アスペルガーの館の掲示板(旧)

あなたは 番目のお客様です。

新しい話題を投稿 次の20件を表示 最新のログを表示 パスワード変更 発言の削除
一度に表示する件数を 件に
《アスペルガーの館》に戻る / 新しいアスペルガーの館の掲示板


Re: ニンゲンが好きだという方いますか。 13593へのコメント
No.13606  Sat, 3 Aug 2002 18:35:22 +0900  [この発言にコメントする]

 星子さんの気分はかなりわかります。若い頃はニンゲン(自分含めて)の気持ち悪さにまいってました。ただ,生きものは好きなほうで,ヒトを無視して鳥や犬にだけニカッとしたりして気味悪がられましたね。私は特に,うまくやれるニンゲン,エリートの感覚に違和感がひどくて,こちらが助けを求める相手の専門職から深い傷を負いました。
 この年齢まで生かされてると,苦しさにめげずに生きつづける人に感嘆してしまい,できるだけ援助したいなんて殊勝な気にもなります。かって人に期待した機能を,自分が果たせるようになりたいと思うわけです。 少なくとも,苦し紛れに弱いものに八つ当たりするバカにはなりたくない(★ のことだ)。自分にわからない苦しさをさげすむような神経よりは,ズタズタ,ボロボロのままのほうがいい。普通のことができなくても,(できていない)大事なことが何かだけはわかる心を持ちたい。うわべへの過ぎたこだわりは罪なことだと思う。
 整形しなくても顔は随分変わる。醜くくていいと思えばそのままだし,醜さを消したいと本気で思い,救いだけを念じていればそれなりのかたちが鏡に映るようになるもの。外の規準に合わせて,疲れてしまわないようにしたい。悪い時代を良くできるのは,ニンゲン達だから。


Re: ニンゲンが好きだという方いますか。 13593へのコメント
No.13605  Sat, 3 Aug 2002 17:53:10 +0900  鯨夢ミグ [この発言にコメントする]

星子 wrote:
>こんばんわ。

こんばんわ、星子さん。

>ヒトの存在がもともと薄くって、接点の感覚の薄い自閉性障害ですが、
>ニンゲン(要はそっち側・・・みたいな、表側・・・)が「好きである」という
>方いますか?

特に好きではないですが、別に嫌いでもないですね。
まあ、好きになれる人と、そうでない人がいる、と言ったほうが、正しいでしょうか。
むしろ、自閉傾向に気付かず、自閉傾向のあるタイプのほうが、難しい、と感じます。(過去の自分もそうでした)
自分の感覚上、あちら側、と感じる彼らは、わりと物事を広く捕え、自分よりは遥かに的確に物事の判断をしているように思えます。特に行き過ぎた性質を併せ持たない限り、嫌いになることはありません。
適度に合わせられない自分の方に、負い目を感じてしまうことは少なくありませんが、精神的に健康であり、すべきことがある限り、彼らはあまり気にしないようですし、過剰に関わりを求めることもないように思います。但し、そういった環境は非常に整い難いとは思います。やはり、少し、何らかの傾向をもった人が多いと思いますね。(片っ端から、何とか傾向、と付けようと思ったら、結構付くんじゃないかと…)

>私はなんだか最近、やけどするようにヒトの側・そっち側がもう気持ち悪くって
>しょうがないです。

頑張りすぎなんだわ。星子さんは、きっと。
無理して周りに合わせるのが度を越してくると、ストレスが徐々にたまってきているんだと思うの。

>「同じ自閉者でも、ニンゲン自体や生き物が好きなのである」
>という方、いるでしょうか?

お魚好きなお兄さんがTVに出てるのを見たけど、多分、自閉圏に近いんじゃないのかしら?
片っ端から魚の名称が言えてしまうの。
本職は魚のデザイナーらしくて、水族館などで売られている魚グッズのデザイナーをしているってことだったけど。魚の話になると、止まらないのよね、段々に…。
面白いキャラだったわ。

>もー不可解でサッパリ気もい悪くって、
>遊びに誘ってくれる人と頑張って付き合って喋っていても、
>「あーマッジうぜー。言ってる事ワカラナイし聞きたくねー。」
>で、たまんない時があります。

あら、少しだけだけど、分かるわ。
星子さんは、頑張っていらっしゃるんだわ。
周りに合わせるのも、頑張り続けるのが続くと、往々にして、爆発寸前になってしまうのよ。
でも、思ったことを素直に感じられるのは、何においても、最初の一歩という気がするのよね。
良いのじゃないかしら?

人間関係って、別にASでなくても、大概のニンゲンが煩わしさを感じながらも、付き合わざるを得ないもらしいのよね。
でも、無理して合わせ過ぎるより、ふっと、ちょっとアイスでも買ってくるわ、みたいにその場を抜けて気分転換を図ったり、話題の転換を図ってみるのも、手、かな。
状況が分からないだけに、なんとも分からないけれど。

>最近、「自分の性格が悪化している」

…、そんな風に考えたこともあったなあ…。

>こういうのは抗鬱剤なんかで治るもんなのかな。

自論では、静養(山奥などに篭り、静かに木の呼吸と水のせせらぎを聴く、みたいな生活)をすれば、そのうちに治るように思いますが、そうも言っていられないのが、今の世の中なのよね。

>ビューティー殺しam なんか、「あんなことで悩んでるって、ひでー馬鹿ちゃうか
>?」って思っちゃう。
>私だったら、眼の二重手術とか、
>表の綺麗さなんかより、
>この弱視の手術したいもんだ。

いやー、美人に生まれたかったなあ。
まあ、それは、使える身体機能が揃っていて、その後の、問題だからね、美人よりなにより、馬鹿でも達者がようざんす、と言いますしね。
それでも、頭の中身が同じなら、美人でナイスバディに生まれたかったよ。
美人は得だよ。
つくづく、そう、思うの。

>あと、この脳の中は整形できないのかな。とか。

ああ、できたら、こんなに悩まないのにねぇ…。
でも、人任せじゃなくて、少しでも現実に近づけたい、と思うこの頃。
脳の専門家の人で、誰か、研究してくれる人、居るんだったら、手伝いたいな。

#そのわりに行動が伴わないこの頃。でも、一応、生きています。

さて、出掛ける時間ですので、お暇致します。(長すぎる文で、ご免なさい)

(鯨夢ミグ)


Re: 特に好きだとは思いませんが 13598へのコメント
No.13604  Sat, 3 Aug 2002 17:39:21 +0900  ★ [この発言にコメントする]

こうもり wrote:
> この人が誰なのかよ〜く分かっているんですけど、
> まあ別人ということにしてコメントしときましょ。

私はあなたを存じ上げませんよ。


Re: ハッカーへの道 13600へのコメント
No.13603  Sat, 3 Aug 2002 17:29:05 +0900  ★ [この発言にコメントする]
こうもり wrote:
> 人の考えている事が分からないのが当然だと思っているのなら、
>なぜ星子さんに質問をしているんでしょうね?

