アスペルガーの館の掲示板(旧)
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新しいアスペルガーの館の掲示板
12日僕は家出をしてしまいました…
妹が、僕がばたばたしてしまうところだと、疲れやすいということを理解してくれなくって…
というか、自分がうまく説明できなくって…
かんしゃくを起こして、麦茶のビンを壁に投げつけたあと、怒りに任せて外に飛び出し、「もう、自分はどうなってもいいや」と自暴自棄になって、どんどん歩いて行きました。
途中で財布を持っていないことに気づきましたが、「飢え死にできる…」という病的な気持ちなつき動かされて、どんどん歩きました。
古くからある用水路の脇の道を通って、大きな老人ホームの前を通って、9時ごろ、前にいったことがある、自閉症関連の施設の前にたどり着きました。施設には人影がなく、白い門が閉まっていました。
門の前には、40歳くらいの男性が寝ていました。「もしかしたら、前にこの施設の職員さんにお世話になったことのある人かな…」と、門の前で一緒に寝ながら、様子を見ていましたら、彼は一時間後「ここは、何処だね?**へ行きたいのだが…」といったので、「お金があるならば、そこのバス停から、バスで**まで行けますよ。」というと、そそくさと去っていきました。
ここで寝てると、パトロールの警察の人に見つかると厄介だと思ったので、途中で水を飲んだ、施設から10分くらいのところにある広い公園で、野宿することにしました。『公園』にしたことは、『生きたい!』という正気の芽生えだったかもしれません。水道とトイレがありましたから…木の下のベンチで、広い芝生の青草を眺めて、まどろみました。
次の日13日の朝公園は雨、寝ていると強いスコールがやってきてずぶぬれに、なってしまいました。それが止むと、身体を動かすためにちょっと公園を散策。グラジオ−ラスのとがった葉っぱ・マリーゴールドの花を見ていると心が和みました。水を飲んで、ベンチに座っているとまたスコール…寒くてがたがた震えました。「こんなとき、ホームレスで無一文の人は、さぞ辛いな」ということを身を持って実感しました。
施設の前の看板で調べると、近くに大きな図書館があることがわかりました。9:30分にそこへ入って、むさぼるように本を読みました。『千一夜物語』のセックス恐怖症の王子様のお話…アメリカインデアンの民話…躁病関連の本。
トイレに入ると、しきりに『りそな銀行##支店…』と唱えている同胞さんがいたので、『りそな…』と僕もエこりました。
14:40、『そろそろ、家族も心配してるかも…』『明日作業所へ行くって、指導員のLさんと約束したし…』と、徒歩にて帰宅の途につきました。昨日も30Kmあるいていたので、足が痛くなり、何度も休まなくてはなりませんでした。県境を越えて直ぐの町についたときには、もう暗くなったので、もう一泊しようと再び近くの公園へ入って、ベンチの上で横なりましたが、妹が『今日、家へもどる』ということを聞いていたので、雨の中再び歩き始めました。作業所の近くを通って帰ることにしましたが、途中で道を間違え、家とは正反対の方に行ってしまい、さまよい歩きました。ゴルフ場の横の細い道を歩いていくと、真っ暗のなっていたので、行き止まりかと思ったらそうではなくつながっていたので、どんどん進みました。あたりはうっそうとした雑木林。怪しい青い光の中を進むと、遠くに車の明かりが見え、大きな道路があるとわかりました。
その道をひたすら家の方向と思える方へ歩きました。コンビニを見つけたので、地図を見て、店員さんの女の子に聞いてその道が、作業所の近くへ出る道だと知ったので、痛い足を引きずりながら、ひたすら歩きました。
14日0時過ぎ、やっとの思いで、作業所の近くの交差点にたどり着きました。「○○さーん」と私を呼ぶ声がしたので、声の主の方を見ると、それは作業所の指導員のZさんでした。「妹さんがすごく心配して、警察に連絡したよ…あたしも、○○さんが通っている、横浜のクリニックまで、探しに行ったの…Lさんもすごく心配していたよ…ほんとに無事でよかった…」とだんなさんの運転する車の中で、話してくれました。
家について、送ってくれたZさんに、何度も妹と一緒にお礼を言いました。コーンスープとココアを飲み、「ようやく帰ってこれた…」と思いました。
作業所に今日戻り、Lさんから「もう二度としないように。衝動をコントロールしてね!」と口がすっぱくなるほど言われました。
「もう家出は、すまい!」と、心のなかに堅く結び目をつくりました。
ミント wrote:
>
>はじめまして
>私は、中学2年のアスペの息子を持つ母です。
>先日告知をしました。
>とても混乱したようです。
>でも、あまり理解できてはいません。
良く解ります。うちの息子には小6のときに話しました。体の特徴があるようにっ心にも特徴があるのだと、それが長所のときもあるし短所のときもあると・・・。
「五体不満足」を読んだ後だったので、比較的話がしやすかったかな。
>あなたの文章を読みながら、息子も将来いろいろ思うのか
>その時、母として心の嘆きを受け止めてあげられるのか?
