アスペルガーの館の掲示板(旧)

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Re: はじめまして 4732へのコメント
No.4737  Mon, 14 May 2001 12:52:43 +0900  さくらかのえ [この発言にコメントする]

かおりさん、はじめまして。
自分が何なのか、知りたい気持ちはわたしにもあるので、
そのお気持ちはわかるように思いますが、
自分がなにかということは究極のところ自分で考えるしかありません。
専門家ではないので、かおりさんが何なのかを判断することはできませんが、
かおりさんのあげておられる項目はわたしにも思い当たることが多いです。
わたしは自分を「自称・アスペルガー症候群的傾向のある「健常者」」
だと定義しています。アダルトチルドレン的なところもあります。


Re: はじめまして 4732へのコメント
No.4736  Mon, 14 May 2001 10:23:57 +0900  Maria [この発言にコメントする]

かおりさん wrote:
>(前略)とても長くなってしまいましたが、自分自身を見つけたいので宜しく
>お願いします。

 かおりさんはあたしの分身なのではないかというくらいあたしに似ているように思います。

 えー、説明をする前に、説明の説明。現在の心理学の中心は「行動心理学」といって、その人の行動を見ます。これとは逆に、「内観心理学」といって、「その人が感じていること」を中心に据えた心理学もあります。周りの人が「どうしてあの人はあんなに卑屈なんだろう」と思い、自分が「どうして周りの人はあんなに自分を過大評価するんだろう」と思っていたとすると、行動心理学と内観心理学では説明が食い違っちゃうことも起こりかねません。こういう場合、「客観的評価」なんていうものは存在しませんし。

 ですから、たぶんこれからあたしのする説明も、ちょっとズレて聞こえるかもしれません。そこのところは「自分の立場から判断と他の人の立場から見た判断というのは、けっこう違うものなのだな」と思いながら聞いていただきたいと思います。

>最近どうも自分が世間の範疇からすると‘鬱’状態らしいことに気づきました。

 人間の性格を、「内向的/外向的」「内攻的/外攻的」の二つの軸で捉えることがあります。かおりさんのいう「鬱」状態は、「内向的」で「内攻的」な性格のことなのではないかと思います。相手そのものを見る以前に、相手が自分をどう見ているかが気になってしまう。内向的なひとはそうです。で、自分がしたこと、あるいはしなかったことが気になる。何かの原因を、まず自分の責任に帰してしまう。内攻的なひとはそうです。だいたい女のひとというのは、若いうちは男性にくらべて内向的で内攻的です。で、外向的かつ外攻的になると、「おばさん」と呼ばれるようになります。

 男の人の場合、仕事ができるひと、とくに技術者は意外に内向的で内攻的です。だけど、外から見た印象はまったく逆なのね。自分に厳しいかわりに他人にも厳しい完全主義者。これは、「自分の世界」を完璧に保っているために、自分ができることは全部する、という態度です。だから周囲からは自分のことしか考えないエゴイストにだと思われることが往々にしてあります。
 かおりさんは、「几帳面なところとズボラなところが両極端」とか言われたことがありませんか? だとすると、「のほほんな自分」をアピールする(緊張感のないファッション、緊張感のない口調、緊張感のない態度など)ことで、だいぶ人間関係が楽になります。「刑事コロンボ」のジョー・コロンボ警部は、このタイプです。

>人とのコミュニケーションが苦手。

 普通です。
 「時として、ただの質問をあたかも自分を非難、糾弾しているように受け止める」というのが問題といえば問題なのですけど、これは対人関係に自信がないとどうしてもこうなります。ついつい「自分は試されているのではないか」「自分は値踏みされているのではないか」と考えてしまいます。「公園デビュー」だとか「PTAの会合」だとかに出るお母さんというのは、ほとんど被害妄想に近いレベルにまでこの状態におちこんでいます。
 男の人の場合、仕事上のおつきあいとなると、やっぱり同じ苦労をしています。
 相手の言うことをよく聞き、頭の中で整理し、あらためて自分の言葉で説明して確認をとる、ということで、自分のペースに引き込む(野球のピッチャーとバッターの駆引きみたいなものです)というのが効果的です。ちょっとぼんやりしていて頭の悪そうな自分をアピールしておくと効果的です。


