アスペルガーの館の掲示板(旧)
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新しいアスペルガーの館の掲示板
皆様ご丁寧にレスを有り難うございました。ペンギンさんのおっしゃる通り、指示に従えたらという意図だった様な気がします。(実は昨日その話をしてくれた方にもう一度さりげなく聞いてみたのですが、「いや、ウサギという所にポイントが有るような言い方だった」と再度強調していましたが…どう考えても変ですよね。誤解なんでしょうね。
おむに wrote:
>人の顔から名前を引き出すのにワンテンポ遅れるんですよ。
>思い出すのに時間がかかったり、思い出せなかったり、
>間違ったりするんです。
>もちろん、同僚とか上司とか、比較的親しい人たちの名前です。
そう言えば思い出せないことが多いなあ、と気がついたのは最近ですが、
よく考えると昔からそうだったような気がします。
思い出せない要因にもいろいろあるのではないでしょうか。
まず第一には、顔が覚えられないから名前につながらない、
その他には、文字列としての名前が覚えられないとか、
この場面には誰がいるはずだったっけ、とか……
>普通の人はもっと反射的に名前を言ってるような気がする...。
>普通の範疇かなあ...。
「普通」の基準が分からないですからね。
だからといって、周りの人たちに聞いて回るのも変だし。
>「左右が分からない」という話題といっしょで、
>人の顔から名前を引き出すのにワンテンポ遅れるんですよ。
>思い出すのに時間がかかったり、思い出せなかったり、
>間違ったりするんです。
>もちろん、同僚とか上司とか、比較的親しい人たちの名前です。
あ、私わかります。普通の人は滑らかにおこなっているのに、
私たちの場合は「暗記」に近い状態なのではないでしょうか。
しかも「短期記憶」。忘れたら憶える。忘れたら憶える。
>普通の人はもっと反射的に名前を言ってるような気がする...。
>普通の範疇かなあ...。
やっぱり普通の人は、私たちのような一部の人より
もっと反射的ナチュラルに名前を言っていると思いますよ。
っていうか、普通の人っていう定義もまた難しいですけど、
長くなりそうなので、その話しはまた次のきかいに。
今薬を飲んでいますか?
私は精神科に通うようになって、
薬を飲むようになったら、自分でも驚くほど身近な人の名前を
急に忘れたりするようになりました。
毎日毎日会う人なのに、突然名前がででこなくて
「えーと、えーと」と目の前で繰り返したあとに
「あ、近藤さんそれ持ってきてくれる?」なんてことが増えました。
でも、人間だから、マシンじゃないから、それでもいいと思いません?
あと、ひさびさにやる同窓会とかの前日にはかならずチェックして行きます。
1週間ぶりに会う人でもチェックして行きます。
実は、毎日会う学校のゼミの15人程度の人の名前も、
月曜日の朝は不安なので電車の中で復唱してから行きます。
それと、上手なごまかし方をおぼえるのも手です。
私は女なので、自分よりも年下の人であれば、
外人さんが挨拶するときのように、満面の笑みでかるく抱き着いて(握手も可)
「うわー、元気にしてたー?今どうしてるのー?」とやります。
絶対に満面に笑みを崩してはいけません。
あとはやはり満面の笑みで、
(もうのどの所まで名前がでかかってるのに
悔しいけど度忘れしちゃってる。でも、あなたのことはよーく憶えていて
とても好意を持っているのよ。)
というジェスチャーとか、そういう気持ちを全面に出しながら、
「ごめんなさい。どこでお会いしましたっけ。」
というと、結構人間関係を崩さずに上手にやってゆけてます。
絶対忘れっぽい人の方がこういうのごまかすのうまいですよ。
どんどん上手になりますよ、わたしたち。
この技で危機を乗り切ったことがある人って、日本人の全人口の90%以上
いると思いますよ。私たちは頻度がちょっと高すぎるだけですよ。
プロのアスペの方だったら電話番号から住所まで憶えちゃう人いるんでしょうね。
それはそれで不思議だ。
おむにさんの物忘れは、もっと生活に支障をきたしてますか?
