アスペルガーの館の掲示板(旧)
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新しいアスペルガーの館の掲示板
Lulu_2440 wrote:
>
>>私の気持ちを解ろうともしてないんです。
>>それどころか母は、
>>「私の気持ちもわかってよ」
>>を連発しまくります。
>
>もっとも、数値で表せないところが魅力でもあるわけですが…
そのとうりですね。
でもゲームみたいに、
「人の気持ちメーター」
見たいなのがぷかぷか浮いてたらいいのに(笑)
>
>>母は毎日、
>>「私は過保護だ」
>>と言っていますけど私に言わしてもらえば、
>>「どこが〜?」
>>って感じです。
>
>どの程度まで世話をすれば満足できるのか、その加減が難しいのでしょうね。
ああ、
なるほど。
>例えば、エミリー★さんが30%でもサービスしてもらえれば十分だということを、お母様は50%くらいサービスしないと満足しない、というところでしょうか?
そういう風に表してみると簡単ですね、
解りやすいです。
>案外、親というものはサービス過剰になっても子供の世話を焼くことが多いようですね。子供がはっきり「サービス過剰だ」と意思表示してもなかなか加減してくれないみたいです。
頑固なんでしょうねえ、
親って。
>
>>それなのにまだまだ母は望みを押し付けます。
>>「空気を読みなさい」
>>「電話中は静かにしなさい」
>>「人が沢山いてもパニックにならないようにしなさい」
>>って。
>>「普通の人になりなさい」
>>って言ってるようなものです。
>
>これらは、ASの非当事者なら当たり前のことですが、我々には大人でも無理難題が多いですね。努力で無理難題をクリアしている当事者もいることは確かですが、(努力の内容が)想像を絶するものでしょうね。
もうイライラしてイライラして、
顔が「ムンクの叫び」みたいになってたらどうしよー・・・
と時々気にかかります(汗)
>
>#当たり前のことが当たり前でない、という状況は、実際に体験した人でないとなかなか解ってもらえないですね。
だから苦しいんですよね〜。
>
>>今は五年生の男子で8段飛べる人っていないですよ、
>>ほとんど。
>
>じゃ、私が通っていた小学校の跳び箱って、今小学校で使っているのより小ぶりなのかな?
いや、
現代の子供が運動不足なだけ、
という説も・・・
乃絵 wrote:
>エミリー★さん、こんにちは。乃絵です。
こんにちは。(いまの時間だと今晩はだけど;)
>わたしも、小説を書くのが趣味ですよ。
そうですか?
見たい〜。
楽しいですよね、
小説書くの。
>この3月に、初めて文学賞に応募しました。原稿用紙200枚というちょっとした長編です。
賞、
取れるといいですね。
どんな小説なんですか?
>エミリー★さんの小説も、いつか読んでみたいです。
全っ然面白くないですよ(汗)
>
>>そうなんです。
>>私の気持ちを解ろうともしてないんです。
>>それどころか母は、
>>「私の気持ちもわかってよ」
>>を連発しまくります。
>
>お母さんもまだお若いし、今はエミリー★さんにとってベストな道を考える
>ためにいろいろ試行錯誤しているところなのだと思いますよ。
>お母さんとエミリー★さんの性格が全然違うのなら、なおさらです。
全く違うんですよね・・・
>
>ちょっとわたし自身の話をしてよいですか。わたしはASではありませんが、不注意優勢型のADHDの傾向ありと言われました。
>小学生の頃は気が散りやすくて、興味のない活動には全く集中できず、忘れ物や遅刻ばかりしていました。
>手先が不器用で体育(特に球技)は全く苦手、不注意で車にはねられたこともあります。
>そのくせ神経質で、何かというとすぐパニックになって泣いてしまうのですね。
>
>わたしの母は、一時期高校の教師をしていたことがあって日頃わたしたち(わたしと妹)の子育てについては
>確固たる信念を持っているように見えた(何事にも口うるさくて、わたしたちは母を「鬼ママ」と呼んでいました)のですが、
>わたしが中学生だったある日、妹の担任が家庭訪問で来た時になぜかわたしの話になって、「上の娘(わたしのこと)はとにかく神経質で、
>自分と全然性格が違うので、どう接したらいいのかわからなくて困っている」ということを先生に言っていたのを陰で聞いてしまいました。
>そのときに「ああ、お母さんもわたしのことで苦労していたんだな」と思って、母のことがちょっと可哀想になりました。
どうしてそこでかわいそうと思うんですか?
解りません。
そのくらいの悩み、
誰でも持っていると思います。
>
>エミリー★さんのお母さんも、本当はエミリー★さんのことを理解したいと思っているのではないですか?
そうは思えません。
>それが今はエミリー★さんの望む形で出ていないだけで・・・
母が望み過ぎなんです。
>
>>私はどう頑張っても「よい子」にはなれません。
>>十年間でやっと身につけたスキルは、
>>「癇癪を我慢する」
>>というものだけです。
>>それなのにまだまだ母は望みを押し付けます。
>>「空気を読みなさい」
>>「電話中は静かにしなさい」
>>「人が沢山いてもパニックにならないようにしなさい」
>>って。
>>「普通の人になりなさい」
>>って言ってるようなものです。
>
>まずは自分にできることから、徐々に克服すればいいのではないかしら?
