アスペルガーの館の掲示板(旧)

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前頭葉の脳損傷について
No.23139  Mon, 28 Jun 2004 19:47:22 +0900  aikidonotatujin [この発言にコメントする]

アスペルガー症候群の原因は、前頭葉の脳損傷らしいことが分かっています。これが、乳幼児期の頭部への虐待など外的要因で損傷し、アスペルガー症候群になる事例はあるのでしょうか。もしどなたかご存知の方がおられましたら、教えてください。メールアドレスに直接送っていただいても結構ですし、この掲示板の返信でも結構です。できるだけ早急に知りたいのでご存知の方がおられましたらお願いします。


差別意識
No.23136  Mon, 28 Jun 2004 16:12:19 +0900  アナベラ [この発言にコメントする]

個性。
個性という言葉を使うとき、一般的には、その人が持っているものを指しているような気がする。
たとえば、性格が個性的。考え方が個性的。感性が個性的。
個性と個性的なものは違うのではないかと思う。
個性は性格自体でも、考え方自体でも、感性自体でもない。
でもその背後にあるもの。
それがなければ、その性格も、考え方も、感性も現れようがないもの。

個性は個性的なものの、さらに奥にある。
その人でしかありえないもの。
代わりになるものが他には絶対にないもの。

人が行為する。
その行為の背後にある、遺伝や環境や、その他のさまざまな要因によって形作られた性格、考え方、感性。
そしてさらに、そのもうひとつ背後にあるもの。その人でしかありえないもの。
それが個性のような気がする。

だとしたら、個性のない人は、人間である以上この地球上には一人もいない。
障害があってもなくても、普通であっても普通でなくても、いい加減でも真面目でも。

あらゆる差別意識の奥の奥には、この、ほかの人とは絶対に違う自分自身の個性を知りたい、という衝動があるのかもしれない。
だとしたら、その衝動自体は決して否定されるものではないような気がする。

差別。
これとあれを分けるという性質を持った思考力によって自己意識(私を私と認識すること)を強めてきた人間の当然の行為。
あの人と私はどこがどういう風に違うのか。
何を持っているのか、いないのか。どのくらい持っているのか。いないのか。
それが、量や質なら比べられる。持ち物なら。
どちらが多いか少ないか、どちらが赤でどちらが青か。
でもそれは、“私”は誰なのか、“あの人”は誰なのかという問いの答えをくれない。
なぜなら、比べることのできるものは、“私自身”ではなく“私の持ち物”だから。“あの人自身”ではなく“あの人の持ち物”だから。

現れているものの奥の奥にある、“私”の個性。そして“あなた”の個性。
それを知りたくて知りたくてたまらないから、人は差別をするのかもしれない。

現実にいやおうなく存在する“差別意識”。
それは、“考える存在”である人間である以上、誰にもなくすことはできないのかもしれない。
それでも、互いにその“差別意識”を持ったまま、それを踏み越えてでも知り合いたいと願う誰かに出会うこと。
もしもそういう出会いがあったとしたら、それは恵みだと思う。
それは、とても過酷な恵みかもしれないけれど。

そういう人に出会ったとき、互いの心の中にある“差別意識”は、その人の個性を知る、そして自分の個性を知っていくための原動力になるような気がする。


No.23135  Mon, 28 Jun 2004 15:15:43 +0900  モコ [この発言にコメントする]

私がその人を通じて感じたその人の美しさを、私の中に移植することは出来ませんから、それを知った私は私をどう生きるか、だと思っています。


Re: 嘘 23133へのコメント
No.23134  Mon, 28 Jun 2004 15:02:29 +0900  うずまき貝 [この発言にコメントする]

モコ wrote:
>はじめまして。モコといいます。多分今回限りの投稿になると思います。
>私はASではないと思いますが、ASは私にとって身近な存在です。
>私の娘は着ぐるみが大嫌いです。きっとそこに嘘が潜んでいるからだと思います。そのくせ下手な嘘をつきます。けれども、自分自身にはとても正直です。彼女がASかどうかは微妙な所だと思いますが。

