アスペルガーの館の掲示板(旧)

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Re: 改題:当事者の声を伝えよう。 15900へのコメント
No.15908  Thu, 6 Feb 2003 17:59:08 +0900  michaela [この発言にコメントする]

遥さん

こんにちは。はじめまして。m(__)m

私の主人は母親を白血病で亡くしました。母は48歳の若さで発病し、8年間闘病生活を送ったので、私も主人も臍帯血移植治療の運動にとても関心をよせています。というわけで臍帯血の会の会長さんの本も読みましたし、会長さんの講演会にも参加したことがありますが、そこで浜四津さんの事も伺いました。会長さんは色々な政党に足を運ばれたそうですが、会長さんの話を聞いて実際に行動したのが浜四津さんだったそうです。やっぱり福祉は女性の力だなと思いました。

政治家は金持ちとか、政治家の家族からでるべきではなくて、庶民で、庶民の立場がわかって、庶民の僕(しもべ)になる覚悟のある人がやるべきだと思います。あと『福祉ってお金にならないのか』って遥さんおっしゃってたけど、大きな政党は大きな企業とくっついて利益を得ようとするけど、庶民の役に立って、庶民が活気づいてこそ経済効果があるのに...と思います。目先の、また自分の利益しか考えないから日本の官僚政治みたいなおかしな事になっちゃってるんでしょうね。

遥 wrote:
>michaela wrote:
>>シペラスさん
>>ありがとうございます。この国は経済の事ならすぐ話題になり取り上げるのに福祉の事となると...後進国ですよね。国レベルで取り上げてもらえるようになればいいですね。臍帯血移植の会が一婦人の運動で発足し国レベルでとりあげるようになったと言う話を聞いた事があります。(...けれどこういう事をすすめて行くのって相当大変な事でしょうね...。)
>
>このことは前に弁護士をしていた浜四津さん(某政党の代表者だから名前出しOKのはず)から伺った記憶があります。「当事者の声をきちんと為政者に伝えるためにわれわれ国会議員がいる」とも仰っていた気がするが。
> その人が「私に相談を持ちかけてきたのよ。」といっていたっけ。
>
>福祉ってお金にならないのかな。そんなはずないんだけどなあ。
>公的サービスだってお金にならないはずはないし自助具などは使い方を変えればUD(ユニバーサルデザイン)グッズになると思うんだけどなあ、私は。
>
>それでは、また。さようなら。
>
>遥


Re: 多分アスペルガー症候群の息子の母です 15903へのコメント
No.15907  Thu, 6 Feb 2003 17:21:11 +0900  michaela [この発言にコメントする]

菜の花さん

日本にもたくさん閉鎖的ではなくて障害をものともせずに活躍される(例えば乙武洋匡さんみたいな)素敵な人々もたくさんいらっしゃるのに社会的には閉鎖的というか無知というか...ですよね。

実は私も友人のお子さんに自閉的な様子が明らかに伺えたので、(他の周りの知り合いも同意見だったので)かなり伝えるのに迷ったのですが、思い切って、一度児童相談所に相談に行ってみてはと話したことがあります。でも彼女は『うちの子はおかしくないよ』という感じで納得しませんでした。...自閉症は早めの対処が必要だと聞いた事があるのでお子さんの事を思うと心配です。菜の花さんがおっしゃっていた様におかしいとかのレベルではなくて、子どもが自分らしく開花できるようにサポートするという親の役目の話だと思うのだけど。それから、菜の花さんが指摘してた『普通』。あの言葉も本当にあいまいですよね。うちの主人がいつもいいます。『日本人の言うところの普通って一体何なんだ?結局日本の中の標準的な物の解釈なだけで世界的にみれば普通なんて無いのに』って。私の息子が悩んでる事の一つに『人間って何?』があるんですけど、私も人間って複雑だな〜と思います。







