アスペルガーの館の掲示板(旧)
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新しいアスペルガーの館の掲示板
cecilia wrote:
>幸せであることとは、自分で自分が好きでいられることなんだ、と思い至りました。
私もそう思います。私にはまだまだ難しいことですが。
>しかし、自分が幸せを感じられなかったら当然子供にも伝えられないし、そうなるような環境もあげられませんよね。
やはり、人に生きることの幸せさを伝えるためには、まず自分自身が幸せであることが大切だと思います。そしてもう一つ大切なのはやっぱり愛でしょう!
> ASで認知のいい方法といっても、何も特別なことをしているわけでもないのですが、覚えたいポイントはなるべく色ペンや絵を使って視覚的に目立つようにしています。おかげで私のノートを見た人は「勉強してるのか遊んでいるのかどっちだ」などと言いますが。確かに、絵本並にイラストや模式図を多用し、20色以上の色ペンで書きこんであれば言い訳は効きにくいですね。自分としては、「ノートの左下にピンクで書いた項目」などと思い出せば、黒一色で書いたものより遥かに思い出しやすいのです。
そういえば、学生の頃の参考書は5色くらいのペンを使っていました。しかし、絵本なみのノートが書けるのも一種の才能かもしれませんね
> あと、やることが同時にたくさんあると簡単にパニックに陥ってしまうので、順番を考えてメモしておきます。却ってこのメモに振り回されてしまう事もあるので一長一短ですが。
>
私も毎日「今日やること」とか、「今週やること」とかを思い出してメモしてます。そうしないと忘れてしまいますから。
>>私の両親は私の特徴を個性と認めて育ててくれました。
> 周囲に味方がいるというのは大きな事だと思います。私の場合、AS的な特徴が強く出ていた小中学校時には両親が一番の敵でした。高校に上がってから少し自分にも余裕が出てきて、周囲のやり方を見て合わせていけるようになったのですが、それ以前はやることなすこと両親とぶつかるし、学校ではいじめられるし、なかなか大変でした。
私は受動型のASで育てやすい子だったようです。ほっといたらいつまでも一人で遊んでてくれるし、いう事は良く聞く子だったようです。だから親はあまり心配してなかったようです。でも、学校でいじめられても両親は何もしてくれなかったし、ちゃんと話をきいてくれませんでした。というか今から考えればちゃんと伝える事ができなかったのでしょう。それでも両親なりに私の才能を信じて期待してくれた事が私の自尊心を育ててくれたので今は感謝しています。
> 未診断の私が言う事でもないかもしれませんが、ASは「生きにくい」障害だと思います。生きやすくする方法や環境作りには、辛い思いをしてきた成人ASの意見も大いに参考になると思います。同じ思いはしてほしくないものです。
そうですね。ASの経験者だからこそわかる事、できる事は必ずあると思います。
乃絵 wrote:
>いつも相手が期待していることと違う反応をしてしまうようで、「そうじゃなくって・・・」と
>イライラさせてしまったり、「何言っているのこの人?」みたいな怪訝な顔をされたりして、
あー、そうですよね。会話のキャッチボールが上手くできないって言うか。的外れなところに投げちゃったりして。あと人の話を聞かないというのもよく指摘されます。でも、聞いてるつもりでも間違って解釈していることも多々あるような気がするですよ。
うーん、私の母親もいろいろ苦労はしたんでしょうね。私の母はASではないと思いますが、集団の苦手なタイプで、社宅でも浮いていたようです。うちは皆個人主義の気が強いんですね。だけど、母が社宅で浮いていたことが私に悪影響を及ぼしたかどうか、というとまた違うような気がします。社宅には同学年の子がたくさんいましたけど、その子達となじめなかったのは、やっぱり私自身の問題だったと思います。だから、薪さんも周りになじめない事と子育てと言うことにそれほど不安にならなくても良いのではないでしょうか。
今日僕は、これまでの自らの『自閉症観』が、がらりと変わるような光景に出くわしました。
地元の『自閉症・発達障害支援センター』を訪れたところ、職員のFさんから、「元気が出るから、見ていかない?」と、センターを県からの委託で運営している福祉法人がやっている『パレット工場』の見学を勧められたので、「せっかくの機会だから…」とばかりに見てきたのです。