モコさん、はじめまして。私も子供の頃は着ぐるみが嫌いでした。今でもさすがに泣きこそしませんが、不気味に感じるのは相変わらずです。

>ここ何日かのやりとりを見て、この私の経験が何かの役に立つかと思い、私にとって大切な体験だっただけに迷ったのですが投稿することにしました。

私もここ何日かいろんなこと考えてました。たぶん、この掲示板に来ていらっしゃる多くの方たちもそうだろうと思います。

私はここ以外に掲示板に書き込みをすることはほとんどなくて、ここでも最初に書き込んだときにはずいぶん緊張したのですが、だんだん馴れてきました。自分の感じていることを言葉にするということもだいぶできるようになってきました。で、私は書き出すと長くなる傾向があるので、この際日記サイトでも持とうかと思って、こんなもの作ってみました(http://www.myprofile.ne.jp/uzuuzumaki-gai+diary)。おヒマな方はのぞいてみてください。あ、もちろん、こちらにはこれまで通り、書き込みに来させてもらいますねm(__)m。


No.23133  Mon, 28 Jun 2004 14:26:11 +0900  モコ [この発言にコメントする]

はじめまして。モコといいます。多分今回限りの投稿になると思います。
私はASではないと思いますが、ASは私にとって身近な存在です。
私の娘は着ぐるみが大嫌いです。きっとそこに嘘が潜んでいるからだと思います。そのくせ下手な嘘をつきます。けれども、自分自身にはとても正直です。彼女がASかどうかは微妙な所だと思いますが。

私自身は、人付き合いはそう下手なほうではない、というか、人が私の何かに反感を持つ前に本能的にそれを回避するのはむしろ得意な方だったと思います。もっとも、後でどっと疲れるので、決して人付き合いがすきというのではありませんが。相手に嫌われないように、一見罪の無い嘘(退屈なのに楽しそうにするとか、よく考えもしないで相槌を打つとか、相手が喜びそうなことを言うとか)をつくことは、なにか自分自身もその相手も裏切っているようでもありました。

ある人との出会いが私に多くのことを教えてくれました。
その人は「自分は器用に生きられないだけだ。器用に生きられるんならとっくにそうしている。」とよく言いますが、私には器用に生きないという強い意志を持ってこの世に生まれてきたのではないかと思えました。その頃私もその人もまだASという存在を知らなかったのです。
その人との対話は私にとって決して楽なものではありませんでした。折角治りかけていた強迫神経症がぶり返したこともありました。いつも自分自身と向き合うことを余儀なくされる苦しさは今思い出しても胸が痛みます。
今思えば、恐らくその痛みはその人自身の痛みに近かったのだと思います。

以前ある教育者が「子どもが嘘をつけるようになるというのはそれだけ知恵がついたということで喜ばしいことなので、むやみに叱ってはいけない。」と書かれていたことに、確かにそうかもしれないけど、何か釈然としないものを感じていました。それが何かその時は分かりませんでした。
その人とのかかわりをとおして、今はこう考えます。
「確かに、嘘がつけるようになるというのは思考の柔軟さなのだと思う。その柔軟さをもってもう一度、自分の意志で嘘をつかないことを目指したいと思う。」そう考えるとき、その人は今も私にとって一つの指針でありつづけます。

嘘をつくとき、自分の中に嘘をつきざるを得ない何かがあります。そういったからといって、ASの方が過去に辛い経験をしてきた、人の嘘やからかい、そのすべてをフォロー出来るものではないと思います。そこには明らかな悪意も潜んでいると思います。
でも、嘘をつくという「知恵」を持つ私は、自分自身も欺いて生きてるのです。人に嘘をつくとき、私の内側では私自身に嘘をついているのです。それしか出来ないときもあるのです。自分の内面に直面しなければならない苦しさは、きっと誰にとっても同じだと思います。嘘に逃げ込めるから逃げ込んでしまいます。私が私自身につく嘘。それをその人は教えてくれました。だからといってその人のようになりたいというのとは少し違うように思います。うまく言えませんが・・・

ここ何日かのやりとりを見て、この私の経験が何かの役に立つかと思い、私にとって大切な体験だっただけに迷ったのですが投稿することにしました。


Re: やっと 23131へのコメント
No.23132  Mon, 28 Jun 2004 02:49:19 +0900  おーく [この発言にコメントする]

はじめまして、ジェリクルキャッツさんの書き込み、
興味深く読ませていただきました。
自分は未診断ですが、もう随分前からASだと感じてます。
忙しくてなかなか時間を割けないのと、診断に至るまでの
様々な問題などを考えると、このまま未診断で通しても良いのでは
ないか、と、考えてきました。しかし、ここ数ヶ月、なかなか厳しく、
本当に八方塞なのではないか、という状態が続き、この際、
診断を受けてみようかな、、という気持ちが生じ始めていたところです。