人の考えていることが分からないから質問しているんですよ(笑)

>そういう前提でいるならば、質問しても意味がないと思うんですけど。
>言っていることが矛盾しています。

もし、矛盾していることが明らかになるなら、それは確かに意味があるね。
私が間違っていることが分かるだろう?これほどスバラシイことはない(笑)

> 不可知論をふかす場合はもう少し勉強しておきましょう。
>不可知論の問題点はいくらでも指摘することが可能です

私は不可知論者ではないよ。
また推量を否定しているわけでもない。

こうもり wrote:
> 不可知論の立場に立つならば、ASの人がどんな障害を抱えて
>いる人なのかを★さんが説明するのは不可能です。
>「他人のことは分からない」という立場を取っている訳ですから。

分からない、とは推量できないという意味ではないよ。
推量の確からしさを保証できないということ。

もちろん、間接的な状況からもっともらしさを補強することはできる。
でも、それは絶対的な保証ではないね。

> ついでに他人の考えは分からないというのであれば、Maria
>さんが「他人を分かった上で、それに合わせない」とどのよう
>にして感じたのか?

もちろん推量したんですよ(笑)

>>アスペルガーの人はそれがわからないように思います。
>
> これについてはわたしはASと診断を受けた人によってそれぞ
>れだと思っています。しかし、他人の気持ちが把握できないはず
>の★さんがどうやって、アスペルガーの人の特徴をどうやって把
>握したのか?興味が尽きません。言っておくが、なんかの本を読
>んだというのは無しですよ。本に記述されているのは比較的はっ
>きりした特徴を持っているAS人(いわゆる純粋モデルに近い)
>ですし、発達に伴なってそうではなくなったAS人はけっこう多
>いです。

なんかの本で読んではいけないのかな?
純粋モデルを知ることは重要ですよ。
それから「発達に伴ってそうなくなる」というのは
あまり重要ではありません。つまり普通の人が
意識せずにパッと出来ることが、多大な意識的
努力によって達成できたことは結構だけれども
それはASでなくなったわけではないでしょう。

> そんな訳で議論をしたければ不可知論は捨てた方がいいと思いますけどね。

持っていないものを捨てるのは無理だな。
あなたが捨ててみたらいかがでしょう。
「私が不可知論者だ」という考えを(笑)

>不可知論を唱える★さんがどうやって世間一般の人が
>どう考えてい るのかを把握したのか?謎ですね〜。 

もちろん、テレパシーの才能はないよ。
推量したわけで、確かなわけではないよ。
ただ、あなたには推量ではなく分かるんですか?

>「オレはオレ」という人もいれば、そうでない人もいるというのが
>正確だと思います。ステレオ・タイプに「ASとはどのような人たちか」 
>を説明することはできないです。 

では、私を不可知論者のステレオ・タイプにあてはめて
説明することもできませんね。(笑)

Re: ハッカーへの道 13601へのコメント
No.13602  Sat, 3 Aug 2002 17:06:45 +0900  ★ [この発言にコメントする]

Maria wrote:

> ★さんが言っているのは、「コンピューター屋」。
> あたしが言っているのは、「コンピュータ屋」。
>
> EDPS、すなわち「電子的データ処理システム」は、
> たしかJISの情報処理用語では「コンピューター」と表記するよう
>規定されているのですが、

詳しいですね。

>IBMさんだけは、どういうわけか「コンピュータ」と
>最後の「ー(音引き)」を省略するんです。

これまた詳しいですね。

> で、「〜屋」というのは、「山屋」=「登山愛好者」といった場合に使われ、
>ややマニアックかつ思い入れたっぷりな、こだわった響きがあります。
>「電算屋」「情処屋」なんかがそう。

ええ、私も知っていますよ。

> そんな訳で、「コンピュータ屋」というと、
>「IBMに代表される大型汎用計算機」に思い入れないしこだわりのある人々、
>ということになります。

再び書きますが、あなたがJISとIBMの表記の違いに関する知識から
そのように言葉を限定して用いていることはわかりました。

しかし、あなた以外の人がみなその違いを知っているわけではないですよ。
現に私はまったく知りませんでした。
そして、私にはそれは些細な違いなので、区別はいたしません。
おわかりですか?

> あたしは「ソフトウェア開発の勉強」と言っているのね。
>「情報科学」がソフトウェア開発に役立つとは言っておりません。あしからず。m(_ _)m

なるほど、たしかに言っていないね。
では、お尋ねします。ソフトウェア開発の勉強とは具体的に何ですか?

> ちなみに、ソフトウェア工学はソフトウェア開発に役に立つぞ。

ええ、わたしはソフトウェア工学が役にたたないとは言っておりません(笑)

> 「趣味」と「仕事」が対立するという考え方は幼稚なんじゃないかな(^_^;)。

JISの用語とIBMの用法の違いを持ち出すのは幼稚ではないわけですか?

・・・というツッコミはやめておきましょう。

確かに趣味と仕事は厳密には背反しないですね。

>それは主に動機の違いであって、書いたプログラムの質の問題ではないと思うのだけど。

動機の違いが重要なこともありますよ。

> あたしには、いわゆる構造化プログラミングのお約束をちゃんと踏まえながら、
>「分りやすいコード」と「分りにくいコード」の両方を意識的に書き分ける
>という特技があったりします。

構造化プログラミング?ああ、そんな言葉もありました。

>たとえば、プロのシステムエンジニアが二日がかりで追って
>フローチャートも書けずに放り出した(ちなみに三十行ほどの
>『八人の女王』プログラムです)というトリック・プログラム
>なんかも書いていたりするのね。

なるほど。その話を最初の質問の具体例に書いてほしかったですね(笑)
ちなみに、そのてのワザを競うコンテストもあるそうな。
こういうのも、hack valueが高いといえるかも。

> あたしにとってソースコードは「鑑賞する」ためのものですから、
> 常に「読まれ、理解される」ことを意識しています。

その主張は、スバラシイ。

> 「プログラムを書く仕事」というのはあまりしてないのですよ。
> あたしの美学に適う「プログラムを書く仕事」というのはめったにないので。

確かに。

>ですから、プロジェクト管理であるとか、システム設計であるとか、
>アルゴリズム開発であるとか、そっちの方が中心になります。

なるほど。

> 仕事でなければ、bitの『ナノピコ教室』二回入選、というのがありますが。

bitの読者ですか。なるほど。

> 「計算機」業界というとハードウェア業界のことになってしまいそうですが。

おやおや、また「ー」の違いのような話ですか?

