アスペルガーの館の掲示板(旧)

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Re: ふーぅ… 14824へのコメント
No.14828  Thu, 21 Nov 2002 15:39:23 +0900  星子 [この発言にコメントする]

シペラスさん wrote:
>ようやく障害者手帳をGETできた!
>精神保健福祉手帳3級。

やっぱり3級でしたか。
あの、わたし今申請中なのですが、療育手帳の方が欲しいくらいです。
「精神障害」というネーミング、軽度発達障害にしっくりこないんです。
脳の発達障害。
とてもとても成人した一般人の幻覚が見えて仕事にならないとかいうものとは
もっと別であり、
他でも動き取れない事が多く、日常生活の判断もままならず、
なーんもできなくて、自分で食事採るのもやっとこで、
そのくせ、一つできる事ができると、ずっとそればっかりやってて逆に
支障をきたすくらいです(唖然)<いやホント。

それで、「おー。良い自分でできること見つかったじゃないか」にしても、
もろもろの買い出しや、品選び、人付き合いの交渉ややり取りを私が判断
する事がかなり在り、(毎回何かあるごとに私にたずねられてもナぁ)
で、
逆に悪化しそうな時が多発して治療なんか癒しなんかさっぱりワカラナイです。

私は療育手帳・・・の方がしっくりくる。。。。
落ち着ける気がする今日このごろ。

誰かはよ自閉症だってもっと解かってくれぇー。
イギリスBBCの「自閉症の謎」とかいう番組見てるはずなのに、今だに「まったく
うちの子ったら!」っていう感じのヤメテクレー。


Re: 自らを語ることについて 14809へのコメント
No.14827  Thu, 21 Nov 2002 14:28:57 +0900  星子 [この発言にコメントする]

Mr.Motoさん wrote:
> 「UFO(未確認飛行物体)や心霊現象は実在する」とかいったときに、「当たり前だろう?」と反応する人は少ない。

あー今日は休業。食っちゃ寝するぞ。
これ、見える人と見えない人が居るらしい。
うちの母「あれ!見てよ!あの大きな光!!」
父「あ”〜??!!何も無いぞ!どこに何があるんだ??」
母「すっごい・・・。一体なんだアレ?木の枝をくぐって収縮して漂ってる
わ・・・・・・」

多分、脳の創りで「見える人と見えない人」がいるようだ。。
それが良いか悪いかは、正直得でも何でもない気もする。。。
自閉症スペクトラム障害の私は、霊感まったく無しです。
霊感の強い人が出合う瞬間ってご存知でしょうか。
風が舞って今まで開かなかった窓がいきなり開いたり、「私に誰か訪問客が来
る!」とすぐにキャッチするそうです。

霊感0の私は乗せててもワカランかも。


Re: 今日から、一人暮らし。 14819へのコメント
No.14826  Thu, 21 Nov 2002 01:49:56 +0900  satie [この発言にコメントする]

シペラスさん wrote:
>一人暮らしは、初めてじゃないけど(実は大学時代は、7年間学生寮に下宿してました)、やはり難しいのは食事!今夜のメニューは、さばの干物を焼いたやつ・なす炒り・在庫野菜(茗荷・セロリ・玉ねぎ・ピーマン・わかめ)のコンソメスープ・キムチといったところ…

あたしは日々、如何に家事に手を抜こうかを考えているADHDなんですが、
簡単な料理を紹介します。
好みにあえばおためししてください。

□シーチキンうどん

出し汁に味噌を溶き、(田舎味噌とか麦味噌がいい。)ちくわとシーチキン
(余分な油を捨てて)とうどんを入れる。
好みでネギ、七味とうがらしを入れる。

□鶏の照焼き

テフロンのフライパンなら油をひかないで、鉄なら油をひいて、鶏肉を皮の面を最初に焼き、その後火が通るまでひっくり返して焼く。
焼き上がったら、砂糖、お酒、醤油の順番に適宜入れて、鶏肉に絡める。

□ジャガバタチーズベーコン

メークインのジャガイモをピーラで皮をむき(ジャガイモの芽も取る)
1cmくらいの厚さに切って、鍋で茹でる。

柔らかくなったジャガイモをバターをひいたフライパンで軽く焦げ目がつくまで焼く。千切りをしたベーコンとチーズを入れてフタをしてチーズが蕩けるまで、蒸す。

□アボガドのグラタン
アボガドを種をくり抜いて、中身もくり抜く。
中身をくり抜いたものと生クリームを鍋で煮る。塩胡椒適宜
玉葱、ベーコンも一緒に入れる。
くり抜いたアボガドに煮たものを入れて、好みでチーズをかけてオーブンで
焼く。