ジェリクルキャッツ wrote:
>今日やっと母に自分がASではないか、ということを伝えました。
>母がどうとらえるかが読めなくて不安だったのですが、
>結論から言うと、「私はあんたがそうだとは思わない」
>とのことでした。


親に、ASではないかと伝えられたとのことで、とても勇気のいること
だったと思われます。自分はまだ伝えることが出来てません。
実家に残してきている自分の本棚に、ASのガイドブックや、
ドナ・ウイリアムズの文庫などをなにげに並べてますが、おそらく
それに親が気付いている可能性は限りなく低いでしょう、、、



>あまり書き込みはしませんが、ほぼ毎日ROMっていました。
>最近は荒れていたのでちょっと読むのがつらかったです。
>自分なりに結論が出たので、しばらくここからは離れようと思います。
>
>ここではいろいろと勉強させていただき、ありがとうございました。


できれば、今後の経過を教えていただければ、とても嬉しいし、
参考になる方もたくさんいらっしゃると思います。
今後もよろしくお願い致します。


やっと
No.23131  Sun, 27 Jun 2004 16:41:46 +0900  ジェリクルキャッツ [この発言にコメントする]

以前母親にASをどう伝えるか悩んでいると
書き込みをしたジェリクルキャッツです。

今日やっと母に自分がASではないか、ということを伝えました。
母がどうとらえるかが読めなくて不安だったのですが、
結論から言うと、「私はあんたがそうだとは思わない」
とのことでした。

まず自分がASではないかと思うきっかけになった
新聞記事を読んでもらい、自分がそうではないかと思う、
と言ったら、上記の答えが返ってきました。
私が人間関係でいろいろ悩むことがある、と言ったら、
「そんなことは誰にでもあることだ」と
一笑に付されてしまいました。
自閉症・発達障害支援センターでもらったASについての
パンフレットも渡し、読んで欲しいと言ったら
「こんなの読んでもよーわからんし」
と言われてしまいました。
でも、私が気になるのなら診断を受けてみたらいい、
一緒に行くのもかまわない、と言ってくれました。

まあ、深刻に受け止められなくて、正直よかったと思っています。
私の悩みをわかってくれないのは、私が自分の困っていることとかを
こと細かく話していないので、しょうがないことだと思います。
小、中、高校と、私はいじめを受けたり、友人ができなかったり、
できても付き合い方がわからなくてなくしてしまったりと、
いろいろ悩んできたのですが、そのことは母には話していません。
自分のそういう姿を母には知られたくないという思いもあったし、
この人には何を言っても通じない、ということは
小学生のころから何となく感じていたからです。
なので、もともと今回のことも母親に話すつもりはなかったのですが、
診断には身近な人から話を聞くことが必要だと言われて、
しょうがなしに話したという感じです。

検診は来週です。結果がどう出るか、ドキドキです。
私的にはほぼASで間違いない!という感じなのですが、
正直、今となってはASでもそうでなくてもどっちでもいいや、
という気持ちです。
ASについていろいろと考えていくうちに、
自分の欠点とかも見えてきて、じゃあどうすればいいのか、
というのもおぼろげながら見えてきたからです。
だからといって、それが実行できるかどうかとことになると、
なかなか難しいのですが。

最近思うのは、普通ってなんだろう、ということです。
(「普通」という表現が気に触る方がいらっしゃったらごめんなさい)
私の数少ない友人の一人が職場の人間関係で悩んでいるのですが、
彼女の話を聞いていると、何だかこの悩みってASの悩みとそう
変わりないじゃん、と思ったのです。
要は、ASだろうと非ASだろうと、悩むときは悩むし、
うつになるときはなるんだな、と思ったのです。
だから、ASということにとらわれるのではなくて、
何か困ったことが起きたら、それはなぜか、
なぜ自分はいらいらするのか、なぜこの人は怒っているのか、
ということを冷静に考えてみると、それなりに対処法が見つかるんじゃないかな。難しいことかもしれないけれど。

こんな風に考えるようになってから、何だか気持ちが落ち着いてきました。
うまく実行できているわけではないし、周囲の言動にいらいらさせられたり、逆に周りに不快な思いをさせたりすることはいまだにありますが。