>自分が一番幸せな状況は、本があって、誰にも邪魔されないこと。

 あとはおいしい紅茶だな。ふつうです。

>幼稚園では虐められていた。といっても肉体的というよりは精神的に。何か
>人と違う事を言ったらしくその後ずーとシカトされていた。でも本人は別に
>何とも思っていなかった気が。友人が出来たのは中学校、高校になってから。

 年上の従姉に勉強を教わっていて、けっきょく「いろいろ教えてくれるひと」とはうまくコミュニケートできたように思います。友人といっても遊び仲間というより、何かの点で尊敬できるひと、というのではないでしょうか。

>一度経験すると二度目からは対処出来るが初回はまずパニックに陥る。言葉で
>言われても駄目で、実際に見るか読むかしないと理解出来ないこともある。

 非難訓練というのが何のために行なわれるかを考えると、誰でもそうなのだと言うしかありません。ふつうです。

>本さえあれば機嫌のいいおとなしい子と自慢のよい子だった?

 うちは両親が共稼ぎだったので、「とにかく本だけ与えておけば手がかからない」と喜ばれていました。だけど、「子供向けの本」は嫌い。愛読書は百科事典でした。

>学校の成績。良好。大学も出て、博士号まで持っている。学校に行くのは好き
>だった。

 ここだけは違うようです。あたしは学ぶことは好きでしたが、成績はあまりよくありませんでした。それでも日本大学理工学部航空宇宙工学科を卒業してはいますが。

>でも、給食時間と休み時間はあまり好きでなかった気が。高校までは、毎日図
>書館から本を借りて読んでいた。漫画も好き。

 中学・高校と図書委員でした。高校では準備室でお弁当を食べ、放課後はだいたい図書館にいました。手塚治虫さんの『火の鳥』あたりから、図書館にマンガの蔵書を増やしてゆきました。

>言われた事を完璧にやろうとする。頼まれるといやと言えない。人に頼む
>のが苦手、口で説明するのも苦手。教えた事を完全に忘れられるのが嫌い。
>スケジュールを立てて、その通りに実行するのが好き。上手く運ばないと
>苛苛する。

 ふつうです。マニュアルを書き、プロジェクト管理手法を学び、PERT/CPMを活用することで対処してきました。

>写真を取られるのが嫌い。

 素敵に撮ってくれるんならいいんですけど、あたし写真うつり悪いんですよねー。

>どなたか私が何なのかを教えて下さい。

 「軽度の実存神経症」ではないでしょうか。あたしは「研究すること」「文章を書くこと」「プログラムを書くこと」、そしてこの『アスペルガーの館の掲示板』で発言することで、自分を確認しています。
 そうそう、現在発売中の『数学セミナー』の六月号の『エレガントな解答を求む』に、正解者としてあたしの名前が載っています。「解答2」について幾何学的な証明を行ないました。なお、あたしは東京都在住で、ξさんでも川崎市雄さんでもありません。

 「何かを発表する」というのは、いいことかもしれません。「発表せざる者、滅びよ!(Publish or Perish!)」と言うではありませんか。期待しています。

 (Maria)


Re: 男が家事してなにが悪い! 4691へのコメント
No.4735  Mon, 14 May 2001 10:14:35 +0900  シュッツ [この発言にコメントする]

Maria wrote:
> あと、悪いのはいわゆるフェミニスト。上野千鶴子さんなんかも、「家事」というのは女のものだという立場で、男はしょせん「お手伝い」しかできないと考えています(吉本隆明さんが、対談のときにその話で頭ごなしに馬鹿にされてました。あれってひどいと思う)。

話がずれますが、上野千鶴子も吉本隆明も「自閉症心因説」だそうなので嫌いです。


Re: 今の生活に疲れています 4729へのコメント
No.4734  Mon, 14 May 2001 08:45:15 +0900  青りんご [この発言にコメントする]

