アスペルガーの館の掲示板(旧)

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Re: コメントNo1385の修正分です 13088へのコメント
No.13091  Mon, 1 Jul 2002 00:35:02 +0900  うしかい [この発言にコメントする]

とおりかかり wrote:

>自己同一性障害というものについての文中での使われ方は如何に?
>理解できませんでした。

申し訳ない。私もかなりおかしくなっておりますもんで。

言い訳させてもらえば、
自称「軽度発達障害者」の方と知り合ったのですが、

訳判んない自己中心的な理論を展開し、
他人やら、家族やら、医者やら、作業所の批判を聞かされ続け、
(というか殆ど逆恨み、当然の注意やアドバイスも恨んでしまう
 自分が何したかは分かっているが、
 それが悪い事で注意を受けるのは当然な事が判らないようだ)
作業所の精神障害者を気狂い呼ばわりするし、

「精神障害者は働くところがあってうらやましい」
「働く能力はとても高いのに誰も認めてくれない」
(でも、何かあると「私は不器用で・・・」)
「能力に見合った仕事ができない」

って言うから
「働く能力ていうのは、協調性も含まれるんだよ
 作業所はそういう社会性のスキルを学ぶ場でもあるんだよ」
「健常者だって能力にあった仕事はしていない」
と私がいえば
「私は障害が重いから出来ない」
「そんな事は無いみんな働いている」
でこれっぽっちも耳傾けないし・・・・
「協調性の必要無い作業所が必要、何故誰も作らないのか!」
なんて無茶苦茶言います。

しまいには「健常者や気狂いに味方するのか!」なんてくるし、
メールの返事が遅けりゃもう大変。
そんなこんなで、私がビョーキになってしまってます。

で、思わず「精神障害者がうらやましい」に反応してしまいました。
(彼女の口癖なんです)

これ以上なんか書いてもボロ出し続けそう・・・・・
しかも言い訳というより完全にグチじゃんこれ・・・・・・


教えて下さい
No.13090  Mon, 1 Jul 2002 00:00:08 +0900  kamekiti [この発言にコメントする]

小3になる息子は、ASと診断されています。幼稚園の年長の時から登園拒否をおこし、今に至っています。不安や恐怖心がとても強く、また与えられた課題をこなすことに大変抵抗があります。つまり、学校は何が起こるか、何を要求されるかわからないので、彼にとってとても怖い場所であり、自分の興味のないことばかりやらなくてはならないので苦痛でたまらないのです。しかし、親としては少しでも社会生活に適応してほしく、1年生の時から一緒に学校に付き添ってきました。毎日、全部の授業をうけることはなかなかできませんでしたが、それでも1学期よりは2学期、2学期よりは3学期、と徐々に通えるようになったのです。けれど、学年が変わるたびに、また振り出しに戻ってしまうのです。現在は、まったく教室に入れなくなり、休みがち、保健室に机を置いてもらい、登校した日は、そこで1,2時間好きなことをして帰ります。もちろん私も付き添っています。いつまでこんな日々が続くのかと思うと不安でなりません。どこかこんな息子を受け入れてもらえる学校、毎日楽しく通える学校はないものでしょうか?知的な遅れはなく、友達と遊ぶことは大好きで、どちらかというと友達にも好かれています。成人してから、社会に出ていかれるような子供に育てていくには今、社会との接点をもった居場所が不可欠だと思えてなりません。何か情報がありましたら教えてください。お願いします。


Re: 友人がSOSを・・・ 13079へのコメント
No.13089  Sun, 30 Jun 2002 22:54:38 +0900  あさかぜ [この発言にコメントする]

 まだ辛い段階におられる方と思われますので、どのようなことを伝えたらいいのか判断がつきませんが、気になったことだけ書きます。

cocoさん wrote:
>娘のことでは、学校から毎日いろいろな連絡があり、連絡帳を開けば、今日1日の「悪かった言動」が書いてあります。
>それを読むたびに、どんなに落ち込むか・・・・。もう、連絡帳を開きたくありません。

