アスペルガーの館の掲示板(旧)

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Re: ある症状について。 5199へのコメント
No.5200  Mon, 4 Jun 2001 09:41:26 +0900  KILROY [この発言にコメントする]

KILROY wrote:
> 直接の原因は相手の名誉もあることだから多くは語れないのだけれど、メル
>友さんとの多少の諍いである。

> その点、あさかぜさんやTienさん(このお二方は「PoP! セミナー」の参加者
>だと表明しているから名前を挙げる)他のメル友さんの心遣いはありがたかった。

 ……まことに申し訳ない。ごめんなさい。青りんごさんとみちるさんに多大な御迷惑をおかけしたように思う。重ねてごめんなさい。

 私事ではあるがあえてここに公開することにする。青りんごさんから謝罪のメールを戴いてしまったが、それは早とちりというものだ。上にある「メル友さんとの多少の諍い」の相手は青りんごさんではない。もちろんみちるさんでもない。

 いま過去ログをさらってみたのだけれど、青りんごさんとは一応掲示板上では「他人の関係」である。個人的なメールのやりとりがあるとは明言していない。青りんごさんは自分のメールアドレスを公開していないから、「誰それさんは青りんごさんのメールアドレスを知っている」みたいな話が出ると厄介だな、と思ってそうしていた。とはいえ一部の掲示板ウォッチャーにとっては青りんごさんと私の関係は公知の事実・公然の秘密であるらしい。

 そんなわけで青りんごさんの名前を擧げなかったのは私の判断ミスだった。
 返すがえすごめんなさい。

 それからもうひとつ。みちるさんには一度だけ、掲示板上で「メールアドレスが違っててメールが送れません」と伝言したことがある。しつこく覚えている人もおらんだろうけどミスはミス。ごめんなさい。

 もちろんくるとさんを含めてくるとさん主催のオフラインミーティングでお会いしたメンバーでもない。こちらにも誤解を与えたと思う。ごめんなさい。

 その他「PoP! セミナー」の参加者各位にもお詫び申し上げる。ごめんなさい。

 (KILROY)


Re: ある症状について。 5198へのコメント
No.5199  Mon, 4 Jun 2001 09:13:31 +0900  かおり [この発言にコメントする]

KILROYさんwrote:
………………………………………………………………………………………………
> Mariaが絶不調である。
………………………………………………………………………………………………
> ところが今回はMariaがいきなりダメである。本人が「何を言いだすか分からない」という、黒Mariaさん全開状態になっている。こうなると歯止めがないぶん「上祐・青山も裸足で逃げ出す」と言われたMr.Motoよりまだ危険である。
………………………………………………………………………………………………
> 「私」は、相手に対して「オープン(無防備)である」ことを要求しながら自分を守ろうとする相手を信用しない。逆に、自分の武器を捨てることによって相手を判断するという方策を身につけた。私は相手の刃の下に身を置く。私を傷つけまいとして剣を手放すひとは無条件に信用できる。これで失敗したことは一度もない。
>

> (KILROY)

私は黒Mariaさん状態のMariaさんも、白Mariaさん状態のMariaさんもどっちもMariaさんだから好きです。
書いて楽になるなら、危険でも何でもいいから書いてください。(と言って良いのかどうかわかりませんが…こういった掲示板ではある種の取り決めがあるは知っています。)私が最初にこの掲示板にお邪魔した時、Mariaさんは「書きなさい」と言ってくれました。だから………
ちょっとパニクっている かおり


ある症状について。
No.5198  Sun, 3 Jun 2001 23:43:03 +0900  KILROY [この発言にコメントする]

 『誤解しないでもらいたい。私は自分が手を汚さない無垢な立場にいると言いたいわけではない。私の純粋な苦しみが理解されず不愉快だというような、知的発育不全な寝言をほざいているのではない。私は不純である。だから書けるのだ。私の苦しみは相当なものであるけれど、だからといってその苦しみが純粋であるとは言いきれない。私は自分の苦痛を対象化することができるほど不純である。私は私の苦痛を商品にすることができるほど不純である。』