>それに「機械語でプログラムを書く」というのがわかりません。
>アセンブラを使う人は現在でも大勢いるし。
>それとも「ニモニックでプログラムを書く」ということなのかな?

大勢というのはどのくらいを指していますか?
例えば今のプログラム開発のうちのどのくらいの割合を占めると考えますか?
私のいっていることはそういうことですよ。

> あたしのかつての同僚M氏はいきなりデバッガを起動して
>十六進数でプログラムを書くような人でしたが、現在でも
>メカトロニクス系の制禦プログラムを書く人は、コンパイラが
>吐いたアセンブラのコードをステート数を勘定しながら手で
>チューンしてたりするので、うちの業界も根っこのところでは
>あんまり変わってない気がします。

メカトロニクス系はそうですよ。もっとも機械に近い部分ですから。
ただ、それは私のいう大勢ではないですよ。

> なお、「電算業界では、常識がコロコロ変わる」というのは
>確かに事実なのだけど、名加野くんによれば
>(『Re: ファイルサイズの量の単位』、No.7960)
>とっくに過去のものとなった「常識」が「国家試験に出る」という
>理由で専門学校などでは教えられているそうな。なんだかなぁ。

それをいうなら、プログラミングの才覚を「資格」にしよう
なんていう発想に無理があるでしょう。

> リチャード・ストールマンはプロだけど趣味だぞ(^_^;)。

なるほど、ハッカーらしい人を持ち出してきましたね(笑)

>> ハッカーという場合、趣味であるかプロかというよりも
>> その技量が第一に問題になるでしょう。
>
> “hack value”という言葉があるので、あたしは動機と
>技倆の両方が問題になると考えています。

先ほどの読みにくいプログラム云々の話なんていうのはそうですね。
単純に技倆の問題ではなく、独特の動機が必要ですからね。

>そんなわけで、「プロとして通用する技倆を持つ趣味人」がハッカーであり、
>「腕前はプロ、心はアマチュア」がハッカーであるとあたしは考えています。

あなたのJISとIBMの「ー」の違いのマネをしてみましょう。
でも、私はこの区別は「ー」の違いなんぞよりよほど重要だと
考えていますけれども。

プロとは単純に金になる仕事をするという意味ではありません。
もともとprofession(宣言)という言葉から来ているのです。
つまり自分だけのためではなく人のお役に立つ仕事をしますと
宣言するわけですね。だからこれは動機におおいにかかわります。
趣味人であってはいけないとはいいません。
しかしプロは単なる趣味人であってはいけません。

>>ハッカー[hacker]
>> もともとは斧で家具を作る人の意。
>
>> この文章がどこに出ていたかは知らないですけど、
>> コンピュータ関係でhackerという場合は、
>> 「斧で割る」という意味のhackから来てる
>> と思います。つまり斧で割るようにシステムの
>> 中身を知りたがる、ということです。
>
> 引用したのはbit編集部・編『bit単語帳』、共立出版。
> “the HACKER'S DICTIONARY:A GUID TO THE WORLD OF Computer Wizards”(『ハッカー英語辞典』として自然社から邦訳あり)にも、ほぼ同じ内容の記述があります。

ところで、あなたはふだん使っている言葉の意味を辞書で調べたとき
それが的確であるといつも思っていますか?

私は必ずしもそうは思いません。ただ的確であろうとすると
辞書がバカバカしく厚くならざるを得ないので、適当なところで
妥協したというのが本当でしょう。

> ちなみに、「斧で叩き切る」のhackから来ているというのは
>正しいのだけれど、プログラムを“hack”するというのは、
>米口語の“hack around”(無為に時を過ごす)が語源です。
>だから、「プログラム(のコード)をひねくり回す」から派生した言葉。

なるほど、で、それはどこに載っていたんですか?

>> Turing賞の受賞公演で、「自己印刷プログラム」という、hack valueの
>> 高そうなプログラムによる、システムのhacking(つまり6)の意味)に
>> ついて話をしました。彼はあなたの述べる1)〜5)の意味でのハッカー
>> でしょう。(ちなみに彼が講演した意図は、システムのhackingに対して
>> 断固とした態度を取るべきだというものです)
>
> たしか『信用を信用することができるだろうか?』だったかな。

さすが、よくご存知ですね。

>あれは不動点プログラム(自己印刷プログラム)を例に挙げていたっけかな?
>たしかブートストラップ開発型のコンパイラへのコード埋込みに
>話じゃなかったかしら。

そうですよ。先の講演の英語の題はReflexion on Trusting Trust
同時に受賞したRitchieが、Reflexion on Software Researchという
題で講演するんで、ちょっと洒落てみたんでしょう。

あそこで使っていたのは確かに不動点プログラムです。英語ではQuineと
いうらしいですね。Quineという哲学者が、Goedelの不完全性定理とかを
説明するときに、このトリックを用いたのでそういうんですが、世間に
広まったのは、Hofstadterの"Goedel,Escher,Bach"の後らしいです。

> で、たしか彼の意図は
>「ガキの悪ふざけと本来のhackingを厳しく区別せよ」
>というものだったと思ったけど。

もちろん区別されなくてはいけません。
しかし、それは決して技量の違いについて述べたわけではありません。
面白いことにあなたが持ち出した「読みやすさ」の話につながります。

Thompsonは、
”自分が全部書いたプログラム以外信用できない。
 ソースプログラムをいくら検証したり吟味したりしたって
 信用できないプログラムからは逃れることはできない”
っていってるんですね。

彼はそのときに(冗談で)
”私のような人間を雇っている会社で作ったプログラムは信用できない”
とも言ってます。
つまり、ガキの悪ふざけかどうかは、技量ではなくモラルの問題だと
いうことですよ。

> 「私はシステムエンジニアだから、プログラムのことなんか分からなくていいんだ」とかホザいた阿呆がいました。
> 「『プログラムを書け』と言われれば書くのがプログラマー。電算化の必要がないときに、『電算化してもメリットがありませんよ』と顧客に言えるのがシステムエンジニア」ということを言うひとがいて、「確かに」と思いました。
> 「待て、コンピュータは最後の武器だ。我々は『“システム”エンジニア』だ!」。(←読み筋は『忍者部隊 月光』)

bitを愛読し、Turing賞講演もご存知のあなたには釈迦に説法ですが・・・

ただ『電算化してもメリットがありませんよ』というだけではなく、
なぜそうなのか説明できなくてはいけませんよ。

そしてもっと重要なことは、そういう経営判断は必ずしもハッカーレベルの
プログラムの技量なんて必要ないってことです。

#余談ですが、あなたの、言葉の細かい用法へのこだわりから
#あなたがアスペルガーかも知れないと思うようになりました。
#私?私にはわかりません。みなさんが判断してみてください。


Re: ハッカーへの道 13596へのコメント
No.13601  Sat, 3 Aug 2002 15:50:44 +0900  Maria [この発言にコメントする]

★さん wrote:
> ハッカーとして筋金いり、とは、
> 具体的にはどういうことをいってる
> んですか?