 ASの娘さんは診断済なのでしょうか? それを学校の先生に伝えて、どんなことに配慮していただけるのか話し合いをもたれたのでしょうか? 連絡帳に「悪かった言動」を書いてあるというのは、穏やかではありません。教師の側からすれば当たり前と思われることでも、発達障害児本人と親を追いつめる結果になる可能性があることを知らない担任としか思えません。わたしの場合は本や資料をコピーしたものを先生に読んでいただくようお願いしたり、せっせと学校へ通って担任と話し合いました。「アスペルガー症候群などという言葉は初めて聞きました」という先生でしたから、自分もまだ学び途中であるのもかまわず必死で伝えました。何も知らない方にはまず知っていただくしかないと考えたからです。けんかをしに行ったのではないです、あくまでも「お願い」姿勢で通いつづけました。分かっていただけるまで何度でも行っていいと思います。

>昨夜も娘とお風呂に入りながら、「自分はこの子をかわいがれないのだろうか・・・」と冷ややかな目で娘を見ている自分に気付き、またさらに自己嫌悪に陥りながらも、疲れ果ててしまいました。何もやる気が起こりませんでした。
>時々、もう生きていくのがいやになります。娘のこと、夫のこと、日々の生活のこと・・・。

 県が違うと内容が違うのかどうか分かりませんが、児童相談所へ相談なさってみたのでしょうか? 障害のことだけではなく、子どもをめぐる辛い状況をありったけぶちまけても聞いてくれると思います。ひとりで抱え込んで悩んでいても状況は変わらないと思うと、ますます落ち込んでいきます。わたしは児童相談所の方に話を聞いてもらえたことで、励まされました。

 大切なのは子どもの笑顔だと思っています。わたしは娘が明るいかどうかを、すべての基準にしています、今は。でも、その前に! 子どもをかわいがれないと思うことも“大あり”なので、ご自分を責めないでいただけたらと思います。吐き出すことで少しでも楽になれるのなら、いいのですが……。

 ご友人のSOSを受け止められたcocoさん、耐えられる範囲でいいと思いますが、その方の愚痴をきいてあげてほしいと思います。他の方が書いているように、問題をひとつひとつ解決できるところからしていくしかないと、個人的には思います。さっぱり役に立たない内容ですみませんでした。


Re: コメントNo1385の修正分です 13087へのコメント
No.13088  Sun, 30 Jun 2002 22:30:10 +0900  とおりかかり [この発言にコメントする]

うしかい wrote:
>自閉症の人にも、その他の人にもいますけど
>こういうのって「自己同一性障害」じゃないんですか?
>つまり、一般論とか社会モラルとか常識とか
>まぁ「自己同一性障害」は治るそうですケド。
>問題は・・・この障害を抱えている人との関わりです
>ひょんな事から関わるハメになって(押し掛けて来た)
>逆恨みが激しい人なのでちょっと困ってます。
>
>ブツンと切ってもいいのですが・・・・・

自己同一性障害というものについての文中での使われ方は如何に?
理解できませんでした。


コメントNo1385の修正分です 13086へのコメント
No.13087  Sun, 30 Jun 2002 19:39:56 +0900  うしかい [この発言にコメントする]

書き込んでから、感情に任せて言い過ぎたと
ちょっと反省して、やや、修正版

シペラスさんのレスと位置が逆になってしまいますが
さような訳なのでご了承を。

↓↓↓↓↓↓↓で、ここからが修正版↓↓↓↓↓↓↓↓↓

ひさびさにロムりに来て気になった事・・・・

>しかし、自分の苦悩だけを主張し、異質な障害とつ
>きあいながら生きている障害者の苦悩を理解しようとしない態度は、

>> 逆に、『ちゃんとした支援を受けられて、仲間もいて、精神障害者の人
>>はうらやましい!』と感じて、敵対観を持っているASの人もいない(0
>>人)とは言い切れない。

自閉症の人にも、その他の人にもいますけど
こういうのって「自己同一性障害」じゃないんですか?
つまり、一般論とか社会モラルとか常識とか

>そのような思考を持った障害者に対し
>てわたしが言えることは「他人の障害の問題を語る前に、ご自身の問題に専
>念されているがよい」ということだけです。

↑つまりこういう事がスッポリ抜けちゃってるっ人
杉山登志郎先生も自閉症の人に少なくは無いっていうし。
(自我が希薄だからかかりやすいんだろうな
 自分も時々人格障害じゃないかと疑う・・・から違うのかな?)


