アスペルガーの館の掲示板(旧)
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新しいアスペルガーの館の掲示板
さくら wrote:
お返事有り難うございます。2人の専門医、数人の臨床心理士の方に今までかかり、はっきりとした障害名を言われたわけでもなく、ただ、ただ障害が有ると言う方向で療育を受けることに成り、今に至っている次第です。脳波やCTにも異常は認められませんでした。私なりに一生懸命やっていますが、何の原因でそうなり、
どういう事に成っていくかが、はっきりとしないと言う事は、時折とてつもない不安に襲われます。ある程度のことが告げられると、覚悟ができると思うのです。
確かに、自分の子供を見ているとどこまでを障害と呼び、どこまでからが健常と言うのもおかしなもので、所詮後天的に人が決めた事に過ぎませんよね。そうは
思うのですが・・・。
とにかく、誰にも予測できないのが、答えなのですね。そういう点では、どの子供もいっしょだと言う事・・・。解りました!!
さくら wrote:
>
> * 1度健常の仲間に入るともう心配は無いのか?
> * ずっと健常の仲間だとしても、努力してもず−っと、ボ−ダ−でいつづける のか?
>
私は子どもがいないので、子どもを育てたことがないのですが、
一応、自分が通ってきた道なので(笑)。
「健常」とか、「ボーダー」とかっていうことばって、
けっこうアイマイで、わかりづらいことばだっていう気がします。
量的な意味なのか、質的な意味なのか、それがわかりづらいから。
ご本人の、ことばに対する向き合いかたとか、ことばの扱いかた、処理のしかたとかが、
「健常」の人たちとは違っていても、
話が通じるようになって、用事がこなせるようになって、
ことばを使って勉強などがわかるようになったら、それは「健常」っていうのか、
それとも、
他の人たちとおんなじやりかたで処理をするようにならないと、
自分なりにことばが使えても、「障害」っていうことになるのか、
その辺のことが、なんだかアイマイだなあっていう気がするんです。
もしかしたら、ほかの子とは、別の順番でことばを覚えて行くのかもしれないし、
別のことをヒントにことばを理解しているのかもしれない。
そうだとしたら、レベルが「健常」になったからといって、
スタイルも「健常」の子と合わせようとすると、
わかるはずのことも、かえって混乱したりすることがあるかもしれません。
レベルは健常の子と同じになっても、
スタイルは、その子のスタイルでずっと行く方が、
全体的には、効率的で、得かもしれないのです。
専門家でもないのに、偉そうに言って、すみません。
私にも説明するのが難しいんですけど・・・
さくら wrote:
> * 1度健常の仲間に入るともう心配は無いのか?
> * ずっと健常の仲間だとしても、努力してもず−っと、ボ−ダ−でいつづける のか?
なにぶん発達上のことなので、いろんなことを固定的に考えない方が良いと思います。特に、早期に発見して対処すれば随分と違ってくる部分も多いはずです。
7才・9才・10才といった言葉や行動の発達の節目となる年があります。小学校の高学年頃に急速な変化を見せることもあります。現在の様子から未来を予測するのはキケンだし、不可能だと思います。
大切なことは、前向きな姿勢で、今必要なことをひとつひとつきちんとこなしていくことです。
はじめまして。
実は、娘が言葉の遅れから様々な障害の疑いをかけられ、今年4月から療育をして頂ける施設に通っています。
通園してから、6ヶ月が経ち年齢も、もうすぐ4歳になろうとしている現在、通園施設の成果が出てきて、2語3語の連続語が出るように成りました。ただし、助詞は、ほとんどでません。日常の生活には、困らないていどです。
発達検査を7月に受けた時点で健常児の範囲に入ったものの、親としてまだまだ
今後の発達に不安でたまりません。解らない事だらけです。
* 1度健常の仲間に入るともう心配は無いのか?
* ずっと健常の仲間だとしても、努力してもず−っと、ボ−ダ−でいつづける のか?
詳しい方教えて下さい。
LD-FRM管理人 wrote:
>LINGKOF8NIKI wrote:
>>嬉しいです。
>>
>>いやー、出ると聞いてからが長かったこと、長かったこと!
>>どんな本になったのか、早く見てみたいです(笑)
>
>翻訳者のおひとりである、内山登紀夫先生のご紹介で、
>東京書籍のご担当者からお知らせをいただきました。
>
>もうそろそろ店頭にでているのでは?
