アスペルガーの館の掲示板(旧)
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新しいアスペルガーの館の掲示板
今日は一日、布団にくるまって過ごしていました。
あ〜、独り暮らしならでは許される行為ですね。
Swimmy wrote:
>>お子さんを含めて、家族全体支援の方向へ、認識を切り替えて、双方の言動を仲介してくれる人物を、探されるのが、良いと思います。(簡単に言うなら、家族セラピーを受ける と言うことですけれど・・・)
>ありがとうございます!このご意見には本当に救われた思いです。
>"家族セラピー"って思いもつかなかった事ですけれど、そういった方法もあるんですね。
とりあえず、自覚症状のない場合は、精神科に受診させるのはすごく難しいです。ここで、アスペ成人の人たちは、大部分は鬱などの二次障害をきっかけに精神科を受診され、結果アスペと診断されたのではないかと憶測します。ただ、「変なこと言ってない?」としきりに気にされるようなら、カウンセリングを受けるという提案にそれほど抵抗は・・・ないといいですが。思うに、Swimmyさんご自身も精神疾患について病識も浅く、診断が下されてもどう対処するべきかお分かりでないと思います。そういう意味でも家族セラピーが良いと思います。良いドクターに会って、ご主人に受診を説得できれば(これが一番難しいかも)、「治療法がない」と悲観する必要は全くありません、必ず改善の方向へ進んでいきます。
Swimmyさま
はじめまして、ローズと申します。
私は A.P.S. (A-typeパートナーのためのスペース)[http://aspects.hp.infoseek.co.jp/] というサイトの管理人をしております。
ここでは細かいコメントは省略しますが、大変な状況にあることお察しします。
>多分きっととても長い内容になってしまうと思いますが、相談にのって頂ける方、どうが宜しくお願いします。
A.P.S. パートナー ML では、当事者としてのコメントはできませんが、同じパートナーとして話しを聞くことはできると思います。
AS 当事者の方を傷つけてしまうのではないかと心配することなく、パートナーの方が安心して話すことができる場所を提供することがこの ML の目的のひとつです。
一度サイトをのぞいてみて、ご興味があればぜひ ML にもご参加ください。http://aspects.hp.infoseek.co.jp/
翡翠 wrote:
>全くの素人の私見ですが、自閉というのは感覚が過敏に過ぎて情報を処理しきれなくなっている状態じゃないかなあ、と思います。だから、抱っことか外界から守られる感覚というのが落ち着くのではないでしょうか。
そのとおりだと思います。自閉、ASは生まれたての子が感じるように、外界の事をそのまま感じてしまう障害だと思います。健常者は状況によって選択的に感覚を抑制する回路が発達しますが、自閉の人はその抑制がかからないのではないかと思います。
私は最近ASと診断されるまで、人より感じやすい体質なんだと思っていました。五感はもとより、過激な映像シーンや、人の感情に対してもすごく感じます。そして、それがそのあともしばらく残ってしまいます。
Lulu_2440 wrote:
>さめみ様からのメッセージ:
>>あとで気がついたのですが、「AC」と記入していた所はすべて「AS」の
>>間違いでした。
>
>名誉のためフォローしておきますが、おそらく「アダルト・チルドレン」の略である「AC」と、「アスペルガー・シンドローム」の略である「AS」を混同されたのでしょうね。
Lulu様
フォローして頂き有り難うございます。
さめみより
太郎 wrote:
>幼少の頃からASの診断がなされ、親御さんがこのような思いをもって育てられることがASの子にとって一番いいことだと思います。
ありがとうございます!迷いも多いのですが、またこちらでいろいろ教えてください!