まぁ「自己同一性障害」は治るそうですケド。

問題は・・・この障害を抱えている人との関わりです

ひょんな事から関わるハメになって(押し掛けて来た)
逆恨みが激しい人なのでちょっと困ってます。

ブツンと切ってもいいのですが・・・・・


Re: 作業所で..... 13085へのコメント
No.13086  Sun, 30 Jun 2002 19:21:11 +0900  シペラス [この発言にコメントする]

うしかい wrote:
>ひさびさにロムりに来て気になった事・・・・
>
>>しかし、自分の苦悩だけを主張し、異質な障害とつ
>>きあいながら生きている障害者の苦悩を理解しようとしない態度は、
>>> 逆に、『ちゃんとした支援を受けられて、仲間もいて、精神障害者の人
>>>はうらやましい!』と感じて、敵対観を持っているASの人もいない(0
>>>人)とは言い切れない。
>自閉症の人にも、その他の人にもいますけど
>こういうのって「自己同一性障害」じゃないんですか?
>つまり、一般論とか社会モラルとか常識とか

まあ1番いいのは、お互いによく話し合って、『苦しいところ』を受け止めあうということだろうな。あんまり『こうだ!』という先入観を持つと、かえって仲たがいの原因になる。
 『自閉症』・『統合失調症』というと相反するもののように見えてしまうが、『周りとうまくコミュニケーションが取りにくい人』『注意力の維持が困難な人』『疲労しやすく仕事を長時間続けるのが困難な人』と見れば、そんなに大きな差があるわけでもないのである。


Re: 友人がSOSを・・・ 13079へのコメント
No.13083  Sun, 30 Jun 2002 16:49:38 +0900  ぱーこ [この発言にコメントする]

coco wrote:
>教えて下さい。友人を救いたいのです。

>昨夜もずいぶん落ち込みました。
>娘のことでは、学校から毎日いろいろな連絡があり、連絡帳を開けば、今日1日の「悪かった言動」が書いてあります。
>それを読むたびに、どんなに落ち込むか・・・・。もう、連絡帳を開きたくありません。

そのお気持ち私にもわかります。保育士さんだからより、お辛いのではと思います。私も似たような時代を過ごしました。先生の立場もわかってしまうから、より苦しく、我が子を受け入れてくれない先生が情けなく、自分の立場上いい親らしく振舞わねばならないと思い、夫は全く無視でしたから、
ストレスはいっそうわが子に向かいました。
子どもの悪いことを書かれるのは、自分への非難としか受け取れず、迷惑がられていることが、「なんで私がこんな思いを・・」と悔しく、子どもを守らねばならなかったのに、子どもを叩いてしまうのでした。辛いですね。
でも、知らないところでの子どもを知っておくことは、大切ではと思います。
私は、クラス中の家を訪問し様子を聞いたことがあります。
そのとき、一緒に泣いてくださる方が二人いました。
そのひとりのあばあちゃんは、みんなに 迷惑がられるなんて「かわいそうに」と言ってくださり、とても救われました。


>昨夜も娘とお風呂に入りながら、「自分はこの子をかわいがれないのだろうか・・・」と冷ややかな目で娘を見ている自分に気付き、またさらに自己嫌悪に陥りながらも、疲れ果ててしまいました。何もやる気が起こりませんでした。

夫はAS?ですが、姑は「うちの子はいい子」で通したひとです。
時代も今よりおおらかだったからでしょうが、その分、夫は自分は何があっても悪くない、と言うくらいの無神経さながら、無邪気に老化しています。
自己評価がそれほど低くないと思えます。幸せな子どもでしょうね。その点は姑を尊敬しています。
子どもに罪はないですよね・・・・寝顔を見ては泣いていました。