 中島義道『騒音文化論 なぜ日本の街はこんなにうるさいのか』、講談社、講談社+α文庫 第一章より

 Mariaが絶不調である。

 『ふたりで聖書を』の序章、『福音書の謎、あるいは狼と仔羊』には、主人公のひとり納屋さんが、「コミュニケーション不全による類破瓜型分裂症状」というのを起こしていて「論文以外の文章を書くのにかなりの苦痛を伴う」という記述が出てくる。これはじつは洒落でもなんでもなくて、本当にそういう症状を起こすのである。この場合、Joshya→KILROY→Mr.Motoの順で書けなくなる。考えてみると、この順番で個人である「私」から心理的に遠い、というのがわかる。

 こういう厄介な症状を抱えこんでしまった原因は作中では「かつて務めていた会社で深刻ないじめを受けつづけた結果」と書かれているのだけれど、こう書いた瞬間に「『いじめ』とは何事だ。あれは業務上必要な『勤務態度に対する指導だ』。それに『深刻な』などというが、会社としては業務に必要な適切な対応を取っただけであって、それを『深刻な』などと独断的に決めつけるのは本人に被害妄想的な被害者意識があることの現れではないのか。それに『受けつづけた』というがそれは本人の態度が改まらないからであって、会社としては必要な指導を必要な期間続けただけである。そもそも『コミュニケーション不全による類破瓜型分裂症状』などという病気は精神医学上の正式な診断名として存在しないし、実際に医師によってそう診断された訳でもなく、さらには会社の対応との因果関係が認められたわけでもないのに云々」みたいな相手の対応が頭に押し寄せてきて気が狂いそうになる。早い話がPTSDのフラッシュバック発作の変形だ。

 なお、「それでも書く」というのは病気が軽快したという話ではまったくないように思う。単に鈍感になったとか慣れたとか図太くなったとか、その程度のことにしかすぎない。

 Mariaはこの発作からの安全地帯だった。「正確さ」「厳密さ」「公正さ」を要求されない創作系の文章についてはこうした発作は起こらない。もちろんポリティカル・コレクトの問題なんかは残っているのだけれど、たとえば「気狂い」だとか「ばかちょん」だとかいった言葉に対しては、一応自分なりの(←このように、きっちり逃げを打っている)結論を出しているから使うことができる。

 ところが今回はMariaがいきなりダメである。本人が「何を言いだすか分からない」という、黒Mariaさん全開状態になっている。こうなると歯止めがないぶん「上祐・青山も裸足で逃げ出す」と言われたMr.Motoよりまだ危険である。

 直接の原因は相手の名誉もあることだから多くは語れないのだけれど、メル友さんとの多少の諍いである。つまり、「私」の本音にあたるいちばん弱い部分を「Maria」の口を借りてしか喋ることができない、という点を非難された、ということである。こう書くと相手は不本意だと言うかもしれない。「望ましくないと指摘された」、あるいは「望ましくないと指摘されたように私は感じた」くらいに訂正しておこう。(←このように症状はどんどんと悪化している。読んでいる人も鬱陶しいだろうが、私も相当に鬱陶しい。せめて鬱陶しい記述によって「鬱陶しさ」を共有していただきたい)

 とはいえ、PTSDに苦しみ、自分の苦しみをMariaの原形である「マリアちゃん」に托し、『ふたりで聖書を』という作品(それも「本格伝奇推理小説」というエンタテイメント作品)として昇華させ出版することでようやく本音を吐くことができた、という「私」にしてみれば、「Maria」の口を借りねば心情を吐露できないというのは当然といえば当然である。

 けれど、その行為を「純粋でない」と非難する人はいると思う。(←私は先のメル友さんが私を「純粋でない」と非難したと言っているのではない。私にはそう受け止められたということであって、その感覚が私の被害妄想によるものであって一般性を欠くという可能性を受け入れることに対して吝かではない)

