アスペルガーの館の掲示板(旧)
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新しいアスペルガーの館の掲示板
進路はそれぞれです。さまざまな可能性が「健常」の子と同様に開けています。ただ、健常の子よりも努力がたくさん必要になる、それだけです。ASということで、進路の幅を狭めるというのは、マイナスの考え方です。もし、その子が看護婦になりたいのであれば、「それは向かないからやめた方がいいんじゃない」というよりも、「ASならこういう所で躓きやすいから、弱点克服のために頑張らないといけないね」というアドバイスをしてあげて欲しいな、と思います。努力しだいでいくらでも社会適応は可能です。
説明のしかたというのも、問題になってくるでしょうね。先天性で治癒しない疾患ですから。成人ASの方でも、ASの診断名が付いてから、パニックになってしょげ返る人もあり、自分は社会に適応しなくていいと諦めて開き直る人もあり、あるいは診断がプラスになって、前向きに対応していける人もあります。子供の場合はどのようかというのは、実例を見ていないので、何とも申し上げられませんが、人の言うことを素直にみじんも疑わずに信じますから、より慎重になるべきでしょう。診断の付くことがマイナスになるようなら、このような病気のカテゴリなど、百害あって一利無しです。
エミリー★ wrote:
>私はそうゆう風に理性的に動ける人は、普通だと思います。私にはしたくてもできません。
>刺激を受けた瞬間に脳みそが飛び散ってしまうからです。
一般に、そのような衝動性は年と共におさまると言われています。ただ、やはり感情の爆発のようなものは残るようで、このBBSの過去ログにありますが、イライラしたらお手洗いに行って気を静めることにしている、という社会人の方が何人かいらっしゃいます。
>どうしても無理して同年代の子と仲良くする気にはなりません。
無理をして仲間に入る必要はないですね。私も同世代の人と対等の関係を築くのは苦手です。
>私は優れた宇宙人で、彼らは地球人なのですから。
ただ、優劣を言うのはどうでしょう。我々と彼らは違っている。それだけで、どちらが優れているというわけでは決してないと思います。
こんにちは。ASについて勉強してたらここにたどりつきました。
高校で実習を行っている最中にASの子にめぐり合いました
教職に進む以外の選択しとして、社会福祉関係の資格の勉強をしていまして
大学では、ASの方の施設や職場などで実習をしていたので
高校の教育実習で、ASの子にあったときにはすぐにわかりました。
しかし、高校側が変わった子として片付けてしまいぎみなのがとても、気になります。
ASの傾向が見られるんですが…と思い切って、指導教官に話したら、
どうしてわかるんですか!?と、言われ、保健室に連れ込まれました。
ASについて理解してもらおうとかれこれ3時間くらい話しましたが、
あぁ・・こまったなぁ、進路どうしようという感じでした
全く理解がないわけではないのですが、進んでASの子との関わりあいや、対応をどうするのか、まで考えたりはしていないようです。
とにかく、自分大変だ・・・みたいな。(わかるけど・・・)
その子は、看護婦になりたいようです。少しからだも弱く、自分で自分注射をしているので、興味があるみたいです。
ただ、たまにパニックになったりするので、看護婦の道は難しいと思います。この子の親に、もう少しASに対して理解があれば適切な環境でその子の力をひきだしてくれるような、対応が受けられると思いますが
なんとか看護婦に…と言っているそうです
看護婦に限らず、他の職業につくことさえできるのか不安なのですが
普通学級にいるASの子どもに、どのような進路援助をすべきなのでしょうか
asman wrote:
>エミリー★ wrote:
>
>おはよう(書き込みしているのが朝なので)
>
>>「エミリー★さんにたくさん話しかけて、仲良くしてあげましょう。」
>>などと指導し、
>>運動会の練習など、集団行動を強要しました。
>>それで私が
>>「集団行動をするのが苦しい。」
>>と言うと、ヒステリックに怒るのです。
>
>先生がヒステリックになるの?(@_@)
>なかなか困った先生ですね〜。
そうなんです(泣)
>皆に話したきっかけはどんなだったのかな?突然話し始めたと言うわけでは無いんだよね。話した時、クラスのみんなはどんな反応していたかな?(先生も)あと話した後と話しをする前とクラスの人たちって接し方とかの変化とかはあった?