だとしたら、軽々しい答えかもしれない。お許しを。
館の管理人 wrote:
>おむに wrote:
>> 顔が覚えられないというのはよく聞くんですが、
>> 私は名前が覚えられません。
>そんなの普通でないですか。
え〜!説明不足でしたでしょうか。(^_^;
「左右が分からない」という話題といっしょで、
人の顔から名前を引き出すのにワンテンポ遅れるんですよ。
思い出すのに時間がかかったり、思い出せなかったり、
間違ったりするんです。
もちろん、同僚とか上司とか、比較的親しい人たちの名前です。
普通の人はもっと反射的に名前を言ってるような気がする...。
普通の範疇かなあ...。
おむに wrote:
> 顔が覚えられないというのはよく聞くんですが、
> 私は名前が覚えられません。
> 以前会ったかどうかはちゃんとわかっているんですが、
> 名前を覚えるのはどうも苦手なんです。
> 同僚の名前もたまに忘れてしまったりします。
> こんな人、他にもいますか?
そんなの普通でないですか。
顔が覚えられないというのはよく聞くんですが、
私は名前が覚えられません。
以前会ったかどうかはちゃんとわかっているんですが、
名前を覚えるのはどうも苦手なんです。
同僚の名前もたまに忘れてしまったりします。
こんな人、他にもいますか?
stargazerさんわかりやすい解説
ありがとうございます、
私は(たぶん)ACでしたぁ。
>ACとASの違いを読んだけどよくわかりません、
>どう違うのでしょうか?
原因が違います。
ASは脳の障害で、ほとんどが先天性です。
育ち方や環境のせいでASになることはありません。
ACというのは、「自分の苦しみに手一杯で、子育てをする余裕のなかった親」に育てられることによって、後天的に起こる状態です。
ただし、ASの人は、たまたまACに「も」なりやすい条件にあるとはいえます。
その理由は二つあります。
一つは、ASの子というのは、事情を知らないと育てにくいことが多く、ASの子を持った親は、育児ノイローゼのような状態になりやすく、「自分の苦しみに手一杯で、子育てをする余裕のなかった親」になってしまうからです。
もう一つは、親自身が自閉症だったりASだったりADHDだったり強迫性障害だったりする場合。ASというのは遺伝子が関与しているのではないかと考えられていますから、ASの人の親には、どちらかに「うっすらASっぽい人」や「自閉っぽい人」がいたりします。そういう親が、「自分の苦しみに手一杯で、子育てをする余裕のなかった親」になると、ASの子が、ACにもなるということはあります。
ただし、逆に、ASが重度の人の場合、人間関係の機微にあまりにも鈍感だったおかげで、「健常児の兄弟がACになっているのに、かえって難を逃れる」というケースもあります。意味がわからないから、天然ボケで乗りきれてしまった、という話は何人かから聞いたことがあります。
はじめまして、
ACとASの違いを読んだけどよくわかりません、
どう違うのでしょうか?
館の管理人の村上です。
最近オープンした
「アスペルガ−症候群で女性で左利き」の A-type-kyoko さんのHPを紹介
します。
http://members.tripod.co.jp/kyokoAA/
です。ぜひどうぞ。
ps.
いつも ROM している私ですが、みんな書いてくれてありがとうと、
暖かいメッセージのながれを見ててうれしく思っています。
たくさん愛がうまれるといいですね
とら wrote:
ところで、療育センターの知り合いの子供が検査に行った際にウサギの写真を子供に見せて「ウサギを見られるようなら自閉症では無い」という判断をするそうです。そんな判断基準聞いた事有りますか?
これは、言葉による指示に従うことが出来たり、指差しが出来るようなら「自閉症」ではないということだと思います。
で、その「自閉症」の定義が狭い(アスペルガー症候群やその他の広汎性発達障害を含まない)ような気がします。
とら wrote:
>3歳になる息子の言葉が遅くてネットで色々探しているうちにここにたどり着いたのですが、なぜかこの掲示板が一番ほっとします。
はじめまして。
とらさんのHNはどこかで見かけたような気がするのですが
気のせいでしょうか。あるいは同名異人でしょうか。
>これからも ROMさせていただきますのでよろしくお願いいたします。
そんなこと言わないで、どんどんカキコして下さい。
>ところで、療育センターの知り合いの子供が検査に行った際にウサギの写真を子供に見せて「ウサギを見られるようなら自閉症では無い」という判断をするそうです。そんな判断基準聞いた事有りますか?