この本の編集を担当した東京書籍の大山です。
たいへんお待たせいたしましたが、アトウッドさんの本は8月末に
ようやくできました。
書名《ガイドブック アスペルガー症候群》
四六判 336頁 定価(本体2800円)
副題は「親と専門家のために」ですが、当事者である皆様にもご参考に
なることが多いと思います。
初回の配本数が少なかったので、書店に並んでいない場合は、書店に注文して
くださるよう、お願いいたします。
ご要望があれば、目次をご紹介いたします。
美郷パパ wrote:
>美郷パパです。
>シッポナさんありがとうございます。
>>
>>例えば高機能自閉とアスペとの違いって何?と聞かれて即座に答えられる医師が
>>果たしてどれくらいいるのか・・?
>そういうものだとは知りませんでした。医者は何でも知っているものと思ってました。
>そうですか。だから病名聞くと医者はうろたえていたんだ。
>
知らない人も多いというだけじゃなくて、
分類の規準が人によって(っていうのか、学派によってなのかな?)ちがったりも
するみたい。
だから、そういう事情をよく知っているがゆえに、
断定的な物言いを避けたいという人もいるようです。
美郷パパです。
シッポナさんありがとうございます。
>かえって親の方が『大体この辺じゃないだろうか』と分かっていませんか?
>もうそれでいいのでは??
はいそうですね。
>例えば高機能自閉とアスペとの違いって何?と聞かれて即座に答えられる医師が
>果たしてどれくらいいるのか・・?
そういうものだとは知りませんでした。医者は何でも知っているものと思ってました。
そうですか。だから病名聞くと医者はうろたえていたんだ。
>自分の考えを肯定してくれる医師を見つけるか、親がこだわらないようにするかの
>どちらかしかないと思います。
そうですね。こだわらないようにします。
>良く聞くのが、始めに診断を受けた時に『自閉症』そして『ADHD』、そして
>今は『LD』と診断が変わっていく場合です。
これは勉強になりました。
>これは自閉傾向の子に良く有ることではないでしょうか・・・
>答えになっていなければすみません・・・。
いいえ、無知の私には大変いい答えになりました。
また勉強させてもらいます。
ありがとうございました。
LINGKOF8NIKI wrote:
>月刊誌「ノーマライゼーション」に、
>
>リンコ・ニキ「ただ一人の文化」という文章が載っています。
>なんかバレバレなペンネーム(爆)
>
>あんまりあちこちで売っている雑誌ではないので、連絡先書いときますね。
>
>「ノーマライゼーション」の発行元は、
>(財)日本障害者リハビリテーション協会
>tel:03-5273-0601 fax:03-5273-1523
>
自己レス失礼〜!
他の掲示板で私の書き込みを読んだかたから、
リハビリテーション協会のHPをおしえてもらいました。
http://www.jsrd.or.jp/index.html
協会にメールすると、 soumu@jsrd.or.jp
「ノーマライゼーション」送ってもらえたそうです
(郵便振替用紙がついていたらしい)
この文章は、アスペルガーを始め、広汎性発達障害を「異文化」として
異星人やアンドロイドなどにたとえて説明したものです。
LINGKOF8NIKI wrote:
>嬉しいです。
>
>いやー、出ると聞いてからが長かったこと、長かったこと!
>どんな本になったのか、早く見てみたいです(笑)
翻訳者のおひとりである、内山登紀夫先生のご紹介で、
東京書籍のご担当者からお知らせをいただきました。
もうそろそろ店頭にでているのでは?
嬉しいです。
いやー、出ると聞いてからが長かったこと、長かったこと!
