アスペルガーの館の掲示板(旧)
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新しいアスペルガーの館の掲示板
アスペの館の「レス友」のみなさん、あけましておめでとうございます。
とうとう21世紀がやってきました。
20世紀は夢が実現せずに鬱々としていた人も、悲しくって泣いてばかりいた人も、人にあたって怒ってばかりいた人も、「もう死にたい・・・」と悩んでばかりいた人も、とにかくまず鏡の前にたってにっこりほほえんでみましょう。
そしてこの新しい時代を歩き始めましょう!
「♪思い出という形のない物 胸の奥に秘めながら ずっとあなたを愛していく・・・・・」
時間が空きましたが、NANAHAさん、さくらかのえさん、ぺりこさん、たあさん、レス有り難うございました。
これから少しずつ考えていこうと思います。
話は変わってしまいますが、例の少年事件でアスペルガーがクローズアップされた直後、朝○新聞の北海道版についてくる
タウン情報誌で、このような「お便り」が載せられました。内容は、ある中年主婦がバスターミナルでバスを待っていたところ、
厚底靴・ミニスカート・煙草・携帯電話をもった若い女性が同じ列に並んでいたというものです。彼女はしゃがんで煙草を吸い、
灰を足下に落としながら携帯電話でお喋りをします。素敵なバックをもっていたけれど、中はごちゃごちゃ、バスが来ても非常識な
言動を続けたというものです。いわゆる、今風の困ったお嬢さんといった雰囲気でしょう。
驚いたのは次の一文です。
「今、傍若無人で勝手気ままな行動をとる公共心に欠けた若者が増えているという。これは羞恥などをつかさどる前頭葉部分に変化がおきていて、
脳の病気と考えてもいい一面があるそうだ」
続いて、今後公私の区別が無い人間が多くなるなら、社会はいったいどうなるのか、医療なども含め手だてを考えて・・・と、続きます。
たぶん、投稿者の脳裏には多数の少年事件の報道と、片付けられない女性の報道と、最近の若い人の行動が一緒になってしまったのでしょう。
これは、単なる投稿者の思いこみでしょうか。正しい躾を受けた年輩者の正しい常識?
それとも一般人の常識?
これを載せた情報誌側は一切のコメントも補足記事も載せていません。ただ、すぐ近くに紙面への意見・感想を求める記事が載り、そこには
「毎月インパクトのある一通を特別枠に」取り上げるとあります。では、その特別枠に載せられた、この意見は特にインパクトのある記事であった
ということなのでしょうか。
まるで、テレビで報道されている「片付けられない女性」や「煙草を吸ってミニスカートをはいた女性」までが「社会はいったいどうなるのか」
心配になってしまう人間の一であって、とても衝撃的な事件であるようです。
一読して、しばらく開いた口が塞がりませんでした。皆さんはどう思われますか?
情報誌側も、一部の病名や特定の事件を示唆しなければ、一方的な文章を公共の場に載せても良いのでしょうか。
あんまりびっくりしたので、しばらくネットも休んでしまいました。
皆さんのご意見を聞きたいです。
☆みどりのみどりさん
なんだか、みどりのみどりさん、と聞くと「みどりのゆび」という話を思い出してしまいます。
「みどりのゆび」を持つ男の子みたいな方・・・を想像します。
児童文学には、昔からちょっと変わった神秘的な人がよく登場しますよね。
A−TYPEの人々は、昔から世間の中で苦労しながら、文学で自分の世界を見せて
くれていたのだなと思います。先祖に感謝!です。
>こんな児童文学だけを、学齢期をずっと通り越しても繰り返し図書館から借りてくる私は、(図書館で真っ先に直行するのは児童外国文学コーナー)幼稚で駄目なのに違いない!とアスペルガーであることを知るまで血の気の失せた心で思い悩み、無理矢理幅を広げようともしたのですが、途中、著者の意見に占有されパニックになったり、自分よりはるかにパワフルな人が書いているもの、或いはその手の登場人物だけで、もうすっかり自分がなくなり、「自分はダメだ、自分はダメだ」のレコードが絶えなくなりました。