 だが、それを言っちゃったら、本当に逃げ場がない。純粋なまま現実に立ち向うというのは、武装した相手に素手どころか素っ裸で立ち向うようなものである。

 我々(Joshya・KILROY・Mr.Motoの三人)は全身をくまなく鎧っている。一ケ所でも無防備な部分があればそこを突かれるからだ。
 けれどMariaはそうではない。まるっきり無防備だ。そのかわり、Mariaは「どーでもいー」キャラである。Mariaへの掲示板上での攻撃は意味がない。影を相手にしているようなものだからだ。で、Mariaに下手なちょっかいを出そうものならMr.Motoという厄介な相手が牙をむく、という仕掛になっている。

 「普通の人間」は、自分は「普通」の人間であり、その行いも「普通」だから、相手を脅かしたり傷つけたりはしないとてんから思っている。で、傷ついて血まみれになっている相手(それは傷つけた本人には見えないのだが)が悲鳴をあげると怒るのだ。

 その点、あさかぜさんやTienさん(このお二方は「PoP! セミナー」の参加者だと表明しているから名前を挙げる)他のメル友さんの心遣いはありがたかった。

 「私」は、相手に対して「オープン(無防備)である」ことを要求しながら自分を守ろうとする相手を信用しない。逆に、自分の武器を捨てることによって相手を判断するという方策を身につけた。私は相手の刃の下に身を置く。私を傷つけまいとして剣を手放すひとは無条件に信用できる。これで失敗したことは一度もない。

 恐怖ゆえ剣を手放せない人を私は認める。けれど、それは相手に対して無条件に無防備であるということを意味しない。自分の身を守る権利くらいは誰にでもあるはずだ。

 「普通の人」は我々が手にしていない剣を手にしている。そしてそれはほとんど身体の一部になっていて、手放すことなど思いもよらなかったりする。

 私はこの『アスペルガーの館の掲示板』という場所が大いに気にいっている。
 私は診断を受けてもASと診断されることはたぶんないだろう。私はそれが残念でならない。もっとも「突発性拡張型心筋症」という障害があるせいで、剣を手放しているといえばいるのだが。

 (KILROY)


Re: つれづれなるままのひとりごと 5179へのコメント
No.5197  Sun, 3 Jun 2001 23:42:19 +0900  さくらかのえ [この発言にコメントする]

Tien さんwrote:

>あと、私の大好きな魚類はアジアアロワナと深海魚の「竜宮の使い」、そして
>シーラカンス、Hammerhead Sharkです。
>アジアアロワナは飼っていたけれど、ダイビングをする私でも「竜宮の使い」
>は多分一生お目にかかれないだろうな。弱り果てたかの魚が水面を泳いでいる姿
>極めて珍しい映像をビデオで見たきりです。
>
>Q.みなさんには、これが好き!っていうものはありますか?
>(ガラスの動物とか)

本が好きです。
読むのも好きなんだけど、本そのものが好きでいつも何冊か持って歩いています。
職場に行くときなど。読むヒマほとんどないのに。
リュックは本でいっぱいで、買い出しの人のようだ。

寝床の周りにも本がいっぱい!
掃除するとき片づけて、これからは1冊ずつ出してきちんと片づけよう、
と思うのだけど、1日たったら、本の山。

もっともいわゆる「本マニア」のように、初版本や珍しい本を集めると
いうことには興味はなく、本の扱いも一般的な基準では実に雑なものです。
読みながら背に折り癖をつけてしまう。
折り癖をつけながら読まないと落ち着かないです。

しかも一冊の本を集中して読むことが難しい。
たいてい何冊か平行させて読んでいますが、なかなか最後までゆかない。

でも自分では気に入っている、本との付き合い方です。


アロワナといえば
「FRIED DRAGON FISH」というドラマのビデオで見て以来、
好きになりました。色合いと形が好き。


Message to the son of Ms.oshiete
No.5196  Sun, 3 Jun 2001 23:08:45 +0900  Tien [この発言にコメントする]

oshieteさんへ、息子さんに伝えたくてカキコしてしまいました。

How are you today? My name is Tien.
Tien means "butterfly"in Chinese.I heard little bit about you from your nice mother.I think you are a happy boy cause your mother loves you so much.I also tried hard to know myself and now I am still trying.I was helped by everybody here since I had visited here.
I believe you will be able to catch your dream someday.
Please try everything as you like!