 職業的なソフトウェア開発者としての腕前を持ちながらも、興味の赴くままにプログラムを書くことをこよなく愛している、ということでしょうか。

I wrote:
>「コンピュータ屋」というのは
> IBMに代表される大型汎用計算機の販売・設置・運用・保守をする人
> のことなんだぞ。

> あなたが「コンピュータ屋」を上記の意味で用いていることは理解しましたが
> 世間一般ではそうではないと思いますよ。
> 情報処理技術者の試験が、IBMの大型汎用機が無敵だった1970年代の
> 精神を持っていることはあるでしょうけど、世間一般は、コンピュータ屋と
> いうとき、むしろコンピュータをいじることが好きな人という意味で言って
> いるように思いますよ。

 ★さんが言っているのは、「コンピューター屋」。あたしが言っているのは、「コンピュータ屋」。

 EDPS、すなわち「電子的データ処理システム」は、たしかJISの情報処理用語では「コンピューター」と表記するよう規定されているのですが、IBMさんだけは、どういうわけか「コンピュータ」と最後の「ー(音引き)」を省略するんです。
 で、「〜屋」というのは、「山屋」=「登山愛好者」といった場合に使われ、ややマニアックかつ思い入れたっぷりな、こだわった響きがあります。「電算屋」「情処屋」なんかがそう。
 そんな訳で、「コンピュータ屋」というと、「IBMに代表される大型汎用計算機」に思い入れないしこだわりのある人々、ということになります。

>> 「プログラムを書くことに興味があるのなら、
>> ソフトウェア開発の勉強をして、職業としてのソフトウェア開発の道を
>> 目指すのはどうだろうか」というのならまた話は違うのですがね。
>
> 私はその昔大学で情報科学なんてものを学びましたが・・・
>
> はっきりいって、プログラムを書くとかソフトウェア開発とかには
> あまり役に立ちません(笑)。それは文学部で、小説の書き方を
> 教えるわけではないのと同じです。

 あたしは「ソフトウェア開発の勉強」と言っているのね。「情報科学」がソフトウェア開発に役立つとは言っておりません。あしからず。m(_ _)m 
 ちなみに、ソフトウェア工学はソフトウェア開発に役に立つぞ。

> それから、趣味でプログラムを書くのと仕事でプログラムを書くのとは違います。
> 趣味なら、自分の好きなようにプログラムを書けばそれでいいですが、
> 仕事は、それでは通用しません。他人に分かりやすいコードを書けることが
> どうしても必要になります。日記と小説の差とでもいえばいいんでしょうか。

 「趣味」と「仕事」が対立するという考え方は幼稚なんじゃないかな(^_^;)。それは主に動機の違いであって、書いたプログラムの質の問題ではないと思うのだけど。

 あたしには、いわゆる構造化プログラミングのお約束をちゃんと踏まえながら、「分りやすいコード」と「分りにくいコード」の両方を意識的に書き分けるという特技があったりします。たとえば、プロのシステムエンジニアが二日がかりで追ってフローチャートも書けずに放り出した(ちなみに三十行ほどの『八人の女王』プログラムです)というトリック・プログラムなんかも書いていたりするのね。
 あたしにとってソースコードは「鑑賞する」ためのものですから、常に「読まれ、理解される」ことを意識しています。

>>  あたしなんかほとんど興味だけで仕事してんだけど(-_-;)。

> それはすばらしい。
> 今までにどういったプログラムを書かれたのか
> 教えていただけますか?

 「プログラムを書く仕事」というのはあまりしてないのですよ。あたしの美学に適う「プログラムを書く仕事」というのはめったにないので。ですから、プロジェクト管理であるとか、システム設計であるとか、アルゴリズム開発であるとか、そっちの方が中心になります。
 仕事でなければ、bitの『ナノピコ教室』二回入選、というのがありますが。

> 計算機業界では、常識がコロコロかわります。
> 例えば昔なら速さを追求するのに機械語でプログラムを書くのは当然でしたが
> 今ではよほど特殊なものでない限りそういうものは稀でしょう。

 「計算機」業界というとハードウェア業界のことになってしまいそうですが。それに「機械語でプログラムを書く」というのがわかりません。アセンブラを使う人は現在でも大勢いるし。それとも「ニモニックでプログラムを書く」ということなのかな?
 あたしのかつての同僚M氏はいきなりデバッガを起動して十六進数でプログラムを書くような人でしたが、現在でもメカトロニクス系の制禦プログラムを書く人は、コンパイラが吐いたアセンブラのコードをステート数を勘定しながら手でチューンしてたりするので、うちの業界も根っこのところではあんまり変わってない気がします。

 なお、「電算業界では、常識がコロコロ変わる」というのは確かに事実なのだけど、名加野くんによれば(『Re: ファイルサイズの量の単位』、No.7960)とっくに過去のものとなった「常識」が「国家試験に出る」という理由で専門学校などでは教えられているそうな。なんだかなぁ。

>>  趣味でやってるソフトウェア開発のプロのことをハッカーと云うのだけどね(^_^;)。

> プロは趣味ではありませんよ。

 リチャード・ストールマンはプロだけど趣味だぞ(^_^;)。

> ハッカーという場合、趣味であるかプロかというよりも
> その技量が第一に問題になるでしょう。

 “hack value”という言葉があるので、あたしは動機と技倆の両方が問題になると考えています。そんなわけで、「プロとして通用する技倆を持つ趣味人」がハッカーであり、「腕前はプロ、心はアマチュア」がハッカーであるとあたしは考えています。

>ハッカー[hacker]
> もともとは斧で家具を作る人の意。

> この文章がどこに出ていたかは知らないですけど、
> コンピュータ関係でhackerという場合は、
> 「斧で割る」という意味のhackから来てる
> と思います。つまり斧で割るようにシステムの
> 中身を知りたがる、ということです。

 引用したのはbit編集部・編『bit単語帳』、共立出版。
 “the HACKER'S DICTIONARY:A GUID TO THE WORLD OF Computer Wizards”(『ハッカー英語辞典』として自然社から邦訳あり)にも、ほぼ同じ内容の記述があります。

 ちなみに、「斧で叩き切る」のhackから来ているというのは正しいのだけれど、プログラムを“hack”するというのは、米口語の“hack around”(無為に時を過ごす)が語源です。だから、「プログラム(のコード)をひねくり回す」から派生した言葉。

> Turing賞の受賞公演で、「自己印刷プログラム」という、hack valueの
> 高そうなプログラムによる、システムのhacking(つまり6)の意味)に
> ついて話をしました。彼はあなたの述べる1)〜5)の意味でのハッカー
> でしょう。(ちなみに彼が講演した意図は、システムのhackingに対して
> 断固とした態度を取るべきだというものです)