菜の花 wrote:
>michaela wrote:
>>菜の花さん
>>ありがとうございます。やはり英語のネットですよね...。
>日本もAS先進国に早く近付きますように!)
>
>michaelaさん
>
>日本の場合、何故ASに限らず何でも進まないかと考えると、閉鎖社会で、障害などがある事を親が恥ずかしいと思ったり、隠そうとするからではないかと思います。とても残念ですが。
>
>最近日本人の友人のお子さんで、6歳なのですが一緒にいても他のお子さんと遊ばないし、奇声を発したり、テーブルの上に乗っているかと思えば、今度は下に隠れたりと落ち着きのない男のお子さんがいて、お母様に「うちも相談にのってもらったのだけれど日本で一度相談にのっていただいたら」と勧めると絶交されてしまいました。最後に彼女が「うちの子はおかしいと思ってませんから」と言われてました。
>
>オカシイ、とかオカシクナイのレベルで話をしたわけではないのです。でも、そういうレッテルを貼る事が、あたかも終身刑の様に思われたのかもしれません。確かに日本では障害児とかなるべく隔離して、結局は良い教育が受けられなかったりする事もあるので、親は普通ですむなら普通の中に入れたいと思うのでしょう。(何が普通なんだ、と思いますが)
>
>でも、ASなどは子どもの頃に社会性を身につける沢山の訓練をさせる事が今では出来るので、他の障害を持ったお子さんでも、社会が障害をもっとノーマルな事と受け止めて、援助していけば、皆で幸せになれるのに、と残念。でも、日本のこの「事なかれ主義」的な親とレッテルを貼りたがる社会がなくならないのであれば、オープンなホームページ(例えば○○大学児童心理科でASの障害を持った子の援助の仕方を教えます)なんて生まれるわけがありませんよね。大きな社会の壁だと思います。


Re: 多分アスペルガー症候群の息子の母です 15903へのコメント
No.15906  Thu, 6 Feb 2003 13:01:44 +0900  Lulu_2440 [この発言にコメントする]

こんにちは、「太平洋海霧研究所」のLulu_2440です。
この件につきましては、子の立場からレスさせて下さい。

まず、
(#15903「菜の花」様より)
>日本の場合、何故ASに限らず何でも進まないかと考えると、閉鎖社会で、障害などがある事を親が恥ずかしいと思ったり、隠そうとするからではないかと思います。とても残念ですが。
ですが、
#私の母も、私がアスペルガーの他に身体障害も抱えていた(第2種身体障害者5級認定)だけのことで、当時住んでいた根室市郊外の漁村で冷遇されていました。
#子どもが病気だというのに、「自分の子どもの病気とコンブ漁とどっちが大事だ?」と入院を阻止され、何度となく見捨てられそうになったり、身障者では漁師はできないからといって、将来を悲観して根室市郊外の海に、私を道連れにして身投げしようとしたこともありました。
もしかすると、私は今から35年前に落石岬の藻屑とかしていたかもしれません。

実際、私も特殊学級に危うく編入されそうになりました。
(#15903)
>オカシイ、とかオカシクナイのレベルで話をしたわけではないのです。でも、そういうレッテルを貼る事が、あたかも終身刑の様に思われたのかもしれません。確かに日本では障害児とかなるべく隔離して、結局は良い教育が受けられなかったりする事もあるので、親は普通ですむなら普通の中に入れたいと思うのでしょう。
そのために、IQ=138の人間が北大入学はおろか、高校進学さえままならない状況に追い込まれる可能性すらあったのです。
これは、私の持論ですが、
#日本人特有の排他的な「島国根性」が、「障害者」をフィルターにかけて社会から疎外し、「健常者」だけの「事なかれ主義的」コミュニティを作ろうとしているからに他なりません。
ですから、私は今まで40年間、いじめられっ子として生きてきたのであります。

ましてや、私の幼年期〜青春時代は、アスペルガー症候群という言葉すらほとんど耳にすることのない時期でした。
そういうわけで、
(#15903)
>最近日本人の友人のお子さんで、6歳なのですが一緒にいても他のお子さんと遊ばないし、奇声を発したり、テーブルの上に乗っているかと思えば、今度は下に隠れたりと落ち着きのない男のお子さんがいて、お母様に「うちも相談にのってもらったのだけれど日本で一度相談にのっていただいたら」と勧めると絶交されてしまいました。最後に彼女が「うちの子はおかしいと思ってませんから」と言われてました。
>(中略)
>でも、ASなどは子どもの頃に社会性を身につける沢山の訓練をさせる事が今では出来るので、他の障害を持ったお子さんでも、社会が障害をもっとノーマルな事と受け止めて、援助していけば、皆で幸せになれるのに、と残念。でも、日本のこの「事なかれ主義」的な親とレッテルを貼りたがる社会がなくならないのであれば、オープンなホームページ(例えば○○大学児童心理科でASの障害を持った子の援助の仕方を教えます)なんて生まれるわけがありませんよね。大きな社会の壁だと思います。
我々がアスペルガー症候群やADD/ADHDに対する社会の誤解を解いていかねばならないのであります。社会がアスペルガーやADD/ADHDを理解してくれるまで待つことは、「百年河清を待つ」ようなものです。私が「太平洋海霧研究所」でアスペルガーやADD/ADHDを取り上げるようになったのは、こういった理由があるからです。
これらの発達障害は、一見障害として認められにくいという特徴がありながら、日常生活の根幹部分で起こっている障害なのであります。こういった事実をもっと社会に理解してもらうためにも、我々は情報交換をしながら一致団結していかねばならないと考えております。