おんなじです。。高校に入ってからも、図書館に行くと児童文学コーナーへ直行する自分が
恥ずかしくて、誰にも話せませんでした。でも、すばらしい児童文学にたくさん出会えた
おかげで、きれいなものが前よりいっそう見える、という気がします。
>ですからフィクションでも情報量が多いとお手上げです。
アガサ・クリスティとか。。。すごいですね。何人ヒトが出てくるんだ?みたいな。。
フリードリッヒ wrote:
> ごく最近、私の長男(29歳)がアスペルガー症候群であるという確信にいたりました。現在長男は就労もできず、在宅状態で、その独特の行動で家族を悩ましています。
「就労できるような自信をつくりたい!」ということであれば、日本障害者雇用促進協会が運営していて千葉県の幕張にある、「障害者職業総合センター」における
3ヶ月の職業準備訓練に参加させるのが一番良いと思います。私自身も去年(2000年)の9月の終わりから12月の半ばまで、その訓練に参加しました。
訓練前私はとにかく「社会で仕事をして身を立てていくなんて自分には無理だ、このままいけばホームレスか精神病院で惨めに死ぬだけか・・・」と一人で悩んでいました。
しかし、職員さんたちの暖かい励まし、一緒に訓練に臨んだ訓練生の方との心の交流、日々の規則正しい生活の積み重ねをとおして、次第に心に希望の光が射し、「このような自分でもきっと社会で役立つことが何かあるはずだ。」「身を立てていけそうだ!」というような肯定的な気持ちを持てるようになりました。
職業準備訓練には、園芸・パン&クッキー製造・軽作業・事務印刷の4つのコースがあり、午前中にはそれぞれで一定の時間に製品をどれだけ作れるかということの向上を目指す「タイムトライヤル」、午後は会社で生活していくための能力の開発をもくろんだ実務的な訓練が行われます。訓練の状況は厳しくチェックされて、最寄りの職業安定所に報告され、それに基づいて適切と思われる職場が紹介されます。なお遠方からみえる訓練生のために宿泊施設があります。
とにかくまずは、お住まいになっている都道府県の「障害者職業センター」へ息子さんと一緒に行き相談してみて下さい。
みどりのみどり wrote:
>わたしも「モモ」と、「動物のお医者さん」が大好きです。(
私も,,それが好き!!
>ムーミンシリーズは、小学校5,6年生ごろにひたすらそれだけを読んでいまし
私も昔。。ときとてもよんでしました。た。
>ですからフィクションでも情報量が多いとお手上げです。
おんなじだ。。
ps
HM さん,,脳の事有難うございました。また色々教えていただけたら,,幸いです
うちの娘(養護学校小学部2年)は知的障害を伴う自閉症です。
今回の豊川の一件でやはり衝撃を覚えた一人の親ですが,
アスベルガーの場合,大きくなってから診断されることが多いようですね。
うちの娘は3才で診断がおりましたが,親の方は2才くらいから
おそらく自閉症だろう・・・と,思うだけの材料はそろってました。
この子の下に3才の娘もいまして,この子の3歳児健診などでは
上の子たちの時よりも,かなりチェックが厳しくなっています。
今は1才半健診で自閉症かも・・・と言うチェックが入る子もいます。
ただこれは,知的障害を伴う自閉症の場合で,高機能だと漏れは多いと予想しています。親の方もなるべく,いろいろ突っ込まれないようにしてるし。
多分,今起きている事件のコトで一層これから幼少時でのチェックは厳しくなるように思われますが,アスベルガーの場合やはり小さいときにわかっていたら,わかるようになるまでの苦悩や,つらい出来事は少なくなる可能性はありますか?