よかったら、どうぞ。


悩み事
No.5195  Sun, 3 Jun 2001 22:49:58 +0900  Tien [この発言にコメントする]

こんばんは。最近自分が怒りっぽくなっているのでなんだか自分でも嫌です。
婦人科方面が悪いのでホルモンバランスのせいかな。漢方薬とかで長期に渡り治療しているのですが。カッとなったとき、何か対処法はありませんか?
今まであんまり怒ったことが無いのでほんと困ります。
(今まで怒るというのは血圧が上がるので、却って低血圧の私はその時は身体がぬくもって、助かっていたのですが。(^^;)


Re: つれづれなるままのひとりごと 5179へのコメント
No.5194  Sun, 3 Jun 2001 22:33:42 +0900  シンタロウ [この発言にコメントする]

Tien wrote:
>
>Q.みなさんには、これが好き!っていうものはありますか?
>(ガラスの動物とか)
 僕はエレキギター、ベースを弾くのが大好きです。ある日突然高校の友達から「学校祭でバンドやろうぜ!」と誘われました。(僕はベース担当)
 でも、僕は一人で弾くのが好きで、バンドを組んだことが一度も無くて、おまけに僕は人とコミュニケーションをとるのが苦手で、とても心配です。(^_^;)
 あと、それと、僕はエレキギター、ベースを作りに興味を持って、将来、ギターを作る職人(ギタークラフトマン)になりたいと思ってます。で、僕はギタークラフトマンになるための専門学校へ行きたいです。

 ESPギタークラフトアカデミー
  http//www.espguitars.co.jp/gca


レスありがとうございました
No.5193  Sun, 3 Jun 2001 21:47:15 +0900  Tien [この発言にコメントする]

みなさま、私の相も変わらぬ拙問にレス多数ありがとうございました。
なんだか嬉しかったです。
あの、またQ
写真と絵画では、(視覚と言う点で)どちらがあなたの感覚に訴えますか?
心に響きますか?
...絵画教室探し中のTienでした。


ご教示ください!
No.5192  Sun, 3 Jun 2001 21:18:19 +0900  武田好史 [この発言にコメントする]

脳のしくみについて詳しい方にお尋ねします。

次にあげる部位は、どのような働きをしているのでしょうか?

1.網様体
2.尾状核
3.淡蒼球
4.オリーブ核


Re: Curiosity kills the cat 5190へのコメント
No.5191  Sun, 3 Jun 2001 14:16:49 +0900  KILROY [この発言にコメントする]

Tien さん wrote:
>いろんなことに興味が行って、つい専門書等で調べたりしてなんだか博識?に
>なってしまう傾向はありませんか?

 こういう質問に答えるほど私は野暮ではない。

 ちなみに、
 「テトラポット」→「テトラポッド」。
 「tetra-」=「四」、「pod」=「脚」。
 テトラポッドには積み方にも工夫がある。聞いたところによれば日本人の発明であるらしい。なんでも栄螺の殻にヒントを得たのだそうだ。

 ちなみにツタンカーメン(トゥト・アンク・アメン)の「アンク」は「生命の象徴」で、「♀」のような恰好をしたあれである。なお、「雌」の記号に使われているのは「ウェヌスの手鏡」だから別物。銅の元素記号として使われた「♀」がこのアンク。
 さて、ツタンカーメンの父王アメン・ホテプ四世はそれまでの多神教アメン信仰から、太陽神アトンへの一神教への宗教改革を断行してイクナトンを名のった。
 ところが少年王ツタンカーメン王朝のさなか、アトン信仰からアメン信仰への復帰が起きた。ツタンカーメン王自身もトゥト・アンク・アトンから改名してトゥト・アンク・アメンとなったのである。