きっかけは私の不登校です。
担任の先生が理解してくれないので、
母が何度もASについての説明をしに行きました。
それで担任の指導を受けて、
クラスメイト全員の手紙が来たのです。
それがとっても的外れで、
腹が立ったので、
母に「私から話す」と頼んだのです。
>担任の先生がイマイチ理解してくれなかったら、保健室の先生とか更には校長先生と仲良くなるのは良いかもしれないよ。(私もエミリー★ちゃんと同じ年頃の時は同年代の人たちよりも大人の人の方が話がしやすかったんだよね〜)
この春から先生がごそっと入れ替わって、
仲良かった先生達がいなくなってしまって・・・
>でも、それは告げ口する為とかそういうのではなく、自分を主張する、自分を理解してもらうという一つの方法じゃないかと思います。
そうしたいです・・・
>知らない事を知ってもらうと言う事は今だけではなくエミリー★ちゃんがこれから生きて行くためには常にしていかなければならない事なんですよ。だから周囲の人がもし、変なことを言ったり、嫌なことをされたとしてもそう言うときは感情的に(腹がたったり、悲しくなったり、嫌になったり沢山するかもしれないけれど)周囲や他人を傷つけたり(相手に罵声をあびせるとか、大声で怒鳴ってみたり、地商行為をしてみたりなど)、物に八つ当たりをしたりするんではなくて(そういう事を周囲にみせると余計「この障害はやっぱり危ない」と誤解されてしまいますから)まずはその場から離れるとか、学校で相談できそうな人のところに状況を話すとかするといいと思います。
私はそうゆう風に理性的に動ける人は、
普通だと思います。
私にはしたくてもできません。
刺激を受けた瞬間に
脳みそが飛び散ってしまうからです。
だから、クラスの皆には、
私がおかしくなったら逃げるように言いました。
自分だけの世界に入れば落ち着くから・・・
>でも、やっぱり、同じ年頃の人とも仲良くして行くことも大事だと思います。だってエミリー★ちゃんが皆と仲良く(この場合常に一緒に行動するとかそういう事ではなく)する事で、その中でエミリー★ちゃんが助けて欲しい時にはクラスの人に助けてもらったり、または反対にエミリー★ちゃんがクラスの人を助けたりする事が出来ると思うの。
私は、
自分とぴったりフィーリングが合う子は別ですが、
どうしても無理して同年代の子と仲良くする気にはなりません。
私は優れた宇宙人で、彼らは地球人なのですから。
>エミリー★ちゃんは、ちゃんと自分の事を皆に話す事が出来るから、大変だろうけどすぐには皆受け入れてもらえないかもしれないけれど言いつづけているときっといつか皆理解してくれる日が来ると思うからこれからも頑張って学校に行って行ってくださいね。
私はASの理解は広めたいけど、
学校に行くことに頑張りたくはないです。
もっと他に頑張りたい事があるから。
>世の中は色んな人がいて、色んな考え方の人がいるけど、目の前の世界だけが全てじゃないと言う事を忘れないで下さいね。そして嫌な人たちも沢山いるけど、助けてくれる人たちも沢山いますから、もっと色んな人と接して(ネットも良いけど実際生身の人たちとの交流)下さいね。
実際に生身の人間とうまく交流できるのであれば、
私だってこんなに悩みはしません。
>そして、色んな事をお父さんやお母さんにお話してくださいね。
私にはお父さんはいません(^。^)
母には何でも打ち明けています。
翡翠 wrote:
>医師とよくご相談なさた上で判断されるのがよろしいかとおもわれます。
確かにその通りですね。時期を見極めることは大切かとは思います。
>ずいぶん前にも、子供にASと告知すべきかどうか、という問題が出たことが>ありました。そのときに、「告知ショック」という言葉が出ていたのを覚え>ています。障害をもつことが劣ることではないのはその通りですが、それを>理解することはできても、自分が人と違っている、「病気」である、「障>害」を持っているということを受け入れることは、大変に難しいことです。>
