アスペルガーの館の掲示板(旧)
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新しいアスペルガーの館の掲示板
こちらこそ初めまして。
(#19175)乃絵様からのメッセージ:
>ASについては未診断ですが、手先が不器用・運動音痴
>(特にボール競技が大の苦手)・冗談を真に受ける・人と視線を合わ
>せるのが苦手・暗記モノは得意だがアドリブが全くきかない、
>活字優先で耳から聞いて理解するのが苦手、などASらしき?特徴が
>あるように思います。
>
>わたしがいま一番困っていることは、些細なことですぐパニックに
>なってしまうことなのです。
>小さい頃は授業や学級会等で突然発言を求められたりすると必ずその場で
>固まってしまい泣き出すような子供でした。
>今でも仕事で突然説明を求められるとどぎまぎして頭の中が真っ白になり
>結局一言も話せなくなったり、胃カメラを飲む前の喉麻酔で呼吸の仕方が
>わからなくなって(落ち着いて鼻呼吸すればいいのに、それがとっさに
>できない)苦しくなって暴れたりして病院の人に迷惑をかけたことがあり
>ます。
>趣味の英語もスピーチが大の苦手でせっかく通った英語スピーチ教室にも
>緊張のあまり途中で抜け出したりしたことも多々あります。
実は私も、電話や来客の応対が大の苦手で、予期しない電話や来客の応対でパニックになり、前の勤め先では社長が「あんたの会社、精神障害者を雇ってるのか?」と突っ込まれたほどです。
おそらく、あらかじめ頭の中で描いていたシナリオと少しでも違う展開になるとどうしたらいいのか解らなくなるのでしょう。
会話にも困難をきたすことは日常茶飯事で、どこへ行っても浮いてしまいます。
#単純に会話の仕方が下手なのではなく、ダイアログにアドリブができないのが、ASの最大の特徴です。
例えば、これはもう一つのタイプの自閉症(カナー症候群:詳しくはWeb検索で)にも共通のことですが、貴方が
>今日はいい天気ですね。
と会話を切り出したとしましょう。
会話の相手が
>>本当ですね。
と対応します。
もしこの答えが貴方の期待しているものであれば、会話を難なく続けることができます。
しかし、もし貴方がテニスのできない身体障害者だったと仮定しましょう。
貴方が
>今日はいい天気ですね。
と会話を切り出したとき、相手が
>>じゃ、テニスでもしようか?
と対応したとしましょう。
この展開を予測できない場合、ASやカナーの人はどう会話を続けたらいいのか解らなくなってパニック状態になります。
カナー症候群の場合はこの程度で終わるようですが、アスペルガーの場合は知能指数が平均して高いだけに、さらに「取り越し苦労」というシナリオが加わります。
それ故、
>今日はいい天気ですね。
>>じゃ、テニスでもしようか?
>ゴメン、私、テニスできないの。
の後、相手が最悪のシナリオ
>>じゃ、さようなら。
を持ち出してくるのではないのか、と不安で周囲の人に声をかけられなくなるのであります。
案外、
>今日はいい天気ですね。
>>じゃ、テニスでもしようか?
>ゴメン、私、テニスできないの。
の続きが、
>>残念ね。じゃ、映画でも観に行こうか?