>時々、もう生きていくのがいやになります。娘のこと、夫のこと、日々の生活のこと・・・。

cocoさんや話を聞いてくれる人がいることが大切だと思います。
ひとりですべて抱えておられるのは、お子さんにもよくないですから。

>県の総合教育センターにも相談に行きましたので、担当の先生がいます。つい先日
>も、相談に行ったのですが、まだまだ解決しきれない部分が山積みなので、今また、連絡を取っているところです。

お忙しいのに本当によく、お子さんのために頑張っておられますね。
専門家以上におかあさんが娘さんの専門家になられますよ、きっと。
ひとりひとり違うから、おかあさんの努力が道を開いて行く事になると思います。
>
>学童の先生には、こちらの気持ちも通じているのか、少し前まではお迎えに行くたびにいろいろなことを言われていたのですが、今はプッツリと、それこそ一切何も触れません!といった感じです。まあ、こちらとしてはそのほうが有難い面もあるのですが・・・。

プッツリと・・・・おかしいな、と思いますよね。
一番は娘さんが機嫌がよいことのように思います。
娘さんの目が死んでしまっては、何にもなりません。
まだ小学1年生。集団の中で、いっぱい始めてのことがあって大変でしょう。
小さい身体で、ASを持ちながら精一杯頑張っておられることを思うと、私は
世界を敵に回してでも、お母さんが味方になってあげて欲しい・・・・・
ASは恥ずかしいことではない。お母さんのせいでも娘さんのせいでもない。
毅然として、顔をあげて・・・
お母さんのしんどさを娘さんは感じておられると思うのです。
お母さんを辛くしているのは、娘さんではなく、協力しない父親であり、無理解な教育者であり、周囲の目なのだという気がします。
それと、お母さん自身もちょっぴり。

えらそうに書いてしまいました、ごめんなさいね。
私は、いろんなことを受容するのには、キューブラ・ロスのいう段階が当てはまるように感じています。
泣いて叫んでじたばたするだけして、そんな自分を許してから
次の段階に進むしかないかな〜と、今、私自身がじたばたしています。
cocoさんのようなお友達がおられること、それが大切でしょうね。
お答えにはなりませんが、私も胸が痛みます。
母は強い!負けないぞ!ばかなおやじ、許さないからね!


Re: 友人がSOSを・・・ 13080へのコメント
No.13082  Sun, 30 Jun 2002 16:09:16 +0900  こうもり [この発言にコメントする]

ちょっと補足です。

こうもり wrote:

> これについては荒業ですが、法律関係者を間に立てて子供の養育に
>ついて別居中の夫と話し合われた方がいいと思います。おそらく地元
>の地方公共団体の中に地域住民の法律相談をやっている部門もあると
>思うので、まずはここで養育費の件について相談をされることをお薦
>めします。ここで注意すべき点は話し合いの間は別居中の夫とは一切
>個人的に連絡を取らないことです。個人的に連絡を取ってしまうと上
>述のように「仕方がない」で済まされてしまう可能性が高いからです。

 その親御さんのご家庭は役所の手続き上は母子家庭になっているの
でしょうか?それともまだ、別居しているだけで、手続きはされていな
いのでしょうか?もし、夫から育児への協力が得られる見こみがないの
であれば、いっそのこと正式な手続きをした方がいいかもしれません。
その方が母子家庭ということで公的な優遇措置を受けられる見こみが高
いからです。

 やり方についてはよく分からないので、やはり法律相談を受けて聞い
ておいた方がいいでしょう。


Re: 友人がSOSを・・・ 13079へのコメント
No.13081  Sun, 30 Jun 2002 15:53:18 +0900  シペラス [この発言にコメントする]

