アスペルガーの館の掲示板(旧)

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Re: ちょっといいですか? 14204へのコメント
No.14238  Thu, 26 Sep 2002 23:20:27 +0900  ARA [この発言にコメントする]

123さん wrote:
>知的障害児に関する仕事をしています。
>私のもとにも、自閉症児、LD児、ADHD、アスペルガー等、様々な障害を
>持っていながらも、懸命に生きている人がたくさんいます。
>一貫して、彼らにいえるのは、自分がアスペルガーである、自分はADHDだ
>そのような認識(病識)を持っている人はいないということです。

 子供の時最初は、病識はなかったと思います。
でも、自分だけ心理の先生の前で積み木・・・とかだと
さすがに「あれっ?」と子供でも思いましたが。

 社会と自分との関係に無頓着だと
知識として「どうも自分は他の人と違うみたい」とわかる事と
それを感じてなんらかの行動にだしたり、表現したりすることとの
間に差があると思います。(とくに子供時代)

 「自分には知的な障害があるらしい」なんて感じたなら
大変な心理状態になるはずだと非発達障害の方はお考えになるかもしれませんが
正直うっすらと悲しかったりはするけど、でもそれが日常なので
比較的たんたんとしていたと思います。

知識としてわかるということと、自分の中での重要度みたいなものは別でした。

大人になればまた別ですねけどね。
いやがうえにも社会とかかわらざるおえなくて
今まで無自覚だったぶんのツケがどっとくるようなかんじでしょうか。

 


Re: ちょっといいですか? 14204へのコメント
No.14237  Thu, 26 Sep 2002 23:13:40 +0900  mako [この発言にコメントする]

はじめまして。
知的障害のある自閉症の息子(6才)の、母です。
いろいろ言いたい事はあるのですが、ひとつだけ・・・

>必死に生きている、彼らを守り、ともにこの社会でどう生きていこうか。
>自分の息子たちの居場所を、探し奮闘している家族の方々が
>このページを見ないことを、私は祈ります。

まさに、私は息子のことで、日々奮闘している家族です。
私は、ここのHP、BBSに出会えて、本当に良かったと
思っています。
ここにいるたくさんの人に、感謝しています。
自閉症の子供を持つ、何人かのお母さんに
このBBSのことを、教えたりもしました。
私は、このページに、たくさんの人が救われていると思っています。


Re: 初めまして 14235へのコメント
No.14236  Thu, 26 Sep 2002 23:02:47 +0900  シペラス [この発言にコメントする]

シペラス wrote:
>深蒼 wrote:
>>初めまして。
>>14歳でASの診断を受け、17歳で自己認知、そして現在19歳の深蒼と申します。
>>ここの掲示板はたまに覗く程度でしたが、
>>今回どうしても皆様にお聞きしたい事があったので、思い切って書き込ませて頂きました。
>>先日心療内科の方に行った所、主治医の方から
>>「リタリン(朝2錠、昼1錠)」と「ルボックス(朝1錠、夜1錠)」を処方されました。
>>(薬の処方は今回が初めてです)
> リタリンは、抗多動剤・あるいは中枢刺激剤といって、脳の動き(特に前頭葉)を活性化させる働きがあります。またルボックスはSSRI(選択的セロトニン最取り込み阻害剤)の一種で、うつ病の症状を和らげる薬です。
> リタリンは実は、アンフェタミンという覚醒剤の誘導体で、脳内の神経細胞同士が信号をやり取りする接点となるシナプスで、信号の発信源となる細胞が伸ばしている繊維の先端にある小さな袋(小胞)に詰まっている神経伝達物質のドーパミンをシナプスの中にたたき出し、きちんと受け取り側の細胞へドーパミンが届くようにします。ADHDの人の脳内ではドーパミンがうまく回らなくなっているので、これであんばいが良くなって、問題行動が減るという寸法です。
> 覚醒剤の誘導体と書きましたが、よく耳にするコカインと比べると、ドーパミンをたたき出す力が弱く、中毒性が薄いということで、ADHDの治療にアメリカを中心としてよく処方されています。
> しかしながらそれでもなお依存性があり、アメリカでは乱用する若者が出てきて、ヒラリー・クリントン大統領夫人らのグループが、子供への投与に異議を唱えています。お医者さんから言われた用量を厳守すると共に、絶対に他人へ薬を譲渡しないようにして下さい。また薬の聞き具合を確かめるため、一週間に一度(週末がベター)、主治医と相談の上で、『ドラックホリデー(薬なし日)』を設けたほうが良いそうです。また服用して鬱の症状が悪化した場合・発疹や発熱などの症状が出た時は、必ず受診しましょう。
> ルボックスは私も飲んでいますが、発信側細胞からのシナプス内に放出されたやはり神経伝達物質であるセロトニンの量を、繊維の先の最取り込みポンプへ結合して塞ぐことで維持する薬です。うつ病のほか強迫神経症の治療にも用います。この薬で注意すべきは、量を急激に増やすと攻撃性が増すということです。
> また両方に言えるのですが、空腹時に服用すると胃が悪くなります。あと、肝臓での薬の分解酵素の働きが阻害され、薬が効きすぎてしまう恐れがあるので、これらの薬は、グレープフルーツジュースと一緒に飲んではいけません!
>
>>特に、飲んだ時の効果(ASそのものの症状にに効果があるのか、それに誘発されて起こる二次症状を抑えるためのものか)
>
>どちらかといえば、これらの薬は二次障害の緩和のために飲むということになります。