>支えてあげられるのか?
同感です。私たちだって気持ちに波があるのだから、それ以上に大きくゆれる彼の気持ちをどんな風に受け止めれば、少しでも穏やかになれるのかと考える。
一緒にがんばりましょう。
>>それでも、生きていかなければ…辛いけどさ…明日は今日よりも良くなると信じて。
>
>明日は今日より良いことがありますよ。
>そう信じていてくださいね。
>陰ながら応援してます。
>息子にもそう言ってあげます。
私も、年頭のスローガンは「朝の来ない夜はない。」です。来年も再来年もずっと変わらずがんばらねばと思います。
一人じゃないよ。 応援してます。
空音さん wrote:
>こうもりさん wrote:
>
>> 基本的に長丁場の入院については掛け捨てでもいいので、事前に生命
>>保険に入っておくことをお勧めします。ただ、制度がけっこう複雑なの
>>で、医療機関と保険会社双方によく説明を聞いておいた方がいいでしょ
>>う。
>
>元・保険屋さんでしたので、ひとこと・・・(どこの会社とかは聞かないで下さい)
>もうすぐ入院するとわかっていて、黙ったままで保険に入ることは出来ないです。
>(告知して「その入院だけ保証しない」として入ることは可能な場合が多いです)
>逆に発覚した場合「嘘をついた」などとして訴えられる可能性があります。
>保険の請求をするとき診断書をとるのですが、そこには、いつから通院してるかなど書かれていますから、嘘はすぐばれますよ。
>
>ただ、生命保険(病気の保証)ではなく、損害保険(事故、けがの保証)では大丈夫だと思います。
>
>保険は何もないうち(病気にかかってない・精神科系疾患も含む)に入らないと
>罹患している疾病に対しては支払いをしないなどと、支払い条件が付けられてしまいます、念のため。
>治癒後○年経ったらオッケーなど、いろんな基準が厳密にあります。普通は基準を教えてくれませんけど。
>(しつこく聞いたら教えてくれるかも、でも逆に怪しまれる可能性もあり)
>アスペルガー症候群の診断済みの人についての生命保険の審査基準は知りません・・・。
>もっとも、アスペは疾病ではなく、生まれつきの障害なので、基準が全然違うと思いますが・・・。
>障害者のための保険というのも別にあるそうですのでご参考まで・・・。
>(私の勤めていたところにはなかったので、詳細は知りません)
いずれにせよ、次回の診察のおり事情を話していろいろ聞いてみます。
専門医ですので沢山の事例があるでしょうから、何か良い方法をご存知かも知れませんし・・・。加入している保険についても少し調べてみます。ありがとうございました。
どうも訂正ありがとうございます。
空音さん wrote:
>もうすぐ入院するとわかっていて、黙ったままで保険に入ることは出来ないです。
>逆に発覚した場合「嘘をついた」などとして訴えられる可能性があります。
>保険の請求をするとき診断書をとるのですが、そこには、いつから通院してるか
>など書かれていますから、嘘はすぐばれますよ。
にゃるほど。わたしの入っている保険の1つは以前勤務していた職場では
職員がほぼ強制的に加入させられていたんです。その職場が小規模でした
が独自の保険事業を手がけていたので営業協力という形で。
と言う訳で、この件についてはまず空音さんのコメントを参考にしてくだ
さい<中一のお母さん
こうもりさん wrote:
> あくまで、大人の当事者が医療関係者と交渉する時に確認してお
>いた方がいい項目を集めたものですが、親御さんが代理交渉すると
>いう意味で少しは参考になるかもしれません。
>
>http://home.b07.itscom.net/miracity/faq/nyuuin_faq.html
大変参考になりました。入院予定の病院は児童精神科の専門病棟のある病院ですので専門医も多数いて、発達障害についても良く解っているようです。
ありがとうございました。
シペラスさん wrote:
> この時期は、『お手伝い』を一日一個やらせてみるのが、案外衝動性やいらいら感・劣等感などのストレスに対応していく力を養う訓練になると思います。
> もっとも、いきなり大量のお皿を『全部洗って、戸棚へしまえ!』とか、広い部屋を掃除させてちょっとでも汚かったら『やり直し!』ということを言うのは、AS周辺の子には、絶対にやってはいけません。皿洗いならまず『洗剤の泡流し』から、片付けならば『台所・本棚・引き出し』からという具合で、基礎からトータル的なことへもっていくことが大切です。