お試しあれ〜。


「個に応じた指導」についての考察
No.14825  Wed, 20 Nov 2002 23:59:55 +0900  蝙蝠(狂人型) [この発言にコメントする]

 しばらく疲れ気味だったこうもりくんに少し創作意欲が沸いて
きたらしい。ひとまず僕が代筆することにしよう。

 テーマは特殊教育でもよく使われる言葉「個に応じた指導」。
それは学問的,臨床的に可能なものであるのかを科学哲学的に検
討するのが今回の目論見だ。

 まず、特殊教育研究に限らず、学問全般について言える特徴に
ついて述べておこう。科学であることを標榜する多くの学問にお
いて、ある学説が受け入れられるためには「再現可能性」を必要
としている。簡単に言えば、「同じ方法を用いれば、誰でも同じ
結果(成果)を出すことができる」ということだ。「再現可能性
」が保証されていない学説は、例え実際にできたことであっても
、学問として認められる可能性は低い。

 話を障害児支援に限定すると「再現可能性」は「同じ支援を行
えば同じ原因で同じ障害を抱えている障害児全体に同じ効果があ
る」ということになるだろう。もっとも、生身の人間を扱う学問
なのだから、「全体」というのはいきすぎかもしれない。ひとま
ず、広い範囲の特定疾患児に効果があれば、「再現可能性」を保
証したとは言えるはずだ。また、同じ支援が行われるだけでなく
、「誰がやっても」というのも重要だ。一部の天才的な教育者や
特殊な技術を持った臨床家が行ったのでなければ効果がないとい
うのではやはり再現可能性を獲得したことにはならない。特殊教
育はいつかは特殊ではなくなり普遍性を持つ必要性が生じてくる
のだ。

 以前にNHKで『奇跡の詩人』という脳性まひ児のドキュメン
タリー番組が放送された時に様々な非難も寄せられたという話も
聞く。非難の内容は様々だが、その中には「その脳性まひ児に対
して行われている支援や教育を他の脳性まひ児に援用しても同じ
ような成果があがる可能性が低い」という問題が含まれていたよ
うに思う。あるいは自閉人であるテンプル・グランディン氏は牛
の締めつけ機で自分の体を締めつけるとストレスを軽減できるそ
うなのだが、これもやはり「再現可能性」はあまりない。イデオ
・サヴァン(白痴天才。イデオは差別語との意見もあるが、この
言葉がないと問題が骨抜きになってしまうので、あえて残してお
いた)の障害児が持つ特殊な才能もやはり「再現可能性」はない
だろう。あまり特殊な才能を持っているとは言えないが、AS児
に子供時代のこうもりくんと同じ教育をしたからと言って、こう
もりくんのようになれる訳でもないのだ。

 普遍的な障害児支援の方法開発にはある程度の「再現可能性」
は必要だ。しかし、「再現可能性」を獲得した支援方法は果たし
て「個に応じた指導」と言えるのだろうか?あくまで、「障害に
応じた指導」に留まってしまうのではないだろうか?

 僕は力一杯提唱したい。「個に応じた指導」と「障害に応じた
指導」は分けて考えた方がよい、と。特定疾患児に広く援用でき
、再現可能性のある指導は「障害に応じた指導」なのだ。そして
、特殊教育が特殊でなくなり広い範囲で行われるようになるため
には、「障害に応じた指導」の確立は極めて重要だと思う。しか
し、「障害に応じた指導」は時として、再現可能性はないが少数
(場合によっては1人)の障害児には有効な支援方法を見落とし
てしまうことがあるのだ。先に挙げたテンプル・グランディン氏
の牛の締めつけ機の話は確かに「再現可能性」はないかもしれな
い。しかし間違いなく本人のストレスを解消することに成功して
いるのだ。こうもりくんも同様な経験をしたことがある。カウン
セリングの場では「自分の存在に悩まずに日常のことを一つ一つ
片付けていく」ことを薦められることも多かった。しかし、哲学
を学んで「自分の存在」に激しく悩むようになった時、心理的な
問題はある程度解決を見たのだ。これも「再現可能性」はないの
だが、少なくともこうもりくんには有効な手段だったと言える。