武田好史 wrote:
>
> 引きこもりをしているやつでさえ、かなりの人は家事をやっているよ。

だとすると「ひきこもり」って「家事手伝い」とか「花嫁修業中」とか「専業主夫見習い」と同じだと思います。問題は家族が受容できるかできないかという事だと思うな。

>無理をしなくていい、三日坊主でもいい、とにかく一日一個でいい、とにかくやってみよう!
> まず、自分の部屋でも片づけてみたら・・・・

ひぇぇぇ〜。ごめんなさい。
今日から、掃除しますぅ〜。

      家事ほど嫌いなものは無い  青りんご


まぁなぁ…。 4731へのコメント
No.4733  Mon, 14 May 2001 04:42:07 +0900  ぴよ [この発言にコメントする]

私は、Mariaさんの書いたことに賛成です。
まぁ、気楽にいきましょう。

追伸。
「ここは、こうしたほうがいいのでは?」
と気がついたら、書ける時には補足したいと思います。

ですので、あまり気にしすぎず、書き込めばいいんじゃないかな。


はじめまして
No.4732  Mon, 14 May 2001 02:37:01 +0900  かおり [この発言にコメントする]

初めまして。
最近どうも自分が世間の範疇からすると‘鬱’状態らしいことに気づきました。
でも、いつから始まったのかと考えた時、多少の起伏があるものの、幼年期からすでに私は今の私であった気がします。。鬱について書かれたHPも見ましたが、今一つしっくりしません。先日、Donna Williamの「自閉症だったわたしへ」とその続編を読みました。その中の幾つかが自分にも当てはまる気がしました。でも、自分がアスペルガー症候群なのかの確信がつきません。このHPを見て、もしかして「アダルトチルドレン症候群」なのかも知れないとも、考えています。私について書き出しますので、どなたか私が何なのかを教えて下さい。
1.人とのコミュニケーションが苦手。
自分から話し掛けるなんてとんでもない。特に初対面の人。名前を覚えてから3回ぐらい会って初めて自分から話し掛ける勇気が出る。話し掛けられてもどう答えて良いのか分からない。いきおい、無愛想になる。質問の意味を取り違える。時として、ただの質問をあたかも自分を非難、糾弾しているように受け止める。人と目を合わせるのが苦手。言葉を忘れる。後から、言うべきだった言葉を思い出す。
2.本さえ読んでいれば幸せ。
自分が一番幸せな状況は、本があって、誰にも邪魔されないこと。読んだ本について議論する事は殆ど無い。良い読書の日の次の日は新しい人に会ってもそんなに苦痛でない。でも、やっぱり人に会うと疲れる。いちおう何でも人が勧める事を試して見るが、大概は長続きせず、結局読書に戻る。
3.幼稚園では虐められていた。といっても肉体的というよりは精神的に。何か人と違う事を言ったらしくその後ずーとシカトされていた。でも本人は別に何とも思っていなかった気が。友人が出来たのは中学校、高校になってから。
4.とっさの臨機応変が苦手。
一度経験すると二度目からは対処出来るが初回はまずパニックに陥る。言葉で言われても駄目で、実際に見るか読むかしないと理解出来ないこともある。
5.家庭環境は上等の部類に入る。
本さえあれば機嫌のいいおとなしい子と自慢のよい子だった?物をねだるとか甘えるのは苦手だった。中学校のあたりから少しそれらしい事をしたが、どうも他の子を見てるとやり方とか雰囲気が違うような気が。
6.学校の成績。良好。大学も出て、博士号まで持っている。学校に行くのは好きだった。授業中は人に話し掛けなくてもいいから。でも、給食時間と休み時間はあまり好きでなかった気が。高校までは、毎日図書館から本を借りて読んでいた。漫画も好き。
7.仕事。
言われた事を完璧にやろうとする。頼まれるといやと言えない。人に頼むのが苦手、口で説明するのも苦手。教えた事を完全に忘れられるのが嫌い。スケジュールを立てて、その通りに実行するのが好き。上手く運ばないと苛苛する。
8.写真を取られるのが嫌い。