これは知らないです。
私も知りたいので、御存知の方、教えて下さい。
3歳になる息子の言葉が遅くてネットで色々探しているうちにここにたどり着いたのですが、なぜかこの掲示板が一番ほっとします。療育に頑張っているお父さん、お母さん方のページももちろん役に立つのですが、妙に肩に力が入っているように感じられて逆にプレッシャーに感じます。この掲示板を見ていると、「皆さんが立派に成人されて十分やっていらっしゃる」と感じるのも一つの理由ですが、「療育などで子供を強いる」のではなく「ありのままの子供を受け入れてあげる」という気持ちになってきたからです。これからも ROMさせていただきますのでよろしくお願いいたします。ところで、療育センターの知り合いの子供が検査に行った際にウサギの写真を子供に見せて「ウサギを見られるようなら自閉症では無い」という判断をするそうです。そんな判断基準聞いた事有りますか?
> ほんとうに優しいかたですね。読むために救われます。ほっとします。
>よき先輩として文章を読ませてもらってます。ためになります。
そんなふうに読んでもらえるとは、驚きです。とてもうれしいです。
あちこちで掲示板を読んでいると、文章だけで判断し判断されるために、思わぬトラブルが起こったりもしているし、自分が書いたものがどういうふうに受け止められるか心配で、気をつけて書いているんですが。
読んでいて、「いい人だなあ。読んでいてほっとするなあ」って思う人もいますが、私の書いたものがそんなふうに受け止められるとは、意外でした。
初めてやってきて勝手に長々と書いておしゃべりでうるさいやつだと思われるんじゃないかと思っていたので。(実際おしゃべりだし)
すごくうれしいです。ありがとうございます。
> 私は、「あんたはキチガイだ、精神異常だ、普通じゃない、分裂病だ!」
> と母からいわれながら育ってきたため、うらやましいです。
私は父からそう言われ続けました。
中学3年くらいになると、「私がこうなったのもあんたのせいじゃないか-!」とか思っていましたが。
母方の伯母に結婚せずにひとりで生活している人がいて、よく父に
「おまえはキチガイの上にあのヘンな女にそっくりだから、一生結婚なんかできるもんか」
と言われたものですが、
「あんたみたいなのと結婚するよりは、あの人のようにひとりで自由にしている方が数百倍ましに決まってる!」と思っていました。
時々、感情的になった母に、「あんたのそういういやなところはお父さんにそっくりで嫌い!」と言われた事もあって、すごくイヤだったんですが、まあ今から思えば、あの頃の母は今の私よりも若かったんだから、仕方ないかと。私だったら感情的になったら、もっとひどい事言ってしまうだろうし。
> うちも母からよく「結婚は人生の墓場よ」
> と真顔で言われる環境で育ってきました。
母親がそういう気持ちを持っていると、結婚をなかなかプラスに捉えられないですよね。
夫婦仲のいい家庭像っていうのも知らないで育ってるし。
友達のご両親で仲よさそうな人もいたんですが、あれはうちの父得意の「よそゆき」の顔で、家ではあんなふうじゃないはずだと思っていました。
マンガやTVドラマの中の家庭なんて、ウソくさくて大嫌いだったし。
反対に、不幸な家庭で育った人でも、理想の家庭像を信じることができた人は、得られなかった理想的な家庭像を求めて早く家を出て早く結婚する人もいるようですが。
> でも、私は相手をちゃんと選ぶもんねー。(選択肢がいればですが。)
> しあわせに、なるぞ!(優柔不断のみるでした。)
早く出会えればいいですねー。本当にそう思います。
みるさん、すごく素敵な方だと思うし。
> マルハナバチさん
私も、私が自分に気付くきっかけを作って下さったマルハナバチさんにはとても感謝しています。
本当に図書館もすごい!
ここの掲示板で書かれていたような具体的なことも、もっと読みたいです。
図書館、続けてください!