 「障害に応じた指導」の先には再現性こそないが、個人や少数
の障害児には有効な方法が未整理のままたくさん眠っているかも
しれない。それを試行錯誤しながら捜し求めて実践していくこと
が「個に応じた指導」であり、障害児支援の一つのあり方なので
はないだろうか。


ふーぅ…
No.14824  Wed, 20 Nov 2002 22:28:08 +0900  シペラス [この発言にコメントする]

ようやく障害者手帳をGETできた!
精神保健福祉手帳3級。


鷲羽丸・新生活へのカウントダウン
No.14823  Wed, 20 Nov 2002 18:50:38 +0900  鷲羽丸 [この発言にコメントする]

 わし、鷲羽丸は現在の職場を11月いっぱいで退職します。
 次の職場ですが、運良く見つかったので、早ければ12月の中頃から、そこに勤められそうです。

 では、それまでの経緯を綴ります。

 今年の夏、わしは現在の職場での人間関係にイヤ気が差し、職場を変わることを考え始めました。
 歯科技工士学校時代の恩師にも相談をしました。わしは当初、現在の職場にとどまりながら次の勤め先を探そうかと考えていたのですが、それは恩師にとがめられました。
「それでは今の職場の院長に失礼だ。」と。
 そしてこの旨をここの掲示板に投稿しました。数人の方々からアドバイスをいただき、参考とさせていただきました。
 いろいろと考えた結果、わしは院長に告げました。

「ここ(現在の職場)を退職しようと考えています。ですが、後継ぎの人が決まるまでは頑張ってやりますので、求人票を出してください。」

院長は承諾してくださいました。
 10月、後継ぎの技工士が決定しました。となれば、もうわしが次の勤め先を探しても文句はないだろうと思い、就職活動(と言っても職場をひたすら探すだけ)を始めました。
 そして11月初め、よさそうな職場が見つかり、面接を受けました。福岡県にある職場です。幸運にも採用となりました。

 これからいままでと違う、新生活が始まることになります。
 福岡へ単身引っ越すこととなり、そうなると常に連絡がつくようにした方がよいと考え、本意ではなかったのですが、携帯電話を購入しました(あー、2年前は「わしは携帯電話は持たない」と言っていたのに、揺らいでしまった)。
 ひとり暮らしは大学生のとき以来、約6年ぶりとなります。あのときの感覚が果たして戻るでしょうか……。

 明日から後継ぎの技工士が来ます。わしは11月の終わりまで、引継ぎ作業をするということで残ります。その後12月初めに部屋探しをし、決まり次第引っ越す予定です。

 新生活へのカウントダウンが始まる…………   Washu-Maru 


Re: 警告!(長期間、抗精神病薬を服用されている方のご家族へ) 14821へのコメント
No.14822  Wed, 20 Nov 2002 15:10:11 +0900  シュッツ [この発言にコメントする]

シペラス wrote:
>4.背中の筋肉が硬直し、前屈みになって、小刻みにしか歩けない。

ドグマチールを処方されるときに、「0.1%くらいの割合で、筋肉がこわばる副作用がある」と言われました。

>5.「疲れているだろうから…」といすに座らせても、直ぐに立って部屋を歩き回る。

これはADHDの症状としてもともとあるものと、区別つかなそうですね。


警告!(長期間、抗精神病薬を服用されている方のご家族へ)
No.14821  Wed, 20 Nov 2002 09:54:16 +0900  シペラス [この発言にコメントする]

次のような徴候が薬を飲んでいる人に現れた場合は、『薬剤性パーキンソニズム』という薬の副作用の可能性があるので、直ぐに病院へ行って薬の調節をしてもらったほうが良いです!

1.ボーっと立ち尽くすことが多くなった。

2.緊張・寒さに関係なく、手が震える。

3.唇が不自然に波打った動きをしたり、早くまとまった瞬きがある。

4.背中の筋肉が硬直し、前屈みになって、小刻みにしか歩けない。

5.「疲れているだろうから…」といすに座らせても、直ぐに立って部屋を歩き回る。

特に1は、陰性症状やうつ状態と勘違いしやすいので、薬の副作用の可能性もあることを、念頭に入れておいてください!
 4は、骨折など思わぬケガの原因になる場合があります。僕の母も、先週これが原因で転び、左眼の回りの顔面に軽傷を負いました。


