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Re: こんな感じの「精神神経用製剤」事典があればいいのになぁ… 16387へのコメント
No.16388  Mon, 10 Mar 2003 12:53:11 +0900  孤凛 [この発言にコメントする]

遥 wrote:
>遥です
>孤凛 さんwrote:
>>シペラスさん wrote:
>>>僕は良く思うんだけど、こんな感じの「心のくすり(精神神経用製剤)事典」がないものだろうか?
>>>
>>>1.薬の分子の構造式が描いてある。
>>>2.説明が判りやすく、簡潔である。
>>>3.副作用について、包み隠さず書いてある。
>>>4.どんな形・色かカラーで判る、錠剤・容器の大きさもスケールで判る。
>>>5.付録として、医学用語の解説文がある。
>>
>>「薬ミシュラン」なんかがいいと思いますが?
>「薬ミシュラン」がどのようなものか私は存知得ないのですが、足りないものを
> 足して「オンデマンド」方式で作れればいいのではないでしょうか。
> 1.薬の分子の構造式と3.副作用であれば「日本薬局方」のなかに記載があり ますし
> 2.説明が判りやすく、簡潔という点であれば、市販の「薬解説本」を手直しす ればいいかもしれませんし。
> 4.どんな形・色かカラーで判る、錠剤・容器の大きさもスケールで判る。
> これもできないことではない。
> 5.付録として、医学用語の解説文がある。
> >どこまでかわからないけどやれないものではない。
> とくに4.5に関していえば薬局が絡めばなんとかなるのかも。

追加。「薬ミシュラン」は、JUNK本に近いけど、面白い、興味深い、といって、私の主治医が私から借りっぱなしになっています。ので、出版社とか今ちょっと解んないなあ。本の半分はバイアグラとかリアップといった、精神神経用製剤とは関係ない薬のことも載っているけど、>2、>3、>4に関してはほぼ条件を満たしている本だと思います。


Re: こんな感じの「精神神経用製剤」事典があればいいのになぁ… 16386へのコメント
No.16387  Mon, 10 Mar 2003 12:23:37 +0900  遥 [この発言にコメントする]

遥です
孤凛 さんwrote:
>シペラスさん wrote:
>>僕は良く思うんだけど、こんな感じの「心のくすり(精神神経用製剤)事典」がないものだろうか?
>>
>>1.薬の分子の構造式が描いてある。
>>2.説明が判りやすく、簡潔である。
>>3.副作用について、包み隠さず書いてある。
>>4.どんな形・色かカラーで判る、錠剤・容器の大きさもスケールで判る。
>>5.付録として、医学用語の解説文がある。
>
>「薬ミシュラン」なんかがいいと思いますが?
「薬ミシュラン」がどのようなものか私は存知得ないのですが、足りないものを
 足して「オンデマンド」方式で作れればいいのではないでしょうか。
 1.薬の分子の構造式と3.副作用であれば「日本薬局方」のなかに記載があり ますし
 2.説明が判りやすく、簡潔という点であれば、市販の「薬解説本」を手直しす ればいいかもしれませんし。
 4.どんな形・色かカラーで判る、錠剤・容器の大きさもスケールで判る。
 これもできないことではない。
 5.付録として、医学用語の解説文がある。
 >どこまでかわからないけどやれないものではない。
 とくに4.5に関していえば薬局が絡めばなんとかなるのかも。


Re: こんな感じの「精神神経用製剤」事典があればいいのになぁ… 16385へのコメント
No.16386  Sun, 9 Mar 2003 22:20:49 +0900  孤凛 [この発言にコメントする]

シペラス wrote:
>僕は良く思うんだけど、こんな感じの「心のくすり(精神神経用製剤)事典」がないものだろうか?
>
>1.薬の分子の構造式が描いてある。
>2.説明が判りやすく、簡潔である。
>3.副作用について、包み隠さず書いてある。
>4.どんな形・色かカラーで判る、錠剤・容器の大きさもスケールで判る。
>5.付録として、医学用語の解説文がある。

「薬ミシュラン」なんかがいいと思いますが?