長くなってすみません。

http://ww6.et.tiki.ne.jp/~hurricanex50/index.htm


Re: 多分アスペルガー症候群の息子の母です 15903へのコメント
No.15905  Thu, 6 Feb 2003 00:13:40 +0900  遥 [この発言にコメントする]

遥です。
菜の花 wrote:
>michaela wrote:
>日本の場合、何故ASに限らず何でも進まないかと考えると、閉鎖社会で、障害などがある事を親が恥ずかしいと思ったり、隠そうとするからではないかと思います。とても残念ですが。

「障害」を「恥ずかしい」とおもう人間性こそが障害です。
 障害を「誰がいつ何時遭遇するかわからない」ものとして
 とらえてゆけるなら恥ずかしいという感情は起きないと思います。

>最近日本人の友人のお子さんで、6歳なのですが一緒にいても他のお子さんと遊ばないし、奇声を発したり、テーブルの上に乗っているかと思えば、今度は下に隠れたりと落ち着きのない男のお子さんがいて、お母様に「うちも相談にのってもらったのだけれど日本で一度相談にのっていただいたら」と勧めると絶交されてしまいました。最後に彼女が「うちの子はおかしいと思ってませんから」と言われてました。
>
>オカシイ、とかオカシクナイのレベルで話をしたわけではないのです。でも、そういうレッテルを貼る事が、あたかも終身刑の様に思われたのかもしれません。確かに日本では障害児とかなるべく隔離して、結局は良い教育が受けられなかったりする事もあるので、親は普通ですむなら普通の中に入れたいと思うのでしょう。(何が普通なんだ、と思いますが)

 そもそも「普通」という化けモンはなんだかわからないので、勘違いかもしれないことを先にお詫びしておきます。
 某特殊学校で過ごしてきた私に言わせると「学年進行」があまりみられない
=「個に応じた教育の推進」だけど「年齢相応の教育水準」からの乖離がみられるという現実も確かに存在し、目の当たりにしてきたので、なかなか複雑な心境ではありますが。良い教育といわれると少々言葉に詰まりますが、少なくとも私の周囲では「出来ることを、得意なことを伸ばしてあげよう」と教員たちは必死に指導している様子は伺えました。コストもそれなりにかかりますが、生徒・教員双方とも真剣に取り組んでいる実態も知ってほしいです。 

 健常者の学校との交流や地域理解推進なども行っているのもご存知でしょう か。

 これからですが地域の普通学校に通う子らのための援助体系を構築し始めて います。

 

>でも、ASなどは子どもの頃に社会性を身につける沢山の訓練をさせる事が今では出来るので、他の障害を持ったお子さんでも、社会が障害をもっとノーマルな事と受け止めて、援助していけば、皆で幸せになれるのに、と残念。でも、日本のこの「事なかれ主義」的な親とレッテルを貼りたがる社会がなくならないのであれば、オープンなホームページ(例えば○○大学児童心理科でASの障害を持った子の援助の仕方を教えます)なんて生まれるわけがありませんよね。大きな社会の壁だと思います。



 おっしゃるとおり社会性を身につけるための訓練は行っています。
ただ、それが学校の思惑と子供たちの考える思考のベクトルがずれている点もあることは否めません。

>「事なかれ主義」的な親とレッテルを貼りたがる社会がなくならないのであれば、オープンなホームページ(例えば○○大学児童心理科でASの障害を持った子の援助の仕方を教えます)なんて生まれるわけがありませんよね。大きな社会の壁だと思います。

『障害』は近視で『めがね』をかけること、位の認識と根底では差異のないものと私は考えています。無論状況は違うものではありますが。

『人』は周りと同じことで安心し、少し良いものを持っていると優越感を持ち、自分より弱いものを見て卑下する傾向を持った生き物であるようです。
やなこった。


『大学』でこのような記述をしているのは問題ですが、研究者の側の
意識の低さが露呈しているようで不愉快です。

それでは失礼いたします。お二人に愛を込めて。



Re: 改題:当事者の声を伝えよう。 15900へのコメント
No.15904  Thu, 6 Feb 2003 00:10:55 +0900  yama [この発言にコメントする]