幼い子供であればなおさらです。
そうなのですか?具体的に、子供に告知をしたらショックでどうこう、という話を知らないのですが、私は大人の方が自分に障害があるということを受け入れ難いのではないかと思っていました。大人の方が、人並みであることをよしとする世間をよく知ってますから。それに、今まで人並みだと思っていた自己イメージというものが大きいし。
周りの人間が障害というものをどう考えているかというのが子供に大きく影響するのではないかという気がするのですが。私自身は、就学以前に家族から「この子は変わっている」と言われ、どうやら「変わっている」というのはまずいことらしい、恥ずかしいことらしい、という空気を感じ取ったので、なるべく周囲から大きく外れるようなことはしないようにいつもビクビクしていました。
親御さん自身が、お子さんに障害があるということをしっかり受け入れていれば、意外とお子さん自身もすんなり受け入れられるのかもしれません。あさかぜさんのおっしゃるように、「案ずるより産むが易し」であることを願います。
それにしても、AS本人だけでなく、ASを持つ家族やパートナーの心のケアというのも必要なのかなあという気もします。周りの人間がASというものをどう受け止めているかを本人も敏感に感じ取ってしまうことがあるでしょうから。
あさかぜ wrote:
> エミリー★さん、はじめまして。横レス失礼します。
>
>エミリー★さん wrote:
>>でも理解してくれても、正直言うと学校なんか行きたくないです。
>>違う生き物ばっかりで疲れます・・・
>
> 余計なおせっかいかもしれませんが、疲れをためすぎないでくださいね。学校ってASにとっては危険がいっぱいだから……。
>娘は小六ですが、学校を休むことも多いです。
私なんて、
好きな科目しか行ってません(笑)
>無理をさせないことがわたしの方針なので、疲れがたまっていると思ったら休んでもいいことにしています。疲れていることを自覚しにくいらしいので、どこかでストップをかけてやらないとど〜んと身体症状がきちゃいますんでね。(実は今週一杯欠席してたりします。月曜に点滴を受けてから服薬治療中)
大丈夫ですか?
私は体はいたって丈夫です!
(頭はいつも壊れてるけどね・・・)
>>人間観察と思って行くしかないです。
>
> うんうん、それいいです。わたしも娘に「人間観察してこいよ〜」って送り出しているんです。
うちの母と同じです!
> 娘は告知が済んでから(まだ受容はしてないみたいだけど)自閉症に対する興味が一段と高くなったような感じです。情障学級はAタイプ(AS・HFA・ADHD)ばっかりだから、ちゃっかり観察しているようです。原学級へはときどき偵察に行っているように見受けられます。遠足などの行事も今年は積極的に参加していますしね。音楽会はたぶんパスするでしょうけど、それはそれでいいの。
私も運動会パスしましたよ。
でも、修学旅行には行きたいです。
観察しに(笑)
> (あ〜、なんかおせっかいおばさんだにゃ。読み流してくださいね〜)
猫好きですか?
私は大好きです☆
おっぺ wrote:
>エミリー★さんの書き込みを読ませてもらってると、なんだか希望がわいてきて嬉しくなります。
>またいろいろ教えてね!!
役に立てて嬉しいです(^^)
Lulu_2440 wrote:
>初めまして。
はじめまして。
>一方のASは、同じ種類の情報でも一度になだれ込んでくるとパニックになることがしばしばあります。
私もそのような事があると、
パニックに陥ることが多々あります。
>#貴方は、ピアノの音とか極端に不愉快に感じることはございませんか?
不快音には敏感で、
脳みそが飛び散ったようになります。
>#また、丸いものとか三角形のものとかに神経質になった経験はないでしょうか?