SUNさん
ほんとうに優しいかたですね。読むために救われます。ほっとします。よき先輩として文章を読ませてもらってます。ためになります。
お母さんに、「ほんとにかわいかったのよ」っていわれちゃうと、
説得力あるし、なによりも嬉しいですよね。本当によかったですね。
愛されるってすばらしい。
話しがそれてますが、
私は、「あんたはキチガイだ、精神異常だ、普通じゃない、分裂病だ!」
と母からいわれながら育ってきたため、うらやましいです。
(でも、ある意味母がいってたことはあたっていたので、問題は、
「だったらどうして病院連れてってくれなかったのさー」
という所がポイントになってきます。)
うちも母からよく「結婚は人生の墓場よ」
と真顔で言われる環境で育ってきました。
きっとうちの母さんも相手を選び間違っちゃったんでしょうねえ。
少し結婚に抵抗があり、姉も結婚にいい印象を持っていないらしく
「私も結婚しないよー!あんたが孫の顔みせてあげなよ」
といわれてしまいました。やっぱり孫見せてあげた意気もする。
でも、私は相手をちゃんと選ぶもんねー。(選択肢がいればですが。)
しあわせに、なるぞ!(優柔不断のみるでした。)
マルハナバチさん
マルハナバチさんの知識の豊富さ(図書館見てももうびっくり!大学教授みたい)
よく考えた上で確立した考え方、この世界では「カリスマ」ですよね。
(カリスマっていわれるのは今の時代いやかもしれないけど、ほんとに。)
いつも、人生のを考えるときの、材料にさせてもらっています。
それから、図書館の英語の文章、英語が苦手なので困ってしまいます。
でもこれは、きっと、私がもっと英語を勉強すればいいのかもしれないし
それとも、バイリンガルの友達を連れてくればいいのかの知れないですね。
マルハナバチさんは、生きてて楽しそうな感じがいつも伝わってきます。
これからも、ためになる情報提供・人生相談・その他、よろしくお願いします。
みる wrote:
>私は25歳の女性です。で、実はまだ学生なんです。
そうだったんですね。
私は会社の休憩時間に見ているんで、あまりゆっくり読めないから、とりあえず気になるタイトルのところだけつまんで読んだだけなので、まだ、ほとんどの方のことがわかっていません。
みるさんのことも、前のコメントを読んで勝手に男の人だと思い込んでいて、
「なんて素敵な人がいるんだろう」って、ちょっとドキドキしてました(笑)。
>一度にひとつのことをやるので精一杯の私。
>不器用だからいちどに2つなんてとてもできません。
>どうしよう、とか思ってたら、
>いろいろストレスが重なって大パニック発作を起こしてしまいました。
そうなんですよね。
子どもができたらあれもこれもしなくちゃいけなくなって、ストレスで潰れてしまうんじゃないかという不安が…。
そうなったら手のかかる子どもと発作に振り回される私を抱える事になるダンナはさぞや大変だろうと…。
でも、
>テレビや本に出てくる誰もがなににもかえがたい喜びだというから、実際そうなんだと思う。
…んですよね。
で、迷ってしまう。
>「ほかの人が70年生きるなら、そうしたらあなたは150年生きればいいのよ」
とさらっと言われて
素晴らしい人ですね。こんな事を自然に言えるような人になりたいです。
>自分に合った一番幸せなことを無理しないでやればいいじゃない。
>と言われて、もう目からウロコでした。
>そしたら急に気が楽になって、
>子供産むのはやめてもいいかな。とか、結婚しなくてもいいや、思うようになり
>「お姉ちゃん、私多分結婚しないから、早く子供産んで孫の顔見せてあげてよ。」
>なんていう風になりました。
私も同じようなことを思って、妹にも同じようなことを言ってたんです。
で、運良くいいパートナーに出会えたので結婚したんですが、子どもはいなくてもいいや、と思って10年間やってきて。
でもいざ、最終段階の年齢になると、「ほんとにこのままでいいんだろうか…」って不安になってきて、ちょっと振り向いたり。
『自分に合った一番幸せなこと』が何なのか、よくわからなくなってきたのかも。
子どもがいたらすごく幸せになるかもしれないし、すごく苦痛になるかもしれない。
それがわからないから、同じところをぐるぐる廻って、どうしよう、どうしよう、もう時間がない…って。
>(でも、わたし子育て能力はないかもしれないけど、結婚だけはしてみたい。
>こんなわがままに付き合ってくれるステキな人っていないかなあ。)
>マルハナバチさんと、SUNさんが本当にうらやましい。です。
同性の私がドキドキしたくらいですから、きっと素敵な方に出会えますよ(^^)。
私の妹も、「結婚なんて、してもしなくても…」って言ってたけど、30才過ぎてから気の合う人と出会って、ちゃっかり結婚したし。
『自分に合った一番幸せなこと』がポイントですね。
もう一度ゆっくり、何が自分にとって一番なのか、考えてみます。
ありがとうございました。
L wrote:
>お母さんの期待に応えるためという目的で子どもを生むというのは、「お母さんに文句を言わせない」とか、「自分がお母さんの前で胸を張れる」とか、「自分以外の存在のために苦労をしたという実績を作る」とか、そういう目的のために子どもさんを利用することになりますから。
文句を言うような母じゃないし、母に胸を張りたいとも思わないんですが、単に、なんか、お母さんがかわいそうな気がして。
>「いらなかったのに、おまえが生まれてきたせいで、どーのこーの」
って、私なんですよね。
母は何も言わないけど、父と結婚したのは失敗だったと思っていたのは子どもの目にも明らかで、
中学生の頃「なんで結婚したん?」と聞いたら、「若過ぎて男を見る眼がなかったんかなあ」と笑ってたけど、後に私の妹が親類から聞いたところによると、海でナンパされて10代のうちに私を妊娠してしまったせいで、姑から「売女」呼ばわりされ口汚くののしられながらも「わしの孫や。おまえは死んでもええから子どもは生め」と言われて、嫁入りして生むことになったとか。
父にしてみても遊びのつもりだったのに、私のせいで遊びたい盛りに思わぬ娘と所帯を持つ羽目になってしまって、不平たらたらだったそうです。
成人してから母に「なんで離婚しなかったん?」と聞いたら、「『子どもは置いていけ』って言われたし、あんな家に子どもを置いていったらどんな子に育つかわからないから、せめて15歳位になるまでは一緒にいようと思ってた」とのこと。
で、最近、「ねえ、赤ちゃんどうすんの? いらないの?」と子どものように素直な顔で聞いてくる母に「うん」と答えた時に「そうなの…」と言った母のさみしそうな顔を思うと…。
確かに、そのためだけに子どもを生むんなら、子どもからみればいい迷惑ですが、「欲しい」っていう気持ちもあるんです。かわいいだろうなあ、って。
母も、私ができたせいであんなに酷い言われ方してつらい結婚生活を送ってきたのに、
「ふたりともすごくかわいかったのよ」「おねえちゃんと○○ちゃん(妹)がいてくれて幸せ」と言ってくれる。子どもってそれほどまでにかわいいんだなあって。大切なんだなあって。
でも、かわいいかわいいって見てるだけじゃあ育たない。子どもの体や心を、世話したり育てたりしていく自信がないんです。
ダンナが協力してくれていても今の家事がこなせずストレスでヒステリー起こしてしまうこともあるのに、ちゃんと栄養のある食事を毎日作ったりできそうにないし、自分もおとなになりきれていない私が子育てして、万が一グレたからって捨てるわけにもいかないし。
一度生んじゃうと後戻りはできないんだなあって思うと…。勇気が…。
>子どもを生まないということが即、「自分のためだけに一生を使う」ことになるわけではありません。
>(脱線ですが、そういう発想は、実は、「ほしくてもできない人たち」を苦しめているのと同じ言説ですよ。)
>「自分のためだけに一生を使う」のがいけないことだという考えは、たとえば重度の障害者や難病の方を排除するような考えにつながってしまうから、怖いとも思います。
書き方がよくなかったですね。すみません。
以前TVで見たんですが、なんという方だったか忘れたんですけど、全身がマヒしていて完全な寝たきりの方なんですが、心の豊かな方でとても幸せそうな穏やかなお顔をされていて、その方がいることで救われている方がいらして。
存在そのものが必要とされること、に、心打たれました。
自分ひとりでは身動きひとつできない身になっても、ああやって人々に救いを与え、多くの人に必要とされる存在になることもできるのだと。
私も、どんな方でも、それぞれに存在理由があると思います。
「自分のためだけに一生を使う」のがいけないとは思っていません。
表現が悪かったんですが、今の私は「自分が楽しくしていたいためだけに」「自分が楽でいるためだけに」何十年を費やしそうで。それも「いけないこと」だとは思わないし、人がそうするのはいいんですが、なんか、自分で「これでいいのかなあ」という気持ちがあって。何か満ち足りないというか。
一応「ボランティア」の部類に入る活動をしたり(といっても、特に奉仕精神があるわけじゃなく、単に自分の趣味でやっているだけなんですが)、他の人のために今の仕事についてある程度役目は果たしていると思うんですが、何か欠けているようで。
>私の知り合いで、6人産んだ子がいます。
>たくさん生む人がいるんだから、生まない人がいて、ちょうどかもしれません、と私は自分に言い聞かせています。
そうですよね。そう思うと、ちょっと気が休まるんですが。生まない役目の人も必要だしなあ、とか。
>生みなさいともやめなさいとも私は言いませんし、言えませんが、材料として、理屈をこねてみました(笑)
ありがとうございます。私にも考える材料ができて、うれしかったです。
母のこととか抜きにして、もう一度、自分の問題として考えてみます。
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© 1998 y.mikome, T.Ikeda, 1999 s.murakami