あまり書き込みはしませんが、ほぼ毎日ROMっていました。
最近は荒れていたのでちょっと読むのがつらかったです。
自分なりに結論が出たので、しばらくここからは離れようと思います。

ここではいろいろと勉強させていただき、ありがとうございました。


Re: 語感 23115へのコメント
No.23129  Sun, 27 Jun 2004 01:28:39 +0900  菜の花 [この発言にコメントする]

Lulu_2440 wrote:
>最近、「日本語破壊の危機」があちこちで叫ばれていますが、最近のヒット曲を聴いていても、横文字が縦横無尽に飛び交っています。


私も日本に帰る度に、子ども達に平仮名を見つけて読ませようとするのですが、これがなかなか見つからないのです。カタカナが本当に多くなりましたね。若者は100語で会話していると聞いた事もありますが、本当でしょうか。

それではちょっと息抜きに英語でも笑えるネタをご紹介します。
What does a dog say when it sits on sandpaper? - Ruff!
What happens when a frog's car breaks down? - He gets toad(towed) away!
Why did the rabbits go on strike? - They wanted a raise in celery(salary)
Why did the teacher wear sunglasses to class? -Because her students were too bright!
Why did the fisherman use the computer? -To search the net!


Re: おお! 23122へのコメント
No.23126  Sat, 26 Jun 2004 20:19:11 +0900  うずまき貝 [この発言にコメントする]

しぐれ wrote:
>貴方もですか!私も働き出した頃に買いました。
>頭の回転トロくてとっさに言葉が出ないタイプなので
>せめてマニュアル作っておこうと思って。

貴方もですか!(^_^)あんな本、私以外にどんな人が買うんだろうと思ってましたが、結構いたりして。実を言うと、レジに持っていくときちょっと恥ずかしかったです(*^_^*)。
でも、言われたことに沈黙するのはいいとして、運悪くあー言えばこー言うタイプの人に言ってしまうと、アドリブ能力のない私としてはどうしようもないなあと思いました(^_^;)。

>ちょっとはマシになったと思うけど
>最近は引きこもり長くてナマっちゃいました。
>働き出したらまた読まないとなあ(つぶやき)。

もう必要ないかなあなんて思って人にあげてしまったけど、思い出したらまた読みたくなってきました。私も最近仕事以外ではほとんど人と接してないからなあ。ひょっとしてこういうのも引きこもりの一種ですかねー。


お騒がせしてすみませんでした。
No.23123  Sat, 26 Jun 2004 15:53:39 +0900  Lulu_2440 [この発言にコメントする]

コメントNo.23099・23113を削除いたしました。
お騒がせして申し訳ございませんでした。


おお! 23119へのコメント
No.23122  Sat, 26 Jun 2004 13:19:28 +0900  しぐれ [この発言にコメントする]

うずまき貝 wrote:
>そういえば今思い出したけど、昔こんな本読んだことありましたっけ。
>http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794209800/qid=1088216085/ref=sr_8_xs_ap_i1_xgl14/249-7087786-8553122


貴方もですか!私も働き出した頃に買いました。
頭の回転トロくてとっさに言葉が出ないタイプなので
せめてマニュアル作っておこうと思って。

ちょっとはマシになったと思うけど
最近は引きこもり長くてナマっちゃいました。
働き出したらまた読まないとなあ(つぶやき)。


Re: 語感 23115へのコメント
No.23121  Sat, 26 Jun 2004 12:58:45 +0900  Lulu_2440 [この発言にコメントする]

Lulu_2440 wrote:
>(誤)もっと言葉遊びの機械に触れてほしいと思います。
>(正)もっと言葉遊びの機会に触れてほしいと思います。


Re: 語感 23117へのコメント
No.23120  Sat, 26 Jun 2004 12:57:10 +0900  Lulu_2440 [この発言にコメントする]

kotobu wrote:(レスありがとうございます)
>Lulu_2440 wrote:
>
>>私の場合、ダジャレは時事ねたが多く、新聞やTVのニュースは欠かせませんね。
>(中略)
>なるべく掲示板ではやらないようにお願いしますよ(笑)

かしこまりました。
新聞の投書欄や風刺漫画を見ていて感じるのですが、時事ネタというのは多かれ少なかれ個人攻撃的な要素を含むケースが多いようですからね。

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