 ツタンカーメン王在位中の紀元前一三五二年八月十五日午前十一時四十分、ナイル川上流において皆既日蝕が観測された。
 その日蝕帯の北の端がかかっているのが、「王家の谷」のあるテーベである……

 小笠原で見た皆既日蝕は、まさにツタンカーメン王の三重の棺を納めた黄金の厨子の正面に飾られた、有翼日輪そのものであった。

 この後の話は斎藤尚生(さいとう・たかお)『有翼日輪の謎 太陽磁気圏と古代日食』、中央公論社、中公新書668、参照のこと。

 Mariaは調整中。久々のヒマネタ調査であった。 KILROY


Re: Curiosity kills the cat 5173へのコメント
No.5190  Sun, 3 Jun 2001 12:13:29 +0900  武田好史 [この発言にコメントする]

Tien wrote:
>みなさんこんばんは。Qです。
>
>いろんなことに興味が行って、つい専門書等で調べたりしてなんだか博識?に
>なってしまう傾向はありませんか?
>
>私について言いますと、「テトラポット(海岸の防波用)はどうやって作られ、


 私は学生時代、海の近く(静岡県の三保の松原)で生活していました。
三保の松原は、安倍川が山から運んできた砂や砂利が20kmあまりも波で運ばれて、堆積してできた砂嘴と呼ばれる地形で、グレーの浜と松のコントラストが美しく、またきれいで高い富士山が見えるところです。
 しかしながら最近では、高度成長期に砂利を採取しすぎたことと、安倍川の上流に砂防ダムが造られたことによって、土砂の供給が途絶え海岸浸食が進み、その美しい景色も存亡の縁にあります。
 テトラポットを海岸近くに置くのには、台風の時などにやってくる高い波の勢いを弱め、道路などのライフラインを守るためと、「養浜」といって、島状に組み立てたたテトラポットと陸の間に砂浜を造るという2つの目的があります。
 3年ほど前ですが、三保の松原の一角にテトラポットが設置されました。テトラポットは、専用の船に乗せられクレーンで引き上げられて海岸や数十メートル沖に置かれました。
 さてテトラポットが設置されてから数ヶ月後のことです。私がお世話になった大学の先生が、奇妙なことに気づきました。なんとテトラポットが砂の中に沈んでしまったのです。なぜそうなってしまったのでしょうか?
 そのわけはこうです。そのテトラポットが置かれた場所はちょうど海底にある谷の真上でした。海岸の砂浜の砂はこの谷を通って、より海の深いところへと運ばれます。その流れに乗ってテトラポットの下の砂がなくなって、ポットは沈んでしまったのです。
 自然というのは本当に人間の思いどうりにはならないものです。


スペクトラム!
No.5189  Sun, 3 Jun 2001 11:32:42 +0900  ミッドランド [この発言にコメントする]

 ASを取り上げる際、使われる言葉に「自閉症スペクトラム」があります。
 この「スペクトラム(spectrum)」を英和辞典でひくと、
 1)[光学]スペクトル
 2)(変動する)範囲
と記されています。「自閉症スペクトラム」は、2)の意味です(1でもあながち間違いとはいえませんが)。

 つまり、「自閉症」と言ってもひとくくりにできるものではなく、スペクトルのごとく様々な特徴がある、ということです。

 話は少し飛びますが、「スペクトラム」の例として「鉄チャン(鉄道好き)」を挙げてみましょう。
 「鉄チャン」にも様々なタイプがあります。

 ・僕のような、列車に乗るのが好きな人
 ・あさかぜさんのような、列車が走るのを見るのが好きな人
 ・鉄道写真を撮るのが好きな人
 ・行先表示板、特急ヘッドマークなどの鉄道グッズを集めるのが好きな人
 ・Nゲージを楽しむ人
 ・列車の形式など、データを研究する人