聞かせて欲しいです。
http://member.nifty.ne.jp/shyu/
フリードリッヒ wrote:
> ごく最近、私の長男(29歳)がアスペルガー症候群であるという確信にいたり> ました。現在長男は就労もできず、在宅状態で、その独特の行動で家族を悩まし> ています。私たち夫婦は、考えられる限りの手段を講じて長男の生活自立と社会> 適応を目ざしてきました。現在も、アパートを用意し自立生活をさせようと準備> を進めているところでした。その矢先、新聞で目にしたアスペルガーという言葉> に思いあたることがあり、ネットで調べてみた結果、なんとそこには無数の長男> がいるではありませんか。
こんばんは、フリードリッヒさん、私もその1人です。(^^;)
>今までの私たちの長男への対応は根本から間違っていたのではないか、これか
>らどう対応することが長男の将来にとっていいことなのか。それにしても29年間>という年月は取り返すには長すぎます。そういうやり方は間違っている、もっと経>験から学べという親のアドバイスもおそらく本人にとっては「迫害」以外のなにも>のでもなかっただろうし、事実長男は、世界(日本)を恨み自己を被害者になぞら>えることでかろうじて自己を保つ思念で武装していると言っても過言ではありませ>ん。
今までの対応=それは仕方ないと思います、学術的にも最近年光が射したのではないでしょうか?しかしそういう方だと分かっただけでもラッキーではないでしょうか?今も分からず親子で断絶をしたままの方も多いと思います。私も今まで注意力散漫、後かたづけの悪さを叱責されるだけの人生で親にほめられた記憶が殆どありません。自分が不要品・不良品だと思い、本当に辛かったです。なにせ、経験から反復して学ぶと言うことが脳から全く欠如している私です。
>私自身は、障害をはっきり自分で認知し、それをマイナスととらえるのでな
>くプラスに転じていくことが本人にとって> 最も良いことだと考えます。しかし
>そこに至る道をどうやって見つけ出したらいいのか、私には分かりません。ど
>なたかアドバイスしていただけないでしょう
>うか。お願いいたします。
アドバイス等は出来る身分ではありませんが、その人しかできないことや長所を一日も早く見つけて上げて下さい。普通の人として見るのとASとして見るのとでも
ずいぶん違ってくると思います。長所を繰り返し訓練すれば何か進路が開けないでしょうか?私は情報処理(簡単に例を言うとトランプを一瞬見ただけで把握できる)等の能力が意外にあると、自分に対し最近発見したばかりで、対人の必要がない地味な端末作業にはとても重宝しています。ただし集中力がないので、分からないようにして息抜きが必然ですが。居間はSOHOとか、在宅で出来る端末の仕事があるので、いろんな可能性が、それこそ十年前ぐらいと比べたら豊富だと思います。
いちばん分かるのも親御さんだと思います。息子さんにもここを教えて上げて下さい。私はずいぶん救われました。自分もこの世の中に居ても良いんだと、ここを訪れてから初めて感じたのです。
何度もすんまそん。あっ!と思い出したことがあり?と考え込んでしまったので、
書き込みします。私は自分がどんなに苦労して資格等を取っても、いわゆる
「満ち足りた達成感」ゼロなのですが、似たような方いらっしゃいますか?「あ、取れた」と思うだけで、良かったな〜としみじみ涙できないので、自分が主人公の時、周りが良かったね!と言うとしみじみ涙するふりしかできません...。
ごく最近、私の長男(29歳)がアスペルガー症候群であるという確信にいたりました。現在長男は就労もできず、在宅状態で、その独特の行動で家族を悩ましています。私たち夫婦は、考えられる限りの手段を講じて長男の生活自立と社会適応を目ざしてきました。現在も、アパートを用意し自立生活をさせようと準備を進めているところでした。その矢先、新聞で目にしたアスペルガーという言葉に思いあたることがあり、ネットで調べてみた結果、なんとそこには無数の長男がいるではありませんか。今までの私たちの長男への対応は根本から間違っていたのではないか、これからどう対応することが長男の将来にとっていいことなのか。それにしても29年間という年月は取り返すには長すぎます。そういうやり方は間違っている、もっと経験から学べという親のアドバイスもおそらく本人にとっては「迫害」以外のなにものでもなかっただろうし、事実長男は、世界(日本)を恨み自己を被害者になぞらえることでかろうじて自己を保つ思念で武装していると言っても過言ではありません。私自身は、障害をはっきり自分で認知し、それをマイナスととらえるのでなくプラスに転じていくことが本人にとって最も良いことだと考えます。しかしそこに至る道をどうやって見つけ出したらいいのか、私には分かりません。どなたかアドバイスしていただけないでしょうか。お願いいたします。
武田好史 wrote:
> 日経サイエンス2000年5月号に邦訳が掲載された論文で、ロチェスター大のP.M Rodierさんは、ある自閉症の女性の脳の解剖所見として、正常な人と異なる次の点を上げています。
>
>1.上オリーブ核の欠損。
>2.顔面神経核の数が正常では9000のところ、400余りしかなかった。
>3.稜形核と下オリーブ核との間の脳幹が、正常の1/5しかない。
なるほど。
いま手元に日経サイエンスもScientific Americanもないので、その論文を見ることができません。
今度読んでみます。
ありがとうございます。
HM wrote:
>武田好史 wrote:
>1)「オリーブ核」というのはどんな器官なのですか?