swimmyさんへ
お子さんも小さく、ご苦労察して余りあるものと思います。
そんな状態になってもなおご主人と共に生きようと望まれるお心は素晴らしいです。弱音ばかりだった私と比べて、格段に懐の大きい女性であると、頭が下がります。でも、ここまでご主人があなたに心を閉ざし、こじれてからでは、よっぽどの覚悟がいることと思います。
特に妊娠中や子供の小さいとき、うちの主人にもご主人のような、冷酷にも思えるいたわりのない振る舞いが目立ちました。
何度も、かみ合わないいさかいを繰り返し「私には受け止めていけない」と、限界を感じることが多々ありました。でも、10年を共に過ごした今、主人はASを自覚し、無理はしていますが、自分をずいぶんコントロールするようになりました。
私もまた、彼が冷酷なのではなく、真面目で純粋ゆえ感情の限界線まで来てしまいやすいこと、一生懸命で愛情深い人であることを理解してきました。
優しさの表現や家族や他人への感じ方は異質なようですが、いまは主人の生き方感じ方のほうが、他への依存がなく崇高であるかもしれない、とさえ思うようになりました。「普通」と呼ばれる、こだわりを持たない人たちの方がよっぽどつまらない、魅力のない人たちとも感じています。
主人がASを自覚したのも、私がそれを受け入れたのも、子供のASをまず知ったところから、子供のためにふたりで時間をかけて勉強していった為、自然と、理解の段階を無理なく踏め、それがよかったかと思っています。
それと、「能力が劣ってるのではなく、能力の優劣のバランスが偏っているのであり、欠ける力もある代わり、際立つ才能を秘める人が多い、個性人である。歴史に残る天才と呼ばれる人にはASの人が多い。」といった、ポジティブな解釈から理解していったので、彼も受け入れることができたようです。「際立った才能を持つ人種」が先にあったから「その代わりに抱えるリスク」も受け入れ、自覚してコントロールする気になったのです。
swimmyさんのご主人のように、関係がこじれ、家族生活に支障をきたし
た後その原因が、そういう困難ある障害をご主人が抱えてるためであることを自分で認めてほしい、というところからでは、絶対ご主人は受け入れられるわけはないと思います。決定的に人格を否定されるようなことであり、認めてしまうにはこんな惨めで絶望的なことはありません。
マイナス部分だけであなたがASを理解していて、それを直すためにご主人に「認めろ」、では、ますます互いに心が離れるばかりではないでしょうか。「直す」ために「理解させたい」のでは、絶対交わることはないと思います。病気は治りますが、ASは病気ではないのです。すべてをありのままの姿、と、受け入れた上で、しかもそれを悪いこととは解釈せず、愛すべき個性ととらえて添っていく覚悟がないと・・・。
理解には本当に時間のかかることで、やはり別居の形でまずご主人に依存しない生活を整え、じっくりご主人の理解を深められてみてから覚悟されてはと思います。
娘の将来、結婚、子育てなど、どう覚悟していったらいいか悩んでいたときに主治医から進められた本が、ドナ・ウィリアムスの「ドナの結婚」でした。副題が、ご紹介にあった「自閉症だった私」でしたので、同じものかと思います。
医師が「ああ、こんな感性の結婚観や夫婦関係もあるんだなって、すごく勉強になるよ」って言うので買ったけど、私は読みきれていません。
ホントに深い精神世界を自分で細かく見つめて生きてることが分かる文章で、何度も理解が辛くなっては戻り読み、また文字量も多いので手こずって途中になっています。
ASの人は共通することがいろいろありながらも、一人一人の個性や性分が全く違うので、ご主人を理解するのにはほんの小さな手がかりにしかならないと思うけど、よろしければ読まれてはと思います。
ぶしつけに、いろいろ分かったようなことをたくさん書いてすみません。
常連の皆様にも、不愉快な乱入であったかと思います。お許しください。
友人のロッキーさんが 連絡してきました。
http://www.office-pfn.com/cgi-bin/bbs3/light.cgi
とんでもない発言だそうです、
取り急ぎ お願いいたします。
さめみ様からのメッセージ:
>あとで気がついたのですが、「AC」と記入していた所はすべて「AS」の
>間違いでした。
名誉のためフォローしておきますが、おそらく「アダルト・チルドレン」の略である「AC」と、「アスペルガー・シンドローム」の略である「AS」を混同されたのでしょうね。
さめみです。
あとで気がついたのですが、「AC」と記入していた所はすべて「AS」の
間違いでした。
ごめんなさい。
さめみより
こんばんわ
初めまして「さめみ」です。8歳のAC児を持つ母です。
私はパソコンが出来ないので、たまたま主人が開いたページにあなたの書き込みを
見つけました。この文章も主人に入力してもらっています。
離婚のことについては何も申し上げることはありません。
ただ、ACがどういうものなのか、ACの人の世界はどんな世界なのか知ってほしいと思います。それはあなたのお子さんの為にもなるからです。
本屋では購入出来ませんが「子育て協会」(TEL0466−44−0806)
に、アスペルガー症候群・高機能自閉症のとてもいい本があります。
(本体1,000+税+送料)
この本の中でも、ドナ=ウィリアムズさんの邦訳「自閉症だった私へ」と言う本に
触れていますが、ACの人の世界はどんな世界なのか知ることが出来ます。
ACと言っても十人十色ですが…。
「子育て協会」で相談すれば大人のACを診てくれる病院を探してくれるかも知れません。
あなたの力にはなれませんが、やるだけの価値はあるかも知れません。
余計なことですが、毎日お子さんと笑顔で接することが出来てますか?