Re: 初めまして 14231へのコメント
No.14234  Thu, 26 Sep 2002 22:49:33 +0900  Mr.Moto [この発言にコメントする]

深蒼さん wrote:
> 先日心療内科の方に行った所、主治医の方から
> 「リタリン(朝2錠、昼1錠)」と「ルボックス(朝1錠、夜1錠)」を処方されました。
> (薬の処方は今回が初めてです)
>
> しかし、いざ飲むとなると色々不安が募ってしまい、
> 今、飲むべきか飲まざるべきか非常に悩んでいる状況なのです。
> (主治医からある程度薬についての説明は受けたのですが、それでも不安で……)
>
> そこで、この薬についての事をより詳しく教えて頂きたいのです。
> 特に、飲んだ時の効果(ASそのものの症状にに効果があるのか、それに誘発されて起こる二次症状を抑えるためのものか)
> と、副作用の程度(殊に、ASならではの「特長」を殺してしまう事はないのだろうか?)
> について教えて頂けると大変嬉しいです。

 おれ自身はリタリンにしろルボックスにしろ服んだことがないのだが、向精神薬っつーのは「交絡(クロスコネクション)があるか」「切れがいいか」「自己統制(セルフコントロール)ができるか」の三点をとりあえず確認しておいたほうがいい。

1)交絡があるか
 体調や精神状態、あるいは酒を飲んでいたりとかいった状態によって、薬というのはバッドに効いたりナイスに効いたりするのであるよ。ある程度服みつづけていれば、そうした感じも掴めてくるのだが、主治医のほうから服みはじめの注意点とかが告げられたり、「使用上の注意」みたいな形で提示されていたりするものについては十分に気をつけ、しばらくは体調や精神状態や服薬時のコンディション(時間や食事の量など)を一定に保つよう心がけたほうがいい。
 もっとも、主治医のほうで、最初のうちは量を控えるとかいった配慮をしてくれるのが普通だが。

2)切れがいいか
 効くには効くが眠れなくなったりぼんやりしたりして、日常生活のリズムが崩れて「どよーん」「どろーん」としてしまう例がけっこう多い。リタリンは切れがいいという点では問題ないが、リタリンが効いたことによって生活リズムがふだんとズレることがある。
 薬の影響を吸収できるよう、時間や体力に余裕を残しておいたほうがいいように思う。

3)自己統制ができるか
 薬がバッドに効いてしまったときに、パニック発作を起こしてしまうことがままある。そういうことがないように、「どういう効きかたをするか」「その薬を服んだときに、どういう副作用、あるいはどういうトラブルを起こしやすいか」を、経験者に聞いておくといい。
 あるいは、ヤバそうなときに相談できる相手をあらかじめ確保しておくのもいい。なんならこの『アスペルガーの館』か『雑魚亭』にSOSのメッセージを上げること。誰かしっかResをくれるはずである。

 では。

 (Mr.Moto)


もっとも優先されることは?(Re: ちょっといいですか)? 14204へのコメント
No.14232  Thu, 26 Sep 2002 21:17:54 +0900  よし(陽疾) [この発言にコメントする]