母の言ってることが全部(例え徐々にでも)出来たらASではありません。
>エミリー★さんはまだ生きて10年なのに「癇癪を我慢」できるのなら、立派ではないですか。世の中には癇癪持ちの大人がたくさんいます。
でもストレスが溜まります。
いつ爆発するか怖いんです。
それに母は私の努力を認めてくれません。
>ということです。これを無視すると、ストレスで胃が痛くなったり、めまいがしたり、うつになったりします。
もうなってるんですけどね〜(^^;)
>この辺のことはお母さんにもわかってもらえるといいですね。
努力します。
初めまして。
ようこそお越し下さいました。
初回につき、全文引用を御了承下さいませ。
フラワー wrote:(初めまして)
>初めまして。フラワーと申します。
引用順が逆になりますが:
>中学校になって一緒にお弁当を食べてくれる人たちもいて、
>中学校では楽しく過ごせるかも…と思っていたのですが、
>今日になって突然無視されるようになりました。
>明らかに「いじめ」という行動はないのですが
>他にもこちらの顔を見てニタニタする、影でこそこそ耳打ちするなどの
>行動を取る人も出てきました。
>私のことが嫌なら、もう完全に無視して放っておいてほしいです。
>
>もう、我慢できないし傷つきたくないので学校へは行きたくないです。
>でも勉強することは嫌いではないし、高校へも行きたいので
>この先不安です。
>
>愚痴っぽい書き込みですみません。
>このような経験のある方、アドバイスお願いします。
私もいじめの被害経験は豊富です。自分の経験をここで話すと長くなるので、もし興味がございましたら、http://www13.plala.or.jp/hurricanex50/index.htmlのサイドメニューから「道南いじめ撲滅キャンペーン」を選択して下さい。
我々がいじめの問題に直面しやすいのはいろいろ理由がございますが、
i)相手が冗談半分で言った台詞を字義通り解釈してしまうことで、人間関係がこじれやすい。
ii)相手の会話のペースをつかむことが困難。自分の興味のある話題でないと流れに乗ることができず、相手を苛立たせやすい。また、自分の得意分野だと会話のペースを自分のリズムにしてしまうため、相手がついていけなくなる。
iii)意思表示で、相手の心情をなかなかおもんぱかることができない。ストレートな表現が多く、我知らず周囲の人間の心を傷つけている。
iv)一般に動作のほぼ全般にわたって不器用で、他人の動作を真似することができず、この点でも相手を苛立たせやすい。
v)相手の予想外の言動にパニックを起こすことが多く、時に年齢不相応なリアクションが見られる。
などといったところが原因かと思われます。
残念ながら、これらはASであるからには自助努力では解決が困難であり、周囲の人たちに事情をなんとしてでも理解してもらう以外に方法がない、というのが悲しいけれども現状です。
引用順が逆になりましたが:
>私は中1のASです。
>もう、気力が無くなって頑張れない精神状態になってしまいました。
>小学校の時からずっと馬鹿にされ続けてて、友達もできません。
>幸い、小学校の担任の先生方は理解ある先生方だったので、
>なんとかやってきました。
ということは、中学校の先生方には理解されていない、ということなのでしょうか?
だとすれば、これは非常に大きな問題です。
ASやKSなど、いわゆる「自閉症」系の発達障害に見られる現象の多くは、一般的には幼児期に解決すると考えられていますが、実際にはその多くは未解決のまま思春期以降まで持ち越されます。
もし貴方の通われている中学校の先生方に、「自閉症なんか子供の病気だ。」という先入観があれば、それは誤った認識です。
我々としては、貴方の学校へすっ飛んでいっていじめを止めさせたいのは山々ですが、
#それより、このフォーラムでの意見交換の結果を、プリンタで印刷して、学校へ持っていって先生方に見せてもよろしいかと思います。
もし中学校で先生方に理解してもらえない、というのであれば、ちょうどよい機会です。
おっぺ wrote:
>それは言ってはいけない言葉ではないでしょうか?
おっぺさん、はじめまして!
おっぺさんのおっしゃってる事、とてもよく分かりました。エミリー★さんのお母様が読んでいらしたら確かに良い気はなさらないだろうと思います。確かに私はその場にいるわけではないし、全体像を見れるわけでもありません。本当はどうなのか、それは決して知る事は出来ません。だから安易に発言してはいけないのかもしれません。
でも私はエミリー★さんの今の気持ちを受け止めてあげたい。
感じ方は色々あるでしょう。子どもが思っている通りではないかもれません。だけど私はエミリー★さんの気持ちをそのまま受け止めたいです。
その点について読んでいる方で不愉快に感じる方もいらっしゃると思いますが、理解して頂きたいと思います。そして私はエミリー★さんが私が言った事を概念として確信して思い込んでしまうとは思っていません。
話せば長くなりますが、私は小中学校時代ずっと親を殺すのが夢でした。それくらい親の存在が私の存在を否定していました。自分がどんな風に変わっていったかここで書くととても長くなるので書きませんが、北風と太陽の話と似ています。上着を脱がせたのは北風ではなく、暖かい太陽の光りだったのです(それは親からはもらえなかったけれど)。エミリー★さんが今、親に否定的な気持ちを持っている事も大切な彼女の人生の一部で、無駄な事ではないと思います。
親は子育てで本当に滅茶苦茶にされると思います。でもそれが子育てです。子どもに自分の存在を否定されたり、乱暴されたりしながら、周りからも自分の批判を沢山浴びて、それでも自分が今信じている事を貫きながら子ども育てていかなくてはなりません。時には周りに批判され過ぎて自分が振り回されたりもしますが、常に何がいいのか考え続けて子育てしていかなくてはならないと思います。私はエミリー★さんのお母さんを知りませんけれど、多分エミリー★さんはしっかりしたお嬢さんなので、お母様もしっかりした方なのだろうと思います。そして私が今、エミリー★さんの気持ちを受け止めてあげたいという事を理解していらっしゃるのではないかと思います。(もちろん勝手な憶測なので違っていたら申し訳ないのですが)
フラワーさん wrote:
>中学校になって一緒にお弁当を食べてくれる人たちもいて、
>中学校では楽しく過ごせるかも…と思っていたのですが、
>今日になって突然無視されるようになりました。
>明らかに「いじめ」という行動はないのですが
>他にもこちらの顔を見てニタニタする、影でこそこそ耳打ちするなどの
>行動を取る人も出てきました。
>私のことが嫌なら、もう完全に無視して放っておいてほしいです。
中学校だと、なまじ一人になりたくてもなかなかならせてもらえなかったりしますよね。
やれ自由に班を作れだとか、二人組み作れだとか。適当な相手がいないと、苦痛ですよね。
わたしも中学の頃が一番辛かったですよ。見かけがいかにも真面目〜ってだけでもアウトだったんですが
そのくせ口下手で不器用だったのでしょっちゅういじめられました。クラスでも孤立してたし、
見知らぬ上級生達にまでバカにされましたよ(苦笑)。
陰でこそこそ耳打ち、わたしもやられました。いちいち監視するなってのよねえ。
>もう、我慢できないし傷つきたくないので学校へは行きたくないです。
>でも勉強することは嫌いではないし、高校へも行きたいので
>この先不安です。
>
>愚痴っぽい書き込みですみません。
>このような経験のある方、アドバイスお願いします。
わたしの場合は何か一つ突出した知識・特技を披露すると一目置かれる経験を何度もしました。
わたしは洋楽マニアなんですが、たまたま洋楽が好きな子がクラスに数人いて、そういう子たちとは仲がよかったです。
あと、イラストを描くのがわりと得意だったんですが、それも周りのウケがよかったです。
(あんまりマニアックな知識だと周りがついていけないと思いますが)
そんな感じでなんとか中学生活を乗り切りました。
フラワーさんの好きなものは何ですか?好きなことは、周りを気にしないで存分追求するのがよいですよ。(ストレス解消にもなるし)
高校は、自分と似たようなレベルの子が集まるから、今よりも精神的に楽になると思いますよ。
受験前に一度いくつか高校見学することをお勧めします。高校によって随分校風が違うので。
わたしは変人ばかりが集まる自由な校風の高校を選んだので高校生活は楽しかったです。
勉強頑張ってくださいね。
エミリー★ wrote:(レスありがとうございます)
>いろいろあって、
>返信が遅れてしまいました。
>ごめんなさい。
いえいえ、とんでもないです。
一人ひとりのコメントに丁寧なレスをつけていただき、感謝しています。
>私の気持ちを解ろうともしてないんです。
>それどころか母は、
>「私の気持ちもわかってよ」
>を連発しまくります。
人の心というのはなかなか簡単に量れないところがあります。
理系の科目が得意な私は、人の心が数値で表せたらな、と思うことがあります。
もっとも、数値で表せないところが魅力でもあるわけですが…
>母は毎日、
>「私は過保護だ」
>と言っていますけど私に言わしてもらえば、
>「どこが〜?」
>って感じです。
どの程度まで世話をすれば満足できるのか、その加減が難しいのでしょうね。
例えば、エミリー★さんが30%でもサービスしてもらえれば十分だということを、お母様は50%くらいサービスしないと満足しない、というところでしょうか?
