊で）貼りつける」「宛名を貼ったスジ入り封筒に、細く負ったニューズレターを入れる」「（フエキ糊またはヤマト糊で）封をする」「切手を貼る」

という作業が、どこでも山のようにあったんです。

私は、折ったり入れたりするの、全然平気だったから。フエキ糊やヤマト糊の登場する作業はちょっとアレでしたが。250部とか300部とかあっても、全然、「うげげ」と思わなくて。

「ドコソコの団体で、ニューズレターの印刷が○月○日に仕上がる。折り、封入、発送作業は○月○日にナニナニ共同組合の談話室で」なんて情報をキャッチすると、パジャマの上にコート羽織って、ワラゾウリをはいて、電車に乗って、出かけて行ったもんです。

１か月もコンビニ以外行かずにアパートで寝てたとは、だれも思ってなかったかもしれない（思ってたかもしれないが）。

>
>どーでも良い細かい所に眼が行き、肝心なこと抜けてる私ですがね。
>キッチーンと物を置くとか＠

「キッチーンと」ってのは、置くときの、音？　それとも、置いた結果の形が整ってること？　こっちだとしたら私全然ダメ。乱雑の王様だもん。

武田好史さん wrote:
>もう一つ大切なこと
>
>　数には個数・日付のように飛び飛びなものと、長さ・体積・面積などのように連続的なものがあるということ。
>
だあーー。

とびとびなもの、未だにけっこうニガテ。

お正月、夫の実家に行ったときとか、「お餅、7個とって来てくれない？」とか、「ミカン、6個お願いね」とか言われたらどうしようって思ってドキドキしてたり。

そう、お金払うのも、50円玉や5円玉や500円玉がないときはドキドキ。

1年ほど前、うつでかなりアブナイ感じになったとき、ＡＳの診断をしてくれた専門家が、電話予約のできない私のために病院の予約を代行してくれたっていうのに、「病院って、カード使えないんですよね？　現金なんでしょ？　じゃあ行きません。数えるのしんどいから。現金を数えなきゃならないくらいなら、別に、死んでもいいです」なんて言ってしまって（こんなに理路整然とはしてなかったが）、そこできっぱり、

「1万円札を出して、おつりをもらいましょう」

と言われて、「へ？　そんなんアリ？」と思い、「じゃあ病院行きますっ！」と返事したことがありましたっけ。

ま、この専門家に教わった1万円札お釣り作戦のおかげで、私はお薬なんか飲みながら今もひょこひょこ歩き回っているわけですが（笑）。

でも、水の体積とか、時間とか、毛糸の長さとか、そーゆーのは特に苦労したことなかったんですよね。お金も、コインとか札とかの現物を数えるのがシンドイだけで、金額には苦労しなかったし（それでも、貯金箱に貯まったコインを数えるのは、幸せではありました。すぐに途中でわかんなくなるから数え直しになるのが、かえって幸せが長引いたりしてさ。時間制限があったり、あせるとイカンようです）。

武田好史さん wrote:

>　とにかくまずはオフ会常連者で会合を開いて、ＮＰＯというか自助組
>織のコンセプトをまとめてみるのが良いのではないかと思います。

今の作業が終わったら是非ともそうしたいところ。もうしばらくお待
ちを～。

I wrote:
>　そんなわけで、『掲示板やメーリングリストのように、プライバシーを公開せずに、メンバー内（それも、認証されたメンバーの中だけで）メッセージをやりとりできる』という環境を提供する必要はあると思うのね。

こうもりさん wrote:
> そう言えば、うちのボランティア先にパスワードを知っている人だけが入ることのできる掲示板というのがありましたね。ああいうのがあるといいのかも？？？

　以前うちの大森総研が運営していた『雑魚亭』という草の根ＢＢＳ（Ｍくん事件とか松本サリン事件とかがあった時代の話です）では、こんなふうになっていました。

１）アクセスすると、ガイダンスメッセージが表示されて、ハンドルとパスワードを求められます。なお、ゲストユーザはハンドルがGUEST／パスワードがGUESTで入れます。