こんな感じの「精神神経用製剤」事典があればいいのになぁ…
No.16385  Sun, 9 Mar 2003 18:52:05 +0900  シペラス [この発言にコメントする]

僕は良く思うんだけど、こんな感じの「心のくすり(精神神経用製剤)事典」がないものだろうか?

1.薬の分子の構造式が描いてある。
2.説明が判りやすく、簡潔である。
3.副作用について、包み隠さず書いてある。
4.どんな形・色かカラーで判る、錠剤・容器の大きさもスケールで判る。
5.付録として、医学用語の解説文がある。


Re: 自分がアスペルガーと気づくことは必要なのかどうか 16383へのコメント
No.16384  Sat, 8 Mar 2003 09:26:53 +0900  Lulu_2440 [この発言にコメントする]

(#16383「シロ」様より)
>引用をしませんでしたが、今回のLulu_2440さんの投稿は、(わたしは昨年夏の「克服」という言葉絡みの論争は、ROMしていたのですが)、Luluさんの大変さと、それと格闘しながら新たな到達点に至った過程を知る上で、とても分かりやすいものでした。わたしがお礼を言うのもヘンかもしれませんが、投稿してくださって、ありがとう。
>(中略)
>この掲示板で語り合ったりしながら、それをしていきましょうね!

こちらこそ、ありがとうございました。

これからも、よりよい人生のためにがんばりましょう。


Re: 自分がアスペルガーと気づくことは必要なのかどうか 16382へのコメント
No.16383  Sat, 8 Mar 2003 08:26:55 +0900  シロ [この発言にコメントする]

引用をしませんでしたが、今回のLulu_2440さんの投稿は、(わたしは昨年夏の「克服」という言葉絡みの論争は、ROMしていたのですが)、Luluさんの大変さと、それと格闘しながら新たな到達点に至った過程を知る上で、とても分かりやすいものでした。わたしがお礼を言うのもヘンかもしれませんが、投稿してくださって、ありがとう。

Luluさんが書いていらしたように、単に「障害を内的に受容する」だけではなく、わたしたちは現実社会の中を生きているから、経済問題・就労問題が常にあり(個々人で状況の違いはもちろんあるでしょうが)、本当に苦しみます。そうなんですよね! それでも、障害を(時には複数の障害を)持った自分のありままで、現実的に生きていかざるを得ない…。

この掲示板で語り合ったりしながら、それをしていきましょうね!


Re: 自分がアスペルガーと気づくことは必要なのかどうか 16375へのコメント
No.16382  Fri, 7 Mar 2003 22:35:29 +0900  Lulu_2440 [この発言にコメントする]

こんにちは。
どうしてもこのテーマでお話ししようとすると、8月の「克服」騒ぎを蒸し返してしまうようで気が引けていたのですが、やっぱり話さずにはいられません。

(#16375「シロ」様)
>わたしが昨年、やはりわたしは自閉症スペクトラムなのだと分かり
>始めたとき、いちばんダメージを受けたのは、「障害なので、基本
>的に一生続く」ということでした。
あのときBBSがもめたのは、この事実をイヤでも認めなければならないことがショックだったのも原因です。でも仮に認めたところで、社会に出てもどこかで無理はしなければならない、ということも事実でしたし、私はその板挟みで苦しみました。4ヶ月間コメントを自粛したのはそのためでした。
それでも4ヶ月間では板挟みの状態から抜け出せず、リストラのショックもあってこの間には私は精神的には成長できませんでした。ひたすら”「克服」の何処が悪い”、という考えしかありませんでした。

(#16375)
>いずれにしても、どこかで「治る」「回復」するというような希望
>を持っていました。ところが、自閉症スペクトラムであるというこ
>とは、そうではない。・・・そのところがまず最初に非常な打撃
>(そして、悲しみ。たぶん)としてわたしを襲いました。けれども
>同時に、かなり短期間で「開き直り」が出来たような感じがします。
私の場合、「開き直り」までにはずいぶんと時間がかかりました。しかも「開き直り」のためには、我が「太平洋海霧研究所」(http://ww6.et.tiki.ne.jp/~hurricanex50/index.htm)で軽度発達障害を取り上げ、しかも自分の経験を以て事例解析をする必要がありました。
この間に、例の「1u1u」による掲示板荒らし事件があり、HPのオープンを15日延期するに至ったわけですが、15日間で頭の中を整理する余裕が生まれたことも事実でした。
そして、これはアスペルガーだけでなくADD/ADHDや境界性人格障害にも当てはまるのではないのか、という結論に至ったわけです。
それならば、無理に症状を改善することを考えるのは時間の無駄で、今できることを考えた方がはるかに賢明だ、という観点で現状を捉えることができるようになりました。
それが、「シロ」様のおっしゃるところの
(#16375)
>そうか、これがわたしなんだ、という自己肯定(するしか、仕方ないもん!)
なのでしょう。