Re: 何が普通なのさ 14815へのコメント
No.14820  Wed, 20 Nov 2002 09:15:29 +0900  国外逃亡者 [この発言にコメントする]

まろんすさん wrote:

>ASにとって他の人とまじわる仕事って大変だよね。
>シルクさんの個性を認めてくれる人達がいる仕事場が見つかるといいね。

ASとLD(非言語性発達障害)の間にいる私は、現地通訳ガイドをしています。
これはあらかじめ決まったことを決まった手順でお客さんに説明、案内します。
時間が勝負なので、おみやげの清算などでスピードと回転についていけないと
向かないかもしれない。
ただ、専門的なことを立て板に水で喋って、何度も同じ冗談を言って必ず受ける
(客はいつもちがうから)客を動かすのは添乗員にやってもらい、時間がくれば手を振ってさようなら。
あとは帰る時間まで皿洗いか草むしりをして、なかなか平和な毎日。
でもフルタイムでは働けないだろう・・・。このごろ英語が上達してきて、いらんことを喋っては顰蹙を買っているような気がする。
半日以上お仕事モードの緊張感がもたないし。

京都の寂光院を観光した時、おばちゃん院内に立ちはだかり、頼みもしないのにひたすらに喋りまくり、客を整理し、誘導していた。一日中そうしているのだろうと思う。質問する隙も無く廊下に追い出されたが誰も文句を言わなかった。
あれなどアスペ向きかもしれない。府の職員であろうか・・・そうすると公務員だな。

相手の反応関係なく喋り倒すだけの仕事がもっとあればASには住みやすい世の中になるかもしれません。


Re: 今日から、一人暮らし。 14811へのコメント
No.14819  Tue, 19 Nov 2002 23:57:16 +0900  シペラス [この発言にコメントする]

Nave wrote:
>シペラスさん、こんばんわ。
>一人暮らし、たいへんですね。
>#と言いながら、ちょっぴりうらやましい家族持ち…。
>
>ご飯は食べられましたか?
>もし炊事(と後片付け)が苦手…ていうか、一人分だけ作るのも面倒なら、シリアルに牛乳かヨーグルト、バナナと市販の野菜ジュースでよいから、おなかに入れてくださいね。
シリアルは早速買っておこうかな。

>発芽米や胚芽パンなども、タンパク質やミネラルをたくさん含んでいるので、おかずが少なくても栄養バランスがとれる、スグレモノですよ。
>なんだか気分が沈んで食欲がないときは、最悪、水分補給飲料と栄養バランス食品(「飲むゼリー」タイプのものもあって、採りやすいです)でも生きていけます。どうも調子が悪そうだったら、コンビニでこれらのものを買い込んできて、しばらく蟄居するのもまた良しでしょう。
>
一人暮らしは、初めてじゃないけど(実は大学時代は、7年間学生寮に下宿してました)、やはり難しいのは食事!今夜のメニューは、さばの干物を焼いたやつ・なす炒り・在庫野菜(茗荷・セロリ・玉ねぎ・ピーマン・わかめ)のコンソメスープ・キムチといったところ…


Re: 自らを語ることについて 14817へのコメント
No.14818  Tue, 19 Nov 2002 21:33:48 +0900  キリコ [この発言にコメントする]

Mr.Moto さんwrote:

早速のお答え、有難う御座います。凄く参考になりました。

> 男というのは、「強さ」を期待されて育てられる。したがって、自分の無力さに向き合うのが非常にツラいのだ。反面、自分の弱さを隠さない(あるいは、あえて露呈する)男というのはほぼ無条件に尊敬される。こういうときに、パートナーたる女性(男性もだが)はそれを直させようとしたり、あるいは隠そうとしたりしてはいけないのである。黙ってフォローするのだ。これがパートナーシップというものであり、そういう存在を「女房役」と呼ぶ所以(ゆえん)でもある。

なるほど、そう言われれば思い当たる事がアレもコレも・・つまり、出来ないとは言えない。
だから、はぐらかし先延ばし訳の解らない理屈でケムに巻こうとするのかしらん?
「女房役」・・女はあくまで、そうでなければ成り立たないものなのでしょうね。
でも、私だって黙ってフォローしてくれるパートナーが欲しいです(苦笑)
世間的に求められる理想の女房には決してなれないんだろうな〜これからも・・