coco wrote:
> 
>昨夜もずいぶん落ち込みました。
>娘のことでは、学校から毎日いろいろな連絡があり、連絡帳を開けば、今日1日の「悪かった言動」が書いてあります。
>それを読むたびに、どんなに落ち込むか・・・・。もう、連絡帳を開きたくありません。
>昨夜も娘とお風呂に入りながら、「自分はこの子をかわいがれないのだろうか・・・」と冷ややかな目で娘を見ている自分に気付き、またさらに自己嫌悪に陥りながらも、疲れ果ててしまいました。何もやる気が起こりませんでした。
>時々、もう生きていくのがいやになります。娘のこと、夫のこと、日々の生活のこと・・・。
>娘のことでは、今までにいろいろな機関へ相談に行きました。やはり大学の専門の先生にはなかなか相談する時間の予約が取れませんので、「今必要な時」にすぐに対処していただくことは無理なようです。
>県の総合教育センターにも相談に行きましたので、担当の先生がいます。つい先日
>も、相談に行ったのですが、まだまだ解決しきれない部分が山積みなので、今また、連絡を取っているところです。
>学童の先生には、こちらの気持ちも通じているのか、少し前まではお迎えに行くたびにいろいろなことを言われていたのですが、今はプッツリと、それこそ一切何も触れません!といった感じです。まあ、こちらとしてはそのほうが有難い面もあるのですが・・・。

ある本で読んだのですが、「自閉症の子のお母さんというのは、他の知的障害の子のお母さんよりも、自殺率が高い」そうです。未だに「自閉症は母原病だ!」といって、責任を追及する悪いやからが多いのが現状です。また「子供が自立するまで、私がしっかり責任を持って、面倒を見なければ…」と、何でも抱え込もうという傾向も、このことに拍車をかけているように思えます。
 『自閉症の子供』は、その子の障害の特性にあった、有効的なアプローチをしなければ、うまく世の中のことを吸収して・自分の行動を作り出すことが困難な子なのです。これは単に一つの家族の問題なのではなく、『社会全体』の問題なのです。
 アメリカのN.カロライナ州では、TEACCHといって、自閉症の子供を社会ぐるみでケアしていこうという取り組みが行われています。ぶどう社から「自閉症のトータルケア TEACCHプログラムの最前線」というTEACCHの紹介本が出ているので、お2人でヨミッコしてみては、いかがでしょうか?


Re: 友人がSOSを・・・ 13079へのコメント
No.13080  Sun, 30 Jun 2002 15:46:44 +0900  こうもり [この発言にコメントする]

 激励する方法はわからないのですが、その親御さんの負担を少し
軽くする方法についてコメントします。

cocoさん wrote:

>ご主人とはこの娘さんのこともあって、現在では別居されています。
>ご主人は自営業で、仕事が不調ななため生活費すら入れてくれず「仕
>方が無い。」と言うだけで、何の協力もしてくれないそうです。

これについては荒業ですが、法律関係者を間に立てて子供の養育に
ついて別居中の夫と話し合われた方がいいと思います。おそらく地元
の地方公共団体の中に地域住民の法律相談をやっている部門もあると
思うので、まずはここで養育費の件について相談をされることをお薦
めします。ここで注意すべき点は話し合いの間は別居中の夫とは一切
個人的に連絡を取らないことです。個人的に連絡を取ってしまうと上
述のように「仕方がない」で済まされてしまう可能性が高いからです。

>時々、もう生きていくのがいやになります。娘のこと、夫のこと、日
>々の生活のこと・・・。

AS児本人より保護者の方が参っているように思えます。保護者の
側の治療も必要なのでしょう。医療機関や相談機関によっては保護者
のケアまでやってくれるところもあるのですが、その親御さんの近辺
にはそのような機関はあるのでしょうか?

>娘のことでは、今までにいろいろな機関へ相談に行きました。やはり
>大学の専門の先生にはなかなか相談する時間の予約が取れませんので
>、「今必要な時」にすぐに対処していただくことは無理なようです。

その親御さんはAS児や(教育学的)LD児の親の会などには参加
しておられるのでしょうか?親の会に参加していると、類似する悩み
を抱える親御さんと悩み事を話し合う機会が持てたり、その親の会に
協力している専門家と密に連絡を取り合うことができてそれなりにメ
リットはあると思います。

 また、親の会などに参加されている専門家の方は発達障害児教育に
おいて親御さんを支えることの重要性を理解している人が多いので、
助けになってくれることもあるでしょう。