私もおかげで今まで人間関係に苦しんできた原因がハッキリ解りましたし、1週間前に(「太平洋」BBSでの)暴言が原因でのネットストーカー事件こそありましたが、「太平洋」をオープンしたことは有意義だと思っています。

http://ww6.et.tiki.ne.jp/~hurricanex50/index.htm


Re: 自分がアスペルガーと気づくことは必要なのかどうか 16375へのコメント
No.16381  Fri, 7 Mar 2003 21:37:34 +0900  うさこ [この発言にコメントする]

シロ wrote:
>うさこさんが書いていらっしゃるように、自閉症スペクトラム障害
>等、いわゆる軽度発達障害と分類される発達障害の場合、理解され
>にくいという側面は確かにあると思います。わたし自身、「誤解」
>はたくさんされています。(もっとも、自分が気がつかずに相手を
>怒らせていて、それは向こうにしてみたら無理もないことなんだろ
>うなーと、あとで思ったりはしています)。理解されていないな、
>という様子も見ています。
>
>でもね、理解してくれるひとたちもいる。わたしと付き合うひとた
>ちの中には(友人だけではなく、職場においても)「あなたの個
>性」「あなたのキャラ」「これは、そうか、苦手なのね」等々、理
>解してくれるひとたちがいる! だからわたしは、世の中で生きて
>いけてるんだなーと感じています。有り難いことだ…。

たくさんの自閉症を誤解している人たちの中に、わたしのアスペを「個性」として理解してくれていると思う人たちもいます。わたしの周囲の人にわたしがアスペだと知ってくれる必要はないんです。ただ「そういう人もいるんだ」くらいに思ってくれればそれで十分です。シロさんのおっしゃるように、わたしもやっぱり少ないけれど理解してくれる人がいると思うからこそ生きていられるんだなぁって思っています。ホントにありがたいですよね。


Re: 『アスペルガー症候群・高機能自閉症・LD・ADHD』の人には、どの『障害者手帳』を発給してもらうのが、適切か? 16370へのコメント
No.16380  Fri, 7 Mar 2003 15:19:56 +0900  遥 [この発言にコメントする]

kayoさん wrote:
>シペラス wrote:
>>みなさんこんばんは。
>>今日はちょっと『AS・LD・ADHD・HFA(高機能<?>自閉症)』の人たちが、どのような『障害者手帳』をもらうべきかということについて、みなさんの意見を聞いてみたいと思います。
>>
>>
>>3.自閉症スペクトラムには、自閉症スペクトラム専用の手帳を用意すべきだ。
>>(ASの本人に比較的多い意見)
>>
>>という意見が出ています。さらにもう一つ、私の個人的な見解として、
>>
>>4.発達障害(知的障害を含めて)および精神障害の大半は、生理学的に考えた場合、『脳の機能障害』が原因である。従来の福祉はこのことに気づかず、ただいたずらに『問題行動の改善・消去』『社会からの切り離し』に終始してきた感がある。この状況を打開して、これらの人たちの特性を十分吟味し、それに基づいて適切な『社会的役割分担』を考え、サポートしていくためには、やはり『脳の機能障害者としての手帳』が必要である。
>>
>>をあげておきます。
>>
>>みなさんはどの意見に賛同しますか?
>
>私は、同意しますね。いま、二次的障害によって、精神障害者手帳を持っていますが、なんか複雑な気持ちです。
> 本来なら、一番元である障害に、手帳が必要なのに変ですね。
>療育手帳も、これにあてはまらないです。
> 精神科学的にも、いろいろな、脳の機能障害がありますので、
>分類は内部疾患として、身体障害者手帳が良いと思います。
>実際に、私、階段の段差がうまくつかめない。物が2個に見えるなど、あって、盲人協会に行ってミニステッキをかってきました。脳の障害なんで補助なしです。
> 私もこの問題は、本当に大切に思います。
>半盲半聾のようなところがありますので・・
>本当に、ニーズを満たすには、「身体障害者手帳」分類は、内部疾患・脳機能が、良いと思います。