> 自分の弱い部分をすべて(正確には、“ほとんど”あるいは“かなりの部分”)見られているからこそ、過剰な(というか、過敏な)反応をするのだ。「見ないふりをする」あるいは「見なかったことにする」というのが、わりと有効な手段であるように思う。

とは言え、Motoさんのご指南には目の覚める思いもしたりします。なるほど・・

> ……まあねぇ、男の場合は「相手を追いつめない」というのが「武家の作法」としてあるのだけれど、女性の場合は自分が「弱者」だという思いがあるものだから、一旦攻撃に転じると相手を徹底的に叩いて再帰不能にしてしまう怖さがあるんですよ。

そうなんですか?徹底的に潰そうとしてるようにも思えるけど、違うのかな〜
旦那は良く「女は恩知らずで身勝手だ」と、のたまいます。
そういえば昔、「お前はいざとなれば俺を捨てて逃げるだろう」なんて言ってた。
自分がさんざん酷い仕打ちしてながら何を言ってるんだろう?と不思議だった。
そうか、私がキレる事も知ってるから予防線を張ってたのか・・
攻撃は最大の防御なり式に私を押さえこみ無力化しようとしてたのも・・

> 個人的に知らない相手について言及するのは無責任な行為なので、「相手の怖れについても一応考慮しておいたほうがいいかもしれない」とだけ言っておくことにする。

私の勝手な思いこみかも知れないけど凄く納得いく感じ。幽霊の正体みたり?(笑)
うん、やっぱり男の人の考え方って違うんですよね。教えて貰って良かったです。


Re: 自らを語ることについて 14812へのコメント
No.14817  Tue, 19 Nov 2002 20:22:36 +0900  Mr.Moto [この発言にコメントする]

キリコさん wrote:
>> 頭痛や耳鳴りは本人にとって「現実」である。けれどそれは他人には観測不能である。で、われわれにとっておなじみの「不安」や「精神的なしんどさ」や「活き活きとした喜びの欠如」なんていうものもそうだったりするのである。

> こんにちわ。Mr.Motoさんでさえ(?)そうですか?何かちょっと安心しました。

 ふはははははははは(^_^;)。そうか、そう見えるか。「叱りのMoto」たるおれとしては、「まったく他人事ではないのだが表に出ない」が身上なので、そう言われることでちょっとほっとしたりもしているのだ。
 「ぼんやりとした不安」だとか「ただ生きてゆくことのつらさ」だとか「喜びとともにやってくる虚無感と後ろめたさ」だとかいったものは、本当に厭んなるくらいおれにとっては日常なのだが、ともあれ「人生、そんなもんでしょう」という気はするのである。そこまで枯れる年でもないしな。

> しかし思いどうりにはならずキレて「どうせ捨てるんだし〜」と余計に壊してしまいました。
> が、帰ってきた主人いわく「アレもいずれは直すから置いておけ」と……ギエ〜!!

> でもね、恐いんだよ。怒り方がメチャ×2……だから、まだ言ってない。言えない。
> 事実のみに焦点を当て冷静に話してくれるなら、まだ素直に聞けるのに人格攻撃されるから……

> ASの問題というより、やっぱり私の根本的な人格の問題なのかしら?とも思う。
> 予期不安に脅えて潰れそう。イザとなれば一言も返せず怒られっぱなしだろうな〜

 この件について首を突っ込むにはおれにとってもかなりヤバいことなのだが、あえて言ってしまおう。

 男というのは、「強さ」を期待されて育てられる。したがって、自分の無力さに向き合うのが非常にツラいのだ。反面、自分の弱さを隠さない(あるいは、あえて露呈する)男というのはほぼ無条件に尊敬される。こういうときに、パートナーたる女性(男性もだが)はそれを直させようとしたり、あるいは隠そうとしたりしてはいけないのである。黙ってフォローするのだ。これがパートナーシップというものであり、そういう存在を「女房役」と呼ぶ所以(ゆえん)でもある。

 自分の弱い部分をすべて(正確には、“ほとんど”あるいは“かなりの部分”)見られているからこそ、過剰な(というか、過敏な)反応をするのだ。「見ないふりをする」あるいは「見なかったことにする」というのが、わりと有効な手段であるように思う。

 ……まあねぇ、男の場合は「相手を追いつめない」というのが「武家の作法」としてあるのだけれど、女性の場合は自分が「弱者」だという思いがあるものだから、一旦攻撃に転じると相手を徹底的に叩いて再帰不能にしてしまう怖さがあるんですよ。