パレットというのは、フォークリフトに荷物を載せるための台で、人の背丈と同じくらいの長さの木製の『すのこ』見たいな物です。それを重度の方たち15人が力をあわせて作っていました。
Fさんの愛車を降りて、工場の門をくぐると、「ドキューン、ドキューン」とものすごい音がしました。典型的な自閉症の人の特徴というと、『聴覚過敏』が思い浮かべられ、それが『パニック』の原因になりうると思っていたのですが、意外なことにここの工場で働いている人は、そんな中でも冷静に黙々と仕事をしていました。
「ドキューン」の音の発生源は、7気圧という高圧で釘を木材の中へ瞬時に打ち込む機械で、ガソリンを車の給油口に注ぐホースみたいな格好の物で、万一人に向けた場合死亡事故になるということでしたが、工場開設以来そういった事故は1件も起きていないということです。Fさんの話では、「ここの人はこの音が気に入っているんだ。だから一生懸命仕事をやります。」ということでした。「ただやっぱり疲れは来ますから、休み時間はきちんと『休むように!』と言っています。」
作業は2人一組で行われていました。組みあがったパレットの『表』の部分に、『裏』の部品の細い板を取り付ける組では、1人が『表』が作業台の上に置かれると、細板を得意先ごとに違っている規格のとおりにその上に配列し、もう1人がドキューンで釘を打ち込んで固定するという作業をしていましたが、その一連の作業が完了するまでの時間は1分くらいでした。固定係の青年がFさんと雑談を始めると、うまくしゃべれない並べ係の青年が『はようせんか!』といわんばかりに手を動かしたことに、彼らの阿吽の呼吸が感じられました。
別の2人は、パレットの横板に得意先の企業のロゴをインクで入れていました。ロゴの形が抜いてある型の上からインクを吹きつけていくのですが、機械並に正確な動きでした。「型をもっているSさんは、手帳のランクでいうと○Aで最重度で落ち着き先がなかなか見つからなかったのですが、ここでは『なくてはならない』人なんですよ…彼がいないとロゴ入れの仕事が滞ってしまいますからね…』と、Fさん。「そうやってここの人は、一日8時間連携して働いているんです。」
倉庫には、100以上のパレットが積んでありました。自分たちが作ったものが社会に役立っているということを知らせるため、納品には15人のうち誰かが必ず同行するということでした。
この工場は世界の自閉症の専門家からも注目されていて、TEACCHの創始者として名高いE.ショプラーさんからも、「見学したい」という打信があったということです。
さて、『話せる』我らAS族は、束になるとどんなことができるのか?何かワクワクしてきました…
翡翠 wrote:
>だから、親である方には子に生の素晴らしさを伝えられるようであって欲しいと願います。子育ての成否は子供の社会的な成功より何より、子が自分が生きていることを、生まれてきたことを、喜べるかどうか、にあるのではないかと思います。
いきなりすみません。でも、私も本当にそう思うのです。
息子がASかもしれない、と疑ってからは一体この子にはどのような生活が待っているのだろう、どうしてあげるのが1番なんだろう…と考え続け、色々な本を読んだりインターネットを見たり探したり…。結局私も結論は、幸せであること。
幸せであることとは、自分で自分が好きでいられることなんだ、と思い至りました。幸せは、社会的に有名になることじゃないし、経済的に優位に立つ事でもないし、自分が勝手に思い描いた家庭生活をすることでもなんでもないと思います。
しかし、自分が幸せを感じられなかったら当然子供にも伝えられないし、そうなるような環境もあげられませんよね。
だから、目下私たち夫婦はどうすれば自分を好きでいられるか、どんな状態が私たちには幸せ!と思えるのか、ということを考えているところです。
レタスさん wrote:
>人付き合いやコミュニケーションを直感的に理解できる人と、情報の認知自体に障害のある人では
>スタートラインも過程も違うということは、そうでない人にとっては未知の世界なのでしょう。
これは、わたしも日々痛感することです。
人が話している内容を一生懸命理解しよう、共感しようという気持ちはあるのですが、
いつも相手が期待していることと違う反応をしてしまうようで、「そうじゃなくって・・・」と
イライラさせてしまったり、「何言っているのこの人?」みたいな怪訝な顔をされたりして、
その度に「ああまた変なこと言っちゃったかな」と後悔します。