視覚障害を原疾患に持つ立場から、いわせていただきますと。
『脳の機能障害者としての手帳』というのは広汎性なものの捉え方ができるという点で賛成できます。

ADHDは19歳の時の診断なので「ダブルバインド」ではありますが、精神障害者の手帳の申請は仕事柄資格を失ってしまうので申請できませんでした。
ADHDの件で当時の担任からは「国家試験」うけさせないよ。とさえいわれたのもあり、また精神障害者の手帳の申請は仕事柄資格を失ってしまうので申請できませんでしたが。

>実際に、私、階段の段差がうまくつかめない。物が2個に見えるなど、あって、盲人協会に行ってミニステッキをかってきました。脳の障害なんで補助なしです。
> 私もこの問題は、本当に大切に思います。
>半盲半聾のようなところがありますので・・

仰るとおり、「原疾患」ではない「2次障害」での認証はなんだか妙ですものね。
というより不自然極まりない。

キャリア組がこんな不自然なことを放置しているくらい霞ヶ関は腐ってるのか?
というか「国会」で問題にならないのが不思議ですね。

(そんなに3分類がえらいのかと思う 遥)


Re: 自分がアスペルガーと気づくことは必要なのかどうか 16376へのコメント
No.16378  Fri, 7 Mar 2003 14:59:22 +0900  遥 [この発言にコメントする]

遥です
ふにふにさん wrote:
>シロさん うさこさん ありがとうございます
>経験からしか分からないことがたくさんあると思うので
>本当に貴重な意見です
>>わたしが昨年、やはりわたしは自閉症スペクトラムなのだと分かり
>>始めたとき、いちばんダメージを受けたのは、「障害なので、基本
>>的に一生続く」ということでした。

私もADHDにしてもASにしても「器質的疾患」だから、「障害なので、基本
的に一生続く」といわれてからショックをうけたのは事実ですが。
幸い(?)ADHDの「脳天気」さでそんなに引きずらなかったのもあり、
いまは受容しております。
>早く診断してもらってよかったと心から思います
>1年2年5年・・・長引いていく時にづっと続くんだなーと思って
>でも上手に付き合っていくことを学んでいったのも事実です
>脳みそが風邪ひいたと思うことにしました
>今のままのほうが幸せなんじゃないかという気持ちのほうが今は強くて
>まだ言えそうもありません
>もしこれから先彼女がこのことですごく悩むことがあったら
>話すきっかけになるかなーと思いますが
>そんな感じでいいのでしょうか
>難しいですね

わたしとしてはショックを与えないようにしたほうがいいと思うので、
説明は『すごく悩むことがあったら話すきっかけになる』という「時」を
逃さないようにすればいいと思います。

少しですが、お力になれたでしょうか?



Re: 自分がアスペルガーと気づくことは必要なのかどうか 16375へのコメント
No.16376  Fri, 7 Mar 2003 13:22:08 +0900  ふにふに [この発言にコメントする]

シロさん うさこさん ありがとうございます
経験からしか分からないことがたくさんあると思うので
本当に貴重な意見です
>わたしが昨年、やはりわたしは自閉症スペクトラムなのだと分かり
>始めたとき、いちばんダメージを受けたのは、「障害なので、基本
>的に一生続く」ということでした。

わたしも最初にこのことを聞いたときに
そして友達の状態とあまりにぴったりなのを見た時に
受けたショックはこのことだったのだと思います
一生続く・・・

でも自分がうつ病だと診断された時
早く診断してもらってよかったと心から思います
1年2年5年・・・長引いていく時にづっと続くんだなーと思って
でも上手に付き合っていくことを学んでいったのも事実です
脳みそが風邪ひいたと思うことにしました