 なお、その親御さんと学校の関係がこじれているように見受けられ
るので、発達障害の専門家から学校関係者にそのお嬢さんの障害の説
明をしたり、配慮を求めたりする働きかけが必要だと思うのですが、
その親御さんの地元にそのようなことをやってくれる専門家はおられ
るでしょうか?いるとすれば、学校での環境調整を依頼した方がいい
と思われるのですが。これは親の会などで情報を入手することができ
ると思います。

 ひとまず、現時点で言えることは

(1)別居中の夫と法律関係者を間に立てて、養育費の件について話
   し合っておいた方がいい(お子様の支援を受ける場合にもお金
   がかかる場合があるので)

(2)その親御さん自身が親の会などに所属していないのであれば、
   入っておいた方がいいと思われる。それなりの負担もあるが、
   その親御さんやお子様に必要な支援も受けることができる可能
   性がある。(今、相談中の専門家に聞いてみるとよい)

ということになります。求めているコメントとは恐縮ですが、わたし
から言えるのはこれぐらいです。


友人がSOSを・・・
No.13079  Sun, 30 Jun 2002 12:53:19 +0900  coco [この発言にコメントする]

教えて下さい。友人を救いたいのです。
友人を激励したいのですが、どうすれば本当の激励になるのでしょうか。
アスペルガーの娘さん(小学一年生)を持ち、保母さんで生計を立てている友人ですが、次のようなメールがきています。ご主人とはこの娘さんのこともあって、現在では別居されています。ご主人は自営業で、仕事が不調ななため生活費すら入れてくれず「仕方が無い。」と言うだけで、何の協力もしてくれないそうです。
メール内容は次の通りです。
 
昨夜もずいぶん落ち込みました。
娘のことでは、学校から毎日いろいろな連絡があり、連絡帳を開けば、今日1日の「悪かった言動」が書いてあります。
それを読むたびに、どんなに落ち込むか・・・・。もう、連絡帳を開きたくありません。

昨夜も娘とお風呂に入りながら、「自分はこの子をかわいがれないのだろうか・・・」と冷ややかな目で娘を見ている自分に気付き、またさらに自己嫌悪に陥りながらも、疲れ果ててしまいました。何もやる気が起こりませんでした。

時々、もう生きていくのがいやになります。娘のこと、夫のこと、日々の生活のこと・・・。

娘のことでは、今までにいろいろな機関へ相談に行きました。やはり大学の専門の先生にはなかなか相談する時間の予約が取れませんので、「今必要な時」にすぐに対処していただくことは無理なようです。
県の総合教育センターにも相談に行きましたので、担当の先生がいます。つい先日
も、相談に行ったのですが、まだまだ解決しきれない部分が山積みなので、今また、連絡を取っているところです。

学童の先生には、こちらの気持ちも通じているのか、少し前まではお迎えに行くたびにいろいろなことを言われていたのですが、今はプッツリと、それこそ一切何も触れません!といった感じです。まあ、こちらとしてはそのほうが有難い面もあるのですが・・・。


注意してください!
No.13078  Sun, 30 Jun 2002 11:31:14 +0900  さるすべり [この発言にコメントする]

私のパソコンがウィルスに感染されたみたいです。
現在ウィルス対策をしましたが、それまでに私の名前でウィルスが送られてしまっている可能性があると思います。
私名義のメールがあったら注意してください。
よろしくお願いします。


Re: 作業所で..... 13073へのコメント
No.13077  Sun, 30 Jun 2002 11:15:48 +0900  こうもり [この発言にコメントする]

シペラスさん wrote:

> いやこれは、むしろ『アスペルガー症候群』あるいは『軽度発達障害』と
>いう障害の位置付けの不鮮明さに起因する問題と言えるかもしれない。『障
>害者=特別な支援なしには生きられない人』と見ている人から見れば、私た
>ちは単なる『不器用な人』『お調子者』ぐらいにしか見えない。

 「お調子者」というのは通所者の1人の発言と考えていいのでしょうか?
だとすれば、少し考え方が歪んでいるような気がしてなりません。統合失調
症の患者が多くの自閉人とは異なる苦悩を抱えながら生きているという点に
ついては理解できます。しかし、自分の苦悩だけを主張し、異質な障害とつ
きあいながら生きている障害者の苦悩を理解しようとしない態度は、個人の
意見として見るならば狭い思考だと言えるでしょう。(統合失調症患者全体
を非難している訳ではない点に注意)そのような思考を持った障害者に対し
てわたしが言えることは「他人の障害の問題を語る前に、ご自身の問題に専
念されているがよい」ということだけです。