 たしか『信用を信用することができるだろうか?』だったかな。あれは不動点プログラム(自己印刷プログラム)を例に挙げていたっけかな? たしかブートストラップ開発型のコンパイラへのコード埋込みに話じゃなかったかしら。
 で、たしか彼の意図は「ガキの悪ふざけと本来のhackingを厳しく区別せよ」というものだったと思ったけど。

>3)プログラムを書くことを商売にしている人。システム全体を把握しているシステムエンジニアとは区別される。

> 3)についてですが、もっと質的な違いがあります。
> 業界は多かれ少なかれソフトウェア工学に染まっています。
> ソフトウェア工学の建前は要求分析、設計、コード化の
> 三つの仕事の分割です。だからアナリストとデザイナーと
> プログラマーは違うというわけです。
>
> でも、そんな区別はハッカーといわれるほどの人でなくたって
> ちょっとバカバカしいなと思っていますよ。例えば、ものを書くのに、
> 中身を考える人と、言葉を選う人なんて分けてるわけじゃないでしょ(笑)

 「私はシステムエンジニアだから、プログラムのことなんか分からなくていいんだ」とかホザいた阿呆がいました。
 「『プログラムを書け』と言われれば書くのがプログラマー。電算化の必要がないときに、『電算化してもメリットがありませんよ』と顧客に言えるのがシステムエンジニア」ということを言うひとがいて、「確かに」と思いました。
 「待て、コンピュータは最後の武器だ。我々は『“システム”エンジニア』だ!」。(←読み筋は『忍者部隊 月光』)

 (Maria)


Re: ハッカーへの道 13596へのコメント
No.13600  Sat, 3 Aug 2002 15:47:39 +0900  こうもり [この発言にコメントする]

 コンピューターの具体的な問題についてはパス。論理的な部分だけ
にコメントです。

★さん wrote:

>あなたが「コンピュータ屋」を上記の意味で用いていることは理解し
>ましたが世間一般ではそうではないと思いますよ。

不可知論を唱える★さんがどうやって世間一般の人がどう考えてい
るのかを把握したのか?謎ですね〜。

>ただ、ASというのは、単に「オレはオレ」という人とは違うでしょう。
>後者はなんだかんだいっても他人がぜんぜん分からないわけではないで
>すよ。

「オレはオレ」という人もいれば、そうでない人もいるというのが正
確だと思います。ステレオ・タイプに「ASとはどのような人たちか」
を説明することはできないです。


Re: Maria様へ(Re: 親に望むこと) 13597へのコメント
No.13599  Sat, 3 Aug 2002 15:29:23 +0900  こうもり [この発言にコメントする]

 再び不可知論批判による指摘。

★さん wrote:

>Mariaさんの場合は、他人をわかった上で、それに合わせない
>といった感じが強いですけど、アスペルガーというのは、
>そもそも「自分と同じ意識をもつ他人」という感覚がないんじゃ
>ないかと思います。

 不可知論の立場に立つならば、ASの人がどんな障害を抱えて
いる人なのかを★さんが説明するのは不可能です。「他人のこと
は分からない」という立場を取っている訳ですから。

 ついでに他人の考えは分からないというのであれば、Mari
aさんが「他人を分かった上で、それに合わせない」とどのよう
にして感じたのか?

>アスペルガーの人はそれがわからないように思います。

 これについてはわたしはASと診断を受けた人によってそれぞ
れだと思っています。しかし、他人の気持ちが把握できないはず
の★さんがどうやって、アスペルガーの人の特徴をどうやって把
握したのか?興味が尽きません。言っておくが、なんかの本を読
んだというのは無しですよ。本に記述されているのは比較的はっ
きりした特徴を持っているAS人(いわゆる純粋モデルに近い)
ですし、発達に伴なってそうではなくなったAS人はけっこう多
いです。

 そんな訳で議論をしたければ不可知論は捨てた方がいいと思い
ますけどね。


Re: 特に好きだとは思いませんが 13594へのコメント
No.13598  Sat, 3 Aug 2002 15:13:58 +0900  こうもり [この発言にコメントする]

 この人が誰なのかよ〜く分かっているんですけど、まあ別人という
ことにしてコメントしときましょ。

★さん wrote:

>そもそも人の考えてることなんてわかりませんよ。
>そういうもんだと思ってますし。

 人の考えている事が分からないのが当然だと思っているのなら、
なぜ星子さんに質問をしているんでしょうね?そういう前提でいる
ならば、質問しても意味がないと思うんですけど。言っていること
が矛盾しています。

 不可知論をふかす場合はもう少し勉強しておきましょう。不可知
論の問題点はいくらでも指摘することが可能です。


Maria様へ(Re: 親に望むこと) 13552へのコメント
No.13597  Sat, 3 Aug 2002 14:10:18 +0900  ★ [この発言にコメントする]

ところで、Mariaさんはアスペルガーではないでしょ
もし、アスペルガーだとしたら、かなり要領がいいな(笑)

Mariaさんの場合は、他人をわかった上で、それに合わせない
といった感じが強いですけど、アスペルガーというのは、
そもそも「自分と同じ意識をもつ他人」という感覚がないんじゃ
ないかと思います。

例えば、Mariaさんは業界の人だそうなので、業界的比喩を
用いて説明しますけど(笑)、普通の人は実際の実行と
エミュレーションの違いも「同じとみなしてよい点」も
分かってるわけですよ。アスペルガーの人はそれがわからない
ように思います。エミュレーションができないのか、それとも
エミュレーションにあたることはできるけれども、それと
実際の実行との関係が適切に把握できてないのか、それは
分からないですけれども。


Re: ハッカーへの道 13524へのコメント
No.13596  Sat, 3 Aug 2002 13:38:25 +0900  ★ [この発言にコメントする]

こんにちは

Maria wrote:
> ASであると同時に筋金入りのハッカーであると
>目されているあたしとしては、

ASと関係ないことで恐縮ですが・・・

ハッカーとして筋金いり、とは、
具体的にはどういうことをいってる
んですか?