ただ私はもう何もできなくなって
姉夫婦に連れて行ってもらったのですけど・・・
彼女はそのことでどのくらい悩んでいるのかが分かりません
今のままのほうが幸せなんじゃないかという気持ちのほうが今は強くて
まだ言えそうもありません
もしこれから先彼女がこのことですごく悩むことがあったら
話すきっかけになるかなーと思いますが
そんな感じでいいのでしょうか
難しいですね


Re: 自分がアスペルガーと気づくことは必要なのかどうか 16374へのコメント
No.16375  Fri, 7 Mar 2003 10:22:46 +0900  シロ [この発言にコメントする]

うさこさん wrote:
>でも、わたしはアスペだと知ってから3年近くたっていますが、「障害」という言葉を受け入れられずにいます。「特別な存在」というより「一生続くもの」「理解されにくいもの」という意味で。

わたしが昨年、やはりわたしは自閉症スペクトラムなのだと分かり
始めたとき、いちばんダメージを受けたのは、「障害なので、基本
的に一生続く」ということでした。

それ以前は、複雑性PTSDなのか何なのか、様々な自己診断もし、他
者診断もされてきましたが、いずれにしても、どこかで「治る」
「回復」するというような希望を持っていました。ところが、自閉
症スペクトラムであるということは、そうではない。・・・そのと
ころがまず最初に非常な打撃(そして、悲しみ。たぶん)としてわ
たしを襲いました。けれども同時に、かなり短期間で「開き直り」
が出来たような感じがします。そうか、これがわたしなんだ、とい
う自己肯定(するしか、仕方ないもん!)

もう一つ、わたしが半年間ほど「自己受容」に時間がかかった理由
は、自閉症スペクトラムと正式に診断される以前に長い年月がかか
っていたこと。たくさん、(精神医療において)いじくられていた
こと。その回り道への後悔や様々な疑問が湧いて、それと格闘する
こと。それに時間がかかりました。それについては、わたしの長い
プロセスを知っている過去の精神科医や臨床心理士の友人や、精神
病院で知り合った友人たちとメール等で話すことで、なんとかおさ
めることができました。それに、たとえ精神医療でいじくられなく
ても(具体的には、精神病院に年単位で入院しなくてすんでも)他
の大変さを体験しただろう、ということも思いました。

そうそう。わたしは今から数えると13年前になりますが(上記の精
神科医に)「自閉症の可能性」を言われていたんです。そのときは、
自分でもずーっと“そのこと”を考えていたくせに反発心のほうが
強くて、勝手に某有名な精神科医のところに行き、「わたしは自閉
症ですか」「いいえ、そうではないと思います」という会話をした
上で、ほら!違う、と却下してしまいました。その医師も、それ以
上はその「仮説」を押してきませんでした。

でも昨年、13年前にその医師が「自閉症の可能性」をわたしに伝え
てくれていたことが、とても嬉しかったです。確定診断を受けるた
めに受診の予約をとっている間など、とても精神的に不安定だった
のですが、13年前にその医師がそう言ってくれたということが、心
の支えになっていました。

「配慮」より「真実」のほうが嬉しい。少なくともわたしは、そう
いうタイプです。たとえそのときは、受け容れられなくても。

もう一つ。

うさこさんが書いていらっしゃるように、自閉症スペクトラム障害
等、いわゆる軽度発達障害と分類される発達障害の場合、理解され
にくいという側面は確かにあると思います。わたし自身、「誤解」
はたくさんされています。(もっとも、自分が気がつかずに相手を
怒らせていて、それは向こうにしてみたら無理もないことなんだろ
うなーと、あとで思ったりはしています)。理解されていないな、
という様子も見ています。

でもね、理解してくれるひとたちもいる。わたしと付き合うひとた
ちの中には(友人だけではなく、職場においても)「あなたの個
性」「あなたのキャラ」「これは、そうか、苦手なのね」等々、理
解してくれるひとたちがいる! だからわたしは、世の中で生きて
いけてるんだなーと感じています。有り難いことだ…。


Re: 自分がアスペルガーと気づくことは必要なのかどうか 16357へのコメント
No.16374  Fri, 7 Mar 2003 00:53:16 +0900  うさこ [この発言にコメントする]