２）ウェルカム・メッセージと、「シスオペからの一言」が表示され、「今週のトピック一覧」が表示され、「最終ログイン日時／今回ログイン日時」（ゲストの場合は「最終ログイン日時」はなし）が表示されます。ここが、エントランスです。「最終ログイン日時／今回ログイン日時」は、セキュリティのため。前回自分がログインした時間と同じかどうかチェックしてもらうことになっていました。

　（当時はシングルユーザだったので、ややこしいことは起きなかったけれど、複数ユーザが同時にアクセスできるシステムの場合は、ここでセマフォを立てて、これ以降、ログアウトまでに新たに書込まれたメッセージは論理的に見えなくなるする必要があります）

　登録メンバーの場合、「メールが×通届いています」が出ます。これはインターネットにおけるメールではなく、システムを経由したメンバー間のメールです。したがって、発信元をたどることはできません。

３）掲示板に移動。「全部で×個のメッセージがあります」の表示。登録メンバーの場合は、「未読メッセージは×個あります」の表示。

４）ここで、「未読」を選択すると、未読メッセージがすべて表示されます。「番号指定」だと、任意の番号から番号までのメッセージが表示されます。
　「タイトル一覧」を選択すると、タイトル一覧が表示されます。ここからメッセージを選択すると、「次」とか「参照（スレッドをたどって移動）」ということができます。
　当時は常時接続とかではなかったので、とにかくひたすらダウンロードして、電話を切ってからゆっくり読むのが普通でした。

　なお、「掲示板一覧」で「未読メッセージ一覧」を選択することもできますが、初めて来たメンバーがこれをやると膨大な量になるので、あらかじめ警告メッセージが出ます。

　ユーザ登録はシスオペ宛に希望ハンドルと希望パスワードを添えたメールを出し、承認されると暫定認証されます。「未読」機能が使える以外は、ゲストユーザと同じ。

　正式認証されると、メールが来ます。認証メンバーの場合、書込みができます。また、ログインしたときに、認証メンバー専用の掲示板（「深夜喫茶」「会員プロフィール」など）がメニューに現われます。

　ちなみに、このシステムの設計者はJoshyaさん（当時、「所長」）。コーディングはKILROYさん（ついでながらMotoちゃんも当時からの常連カキコメンバー）。マシンはブックタイプの PC98 。オペレーティング・システムは MS-DOS 。開発言語は Microsoft-C 。

　なお、ハンドルとパスワードの複数使用はあり、です。プロフィール掲示板へのプロフィールの掲示は必須ではありません。

　最終ログイン日時以外に、「掲示板のメッセージをいつ読んだか」のデータを、個人ごとに持っています。掲示板に移動して「参照日時更新」を行なうとその掲示板で、エントランスで行なうとすべての掲示板の最終参照日時が、今回ログイン日時に設定されます。

　この程度のシステムがあれば、会員同士の連絡には不自由しないんじゃないかな？

　インターネットに移植するのはそんなに難しくないと思います。データベースに何を使うかだけど。ただ、文字列の取り回しが便利な言語って少ないんですよね。それがちょっと不自由。

　（Maria）

こうもり wrote:
>> まずは、関東支部みたいな形で作ってみますか？（しかし、関東にしか
>ないのだから、支部というのはおかしい）それにこちらで雛型を示してし
>まえば、余所でも同じようなグループを作ってみようという動きも出てく
>るでしょう。
>>　まあ、そんなわけで、とりあえずは現在メールやオフ回を通じてつきあ
>>ってる同志が結束を固める、あたりから始めるのが順当なんじゃないかな。
> ちなみに暫定的にオフ会常連者のためのメーリングリストならすぐにでも
>作れちゃうんですけど、いかがでしょうか？

　とにかくまずはオフ会常連者で会合を開いて、ＮＰＯというか自助組織のコンセプトをまとめてみるのが良いのではないかと思います。

　万象の微（び）を極むれば
　点とこそなれ　此の点ぞ
　我が幾何学の始源なる
　それ一点の行くところ
　一（ひと）たび動けば線となり
　二（ふた）たび動けば面となり
　三（み）たび動けば体となる