遥 wrote:
>michaela wrote:
>>シペラスさん
>>ありがとうございます。この国は経済の事ならすぐ話題になり取り上げるのに福祉の事となると...後進国ですよね。国レベルで取り上げてもらえるようになればいいですね。臍帯血移植の会が一婦人の運動で発足し国レベルでとりあげるようになったと言う話を聞いた事があります。(...けれどこういう事をすすめて行くのって相当大変な事でしょうね...。)
>
>このことは前に弁護士をしていた浜四津さん(某政党の代表者だから名前出しOKのはず)から伺った記憶があります。「当事者の声をきちんと為政者に伝えるためにわれわれ国会議員がいる」とも仰っていた気がするが。
> その人が「私に相談を持ちかけてきたのよ。」といっていたっけ。
>
>福祉ってお金にならないのかな。そんなはずないんだけどなあ。
>公的サービスだってお金にならないはずはないし自助具などは使い方を変えればUD(ユニバーサルデザイン)グッズになると思うんだけどなあ、私は。
>
>それでは、また。さようなら。
>
>遥

 私の住んでいる東京都では、日本自閉症協会東京都支部のアスペルガー部会が、
行政や政治家に対する働きかけをやっているようです。我々は、このまま座して死を待つのでは無く、今こそ一致団結して、大きな声を上げて、行政や政治家に対して、対話をしていくべきだと思います。


Re: 多分アスペルガー症候群の息子の母です 15896へのコメント
No.15903  Wed, 5 Feb 2003 23:20:30 +0900  菜の花 [この発言にコメントする]

michaela wrote:
>菜の花さん
>ありがとうございます。やはり英語のネットですよね...。
日本もAS先進国に早く近付きますように!)

michaelaさん

日本の場合、何故ASに限らず何でも進まないかと考えると、閉鎖社会で、障害などがある事を親が恥ずかしいと思ったり、隠そうとするからではないかと思います。とても残念ですが。

最近日本人の友人のお子さんで、6歳なのですが一緒にいても他のお子さんと遊ばないし、奇声を発したり、テーブルの上に乗っているかと思えば、今度は下に隠れたりと落ち着きのない男のお子さんがいて、お母様に「うちも相談にのってもらったのだけれど日本で一度相談にのっていただいたら」と勧めると絶交されてしまいました。最後に彼女が「うちの子はおかしいと思ってませんから」と言われてました。

オカシイ、とかオカシクナイのレベルで話をしたわけではないのです。でも、そういうレッテルを貼る事が、あたかも終身刑の様に思われたのかもしれません。確かに日本では障害児とかなるべく隔離して、結局は良い教育が受けられなかったりする事もあるので、親は普通ですむなら普通の中に入れたいと思うのでしょう。(何が普通なんだ、と思いますが)

でも、ASなどは子どもの頃に社会性を身につける沢山の訓練をさせる事が今では出来るので、他の障害を持ったお子さんでも、社会が障害をもっとノーマルな事と受け止めて、援助していけば、皆で幸せになれるのに、と残念。でも、日本のこの「事なかれ主義」的な親とレッテルを貼りたがる社会がなくならないのであれば、オープンなホームページ(例えば○○大学児童心理科でASの障害を持った子の援助の仕方を教えます)なんて生まれるわけがありませんよね。大きな社会の壁だと思います。


Re: 不況の影響は甚大 15898へのコメント
No.15902  Wed, 5 Feb 2003 23:05:25 +0900  遥 [この発言にコメントする]

遥です。
こんばんわ。
すなふきん:wrote
>不況にはいいことは一つもありません。不況を解決することがまずは政府に
>求められる最優先課題です。すべての基本は経済的安定にあると思うからで
>す。

おっしゃるとおりです。
精神障害の場合の事例ですが:「精神障害のうち『経済的な基盤を確立すること』でその症状の50%は改善する」というデータもあるようです。
この際、思い切って、
“****”でもつかって借金を消し去ろうとすればまだ出来るくらいの力はあるはず。
POLINECIAさんではないが必殺の『超裏技』を使用することができればの話だけど。

 たわごとが多いのは勉強を怠けている証拠。

 まとめをしないと…もう2週間しかない。

遥。


大人のアスペルガー症候群
No.15901  Wed, 5 Feb 2003 22:03:22 +0900  旅人 [この発言にコメントする]