とても長くなってしまいましたが、自分自身を見つけたいので宜しくお願いします。


Re:Re: 今の生活に疲れています 4729へのコメント
No.4731  Mon, 14 May 2001 02:07:23 +0900  Maria [この発言にコメントする]

武田好史 wrote:
> 入院なんかするよりも、一日一つでいいから、周りの人を喜ばすことを
>やりなさい。そうすると人生楽しくなるよ。

 だぁ〜かぁ〜らぁ〜、「自分のすることが本当に相手に喜んでもらえるのだろうか。ひょっとしたら、余計なおせっかだと思われたりしちゃうんじゃないだろうか」みたいな気分になっちゃうんだってばぁ〜! そういう時は、じたばたしないほうが楽ですよ。

> 精神病院は楽できるというのは、大間違え!
 セルフケアすらできないところまで追いつめられちゃったときは、精神病院を利用するのはいい選択肢だと思います。

> 引きこもりをしているやつでさえ、かなりの人は家事をやっているよ。
>無理をしなくていい、三日坊主でもいい、とにかく一日一個でいい、とにかく
>やってみよう!
 こっちはそう思いながらイライラしてるんだいっ!

> まず、自分の部屋でも片づけてみたら……
 現在、うちの所長さんの部屋はぐちゃぐちゃです。鬱のときって、そんなの構っていられないどころか、すでに目に入らなくなってるのね。で、ようやく鬱の状態から抜け出して、「私の鬱状態って、こんなにひどかったのか!」とあっけに取られちゃうくらいのものなんだよね。

 武田さんさぁ、鬱状態の人間を励ますと自殺しちゃうんだよ? ただでさえアスペルガー症候群のひとってさぁ、自殺企図が多いんだよ?

 人殺しになりたくなかったら、安易に落ち込んでるひとを励ましたりしちゃダメだよ。今後こういうことが続くようなら、うちのMr.Motoが噛みつくからね。あの人出ちゃったら、あたし止められないからね。

 黒Mariaが出ているうちはまだ安心 − Maria −


Re: わけの判らない痛み 4718へのコメント
No.4730  Sun, 13 May 2001 23:12:12 +0900  Tien [この発言にコメントする]

武田好史 wrote:
> 私はしばしば疲労しているときに、指先や口の周り腰などに、針で刺したような> 感じのちくちくした痛みを感じることがあります。
> ドナ・ウイリアムズさんも、「自閉症だった私へ」のなかで、鬱状態の時に関節> が痛くてしょうがなくて困ったと述べていました。
> みなさんの中にも、こんな感じの痛みで悩んでいる人はいますか?


こんばんは、武田さん。具合はどうですか?「痛み」についてですが、
私の場合、何か仕事で大きなミスを犯してほんとうにどきっとしたとき、
身体の外側(輪郭?)にパーッと熱いちりちりとした痛みが走ります。
怒鳴られたり怒られたりしたときは怒らないのであくまで自分の感じ方に
左右されているようです。私は緊張によって引き起こされているのではないか、
と分析しております。今回冷静に考えてみると、頭〜上半身のみのようです。
疲れたら全身が痛くなりますが、上述されているように食いしばった覚えはないのに顎関節が痛くて疲れます。こちらは神経的に参っていると言うより、寝不足の
時がひどいです。ご参考まで...。


Re: 今の生活に疲れています 4728へのコメント
No.4729  Sun, 13 May 2001 22:30:43 +0900  武田好史 [この発言にコメントする]

武田好史 wrote:
>Yuki wrote:
>
>>友達もできて楽しいのですが、自殺して入院したときの快感が忘れられなくて、
>>また入院してみたいと思っています。
>>管理人さんやみなさんは再入院したいと思ったことはありませんか?
>>ここは辛口な意見が多そうなので怖いけど、ROMもつまらないので初投稿です。