かもしれない。しかし、頭の中には常に最悪のシナリオがある。
もっとも、この最悪のシナリオ、私が身体障害×アスペルガー×ADD/ADHD×境界性人格障害で長年いじめられてきたことの産物ではありますが、まだまだ解決には時間がかかりそうです。自助努力も非常に困難です。
#周囲の人たちは、コミュニケーションに障害を伴う状況を自助努力の不足だと考えているようですが、我々にはどんなにがんばってもうまくいきません。これはれっきとした障害です。
乃絵 wrote:
>はじめまして。
>現在軽度のうつで心療内科に通院中の者です。
>ASについては未診断ですが、手先が不器用・運動音痴
>(特にボール競技が大の苦手)・冗談を真に受ける・人と視線を合わ
>せるのが苦手・暗記モノは得意だがアドリブが全くきかない、
>活字優先で耳から聞いて理解するのが苦手、などASらしき?特徴が
>あるように思います。(違ってたらごめんなさい)
ASらしき特徴が出ていますね。私もアスペルガーという言葉自体を知ったのがごく最近なので何とも言えませんが。ASはアメリカの診断基準DSM-IVに正式に記載されたのが1994年ですから、ASに詳しい精神科医は極めて少ないと思います。
私は道に迷ったときにパニックになります。だから初めての場所には一人では行かないようにしています。私の場合は、パニックになる場合というパターンがいくつかあって、そういう状況を回避する、あるいはそういった状況をあらかじめ想定して対処法を考えておく、といった具合に行動している様です。また、抗不安薬や抗鬱剤も緊張をやわらげる働きがあるそうなので、多分薬もパニックを軽度に収める助けになるのではないでしょうか。
yanako wrote:
>私は常に、「この集団の中にいるときはこのキャラ」という設定があるように思います。しかし、「ここで私はどういうキャラで存在すればよいのかわからない」と職場の友人に相談したとき、「普通にしてれば」と言われ悩みました。私の「普通」って・・・わかりません。
そうなんです、自分の「普通」が分からないのです。とりあえず、中学くらいからは「天然」キャラで生活しています。周りからの評価は「頭はいいけど変な人」です。「変わり者」に自らなることで、自分から周囲と距離をとって自分が周りとなじめないことをごまかしてきたのですが、でもやっぱり寂しいです。自分を見失ってしまいましたし、人と深くかかわることができません。「普通」って何でしょうね。
ここのBBSはとても居心地が良いです。管理人様に感謝。
薪 wrote:
>自分に何が出来るのか、自分はどういう人物なのか・・・まだ見つかりません。
>だから、ASと知って、少し 安心したのです。
私も、ASの診断をもらって少し楽になりました。AS関連サイトや書籍を見ていると、自分の行動などがASの特徴であることが分かり、それが自分を知る上でとても参考になります。自分の拠って立つところというのがなく、非常に不安定であり、今でもまだそうなのですが、それでもASという概念はアイデンティティーの一部となってくれています。また、医師の「無理にまわりに合わせる必要はない」という言葉も大変に助けになりました。でもまだまだ大変です。
私は常に、「この集団の中にいるときはこのキャラ」という設定があるように思います。しかし、「ここで私はどういうキャラで存在すればよいのかわからない」と職場の友人に相談したとき、「普通にしてれば」と言われ悩みました。私の「普通」って・・・わかりません。
私もドクターストップで仕事を辞めさせられた経験があり
その時、とっても情けない気持ちになったと同時に、ものすごい
焦りがあったのを覚えていますので、Belkisさんの今のお気持ち
よ〜く分かります。
シペラス wrote:
>これは精神的な強いストレスが、身体が意志に反して動き出す・意識が朦朧として妙な言葉を発してしまう・急に痙攣を起こして倒れてしまうという感じの『大発作』を誘発することを懸念してのことだろうと思います。
でも、シラベスさんもおっしゃっている様に、お医者さんからのストップと
いうのは、必要があって そうなったと思うので、まずは 治療に専念出来る
環境を整える事が第1ですね。
> もしも、治療が長期にわたる場合は、障害者年金・精神障害者保健福祉法32条の通院医療費公費負担・生活保護を受けることも、検討した方がいいです。ASということでは、年金・手帳は不利ですが、『てんかん』の人の場合は、かなりの率で下りるはずです。
私も医療費控除の話を 看護婦さんから聞いた事があります。
その時は、長期で通院するつもりも無かったので、お断りしましたが
シラベスさんがおっしゃる通り、治療が長期にわたる場合は
相談してみられたらいいと思います。
翡翠 wrote:
>私は自分でない自分を演じているときが多いです。そのため既に本来の自分が分からなくなってしまっています。「自分」というものが、正体不明ですごく不安です。ふつう、そのようなものでしょうか。
私もそうです・・・まったくその通りです。
自分の長所も短所もわからず、周りの期待に合わせようと無理をしてきてしまい