 個人的に知らない相手について言及するのは無責任な行為なので、「相手の怖れについても一応考慮しておいたほうがいいかもしれない」とだけ言っておくことにする。

 (Mr.Moto)


Re: Not Guilty by Reason of Insanity 14810へのコメント
No.14816  Tue, 19 Nov 2002 18:58:08 +0900  あんく [この発言にコメントする]

♂NGRI♂さん wrote:

>ここの掲示板に来る人やアスペルガーと言われる人達の中にも、
>犯罪を犯してしまった人もいるかもしれない。
>
>そんな人達はこの本を読むと少しは救われる!かもしれないぜ!
>
>この本に出会えてよかったよ。
>
>じゃあな。
>
>♂NGRI♂

 わっちの犯罪歴といったら、万引きぐらいのものだけれど、学者せんせいの言う「本人の性格傾向というものが、たまたま今の社会にそぐわないものだったと見るべきであろう」とする見解は、どちらかというと「自称ビョーキ人間実は筋金入のロマンチスト」の側の好みそうな台詞なのよね。
 自分があらゆる原因を作っちまってるのを棚に上げちゃ「いい加減で気まぐれで、どうしようもなく駄目な自分」を、たった一人でいい、全部分かってくれる人間を、探しているんだよってロマンチストが、私の周囲にも多いのだ。
 それでも老いて、たったひとりになっていくのだけは、誰も止めることができないんだよね。
 それでも自殺する奴が多い世の中なんて、私は嫌いだな。

‘You can do anything as you like, or may WE help you?’のココロなのだ、この掲示板は。

 いい「サンプル」になっちゃわないようにね。


Re: 何が普通なのさ 14814へのコメント
No.14815  Tue, 19 Nov 2002 16:30:45 +0900  まろんす [この発言にコメントする]

silk さん
シルクさんの今の仕事は辛そうだね。
ASにとって他の人とまじわる仕事って大変だよね。
シルクさんの個性を認めてくれる人達がいる仕事場が見つかるといいね。


何が普通なのさ
No.14814  Tue, 19 Nov 2002 16:24:45 +0900  silk [この発言にコメントする]

私はこの職業難で、ホステスをしています。まあ、金持ちさんがやってきて、いろいろ語るんで御座いますが、もう、考え方が凝り固まっててくだらない事このうえない。みんなでのんでるってのに、渋い顔してお説教。どうしてそんなに、普通になろうとして、自分の心をすりへらすのかな。楽しくないなら、楽しくないって思えばいいのに、みんなからのけものにされたくないばっかりに、みんなが楽しくなきゃいかんのだって言う。
ASの自由な精神性。そういったものがあればこのひと、いつも苦虫をかみつぶしたよな顔をし続けなくていいと思う。
私が発言したら、きみ、不登校児だったんだろう?と言って、精神科を紹介するよ、と馬鹿にしたかんじで話す。そんなにひとと違うということがいけないことだろうか?ひととおんなじことをしていれば、必ず幸せになるの?どうしてひととおなじことをしているあなたは、顔をゆがめているの?しあわせにいたるみち、そんなのひとそれぞれ。ちがってこそ人間なのだから、おたがいの違いを認め合いたい。


色々あります
No.14813  Tue, 19 Nov 2002 15:14:04 +0900  ふぁー [この発言にコメントする]

朝方、ホメオパシ−(=毒をもって毒を制す)視察研修の載った国際T教育研究所
のチラシを見せられた。ホメオパシー的な考えあるのは勿論否定はしないけど、
実際やられる本人にはたまったもんじゃないっちゅうの。
行動分析学もこういう所あって、これが成人に一般受けしないんでしょうね。
Eジソン倶楽部が交流分析をやってるけど、やっぱこっちの方が受け入れ易い?かな。
最近、食事内容によって精神症状を改善する(=栄養医学系)も珠に言われるけど
、これも言い出したら、なんぼでも云える。勿論効果はあるんだけど。
2月にドナ様が3年ぶりに来られるようです。前、参加させて頂いた時、さっぱり、分からなかったけど、今回、少しは分かるようになったかな?