ふにふにさん wrote:
>
>自分がアスペルガーと気づくことは必要なのかどうか ということです
>とても難しい問題なのかもしれませんし
>個人的なことでお話したくない方もいるかと思いますが
>気づいてよかったのか
>気づく必要があるのか

わたしは何も知らないときのほうが幸せでした。自分の考えていることが中心で、周りの人がどう考えているかなんて気にすることがなかったから。でも、周囲の人たちにはきっと「普通じゃない」とか「おかしい」とか「迷惑!」と思っていたでしょうね。わたしが気づかなかっただけで。
ただ、アスペであることを知ったのは良かったと思います。できないことや混乱することがたくさんあってもそれはわたしが「おかしな人間」ではないことを知ったから。そして、何ができなくて何が苦手なのかを知ることで自分を成長させる方法や身に付けておくべきソーシャルスキルを考えることができたから。だから以前よりも周囲の人は楽にわたしと接することができている(はず…)だと思います。この世界でうまく生きていくためにはアスペであることに気づいておくことはいいことだと思います。でも、わたしはアスペだと知ってから3年近くたっていますが、「障害」という言葉を受け入れられずにいます。「特別な存在」というより「一生続くもの」「理解されにくいもの」という意味で。
結局のところ、わたしにはどっちが良かったのか判断できません。すみません…。


わー!雪だ
No.16373  Thu, 6 Mar 2003 23:21:49 +0900  シペラス [この発言にコメントする]

今ふっと外を見たら、雪が降っていました。
関東の雪は、10?回目…
これで最後かな?


Re: 自分がアスペルガーと気づくことは必要なのかどうか 16365へのコメント
No.16372  Thu, 6 Mar 2003 23:03:21 +0900  シロ [この発言にコメントする]

わたしは、5歳のときに、家庭訪問に来た兄の学校の先生がわたしのことを「自閉症ではないか」と言ったときから始まり、「自閉症」という言葉には長い付き合いがあります。

その中には、ずいぶん「抵抗の時期」もありました。様々な意味で。

最終的には、昨年、

1.自閉症と思われる5歳の男の子と出会ったこと
2.仕事上の挫折

この2つが、わたしを、診断へと向かわせました。

そして、その過程を助けたのが、自閉症スペクトラム当事者の翻訳されたいくつかの本(特に、ある1冊の本)でした。

わたしは、以前の投稿で、「気づく」という言葉を使いましたが、それよりも「正式に診断を受ける」という表現にしたほうがよかったと、あとで思いました。

「正式な診断」とは、わたしにとっては、「権威に認められる」ということではありません。「自分以外の他者による承認ないし認証」ということです。そして、それを、わたし自身が信じられること。

診断されたことは、わたしに、深い安心感を与えました。大きな区切りがつきました。でも「診断への受容」には、約半年間の時間がかかりました。

ところで、現在わたしには、軽度発達障害ではないかなとわたしが思っている子どもの友人が何人かいます。わたしは、その子たちと、その子たちの「発達障害という生まれつきの特徴」をわたしなりに理解しながら、付き合っていきたいと思っています。そうやって付き合っていく分には、「診断名」のことは、必要ではない感じがしています。

でもいずれ、そういう話を、その子たちとする時期が来るかもしれません。

わたしは、自分自身を「自閉症スペクトラムという発達障害があり、生まれ持っての脳の特徴があるのだ」と分かってから、自己理解が進むと同時に、幾分生きやすくなり、また同時に、「障害」という言葉に対する抵抗感がなくなりました。

「障害」って(どんな種類の障害でも)、人類のある割合のひとが持つものだと思うのです。先天的にも後天的にも。そして、それはとても自然な、当たり前のことのような感じがする。とはいえ、以前は(昨年の夏ぐらいまでは)「障害」というのは、非常に重く、特別なこと、のような感覚を持っていました。

ふにふにさんへのお返事になったでしょうか。

よかったら、またゆっくりと、時々、会話をしていきましょう。


Re: kayoさんへ 16312へのコメント
No.16371  Thu, 6 Mar 2003 19:23:44 +0900  kayo [この発言にコメントする]

ぺんぺん wrote:
>kayo wrote:
>>私も感じていますよ。大型テレビなんか超悲惨!!!
>>頭を電子銃で撃たれている感じです。
>
>そうなのですよね。物理的につらい感じです。
>なぜだろう?