自分に何が出来るのか、自分はどういう人物なのか・・・まだ見つかりません。
だから、ASと知って、少し 安心したのです。
Belkis wrote:
>昨日は診察でした。
>今月いっぱいで元いた会社の保険が切れてしまうので、私としては早く職を見つけてお金を稼ぎながら治療を受けたいのですが、主治医からは「最低3ヶ月は就職活動をしないように」と言われました。
>親は「そんなお嬢さんみたいな事言ってられない」と言っています。
>主治医いわく「抗てんかん薬を飲み始めたばかりでまだ安定していないし、今の状態だと薬を飲んだだけで眠くなるので職を見つけたとしてもまた解雇されてしまう」との事です。
>眠くなくなる=安定するという事だそうです。
これは精神的な強いストレスが、身体が意志に反して動き出す・意識が朦朧として妙な言葉を発してしまう・急に痙攣を起こして倒れてしまうという感じの『大発作』を誘発することを懸念してのことだろうと思います。
もしも、治療が長期にわたる場合は、障害者年金・精神障害者保健福祉法32条の通院医療費公費負担・生活保護を受けることも、検討した方がいいです。ASということでは、年金・手帳は不利ですが、『てんかん』の人の場合は、かなりの率で下りるはずです。
Belkisさん wrote:
>昨日は診察でした。
>今月いっぱいで元いた会社の保険が切れてしまうので、私としては早く
>職を見つけてお金を稼ぎながら治療を受けたいのですが、主治医からは
>「最低3ヶ月は就職活動をしないように」と言われました。
>親は「そんなお嬢さんみたいな事言ってられない」と言っています。
>主治医いわく「抗てんかん薬を飲み始めたばかりでまだ安定していないし、今の状>態だと薬を飲んだだけで眠くなるので職を見つけたとしてもまた解雇されてしま
>う」との事です。
(失業保険/疾病手当てに関する参考サイト)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/nenkin/20030829mk21.htm
昨日は診察でした。
今月いっぱいで元いた会社の保険が切れてしまうので、私としては早く職を見つけてお金を稼ぎながら治療を受けたいのですが、主治医からは「最低3ヶ月は就職活動をしないように」と言われました。
親は「そんなお嬢さんみたいな事言ってられない」と言っています。
主治医いわく「抗てんかん薬を飲み始めたばかりでまだ安定していないし、今の状態だと薬を飲んだだけで眠くなるので職を見つけたとしてもまた解雇されてしまう」との事です。
眠くなくなる=安定するという事だそうです。
ちなみに昨日は心理検査もやりました。
紙にインクを足らしてその模様でどんなものに見えるかという物でした。
来週火曜日にもう一つの検査をやります。
アスペルガー症候群(AS)に限らず、普通子供は大人を写す鏡のような物です。
それはことわざのような「例え」でもありますし、生物学的にも正しい行動です。
子供、動物の若い個体など、殆どの生き物は幼少時には親の真似をして成長して行きます。生活サイクルの作り方、エサの取り方、群でのルール、など。
何か犯罪を起こした者が、たとえば「糖尿病」だった場合、マスコミはそれをセンセーショナルに報じるでしょうか??
精神的な事柄だけをことさら取り上げ、騒ぎ立てる現在の状況は非常に怒りを覚えます。
「糖尿病」などで一生治療を続けなくてはならない為に、将来を悲観して犯罪を犯す場合もあるかとおもいます。(あくまで例えですが)
今回の長崎の事件ですが、加害者の少年が、亡くなった幼児に対して性的虐待を加えた事を分析した人々もいたようですが、
私が一番期待していた分析は有りませんでした。
性的虐待においては、「被害の連鎖」という物が(正式な名称は分かりませんが)特に注意されるべきだと思います。
一つの推測に過ぎませんが、
性的虐待を受けた被害者は加害する側になりえるのです。
自らが性的虐待の被害を受けてしまい、他人に(身内の事も多々ありますが)もて遊ばれてしまい、被害を受けてしまうと、その被害者の尊厳、誇りなどは、滅茶苦茶に踏みにじられてしまいます。
また年齢的に若く、被害を受けてしまった時に性的な意味が理解出来ない場合でも、
心の傷として残り後々その人を苦しめ続けたりします。
そして、性的虐待を誰も助けてくれず、心の傷も解消されないままであると、
「人間社会のルールを無視した酷い事(虐待)が自分の身に起きた」
↓
「それなのに誰も何もしてくれない」
↓
「ルールを守らなくも罰っせられない」
↓
「では、もう自分もルールなど守らない」
というふうになってしまうかもしれません。
私は加害者である少年は被害者である可能性は非常に高い、と考えています。
性的虐待に限らず、日常で、学校で少年が大切にされず、公平に扱われなかったとしたら、
学校で教えられる「ルールを(法律など)守りましょう」
「公平に」「悪い事はしてはいけません」などという言葉は全く意味を持ち得ません。
なぜなら、加害者の少年がそれらの被害を受けていたのに誰も何もしてくれなかったのですから…
一つの統計データがあります。
北米では女児の5割、男児の3割が何らかの性的虐待を受けた事がある、というデータです。