Re: 自らを語ることについて 14809へのコメント
No.14812  Tue, 19 Nov 2002 14:36:34 +0900  キリコ [この発言にコメントする]

Mr.Moto さんwrote:

> 頭痛や耳鳴りは本人にとって「現実」である。けれどそれは他人には観測不能である。で、われわれにとっておなじみの「不安」や「精神的なしんどさ」や「活き活きとした喜びの欠如」なんていうものもそうだったりするのである。

こんにちわ。Mr.Motoさんでさえ(?)そうですか?何かちょっと安心しました。

> われわれは自分を分析する以前に、もっと自分の体験、すなわち「自分がどう感じたか」について語るべきなのではないかと思う。多くの人は、「それが何なのか」「どのようなものなのか」を理解する以前に、「どんな感じなのか」がよくわからないのである。で、われわれの体験というものは、多くの人にとってUFOの目撃談や心霊体験みたいなものだったりするのだ。

お言葉に甘えて、ちょっと言ってもいいですか?
実は家の電化製品が壊れて主人が直してくれるのをズっと待っていたんですがラチが明かず、
修理屋に出そうとすれば「古いから無理、お前が壊したんだから自分で買え」と言われ
でもダブルバインドの名人だから迷い悩み、でも我慢しきれず出張中に買ってしまいました。
説明書を読みながら自分で取り付けが出来て調子に乗って、壊れた機械も何とか出来ないかと・・
しかし思いどうりにはならずキレて「どうせ捨てるんだし〜」と余計に壊してしまいました。
が、帰ってきた主人いわく「アレもいずれは直すから置いておけ」と・・ギエ〜!!
なら最初からそう言え!先が読めない見えない事に対する恐怖と不安と焦りと苛立ち。
それが理解できないとしても言葉を鵜呑みにする私の習癖は嫌というほど知ってるハズなのに・・
そして私も主人の絶対、腹を読ませないとする習癖を知ってるハズなのに毎度x2失敗する。
先の見通しと納得の出来る説明さえ有れば私とて待つ事も我慢する事も多少は出来るのに
確かに「捨てる」とは言ってなかった。私が悪いのだから怒られて当然。
でもね、恐いんだよ。怒り方がメチャx2・・だから、まだ言ってない。言えない。
事実のみに焦点を当て冷静に話してくれるなら、まだ素直に聞けるのに人格攻撃されるから・・
日頃から私の配慮の足りなさや考えの浅さ、甘さに不満を感じてるから仕方ないのだろうけど
頭からの否定や暴力に等しい言葉にさらされ続けて恐怖で本当の事をドンドン言えなくなる。
そして、いつも逃げる事や言い訳ばっかり考えてる。でも結局、上手く言えなくて金縛り。
アスの問題というより、やっぱり私の根本的な人格の問題なのかしら?とも思う。
予期不安に脅えて潰れそう。イザとなれば一言も返せず怒られっぱなしだろうな〜


Re: 今日から、一人暮らし。 14808へのコメント
No.14811  Mon, 18 Nov 2002 23:48:06 +0900  Nave [この発言にコメントする]

シペラスさん、こんばんわ。
一人暮らし、たいへんですね。
#と言いながら、ちょっぴりうらやましい家族持ち…。

ご飯は食べられましたか?
もし炊事(と後片付け)が苦手…ていうか、一人分だけ作るのも面倒なら、シリアルに牛乳かヨーグルト、バナナと市販の野菜ジュースでよいから、おなかに入れてくださいね。
発芽米や胚芽パンなども、タンパク質やミネラルをたくさん含んでいるので、おかずが少なくても栄養バランスがとれる、スグレモノですよ。
なんだか気分が沈んで食欲がないときは、最悪、水分補給飲料と栄養バランス食品(「飲むゼリー」タイプのものもあって、採りやすいです)でも生きていけます。どうも調子が悪そうだったら、コンビニでこれらのものを買い込んできて、しばらく蟄居するのもまた良しでしょう。

逆にこの際、いろんな料理に凝ってみるのも手ですね(失敗しても、自分が食べればいいだけですから)。
その際、火の元だけは気をつけて。→「火をつけたら、消すまでその場を離れない、離れる時は火を消してから」が原則ですが、どうしてもちょっとだけ火をつけたままその場を離れるときは、タイマーを使うとよいですよ。

お風呂もタイマーが便利です。一度、蛇口を全開にして何分で適量になるか、時間を計っておけばよいのです。次から、その時間にタイマーをセットすれば、お風呂の様子を何回も見に行かなくても、水をあふれさせずにすみます。