と、多岐にわたります。「鉄チャン」はこれだけにとどまりません。ほかにも色々なタイプが存在します。
 ゆえに、「鉄チャン」をひとくくりに「これがそうだ!」と言うのは無理があるのです。

 これと同様にASは、「自閉症スペクトラム」の一タイプでありますが、この場の投稿を見ていると、
「ASもスペクトラムだ。」
と感じます。やはり、ひとくくりにはできないのです。

 なぜこのようなことを書いたかと言うと、今の世の中が「スペクトラム不許容」であるように思えるからです。
 自閉症にしても、ASにしても、世間では「この人たちは、これこれこういう人たちだ。」と常にひとくくりに(時に間違われて)認識されています。実際は色々なタイプがいるのに…。

 ほかにも、「ミス・コンを容認する人は性差別主義者」だとか、「ミリタリー・マニアは戦争大好き人間」というような「ひとくくり」「決め付け」があちこちに存在します。そういった人たちの中にも様々な違った意見があるはずなのに。

 「スペクトラムが許容される(ひとくくりにしない)」ことが、「個性を尊重する」ことにつながる。
 僕はそう考えています。
 
 今回、少し評論家気取りの  ミッドランド


Re: つれづれなるままのひとりごと 5179へのコメント
No.5188  Sun, 3 Jun 2001 09:26:46 +0900  あさかぜ [この発言にコメントする]

Tienさん wrote:

>Q.みなさんには、これが好き!っていうものはありますか?
>(ガラスの動物とか)

 う〜ん、う〜ん……ひとつに絞れないところがつらいです。その日の気分で変わりますし。

 化石。恐竜の骨格が一番で、次がアンモナイトかな。
 もっと漠然としたものでもいいのなら、星ですね。星をながめることで、心が洗われるような感じがします。大宇宙と小宇宙(自分)の来し方行く末を、しみじみ考えます。


Re: Curiosity kills the cat 5173へのコメント
No.5187  Sun, 3 Jun 2001 09:15:50 +0900  あさかぜ [この発言にコメントする]

Tienさん wrote:

>いろんなことに興味が行って、つい専門書等で調べたりしてなんだか博識?に
>なってしまう傾向はありませんか?

 はい、興味が嵩じていろいろ調べることはあります。
 それで、博識にならないのはなぜ?……かというと、すぐ忘れてしまうからです(苦笑)。興味の対象がつぎつぎと変わることも多いので、ひとつ覚えたころにはひとつ忘れています。(あ〜あ)


Re: Curiosity kills the cat 5173へのコメント
No.5186  Sun, 3 Jun 2001 08:40:18 +0900  くると [この発言にコメントする]

 おはようございます。くるとです。

Tienさん wrote:

>いろんなことに興味が行って、つい専門書等で調べたりしてなんだか博識?に
>なってしまう傾向はありませんか?

 あります。軽度発達障害については、だんだん雑学帝王になっています。
その他、哲学と語学の知識は妙に増えていくみたいです。


Re: あ〜 5182へのコメント
No.5185  Sun, 3 Jun 2001 02:19:13 +0900  由佳子 [この発言にコメントする]

やんちゃん wrote:

>調べぐせはあるけど、ある程度以上追求しない。
あ、私もです。「熱しやすくて、冷めやすい」し。
>だから私はあんまり博識な方ではないです。
私もです。
>でも子供の頃余計なことをしないで、真面目でいれば、もっと知識の入る頭になっていたかもなあ、と思ったりしているということです。
う。私も、「余計なこと」をした記憶があるような・・・
>なんか思いついたことは書きたくなるので、いつも支離滅裂になってしまう。
>送信前にはちゃんと意味がつながっているつもりでも、後で見ると微妙にずれている気がする。。。
・・・そうなんです・・・・・


オフ会報告
No.5184  Sun, 3 Jun 2001 02:15:56 +0900  くると [この発言にコメントする]