べんべんさん
ほんとですね。結構きついですね。


Re: 『アスペルガー症候群・高機能自閉症・LD・ADHD』の人には、どの『障害者手帳』を発給してもらうのが、適切か? 16360へのコメント
No.16370  Thu, 6 Mar 2003 19:12:08 +0900  kayo [この発言にコメントする]

シペラス wrote:
>みなさんこんばんは。
>今日はちょっと『AS・LD・ADHD・HFA(高機能<?>自閉症)』の人たちが、どのような『障害者手帳』をもらうべきかということについて、みなさんの意見を聞いてみたいと思います。
>
>現在のところ、これら『軽度<?>発達障害OR自閉症スペクトラム障害』の人たちがもらうべき手帳として、
>
>1.教育的なあるいは親の死後の経済的な支援の観点から、『療育(知的障害者)手帳』にするべきである。
>(主にAS・HFAのお子さんを抱えている親御さん、児童青年精神科医の意見)
>
>2.IQが高いので、知的障害者としての支援の対象にはならないが、大人になってうつや強迫性障害・不安障害などの二次的な障害で苦しみ、精神科を受診する機会が多い人がいるので、なるべく『精神障害者福祉手帳』をそういった人たちには、発給すべきだ。
> (主に障害福祉課等、公的な福祉に携わっている人たちの意見)
>
>3.自閉症スペクトラムには、自閉症スペクトラム専用の手帳を用意すべきだ。
>(ASの本人に比較的多い意見)
>
>という意見が出ています。さらにもう一つ、私の個人的な見解として、
>
>4.発達障害(知的障害を含めて)および精神障害の大半は、生理学的に考えた場合、『脳の機能障害』が原因である。従来の福祉はこのことに気づかず、ただいたずらに『問題行動の改善・消去』『社会からの切り離し』に終始してきた感がある。この状況を打開して、これらの人たちの特性を十分吟味し、それに基づいて適切な『社会的役割分担』を考え、サポートしていくためには、やはり『脳の機能障害者としての手帳』が必要である。
>
>をあげておきます。
>
>みなさんはどの意見に賛同しますか?

私は、同意しますね。いま、二次的障害によって、精神障害者手帳を持っていますが、なんか複雑な気持ちです。
 本来なら、一番元である障害に、手帳が必要なのに変ですね。
療育手帳も、これにあてはまらないです。
 精神科学的にも、いろいろな、脳の機能障害がありますので、
分類は内部疾患として、身体障害者手帳が良いと思います。
実際に、私、階段の段差がうまくつかめない。物が2個に見えるなど、あって、盲人協会に行ってミニステッキをかってきました。脳の障害なんで補助なしです。
 私もこの問題は、本当に大切に思います。
半盲半聾のようなところがありますので・・
本当に、ニーズを満たすには、「身体障害者手帳」分類は、内部疾患・脳機能が、良いと思います。


Re: 誰を信じたら良いかわからない 16366へのコメント
No.16369  Thu, 6 Mar 2003 15:29:20 +0900  noel [この発言にコメントする]

鬱見 wrote:

>元気な人にとってならそうでもないかもしれないけれど,noelさんにとっては現金よりもできるだけ具体的な愛着のあるものを確保したほうがいいのでは?
>分割すると全体として損になったりするのかもしれませんが,お金を投げつ>けて追い払われるというような感じを持つとしたら,お金に替えられない環>境のほうを大事にしたほうがいいと思います。

今なんだか混乱しています。住居の一部(例えば私が賃貸の2Fの一部屋を相続)したら、理解のない家族の影響を一生受けることになります。私を邪険にしてきた(主に言葉の虐待)してきた母の介護をして幸せか?と考えてしまいます。家族の差別的な考えは一生治らないと思うし。かといって、私
が続けられたとしてバイト代で暮らそうとすると食費すらままならない現実があります。なんだか住居の相続するかどうか私には難し過ぎる問題で、投げやりになって何もしてません。

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