案外、親というものはサービス過剰になっても子供の世話を焼くことが多いようですね。子供がはっきり「サービス過剰だ」と意思表示してもなかなか加減してくれないみたいです。
>それなのにまだまだ母は望みを押し付けます。
>「空気を読みなさい」
>「電話中は静かにしなさい」
>「人が沢山いてもパニックにならないようにしなさい」
>って。
>「普通の人になりなさい」
>って言ってるようなものです。
これらは、ASの非当事者なら当たり前のことですが、我々には大人でも無理難題が多いですね。努力で無理難題をクリアしている当事者もいることは確かですが、(努力の内容が)想像を絶するものでしょうね。
>努力してるのに…と落ち込んでしまうのは私だけでしょうか。
みんな同じでしょうね。努力は正当に評価して欲しいもの。結果だけ見ているから、努力不足に感じられるのでしょう。
#当たり前のことが当たり前でない、という状況は、実際に体験した人でないとなかなか解ってもらえないですね。
>今は五年生の男子で8段飛べる人っていないですよ、
>ほとんど。
じゃ、私が通っていた小学校の跳び箱って、今小学校で使っているのより小ぶりなのかな?
まあ、何れにしても他人の心を読み取るというのは、非当事者でも難しいですね。
#現に当事者の心がなかなか解ってもらえない。
何が悩みの本質なのか、上手に伝えるには熟練を要します。
翡翠 wrote:
>菜の花 wrote:
>>私の友人も今の学校教育の個別性のなさに疑問を持って子ども3人学校に行かせずホームスクーリングで育てています。
>学校には行かなくても構わないかもしれませんが、ホームスクーリングは疑問ですね。親に負担がかかりすぎる。エミリー★さんのお母様もね、かなり負担がこたえてきてると思うんですよね。親が一人でなんでもかでも背負い込むと、ろくな結果にならないからね。核家族で隣近所との付き合いのない都市型の生活スタイルでは何かと大変でしょう。そういったところから、虐待とかも発生するんだろうな。まあ、そこまで極端にはならないにしても、親が過度の責任感を感じたり、子に過剰な期待をかけたりね、親子関係、歪むと思うよ。エミリー★さんも学校に行けないのが、後ろめたいっつーか、不安っつーか、まああんまり良くは思ってねーわな。お母様も不安を感じてるだろうな。どこか外に居場所が見つけられるといいんだがな。まあ、簡単な事じゃあないだろうけど。
母はそれであんなのになっちゃってるんですかね?
一番辛いのは母親じゃないんですけどね。
>「そんな一学校の出来事で自分らのことマイナス方向に考えてんじゃないよ。理解してくれるやつなんて、そういうのは探してから言いな。」
探してますよ?
おっぺ wrote:
>
>菜の花 wrote:
>もちろん、私も含め、親でも人間は神様ではありませんから、難しいこの傷害に精一杯向かっても、完全な理解には時間もかかり、間違いもあります。誤った判断も関わりもあって反省もして共に成長してゆくものと思います。
「共に成長」と言う言葉が納得出来ません。
私の母は酷過ぎます。
先程電話のことで少々口論したのですが、
「私の育て方が嫌ならよその家の子になれば?」
と言われました。
流石に傷付きました。
子供の意見なんて母はどうでもいいのです。
私はこんなに自分勝手じゃありません。
>でも他人の、しかもあなたのように見識も説得力もある大人であり同じお母さんの立場ある人から「あなたのお母さんが勉強不足」なんて言葉を投げかけられたら、彼女には「不勉強な母親」という概念が確信となって刻まれてしまいます。
私も「勉強不足な母親」だと思っています。
だから悩んでいるんだし。
>親だって完璧じゃないけれど、良い方向に成長もして変化もしてくれる、なにより愛情あってよいところもいっぱいある親であるはずで、そういうニュートラルな親子関係に、普通と言われる子は柔軟に戻ってゆき、歩み寄りもして折り合いをつけていく力があります。
もう、
愛情なんて信じられませんね。
私の頑張りは母には否定されるし、
いつも「忙しい」と言ってかまってくれないし、
機嫌によって私に対する態度が変わるし。
>でもASの子供には一度言葉にして刻まれた不信感がこだわりとなってしまったら、それはとても深刻で、・・・それは菜の花さんもよくお分かりと思います。
もうそれはとっくの昔に手遅れです。
今更母のことをなんと言われようとどうでもいいんです。
私も思ってることだから。
>皆さんの、エミリー★さんのちからになりたい思いはわたしも同じで、我が子への思いと重なり、彼女の心が少しでも安らいでくれたら自分も嬉しいと思います。
ありがとうございます。
>でも、お母さんを信頼することは何より彼女にとって大切なことです。
手遅れだね。
>日々彼女と接し、彼女を見守っているお母様は彼女にとって一番の味方であるべきで、実際努力もされてる方と思います。
母なりにね。
最後には子供の努力を否定して、
「ママはこんなに頑張ってるのよ」
とか言い出す始末だけどね。
>親と言えど生身の人間、親子はぶつかり合いもありますが、エミリー★さんの話だけで分析して、彼女が信頼できなくなるような批判をするのよくないと思います。
いやもう信頼なんかしてないし。