彼は、自分の食器は自分で洗うようにしてます。時折、家族の分の手伝ってくれます。私の体調が悪いときにはとてもありがたいです。
> また『園芸』も案外良いです。特にミントなどの多年草本やローズマリなどの木になる『しそ科のハーブ』は、水遣りとかかなりアバウトな扱いをしても大丈夫なので、忙しいこの世代の子が育てるにはうってつけです。
園芸は大好きで、スイートバジルや折鶴欄等「僕の鉢」があってやりすぎるほど手入れをしています。みょうがやレモンバームの水遣りも彼がやってくれてます。みょうがは収穫時期になると声をかけてくれます。
こうもりさん wrote:
> 基本的に長丁場の入院については掛け捨てでもいいので、事前に生命
>保険に入っておくことをお勧めします。ただ、制度がけっこう複雑なの
>で、医療機関と保険会社双方によく説明を聞いておいた方がいいでしょ
>う。
元・保険屋さんでしたので、ひとこと・・・(どこの会社とかは聞かないで下さい)
もうすぐ入院するとわかっていて、黙ったままで保険に入ることは出来ないです。
(告知して「その入院だけ保証しない」として入ることは可能な場合が多いです)
逆に発覚した場合「嘘をついた」などとして訴えられる可能性があります。
保険の請求をするとき診断書をとるのですが、そこには、いつから通院してるかなど書かれていますから、嘘はすぐばれますよ。
ただ、生命保険(病気の保証)ではなく、損害保険(事故、けがの保証)では大丈夫だと思います。
保険は何もないうち(病気にかかってない・精神科系疾患も含む)に入らないと
罹患している疾病に対しては支払いをしないなどと、支払い条件が付けられてしまいます、念のため。
治癒後○年経ったらオッケーなど、いろんな基準が厳密にあります。普通は基準を教えてくれませんけど。
(しつこく聞いたら教えてくれるかも、でも逆に怪しまれる可能性もあり)
アスペルガー症候群の診断済みの人についての生命保険の審査基準は知りません・・・。
もっとも、アスペは疾病ではなく、生まれつきの障害なので、基準が全然違うと思いますが・・・。
障害者のための保険というのも別にあるそうですのでご参考まで・・・。
(私の勤めていたところにはなかったので、詳細は知りません)
あくまで、大人の当事者が医療関係者と交渉する時に確認してお
いた方がいい項目を集めたものですが、親御さんが代理交渉すると
いう意味で少しは参考になるかもしれません。
よろしければご確認ください。では
http://home.b07.itscom.net/miracity/faq/nyuuin_faq.html
中1男子の母さんwrote:
>>決して謙遜ではありません。私たちにとっては、彼のために入院はさせ
>>たいが、そのための費用をどのように工面すれば良いのかという切実な
>>問題です。
asmanさん wrote:
>どなたかこういうことに詳しい方がおられると宜しいのですが・・・
詳しくはないと言う前置きをした上で、少しコメントしておきます。
基本的に長丁場の入院については掛け捨てでもいいので、事前に生命
保険に入っておくことをお勧めします。ただ、制度がけっこう複雑なの
で、医療機関と保険会社双方によく説明を聞いておいた方がいいでしょ
う。
忙しいのっていいですよね。
わたしも大学で福祉を専攻して、長く福祉の現場にいました。
今はやめて家にいます。
福祉の施設での仕事は職員間の人間関係の難しいところもあり、
ヘルパーさんの仕事は利用者の方と1対1で向き合えるようでいて、
なかなか相互監視の目がきびしい場合もあるようです。
無理せずゆっくりがんばってね。
中1男子の母さんwrote:
>通学はほとんどひとりです。途中で友人に会ってもすぐにまた別れて一人で歩いています。特定の仲の良い友人というのはいないようです。
>必ず友人と帰るよう言っても、理由をつけて一人で帰ってきます。送り迎えといっても、親との約束どおり自分でちゃんと帰ってくることを学ぶために、彼に気づかれない様についていきます。完全に「尾行」です。はたからみるとかなり怪しいでしょうね。
約束と言っても既に周囲に迷惑をかけていると言う問題があるのであれば、その対策を何とか考えなければいけないのではないでしょうか?