私の場合は色に対して、
とてもこだわりがあります。
>集団行動でなくても、雑踏が極端に苦手な人は多いようです。
私も雑踏が苦手ですが、
好きなことに没頭していると、
気にならなかったりします。
>貴方が
>>「集団行動をするのが苦しい。」
>と感じるのは、おそらく人の集まりに対して何らかの形で感覚過敏になっているように、私には感じられますね。
それもあるかもしれませんが、
私は自分の時間を盗られることに
怒りを感じるのです。
>見方を変えれば、
>#自分が受け入れられるものと受け入れられないものとを分けるフィルターが、他の人と違う場所にある状態
>私が言うのもなんですが、ASに対して偏見があるのかもしれませんね。
私の先生やクラスメイトは偏見があると言うよりは
無知なのでしょう。
母が言うには、
無知が偏見を呼ぶ、
とのことです。
おっぺ wrote:
>ありがとー!!毎日バタバタしていますが、お陰さまで元気です。
>さめみさんも、お元気ですか?
お返事ありがとうございます。嬉しいです!(^_^)
>時間の許す限りロムはしていますが、書き込みだすとついPCの前から動けなくなって、仕事や生活に響いてしまう・・・という、気持ちの切り替えと時間の使い方の要領悪いヒトなもんで(ADHDゆえ)、最近は書き込みは控えています。
>それに、なるほど〜って勉強させてもらうことばかりで、納得しちゃってるってのもあって。
おっぺさんは、お忙しいんでしたよね… おっぺさんもお体、大丈夫ですか?
>さめみさん
>お体の調子はどうですか?
>お声かけ頂いて嬉しいかったー!!
>気配無くても、皆さんと一緒にずっと読ませていただいていますので、
>これからもヨロシクです。
おかげさまで、とても元気にしております。今月は6ヶ月に1回の全身検査の月で、ライフワークの通院に勤しんでいます(^^)
おっぺさんのお気配が無くても、ご一緒させていただいているのだなぁ〜と思うと、とても嬉しいです。
こちらこそ、よろしくお願いします(^_^)/~
うずまき貝 wrote:
>おっぺ wrote:
>>今せっかくいい状態なのに、傷つくかもしれない「障害」というものをわざわざ説明することには抵抗があってね・・・。
>>年頃だし、そろそろ自分を見つめて不安も覚えてくる頃。
>>理解力がついてきて、自分のカテゴリーをもっと知りたいという気持ちが見え始めたら、告知の時期かな、と思っています。
>おっぺさんも、お子さんにわかりやすく障害について話すと同時に、障害があるということに引け目を感じる必要はないんだ、人間として劣っているというわけではないんだ、ということをよく理解させてあげてください。
ずいぶん前にも、子供にASと告知すべきかどうか、という問題が出たことがありました。そのときに、「告知ショック」という言葉が出ていたのを覚えています。障害をもつことが劣ることではないのはその通りですが、それを理解することはできても、自分が人と違っている、「病気」である、「障害」を持っているということを受け入れることは、大変に難しいことです。幼い子供であればなおさらです。医師とよくご相談なさた上で判断されるのがよろしいかとおもわれます。
おっぺ wrote:
>今せっかくいい状態なのに、傷つくかもしれない「障害」というものをわざわざ説明することには抵抗があってね・・・。
>年頃だし、そろそろ自分を見つめて不安も覚えてくる頃。
>理解力がついてきて、自分のカテゴリーをもっと知りたいという気持ちが見え始めたら、告知の時期かな、と思っています。
おっぺさん、はじめまして。ASのお子さんを持つというのも大変なのですね。
最近、「障害」ということについて感じたことがあるので、ちょっと書き込みしてみようと思いました。
私は現在30を過ぎてまして、ASだとわかったのはつい1,2ヶ月ほど前のこと
なのですが、自分に生まれつきの障害があるとわかって、最初はさすがに動揺しましたけど、わりとすんなり受け入れられました。それは、自分が今までずっと生きづらかった根本的な原因がわかって嬉しかったというのもあるんですが、そのほかに、身体障害者と接する仕事をしていることが大きいのかもしれません。
施設を出て自立生活を送る障害者の介護をしているのですが、身障者というのは、意外と健常者と変わらないんだな、というのが最初に彼らに接したときの印象でした。よくよく考えると当たり前なんですけど、足が悪かろうと、目が見えなかろうと、健常者と同じように、怒りもすれば笑いもする。彼らは意外とあっけらかんとたくましく堂々と生きているのです。もちろん、個人差もあるでしょうし、そうなるまでにはいろいろな葛藤があったのでしょうけれど。
最初に診断を受けに行ったとき、その先生は、私がある程度社会に適応しているのでアスペルガー症候群という診断名をつけたがりませんでした。「あなたが変わっているのは生まれつきのところによる可能性が大きいと思うけれど、私は敢えて診断名はつけたくない。でも、もしあなたがアスペルガーだと思うことで生きるのが楽になるのだったら、そう思っても構わない」というようなことを言われました。