>「コンピュータ屋」というのは
>IBMに代表される大型汎用計算機の販売・設置・運用・保守をする人
>のことなんだぞ。

ASと関係ないことで恐縮ですが・・・

あなたが「コンピュータ屋」を上記の意味で用いていることは理解しましたが
世間一般ではそうではないと思いますよ。
情報処理技術者の試験が、IBMの大型汎用機が無敵だった1970年代の
精神を持っていることはあるでしょうけど、世間一般は、コンピュータ屋と
いうとき、むしろコンピュータをいじることが好きな人という意味で言って
いるように思いますよ。

>「プログラムを書くことに興味があるのなら、
>ソフトウェア開発の勉強をして、職業としてのソフトウェア開発の道を
>目指すのはどうだろうか」というのならまた話は違うのですがね。

私はその昔大学で情報科学なんてものを学びましたが・・・

はっきりいって、プログラムを書くとかソフトウェア開発とかには
あまり役に立ちません(笑)。それは文学部で、小説の書き方を
教えるわけではないのと同じです。

それから、趣味でプログラムを書くのと仕事でプログラムを書くのとは違います。
趣味なら、自分の好きなようにプログラムを書けばそれでいいですが、
仕事は、それでは通用しません。他人に分かりやすいコードを書けることが
どうしても必要になります。日記と小説の差とでもいえばいいんでしょうか。

> あたしなんかほとんど興味だけで仕事してんだけど(-_-;)。

それはすばらしい。
今までにどういったプログラムを書かれたのか
教えていただけますか?

> あたしは二次記憶のタイプ(索引つき順編成ファイルだとか乱編成ファイルだとか)だとか入出力装置のタイプ(セレクタチャネルだとかマルチプレックスチャネルだとか)だとかいった情報処理技術者試験によく出るような知識も豊富なのですが、

私はそういう細かいことはよく知りません(笑)

>「その手の知識は時代遅れであり、本当に試験以外にはまったく役に立たない」と言われた(あたしもそう思う(-_-;))ぞ。

計算機業界では、常識がコロコロかわります。
例えば昔なら速さを追求するのに機械語でプログラムを書くのは当然でしたが
今ではよほど特殊なものでない限りそういうものは稀でしょう。

>そんな勉強をするよりトイ・プログラムの一本でも書いたほうがなんぼかマシ、と思います。

それは確かにそうです。自分で書いてみるのが一番です。
ただ、人にそれを見てもらうとか、他人のプログラムを読むとか
いうのも勉強になります。

> 趣味でやってるソフトウェア開発のプロのことをハッカーと云うのだけどね(^_^;)。

プロは趣味ではありませんよ。

ハッカーという場合、趣味であるかプロかというよりも
その技量が第一に問題になるでしょう。

>ハッカー[hacker]
> もともとは斧で家具を作る人の意。

この文章がどこに出ていたかは知らないですけど、
コンピュータ関係でhackerという場合は、
「斧で割る」という意味のhackから来てる
と思います。つまり斧で割るようにシステムの
中身を知りたがる、ということです。

>1)あるプログラミング・システムの細部を学び、どうすれば機能を拡張できるか一生懸命考えることに喜びを感ずる人。自分の仕事をやるのに必要な最小限のことだけを学んで事足れりとする一般のユーザとは区別される。

の意味が出てくるわけです。

>2)情熱的にプログラミングをする人。プログラミングに関する理論を云々するのではなく、プログラミングそのものを楽しみとする人。
>3)いわゆるhack value(それといって何の役にも立たないようなプログラムがもっている価値)を認めることのできる人。
>4)プログラミングが早い人。ハッカーの作るものがすべてハック(=やっつけ仕事。筆者註)であるとは限らない。
>5)あるプログラムに関するエキスパート。または常にあるプログラムを塚手仕事をするか、そのプログラムに関する仕事をしている人。(プログラムではなく、特定の分野に関するエキスパートをいう場合もある。筆者註)

2)は1)の動機に着目したものです。好きでもないのに
しつこく詮索しませんからね。
3)は2)をもっとひねってます。その昔UNIXとCを作った一人Thompsonが
Turing賞の受賞公演で、「自己印刷プログラム」という、hack valueの
高そうなプログラムによる、システムのhacking(つまり6)の意味)に
ついて話をしました。彼はあなたの述べる1)〜5)の意味でのハッカー
でしょう。(ちなみに彼が講演した意図は、システムのhackingに対して
断固とした態度を取るべきだというものです)

>6)悪意をもって、あるいは純粋な興味からある情報を手に入れようとして、そこらへんをうろつく人。例)password hacker.

> いわゆる勤め人(月給取り/サラリーマン)にはなれそうにないことが本人に知れたら、ひょっとしたらショックで再起不能になるかもしれないな(^_^;)。

コンピュータ業界では、月給取りになれそうもない人なんてザラです(笑)

ただ、ASというのは、単に「オレはオレ」という人とは違うでしょう。
後者はなんだかんだいっても他人がぜんぜん分からないわけではないですよ。

> 電算業界では、
>
>プログラマー(programmer)
>1)コンピュータのプログラムを書くことができる人。
>2)プログラムを書くことを職業にしている人。プログラムを書くことに職業的な誇りを持っている場合、しばしば「プログラマ」と呼んで区別される。
>3)プログラムを書くことを商売にしている人。システム全体を把握しているシステムエンジニアとは区別される。
>4)プログラムを書く仕事をしている勤め人。ユーザよりも会社を尊重し、その証しとしてネクタイを締めている点でハッカーとは区別される。
>
>といった大雑把な区分があります。
>
> ハッカーと 我が名呼ばれん 初時雨  (和田秀男)

3)についてですが、もっと質的な違いがあります。
業界は多かれ少なかれソフトウェア工学に染まっています。
ソフトウェア工学の建前は要求分析、設計、コード化の
三つの仕事の分割です。だからアナリストとデザイナーと
プログラマーは違うというわけです。

でも、そんな区別はハッカーといわれるほどの人でなくたって
ちょっとバカバカしいなと思っていますよ。例えば、ものを書くのに、
中身を考える人と、言葉を選う人なんて分けてるわけじゃないでしょ(笑)


Re: ニンゲンが好きだという方いますか。 13593へのコメント
No.13595  Sat, 3 Aug 2002 12:09:03 +0900  まろんす [この発言にコメントする]

 星子 さんへ
こんにちは。

>「なんであいつら中心で世の中うごいてるんだ?」
>と、不服感まで。。
私もそれはたまに思います。

 あの番組は、私はいいと思うけどなあ。
私は自閉的性格に加えて容姿が醜いので、いじめられたから
その番組に出れるもんなら出たいくらいだけど・・。


特に好きだとは思いませんが 13593へのコメント
No.13594  Sat, 3 Aug 2002 12:07:20 +0900  ★ [この発言にコメントする]

特に嫌いということもありません。

>ヒトの存在がもともと薄くって、接点の感覚の薄い自閉性障害ですが、

存在が薄いというのがよくわかりません。
そう感じたことが一度もないもんで。
私にわかるかどうかわかりませんが、
具体的に説明していただけますか?

>ニンゲン(要はそっち側・・・みたいな、表側・・・)>

>ヒトの側・そっち側がもう気持ち悪くって

「そっち側」というのもよくわかりません。
「こっち側」というのがあるわけですか?
私にわかるかどうかわかりませんが、
具体的に説明していただけますか?