どうして自分は多くの人が感じるように物事を感じることができないんだろうと小さい頃から悩んできました。
前にある人から「普通の人は黄色いボールを投げればそのまま黄色いボールを投げ返すのに、あなたが投げ返す
のは違う色のボールなんだよね」と言われたことがあります。
でも、どうしてそうなってしまうのか自分では全くわからないのです。
あさかぜ さんwrote:
> こんにちは、はじめまして。
翡翠さん、横から、ごめんなさい。
あさかぜさん、お久しぶりです、タレイヌです。
> 急性心不全で緊急入院し、点滴やら酸素マスクやら心臓モニターやらいっぱいくっつけられてICUに入りました。二十日あまりの入院生活を送ったのち、先日退院したばかりの者です。
びっくりしました。
> 生死の境から戻ってきたということは分かりました。でもあまりうれしくない。また以前と同じ生活に戻るだけだからです。かといって積極的に死にたいというわけでもない。気力がないです。また心療内科へ通って投薬治療も受けなくてはいけないんだろうとは思います。でも何のために? そうまでして生きていかなければならない理由を見つけられないんです。
心労が、いや、疲労も 当然、重なっていたのでしょう。
色々な意味で、無理していたに違いありません。年齢的にも無理がきかなくなって来ていた、と言うことだったのかもしれませんね。
> いつも疲れていて、いつも病んでいる。こういう状態から抜け出るという日が来るとはとても思えないです。
あまりに無責任なこと、書くわけには行きませんが、人生の転機というのは、えてして、状況が極まったところから始まることが、無きにしも非ず・・・・・。
直接的には、何の力にもなれませんけれど、だれか、第三者が、介入してくれる状況を、模索なさることを、願っております。つまり、あさかぜさんの状況を理解して、手助けしてくれる人を、ということですけれど・・・・・。(肉親に限らないですよ!)でも。
それができなかったから、倒れてしまわれたのかも知れないのですよね。
ただ、遠くから、お大事になさってくださいと、書き込むしかないのだけれど・・・。
(タレイヌ)
ショコラ wrote:
>昨日は落ち込んでいましたが、シぺラスさん、風呂糸さん、薪さん、レスありがとうございました。結局私は、息子にどう接していくのが息子にとっていいのかわからなかったんです。息子のために何かしてあげたい、何とかしなければ、と焦っていたのかもしれません。私自身、うつなんです。投薬治療うけてます。だから、よけいに焦って、もがいて、落ち込んで。でもおかげさまで今はありのままの息子の事、受け止めよう、それが息子にとっても私にとっても一番いいのかも知れないと思えるようになりました。本当にありがとうございます。
>薪さん、お母さんになるんですか。おめでとうございます。子供が欲しくてもできない夫婦がたくさんいる中で、あなたはお腹の子供さんにえらばれた方なんです。つらい事もおありのようで、心中お察しいたします。私の考えですが、わざわざご自分のこと、病院に言って辛い思いするなら、ちょっとくせのある人間てことで、知らん振りするのは、どうですか。アスぺはまだまだ知らない人が多いです。それに世の中変わり者と言われる人もおおいです。理解してくれるところがあれば一番ですが、嫌な思いは胎教にも良くないです。産院とは短い付き合いだし、わざと変わり者のフリしているのも、無責任な言い方かもしれませんが一つの手段かもしれません。私も2児の障害児のおやです。同じ産院に変わった妊婦さん、いろんな妊婦さんいました。元気な赤ちゃん産んでください。応援しています。
誤解のないように、うつになったのは出産後の育児ノイローゼからですから,薬のんで障害のある子がうまれる訳ではないです、薪さん、今お薬飲んでても医者の指示にしたがっていれば、だいじょうぶですからね。
薪 wrote:
>>なんだか、生意気な事を書いてしまい、あなたを責めてしまっている様な内容に
>なってしまっているみたいで、申し訳ございません。
とんでもない。全然責めてません。大丈夫です。
>ceciliaさんと私の母だったら、本当に いろ〜んな共通の悩みを話せる いい御友達に>なれそうですね。
そうですね。ぜひAS育児の先輩としてお話を聞いてみたい…なんちゃって。
でも、私自信少しASッぽい(というかADDッぽい?)ところがあるので薪さんのお母様とは多少違うかもしれませんが。
>結局のところ、親子は、同じ気持ちでいるんだなぁ〜という事を
>つい最近、感じています。
これは、育児上一つのヒントですね!!