どんな本になったのか、早く見てみたいです(笑)
http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/HTML/NEW_2/990901.html
学校の先生とかに渡すのに使えるかも。
講演会の予告
テーマ : 「LD(学習障害)をもつ人の就労・社会自立を考える」(仮題)
趣 旨 : 7月2日、文部省調査研究協力者会議による「学習障害児に対する指
導について(報告)」が公表され、ようやく我が国においても、LD
のための教育的支援が公式にスタートすることになりました。
このように、学校教育の場におけるLD支援は、今後ますます推進さ
れていくものと期待されますが、LDの困難は学校教育の期間のみに
限定されるものではなく、一生涯にわたり続くものと言われており
ます。特に学校教育の場から、就労の場へ「移行」していく段階で
の困難には、とりわけ厳しいものがあります。
この「移行」の問題は切実な問題であるにもかかわらず、我が国に
おける研究例や具体的支援の実践例は、不十分なのが現状です。
今回、この「移行」支援の問題に関し、長年研究・実践されていら
っしゃる梅永雄二先生をお招きし、LDをもつ人への具体的支援のあ
り方について、皆様と一緒に考えていきたいと思います。
・ 主 催 :東京LD連絡会
LD親の会「けやき」/「にんじん村」/LD児・者を考える会「くじら」
・ 講 師 : 梅永 雄二 先生 (明星大学 人文学部心理・教育学科)
・ 日 時 : 1999年11月13日(土) 13:30〜16:00
・ プログラム(案)
開 会 主催者 挨拶 13:30〜13:35
講師の先生のご紹介 13:35〜13:40
講 演 梅永 雄二 先生 13:40〜15:00
質疑応答 15:00〜15:30
閉 会 15:30
閉会後各親の会による相談コーナーを設けます(20分程度)
・ 会 場 : 東京都地域福祉推進財団
東京いきいきらいふ推進センター講習室
新宿区神楽河岸 1-1 セントラルプラザ6階
TEL 03-3434-1121
JR・地下鉄有楽町線飯田橋駅下車すぐ [地図参照]
・ 問い合わせ・申込みは、今しばらくお待ちください。
LINGKOF8NIKI wrote:
>私の場合、目に見える天気はアナログ極まりないのに、天気の用語はデジタルなので、アナログな現象とデジタルな名称が対応するという発想が理解できなかった記憶があります。
天気予報では、今日の天気はOOというし、全国地図に絵で天気分布がのっていて、しかも、線で区切られている。こういうスッキリした情報って気持ちがいい。
実際の天気には境界線がない。それに、湿気なんかの体感情報がある。
で、本当の天気は後の方なのに、私にとっては前の方の天気情報の方が、よりリアルです。
>私はなにも、その色が赤かピンクか知りたかったのではなく、色のバリエーションは無限にあるしその境界は連続的なのに、色の名前は有限で、境界はデジタルだ、なぜデジタルなものとアナログなものが対応することが可能なのだろう、という落ちつかなさから(当時、そういう風にはっきりと考えていたわけではありませんが)そんな質問をしていたのでした。
高校の時、植物採集でイヌタデという草の標本を15くらい作って、先生に笑われました。だって、こっちは緑で・こっちは赤で・これは両方混じっていて・これは種が開いていて…、違う種類だと思っていました。なのに、ぜ〜んぶ「イヌタデ」っていう一つの名前でくくられていたなんて! とっても信じられなかった。
>私は、2月28日までが冬で、3月1日から春だと考えていたので、3月1日になると、たとえ鼻水垂らしながらでも、カーディガンを着るのを拒否したりしていましたね(笑)
小学校の頃、子供同士でテストを採点し合ったことがありました。4の縦棒が出ていない、2が鋭角じゃないからといって×にしたら、その相手の子と先生に怒られました。
>「春だからカーディガン着ない」というのも、なんだか、理科の宿題で、気温と地温のグラフを作ったりしてから解決したような気がします。
今は、前の晩から着る服を決めておきます。でも、一時期、湯沸し器の温度設定を一定にしておいて、体感温度で服を決めるなんて訳のわからないことをしていたことがあります。
他にも、
「あの人は私の敵」とか「あの人は私を嫌っている」となると「悪い人」と決めつけてしまい、その同じ人が違う状況でニコニコしていると「おかしい」と思ってしまいます。第三者がいてネコをかぶっている、今日は機嫌が良い、怒る理由がない…、といろいろな面があるはずなのに。
とか、
今日の予定に何か書いてあると、「今日はOOの日」になってしまい、その用事が済むと一日が終わりであとは何もやる気がしないとか、その用事以外のことは一切できなくなってしまいます。残りの時間は、ボ〜っとしているか自分の世界に戻っているか寝ているかのどちらかです。なんでこんなことをしているんだろうと思いながら、時間だけがむなしく過ぎていくのでした。
というわけで、コトバの魔力は恐ろしいのです。
>まあ、子どもさんが、どうして「今日の天気は?」ときくのかは、いろんな可能性があるので私には分かりませんが、見れば分かるのに、と決めてしまうのはちょっと早いという気がします。
上記の通り、いろ〜んな(へ)理屈がありますから。
でも、視覚的にはっきりした情報と結びついているコトバに支配されてしまう傾向というのはあるみたいです。
美郷パパ こんにちは、シッポナと言います。
4歳の自閉症の女の子の母です。
うちの子も医者によってはっきり自閉症と言われたり
見る人によっては自閉傾向とか、
そして今はADHDでは?と言われる事も出てきました、・・・色々です。
人によっても違うので、そのたびに親は『本当は一体何?』と悩むのですが
(私も悩んでいます)
境目ってこれというものが無いのですよね。
ローナ・ウィングは連続体という言葉を出していたように思いますが、これらは
全て繋がっており、その境目は非常に複雑であり、見る人によって変わるのも
仕方が無い事だと私は諦めのモードに入っています。
かえって親の方が『大体この辺じゃないだろうか』と分かっていませんか?