 わたし自身は異質な障害者同士の異文化交流の重要性は理解できますが、
それは異文化(自分とは異なる障害)を理解しようという意志を持った障害
者同士の間でしか成り立たないでしょう。異文化の障害者を「お調子者」と
評価するような「障害者」との間で実現できるとは思えません。

> 逆に、『ちゃんとした支援を受けられて、仲間もいて、精神障害者の人
>はうらやましい!』と感じて、敵対観を持っているASの人もいない(0
>人)とは言い切れない。これが摩擦が起きる原因とも言えるかもしれない。

これについても言えることは「支援を受けられている障害者をうらやま
しがる前に、自分の問題に専念しているがよい」ということだけです。理
解をしようとせず、異文化の障害者の境遇をうらやむだけの関係ならば、
無関係に存在していた方がまだましです。

(PS)

 シペラスさんも1度、あんくさんが紹介されていた小浜逸郎『弱者とは
何か』(PHP新書)を読んでみるといいかもしれません。全てが肯定で
きる意見ではありませんが、いま通所施設で抱えておられるディレンマを
別の角度から眺めることができるようになると思います。


Re: 質問 13066へのコメント
No.13076  Sun, 30 Jun 2002 10:31:35 +0900  Helix [この発言にコメントする]

シペラス wrote:
>1980年にWHOは、『障害』は次の3つのレベルに区分けできるという見解を示しています。
>
>機能障害(Impairment):心理的・生理的、若しくは解剖学的構造ないしは機能の喪失または異常。
>
>能力低下(Disability):人間にとって普通(ノーマル)とみなされている方法ないし範囲内で活動を遂行する能力が、(機能障害の結果として)制約され、または欠けること。
>
>不利(Handicap):機能障害あるいは能力低下の結果としてその個人に生じた不利であって、その個人の年齢・性別・社会的文化的要素に照らして普通とされる役割の充足を、限定または妨げられること。

シベラスさん、わかりやすく説明していただきありがとうございます。
(ところでシベラスさんって以前別のHNで書き込みされていた方でしょうか?違ったらごめんなさい。)


Re: 自称ASについて 13072へのコメント
No.13075  Sun, 30 Jun 2002 10:03:34 +0900  あさかぜ [この発言にコメントする]

こうもりさん wrote:
> むむむ…。想像力に困難を抱えているのか?それとも、他人の気持ちが
>うまく把握できていないのか?(まるで、一般的な自閉の説明をしている
>みたいだ…。不適切かも???)

 ブラックジョークになりますかね〜? 違うか(^_^;) 発達障害でなくても想像力に欠ける人間がいることは否定しません。

> それに前述の「自称AS」について語っていた支援関係者は「大人に自
>信を持って診断をつけられる専門家などいない」とも言っておりました。
>これが事実ならば、大人に確実な診断をつけることができるような方法が
>確立された時点で、診断者が急増することは目に見えています。

 経過途中の「自称AS」もあり得ると気づいてほしいです。発達障害の子どもに関しての、親や教師・保育士などの「気づき」が大切と言っている支援関係者も多いです。支援関係者自身の気づき、大人本人の気づきもあってしかるべきだと思います。

> 確かに。うちの父方の家系のように無自覚な自閉人ばかりが集まった
>家族だと、あまりわたしの育児の助けにはならなかったのですが、自覚
>できている家族ならば大きな助けになるような気がします。

 無自覚だと逆に傷を与えることもあり得ますね〜。詳しくは言えないけど、夫の親族はそんな部分がありそうです。わたしの父方には助けになってくれた人が存在します。無自覚ですが父と叔母(父の妹)は、わたしとは“さっぱりした関係”を保っていられるので楽ではあります。