初めまして、30歳にしてアスペルガー症候群と診断された旅人といいます。
経緯の方をお話しますと、僕は元来から仕事に対して失敗を極度に恐れるあまり自信喪失になりながら仕事をしてしまう上、自分の適職というのがわからず自分に全く合わない仕事ばかりを転々としてきました。
 そのつけなのか、昨年7月に仕事で些細なミスをしたことで普段から人間関係の悪い(本当をいうと僕の方が人間関係が苦手でプライベートでも友人が一人もいないのだが)上司からひどく怒鳴られたときに、頭の中が真っ白になり気絶をしてしまいました。
 自分でもただごとではないと思い、メンタルクリニックへ行ったら、最初はうつ病という診断だったのですが、次第に親の話から僕は生まれてから人とは違うところがある(具体的には、一人遊びが好き、街中の広告看板の名前を覚えている等)といわれそのことを医者へ話したらアスペルガー症候群という診断を下されました。
 最初のうちは自分でもこの症状を受け入れていなかったのですが、現在では自分をアスペルガー症候群であることを認識して毎日、アスペルガー症候群関連の書籍を読んでは対策を考えています。
 しかし、最近になって母親がアスペルガー症候群のことで精神的負担がかかったのと最近生まれた姉の子供の世話のための心労が重なったのか現在、入院しています。アスペルガー症候群のことを軽々しく言いすぎた自分も反省しますがこれからどうしたらいいのかわからずレスいたしました。
 また、僕は神奈川県横浜市に住んでいるのですがこの近くでアスペルガー症候群の人たちのサークルはないのでしょうか?
 長文になりましたが情報をお願い致します。
 これからもこちらへも顔を出していきます。


改題:当事者の声を伝えよう。 15897へのコメント
No.15900  Wed, 5 Feb 2003 18:16:10 +0900  遥 [この発言にコメントする]

michaela wrote:
>シペラスさん
>ありがとうございます。この国は経済の事ならすぐ話題になり取り上げるのに福祉の事となると...後進国ですよね。国レベルで取り上げてもらえるようになればいいですね。臍帯血移植の会が一婦人の運動で発足し国レベルでとりあげるようになったと言う話を聞いた事があります。(...けれどこういう事をすすめて行くのって相当大変な事でしょうね...。)

このことは前に弁護士をしていた浜四津さん(某政党の代表者だから名前出しOKのはず)から伺った記憶があります。「当事者の声をきちんと為政者に伝えるためにわれわれ国会議員がいる」とも仰っていた気がするが。
 その人が「私に相談を持ちかけてきたのよ。」といっていたっけ。

福祉ってお金にならないのかな。そんなはずないんだけどなあ。
公的サービスだってお金にならないはずはないし自助具などは使い方を変えればUD(ユニバーサルデザイン)グッズになると思うんだけどなあ、私は。

それでは、また。さようなら。



Re: 追悼、、、死んでいった者たちへ 15885へのコメント
No.15899  Wed, 5 Feb 2003 12:14:59 +0900  Lulu_2440 [この発言にコメントする]

映画俳優のチャップリンが、映画「殺人狂時代」のセリフでこんなことをのたまっておりました。
>一人を殺せば殺人罪、百万人を殺せば英雄。こんな矛盾が認められていいはずがない。

合掌


不況の影響は甚大 15895へのコメント
No.15898  Wed, 5 Feb 2003 10:27:25 +0900  すなふきん [この発言にコメントする]

遥 wrote:
>グルンサさんへ
>遥です。お返事ありがとうございます。
>グルンサ wrote:
>> 誰だって最初は、生産性なんて言葉とは縁遠いのに(障害の有無でなく)…。「喉元過ぎると熱さを忘れる」というのは、こういうことも(「を」でなく)言うんだろうか、とも思います。
>
>本当はそのとおりなのはいうまでもないのだけれど、
>「不況」による研修に対しての皺寄せが来ていて
>「即戦力」ガほしいのが実情とか…。
>
>相手先の事情もわからなくもないが。
>
>
>「労働契約書」のなかに「ADHDを事由とする懲罰については
> これを認めない」とでも入れてもらおうか。と考えております。
>
>それでは、また。
>
>遥。