123さん wrote:
> 知的障害児に関する仕事をしています。
> 私のもとにも、自閉症児、LD児、ADHD、アスペルガー等、様々な障害を
> 持っていながらも、懸命に生きている人がたくさんいます。
> 一貫して、彼らにいえるのは、自分がアスペルガーである、自分はADHDだ
> そのような認識(病識)を持っている人はいないということです。
> このBBSを読んで複雑な心境です。
> 自分がアスペルガ−だという人達、彼らの才能は珍しく、すばらしいものがあります。
> しかし、私が見る限り、それらの才能は社会では認められるようなものは少ないでしょう。皆無に等しいのではないのでしょうか?
> 実際の彼らと接したことはありますか?
> 彼らの言動、なぜ彼らが障害者として、社会に受け入れられずにいるのか
> そのへんを深く考えてから、発言してほしいものです。
> 貴方方の言うアスペルガーのすばらしい才能ってどういうものですか?
> 具体的に何ができるのですか?
> LDやADHDの行動、思考をどこまで認識して発言しているのでしょう?
> もしかして、自分は天才だ。自分にはすばらしい才能があるのに
> 社会は誰も認めてはくれない。そんな感情が貴方たちのうらにあるようにしか、私には思えてなりません。
> 必死に生きている、彼らを守り、ともにこの社会でどう生きていこうか。
> 自分の息子たちの居場所を、探し奮闘している家族の方々が
> このページを見ないことを、私は祈ります。


ASの館のメンバーからは、反論ばかりで、「彼女の言うことも分かります」、的な発言は(私の見るところ)なかったのは意外。
123さんの、全体の主張の是非は置いといて、

> 自分がアスペルガ−だという人達、彼らの才能は珍しく、すばらしいものがあります。
> しかし、私が見る限り、それらの才能は社会では認められるようなものは少ないでしょう。皆無に等しいのではないのでしょうか?

> 貴方方の言うアスペルガーのすばらしい才能ってどういうものですか?
> 具体的に何ができるのですか?
> LDやADHDの行動、思考をどこまで認識して発言しているのでしょう?
> もしかして、自分は天才だ。自分にはすばらしい才能があるのに
> 社会は誰も認めてはくれない。そんな感情が貴方たちのうらにあるようにしか、私には思えてなりません。

ここに関しては、大いに共感する。
ASの館には、切実な話も多いが「知的社交場」的な側面が多分にある。おそらくの所、そういう切実なことの問題解決について話が「ASの館」で主たる話題の中心ではなかったことの失望感が彼女に(女性ですよね?)あの投稿をかかせたものだと思います。
 ただ、現状の私の勝手な理解による「知的社交場」的な雰囲気は大好きです。これはこれで、実に存在価値をもつHPと思います。

また、
「あなたは立派に生きているのだから、自分のことを障害者だなどとは言ってはいけない」と言われ、自分が障害者であること、障害者として生きることを否定されて傷ついている人がどれだけ多いかを、123さんはご存じないようですね。」 との常連さんの発言がありましたが、
 これ、社会からは理解されないけど、実に重いこと。
こういう人たち(自分も含む)にとって、ここのHPの存在は心のささえであります。

ただ、
> 「自分の息子たちの居場所を、探し奮闘している家族の方々」
に対して、あたたかいアドバイス、もしくはそういった人たちに役立つサイトをご存知の方は、このHPの中にいらしたらぜひ、お教えあげていただきたく思います。(自分は、知らないので)
彼女の真意や趣旨をを質すことよりも・・・
もっとも優先することはこれでしょう。

http://yokohama.cool.ne.jp/rakugakicho/


初めまして
No.14231  Thu, 26 Sep 2002 21:17:46 +0900  深蒼 [この発言にコメントする]

初めまして。
14歳でASの診断を受け、17歳で自己認知、そして現在19歳の深蒼と申します。

ここの掲示板はたまに覗く程度でしたが、
今回どうしても皆様にお聞きしたい事があったので、思い切って書き込ませて頂きました。

先日心療内科の方に行った所、主治医の方から
「リタリン(朝2錠、昼1錠)」と「ルボックス(朝1錠、夜1錠)」を処方されました。
(薬の処方は今回が初めてです)