>もー不可解でサッパリ気もい悪くって、
>遊びに誘ってくれる人と頑張って付き合って喋っていても、
>「あーマッジうぜー。言ってる事ワカラナイし聞きたくねー。」
>で、たまんない時があります。

そもそも人の考えてることなんてわかりませんよ。
そういうもんだと思ってますし。

ただ、最近自分自身もよくわからないなあと思います。
それで不安かといわれると、特にそういうこともない。
わからないということが不安だとは思わないですね。

>ニンゲンほどいい加減で関わると気分悪くなる生き物はいない

一貫した単純な法則はないでしょう。そんな簡単なものではありませんよ。
ただ、それがわからないから、気持ちが悪いとも思わない。

>「なんであいつら中心で世の中うごいてるんだ?」

みな自分が中心だなんて思ってないでしょう。
みんな、中心は自分の外にあると思っている。

そもそも中心って何だろう?
なんでもかんでも自分の思い通りってことなら
そんな中心を自分の中に持っている人なんていないですよ。
それに、そんなものを欲しても仕方ない。

>こういうのは抗鬱剤なんかで治るもんなのかな。

さぁ。ただ脳も結局物質ですからね。
クスリで治るわけがない、といいきれるわけでもないでしょう。

>ビューティー殺しam なんか、
>「あんなことで悩んでるって、ひでー馬鹿ちゃうか?」
>って思っちゃう。

悩みなんて他人からみればバカみたいなものですよ。
リコウな悩みってあるんですか?

>私だったら、眼の二重手術とか、
>表の綺麗さなんかより、
>この弱視の手術したいもんだ。

あなたのその悩みに
「ひでー馬鹿ちゃうか?」
という人もいないとはいえませんね。

もちろん、あなたはその人が馬鹿だというでしょうね。
でもその人はあなたではないんですよ。その人にとっては
自分自身がリコウで、あなたが馬鹿だと思えるわけです。
わかるかな?わかんないかな。あなたはあなたでしかないものね。

>あんな番組成り立っている事点で、オカシイよな。

見たくない番組なんて沢山ありますよ。
ただ、いちいち文句はいいません。
私と他人は違うんです。

ああ、それがわからないのがアスペルガーなのか。
ただわたしにはわからないというのがわからない。


ニンゲンが好きだという方いますか。
No.13593  Sat, 3 Aug 2002 00:03:37 +0900  星子 [この発言にコメントする]

こんばんわ。
変な質問していいですか?
ヒトの存在がもともと薄くって、接点の感覚の薄い自閉性障害ですが、
ニンゲン(要はそっち側・・・みたいな、表側・・・)が「好きである」という
方いますか?

私はなんだか最近、やけどするようにヒトの側・そっち側がもう気持ち悪くって
しょうがないです。

「同じ自閉者でも、ニンゲン自体や生き物が好きなのである」
という方、いるでしょうか?


もー不可解でサッパリ気もい悪くって、
遊びに誘ってくれる人と頑張って付き合って喋っていても、
「あーマッジうぜー。言ってる事ワカラナイし聞きたくねー。」
で、たまんない時があります。

最近、「自分の性格が悪化している」だけなのか、
ニンゲンほどいい加減で関わると気分悪くなる生き物はいない
という想いが日増しに酷くなり、
「なんであいつら中心で世の中うごいてるんだ?」
と、不服感まで。。

こういうのは抗鬱剤なんかで治るもんなのかな。
もともとの脳なんか変る訳ないから呼吸と共に永久について廻るものなのかな。。

ビューティー殺しam なんか、「あんなことで悩んでるって、ひでー馬鹿ちゃうか
?」って思っちゃう。
私だったら、眼の二重手術とか、
表の綺麗さなんかより、
この弱視の手術したいもんだ。

あと、この脳の中は整形できないのかな。とか。

あんな番組成り立っている事点で、オカシイよな。


Re: 親に望むこと 13587へのコメント
No.13592  Fri, 2 Aug 2002 23:48:04 +0900  眠れないママりん [この発言にコメントする]


> 裏のルールを教えるためにはある程度の世間慣れやしたたかさが必要だっ
>たりする訳です。
>
指摘どおりです。裏のルールというものはよけいに混乱するかもしれないですね。

教えていただいたサイトを見てみました。
親サイドからの情報交換ができるのでいいですね。参加してみようと思います。
ありがとうございます。


Re: 適性検査 13579へのコメント
No.13591  Fri, 2 Aug 2002 23:41:51 +0900  たあ [この発言にコメントする]

タレイヌさん、Helixさん、名加野さん、シベラスさん、こうもりさん、レスありがとうございました。

タレイヌ さんwrote:
>車の運転は、大都会でないなら、きっと、大丈夫と思いますよ。

私はいま首都圏に住んでいますが、地方で就職するつもりなので都会で運転することは無いと思います。

Helix さんwrote:
>ネット上でできるものが無いかと探したんですけど、ヒットしませんでした。

調べていただいてありがとうございました。

名加野 さんwrote:
> 僕は37時間ほどかかりました。高校時代です。早く取りたいのであれば、地方へは出ますが、格安で取れる合宿もあります。1ヶ月ほど缶詰になりますけど。

私は合宿制の自動車学校に行く予定です。時間の調整が苦手で、毎週決まった日に通い続けるのは無理そうなので。


皆さんの意見を総合すると、『とにかく免許を取ってその後は念力で運転できるようになる』ということでしょうか。


シペラス さんwrote:

>現在、抗精神病薬(ドグマチールもそう)・抗不安薬(ソラナックス等)を服用している場合は、注意力が著しく低下した状態になるので、絶対に運転しないほうが良いです。
> 私は路上教習に出たことがありますが、もともとそんなに注意力・協調性がなかった上に薬を飲んでいたので、停止線をオーバーするわ・街路の交差点でぶつかりそうになるわ・おばあさんを引きそうになるわで、教官から「君はハンドルは、握らないほうが良いだろう。」と言われた

私も似たようなことをしてしまいそうで怖いです。運転する時は薬は飲まないようにします。

こうもり さんwrote:
> ちなみにわたしは教習所でかから30万円のお金を作ることができず、
>未だに取得できていません。

確かに免許を取るのに何故こんな大金がかかるのか不思議です。合宿免許でも20万ぐらいかかるみたいです。私はまだ、半額しか貯金できていません。



皆さんの意見で、適正検査はあまり役には立たないということがわかりました。

とりあえず、免許を取ること自体はそれほど無理というわけではないということを知ることができて良かったです。


2002年8月2日の日記
No.13590  Fri, 2 Aug 2002 23:04:38 +0900  シペラス [この発言にコメントする]