横レス失礼。

たしかに不況によるしわ寄せは深刻です。
第一義的には政府の経済失政による不況の深刻化が問題を大きくしています。
月並みですが。

不況は政府の責任ではないという言い訳がなされますが、自然災害が政府の
責任ではないと言って放置することがあり得ないのと同様、責任がないはず
がないのです。

もし不況でなければ、福祉政策もはるかにやり易くなるはずですし、企業も
まだ余裕があるので今ほど排除が激しくはならないと思います。
今は政府も企業も台所事情を理由にムダを極力排しようとしてますから、真
っ先に切られるのは最も「非効率」とされる、障害を持つ人たちですね。

私も言われたのは、「今までと違って今はじっくり育ててる時間がないんだ。
企業が生き残るためには仕方がない。」ということでした。不況下では個人
より組織の生存を優先させるモチベーションが強く働くということです。

この不況は手の施しようがないかのように思い込まれていますが、実は案外
単純な原理で起こっているのだと思います。ちまたで構造問題とか何とか言
ってますが、はっきり言ってあれはうそです。個人も企業も効率性、生産性
を上げることに血眼になっています。ところがそのためにはらわれた犠牲は
考慮されず、眠れる才能は見いだされることもなく廃棄されます。結果、社
会的損失をかえって大きくしているだけとも言えます。

不況にはいいことは一つもありません。不況を解決することがまずは政府に
求められる最優先課題です。すべての基本は経済的安定にあると思うからで
す。


Re: 多分アスペルガー症候群の息子の母です 15887へのコメント
No.15897  Wed, 5 Feb 2003 09:26:01 +0900  michaela [この発言にコメントする]

シペラスさん
ありがとうございます。この国は経済の事ならすぐ話題になり取り上げるのに福祉の事となると...後進国ですよね。国レベルで取り上げてもらえるようになればいいですね。臍帯血移植の会が一婦人の運動で発足し国レベルでとりあげるようになったと言う話を聞いた事があります。(...けれどこういう事をすすめて行くのって相当大変な事でしょうね...。)

話は変わりますが、私の主人は何十何年間の間自分がASと知らずにきたわけですが(息子の事ではじめて自分もASだと知った)ASでない人に比べハンデがあるにもかかわらず人の何十倍努力してきた人です。かなり辛い思いをしてきただろうし、中傷されることもあったでしょうが、社会の為に貢献する素晴らしい人材になりました。十人十色の様に、ASにも色々あってうちの父子の場合、どうなのかはよくわかりませんが、主人をみると息子にも希望の光を見出せるのです。が、反面、主人の精神的苦痛も見ているだけに息子にも主人にも他のASの人々にももっとサポートを!!!と願ってやみません。






シペラス wrote:
>michaela wrote:
>>はじめまして。私も国際結婚で、6歳の息子と3歳の娘の母です。9年前に主人と日本に帰国してからずっと日本で生活しています。私の息子も昨年春に児童相談所を訪ねた時にアスペルガーと診断されました。欧米なら親の会やサポートグループ、学校等の施設が整っているのにと、はがゆい思いをしています。事情がありすぐには日本を離れられないので、何とか今いるところで息子の為に出来る限りの事をしてやりたいと思っています。わたしが気にかかるのは欧米でも日本でもアスペの親御さんは何か特別なプログラムに沿ってアスペの子への育児をされているのでしょうか。私はアスペの事も知識としては理解できるものの、まだ不馴れで、右も左もわからないような状態です。実は主人もアスペであろうということが息子の事を通してわかりました。何かよいアドバイスがあれば宜しくお願いいたします。
>
>実は我が国は、今ちょうどASおよびその周辺領域(LD・ADHD)の障害の人たちへのサポート体制を作り始めたばかりの国です。
> 去年あたりから厚生労働省が音頭をとって、試験的にですが『自閉症・発達障害センター』なる施設を、10ぐらい作り始めましたが、N.カロライナ州のような『なにからなにまでお任せくださいませ…』みたいな体制ができるまでには、まだ気の遠くなるような時間がかかりそうです。
> ASの場合一番困るのは、我が国では『知的』・『精神』・『身体』という3分類法で公的な障害者支援が行われているのですが、そのどれにも該当しない、行政にとっては『全くのニューフェイス』の障害であるという点です。というよりも、知能の発達の遅れ・幻覚症状・注意力障害・感情障害・てんかん・小児麻痺・読字障害などはいずれも『脳の機能障害』の結果であり、『原因論的な・トータル的な見方での対処』が有効であるのが明白であるにもかかわらず、『3分類』に固執して『どうしても、分けなきゃ…』とした場合、我々は福祉の隙間に落ちてしまうのです。
> ともあれ私がお世話になっているXクリニック(仮称:医療機関名は公表しないというのが、掲示板の掟なので…)のお膝元の政令指定都市Zでは、TEACCH法の流れを汲んで、「高機能自閉症でも、精神科医の診断書があれば、IQ=91までは療育手帳を発給します!」ということになっています。
> Xクリニックのワーカーさん・医師のおかげで、私は「精神障害者保健福祉手帳」を一番軽い『3級』でですが取得でき、地元埼玉の精神障害者小規模福祉作業所へ通所できるようになったので、とても感謝しています。
> こんな感じの伝でもない限り、行政側に『ASです!』といっても、しどろもどろといった感じでなんかぎこちない対応に、イライラが募るばかりです。
> にもかかわらず、発達障害の専門家は、日本には150人ぐらいしかいません。
>本当に困ったものです。 