>1.オリーブ核は延髄中の神経核で、小脳や脊髄と繊維連絡があります。この神経核のどういったことが知りたいのでしょうか?
>
日経サイエンス2000年5月号に邦訳が掲載された論文で、ロチェスター大のP.M Rodierさんは、ある自閉症の女性の脳の解剖所見として、正常な人と異なる次の点を上げています。
1.上オリーブ核の欠損。
2.顔面神経核の数が正常では9000のところ、400余りしかなかった。
3.稜形核と下オリーブ核との間の脳幹が、正常の1/5しかない。
私は注視障害(物をみるときに目の中心が無意識に対象からはずれてしまう)なのですが、彼女と共通した異常をどれか持っているのでしょうか?
武田好史 wrote:
>1)「オリーブ核」というのはどんな器官なのですか?
>2)supracellar tumor(若しくはsupracell tumor)という診断を脳神経科の先生からもらったという方が私のメール・フレンドの中にいるのですが、いったい彼はどのような状況なのでしょうか?
武田さん、るおうさん、リプライありがとうございます。
俺は脳の研究者と言っても、かなり限局されたことをやっているので、俺の分かる範囲で答えます。
1.オリーブ核は延髄中の神経核で、小脳や脊髄と繊維連絡があります。この神経核のどういったことが知りたいのでしょうか?
2.Supracellar tumor。Tumorは腫瘍のことです。この場合良性、悪性(癌)とも含みます。俺は医者ではないので詳しくは分からないが、もしtumorと診断されているのなら手術などの対処が必要なのではないかと思います。残念ながらsupracellarは分かりません。Supraは「上」を示す接頭辞です。もしsupracerebellerだとしたら小脳上の腫瘍ということになります。脳神経科の医者の診断ということなら、その後それなりの対処がなされているとは思うけど、病名だけを言うような医者だとしたら気にくわないな。
ちなみに脳下垂体はhypophysisだったと思います。
武田好史 wrote:
>2)supracellar tumor(若しくはsupracell tumor)>
たしか,,私のつたない記憶によるとsupracellar とは,脳下垂体のことではなかったでしょうか??
だれか教えて下さい。。。私からも。。お願いします。
日本自閉症協会東京都支部アスペルガー部会(高機能自閉症・アスペルガー
症候群児者親の会)が、2000年12月26日付けで、厚生省記者クラブにて以下
のプレス発表をいたしました。同部会の許諾を得て転載いたします。
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日本自閉症協会東京都支部アスペルガー部会からの訂正依頼がありました。
最終提出版は以下の通りです。
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報道関係の方々へのお願い
[ 豊川市の17才少年が「アスペルガー障害」との報道に関して ]
12月23日に各新聞等報道機関で愛知県豊川市の事件の少年が「アスペルガー
障害」との記事が掲載されました。私達親は今回の事件の被害に遭われた方
に対し深く哀悼の意を表すとともにこのような犯罪を心から憎むものです。
ただ私達アスペルガー症候群の親達はその報道がもたらす影響について大変
心を痛めて、心配しております。
私達はこの事件の報道にあたられる方々に次のことを配慮してくださいます
ようお願い致したいと思います。
(1)アスペルガー症候群は真面目な子が多く、ほとんど犯罪とは結びつか
ないと思います。健常者の犯罪率から考えて、少ないと言えるのでは
ないでしょうか。
(2)今、アスペルガー症候群がどのような障害であるかということは社会
的にほとんど知られてはおりません。今回の報道ではアスペルガー症
候群の一面しか伝えていないと感じられる記事もあり「アスペルガー
症候群」=「危険」というイメージを与えかねない危惧を感じます。
障害特性を理解されていない一般の方々にアスペルガー症候群という
言葉だけが、悪いイメージを持って一人歩きしてしまわないかという
懸念を禁じ得ません。
(3)アスペルガー症候群児・者は言語の理解能力を普通に持っている人達
です。非常に感じやすい面もあり、今回の記事が本人達に与える影響
が心配されます。本人達が不安を増大させないように、報道への配慮
を切にお願いします。特に視覚刺激を強く受けることから「アスペル
ガー」という人目を引く見出しは避けて頂きたたいと思います。
(4)親達は日頃、アスペルガー症候群の障害特性を社会に理解してもらえ