本人が他の人と一緒に帰りたくないと言っても、見知らぬ人にいきなり何かするようであればやはり約束を取り決めて「関係ない人に暴力を振るったとしたら1人で登校はさせられないよ、他の人と一緒に帰ってきなさい」と言う風に言うしかないでしょうね。それで癇癪を起こしたとしても、親として毅然とした態度を示すしかないでしょうね。
>そうですね。ただ、主治医からいわれているのは、彼の場合鍵付きの個室、それも3年くらいは覚悟する様にとのことですから、そうなると、どれくらいの費用がかかるのかはともかく、並大抵の費用でないことは容易に想像できるでしょう。
ASだけであればそんな所に入院させると言う風な事は言わないでしょうから他に二次障害的なものがあるのではないでしょうか?
>決して謙遜ではありません。私たちにとっては、彼のために入院はさせたいが、そのための費用をどのように工面すれば良いのかという切実な問題です。
私は精神科の入院については詳しくはわかりませんが、他の人に聞くところによると色々方法はあるみたいです。小児科扱いになるのではないでしょうか?あとやはり自分勝手に考えるのではなく(入院費がどのくらいかかるのかわからない、経済的に余裕が無いなど)まず医者、病院の窓口(医事)役場、保健所などで相談にいかれては如何でしょうか?
入院費についても所得によって色々金額も違ってくるみたいな事も聞きますし、入院当事者が子供なので大人と状況も条件も違ったりするみたいですよ。
どなたかこういうことに詳しい方がおられると宜しいのですが・・・
例の長崎の事件の少年について、社会面で短期連載されてました。
上中下の3回シリーズで、今日は最後の「下」でした。
そこに、犯罪心理学者でよくワイドショーにも出てくるS田氏のコメントがありました。
今回の少年と、1999年に起こった全日空機乗っ取り事件の被告を照らし合わせると似ている部分が多いとのことですが、
その被告の精神鑑定書には、アスペを思わせる記述が・・・(記事ではアスペと名言はされてませんが)
冗談を間に受けるとか、行動の不器用さ、こだわり障害が報告されているそうです。
(著作権の問題があるため引用は避けました。意味が通るように言葉だけ替えました)
この被告と似ているという少年も、やはり・・・
興味関心の特異さは、アスペの大いなる武器。
生かせれば個性となって活躍の場を広げる可能性も大きい。
しかし、武器とは人を傷つけられるもの。興味関心が人殺しの方向に行ってしまえば・・・?
科学の進歩に対してよく言われることですが、善か悪かは使う人の心が決める。
もっと砕けた言い方をすれば、「○○と鋏は使いよう」
それはアスペにも言えるのだと思う。
興味関心を生かしてクラスの人気者になる子もいれば、それで浮き上がってしまう子もいる。
浮き上がってしまう子の場合、どうすれば彼または彼女を理解した、受け入れた、ということになるのだろう?