Re: 多分アスペルガー症候群の息子の母です 15891へのコメント
No.15896  Wed, 5 Feb 2003 08:58:26 +0900  michaela [この発言にコメントする]

菜の花さん
ありがとうございます。やはり英語のネットですよね...。
主人は息子の事がわかってからそういったネットを利用して情報を
得ているようですが主たる保育者は私なので私が具体的なサポートを受けたいと思い、つい日本で(出来れば近場で)探していました。是非、欧米のネットも自分自身、試してみたいと思います。(でもこれは英語ができない人々には利用してもらえないですよね...。日本もAS先進国に早く近付きますように!)これからもこの掲示板でお世話になるかと思いますが、菜の花さん、皆さん、宜しくお願いします。









菜の花 wrote:
>michaela wrote:
>>はじめまして。私も国際結婚で、6歳の息子と3歳の娘の母です。
>
>はじめまして。菜の花です。英語ですがアスペの情報が載っているWEBを2つ紹介します。
>アメリカ・イギリス・オーストラリアのヤフーなどでサーチすると、ネットで無料相談してくれるものもありますし、アスペの方のHPにも多く行かれます。
>
>OAISIS website
>
>http://www.udel.edu/bkirby/asperger/
>
>これはアスペの子どもや夫を持つ人の為のオープンフォーラムの記録です。
>
>http://www.faaas.org/attwood/attwood2.html
>
>私もインターネットで知り合ったアメリカ人の方で夫と息子さんがアスペの方に色々助けられています。


Re: 「病気」と「障害」の違いについての理解はいつ? 15892へのコメント
No.15895  Wed, 5 Feb 2003 07:59:18 +0900  遥 [この発言にコメントする]

グルンサさんへ
遥です。お返事ありがとうございます。
グルンサ wrote:
> 誰だって最初は、生産性なんて言葉とは縁遠いのに(障害の有無でなく)…。「喉元過ぎると熱さを忘れる」というのは、こういうことも(「を」でなく)言うんだろうか、とも思います。

本当はそのとおりなのはいうまでもないのだけれど、
「不況」による研修に対しての皺寄せが来ていて
「即戦力」ガほしいのが実情とか…。

相手先の事情もわからなくもないが。


「労働契約書」のなかに「ADHDを事由とする懲罰については
 これを認めない」とでも入れてもらおうか。と考えております。

それでは、また。

遥。


Re: 「病気」と「障害」の違いについての理解はいつ? 15892へのコメント
No.15894  Wed, 5 Feb 2003 03:40:12 +0900  グルンサ [この発言にコメントする]

>>実際そういう人は多いから。「生産性に劣るから採用しない」といわれて
>>も返せないからなあ…。

 このコメントの上に「遥さん wrote:」を入れ忘れていました。失礼をば。


「病気」と「障害」の違いについての理解はいつ? 15888へのコメント
No.15892  Wed, 5 Feb 2003 03:27:45 +0900  グルンサ [この発言にコメントする]

遥さん wrote:
>「障害」を「理解」してもらうのは並大抵のことではないのはわかっているのですが、「ADHD」についても同様に「努力すれば完全に治る」と思われる
>ことが多いと考えられている事例も多いと聞き、「自分の『病気』に甘えつづけるならずっと変わらないぞ。」ともいわれ、苦悶しております。(中略)
>
>このままで行くと、相手先は「努力すれば完全に治る」と思っている。と言う事態にもなりかねません。
>表現力の問題なのかなぁ…。『努力』はしてきているのだけど『青天井』では『自分の居場所』がわからなくなってきてしまいます。
>混乱しているのはわかるのだけど気持ちが収まらないのでくるしいです。