確かに息子が荒れている時は私も辛い。私が辛い時や体調を崩している時なんかは
息子の様子もちょっと変かも。
>ceciliaさんも、ご自分を責めないで、よくやってる!頑張ってる!とほめて
>上げて下さい。そして、お子さんも。
>きっと、きっと、良い方向へむかいますよ。
フォローにアドバイスありがとうございます。
薪さんもお子さんがいたらきっとよいお母さんになりますね。
上記のことってAS児にもそれ以外の子供にもあてはまりますもんね。
また、なにかで書き込みしたらアドバイスお願いします。
そうですね、鬱々としてらっしゃる、ということはうつ病の診断がつくかどうかはともかく抑うつ状態にあることは確かですね。自分を受け入れられない、と私が言ったのは生きていることを楽しめない、自分が生きていることが良いことだと思えない、そういったことです。仮に私が生死の境から生還したとしたら、自分はほっとすると同時にがっかりもするだろう、そんな気がします。
以前母に「生まれてきて良かったと思ったことなんかない」と言ったことがあります。母の返事は「普通、(生まれて来てよかったなんて)思わない」でした。すごく裏切られた気持ちでした。生まれてきたことを良く思わないのなら、なぜ私を産んだのだろうと。
だから、親である方には子に生の素晴らしさを伝えられるようであって欲しいと願います。子育ての成否は子供の社会的な成功より何より、子が自分が生きていることを、生まれてきたことを、喜べるかどうか、にあるのではないかと思います。
あさかぜさんには、抑うつ状態が続くようでしたらカウンセリングないしは精神科の治療をお受けになることをお薦めします。
昨日は落ち込んでいましたが、シぺラスさん、風呂糸さん、薪さん、レスありがとうございました。結局私は、息子にどう接していくのが息子にとっていいのかわからなかったんです。息子のために何かしてあげたい、何とかしなければ、と焦っていたのかもしれません。私自身、うつなんです。投薬治療うけてます。だから、よけいに焦って、もがいて、落ち込んで。でもおかげさまで今はありのままの息子の事、受け止めよう、それが息子にとっても私にとっても一番いいのかも知れないと思えるようになりました。本当にありがとうございます。
薪さん、お母さんになるんですか。おめでとうございます。子供が欲しくてもできない夫婦がたくさんいる中で、あなたはお腹の子供さんにえらばれた方なんです。つらい事もおありのようで、心中お察しいたします。私の考えですが、わざわざご自分のこと、病院に言って辛い思いするなら、ちょっとくせのある人間てことで、知らん振りするのは、どうですか。アスぺはまだまだ知らない人が多いです。それに世の中変わり者と言われる人もおおいです。理解してくれるところがあれば一番ですが、嫌な思いは胎教にも良くないです。産院とは短い付き合いだし、わざと変わり者のフリしているのも、無責任な言い方かもしれませんが一つの手段かもしれません。私も2児の障害児のおやです。同じ産院に変わった妊婦さん、いろんな妊婦さんいました。元気な赤ちゃん産んでください。応援しています。
薪 wrote:
>前回の書き込みで「とてもいい助産院を見つけた」と
>報告したのに・・・それもつかの間の喜びでした。
>
>その助産院へ、私が高機能自閉症である事を告白して、相談のメールを出した
>とたん、なんの返事も来なくなってしまいました・・・。
>
>やっぱり、やっかい者になってしまったのでしょうか?