洗濯は、洗濯機がしてくれます。洗濯物を洗濯機にセットする時間を決めて、日々のルーチンに入れてしまうと、それほど抵抗なくできますよ。
干すのはちょっとたいへんなので、私は細かいものは全部乾燥機に入れてしまっています。シペラスさんの家にも乾燥機があるといいのですが…でも、毎日洗濯すれば、一人分なら、すぐ干せますね。

掃除は…ホコリで死んだ人はいない、という言葉を私は心の支えにしています。(ヾ(^^;こらこら)
実は私は、掃除機が苦手でしたが、それはあの長いホースとそれにつながる本体をうまく制御できないからだ、ということがわかったので、ハンディ掃除機(アイロンを一回り大きくしたような形のもの、電源コードは有り)を使っています。もし、なんとなく掃除機が苦手だな、と思っておられましたら、ハンディ掃除機(たしか5000円くらい)をお試しあれ。

ではでは、ご健闘をお祈りします。
といっても、シペラスさんまで倒れないように、ぼちぼちやってくださいね(^-^)
ご両親が早く良くなりますように。


シペラス wrote:
>父ががんで入院中である上に、母が抗精神病薬の副作用のため体調を崩して実家へ帰ってしまったので、私は今日からしばらく一人暮らしということになりました!
> いつかはこうなると覚悟はしていましたが…ともかく、両親の病の平癒を気長に待つのみです。
> こんな時のために、やはり精神障害者・中度ないし軽度発達障害者向けのグループホームが、必要な気がします。


Not Guilty by Reason of Insanity
No.14810  Mon, 18 Nov 2002 14:24:27 +0900  ♂NGRI♂ [この発言にコメントする]

 よお!

オレはNGRI、よろしく!

最近オレは「俺、死刑になるべきだった?」ランディ・スター著
を読んだんだ。

この本は最高だったぜ!

オレ自身もNGRIを受けた事を有るので、
なんか、こう、救われたっていう感じかな?

特にこの本の中で、ランディが
「NGRI患者は悪い事をした人間ってだけで、悪い人間じゃないんだ」と書いているの見て、スゲェなんつうか、こう、オレの胸に突き刺さったね。

ここの掲示板に来る人やアスペルガーと言われる人達の中にも、
犯罪を犯してしまった人もいるかもしれない。

そんな人達はこの本を読むと少しは救われる!かもしれないぜ!

この本に出会えてよかったよ。

じゃあな。

♂NGRI♂


自らを語ることについて
No.14809  Mon, 18 Nov 2002 10:40:12 +0900  Mr.Moto [この発言にコメントする]

 「UFO(未確認飛行物体)や心霊現象は実在する」とかいったときに、「当たり前だろう?」と反応する人は少ない。

 「UFO(未確認飛行物体)や心霊現象は実在するが、空飛ぶ円盤や幽霊は実在しない」というと、いくらか賛成者は増える。「円盤状の物体が飛んでいるのを目撃した」という人や、「幽霊を見た」という人は確かに存在するからだ。とはいえ、「そうではない。『円盤状の物体が飛んでいるのを目撃した』のではなく、『円盤状の物体(ように見える何か)が飛んでいる(ように見える)のを目撃した(と証言した)人がいる』のだ」とか「そうではなく、『幽霊を見た(と信じていると証言した)人がいる』のだ」という人がいて、そういう人は「UFO(未確認飛行物体)のように見える何かの目撃体験」とか「心霊現象のように感じられる体験」とかいった表現をしろ、という。で、そういう主張はもちろん正しいのである。

 だがしかし、ちょっと考えてみてほしい。だったら「頭痛」や「耳鳴り」は存在するんだろうか。

 頭痛や耳鳴りは本人にとって「現実」である。けれどそれは他人には観測不能である。で、われわれにとっておなじみの「不安」や「精神的なしんどさ」や「活き活きとした喜びの欠如」なんていうものもそうだったりするのである。

 われわれは自分を分析する以前に、もっと自分の体験、すなわち「自分がどう感じたか」について語るべきなのではないかと思う。多くの人は、「それが何なのか」「どのようなものなのか」を理解する以前に、「どんな感じなのか」がよくわからないのである。で、われわれの体験というものは、多くの人にとってUFOの目撃談や心霊体験みたいなものだったりするのだ。

 興味や切実さに訴えるというのは、別に卑怯なことではないと思う。利用できるものは利用しよう。

 (Mr.Moto)

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