その為、彼の国では被害を受けてしまった場合、どうやってケアしていくか、などが非常に研究されており、
また子供達がその事を「恥ずべき事」と感じてしまい、一人で胸の内にしまいこんでしまわないようにし、それらの被害を誰かに打ち明けられ、被害を受け続けないように、
という体制も整っているようです。
(性教育ですら、教える教師が「恥ずかしい」などと言ってためらっているような日本の状況では絶望的かもしれません)
またこれは、特に北米地区で「性的虐待が多い」というわけでは全くなく、
データーがキチンと取られ、把握されている、という意味です。
日本を含め、性的な事柄を「恥ずかしい」と言って隠してしまう国(人・被害者)などが多く、
その為明確なデーターが出にくいのです。
潜在的な被害を明らかにすれば、日本はとても悲惨な状況だと思います。
性的虐待の被害を受けた子供達が「恥ずべき事」として誰にも言わない・言えない。という事こそが性的虐待加害者の思うツボであるわけですし、
その点では日本やアジアなどは、虐待する側にとってはまさに天国といえるような状況なのです。
また、北米などにおいては「性的虐待者」が、かつて被害者であったケースが多い、ということで、
加害者に対してもただ罰するだけでなく、適切な教育をして再発を防止するようにしているようです。
日本において健常・自閉系を問わず、教師間などでもイジメなどがあり、またそれを解消できない状況においては、残念ながら、これからも似たような事件は繰り返し繰り返し起こるでしょう…
今の日本の国のあり方、教育制度などを見ていると、それは当然の結果としか言いようがありません。
現在の文部科学省が進めているような「道徳」教育などでは、全く効果は無い。と断言できます。
子供を育てていく、ということには、近道・楽な方法などはないのですから。
少子化で豊になったと言える現在、それらは可能なはずですが、
性を商品化し、それらを子供の目にたやすく触れられるような社会や、
子供の時間さえも切り売りするような、「受験システム」など、
変えるべき点は沢山有るはずです。
まず大人達が自らの生きかた、正しいと胸を張って言えるようなキレイな生きかたを見せる、そのような地道な方法しかないと思います。
マスコミなどで、取り上げられなかった視点からの分析でしたので、私なりの見解を書いてみました。
時間がないので、稚拙な文章ですが。
私はASです。確定診断も受けています。
もうこれ以上仲間が苦しむのを見たくない…
ひろなおさん wrote:
(参考文献)
日本自閉症協会編『自閉症ガイドブックシリーズ2 学齢期編』
http://www.autism.jp/m-00.htm
(参考サイト)パニックとは何か
http://www2.odn.ne.jp/tensin/practice/panic/panic.html
(参考文献)
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/html/9976131445.html
はじめまして。
現在軽度のうつで心療内科に通院中の者です。
ASについては未診断ですが、手先が不器用・運動音痴
(特にボール競技が大の苦手)・冗談を真に受ける・人と視線を合わ
せるのが苦手・暗記モノは得意だがアドリブが全くきかない、
活字優先で耳から聞いて理解するのが苦手、などASらしき?特徴が
あるように思います。(違ってたらごめんなさい)
わたしがいま一番困っていることは、些細なことですぐパニックに
なってしまうことなのです。
小さい頃は授業や学級会等で突然発言を求められたりすると必ずその場で
固まってしまい泣き出すような子供でした。
今でも仕事で突然説明を求められるとどぎまぎして頭の中が真っ白になり
結局一言も話せなくなったり、胃カメラを飲む前の喉麻酔で呼吸の仕方が
わからなくなって(落ち着いて鼻呼吸すればいいのに、それがとっさに
できない)苦しくなって暴れたりして病院の人に迷惑をかけたことがあり
ます。
趣味の英語もスピーチが大の苦手でせっかく通った英語スピーチ教室にも
緊張のあまり途中で抜け出したりしたことも多々あります。
今診てもらっている先生はASはあまり詳しくないようで、前に一度
それとなく聞いてみたのですが、「確かに小さい頃の話を聞くとその
可能性もあるかもしれないが、今は普通に会社勤めできているし特に
問題ないんじゃないですか」とのことでした。
でもいい加減30半ばだし、パニックだけでも何とか克服したいです。
みなさんはパニックにはどう対処されてますか。いろいろ意見お聞かせ
いただきたく、よろしくお願いいたします。
Lulu_2440 wrote:
>周囲に少しでも明るい雰囲気を与えようと、明るくお茶目に振舞っても自分自身がピエロになってしまったようで、情けないです。
私も同様です。昔から根暗と言われてきているので、無理に明るく振舞っているのですが、つい自分にとって不本意な行動を取ってしまうこともよくあります。それで自分が馬鹿みたいに思えることも多いです。
>貴方(翡翠様)は、「自分でない自分」の存在を不自然に感じたことはございますか?