>電話中に「静かにして!」と子供の機嫌を損なわせることなど、私もしょっちゅうやっていますが、子供を不機嫌にさせても“誰かの電話中に横でうるさくすると、話が聞こえなくて相手にも失礼”というマナーを教えるのも、大切なことと思うからです。繰り返し言えばその状況判断のスキルも身につくものと、お母様はあきらめておられないからこそ言われることと思います。
まあそれはいいんだけど、
「あんたより電話のほうが大事」
って言われりゃ私も溜まったもんでないよ。
>そこで、エミリー★さんが不快に感じてしまうお母様の言動の頻度や程度、そのとき大切なこととして選ぶポイントの違いや言い方の問題、説明不足やタイミングの問題・・・などなど、互いの気持ちがかみ合わずに思いがぶつかる原因もどこかにあると思いますし、実際不勉強もあるのかも知れませんが、実際の親子関係全てを見たわけでもなく、正確に判断できるわけではないので、安易にお母さんを批判すべきではないと思います。
菊の花さんはかなり的を得てますよ、
私的には。
>共感してもらって癒されるという一時的なやさしさと引き換えに、ずっと側で彼女を支援してゆく一番の理解者であるべきお母さんに対して彼女が不信感を持ち続ける可能性という点、
>これはこれからの彼女には決してプラスとはなりません。
言ってもらってスッキリしましたよ。
>AS当事者とは違った我々支援者の立場として、AS児の生活にまつわる問題も難しさも互いに知っている者の使命もあると考えたら、そこまで考慮して言葉賭けするべきではないでしょうか。
でも欠点は指摘してもらわなきゃ、
人は育ちませんよ。
>菜の花さんの書き込みは、エミリー★さんのお母さんも読まれてたら勉強になるような、いいヒントがいっぱいで、私も沢山勉強になりますが、「勉強不足」と言われてしまったエミリー★さんのお母様は、きっと傷ついたと思います。エミリー★さんのお母様の気持ちで読んでしまって、私はこの点だけはどうしても一言いいたくなりました。
母はもう見てませんよ、
掲示板。
勉強不足もアドバイスになると思うけどな、
私は。
エミリー★さん、こんにちは。乃絵です。
わたしも、小説を書くのが趣味ですよ。
この3月に、初めて文学賞に応募しました。原稿用紙200枚というちょっとした長編です。
書いているときは大変で途中で投げ出したくなりましたが、書き上げたときの達成感は気持ちがいいものですよ。
キャラクターの性格やセリフを考えるのって楽しいですよね。
エミリー★さんの小説も、いつか読んでみたいです。
>そうなんです。
>私の気持ちを解ろうともしてないんです。
>それどころか母は、
>「私の気持ちもわかってよ」
>を連発しまくります。
お母さんもまだお若いし、今はエミリー★さんにとってベストな道を考える
ためにいろいろ試行錯誤しているところなのだと思いますよ。
お母さんとエミリー★さんの性格が全然違うのなら、なおさらです。
ちょっとわたし自身の話をしてよいですか。わたしはASではありませんが、不注意優勢型のADHDの傾向ありと言われました。
小学生の頃は気が散りやすくて、興味のない活動には全く集中できず、忘れ物や遅刻ばかりしていました。
手先が不器用で体育(特に球技)は全く苦手、不注意で車にはねられたこともあります。
そのくせ神経質で、何かというとすぐパニックになって泣いてしまうのですね。
わたしの母は、一時期高校の教師をしていたことがあって日頃わたしたち(わたしと妹)の子育てについては
確固たる信念を持っているように見えた(何事にも口うるさくて、わたしたちは母を「鬼ママ」と呼んでいました)のですが、
わたしが中学生だったある日、妹の担任が家庭訪問で来た時になぜかわたしの話になって、「上の娘(わたしのこと)はとにかく神経質で、
自分と全然性格が違うので、どう接したらいいのかわからなくて困っている」ということを先生に言っていたのを陰で聞いてしまいました。
そのときに「ああ、お母さんもわたしのことで苦労していたんだな」と思って、母のことがちょっと可哀想になりました。
エミリー★さんのお母さんも、本当はエミリー★さんのことを理解したいと思っているのではないですか?
それが今はエミリー★さんの望む形で出ていないだけで・・・
あまりお母さんのことを責めないでくださいね。
>母は毎日、
>「私は過保護だ」
>と言っていますけど私に言わしてもらえば、
>「どこが〜?」
>って感じです。
ああ、わたしの母も同じことを言っていました。(苦笑)
「もうちょっと厳しく育てるんだった」というのが口癖です。
毎朝、わたしが出勤するときには必ず玄関まで出てきて
服装チェック(埃やシワの有無はもちろんのこと、服と靴とバッグの色の
バランス、季節に合った服装か、まで細かくチェックされます)
をするような母なんですけどね。
思うに、母親というのはどんなに子供に厳しくしていても、
「まだ甘い、まだ厳しさが足りない」と思うものではないでしょうか?
>私はどう頑張っても「よい子」にはなれません。
>十年間でやっと身につけたスキルは、
>「癇癪を我慢する」
>というものだけです。
>それなのにまだまだ母は望みを押し付けます。
>「空気を読みなさい」
>「電話中は静かにしなさい」
>「人が沢山いてもパニックにならないようにしなさい」
>って。
>「普通の人になりなさい」
>って言ってるようなものです。
まずは自分にできることから、徐々に克服すればいいのではないかしら?