>やっと、心から信頼をおける場所を見つけられて、安心して
>出産・育児に臨める・・・と思っていたのに・・・私の勝手な思い込みでした。
>
>子供の頃から、集団生活に入ると、問題児扱いされて来ましたが
>大人になっても、やはり 面倒見切れない・・・と避けられてしまうのでしょうか。
>
>どうしたらいいのでしょう?健常者のふりをして、周りに合わせて、よい母親の
>理想に縛られて、自分を殺して、心を開かぬまま うわべだけの付き合いを続け
>二次障害を悪化させる生活を強いられないと、それ以外、方法はないのでしょうか?
>
>夫には、この不安を打ち明けられずに居ます。だって、もう 私が 全然不安なく
>出産・育児に臨める様になった、治った、と思って、喜んでいるんですもの。
>とても、言えません・・・つらいです。
お願いだから・・・そんな風に世の中や人々を見捨てないでください.
もしかしたら,助産院のかたがたも,高機能自閉症について勉強している途中かもしれません.どうしたらあなたが安心して赤ちゃんを迎えることがとができるかを考えているのかもしれませんしね。
私も二回の出産で自分と世の中の温度差をひしひしと感じてきましたが,希望だけは捨てないように自分に言い聞かせてきました. 大体健常者だって出産後は甘ったれでどうしようもない鼻つまみものになるものです.自閉症だからって卑屈になることはありません。今八つになる長女は健常児ですが,なぜか私を慕ってくれます.親に似ず抜け目なく,世渡り上手な常識人ですが,決して私を馬鹿にしたりさげすんだりせず,困ったときは助けになろうとしてくれます.アスペっ子の次女の気持ちを彼女の立場で考えることを教えてくれたのは長女です.おなかの赤ちゃんはきっとあなたに会える日を待っていますよ。自分の障害を悲観して手首を切った私に,「わたしのおかあさんはおかあさんだけなんだ」と言ったのはアスペの次女なんです.
自分のことばっかぺらぺらとごめんね。でも,そんな風に苦しんでるあなたに,「子供は希望の光だよ.あなたはもう一人ぼっちじゃないよ」って伝えたかったんだ.
知ってるかも知んないけど赤ちゃんは生まれてくるときの脈拍が130/1分間なんだって。赤ちゃんも苦しみながらあなたに会いにくるんだよ.それを思えば助産院で冷たくされるのなんかへのカッパって思えるけどな.私なんか次女を生むときインターンの医者に「うるせえ,このやぶ医者」ってやっちゃいましたから。「あたってくだけろ、かまわねえからつっぱしれ。」これはハワイの日系アメリカ人の兵隊さんたちの合言葉ですが,あなたにこの言葉を贈ります.あなたのお産がどうか幸せなものとなりますように・・・・・・
私自身は子育てどころか結婚もしておらず、何とも言えませんが・・・
薪 wrote:
>その助産院へ、私が高機能自閉症である事を告白して、相談のメールを出した
>とたん、なんの返事も来なくなってしまいました・・・。
やはり精神疾患への世の風当たりはきついですね。「自閉」という言い方が良くないのではないでしょうか。「人とコミュニケートをとるのが下手」、「集団が苦手」と言い換えればなんとか状況の説明もできて対処もしてもらえたかもしれません。
>どうしたらいいのでしょう?健常者のふりをして、周りに合わせて、よい母親の
>理想に縛られて、自分を殺して、心を開かぬまま うわべだけの付き合いを続け
>二次障害を悪化させる生活を強いられないと、それ以外、方法はないのでしょうか?