　見よ幾何学の微妙空（びみょうくう）
　平行線か天の川
　同心円の月の環に
　流るる星の軌跡しも
　推理し来れば幾十線（いくじゅっせん）
　幾個の角の去来みな
　自然の法を示現して

　不尽の鉱の金砕く
　鶴嘴（つるはし）とめて思ふかな
　真理は不磨の山を成し
　巧致は不羈（ふき）の雲となり
　妙興（みょうきょう）尽きぬ大海に
　ああ何人（なんびと）か棹（さおさ）して
　千里の帰路を思はんや

　若しピタゴラスの定理得ず
　相似の理論なかりせば
　何の科学か世にあらむ
　至妙至真の幾何学を
　至純至巧の幾何学を
　ああ如何にして我は讃嘆（たた）へむ
　ああ如何にして我は讃嘆へむ

　　－　秋山武太郎　『幾何学つれづれ草』（大正八年）序より

　（Maria）

truthさん wrote:

>３月にドナ・ウィリアムズさんの最新刊「ドナの結婚」が出版されました。
>
>「LIKE COLOR TO THE BLIND」
>ドナの結婚－自閉症だったわたしへ
>ドナ・ウィリアムズ
>河野万里子　訳
>新潮社
>本体価格　2200円

今から読むのが楽しみです。
てっきり「ANYBODY ANYWHERE」になるかと思っていました。(^^;

Mariaさん wrote:

>　閉鎖的であってはまずいと思うのだけど、あんまり誰彼なしに入ってこ
>られると困る部分もあったりします。こう言ったらなんだけど、ボーダー
>ライン性格の人に振り回されたくないというのはあるぞ(-_-;)。

なるへそ。

>　そんなわけで、『掲示板やメーリングリストのように、プライバシーを
>公開せずに、メンバー内（それも、認証されたメンバーの中だけで）メッ
>セージをやりとりできる』という環境を提供する必要はあると思うのね。

そう言えば、うちのボランティア先にパスワードを知っている人だけが
入ることのできる掲示板というのがありましたね。ああいうのがあるとい
いのかも？？？

>口コミ（「ろこみ」じゃなくって、「しかくこみ」……でもなく、「クチ
>コミ」です）中心で集めます。入会希望の人は、この『アスペルガーの掲
>示板』ないし将来運営するであろう掲示板で発言し、オフ会に参加するこ
>とで認証の手続きを受けることになると思います。

うむ。オフ会とかに来た人以外には会の存在をお知らせしないというの
もいいかも。

>　そんなわけで、「『自閉症の子どもと一緒に楽しむ』というイベントに
>ボランティア・スタッフとして三回以上参加し、スタッフによって入会が
>認められたら入会資格ができる」みたいなシステムでも、よさそうに思う
>んですよね。

もし、危険な人物が来た場合、ボランティアをさせるというのは危ない
ですけど、入会資格をつくっておくというのはいいと思います。

>　と、いうわけで、全国組織って無理だと思うんですよ。ご近所さんで顔
>合わせられる範囲内で、とりあえず組織を作る。で、入会希望の人は、最
>寄の組織を紹介し、入会うんぬんはおのおのの組織が判断する。

まずは、関東支部みたいな形で作ってみますか？（しかし、関東にしか
ないのだから、支部というのはおかしい）それにこちらで雛型を示してし
まえば、余所でも同じようなグループを作ってみようという動きも出てく
るでしょう。

>　まあ、そんなわけで、とりあえずは現在メールやオフ回を通じてつきあ
>ってる同志が結束を固める、あたりから始めるのが順当なんじゃないかな。

ちなみに暫定的にオフ会常連者のためのメーリングリストならすぐにでも
作れちゃうんですけど、いかがでしょうか？

グルンサさんwrote:

>Ｐ.Ｓ.　こうもりさんも、体に気をつけて下さいな（過去ログより）。

　ご心配感謝で～す。

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