しかし、いざ飲むとなると色々不安が募ってしまい、
今、飲むべきか飲まざるべきか非常に悩んでいる状況なのです。
(主治医からある程度薬についての説明は受けたのですが、それでも不安で……)

そこで、この薬についての事をより詳しく教えて頂きたいのです。
特に、飲んだ時の効果(ASそのものの症状にに効果があるのか、それに誘発されて起こる二次症状を抑えるためのものか)
と、副作用の程度(殊に、ASならではの「特長」を殺してしまう事はないのだろうか?)
について教えて頂けると大変嬉しいです。

突然このような事をお願いしてしまって本当に失礼とは思いますが、
今の時点では皆様以外に頼れる方がいないので……

それでは、どうかよろしくお願いします。

#最後に、乱文の方失礼致しました。


秋深まり…
No.14228  Thu, 26 Sep 2002 18:39:17 +0900  シペラス [この発言にコメントする]

木犀の 香り漂い 秋の風
コスモスや 色様々に 咲誇り
夕焼けに 青ののあさがお しぼみゆく
彼岸花 燃える火衰え 着る長袖
里の秋 うたいて思う 自立とは


Re: ちょっといいですか? 14213へのコメント
No.14227  Thu, 26 Sep 2002 15:55:57 +0900  蝙蝠(観察型) [この発言にコメントする]

 これはあくまでsatieさんの観察ではなく、123さんの観察
だぞ、と。ただし、断っておくと123さんを荒らしとみなしている
訳ではないんだな。

satieさん wrote:

>何だか、知的障害者、もしくは発達障害者を見下しているような気がして
>仕方がないのです...。
>
>もし、123さんが今のお仕事を続けていかれるのならば、もっと障害者に
>歩み寄るという部分が必要なのだろうと思います。単に「仕事だし、別に
>この仕事に一生を捧げるつもりはない」と思われているのでしたら、別に
>歩み寄らなくても仕事は捌けるかと存じます。
>
>知的障害のあたしがいうのも何なのですが、このままですと123さんはい
>つか仕事で躓く事もあり得るかもしれません。

 ちょっと思ったのだが、123さんは既に仕事につまずいてしまってい
る可能性があるんだな。コメントの中で、123さんの語る発達障害者の
イメージがあまりにも悪すぎるぞ、と。事実かどうかは別にして、と。ボ
ランティア先ではここに来ているメンバーよりは予後が悪いと思われる発
達障害児・者とも出会ってきたが、そこまで悲観的になったことはなかっ
たんだな。

 考えられるのは2つ。1つは本当に123さんの支援がうまくいってい
ない場合。もう1つは123さん自身の精神がむしばまれはじめていて、
発達障害児への共感度が低くなっていたり、ご自身の支援の成果を肯定的
に受けとめることができなくなっている場合。

 以前、地元で障害者支援を携わっている職員が区報に障害者を皮肉るよ
うな川柳を掲載して問題になったことがあるのだが、発達障害者支援を職
業とする者が障害者やその家族が集まるようなサイトで発達障害者を見下
すようなコメントを流すのは尋常ではないんだな。発覚すれば「障害者や
その家族の信頼を損ねた」という理由で職を失ったり処分を受ける危険性
だってあるし、と。

 支援がうまくいってないにしろ、本人が病んでいるにしろ、123さん
が支援で行き詰まっている(あるいはそう感じている)可能性だけはおお
いに考えられるぞ、と。本人が医学的・心理的な治療を受けるか、スーパ
ーバイザー(支援関係者に助言を与える専門家)の助言を受けておくこと
をお薦めするぞ、と。ちなみにスーパーバイザーの助言を受けることは支
援関係者として恥ずべきことではなく、むしろ優秀な支援関係者ほどこれ
をうまく活用しているように思えるんだな。

 以上、Motoさんのコメントにも触発されて、ちょっとだけ123さんに
対する助言を行っておいたんだな。では、と


Re: ちょっといいですか? 14204へのコメント
No.14226  Thu, 26 Sep 2002 12:12:51 +0900  エス [この発言にコメントする]