不自然に感じます。その「自分でない自分」の存在自体よりも、「自分でない自分」がメインで活動しているようで、二重人格にたとえると副人格に主人格が喰われてしまっているような気がします。
難しい問題ですね。
ただ私の場合はADD/ADHDも併発しており、「自分でない自分」を演じることが時々自分でも不自然に思えます。
周囲に少しでも明るい雰囲気を与えようと、明るくお茶目に振舞っても自分自身がピエロになってしまったようで、情けないです。
最近はすっかり開き直ってますが、やはり「おやじギャグ」などで周囲の雰囲気が「引いて」しまいます。
もっともこの「おやじギャグ」で「Luluって意外とボキャブラリーが豊富なんだな」と博識(?)ぶりを認めてもらえることもありますが…
以前私が立てたスレッド「優等生の仮面」も、「優等生」というのが本来の自分の姿では決してありえないためのジレンマに苦しんだゆえのコメントでした。
車の運転でも、現在私は無事故無違反を継続中です(ただしもらい事故は多数)が、時効になった交通違反は数知れず… うっかりミスの信号無視もありました。大型トラックとのカーチェイスで速度違反の取り締まり現場を制限速度の2倍で通過してお目こぼしされたこともありました。
車の運転一つをとっても、私が優等生でないことは明らかです。
私は高校でも一時期演劇部に在籍していたことがありましたが、あまりの大根ぶりに7ヶ月でやめてしまいました。それほどまでに「自分でない自分」が不自然に感じます。
貴方(翡翠様)は、「自分でない自分」の存在を不自然に感じたことはございますか?
レスありがとうございます。
(#19169)翡翠様からのメッセージ:
>AS者の多くは技術職ではないかと想像されます。私は技術職についておりますが、周囲に会話の成立しない人は相当います。健常者であるにもかかわらず、コミュニケーション能力の低い人は決して少なくありません。挨拶すら返ってこない人もいます。Lulu_2440さんは、コミュニケーションに問題があることを自覚しておられ、それを改善しようという意思がおありです。
>会話がトンチンカンになる、それは業務上では指示が誤って理解されるといった弊害を生むでしょう。そういう場合には、いわゆる「指示の復唱」、つまり上司の指示を自分が理解した言葉で言い換えてそれで良いか確認を取ることで回避可能です。そのようにコミュニケーションのエラーリスクを低くしようと努力し、そのように努力していることを面接官にアピールすれば、好印象を与えることができるのではないでしょうか。
確かに私には単純作業は向きませんね。今年の8月に、近場のクリーニング工場で洗濯物の分別整理のアルバイトを経験しましたが、アルバイトだからよかったものの、本業だったら堪えられなかったでしょう。
#でも、少なくともこのフォーラムはもちろん、ADD/ADHDのフォーラムでも私の向上心は認めていただいています。
これを面接担当者にも理解してもらえれば、少しはプラスになるかとは思います。
別のコメントで、ADD/ADHDの人が周囲の誤解から自分自身を「人間のクズ」だと思い込んでいる、という内容のものがありましたが、私も自尊心の低さをプラス思考で捉えることができなければやはり卑屈になっていたでしょう。
もちろんこのプラス思考も元から備わっていたわけではありませんが、それはやはりWeb仲間の励ましや、全員ではないけれど身内の者が理解を示してくれたおかげだと信じております。
こちらこそ初めまして。
(#19159)レタス様からのメッセージ:
> 今思うのは、「ASがここまで障害になるのは、周りの環境にも問題があるのではないか」ということです。
私が思うには、日本人はどの集団でも排他的に他所者を一切受け付けようとしない困った性格を抱えているのが原因のように思えます。
障害者に対する虐待が甚だしい北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)や、フセイン政権時代のイラクなどは別として、世界中を見回してもこれほど障害者に風当たりの強い環境は他にはありません。