 くるとです。6月2日の成人LDの会のオフ会の報告をします。
当日は参加したのは14人ですが、本人たちの許可を取っていない
ので、名前は公表できません。

 なお、わたしが携帯電話をうまく使いこなせなかったり、道に迷
ったりしたため、参加者に多大な迷惑をおかけしたことをお詫び申
し上げます。

 一次会は横浜中華街の関帝廟通りにある中華料理屋で行い、軽度
発達障害やリコーダーという笛の話題(なぜ?)で盛り上がりまし
た。この時点ですでにリコーダーの演奏会が始まっていました。

 二次会は一部の出席者がリコーダーを吹きながら、山下公園に移
動しました。通りすがりの人たちからの視線が熱かったです。

 山下公園ではジュースを飲みながらいろんな話で盛り上がりまし
た。未熟な幹事である不肖くるとをフォローしてくださったみなさ
んに深く感謝です。

(P.S)

 8月の上旬に大阪、広島、福岡でもオフ会を開く予定です。興味
のある方は下記のメールアドレスまで連絡をください。では

(お問い合わせ先)seijinld@msg.biglobe.ne.jp


Re: つれづれなるままのひとりごと 5179へのコメント
No.5183  Sun, 3 Jun 2001 02:03:55 +0900  由佳子 [この発言にコメントする]

Tien wrote:

>あと、私の大好きな魚類はアジアアロワナと深海魚の「竜宮の使い」、そして
>シーラカンス、Hammerhead Sharkです。
「竜宮の使い」は子供の頃図鑑で見て、むちゃくちゃ憧れた魚です。タツノオトシゴなんかも好きです。 
>
>Q.みなさんには、これが好き!っていうものはありますか?
>(ガラスの動物とか)

・風。ケーナの音色。昔これに心をのせて遊びました。
・木漏れ日。子供の頃、光と影に自分を同化させて戯れたことを想いだすから。
・雨の日の匂い。雨はその土地の”匂い”を強くすると思いませんか。
・今は、オイルの万華鏡に凝っています。ボストン美術館の土産品で、モネとゴッ
 ホの絵がモチーフになっているのです。


あ〜 5178へのコメント
No.5182  Sun, 3 Jun 2001 00:57:02 +0900  やんちゃん [この発言にコメントする]

ん?なんか答えになってないぞ。

調べぐせはあるけど、ある程度以上追求しない。
だから私はあんまり博識な方ではないです。

でも子供の頃余計なことをしないで、真面目でいれば、もっと知識の入る頭になっていたかもなあ、と思ったりしているということです。

なんか思いついたことは書きたくなるので、いつも支離滅裂になってしまう。
送信前にはちゃんと意味がつながっているつもりでも、後で見ると微妙にずれている気がする。。。
皆さんの投稿みていると、言葉のキャッチボールもちゃんとできていて、文章の流れも自然で、すごいなって思う。

・・・またひとりごとになってしまった。


Re: 疑問 5174へのコメント
No.5181  Sun, 3 Jun 2001 00:48:12 +0900  チイママ [この発言にコメントする]

由佳子 wrote:
>。
>早速ですが、私は一つの疑問を持ちました。私はアスペルガーの特徴と言われるものを多く持っていると思うのですが、決定的に異なるものがあります。「こだわり」と「言語」です。言葉は、平易なものを好みます。日本語でも、現代語よりは古文が好き。ことばとことばの間に多くの意味がこめられるから。
普通の人より「こだわり」がなさすぎて苦労することがあります。コミュニケーションに関しては、言葉がもつ意味を取り違えて、ボケた返事をすることがあります。“ちょっと抜けた人”という評価は、自分さえそれに甘んじていれば世の中には受け入れられ易いのですが、本心を言えば、私だってボケたかないっ!!

この部分、私と同じです。
ボケてるつもりはないけど、相手の質問にちゃんと答えてないようです。
「天然か?」と言われたこともあります。ショック。

あと、学生の頃は、漢文はいつも「5」でした。

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