 わたしも昨年、現在の配属先に来た時に、おエラいさんから「克服しろ」だの、「精神の病気なんか認めねーからな」と見事に言われました(誰も、「精神の病気」だなんて言っていないのですが(怒)。なお、上記2つのことは、言われた時期は違います)。
わたし自身、何度か説明したのですが、それでも「病気」と「障害」を混同したままのようです。「障害」とは一生つきあうものだということを理解できる(させる)方法はないだろうか?と思います。
 遥さんは、視覚障害がおありなわけですが、ADHDも視覚障害と同じく、どちらもつきあっていくものだ、というふうに話してみてはいかがでしょうか?(この方法を取って、なおかつ上記のことになっている、というようでしたら申し訳ないのですが。)またはADHDでのかかりつけの医師や、発達障害について理解している学校の先生がいるなら、その方々の力をお借りするとか(どちらかと言えば、医師の方が良いかも。第三者という意味で)。
 かたやわかる障害(視覚障害)、わかりづらい障害(発達障害−ADHD)というのも、関係しているところ大、だと思います(涙)。

鷲羽丸さん wrote:
>>>「自分の『病気』に甘えるな。」
>>>「アスペルガーなど関係ない。努力して直していくんだ。」

ぱーしもんさん wrote:
>>これとまったく同じことを僕も自分の会社の社長に言われました。
>>僕は障害のことを説明して入社したのですが、どうも会社側は「障害」と
>>「病気」の区別が良くわかっていないようです。
>
>実際そういう人は多いから。「生産性に劣るから採用しない」といわれても
>返せないからなあ…。

 誰だって最初は、生産性なんて言葉とは縁遠いのに(障害の有無でなく)…。「喉元過ぎると熱さを忘れる」というのは、こういうことも(「を」でなく)言うんだろうか、とも思います。

 答になってない(&的外れかも)レスですみません。では。


Re: 多分アスペルガー症候群の息子の母です 15884へのコメント
No.15891  Wed, 5 Feb 2003 02:26:35 +0900  菜の花 [この発言にコメントする]

michaela wrote:
>はじめまして。私も国際結婚で、6歳の息子と3歳の娘の母です。

はじめまして。菜の花です。英語ですがアスペの情報が載っているWEBを2つ紹介します。
アメリカ・イギリス・オーストラリアのヤフーなどでサーチすると、ネットで無料相談してくれるものもありますし、アスペの方のHPにも多く行かれます。

OAISIS website

http://www.udel.edu/bkirby/asperger/

これはアスペの子どもや夫を持つ人の為のオープンフォーラムの記録です。

http://www.faaas.org/attwood/attwood2.html

私もインターネットで知り合ったアメリカ人の方で夫と息子さんがアスペの方に色々助けられています。


比較級(しつこい)
No.15890  Wed, 5 Feb 2003 00:20:51 +0900  POLINECIA [この発言にコメントする]

(1)You look older than I.
   (あんたってあたしよりも年増に見えるわね)

(2)You are five years older than I.
   (何さ!あたしより5才も年増なくせに!)  


Re: 多分アスペルガー症候群の息子の母です 15887へのコメント
No.15889  Tue, 4 Feb 2003 23:10:07 +0900  遥 [この発言にコメントする]



遥です。
シペラス wrote:
> ASの場合一番困るのは、我が国では『知的』・『精神』・『身体』という3分類法で公的な障害者支援が行われているのですが、そのどれにも該当しない、行政にとっては『全くのニューフェイス』の障害であるという点です。というよりも、知能の発達の遅れ・幻覚症状・注意力障害・感情障害・てんかん・小児麻痺・読字障害などはいずれも『脳の機能障害』の結果であり、『原因論的な・トータル的な見方での対処』が有効であるのが明白であるにもかかわらず、『3分類』に固執して『どうしても、分けなきゃ…』とした場合、我々は福祉の隙間に落ちてしまうのです。
> こんな感じの伝でもない限り、行政側に『ASです!』といっても、しどろもどろといった感じでなんかぎこちない対応に、イライラが募るばかりです。

自分自身「リハビリテーション医学」を通じて「障害」への見聞を深めようと努力をしているのですが、『3分類』の合間にある『障害』についても
目を向けてゆかねばならない、とは書いてあるだけで、教員側も発達障害をマスターしているわけではないのでまたまだ道のりは長いようです。

発達障害の要因の一つは「経験不足」によるものもある、というスタンスを
私はとっているのですが、すべての面で当てはまるわけではないのが解っているゆえに当事者としての側面では歯がゆい思いをしている次第です。

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