朝6:30頃起きる。朝食は鮭と卵とお味噌汁。今日は、天気予報で「午後激しい雷雨でしょうということだったので、紺と白のツートーンカラーの大きなかさを持って8:10頃家を出発。隣町のh駅まで、40分ぐらい歩く。
 次のj駅で電車を降りる。ここが作業所の最寄駅。作業所の通所者のおばさん??(年齢不詳)4人組を追い越すが、信号で追いつかれる。9:00に作業所へ到着。
 ミーティングが9:20ごろ始まる。スピーチの時間が終わって、今日の昼食の献立を決める。いつもはこれだけで、30分あまりかかるが、今日は指導員のLさんの「だいぶ前にやった、炊き込み御飯とイカの和え物とお味噌汁の献立にしよう!」の一声にみんなが賛成し、10分ぐらいで済んだ。 今日はお茶当番ということになったので、作業前の休み時間に、ミーティングのときに飲んだお茶の茶碗を洗い・お湯を沸かす。
10:00作業開始。今日はセンサーの基板に、部品を4つ取り付けるという仕事を、昨日に続いて流れ作業で行う。私は一番大きな9本端子の部品を取り付ける役をやる。小さい部品の端子が基板の孔にうまくはまらないので、おとといの作業のとき強引に押して、基板6個一組の板を継ぎ目の部分で割ってしまった人がいたので、指導員のZさんの「これ機械で一度にはんだ付けするみたいだから、板を割らないように注意してね!」の声に、一同手先だけ慎重に作業を進める。
 30分後「今日体操、暑いから中でやりたいね!」という声もあったが、私が出たのを皮切りにみんなしぶしぶ体操のため外へ。強い日差しを避けたいと思ったので、2、3本のアラカシの木が作っている木陰を選んでラジオ体操。体操からかえって、みんなの分のコーヒー・紅茶を入れる。
 11:00ごろ嘱託医のA先生が来所。今日は月に1度の『嘱託医相談』の日だった。「統合失調症の新薬は、有効なのでしょうか?」と指導員のLさん。「そうですね。家族会では新薬がいいと宣伝していますけど…僕自身は、むしろ再発の危険性が増すように思えるので、切り替えには慎重です。」とA先生。「あたしは、薬飲むのなんかボケたような感じになるんで嫌なんですけど、いつまで飲めば良いんですか??」とWさんは食って掛かる。「精神の薬をずっと飲まなければならないのは、高血圧や腎臓が悪い人が薬を飲みつづけなければならないのと同じですよ」とA先生。Uさんは眠剤をどう飲めばよいのかを聞く。A先生は、「眠剤はねる1時間ないし30分前に、飲むのが効果的です」と言う。私は「グレープフルーツジュースと一緒に飲むと危険な精神科の薬には、どのようなものがありますか?」と尋ねる。「そうですね…SSRIは飲み合わせが悪いみたいです。」とのお答えだった。
 そのあと、買い物へいったIさんの帰りが遅かったので、ご飯作りが長びき、1:00までは作業。
ボランティアのBさんと指導員のZさん食当を引き受けたEさんの3人が作った、炊き込み御飯・以下とレンコンの明太子和え・シジミ汁を一同堪能。食べ終わった1:40ごろから、天気予報どおり雲行きが怪しくなる。
 
 14:00作業再開。空が暗くなり雷鳴が聞こえ始める。「俺、雷とか地震って好きなんだよな…」とEさん。「えっ!恐くないの…だって地震・雷・火事・親父っていって、地震が一番恐いのに…」とIさん。「それって、もしかして死にたいってこと?」と私が突っ込むと、「そうなんですよ。ぼくのお袋、よく『おまえなんか死んでしまえ!!!』って言うものですから…」とEさん。「そんな…***さんが死んだら、みんな寂しがると思うよ…」と指導員のZさんがなだめる。
 そうこうしているうちに、空はますます暗くなり、ほとんど7時ごろくらいの明るさになって、稲妻が何本も空を走る。雨も本当に滝のように激しく降る。作業所の前の小道は、川と化して猛スピードで水が流れていた。15:00になったかならないかというときに、至近距離で落雷。停電となる。作業室のある2階にいると危なそうだったので、一同1階へ避難。風を伴って雹混じりの豪雨が降ってきたので、みんなで居間中央へ避難して、雑談をしながら電気の復旧を待つ。帰れるかどうかを案じながら掃除。私がこれまで経験した雷雨の中で最もひどい感じだった。
 おやつを食べ終わった4:30ごろ、ようやく道の水が引いたので、まだ雨が降っていたが、家路に着く。j駅に着くと、終点の駅で線路が冠水したため電車を一本運休しますというアナウンス。10分くらい電車を待たされる。電車を乗り継いで、家の近くのc駅に着いたときににようやく日差しが戻る。
家に戻る途中にあるK川は、普段の10倍の水量だった。

こんな大雷雨に遭ったせいか、家のピアノで『サモア島の歌』を弾く。


Re: 適性検査 13588へのコメント
No.13589  Fri, 2 Aug 2002 22:45:43 +0900  こうもり [この発言にコメントする]

タレイヌさん wrote:

>うちの子達が小さい時、親戚からもらうお年玉を、貯金させるのに、『あの
>ね、君が18歳になったとき、きっと車の免許が必要になるから、その時の
>ために、貯金しましょうね』と、半強制的に、取り上げました。車好きな長
>男は、もうばっちり!!差し出しました。

う〜む、蓄財の勧めですな。そう言えば、AS人の中には意外にお金の使
い方で苦しむ人がいるみたいです。例としては

(1)パチンコなどに興味を持ち、止まらなくなる
(2)悪徳商法に引っかかる
(3)コレクションに熱中してしまう

などで、中には借金を作ってしまう例もあるとか。わたしの場合は借金は作
ったことはないものの、(3)は少なからず持っています。ついでに言うと
お金の使い方が偏っていて、母からは「少しは女性との交際費とかロマンチ
ックなお金の使い方をせんかい!」とのたまわれておりやした。

 今は来年度から某大学の研究生になるための20万円をやっと貯蓄し終わ
ったところです。これを機に貯蓄の尊さを学びなおさなければ〜。もちろん
車もなんとかしなければ。

>本人達は、人の命を守る側に立った「大人」としての実感を、はじめて持
>つのだと思いました。

その点、郵便局のSKYT検査で「あなたは見通しの悪い曲がり角を走行
しています。どんな危険が潜んでいますか?」という質問が出される度に「
突撃あるのみ!!」と答えているわたしはまだまだガキですな。車を持つの
も、大人へのステップという奴ですね。

 貴重なアドバイス、ありがとうごぜいますだ。

新しい話題を投稿 次の20件を表示 最新のログを表示 パスワード変更 発言の削除

《アスペルガーの館》に戻る / 新しいアスペルガーの館の掲示板


EWBBS.CGI 改 (WZ BBS対応 Web掲示板 T.Ikeda改 + s.murakami改
© 1998 y.mikome, T.Ikeda, 1999 s.murakami