 入院なんかするよりも、一日一つでいいから、周りの人を喜ばすことをやりなさい。そうすると人生楽しくなるよ。
 精神病院は楽できるというのは、大間違え!
 入院患者の人は、急性期の人をのぞいては、ちゃんと病院のために仕事をしているんだ。
 引きこもりをしているやつでさえ、かなりの人は家事をやっているよ。
無理をしなくていい、三日坊主でもいい、とにかく一日一個でいい、とにかくやってみよう!
 まず、自分の部屋でも片づけてみたら・・・・


Re: 「自己」と「社会」 4724へのコメント
No.4727  Sun, 13 May 2001 21:52:52 +0900  青りんご [この発言にコメントする]

Maria wrote:
>
>青りんごさんちょっと哀しいぞ。それって「本質的な解決」というものを取れなかったということだし、それだけ切羽詰まった悲惨な境遇にいたということだから。

> だけど、一息ついたところで本質を見つめなおし、抜本的な対策を取る、というところまで道をつけないと、けっきょくトラブル対応に追われるだけで終わっちゃうぞ。

う〜〜ん。わかっちゃいるんだが…。
マニュアルを眺めつつエネルギーの補充をしている状態でしょうかね。
>
> そういうの、やめましょうよ。「適当」「てーげー」「けらけら」でいいんでないかい?と思うのね。
> 「地道」とか、「誠実」とか、「律儀」とか、そういうのって、いいよ、やっぱり。ただ、柔軟性は必要だけどね。

そうだな〜。柔軟性だけはあるつもりなんだけどねー。
>
>で、従来型の手続き記述型システムと組合わせたってべつに問題はないわけで、ケース・バイ・ケースで使い分けてゆけばいいんじゃないでしょうか。

そんなもんかな〜?そう簡単にいくものなんだろうか?
>
> あんまり、人生について固く考えなくてもよろしいんじゃないでしょうか。
>
いえいえ。「棚上げ&保留」はお得意なんで固く考えてはいないんですよ〜。
子供にエネルギー吸われてるもんで、なかなか回復しないんでしょう。
考えるの疲れるし…。

エネルギー補充中のまま「あの世」にいきそう 青りんご


Re: 「自己」と「社会」 4724へのコメント
No.4726  Sun, 13 May 2001 20:55:24 +0900  あさかぜ [この発言にコメントする]

Mariaさん wrote:
>
> うちのお師匠さん……じゃなかった、所長さんの目の前でそゆこと言うと、「貴様ら修行が足りーんっ!」とかいわれて、襟首つかまれてびしばしびしばしびし、と頬を張られてしまいます。しくしく。

 おこられた〜、めそめそめそ……。(笑)

>だけど、一息ついたところで本質を見つめなおし、抜本的な対策を取る、というところまで道をつけないと、けっきょくトラブル対応に追われるだけで終わっちゃうぞ。

 んだ。おめさんの言うとおりだ。わかっちゃいるけど……。

>「適当」「てーげー」「けらけら」でいいんでないかい?と思うのね。

> あんまり、人生について固く考えなくてもよろしいんじゃないでしょうか。
> とかいって自分は気苦労が多い Maria

 「てーげー」に生きとるがね、わし。考えるのは単なる趣味……でもないけんど、楽しみのひとつではありますな。
 今日は頭イカレとります。思考能力低下中。3日ほど休んだ方が良さそうですわな。失礼いたしました。

   それでもMariaさんと話したかったのよ。「あさかぜ」に乗ったことがない あさかぜ


Re: マズローの「欲望の段階説」について。 4717へのコメント
No.4725  Sun, 13 May 2001 20:22:50 +0900  ぶどう [この発言にコメントする]

皆さんはじめまして。
これまで閲覧してるだけだったのですが(私はこの館の「住人」ではないので)、
気になる文章があったので初めて書き込みさせていただきました。

>仮に、共感力が強すぎて、相手の痛みを自分の痛みとして受け取ってしまうひとがいたとすれば?