もうそれでいいのでは??
>主治医は病名に対して敏感に反応したため、詳しくつっこんで聞けませんでした。
例えば高機能自閉とアスペとの違いって何?と聞かれて即座に答えられる医師が
果たしてどれくらいいるのか・・?
>まだ勉強が足りなくてすいませんが、LD、ADHD、高機能自閉症、アスペとの
>区別ができません。
だからこれは当然のことだと思います。
>私のこういった病名にこだわる親の気持ちをどのように対処していけば良いでしょうか?
自分の考えを肯定してくれる医師を見つけるか、親がこだわらないようにするかの
どちらかしかないと思います。
良く聞くのが、始めに診断を受けた時に『自閉症』そして『ADHD』、そして
今は『LD』と診断が変わっていく場合です。
これは自閉傾向の子に良く有ることではないでしょうか・・・
答えになっていなければすみません・・・。
LINGKOF8NIKI wrote:
>>『今日の天気は?』 今の天気を知りたがる(見れば分かるのに・・)
>
>(笑)(笑)(笑)
お返事をありがとうございます。
この質問は割と最近に始まった物で、私自身どうしてこれを聞きたがるのかを
深く考えたことが有りませんでした。
確かに質問をする時というのは天候がそれまでの状態から変化した時に出ている
事が多く、多分思うに天気予報で『今日は晴れです』とか言っていたのに
雨が降ってきただとか、そういう変化に対して『どうして?』のような意味合いで
出してきているのかもしれません。
あくまでもこれも仮定で『どうして質問するのか』分かるにはしばらく時間が
掛かるかもしれません。
>実際に見える天気(うす曇りだったり、小雨だったりととてもアナログ)
>とが一対一で対応するのかどうか、それが納得行かなくて苦しいのかもしれないし、
これを読んで『そうなのかも』と思いました。深いですね。世界が。
私がどう答えているかというと「アメガザーッテフッテキタネ」「クモリダネ」「ハレテキタネ」等々
面白いのかもしれないし、辛いのかもしれない・・・これはこだわりにも共通していますね。
こんなにとらわれて辛くないの・・・?という物がたくさん有ります。
>天気よりも、色彩で激しかったですね、この疑問は。そして、赤とピンクの中間くらいの色の紙や毛糸などを見るたび、「これは赤? ピンク?」と質問し続けたものでした。
>私はなにも、その色が赤かピンクか知りたかったのではなく、色のバリエーションは無限にあるしその境界は連続的なのに、色の名前は有限で、境界はデジタルだ、なぜデジタルなものとアナログなものが対応することが可能なのだろう、という落ちつかなさから(当時、そういう風にはっきりと考えていたわけではありませんが)そんな質問をしていたのでした。
こういう考え方が有るのですね。とても勉強になります。
>私は、2月28日までが冬で、3月1日から春だと考えていたので、3月1日になると、たとえ鼻水垂らしながらでも、カーディガンを着るのを拒否したりしていましたね(笑)
今言うのが『夏はアツイから、今は涼しいからもう秋』のような単一的な考え方。
夏にも暑い時も涼しい時も有るのに、夏=暑い 秋=涼しい となってしまう。
なんだかこれも上記の事に共通していますね。
>結局、「これピンク? 赤?」をやらなくなったのは、八角形を知ってからです。なんで八角形かって?