わたしは中学で忘れ物が大幅に減って勉強に集中できるようになり、大学卒業ぐらいに偏食の大半を克服しましたが、
人前でもパニックにならずにすむようになったのはごく最近です。不注意はいまだに残っているし遅刻も直りません。(^-^;
でも自分が今まで克服してきたことを振り返ると「自分って偉い!」って思えます。(他人からすればどれも当たり前のことなんだけどね・・・)
エミリー★さんはまだ生きて10年なのに「癇癪を我慢」できるのなら、立派ではないですか。世の中には癇癪持ちの大人がたくさんいます。
これからも自分のペースでスキルを身につければいいのですよ。
大事なのは、
(1)一度に全部直そうとしない。
(2)人と自分を比較しない。
ということです。これを無視すると、ストレスで胃が痛くなったり、めまいがしたり、うつになったりします。
この辺のことはお母さんにもわかってもらえるといいですね。
初めまして。フラワーと申します。
私は中1のASです。
もう、気力が無くなって頑張れない精神状態になってしまいました。
小学校の時からずっと馬鹿にされ続けてて、友達もできません。
幸い、小学校の担任の先生方は理解ある先生方だったので、
なんとかやってきました。
中学校になって一緒にお弁当を食べてくれる人たちもいて、
中学校では楽しく過ごせるかも…と思っていたのですが、
今日になって突然無視されるようになりました。
明らかに「いじめ」という行動はないのですが
他にもこちらの顔を見てニタニタする、影でこそこそ耳打ちするなどの
行動を取る人も出てきました。
私のことが嫌なら、もう完全に無視して放っておいてほしいです。
もう、我慢できないし傷つきたくないので学校へは行きたくないです。
でも勉強することは嫌いではないし、高校へも行きたいので
この先不安です。
愚痴っぽい書き込みですみません。
このような経験のある方、アドバイスお願いします。
コカ wrote:
>久しぶりの投稿です。
久しぶりです〜(^▽^)ノ))
HPの話は着々と進んでいますよ。
>
>ASと診断されて生きるのとASと知らずに生きるのでは凄く差がありますね。
そうでしょうね〜、
やっぱり。
その点私は幸せ者です。
コカ wrote:(またまた失礼)
>ASと診断されて生きるのとASと知らずに生きるのでは凄く差がありますね。
>少しでも理解されるとこういう扱い方をされるのだなと時代差を感じます。
>
>全くASの存在を知らずに育った人でもちゃんと外でやっている人もいるけどね。
まあ、そういうふうに感じるというのはあるかもしれませんね。
TVドラマでも、「自閉症」の扱われ方はずいぶんと様変わりしました。
今でもASだとかKSだとかでいじめの被害に遭う人は多数いるでしょうが、環境が整ってきていることは確かで、我々のように大人になってからASに気づいてしまった人(私の場合は「自閉症」の確定診断は35年前からありましたが、既に当時のドクターは「高機能自閉症」やASの可能性は指摘していました)でも、こうして大人のASについても対策を考える場があります。
#ここは大切なフォーラムです。もっと利用者の裾野が広まってくれることを期待しています。
菜の花 wrote:
>エミリー★ wrote:
>>私と全く同じですね。
>>私の場合、
>>「物を投げる」
>>と言う行為が
>>「自傷行為」
>>になっているのですが。
>
>しばらくお邪魔していず、途中からの復帰だったので、エミリー★さんが5年生だとは全然知りませんでした。うちの息子(何と同い年)と比べたらすごい大人。びっくりです。
そんなことありませんよ。
すぐ癇癪とか起こすし、
母にはいつも、
「あんたはすぐびじびじ言うから精神は三歳以下!」
と怒られます。
>
>前(8歳位の時)は私の考えを押し付けようとしすぎると、息子は自分は悪い子だからと頭を壁にぶちつけたり、最後には包丁を持ってきて、自分は悪い子だから死ぬ、と言ったのです。涙が止まりませんでした。私はどうしてこんなになるまでこの子を追い詰めたのか、と。
母はそういう状況になるとすぐ人を呼びますね。
>
>その頃、ASの事は知りませんでしたが、インターネットで子育ての色々なHPを見て、子どもの心を抱きしめるというのを知りました。それは、子どもに何をしなさい、とかこういう人間になって欲しい、と言うのではなく、先ず、子どもが嬉しい、とか悲しい、とか何でもいいから気持ちを表現した時に、無条件に一緒に喜んだり悲しんだりするのです。まず子どもとの信頼関係をしっかり持って、それからしつけなんかは、もうしなくても良いくらいに割り切るようにしました。
私の母は、
「泣きたい時は泣いていいのよ」
とか言うくせに私が泣いたらすっごい怒ります。
>
>例えば、息子が「僕の大切なおもちゃが壊れた、大切だったのに」と言った時、以前だったら「形あるものは皆壊れるのよ、そんな物に執着しても仕方ないでしょ」と言っていたのを、「え〜大切だったのにね、本当にがっかりだね」と一緒にがっかりしてあげるように、出来ない時もあるけれど、努力してするようにしました。
絶対前者ですね、
母は。
てゆうか怒られます。
>
>人が沢山いるとパニックになるのは仕方ないです。出来るだけ一緒にいて通訳してあげるといいのですが、出来ないとパニックになります。彼も恥ずかしがりで私以外の人に聞けず、勝手に状況判断を誤る傾向があります。
普通(ASの)そうですよね?
>
>人が家に来る時には前もって誰が何時に来て、どの位家にいるか話して、その間息子が隠れていたいと言ったら食事も部屋に運んであげ、外の人に挨拶もしなくていいようにしてあげます。親戚の集まりに行く時も何日も前から知らせてあげます。それでも本当は行きたくないようです。どうしても嫌だったら家に置いていき、風邪を引いたとか適当にごまかします。
そんなこと母はしてくれません。
>
>電話に関しては何だか猫みたいですが、私が電話中だと必ず寄ってきて何かを訴えます。だから大切な電話でも息子が私を必要としてたら電話を切ります。
母は絶対、
「なんで静かに出来ないの!!」
と激怒します。
>
>>では母子家庭の場合はどうすればよいのでしょう?
>
>私もずっとほとんど母子家庭状態でした。うちの場合は母子家庭じゃないのに母子家庭になっていたのが非常に不健康でした。なんたってお父さんはいるのにお父さんの役割は何もしていなのですから。仕事をしていない時期も長かったし、家事も子育てもしていない、それなのにうちの子ども以上にお金を使うのです。そして私は主人が遊ぶお金、趣味に使うお金と子育てのお金の全部を1人で稼がなくてはなりませんでした。
>
>その頃は確かに気持ちにゆとりはあまりなかったと思います。もっとも仕事を辞めたのは5月末で、ついこの間の話です。心理士が家族で、と言ったのは家が夫婦そろった家庭なのに母子家庭になってしまっていたからです。でも、母子家庭だろうと、普通の家庭だろうと、家族で楽しい思い出を沢山作る事は出来ますよね。息子は私と合わない時はあんなに怒るけど、楽しい事を一緒にするのは大好きです。日曜日に喫茶店(スターバックスがお気に入り)にお茶を飲みに行くのも楽しいし、遊園地も大好きです。特に一回転するジェットコースターとか大好きで、私は怖くて乗れないけど、1人でも何度でも乗りに行きます。