・・・これに当てはまるのかはわからないんですが、私はこんな体験があります。
ある日、私の兄が仕事で追い詰められて、「もうどっか行っちゃいたいよ〜、胃が痛いよ〜。」って電話してきたんですね。うちの兄は甘えん坊でして(妹にこんな電話してくるぐらいだからして)こーゆーことは1年に2,3回はあることなので、「あ〜またなの〜」ってぐらいの気持ちで「うんうん。」って話を聞いてたんです。(私はこうした愚痴やら悩み相談の聞き役になることが多いんです)
そしたら、電話しはじめて1分半ぐらいたったところで、いきなり私の胃に激痛が!!
「ぐああああ〜、い、いててててっ!!」
・・・・思わず電話口で叫んでしまいました。
ど〜やら兄の胃痛が「うつってしまった」らしいんです。(それまで胃なんかぜ〜んぜん痛くも痒くもなかったんですよ。)
そのあと2時間近くいろんな話をして、なんとか元気を取り戻した兄は、「胃が痛いの治ったから切るね〜」と明るい声で電話を切ったのでした・・・。(やれやれ。)

相手の「精神的苦悩」には引きずられないのに、「肉体の苦しみ」だけが「うつってしまう」。そんな体験が私には他にもいくつかあります。(心は元気なのに体だけがつらくなっちゃうという。)頭(心)で「共感しよう」と思う前に、「体で感じてしまう」んですね。余計なことごちゃごちゃ考える前に、もろに「体にくる」もんだから自分でもびっくりしちゃうんですけど、なかなか便利です。
例えば、「口ではうまいこといってるけど、実は・・・」ってな人だってことがすぐわかったり、世間からは悪口雑言浴びてるけど、人間的にとってもとっても素晴らしい人なんだってことが「体で」わかったり・・・。(体がかーっと熱くなってきて、涙がぼろぼろ出てくるんですよ。)
私以外にもこんな「体質」の方、いらっしゃいますかー?


Re: 「自己」と「社会」 4723へのコメント
No.4724  Sun, 13 May 2001 19:04:01 +0900  Maria [この発言にコメントする]

あさかぜさん wrote:
> さまざまな困難にぶつかって、対症療法的に対応しながら生きてきました。
>その場しのぎと言ってしまえばそれまでですが、そこそこのノウハウは積み重
>ねてきたように思います。

ミッドランドさん wrote:
> そうなんですよねー。僕の人生も「対症療法」のきらいがあったんですよねー。
>「この場合は、こうする」「その時は、そうすべきではない」なんて普通の人
>間ならさほど意識しなくていいことを、強く意識する。そうして「社会」で生
>きていく「テクニック」を身に付ける。そんな調子で生きてきました。でもこれ、
>よく考えると「人生マニュアル」になりかねないんですね。

 うちのお師匠さん……じゃなかった、所長さんの目の前でそゆこと言うと、「貴様ら修行が足りーんっ!」とかいわれて、襟首つかまれてびしばしびしばしびし、と頬を張られてしまいます。しくしく。

 河豚の毒に当った人に解毒剤を注射したりはしません。人工呼吸機につないでおいて、毒が代謝されるのを待ちます。対症療法です。

 コレラに感染した人に、コレラ毒素の抗体を注射したりはしません。徹底的な輸液と栄養補給で、下痢に対抗します。対症療法です。

 盲腸炎になったとき、炎症を鎮めようとはあんまりしません。問答無用で切っちゃいます。対症療法です。

 状況の推移によって事態が悪化しそうな場合、まず対症療法によってそれをくいとめる、というのは基本です。あたしたちマイノリティはなかなか状況を味方につけるということができません。したがって必然的に対症療法に頼らざるを得ません。

 うちの所長さんは「天才ハッカー」と呼ばれています。「Hack」という言葉には、「(対症療法的な)やっつけ仕事」という意味があります。

 ですから、

青りんごさん wrote:
>私も対症療法的に生きてきたと思いますよ。
>でも、これって「皆、そうなんだ」と
>思ってました。もしかして?違うの〜?