123 が♀であることを祈る。♂だと犯罪に至る可能性が高くなるからだ。
このタイプは奉仕すべき相手の無力さにつけこんで自分の支配欲を昂進させる。
子供や障害者をたわめることで自力の満足感に浸る。聖人なり損ない型だな。

あ,折れここで一番,柄わりぃんだ。123 みたいのを誘発してる張本人か。
悪かった,引っ込もう。


Re: 迷いましたが、思いきって書きます。 14224へのコメント
No.14225  Thu, 26 Sep 2002 10:56:41 +0900  りる [この発言にコメントする]

シロ wrote:
>ご自分の母親が、「障害児に関する仕事」をしていたにもかかわらず、「適切な関わり方と受容姿勢」の上に立って仕事をしていなかったことを恥じておられるのでしょうか。それが「非常に重いカミングアウト」になるとは、自分自身のことのように、それがつらいのでしょうか。

その通りです。

>もしそうだとしたら、りるさんが自分自身のことのように母親について責任を感じなくていいのだということを強くお伝えしたいと思います。

ありがとう。
そのことは、頭ではわかってはいるのですが、
「自分はあのような恥ずべき人間の子である」という後ろめたさから脱することができずにいます。

>「貶められた人たち」に対して罪悪感のようなものを感じていらっしゃるのでしょうか。もしそうだとしたら、それは個人史の中でりるさんが(目撃者として)与えられてしまったハードな課題かもしれないと思います。

これもその通りです。
母親との関係と、それに起因する自分自身の感情等の問題については自分の中で処理済のつもりなのですが、
生育家庭の呪縛から脱して、さて自分自身の人間関係は、という段階に来たところで
(そこで出会って思い当たったのがアスペルガー症候群という概念でもあるのですが)、
どうしてもこの問題はついてまわります。
それはやはり、生育歴(個人史)に起因する問題は生涯ついてまわるということなのでしょう。

>わたし自身は10代のときに年単位で精神病院に入院し様々な体験をしました。そのことを思い出しながら、これを書いています。

このことについてはなんともレスができませんが、
シロさんが、ご自分のこと(シロさんが与えられてしまった課題?)を思い出しながら、
私の投稿から私自身の「課題」を読み取って上のようなレスをくださったのだと伝わります。ありがとう。


Re: 迷いましたが、思いきって書きます。 14212へのコメント
No.14224  Thu, 26 Sep 2002 10:05:44 +0900  シロ [この発言にコメントする]

りる wrote:
>以下は非常に私的なことなので、ここに書くかどうかずっと迷っていたのですが、
>こうもりさんが書かれたことに触発されて、やはり書いておきたいと思いました。
>私にとっては非常に重いカミングアウトです。

ご自分の母親が、「障害児に関する仕事」をしていたにもかかわらず、「適切な関わり方と受容姿勢」の上に立って仕事をしていなかったことを恥じておられるのでしょうか。それが「非常に重いカミングアウト」になるとは、自分自身のことのように、それがつらいのでしょうか。もしそうだとしたら、りるさんが自分自身のことのように母親について責任を感じなくていいのだということを強くお伝えしたいと思います。「貶められた人たち」に対して罪悪感のようなものを感じていらっしゃるのでしょうか。もしそうだとしたら、それは個人史の中でりるさんが(目撃者として)与えられてしまったハードな課題かもしれないと思います。わたし自身は10代のときに年単位で精神病院に入院し様々な体験をしました。そのことを思い出しながら、これを書いています。


Re: ちょっといいですか? 14204へのコメント
No.14223  Thu, 26 Sep 2002 02:25:16 +0900  グルンサ [この発言にコメントする]

123さん wrote:
(前略)
>一貫して、彼らにいえるのは、自分がアスペルガーである、自分はADHDだ
>そのような認識(病識)を持っている人はいないということです。
>このBBSを読んで複雑な心境です。

 失礼ですが、それでは私たちという存在は何なのでしょうか?
私自身についていえば、自分自身が発達障害者だという認識を持ったのは30代になってからですが、遅まきながらでも認識を持つことだってあります。彼らは、今はまだ認識できていないだけ、という可能性もあるのではないでしょうか?(あくまで、私自身の想像にすぎませんが。)それに、「このBBSを読んで…」とありますが、今までのログをきちんと読んだ上での書き込みとは、ちょっと考えづらいです。