私もジェットコースター大好きです。
なかなか忙しくて行けないけど・・・
>それにしてもエミリー★さんが息子と同い年だと思うと、改めて親しみを覚えますが、エミリー★さんが大人なのでびっくりします。うちの息子なんて将来の夢は「世界征服」だそうですから。そして結婚して子どもが生まれたらその子の学費とか養育費で自分のお金がなくなるから絶対結婚しないそうです。
私も、
「子供は産まない」
と変な決心をしたりしました。
いまでは、
「本当に好きな人とは・・・」
って思ってます(^^)
ずーっと以前に一度だけ書き込みをした者です。
私は来年、還暦を迎える年齢で、ここへ集まってこられる方とは
かなり年齢差があるようなので、殆ど書き込みには参加してません。
今日は、我が家の二人の息子の話を紹介してみようと思い、長文
ですが、エッセイのような文をコピーで貼り付けます。
36歳の長男はアスペですが、まぁ何とか普通に仕事をしています。
31歳の次男は10年以上の引きこもりです。
そんな二人の息子を持つ母親の立場から書いてみました。
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(我が家の息子事情)
息子は現在、31歳。10年以上、自宅に引きこもっている。いわゆる「引きこもり」の類で、巷では「ヒッキー」と称するらしい。遡って言えば、保育園時代からの登園拒否児だったともいえる。生活事情のため、共働きをしなければならず、3歳から保育園に預けていたが、登園を泣いて嫌がる、というのではなく、保育園で楽しい思いはたったの一度もないらしい。笑顔を見せたことは
なかった。
ただ、ひどいアレルギー体質でアトピーと喘息の繰り返しで、彼の心的拒否はすべてアトピーや喘息症状に現れていたのかもしれない。2歳から5歳までアトピー、5歳から12歳まで喘息、13歳から現在に至るまでアトピー。少年期の喘息入院は2回。成人後のアトピー入院は4回。
小、中、高、を通じて登校拒否児だったが、それは「卵が先かニワトリが先か」の理屈で「アレルギーが先か不登校が先か」当時の私には分からなかった。喘息発作やアトピーによって夜が眠れず、朝が起きられない、のパターンで、私は出勤のため、いつまでも起こすことにエネルギーを費やしているわけにいかず、そのまま放っておく、という繰り返しだった。
ただ、テスト大好き人間だったので、テストの日だけは活き活きして(本人曰く、早く帰れるからだったから、よほど学校が嫌いだったのだろう)学力だけはいつもトップクラスだった。
彼にとって、テストはクイズやゲームの延長線上のものだったので大学も何となく、阪大を受けたら合格したが、1週間ほど通っただけで、そのまま4年休学し、復学する気もなさそうなので退学させた。
小、中では年間40日ほど欠席したが、高校では30日以上欠席すると留年になるため、(1,2年はいつも会議にかけられていたようだ)3年の時は、1学期ですでに20日以上欠席していたので、2学期からは担任の要請もあり、私が学校まで車で送り、何とか出席日数をクリアしたという状況だった。
(高校生の息子を校門まで送り、教室へ入っていくまで見届けなければならないなんて、まるで幼稚園児を送っている図式と同じであった)
自立というのは経済的自立と精神的自立と生活的自立(日常生活)の三本立で初めて自立だと言えるが、現実には人口の半数位自立できていないのが実状ではないだろうか。古い型の夫婦であれば、夫は日常生活を妻に頼り、妻は経済生活を夫に頼り、というように。
三本柱の自立が理想であっても、ひとつの欠落部分を補ってくれる人が居れば、その相手に寄りかかって生きても、それはひとつの人生の選択技ではないだろうか。
我が家の息子の兄と弟。これは兄はどこまでも弟の頭脳と感性と才能を尊敬し、過大評価し、兄にとっては自慢の弟であり、自分は足元にも及ばないと信じている。その弟は自分は病人(アレルギー性疾患)で、労働なんて作業は自分には無縁であり、働くことは兄の領域分野だと思っている。
画家のゴッホがそうであった。ゴッホは没後に評価された画家で、生きている間は芸術家によくあるパターンの一種の生活破綻者である。勿論収入はなく、弟が兄の面倒を一生見た。経済的は言うに及ばず、日常生活の面倒さえも。弟は兄の才能を誰よりも理解し信じ、そして愛し、言わばスポンサーに徹した。
わが弟息子の才能は花開くことなく、ただの虚弱体質の凡人として没しても、兄と弟の愛情パターンは生涯変わらないだろうし、互いの欠落部分を補って生きて行けるだろうと信じている。
例えば、兄の方は職場などで失敗したり、イジメに合ったり、「お前はダメだ」などと責められたりすると、たちまちパニック状態になり、精神的に潰れてしまう。しかし弟は、周りの評価や状況に、染められたり潰されたりしない。それ以上の高みに自分の自我とプライドを誇示しているから、ある意味の精神面ではとても強固だ。
「引きこもり」というと、うつ病とかノイローゼとか、客観的にはそういう精神病的症状をイメージするが、我が家の兄弟で言えば、ひとり暮らしで就業している兄の方がアスペルガー症候群という症例に該当し、よほど危うい精神性を有している。
世の中はプラスとマイナス、表裏一体と、相対的な表現がよく使われる。その論理で言えば、世の中には無償の愛を注ぎ続ける者と、無償の愛を受け続ける者がいる。我が家の兄弟は、そういう組み合わせに思える。
兄は愛情を注ぐ対象を常に必要とし、幼児期からその対象を弟に向けた。
弟は、まわりのすべての愛情を受けて育った。
弟にとって、愛情は受けるものであって、自分から注ぐ必要性のないものだった。その中で弟は自分だけの世界を作り、肉体的虚弱体質に決して負けない頑強な自我を確立させた。
弟は、小学校時代から殆んど不登校児だったと言える。そして「引きこもり」も、幼児期からと言えば、これもまたしかりである。取り敢えずは、高校までは「学校」という、行くべき場所があったから、私も必死で登校させ、本人もしぶしぶ行っていた。
大学に入って、こちらがやっきになって登校させる必要がなくなったから、本人も通学しなくなったたげの話である。本人は何も、国立大学目指して受験に励んだわけでは全くないのだ。小学2年から、大人用の文庫本など読んでいたことから天才少年と称された、その才覚だけで、彼はクイズを解く面白さでテストをこなしただけだった。
天才とか、突出した頭脳や感性の持ち主は、その少年期においては非常に孤独な存在である、という言葉に出合ったのは、つい最近だ。「そうか、そうだったのか・・・」と思わず納得してしまった。
私の子育て時代は、英才教育に対する批判が沸騰していた頃だった。教育ママ、塾通い、受験戦争などの言葉に避難の意が込められていた。しかし、今にして思えば、天才的児童にはそれに見合った教育方法があってしかるべきだと思う。最も延びる時期に、何の手も施さず、お仕着せの義務教育の教室で彼はどれほど退屈し、孤独な時間を過ごしてきたのだろう、と思う。