っていう認識は正しいんだけど……青りんごさんちょっと哀しいぞ。それって「本質的な解決」というものを取れなかったということだし、それだけ切羽詰まった悲惨な境遇にいたということだから。
 うちの所長さんはしょうがないんですよね。もともとが「火消し」って呼ばれるプロジェクトの立直し屋さんだから、そういう悲惨なところを渡り歩いていたわけだし。だけど、一息ついたところで本質を見つめなおし、抜本的な対策を取る、というところまで道をつけないと、けっきょくトラブル対応に追われるだけで終わっちゃうぞ。

 「今は大事な時なんだ!」とか、「この非常時に何を言ってるんだ!」とか、「いまがどういう時期なのか解ってるのか!」とか、「君には危機意識っていうものがないのか!」とか、「そんなことでこの社会で生き残ってゆくことができると思っているのか!」とかいって危機感を煽ってばたばたしてると、なぁーんか割と好き放題できちゃったりするもんだから、そうやってやたらカッカしてる人って多いんですよね。そういうの、やめましょうよ。「適当」「てーげー」「けらけら」でいいんでないかい?と思うのね。

 「地道」とか、「誠実」とか、「律儀」とか、そういうのって、いいよ、やっぱり。ただ、柔軟性は必要だけどね。

>「柳」のような「自己」かもしれない 青りんご
 「柳に雪折れなし」といいます。「いなす」というのは重要な技法です。中国武術では、「化(ホァ)」といいます。

 なお、そういう対症療法的な情報処理手法を「データ駆動型」といって、人工知能の世界ではわりと一般的な手法です(うちの所長さんが開発した汎用日本語処理システム「JAI-Parser」も基本的にはそのデータ駆動型システムです)。で、従来型の手続き記述型システムと組合わせたってべつに問題はないわけで、ケース・バイ・ケースで使い分けてゆけばいいんじゃないでしょうか。

 なお、うちの所長さんは、この『アスペルガーの館の掲示板』のメンバーの多くがご存じのように、「人生、マニュアルがあれば大抵のことは何とかなる」という、「歩くマニュアル」です。「人生マニュアル」だって、それが有効ならなんにも問題はないわけで、うちの所長さんは初期の大型コンピュータ並のマニュアルを抱えているように思います。

 「ちょっと普通の人には真似できないのではないでしょうか。」と言ったら、「ビギナーズ・マニュアルとかチュートリアルとかFAQリストとか攻略本とかもございますけど?」と笑っていました。

 あんまり、人生について固く考えなくてもよろしいんじゃないでしょうか。

 とかいって自分は気苦労が多い Maria


Re: 「自己」と「社会」 4722へのコメント
No.4723  Sun, 13 May 2001 17:40:41 +0900  青りんご [この発言にコメントする]

ミッドランド wrote:
>あさかぜ wrote:
>> さまざまな困難にぶつかって、対症療法的に対応しながら生きてきました。その場しのぎと言ってしまえばそれまでですが、そこそこのノウハウは積み重ねてきたように思います。
>
> そうなんですよねー。僕の人生も「対症療法」のきらいがあったんですよねー。 「この場合は、こうする」「その時は、そうすべきではない」なんて普通の人間ならさほど意識しなくていいことを、強く意識する。そうして「社会」で生きていく「テクニック」を身に付ける。そんな調子で生きてきました。でもこれ、よく考えると「人生マニュアル」になりかねないんですね。
> 僕自身は「強烈な自己」を持っているという意識はさほどありません。ひょっとしたら他人はそう思っているのかもしれません。
> 現に僕は「テクニック」を駆使しながらも、無意識な「自己」を「社会」にアピールする結果となっているのですから。
> それがいいのか悪いのか?しばしば自問自答してしまうミッドランドでした。

私も対症療法的に生きてきたと思いますよ。
でも、これって「皆、そうなんだ」と
思ってました。もしかして?違うの〜?