今思えば、この先生は、社会に適応している私に、生まれつきの障害があるというのを気の毒に思ってこうおっしゃったんだろうと思います。幸い、セカンドオピニオンを求めて訪れた病院の先生は、そういう考えではなかったので、「ちょっと話を聞いただけでも自閉の傾向が強いですね〜」とはっきりおっしゃってくださったので、スカ〜っとしましたけど(^_^)。
でも、私はどんな名前がつこうと一向に構わないのです。障害というのは、ただ単に、そういう状態であるということを示しているに過ぎないのです。
足が悪い、とか、目が見えない、とか、コミュニケーション能力がない、とか。それによって不自由はあるけれど、その障害があるからと言って、人間の優劣が決まるわけではないからです。
だから、その障害名を告知することに抵抗を覚えるというのは、その障害を持った人に対して偏見がある(つまり劣っていると思う)ということなのかもしれません。社会での、そうした偏見がなくならない限り、障害者が生きづらいのは変わらないでしょうね。
エミリー★ちゃんはその点、自分の障害をきちんと認識しながら、引け目も感じていないようなので安心しました。
おっぺさんも、お子さんにわかりやすく障害について話すと同時に、障害があるということに引け目を感じる必要はないんだ、人間として劣っているというわけではないんだ、ということをよく理解させてあげてください。
みなさん、返信をありがとうございます。
今は、こうしたコミュニケーションが、とても嬉しいです。
これまで育児仲間だったママ友達にも言えず、夫と二人だけの内緒話しの
ように、こっそりASについて話しをしています。
よく「育てたように、子は育つ。」と言いますよネ。
我が家では、まさしくASっ子を育てるような、育児方針だったのです。
「自己の確立。」これが何よりも大切だと育ててきました。
今にして思えば、私達夫婦もASの要素が多分にあるのだと思います。
本能的に自己防衛の手段を伝授すべく、育児をしてきたのかもしれません。
おかげで、長男は「どんな事も、同じ方がおかしい。」という認識を備えて
いるので、本人的にはノープロブレム状態です。←かなりの幸せ者
でも、さすがに小学3年生ともなると、かなりの変人になってきたようで、
いくら本人が良くても、周囲が困ることが多くなってきました。
我が強い人は世の中に大勢いますが、「相手の立場にもなって、物事を考え、
理解し、判断する。」ということが出来ないというのは、大きな問題です。
少しずつ、少しずつ、「処世術」を教えていこうと思います。
掲示板のみなさん、よろしくお付き合いをお願いします。
先日、ウェンディ・ローソン(「私の障害、私の個性」の著者)の講演会に行って来ました。
ウェンディ・ローソンは自閉症本人であると同時に自閉症の研究者でもあるので、体験談よりも自閉症の解明が話の中心でした。
注意の向け方の違いによって自閉症とNT(Neurotypical:典型的に発達した人=非自閉症)とを特徴付けようとします。
ポリトロピズムとは注意を分散させることで、複数の対象に注意を向けることです。
モノトロピズムとは注意を単独の対象にのみ向けることです。
NTの注意がポリトロピズムであるのに対して、自閉症の場合はモノトロピズムであり、これによって自閉症の全ての特性を説明できるとしています。
例えば、興味の対象を除いては注意が向かないために、空気の読めない行動と言われたり儀式的行動をしたりします。
フリスやハッペが主張するセントラルコヒーレンス(大きな全体像から物事を結びつける能力)の弱さという属性には反対していて、セントラルコヒーレンスに対する衝動は強いがモノトロピスムのために結びつきが弱くなると主張しています。
また、ウィングの三つ組の考え方にも懐疑的で、それで自閉症を特徴付けるものではなくモノトロピズムの結果として現れるだけだとしています。
たとえNTであっても三つ組の障害を全くもたない人はいないことを根拠にした考え方です。
#私には障害のあるなしと、程度の大小とを混同しているように思えます。
なお、共感性の欠如などもモノトロピズムで説明できるとのことですが、現在論文を執筆中でまだ発表前なので詳しい話はありませんでした。
エミリー★ wrote:
おはよう(書き込みしているのが朝なので)
>「エミリー★さんにたくさん話しかけて、仲良くしてあげましょう。」
>などと指導し、
>運動会の練習など、集団行動を強要しました。
>それで私が
>「集団行動をするのが苦しい。」
>と言うと、ヒステリックに怒るのです。
先生がヒステリックになるの?(@_@)
なかなか困った先生ですね〜。
>まず、母が何度も交渉に行きましたが、変化なく、
>(ASについて解りやすい本を渡したりもしましたが、読んだのはなんと2週間も後!)