こうして息子は大学を中退し、そのまま自宅に引きこもり、現在に至っている。10年以上、引きこもっていることになるのだが、客観的には、若い生命活動期の青年が自宅に引きこもっていることは異常事態であろう。しかし、本人は自分のHPでは、実に活き活きと躍動している。
あくまでもアレルギー性疾患で、あまり外出できない病人と捉えれば、親として特別悩む必要はない。ネットの世界は単なるバーチャルだという意見もあるが、HPには共通の価値観共通の趣味仲間が集まり、情報交換や井戸端会議を交わすのは、それなりの意義があり、楽しみがある。
息子のHPは、そのマニアから絶賛され、注目を浴び、ファンを獲得し、本人もそこに自分のエネルギーを費やして、人を楽しませている。たまにはゲーム雑誌からの原稿依頼を受け、僅かな原稿料をもらったりもする。それもまた人生であろうと私は認める。
昔の貴族や大店の若旦那というのは、遊ぶのが仕事であった。或いは、親の金をむしり取るような道楽息子や、自分は働かず、妻の稼ぎを当てにする極道亭主や、世の中には働かない人間は5万といる。まぁ、そんな手合いと比べるべくもないが、収入を得ることだけが人生ではない。
そんなこんなで、我が家の引きこもり息子事情を書いてみたが、親としてそれほど深刻に考えていない、というのが実状であり、結論ということだろうか
菜の花 wrote:
>私の友人も今の学校教育の個別性のなさに疑問を持って子ども3人学校に行かせずホームスクーリングで育てています。
学校には行かなくても構わないかもしれませんが、ホームスクーリングは疑問ですね。親に負担がかかりすぎる。エミリー★さんのお母様もね、かなり負担がこたえてきてると思うんですよね。親が一人でなんでもかでも背負い込むと、ろくな結果にならないからね。核家族で隣近所との付き合いのない都市型の生活スタイルでは何かと大変でしょう。そういったところから、虐待とかも発生するんだろうな。まあ、そこまで極端にはならないにしても、親が過度の責任感を感じたり、子に過剰な期待をかけたりね、親子関係、歪むと思うよ。エミリー★さんも学校に行けないのが、後ろめたいっつーか、不安っつーか、まああんまり良くは思ってねーわな。お母様も不安を感じてるだろうな。どこか外に居場所が見つけられるといいんだがな。まあ、簡単な事じゃあないだろうけど。
「そんな一学校の出来事で自分らのことマイナス方向に考えてんじゃないよ。理解してくれるやつなんて、そういうのは探してから言いな。」宝田妃世「マジカル☆ヒーロー」より
菜の花さん、はじめまして。おっぺといいます。
うちにも小5のASっ子がいて、皆さんんのお話で勉強させてもらっています。
菜の花さんのお話、共感することも、感心することも多く、親しみを感じております。
すごく勉強されてて、しかも立派に実践されてて、こりゃ見習うべし!と背筋も伸びる思いです。
今回ただひとつだけ、気になるところがあって、横から口出ししてしまいます。不快なところもあるかもしれませんがご容赦ください。
菜の花 wrote:
>エミリー★ wrote:
>>「空気を読みなさい」
>「電話中は静かにしなさい」
>「人が沢山いてもパニックにならないようにしなさい」
>って。
>「普通の人になりなさい」
>って言ってるようなものです。
>
>それはお母様が勉強不足だと思います。
それは言ってはいけない言葉ではないでしょうか?
エミリー★さんのお母様も少し前ここに書き込みをされてて、十分苦しんでこられ、頑張っておられます。
もちろん、私も含め、親でも人間は神様ではありませんから、難しいこの傷害に精一杯向かっても、完全な理解には時間もかかり、間違いもあります。誤った判断も関わりもあって反省もして共に成長してゆくものと思います。
子供であるエミリー★さんが自分の母親に不満を感じることは間違いでもなく、親を否定する思いも、それはそのときのなりゆきで正直なまっすぐな彼女の思いですから、受け止めてあげたいことであります。
でも他人の、しかもあなたのように見識も説得力もある大人であり同じお母さんの立場ある人から「あなたのお母さんが勉強不足」なんて言葉を投げかけられたら、彼女には「不勉強な母親」という概念が確信となって刻まれてしまいます。
親だって完璧じゃないけれど、良い方向に成長もして変化もしてくれる、なにより愛情あってよいところもいっぱいある親であるはずで、そういうニュートラルな親子関係に、普通と言われる子は柔軟に戻ってゆき、歩み寄りもして折り合いをつけていく力があります。
でもASの子供には一度言葉にして刻まれた不信感がこだわりとなってしまったら、それはとても深刻で、・・・それは菜の花さんもよくお分かりと思います。
皆さんの、エミリー★さんのちからになりたい思いはわたしも同じで、我が子への思いと重なり、彼女の心が少しでも安らいでくれたら自分も嬉しいと思います。
でも、お母さんを信頼することは何より彼女にとって大切なことです。
日々彼女と接し、彼女を見守っているお母様は彼女にとって一番の味方であるべきで、実際努力もされてる方と思います。
親と言えど生身の人間、親子はぶつかり合いもありますが、エミリー★さんの話だけで分析して、彼女が信頼できなくなるような批判をするのよくないと思います。
電話中に「静かにして!」と子供の機嫌を損なわせることなど、私もしょっちゅうやっていますが、子供を不機嫌にさせても“誰かの電話中に横でうるさくすると、話が聞こえなくて相手にも失礼”というマナーを教えるのも、大切なことと思うからです。繰り返し言えばその状況判断のスキルも身につくものと、お母様はあきらめておられないからこそ言われることと思います。
そこで、エミリー★さんが不快に感じてしまうお母様の言動の頻度や程度、そのとき大切なこととして選ぶポイントの違いや言い方の問題、説明不足やタイミングの問題・・・などなど、互いの気持ちがかみ合わずに思いがぶつかる原因もどこかにあると思いますし、実際不勉強もあるのかも知れませんが、実際の親子関係全てを見たわけでもなく、正確に判断できるわけではないので、安易にお母さんを批判すべきではないと思います。
菜の花さんがエミリー★さんの思いに沿ってあげたい気持ちは私も理解してるつもりですし、LuLuさんのように、同じ当事者同士の同じ子供の立場から「子の心親知らず」と共感することは、エミリー★さんの思いを和ませ、心をリセットする効果もあって、彼女にも生かされると思います。
でもお母さんの立場である菜の花さんからエミリー★さんのお母さんを批判されることは・・・どうでしょう。
共感してもらって癒されるという一時的なやさしさと引き換えに、ずっと側で彼女を支援してゆく一番の理解者であるべきお母さんに対して彼女が不信感を持ち続ける可能性という点、
これはこれからの彼女には決してプラスとはなりません。
エミリー★さんがお母様と理解関係を深めてゆくための助言や、同じ母親として理解できることをエミリー★さんに理解できる言葉で代弁してあげるなどなら、同じお母さんとして、またともに勉強する仲間としては互いに力になってゆけるいい関わりと思いますが。