>もしかして、自分は天才だ。自分にはすばらしい才能があるのに
>社会は誰も認めてはくれない。そんな感情が貴方たちのうらにあるようにしか、私には思えてなりません。

 再度、私自身についてですが、自分が天才とは考えたことはありません(「自分に何ができるのか?」という問いは今もありますが)。また、今まで、私と同じく当事者の方にお会いして話をした限りでは、そういう人はいませんでした。

>必死に生きている、彼らを守り、ともにこの社会でどう生きていこうか。
>自分の息子たちの居場所を、探し奮闘している家族の方々が
>このページを見ないことを、私は祈ります。

 上記の、自分自身への問いと同時に、「障害を受容し、どうやって共生(「共存」と言ってもいい)していくか?」また、「どうやって社会の中で生きていけばよいか?」というのが、現在の私自身の思いです。
 上記の、障害児・者のご家族の方々が奮闘しておられるように、私たちにも、また違った現実があります。ここの皆さんも、いろいろ奮闘していますよ。それぞれ抱えている事情・思いは他の皆さんがたくさんお書きになっていますが、私たちの側にももしかしたら、毎日を生きていくこと、そのものが戦いだという人もいるかもしれません。

 知的障害児・者と関わる仕事をしているのですから、これからも今の仕事を続けていきたい、とお考えでしたら、発達障害についても勉強なさってみてはいかがでしょうか?ご自分が知らなかったことを知る、という意味でも良いと思いますよ。それでは。


Re: ちょっといいですか? 14204へのコメント
No.14222  Thu, 26 Sep 2002 00:13:21 +0900  やんちゃん [この発言にコメントする]

123さん wrote:
レスを付けようにもこの投稿、結局何を言わんとしているのか今ひとつ把握できません。

この掲示板の発言(全体?)の批判をされていることは分かるのですが・・・。ここの「彼ら」「貴方方」というのがいったい誰をさしているのでしょうか。「彼ら」と「貴方方」は相反する人々なのですか?また「彼ら」は全部同じ対象を指しているのでしょうか??

>彼らの言動、なぜ彼らが障害者として、社会に受け入れられずにいるのか
>そのへんを深く考えてから、発言してほしいものです。
↑これはどういう主旨なのでしょう?
たとえば、「すばらしい才能があるのを受け入れない社会を非難するのにとどまるのではなく、具体的にどうすれば受け入れられることができるかを障害者の側から考えるべきだ」ということなのか?
たとえば、「能力の高いものが、知的障害を抱えている人々を視野にいれずに勝手なことを言っている」ということなのか?

>自分の息子たちの居場所を、探し奮闘している家族の方々が
>このページを見ないことを、私は祈ります。
↑この結論は、どこから出てきているのでしょうか?
今の状態では、同調も反論もできませんので、もう少し端的に説明していただけたらな、と思います。


Re: ちょっといいですか? 14204へのコメント
No.14221  Wed, 25 Sep 2002 23:40:24 +0900  シペラス [この発言にコメントする]

123 wrote:
>自分がアスペルガ−だという人達、彼らの才能は珍しく、すばらしいものがあります。
>しかし、私が見る限り、それらの才能は社会では認められるようなものは少ないでしょう。皆無に等しいのではないのでしょうか?
>実際の彼らと接したことはありますか?
>彼らの言動、なぜ彼らが障害者として、社会に受け入れられずにいるのか
>そのへんを深く考えてから、発言してほしいものです。
>貴方方の言うアスペルガーのすばらしい才能ってどういうものですか?
>具体的に何ができるのですか?
>LDやADHDの行動、思考をどこまで認識して発言しているのでしょう?
>もしかして、自分は天才だ。自分にはすばらしい才能があるのに
>社会は誰も認めてはくれない。そんな感情が貴方たちのうらにあるようにしか、私には思えてなりません。
>必死に生きている、彼らを守り、ともにこの社会でどう生きていこうか。
>自分の息子たちの居場所を、探し奮闘している家族の方々が
>このページを見ないことを、私は祈ります。
>
では逆にAS+ADDという診断を受けている私から、あなたに質問させて頂きます。

あなたが「才能がある(@:@)」ということで、尊敬できると感じる人物は、どんな人ですか??