とても良く分かります。
うちの子がどんな風に考えているのかまだすぐには理解出来ないかもしれませんが
歩み寄る事と考える事は出来ます。
>まあ、子どもさんが、どうして「今日の天気は?」ときくのかは、いろんな可能性があるので私には分かりませんが、見れば分かるのに、と決めてしまうのはちょっと早いという気がします。
そうですね、私自身ちょっとうざったいななんて思っていたものですから・・・。
ああ、本当に自閉症の子って深い。
今日ふと思っていたのですが、こういうのも、自閉症の子を育てるのも普通ではない
普通では見れない世界で、面白いかもしれないと・・・。
知り合いに言われました。「多分そのうちお母さんがこの子に付いて行けなくなるよ」って。
なるべく置いていかれないように一緒に歩いていきたいのですが・・。
ASの会に入りたいのですが、うまく送信できません。 辻井先生にもメールを
出してみたのですが、まだお返事がきません。お忙しいのでしょう。
私は岡山市に住んでいますが、どちらに連絡すれば早いのでしょう。
ASの息子は20才です。
よろしくお願いします。
シッポナ wrote:
>『今日の天気は?』 今の天気を知りたがる(見れば分かるのに・・)
(笑)(笑)(笑)
「今日の天気は?」っていう疑問文を発音・発話するっていうのは、
必ずしも、今の天気を知りたいからとは限りません。
もしかしたら、天気予報という文脈で語られる「天気」(晴れ・曇り・雨といった、限られた要素の組み合わせで、一見とてもデジタルに聞こえる)と、実際に見える天気(うす曇りだったり、小雨だったりととてもアナログ)とが一対一で対応するのかどうか、それが納得行かなくて苦しいのかもしれないし、
「キョーノテンキワ」という音声を発すると大人が別の音声を返してくる(「メノバセピレフー」という音声を発しても、返事は返って来ないのに対して)ということを発見したばかりで、まだ確信が持てないのかもしれないし、
あるいは、反応が返ってくること自体が面白くて止められないのかもしれないし。
「今日の天気は?」という同じ音声を発しても、相手は必ずしも毎回同じ音声で答えてくるとは限らない(「ハレヨ」「モウウルサイワネー」「アメダッテイッタデショ」「サアワカンナイワ」「ミテオイデ」「ハレタライイネ」などなどなど)ということが、面白いのかもしれないし、辛いのかもしれない。
あるいは、「キョウノテンキワ」という発音自体が快感なのかもしれない。
「キョウノテンキワ」という音列は、普通は、天気を知りたいときに使われますが、だからといって、必ずしも、天気を知りたいからという理由で使われるとは限りません。
私の場合、目に見える天気はアナログ極まりないのに、天気の用語はデジタルなので、アナログな現象とデジタルな名称が対応するという発想が理解できなかった記憶があります。
天気よりも、色彩で激しかったですね、この疑問は。そして、赤とピンクの中間くらいの色の紙や毛糸などを見るたび、「これは赤? ピンク?」と質問し続けたものでした。
私はなにも、その色が赤かピンクか知りたかったのではなく、色のバリエーションは無限にあるしその境界は連続的なのに、色の名前は有限で、境界はデジタルだ、なぜデジタルなものとアナログなものが対応することが可能なのだろう、という落ちつかなさから(当時、そういう風にはっきりと考えていたわけではありませんが)そんな質問をしていたのでした。
私は、2月28日までが冬で、3月1日から春だと考えていたので、3月1日になると、たとえ鼻水垂らしながらでも、カーディガンを着るのを拒否したりしていましたね(笑)
だから、白露だとか小暑だとか啓蟄だとか、そういう言葉の存在を知ったときには、えらくこだわったものです。「旧暦では何月何日?」ってやって怒られたり(笑)いや、必要だったのは旧暦じゃなくて、「エジプト歴やらローマ歴やらイスラム歴やら、いろんな数え方があって、いろんな民族が昔から苦労して工夫してきたのだ、暦はあくまで妥協の産物なのだ」ということを納得して、自分が自由になることだったのですが。
結局、「これピンク? 赤?」をやらなくなったのは、八角形を知ってからです。なんで八角形かって?