AS当事者とは違った我々支援者の立場として、AS児の生活にまつわる問題も難しさも互いに知っている者の使命もあると考えたら、そこまで考慮して言葉賭けするべきではないでしょうか。
菜の花さんの書き込みは、エミリー★さんのお母さんも読まれてたら勉強になるような、いいヒントがいっぱいで、私も沢山勉強になりますが、「勉強不足」と言われてしまったエミリー★さんのお母様は、きっと傷ついたと思います。エミリー★さんのお母様の気持ちで読んでしまって、私はこの点だけはどうしても一言いいたくなりました。
理解いただけるかどうか、分かりやすく書くのが下手なもので心配です。
不愉快な書き込み、すみませんでした。
菜の花さんの書き込み楽しみです。
これからもいろいろ興味深い体験を読ませてくださいね。
エミリー★ wrote:
>私と全く同じですね。
>私の場合、
>「物を投げる」
>と言う行為が
>「自傷行為」
>になっているのですが。
しばらくお邪魔していず、途中からの復帰だったので、エミリー★さんが5年生だとは全然知りませんでした。うちの息子(何と同い年)と比べたらすごい大人。びっくりです。
前(8歳位の時)は私の考えを押し付けようとしすぎると、息子は自分は悪い子だからと頭を壁にぶちつけたり、最後には包丁を持ってきて、自分は悪い子だから死ぬ、と言ったのです。涙が止まりませんでした。私はどうしてこんなになるまでこの子を追い詰めたのか、と。
その頃、ASの事は知りませんでしたが、インターネットで子育ての色々なHPを見て、子どもの心を抱きしめるというのを知りました。それは、子どもに何をしなさい、とかこういう人間になって欲しい、と言うのではなく、先ず、子どもが嬉しい、とか悲しい、とか何でもいいから気持ちを表現した時に、無条件に一緒に喜んだり悲しんだりするのです。まず子どもとの信頼関係をしっかり持って、それからしつけなんかは、もうしなくても良いくらいに割り切るようにしました。
例えば、息子が「僕の大切なおもちゃが壊れた、大切だったのに」と言った時、以前だったら「形あるものは皆壊れるのよ、そんな物に執着しても仕方ないでしょ」と言っていたのを、「え〜大切だったのにね、本当にがっかりだね」と一緒にがっかりしてあげるように、出来ない時もあるけれど、努力してするようにしました。
>「空気を読みなさい」
「電話中は静かにしなさい」
「人が沢山いてもパニックにならないようにしなさい」
って。
「普通の人になりなさい」
って言ってるようなものです。
それはお母様が勉強不足だと思います。
私はASの疑いが分かってASの事を知れば知るほど、息子のなぞが解けてかえってホッとしました。
私は息子が空気が読めなくても読めるようになれとは思わないけれど、こういう場合はこういうサイン、シグナルだからこうした方がいいよ、というアドバイスを常にあげています。それも数年前にこの掲示板で教わったのですが、ASの人は空気は読めないけど、マニュアルがあるとその通りに出来るようなのです。
人が沢山いるとパニックになるのは仕方ないです。出来るだけ一緒にいて通訳してあげるといいのですが、出来ないとパニックになります。彼も恥ずかしがりで私以外の人に聞けず、勝手に状況判断を誤る傾向があります。
人が家に来る時には前もって誰が何時に来て、どの位家にいるか話して、その間息子が隠れていたいと言ったら食事も部屋に運んであげ、外の人に挨拶もしなくていいようにしてあげます。親戚の集まりに行く時も何日も前から知らせてあげます。それでも本当は行きたくないようです。どうしても嫌だったら家に置いていき、風邪を引いたとか適当にごまかします。
電話に関しては何だか猫みたいですが、私が電話中だと必ず寄ってきて何かを訴えます。だから大切な電話でも息子が私を必要としてたら電話を切ります。
>では母子家庭の場合はどうすればよいのでしょう?
私もずっとほとんど母子家庭状態でした。うちの場合は母子家庭じゃないのに母子家庭になっていたのが非常に不健康でした。なんたってお父さんはいるのにお父さんの役割は何もしていなのですから。仕事をしていない時期も長かったし、家事も子育てもしていない、それなのにうちの子ども以上にお金を使うのです。そして私は主人が遊ぶお金、趣味に使うお金と子育てのお金の全部を1人で稼がなくてはなりませんでした。
その頃は確かに気持ちにゆとりはあまりなかったと思います。もっとも仕事を辞めたのは5月末で、ついこの間の話です。心理士が家族で、と言ったのは家が夫婦そろった家庭なのに母子家庭になってしまっていたからです。でも、母子家庭だろうと、普通の家庭だろうと、家族で楽しい思い出を沢山作る事は出来ますよね。息子は私と合わない時はあんなに怒るけど、楽しい事を一緒にするのは大好きです。日曜日に喫茶店(スターバックスがお気に入り)にお茶を飲みに行くのも楽しいし、遊園地も大好きです。特に一回転するジェットコースターとか大好きで、私は怖くて乗れないけど、1人でも何度でも乗りに行きます。
担任と合わないと言っていましたが、学校という型にあまり振り回されなくてもいいと思います。この間、母が知り合いの友人でご主人がお医者さんでアフリカのどこかの国に仕事に行ってた奥さんに会ったそうですが、小学生(高学年)の子ども2人連れて3年間行ったそうです。もちろん通信教育で日本に戻っても困らないように学校に行かせないで勉強したそうです。
私の友人も今の学校教育の個別性のなさに疑問を持って子ども3人学校に行かせずホームスクーリングで育てています。ただその場合、お母さんの協力が前よりもっと必要かもしれません。子どもの勉強を教えるのは本当は学校ではなくてお家だと思います。それでも学校が少しでも教えてくれたら親はフォローするだけだから楽だけれど、ホームスクーリングだと全部親が見なくてはならないので、大変です。
担任の先生がASについて分かっていなかったらお母さんはちゃんと説明に行ってあげて欲しいです。私は仕事をしていたけど、それでも先生を責める為に結構手紙を書いたり、電話をかけたり、保護者会で訴えたりしました。私も子どもを教える仕事をしていたので分かるのですが、うるさい親に会うと、その親の子には特に注意して手をかけようと思うものです。逆に何も言わない親の子は放っておいたりして、教師として悪いと思うけれど、時間は限られているし、うるさい親に「先生ちゃんと言ったじゃないですか、どうして見ててくれなかったんですか」と言われるのは人間だから嫌で、そういう子を先に見てしまうものです。
それにしてもエミリー★さんが息子と同い年だと思うと、改めて親しみを覚えますが、エミリー★さんが大人なのでびっくりします。うちの息子なんて将来の夢は「世界征服」だそうですから。そして結婚して子どもが生まれたらその子の学費とか養育費で自分のお金がなくなるから絶対結婚しないそうです。
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