Re: 作業所で..... 13059へのコメント
No.13074  Sun, 30 Jun 2002 00:35:15 +0900  ひびき [この発言にコメントする]


>>腰を下ろす場所が欲しい.....
>てらばさんは地元で成人自閉者達のグループを作ったんじゃなかったっけ?
>そこでは安らぎを得られなかったの?
>
まだ出来たばかりなので、やすらぎが得られるとは限りません。
家から永続的に通える施設が欲しいのです。


Re: 作業所で..... 13071へのコメント
No.13073  Sat, 29 Jun 2002 23:56:21 +0900  シペラス [この発言にコメントする]

こうもり wrote:
> でも、「ずるい」とか「恵まれている」ということを理由に入院経験の
>ない患者を仲間外れにする人がいるとすれば、それはやはり問題だと思い
>ます。もうちょっと気のいい統合失調患者もいることを知っているので、
>統合失調症の人全体を非難するつもりは全くありません。でも、障害者1
>人1人と個人として向き合う場合、「ずるい」「恵まれている」と言って
>他の患者を排除しようとしたり、優位に立とうとするようなパーソナリテ
>ィーの人とはあまり関わらない方が賢明です。

 いやこれは、むしろ『アスペルガー症候群』あるいは『軽度発達障害』という障害の位置付けの不鮮明さに起因する問題と言えるかもしれない。『障害者=特別な支援なしには生きられない人』と見ている人から見れば、私たちは単なる『不器用な人』『お調子者』ぐらいにしか見えない。計算もある程度できるわけだし、かなりの物知りでもあるし、パソコンもそこそこではあるが使えるわけだからな。極論を言ってしまえば、現行の『身体』『知的』『精神』のどれにも、私たちは該当しない。だからといって、『100%自立して生活できる』ということには、なおも疑問符が着く。とりあえず『精神障害』の範疇に間借りすることになる。こんな現状なので現実として、『精神障害の人の社会復帰施設』というところの職員さんで、『ASを完璧に理解できている人』というのは、皆無といってもいいくらいだ。
 逆に、『ちゃんとした支援を受けられて、仲間もいて、精神障害者の人はうらやましい!』と感じて、敵対観を持っているASの人もいない(0人)とは言い切れない。これが摩擦が起きる原因とも言えるかもしれない。


Re: 自称ASについて 13070へのコメント
No.13072  Sat, 29 Jun 2002 22:45:55 +0900  こうもり [この発言にコメントする]

あさかぜさん wrote:

> なぜなんでしょうね? ごく少数の不心得者を批判することは理解でき
>ますが、仮にも発達障害支援関係者なら、「自称AS」の方々の中にも今
>後診断される人も出てくる可能性があることや、ショックをうける人がい
>ることも想像できそうに思うんですが。???謎……。

むむむ…。想像力に困難を抱えているのか?それとも、他人の気持ちが
うまく把握できていないのか?(まるで、一般的な自閉の説明をしている
みたいだ…。不適切かも???)

 ともあれ、「自称AS」の中にも今後診断される人が出てくる可能性に
ついては同感です。わたし自身、幼児期は「親のしつけの悪さ」が発達の
遅れの原因と見なされていたのに、80年代に発達障害児の可能性が指摘
されはじめ、21世紀に診断されたという経緯を持つ人間ですから。

 それに前述の「自称AS」について語っていた支援関係者は「大人に自
信を持って診断をつけられる専門家などいない」とも言っておりました。
これが事実ならば、大人に確実な診断をつけることができるような方法が
確立された時点で、診断者が急増することは目に見えています。

> ちょっとずれますが、わたしはトニー・アトウッド氏が著書『ガイド
>ブック・アスペルガー症候群』で述べていた考え方を支持しています。
>親や親族が自らも症候群の症状を持つと認めることで、子どもの理解者
>となり支援者となれるという点(P.219)です。

確かに。うちの父方の家系のように無自覚な自閉人ばかりが集まった
家族だと、あまりわたしの育児の助けにはならなかったのですが、自覚
できている家族ならば大きな助けになるような気がします。AS児を理
解するための材料(類似する体験,感覚,困難)をたくさん持っている
のは大きな強みになるでしょう。

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