個性として捉えることができても、放任していいというわけではないんだと思う。
むしろ「この子はこうだから」ということで、黙認するのはいけないことだと思う。
しかし矯正すればいいというものでもない。先天的なもの(脳の欠陥)は直せない。
直した(世間に認知されるように行動の仕方を変えた)としても、ひどくストレスがたまり、心を蝕むかもしれない。
私もアスペ的な部分と正反対のことをやると、最初は自分をごまかしてもすぐに反動がきてしまう。
(特にひどかったのは飛び込み営業の新規開拓!全く知らない相手のところに連絡もなく行くなんて・・・間もなくやめてしまった)
人付き合いが下手でコミュニケーションは苦手でも、やっぱり人の中で生きていたい。共存していきたいのに・・・
自閉圏当事者オフ会のお知らせです。
日時:7月26日(土)午後1時から
会場:東京都杉並区梅里2−16−10松崎ビル
集合:営団地下鉄丸の内線新高円寺駅荻窪方面行きホームの改札口外。12時40分頃から、目印を持った案内人が立っています。
1時から6時頃まで1次会。その後、近くのファミレスに移動して、二次会を行う予定です。特にイベントの計画はありません。参加者どうしが気軽におしゃべりして、親睦を深める集まりにしたいと思います。コミュニケーションが苦手な方、自分の障害を理解してもらえずに悩んでいる方、思い切って参加してみませんか。あなたに似た人と巡り会えるかもしれません。
なお、会場への飲食物の持ち込みは自由ですが、会場に迷惑をかけないため、ゴミの後始末は各自が責任を持ってお願います。
参加希望者は misplacedpdd@hotmail.com にメールしてください。
あ、つまり『寄宿舎』って切実に必要だといいたかったのです。
落ち着いた環境の提供は、場合により絶対になければならないものだと思います。
ASの人や子どもたちにには一般社会での共存以上に静かな落ち着いた環境が必要だと思うことがあります。
刺激が多すぎる今の社会はとてもつらいかもしれません。
火っていいですよね。
昔、わが家はまき風呂だったのでよく火をながめていました。
こころが落ち着きます。
今もたき火が好きです。木が燃えるにおいもとてもすてきです。
でもシベラスさん、実験少年だったのですね。
(どきどき・・・)
中川兄弟兄が子どもの頃、自宅に火をつけてぼやを出したと言っていたなあ。
近所の子どもがうちの納屋で自転車の上で新聞紙に線香で火をつけて
何かに燃え移り煙は出るわ、自転車は一台だめになるわという騒ぎを起こしたことがあった・・・。
おかあさんは安いビスケットをひと箱もってあいさつに来た・・・。
まっ、いいです。 (=^・^=)
ぺんぺん wrote:
>連日、報道されている悲しい事件についてはやはり考えないではいられません。
>今回の事件に限らず、新聞の社会面に取り上げられるニュースは時々非常に気になります。
>この冬のことだったと思いますが小学校2年生の男の子がDIYセンタ−の店内で商品を燃やしたということがありました。
>大騒ぎになったのですが、その子は火がきれいだったので火をつけたのだそうだそうです。
僕も小学生の頃、一度『火遊び』に凝って親をはらはらさせたことがあります。
割り箸にサラダオイルを塗って、たいまつのように灯してしげしげと眺めたり、お砂糖やビタミンCの粉末をコンロでスプーンにのせて焼いてみたり、学校で貰ってきたテラコッタ粘土で焼き物を作ろうとしたり(練り方が良くなかったのでパーンと砕けてしまいました)、割り箸の炭火で発砲スチロールを溶かしたり、石を強熱して水の中に入れて、「ジュ−」っと沸騰していく音を聴いたり、そんな感じで、叱られても叱られても目を盗んでは、そんないたずらをやっていました。
ちょうど学校で『結晶作り』や『ろうそく』・『酸素中での鉄の燃焼』など、火を使う実験が多かった時期で、『火がきれい!』というよりは、むしろ『物を巧みに変化させる力』のほうに魅力がありました。
>一歳の子どもに多くを期待するのは無理です。
>でもASの大人には当然、いろいろな要求があります。
>能力以上の・・・。
>時にそういう子どもや大人のために寄宿舎があればいいのと思うことがあります。
>自分の子どもであっても自分たちだけで全責任を負うのは難しい場合があるような気がします。
イギリスには既に、ASの若者が集い、その中でいろんなことを学んでいくような『寄宿舎』が存在しています。
にゃんこ wrote:
>自分自身の障害や疾患に似ている人が犯罪をおこしたり、
>ましてや、こどもの年頃が近い方々は不安に思われることと思います。
>ニュースは、時に、特徴にしやすいものを特徴にし、
>流れを作りたい方向に情報を選択するので要注意です。
>ネット上でも同じことで、なるべく情報を方向の作りやすい方に
>特化しがちです。
>不安感や人によっては気持ちが鬱々とするかと思いますが、
>『具体的な病名を使った情報の一人歩き』
>には、抗議するべきだと思います。