ましてや、私はアスペルガーの他にもADD/ADHDや境界性人格障害やLD、さらには変形性股関節症で身体障害者の5級認定まで受けています。
以前の職場では身障者ゆえの差別待遇で著しく悪い労働条件を提示されたこともありました。
順番がめちゃくちゃですが:
(#19159)
>私は、自分がASではないかと思っている者(未診断)です。ASの特徴は結構持っていると思います。異常なこだわり、応用の利かなさ、聴覚過敏など多くのことに心当たりがあります。しかし私が小さい頃は、養護学校へ行くのは身体障害か知能障害だったので、どちらの障害もなかった私はずっと普通学級へ通いました。いわゆるトラブルメーカーではありましたが。
私も一度に複数の障害を抱えていたため、一部の親類の者は養護学校への通学を提案していたようでしたが、結局は普通学級でした。
あまりにいじめがひどく(話せば長くなるので、http://ww6.et.tiki.ne.jp/~hurricanex50/ijime_profile.htm を御覧下さい。)、やはり小学校の担任教師も養護学校への転校を進言したこともありました。
(#19159)
>しかし高校は自由な校風で、かなりのことを「個性」として受け入れてくれました。すると、自分がそれまでマイナス面と思っていたことも「律儀で、真面目」「独創的な発想をする」と評価されるようになりました。もちろんトラブルもないことはないのですが、私が起こしたトラブルに対しても、何が何故悪いのか、周囲がひとつひとつ諭してくれる学校でした。
>(中略)
>私のような例は珍しいかと思いますし、運が良かったとも思います。それまで否定的にしか思っていなかったAS的な特徴が、高校で自分の個性と認められて、それをどう活かすかと思うようになりました。
#私は高校はおろか、社会人になってもASを個性として認めてもらえません。
どこへ行っても浮いてしまい、身障者でスポーツが満足にできないこともあっていつも仲間外れです。
もちろん合コンなどは必ず仲間外れ。
こんなこともあり、「スポーツができないことと恋愛ができないこととは何の因果関係もない」というアドバイスはまったく信用できません。
周囲の人はASに対する誤解と偏見が根強く、みんな話し方とか人付き合いのテクニックは勉強すれば誰でも身につく、いつまでたっても人付き合いが下手なのは努力が足りないからだ、と一斉に口を揃えて言いますが、
#私にとっては人付き合いのテクニックを身に付けることは、車椅子でチョモランマに登頂するのと同じくらい困難です。
自助努力だけではどうにもなりません。
(#19159)
>ニュースでASの人が事件を起こしたと報道されたり、AS児の父兄の学校についての悩みを聞いたりすると、ASの応用の利かなさと同じく、周囲の受け入れ態勢の方も応用が利いていないのではないかと思います。「そういう子もいるよね」と考えて、特長を伸ばし、悪いことは悪いと分かるまで教えてくれる環境は、まだまだ夢なんでしょうか。
現実はまだまだ厳しいです。
そればかりか、もし刑事事件の犯人が(本来ならば他人に危害を加える要素がまったくないADD/ADHDのような類であっても)ADD/ADHDであることが大々的に報道されたら、ADD/ADHDに対する目線が冷たくなるような環境です。
ましてや正常な人間関係を築くことが非常に困難なASならばなおのこと。一部の特殊なケース(愛知県の殺人事件や長崎市の幼児誘拐殺人など)が目に付いたばかりに十把一絡げにされたのではたまったものではありません。
池田小学校の児童大量殺傷事件や名古屋市の連続通り魔事件でクローズアップされた境界性人格障害ですら、実際に犯罪を起こしているケースはごく一部です。
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