毎日、ぐっすり眠れますか?
心療内科や精神・神経科で安定剤をもらい薬と上手に付き合うことも、毎日を楽しく過ごせる一つの方法かと思います。
私も時々安定剤を使っています。あなたの幸せが子供の幸せです。
私も重い心臓病を始めとした多数の病とも闘っています。
体を大事にしてくださいね。
さめみより
>こうもり wrote:
>yanako wrote:
>>サバン症候群についてわかりやすく書かれているサイトなどがありましたら
>>教えてください。
>>サバンも「カレンダーや時刻表の暗記」の症状?があるそうですが、ASとは
>>まったく違うものですか?
>
>(参考文献および参考サイト)
>http://www.nikkei.co.jp/pub/science/page_2/magazine/0209/savan.html
サヴァン症候群はカナータイプの自閉症者によくみられる現象だそうですが、ASでサヴァン的才能を持つ人もいるようです。
サヴァン症候群が発生する原因は、まだよくわかっていません。単一の原因によるものではなくむしろ、
・出生前の脳の特定部位の損傷により補完的に他の脳内部位が異常に発達したという説
・自閉者の特質である、「限定分野への集中的な興味・こだわり」による説
・遺伝や育った環境による説(音楽的サヴァンの家系には音楽家が多く見られる)
など様々な要因の組み合わせにより現れる現象ではないかといわれています。
「なぜかれらは天才的能力を示すのか―サヴァン症候群の驚異」(トレッファート著、高橋 健次訳)という本が草思社から
出ています。先日わたしも読みましたが大変面白い本でしたのでぜひおすすめしたいです。
あーたん wrote:
> ところで、アスペエルデの会は,会費が゜50000円近くします.でも,もし次女が健常児で,お受験におんなじ金額を使うとしたら,どうだろうな・・・・
これで驚いてはいけません。
あるクリニックの場合、子供の発達障害の検出のための検査は、なんと150,000円もかかります。
イギリスやアメリカでは、それくらいの額かかるのが『常識』だそうです。その代り、綿密なアセスメントができるようなスタッフがそろうということだそうです。
最も日本では、こんなことでは通用しません。教育費でさえも、一人当たり幼稚園から大学まで考えると、家が一軒買えてしまいそうなほどかかります。その上『医療』や『カウンセリング』で、何万円も取られるのは、その子が一人っ子ならまだしも、兄弟がいたら負担感が大きいことは請け合いです。
教育を含めてサービスは低下させずに、いかに家庭の側の『発達障害児療育コスト』を下げるか、これは今後、日本の大きな課題でしょう。
ある発達障害児・者のための相談機関の職員さんは、次のような持論を話して下さいました。
「収益金を『発達障害児・者の療育や就労支援・その家族のサポート』に役立てる『宝くじ』を創ったらどうでしょうかね?そうすれば、みんなが賞金を目当てにそれを買うし、当たった人はそれで幾分かラッキーだし、大量にくじ購入しなくてはならないから、その分まとまったお金が『支援資金』へ流入する。またくじにまつわる『事務』の要員として、軽度発達障害の大人を雇うこともできる。どうです?良い考えでしょ?」
聞いた時は、半信半疑…でも、なんだかよさそうな意見のような感じが、今はしま
す。
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