四角形より八角形の方が円に近いでしょう。十六角形はもっと円に近い。三二角形となると、もうほとんど円と区別がつかない。だんだん半分半分にしていくと、だんだんつるつるに近くなる・・・ というようなことを考えるヒントになったのが八角形だったのです。
「春だからカーディガン着ない」というのも、なんだか、理科の宿題で、気温と地温のグラフを作ったりしてから解決したような気がします。
まあ、子どもさんが、どうして「今日の天気は?」ときくのかは、いろんな可能性があるので私には分かりませんが、見れば分かるのに、と決めてしまうのはちょっと早いという気がします。
はじめまして。シッポナといいます。
4歳、多分高機能タイプの自閉症の女の子の母です。
村上さんにリンクのお願いをし、掲示板へも書き込み
されては?とアドバイスを受けましたのでお邪魔しています。
娘の今の様子は・・・
『今日の天気は?』 今の天気を知りたがる(見れば分かるのに・・)
『つぎ、どこいく?』 行き先を知りたがる (見通しが欲しいのでしょうね)
『今日はなんにち?』 日付、曜日を聞きたがる
血液型、星座などにも興味が有り、いきなり「パパはO型だから〜2階にいる」
など、時々母も「??」と首をかしげる言動があります。
去年の今頃にこりゃやっぱり自閉だ!と思い(こだわり&パニックの極地・・)
ネットで情報を集めていて、このページも良く見ていました。
それからてやんでえさんのページを知り(村上さんのリンクに有ります)
かなりお世話になっています。娘も良く伸びてくれました。
このページにも自閉症のお子さんをお持ちの親の方が来られる事もきっと
多いと思いリンクのお願いをさせてもらいました。
村上さん、よろしくお願いします。
今は、効果有るの?と思いつつ感覚統合をやってます。
大学の先生に見てもらっていたり、家でキャサリン・モーリスの本を見ながら
行動療法のようなやり方で言語の練習をしたり・・・。
親の方、どうぞいらして下さい。
お待ちしています。もちろん親以外の方もお待ちしています。
掲示板は親専用なので、申し訳ないです・・・。
http://www1.neweb.ne.jp/wa/4-mm/
美郷パパです。
3年ぶりに主治医に会ってきました。
3歳のとき、自閉症と診断されましたが、その後段々良くなってきて普通学級
に通っています。
しかし、友達と関わることが苦手で、いつも一人で遊んでいます。
主治医と話しましたが、なかなか病名を言っていただけなかったので、こちらから
高機能自閉症と尋ねたところ「そう」とだけ言っていましたが、私はこのHPで
得た知識からアスペルガー症候群と思っています。
主治医は病名に対して敏感に反応したため、詳しくつっこんで聞けませんでした。
まだ勉強が足りなくてすいませんが、LD、ADHD、高機能自閉症、アスペとの
区別ができません。
私のこういった病名にこだわる親の気持ちをどのように対処していけば良いでしょうか?
マルハナバチでLINGKOF8NIKIでもあるF8です。
よその掲示板に書きました。といっても、報告じゃないですよ、
帰国挨拶みたいなもんです。
見てみたい方、
http://rabbit.shudo-u.ac.jp/~childpsy/bbslite1.html
にあります。8月30日の書きこみで、ハンドルは「銀杏」。
アンタいくつハンドル使い分けてるんだって言われそうだな。
いや、混乱してないから大丈夫。
みなさん、こんにちは。
管理人さん、いろいろとお世話になってます。ずっと書き込みしませんでしたが、あれから「アスペの会長野県支部」設立に向けての具体的な活動が進みつつありますので報告します。
実は、昨日29日(日)、長野県立こども病院に長野県内のアスペの子(3歳児から中学2年生まで)が23人集まり、10:30〜14:00まで、ボランティアの先生方の企画(臨床心理・言語療法士・作業療法士・児童精神科医・学校の先生など)で、自己紹介から始まり、楽しいゲームをして過ごしました。午前中は、子ども・親・先生、全ての参加者での自己紹介とゲーム。お昼をはさんで、午後は、年齢別3クラス(中学生〜小5・小4と小3・小学校2年生以下)に別れ、それぞれの年齢に見合ったゲームでたのしいひとときを過ごしました。
行われたゲームは、アスペの子どもが苦手としているところをひとつずつ克服する方向付けをしてくれるという意味がそれぞれにあるということでした。親も子供も楽しい時間を過ごせたという人が多かったです。とは、言っても、アスペは十人十色。集団行動の苦手な子が多いので、飽きてしまったり、参加しない子どももいましたが、第1回目の取り組みとしては、及第点だったのでは?と思います。一足飛びに辻井先生のところのようなマンツーマンの取り組みは出来ませんから。千里の道も一歩から...というところでしょうか(ちょっとオーバーですが。現実はもっと加速度的に物事が運びつつあり、うれしい悲鳴をあげてます)。
子どもの幸せのため、ボランティアをかって出てくださっている県内外の諸先生方方、協力を惜しまない父母の方々、多くの方々が、傍観者としてではなく、自分たちがなんとかしなければという気持ちでいて下さることが、長野県支部の設立を現実のものにしつつあるのです。すごいことです。
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