Re: ちょっといいですか? 14204へのコメント
No.14220  Wed, 25 Sep 2002 23:36:45 +0900  タマ [この発言にコメントする]

123 wrote:
>必死に生きている、彼らを守り、ともにこの社会でどう生きていこうか。
>自分の息子たちの居場所を、探し奮闘している家族の方々が
>このページを見ないことを、私は祈ります。

123さんの書き込みは、この掲示板の書き込みをちゃんと読んで書いたものとは思えません。ここに書き込みをしている皆さんは、知的障害を伴うASの方々やその御家族同様、自分の居場所を探し奮闘している人たちだと、私はこの掲示板を読んでいて思います。

私の場合、ASの知識がそんなに深いとは言えず、私に限って言えば、自分をASだと考えるのは単なる甘えかもしれません。自分のいろんな面での不器用さや弱さを障害のせいにしたいだけかもしれません。でも、幼い頃から、「普通の人」はこんなときどうするのか?「普通の人」はこんなときなんと言うのか?と考えながら生きてました。人とコミュニケーションがうまくとれないもどかしさを感じなが生きてきました。そんな気持ち123さんには分からないでしょうね。

知り合いの養護学校の先生が言っていましたが、教員の多くは、重度の子を受け持つ能力のある教員ほど力があると考え、自分の力に自身のある人は重度の子を受け持ちたがるそうです。でも、その先生が子供達を見ていて思うことは、一番扱いが難しいのは重度の子よりも境界人である軽度の子供達だということだそうです。軽度の子達は、自分が普通の人と違うことを感じとり悩み、自分の障害を受け入れることがなかなかできないそうです。その子たちを癒すことのできる教師ほど、本当に力のある教師だとその先生は言っていました。

だいたい今どき、実際に知的障害に関する仕事をしている人が、
>一貫して、彼らにいえるのは、自分がアスペルガーである、自分はADHDだ
>そのような認識(病識)を持っている人はいないということです。
なんて、考えていること自体かなり驚きです。

私には正直、重度の人と軽度の人でどちらが大変かはわかりません。知的障害児の放課後クラブでボランティアをしていましたが、そこに来ていた子達はほとんど重度の子達でした。そして、その子達は、自分でやりたいのに、やれないもどかしさ、大人から離れたいのに、離れられないもどかしさに苦しんでいました。どこかに遊びに行くのも、買い物に行くにも、差別の目やいろんな問題が待っていました。本人も大変ですが、家族の方々も本当に苦労なさっていました。「コーヒー一杯飲む時間が欲しい」と切実に話してくれたお母さんがいました。だから、重度の子の方が楽だなんて、私は思いません。ただ、障害の程度によって、問題となる事柄が違ってくることは確かだと思います。ですから、当然、その問題の解決のしかた、緩和のしかたも異なります。知的障害を伴わないASの場合、手帳の交付や、社会的保護を受けることができず、また、障害を理解してもらうことが、重度の人よりも難しいことくらい、123さんにも想像つきますよね。だからこそ、こういう掲示板によって、互いの悩みや思いを打ち明け、それに対して返答しあうことが、いかに励みになるか、考えてほしいと思います。重度の知的障害を伴うASの子の親御さんたちのためのHPはけっこう多いですが、軽度のASの人を対象にしたHPは私の探した限り、とても少なく、この掲示板の存在はかなり貴重です。

ところで、その放課後クラブの子供達の中には自閉症の子達がいました。私は彼等を見ていて、自分の中に彼等に似ている部分を見い出しました。ほんとは遊んでほしいのに、そういう表情ができない、気持ち。遊んで欲しいけど、近づいてほしくない、自分の領域を犯してほしくない、気持ち。いっそ、1人でいる方が楽だ、という気持ち。「自閉症の子たちは人と関わりたいなんて思わない」と言う人もいますが、指導員さんは、自閉症の子たちも本当は人と関わりたいと思ってると信じていたし、その他の面でも彼等の可能性を信じきっていました。そして、彼等は少しずつだけど、指導員さんの期待に答えていました。期待が過剰すぎても重たいばかりですが、やはり、教科書上の知識だけで、勝手に相手の可能性に線を引いてしまうような人には知的障害児(者)と関わる仕事は向いてないと思います。