>それでとうとう私が、
>学活の時間にクラスのみんなの前で、
>私はASであること、
>どういう障害で、どう接して欲しいかを演説しました。
>こんな先生どう思いますか???
皆に話したきっかけはどんなだったのかな?突然話し始めたと言うわけでは無いんだよね。話した時、クラスのみんなはどんな反応していたかな?(先生も)あと話した後と話しをする前とクラスの人たちって接し方とかの変化とかはあった?
担任の先生がイマイチ理解してくれなかったら、保健室の先生とか更には校長先生と仲良くなるのは良いかもしれないよ。(私もエミリー★ちゃんと同じ年頃の時は同年代の人たちよりも大人の人の方が話がしやすかったんだよね〜)
でも、それは告げ口する為とかそういうのではなく、自分を主張する、自分を理解してもらうという一つの方法じゃないかと思います。
知らない事を知ってもらうと言う事は今だけではなくエミリー★ちゃんがこれから生きて行くためには常にしていかなければならない事なんですよ。だから周囲の人がもし、変なことを言ったり、嫌なことをされたとしてもそう言うときは感情的に(腹がたったり、悲しくなったり、嫌になったり沢山するかもしれないけれど)周囲や他人を傷つけたり(相手に罵声をあびせるとか、大声で怒鳴ってみたり、地商行為をしてみたりなど)、物に八つ当たりをしたりするんではなくて(そういう事を周囲にみせると余計「この障害はやっぱり危ない」と誤解されてしまいますから)まずはその場から離れるとか、学校で相談できそうな人のところに状況を話すとかするといいと思います。
でも、やっぱり、同じ年頃の人とも仲良くして行くことも大事だと思います。だってエミリー★ちゃんが皆と仲良く(この場合常に一緒に行動するとかそういう事ではなく)する事で、その中でエミリー★ちゃんが助けて欲しい時にはクラスの人に助けてもらったり、または反対にエミリー★ちゃんがクラスの人を助けたりする事が出来ると思うの。
エミリー★ちゃんは、ちゃんと自分の事を皆に話す事が出来るから、大変だろうけどすぐには皆受け入れてもらえないかもしれないけれど言いつづけているときっといつか皆理解してくれる日が来ると思うからこれからも頑張って学校に行って行ってくださいね。
世の中は色んな人がいて、色んな考え方の人がいるけど、目の前の世界だけが全てじゃないと言う事を忘れないで下さいね。そして嫌な人たちも沢山いるけど、助けてくれる人たちも沢山いますから、もっと色んな人と接して(ネットも良いけど実際生身の人たちとの交流)下さいね。
そして、色んな事をお父さんやお母さんにお話してくださいね。
人好き wrote:
Mさん はじめまして。
私もはじめてここにやって来たのは貴方と同じ疑問と悩みを抱えてでした。
うちの長男はお宅とは少し違うタイプかもしれませんが友達が全く出来ず心配のたねです。
(ちなみに私も迷って迷って小児神経科にも連れて行きましたが、未診断です。)
ASを理解する前私は、息子の自分にしかわからないこだわりや、「こんなこともわからないの?できないの?」という不自然ともいえる不器用さに、いちいち怒り怒鳴り、手が出る足が出る状態でした。
今はできるだけ子供の側に立てるよう「甘い」と言われても味方でいたいと思っていますが・・・。(いつもは無理です、正直^^;)
私は町医者という感じの個人病院に行きました。(でも児童心理を専攻されている)
先にレスされているさめみさんは以前、通級制度を詳しく教えてくれていますので(No22175、Re学校に行くということ)よかったら読んでみてください。その前のwentさんのレス(No22174)は苦手な人間関係を大人に強要される負担を教えてくれていてこれも私のバイブルになりました。