でも、ご主人も「演技することはばかばかしい」と言って下さったのでしょう?理解のあるご主人でいらっしゃるのだから、きっと薪さんの不安も分かってくださるのではないでしょうか、そう希望します。やはりご主人に不安は伝えるべきではないでしょうか。AS者が子育てをするにあたって、どのような不安があるのか、よく分かりませんが、ASに理解のある精神科医とよくご相談なさってはいかがでしょう。子供にASが発症することが不安なら小児のASを診察できるドクターを探して相談するのも良いのでは?とにかくも、二次障害を悪化させる方法を選択せずにすむ方法が見つかるようお祈りします。
#「公園デビュー」とかは難しそうですね。
イーゴリ様からのメッセージ:
>彼女ができても、「気が利かない野郎だ」とか「ケチな人」と言われ、長続きしません。彼女に言わせると、「もっと行動なさい」と言われました。
>僕ながらのアドバイスとしては、人の立場になって、自分の世界を捨てて常に人の顔色をうかがって、もっと人の気持ちに神経質になって、人の期待に添うように行動するというのがベストなのではないかと思います。
アドバイスありがとうございます。
他人が何を期待しているのかを、言動から読み取るのは困難ですが、(それでもはっきり言葉に示してくれると解るので対応しやすい)可能な限り努力してみます。
イーゴリ様からのメッセージ:
>僕も人が自分のテリトリーの中に侵入してくると非常にイライラします。いろんな意味で。バスに乗っていても、歩いていても。だから僕は新宿とか渋谷を歩けません。
>僕は恋愛下手です。彼女ができたことがかつて1度だけあって、その頃は自分がアスペだと知りませんでした。
>「同棲しよう」といわれた時本当にムシズが走りました。
やはり、孤独はイヤだけど他人に束縛されるのもイヤだ、という一見矛盾した状況ですね。
逆に、相手に気を使うあまり何もできなくなるという状況もごく当たり前なのでしょうね。(これは何もASに限ったことではありませんが)
(#19332)
>べつに彼女がキライというわけではないのですが、どういうわけか自分にもわかりませんでした。そんなことやこんなことがいろいろ重なって、ついに別れました。
>そしてあげくの果てには「気が利かない野郎」や「ケチな人」と言われました。
>こんなこと言われたら男として終わりです。
>自分では、彼女が好きだから愛したつもりでも、実質的には何もできない男でした。
どうしてもコミュニケーションに難がある以上、また恋愛が人間関係の特別の形式である以上、ASにはクリアしなければならない問題が山積しています。
でもASでも恋愛に成功している人も多数いるのだから、我々にできないはずはありません。
私の場合は:
私も職業訓練期間中、ロングヘアの眼鏡をかけた24歳くらいの女の子に恋をしていました。彼女に気を使うあまり、何もすることができず、打ち明けるのは最後の検定(データベースの2級)が終わってからにしよう、と心に決め、機会をひたすらうかがっていましたが、幸か不幸か、彼女は訓練終了間際の9月末に就職が決定し、一足先に訓練校を離れました。結局片思いのまま空振り。
でも、恋愛の機会があったということは、それだけでも人間として成長したことなのかな、と思います。今までは、野球で言えば全て「敬遠四球」。ロングヘアのメガネっ娘については「見逃し三振」。
もっとも、好球必打で構えていればヒットやホームランにはなっていたかもしれないけれど、心にバリケードを張っていたために敬遠球になってしまったのでしょう。
彼女にしてみれば、私は恋愛の対象でなかったけれど、私には好意を示してくれた。おかげで片思いながら素敵な思い出となりました。
ケンカ別れなら後味が悪かったし、失恋のトラウマで理想の女性像まで変わっていたかもしれない。
彼女に未練がないといえばウソになるけれど、これでよしとしておきましょう。
こんにちは、はじめまして。
翡翠さん wrote:
>ASはねー、AS自体は軽微な障害なのかもしれないけれど、二次障害が色々ありますよね。なかなか自分と折り合いがつけられなくて、自分を受け入れられなくて、まだまだ道半ば、という感じです。ASの子供たちがそういう二次障害で悩まなくてもすむようなサポート体制が社会に整うといいなあ。でも、やっぱり私は自信がなくて鬱々としています。
わたしもうつなのかな?と思っているけど、それにも自信がなくてレスしてみようという気になりました。
“自分を受け入れられなくて”という部分にひきつけられたのです。急性心不全で緊急入院し、点滴やら酸素マスクやら心臓モニターやらいっぱいくっつけられてICUに入りました。二十日あまりの入院生活を送ったのち、先日退院したばかりの者です。
生死の境から戻ってきたということは分かりました。でもあまりうれしくない。また以前と同じ生活に戻るだけだからです。かといって積極的に死にたいというわけでもない。気力がないです。また心療内科へ通って投薬治療も受けなくてはいけないんだろうとは思います。でも何のために? そうまでして生きていかなければならない理由を見つけられないんです。
自己診断ASですから、こういう状態はASとは関係ないかもしれないです。AS確定診断済みの娘を育てていかなければならない親だから、とまどったり疲れたりしているのでしょうと言う人もいます。でも違うような気がします。
自分自身の正直なありようからすると、結婚して子供がいて主婦をしているということが信じられないです。でも現実にそうしています。どこで間違ってしまったものか……。こういうのも“自分を受け入れられない”ということになるのでしょうか。
娘には自分と同じ道を辿ってほしくないと真剣に思います。そのために自分ができることは何でもしようと思います。が、できることはそんなに多くはないし、たぶんできないことのほうが多いだろうという気がします。わたしはまともな社会生活をしているという自信がないです。いつも疲れていて、いつも病んでいる。こういう状態から抜け出るという日が来るとはとても思えないです。
鬱々としているという方にうつうつたるレスをしてしまいました。ご気分を害されたりしないといいのですが……。
一人一人に御丁寧なレス、ありがとうございます。
レタス様からのメッセージ:
>人付き合いやコミュニケーションを直感的に理解できる人と、情報の認知自体に障害のある人ではスタートラインも過程も違うということは、そうでない人にとっては未知の世界なのでしょう。目に見える障害ならば説明もしやすいのですが、ASはメンタルな面の障害ですから。
我々もつくづく難しい問題に直面したな、と時々苦笑い(^^;)してます。
以前も他の方へのレスでコメントしましたが、
#ある意味、目に見えて解る身体障害よりも厄介かもしれません。
幸い、私の場合はどこへいっても浮いてしまうほどの状況ながら、Web仲間の皆さんはもちろんのこと、身近な人にもいろいろ御忠告を戴いており、その都度感謝しております。
話は横道ですが:
あまり親しくなかった訓練仲間(♂)ですら、「Luluは自分の障害を強調しすぎる。これでは周囲は引いてしまって当然だ。」とありがたいお言葉をかけてくれました。
ショックを感じたのは事実ですが、同時にこれからの私の人生を幸福へと導く忠告にも感じました。
話は元に戻る:
(#19335)
>福祉は子供のASにやっと本腰を入れ始めたくらいの段階ですから、成人のASまではとても手が回らないのでしょう。成人は自分で何とかしてくれ、とはなかなかきつい課題を出してくれたものだと思います。しかし、その福祉にしても正常成人の感覚で策定した計画に沿って療育方法を示したものや、正常成人の邪魔にならない事しか考えてないんじゃないか、と思ってしまうような内容のものも見かける事があります。現状はなかなか理想的には行かないものだと痛感します。
やはり、全てが非ASのものさしで決められているという現実、悲しいけれど否定することはできません。
そういった状況をいかにして乗り切るか、皆様の知恵を持ち寄って各自が役立てる、「アスペルガーの館」はそういうフォーラムであってほしいものですね。
今後も宜しくお願い申し上げます。
you様からのメッセージ:
>小中高と、暗記能力で乗り切り、大学にも入学できましたが、就職試験は私にとって、人生最大の困難です。高校までの私は漠然と、今のままでは社会人になれないけど、大学卒なら仕事はあるだろうし、4年もすればコミュニケーションスキルだって上がってるだろう。と楽観的に考えていました。が、大学生活自体うまくいかず、何もしないまま結局就職戦線にも乗り遅れ…
>こんなことなら専門学校に言っていればよかったと思っています。
>周りは就職活動頑張れ!数打ちゃ当たるよ!と励ましてくれますが、私なんてどこにも受かる訳ない、と思ってしまいます。
>自分には何もできないとおもってしまいます。急にポジティブになることもあるけど一週間で挫折の繰り返し。
>コミュニケーションスキルって生きていくうえで欠かせないものなんだといまさら気づいています。
私も失業状態が1年以上続いています。期間内に22社も面接を受けましたが、全滅です。そのうち半分以上は門前払いでした。
今年の3月には、室蘭を離れる覚悟で、神戸から東側ならどこでもOKという条件で全国規模の求人にも応募し、京都で面接まで受けてきましたがそれも実らず。
#いいかげん、自信喪失がピークになりました。
そんな中で、5月から5ヶ月強の間職業訓練を受けて、いろいろな人と接してきました。時に人間関係がうまくいかずに落ち込んだりしましたが、片思いながら恋もすることができ、自分でも有意義だったな、と思いました。
#そこで、なぜ私がどんな環境へ行っても浮いてしまうのか、という答えを見つけたのであります。
●自分の欠点(特に障害)を過大評価している。これでは周囲の人間は引いてしまう。
●アスペルガーゆえに、健常者の真似ができない。
そこで私が提案したいのは、思い切って1年間就職浪人を覚悟し、その間に文化サークルやボランティアサークルに参加して、いろいろな人と触れ合う、というのは如何かな、ということです。
人間観察も、コミュニケーションスキルを身に付ける一つの手段です。
もちろん、経済的にも時間的にも切羽詰っている状況であれば無理に参加しろとは言いませんが、一人で悶々としているよりはましだと思います。
また、せっかく参加したサークル内でも浮いてしまい、面白くなくなったのであれば、仕事と違ってすぐにでも止めることができます。
アルバイトというのも一つの選択肢です。
cecilia wrote:
>薪 wrote:
>>私も、ピアノを10年(8歳から18歳まで)やりましたが
>>母には、初めの頃、毎日の様に しつこく「練習しないと、ピアノがもったいない」
>>とか「月謝がもったいない」とか理由をつけて、練習を強制されて
>>全然楽しくありませんでした。
>
>うう…耳が痛いです。まったくそのまんま言ってるような気が…。
なんだか、生意気な事を書いてしまい、あなたを責めてしまっている様な内容に
なってしまっているみたいで、申し訳ございません。
今では、母の小言を言わざるを得なかった気持ちが、よ〜く分かります。
親心だったんですよね〜。
その愛情を、子どもは 時に 重荷に感じてしまう事があるみたいです。
大好きなお母さんが喜ぶ顔を見たい!と思ってるのに、いつも 自分を見る
母の顔は、困ってました・・・。仕方ないですよね、心配かけっぱなしでしたから。
ceciliaさんと私の母だったら、本当に いろ〜んな共通の悩みを話せる いい御友達に
なれそうですね。
私の母も「お母さんの育て方が悪かったんだよね〜」と、今でも自分を責めます。
でも、これは 誰が悪い・・という訳ではないんですよね。
私は、私のせいで、母が自分を責めたり、困ってる顔をしている事が、
とっても辛いんです。母も、私が 辛い思いをしている事が1番辛いと言います。
結局のところ、親子は、同じ気持ちでいるんだなぁ〜という事を
つい最近、感じています。
ceciliaさんも、ご自分を責めないで、よくやってる!頑張ってる!とほめて
上げて下さい。そして、お子さんも。
きっと、きっと、良い方向へむかいますよ。
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