ずに、悩み傷ついています。この報道で親達はさらに社会の正しい理
解が得られにくくなるのではないかとの心配を増しております。皆様
にもアスペルガー症候群児・者を理解してくださるよう心からお願い
いたします。
(5)アスペルガー症候群児・者の中には成人になるまで障害と知らずにい
た者も多く見受けられます。かれらは周囲から理解されずに非常に孤
独な生活を送っていることが想像されます。これは一つはアスペルガ
ー症候群に対応する医療機関が非常に少なく診断までなかなかたどり
着かないため、また教育や福祉に関係する方々でも彼らを理解してい
る方は限られているためです。医療、教育、福祉関係者の方がもっと
理解を深め、連携して彼らを支えるなら、彼らはより柔軟に社会に適
応し、安定して生活できるものと思います。
以上のことをご理解頂いて今回の報道にあたられますよう私達親は皆様にお
願いしたいと思っております。
2000年12月26日
日本自閉症協会東京都支部
アスペルガー部会
(高機能自閉症・アスペルガー症候群児者親の会)
リンコ(マルハナバチ) wrote:
>武田好史 wrote:
>>「あなたが覚えるのに、時間がかかった概念は何ですか?」
>>
>「概念」の場合、時間をかけて覚えるってこと自体、ありません。
>
>長いことわからなかったり、覚える時期が遅かったりってことはありますが、覚えるときは一瞬ですから。
>
とは言ったものの、本を読んで覚えたのは、一瞬じゃないなあ。一瞬で「おおっ」の代わりに、数時間で「おおっ」だったわけで、似たようなものではあるけど。
NTの人たち(ふつうの人たち)のために書かれた本を、逆手に読んで研究するってのはやりました。最近の大収穫だったのが、
イレーン・サベージ「いつもカヤの外にいると思う人たち」(扶桑社)
http://www.sankei.co.jp/databox/paper/0009/09/paper/today/book/09boo005.htm
でした。これは、気にしすぎる、傷つきすぎる、過剰防衛、自意識過剰で苦しむ、かんぐりすぎる「ふつうの人たち」が、自分でそれを自覚し、助かるための本なのですが、
そういう人たちのために、「過剰防衛になってしまうしくみ、理由」を解説してあるのを見て、「うわ〜〜〜〜っ、だから私は人を傷つけて、嫌われたのか!!!」と思うことがいっぱいありました。私は、事実を科学的に述べているつもりで、人を知らずに傷つけていたらしいのに、自分でわかっていなくて、相手のことを勝手に「非論理的だなあ」くらいにしか思ってなかったってわけです。
確かに、向こうも過剰防衛なのかもしれないのだけれど、それには、それなりの規則性というか、原理があったんですね。私は(別のことでは傷つくけど、少なくともそんなふうには)傷つかないので、想像もつかなかったわけです。ほわーーっ。複雑。
というわけで、この本は、久々の「地球人観察解説書」になりました。
HM wrote:
>ニュースでアスペルガー症候群という名を初めて聞き、興味を持ってインターネットを検索した結果ここに着きました。
>俺は脳の研究者で、アスペルガー症候群についてもっと知りたいので、どなたか専門家のホームページなどを御存知なら教えていただきたいです。
>辻井先生のホームページを見てみたが、あまり詳しくは載っていなかったので。
>よろしくお願いします。
我々アスペ人の実体を理解しようとされているHMさんに感謝申し上げます。
脳のご研究をなさっているということなので、誠に恐縮ですが質問したいことがあります。
1)「オリーブ核」というのはどんな器官なのですか?
2)supracellar tumor(若しくはsupracell tumor)という診断を脳神経科の先生からもらったという方が私のメール・フレンドの中にいるのですが、いったい彼はどのような状況なのでしょうか?
Mebius wrote:
>るおうと言う名前ですが、、またはいれなくなりました wrote:
>>アスペって,,素敵だ!!!!
>
>同感です。ぱちぱちぱち!!。(・・・拍手のお返し。)
patipatipatiぱちぱちぱちぱち。。。
>私達は、人並みはずれた素晴らしい素質だってたくさん持っているのだということ>に誇りを持ちましょう。“常識”という名のものさしでは、所詮、人間性(個性)>を測ることなどできないのだから・・・。
ほんとうだ!
>色々と苦労の多い人生だけどネ・・・。
うん。。でも開けるよ!!!良い方に!!来るべき新しい世紀に!!!!
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