>アスペルガーという障害をもっている人すべてが
>殺人に荷担しているような論調は、許すべきでないということです。
日本では、明治になるまでは、精神障害者は比較的地域社会の中で、監禁状態におかれることなく、比較的に共存的な暮らしといういうのができていたようです。
だから、NHKの大河ドラマ『宮本武蔵』での、山賊に襲われてしまったりの長旅でぼろぼろになって江戸へつき、夜に混乱状態になってしまったり・無表情な『お通さん』の面倒をまたやんと長屋のおばさんが、暖かく見守っているいるシーンは、リアリティがあるのです。まあ、たいていのご家族の方は、こんな感じでしょう。もっとも全てがこのような処遇をされていたとは、思えません…暴れて人に危害を加えた人も、僅かながらいたでしょうから…
ところが明治になると、『文明開花』だの『富国強兵論』ということから、次第に精神障害の人たちを厄介視・危険視する風潮が強まりました。今でも何故か残っている(精神保健法第24・39条)のですが、警察が精神障害の人の処遇にかかわるという社会システムは、1894年の『精神病者取り扱い規則』・1900年の『精神病者監護法』がルーツのようです。これらによって、次第に精神障害の人が私宅の『座敷牢』・官営・私営の『癲狂院』へ警察の許可のもと、閉じ込められていきました。
1919年に、『保護』と『治療』という文言のある『精神病院法』というものができ、公立病院を建ててそこで面倒を見ようという動きがありましたが、これが現在の『長期入院処遇』のルーツのようです。実際は公立病院の建設は進まず、私立の病院に入れられる人が多く、入院しても暗い板の間に寝かされるだけという処遇だったようです。
戦後の1950年には、『精神衛生法』が制定されましたが、どうもこれが現在の『閉鎖病棟へ10年以上…』『薬漬け』『長期面会謝絶』という問題点の始まりのようです。丁度この頃、18歳にして『統合失調症』を発症した、私の伯父は『社会復帰』ということが全くできないまま、50年以上たった今も入院しています。今年の正月には、伯父からの達筆の年賀状が届きましたが…
『精神障害者=危険人物!』という風潮がいっそう強くなったのは、昭和39年の『ライシャワー米大使刺傷事件』からだといいます。分裂病の青年がアメリカの
駐日大使を襲ってしまったという事件ですが、メディアに幅広く取り上げられたために『精神障害者は何をするかわからない…』という偏見を煽ってしまいました。
その年を境に精神病院の入院者数はうなぎのぼりに増え、1990年には35万人近くに及んでいます。
1995年つまりつい8年前になって、ようやく地域社会での社会復帰を図ろうという条項が精神保健福祉法に盛り込まれました。精神障害者向けの福祉作業所・デイケアが充実してきだしたのも実を言うと、ここ4、5年のことで、私自身は今その恩恵に与っています。しかしながら、精神障害者の施設というと、未だに根強い『反対運動』が起こり頓挫を余儀なくされるところが多いそうです。本当に犯罪を起こすのは、0.2%に満たないということ、実際には生真面目で妥協を許さないところがあって、それでぼろぼろになるほど『脳』という『水と脂肪でできたデリケートなコンピューター』を消耗してしまったり、生まれつきその部品の一部が上手に働かなくって難儀をしている人たちであるという概念が浸透していくことは、私が生きている時代には、まず無理でしょう。
>その気持ちを根っこに持って、決してむやみやたらな病名の一人歩きに
>この障害で悩む人たちが引きずられないことを祈るばかりです。
>みなさん、心は強く持ってください。命はキレイだと日々思いませんか?
>不安感が増す時期だと思いますが
>誰よりも命の大切さ、命の強さを伝えたい、
>
今できることはといえば、とにかく『できる限り前向きに生きる』『明日は今日よりも、良くなると信じて所業をがんばる』といったことしかないような気がします。
ぺんぺん wrote:
>月のしずくさん。
>おひさしぶりです。
>楽しいことが見つかりましたか?
夢が見つかりました。詳細は避けますが、福祉関係です。
ただ、専門学校に行くことになると思うので、まずは学資稼ぎから。
そのためのアルバイト探しで、ここのところ忙しかったんです。
・・・フリーターです、ハイ(苦笑)
最近フリーターへの風当たりが強いけど、自己弁護じゃないですが、
正社員じゃなければいけないという風潮もどうかと思うんです。
自分自身の道が見つからないまま正社員でいるのと、
先をしっかり見据えてフリーター、どちらが充実しているでしょうか?
何も正社員を否定しているのではありません。
フリーターを礼賛しているのでもありません。質の問題だと思います。
脱線が長くなりましたが(笑)
で、仕事が変わるおかげで、精神科にも行けそうです。
今度は欠格条項関係ないですからね・・・
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