なんだか、話がそれてしまいましたが、自閉症やASという障害は(すいません、この2つの違いがあまりよく分ってません)けっこう曖昧で、診断も難しく、一概にこういものだとは言えないはずです。その症状は1人1人様々で、障害の程度も、重度からごく軽度まで様々。知的障害を伴う自閉症やASの人の場合、知的障害の程度と、自閉症・ASの程度とは比例するものではないことくらい、知的障害者に関わる人なら常識だと思っていました。なのに、自分の障害を認識しているから、本当のASじゃないと断定するなんて…。

なんだか、まとまりもないし、感情的できつい文章になってしまったでしょうか?最近、自分ではそんなつもりはないのに、「毒舌だねえ」と言われています。幸いにも、私はそういったところを、楽しんでくれる人たちに囲まれているので何とかやっていますが。

長くなってごめんなさい。


Re: ちょっといいですか? 14217へのコメント
No.14219  Wed, 25 Sep 2002 23:28:04 +0900  Mr.Moto [この発言にコメントする]

 そろそろ状況がヤバくなってきたので、荒し退治の専門家として定評のある(あるんだよ(-_-;))おれの出番のような気がしてきた。

 123さんの発言に対しては、ほとんどケナし一辺倒である。これをやると Maria が言っていたように、またぞろ「ASの攻撃性」だの「そういうふうに高慢ちきで傲慢でひねくれた物の考え方をするから、社会から拒絶されるのだ。もっと謙虚に、そして素直になれ」だの「あなたがたは人間としての優しさに欠けている」だのといった反論が出る。
 で、そうした発言の尻馬に乗って、「私は123さんの発言にとても共感したし、123さんの発言が悪意からなされたものだとも思いません。もっと謙虚に123さんの発言を受け止めることはできないのでしょうか?」みたいな発言が出てくるのだ。ああ、見える。おれには見えるぞー!(←それはあたしの芸風だって(-_-;) by Maria)

 そりゃまあねぇ、123さんの発言がある意味「素朴な感情」から出ているであろうことは想像に難くありません。ありませんとも。ええ、ありません。ですがねぇ、こうも反論ばかりが並ぶ、というのは並み大抵のことではないわけですよ。この『アスペルガーの掲示板』は立場のバリエーションが豊富なこと希有な掲示板なのですが、その『アスペルガーの掲示板』においてこれだけ反論が並んだ、ということを重く捉えたうえで、123さん擁護に回るかたは発言していただきたい。なまくらな秩序論など振り回すと大怪我をいたしますぞ。

 まあ、言いたいことは分かります。自閉症児だアスペルガー症候群だ、ADD児だADHD児だ、そういった子どもの面倒をみるのがいかに大変か、といった苦労はよくわかります。
 ですがねぇ、それはそういった学習障害児を、社会秩序から外れた野生児・野蛮児・野獣とみなすか、独自の価値観を持ったある種の自然児とみなすかという、接する側の態度にもよるんです。「自分にとっての扱いにくさ」を「人間的としての能力の欠如」とみなしちゃあ、そりゃまあ相手はなつきません。おそらくは子どもらに拒絶されます。その場合、問題は子どもにあるのではなく、大人の側にあります。そういうのは「関係障害」といって、心理学や看護学においては重要なテーマとされております。そういうのは信頼関係、つまりラポールの形成に失敗しておるのですよ。

 おそらくは123さんは、「自分こそが本当に子供達を理解しているのだ」という自信と、「私は子供たちのために身命を損(なげう)っているのだ」という理念のもとに発言しておられるのでしょう。そんな自分がなぜ責められなければならないのか。あるいはそんな人がなぜかくも総スカンを食わされるのか。そういった怒りを持った人が必ずや現れると思うのだ。

 やめておきなさい、とおれは忠告しておこう。その前に自分自身の「正しさ」に疑いを持ちなさい。およそ人類の罪というものは、すべて正義の名のもとに行なわれているのである。自分は間違っていないと信じているから、理念を持って行なっているからこそ、より大きな悲劇を生むことがあるのですよ。で、それを知っている人たちによって、あなたは叩かれるでありましょう。あなたの信じている正しさや信念は、決して免罪符にはなりません。

 そんなわけで、とりあえずおれは忠告した。もちろん出てきたらボロクソに叩くから恨んでくれるなよ(^_^;)。

 (Mr.Moto)

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