>    「柳」のような「自己」かもしれない 青りんご


「自己」と「社会」 4720へのコメント
No.4722  Sun, 13 May 2001 16:53:44 +0900  ミッドランド [この発言にコメントする]

あさかぜ wrote:
> さまざまな困難にぶつかって、対症療法的に対応しながら生きてきました。その場しのぎと言ってしまえばそれまでですが、そこそこのノウハウは積み重ねてきたように思います。
>
> ドナの本もつい先日読んだばかりです。自閉症であるなしに関係なく、「強烈な自己」を持っている人というのは、それだけで人を魅きつけるものなんだなぁと感じました。

 そうなんですよねー。僕の人生も「対症療法」のきらいがあったんですよねー。 「この場合は、こうする」「その時は、そうすべきではない」なんて普通の人間ならさほど意識しなくていいことを、強く意識する。そうして「社会」で生きていく「テクニック」を身に付ける。そんな調子で生きてきました。でもこれ、よく考えると「人生マニュアル」になりかねないんですね。
 僕自身は「強烈な自己」を持っているという意識はさほどありません。ひょっとしたら他人はそう思っているのかもしれません。
 現に僕は「テクニック」を駆使しながらも、無意識な「自己」を「社会」にアピールする結果となっているのですから。
 それがいいのか悪いのか?しばしば自問自答してしまうミッドランドでした。

 追伸 あさかぜさんへ
 僕は鉄道好きなので、「あさかぜ」という名前、結構好感持ってしまいます。
                     


Re: マズローの「欲望の段階説」について。 4717へのコメント
No.4721  Sun, 13 May 2001 14:41:45 +0900  青りんご [この発言にコメントする]

ぴよ wrote:
>
>仮に、「自分と他人は、自分にとって同じようなもの」
>と、自分・他人・環境をわけへだてなく考えるひとがいたとすれば?

それら全てを「愛する人」と「愛せない人」がいるような気がします。
後者の人の方が多いのかな。
>
>仮に、共感力が強すぎて、相手の痛みを自分の痛みとして受け取ってしまうひとがいたとすれば?

相手の喜びを自分の喜びに出来る人もいそうです。
でも「妬んだり」「ひがんだり」する人の方が多いかな。
>
>そうすると、「欲望の段階説」も、なんだか、よくわからなくなってしまいます。
>
>そんなことを、ふと考えてしまいました。

段階的ではなくて、領域別に別々にレベルが上がっていくのかな〜。
バランスの悪そうな人も多そうだしー。

   書いててますますわからなくなった悩む主婦 青りんご


Re: 見つけた場所。 4714へのコメント
No.4720  Sun, 13 May 2001 13:31:16 +0900  あさかぜ [この発言にコメントする]

  ミッドランドさん、はじめまして。

 AS児の母親です。
「娘がASなら、わたしもASだろう、多分」と思ってここへ参加させてもらっています。わたしは診断は受けていません。「診断を必要としない段階に達した」と自分では思っています。

 さまざまな困難にぶつかって、対症療法的に対応しながら生きてきました。その場しのぎと言ってしまえばそれまでですが、そこそこのノウハウは積み重ねてきたように思います。

 ドナの本もつい先日読んだばかりです。自閉症であるなしに関係なく、「強烈な自己」を持っている人というのは、それだけで人を魅きつけるものなんだなぁと感じました。

                    よろしくお願いします。  あさかぜ


Re: わけの判らない痛み 4718へのコメント
No.4719  Sun, 13 May 2001 13:16:42 +0900  ゆーり [この発言にコメントする]


わたしも疲れてるときや睡眠不足のとき、鼻の上がツーン、キーンとなって
「すっぱい感じ」になることがあります。
なんだか疲れが、顔の中央に集まっちゃうみたいです。
これって何ででしょうかねぇ?

あと、長時間コンピューターや机に向かってると、からだが前のめりになって
支えられなくなっちゃいます。 だから事務の仕事は苦手なんだー。


わけの判らない痛み
No.4718  Sun, 13 May 2001 11:15:29 +0900  武田好史 [この発言にコメントする]

 私はしばしば疲労しているときに、指先や口の周り腰などに、針で刺したような感じのちくちくした痛みを感じることがあります。
 ドナ・ウイリアムズさんも、「自閉症だった私へ」のなかで、鬱状態の時に関節が痛くてしょうがなくて困ったと述べていました。
 みなさんの中にも、こんな感じの痛みで悩んでいる人はいますか?

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