人のレスを勝手に紹介しては失礼かなとも思いましたが、初めてここでお返事をもらったとき参考に出来そうなレスを紹介していただき助かった事を思い出しての事です。Mさん、お互いがんばりましょうね^^/
とっち wrote:
はじめまして、ASのtinです。一応、母親やっています^^
>みんなとうまく遊べないようで、ひとりでみんなによってたかって言われるとか、たたかれるということも多々あるようです。
親として、心配になりますよね。。。
ところで、この状況はとっちさんはどのように知ったのですか?とっちさんが見かけたのか、どなたかから聞いたのか、お子さんがお話しされたのか。もし、お子さんが話したのなら、そのときお子さんは自分の気持ちも話しているのか。それによって、深刻度や対応が変わってくるような気がしました。
>もし、情緒障害の場合、本人になんて言ってやればいいのか、対応に困っています。本人はすぐに泣き、言い返すこともできず、誘われればうれしそうにまた遊びにいくを繰り返しているようです。このままでは二次障害に結びつかないかと心配です。ただ、本人のためには同年代の子供と遊べることはプラスになることもあるのではないかなどと考え悩んでいます。
「みんなと仲良くしなければならない」「みんなといっしょに遊ばなければならない」という真面目な気持ちが強いのも、AS児に見られる特徴だと聞いたことがありますが、とっちさんのお子さんはどうなんだろう。。
同じ立場だったら、本当に迷うと思います。アドバイスになっていなくてすみません。
お子さんのお話をきいてあげるだけでも、けっこう母親は心の中であれやこれや考えが浮かんできて、疲れることありませんか?とっちさんご自身が疲れないように、しっかり息抜きしてくださいね。
エミリー★さん、はじめまして。横レス失礼します。
エミリー★さん wrote:
>でも理解してくれても、正直言うと学校なんか行きたくないです。
>違う生き物ばっかりで疲れます・・・
余計なおせっかいかもしれませんが、疲れをためすぎないでくださいね。学校ってASにとっては危険がいっぱいだから……。
娘は小六ですが、学校を休むことも多いです。無理をさせないことがわたしの方針なので、疲れがたまっていると思ったら休んでもいいことにしています。疲れていることを自覚しにくいらしいので、どこかでストップをかけてやらないとど〜んと身体症状がきちゃいますんでね。(実は今週一杯欠席してたりします。月曜に点滴を受けてから服薬治療中)
エミリー★さんもこれから思春期です。女の子独特の身体の変化もあるから、くれぐれもご自分を大切にいたわってあげてほしいと思います。
>人間観察と思って行くしかないです。
うんうん、それいいです。わたしも娘に「人間観察してこいよ〜」って送り出しているんです。
娘は告知が済んでから(まだ受容はしてないみたいだけど)自閉症に対する興味が一段と高くなったような感じです。情障学級はAタイプ(AS・HFA・ADHD)ばっかりだから、ちゃっかり観察しているようです。原学級へはときどき偵察に行っているように見受けられます。遠足などの行事も今年は積極的に参加していますしね。音楽会はたぶんパスするでしょうけど、それはそれでいいの。
ご自分のペースを中心にすえて人間観察をしっかりしてきてほしいなと、エミリー★さんにも願わずにはいられないです。観察と分析と理論構築を手動でやり続けて人間関係を作っていくことの多いAS(一般の人は自動でやってしまうらしい)にとっては、観察対象は多いほうがお得(?)かも。無理のない範囲でやれるといいですね。
(あ〜、なんかおせっかいおばさんだにゃ。読み流してくださいね〜)
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