アスペルガーの館の掲示板(旧)
あなたは 番目のお客様です。
《アスペルガーの館》に戻る /
新しいアスペルガーの館の掲示板
Tien wrote:
>みなさんこんばんは。Qです。
こんばんは、チイママです。
>
>いろんなことに興味が行って、つい専門書等で調べたりしてなんだか博識?に
>なってしまう傾向はありませんか?
あります、あります。いつも調べてます。
>
>私について言いますと、「テトラポット(海岸の防波用)はどうやって作られ、
>、いくらコストがかかるんだろうか?」
コストは分かりませんが・・・。
テトラポットは作ってるところが実家の近くにあり、当たり前のように見てました。鉄板で作られた大きな型にコンクリートを流し込んで、固まったら型のボルトをのけて中身を取り出して、できあがった物は並べられてさらに乾かしてました。
つれづれなるままにカキコさせていただきます。
エジプトで最も有名な王と言えば、若年で無くなったツタンカーメンですが、
実は何トンにも及ぶ石棺を重ねた中に、あの黄金マスクの棺がありました。
その棺の中に、本体のツタンカーメンのミイラがあった訳ですが、
そのミイラの胸元に、一束の矢車草の花束が置いてあり、彼の妃アンケセナーメン
が置いたに違いないらしいです。愛ってなんて悲しくて素晴らしいものかと
私はそのエピソードを聞いたときに涙が出ました。しかし残念ながらアンケセナーメンのミイラはまだどれなのか確定されていません。
そういうわけで私の大好きな花は、蒼い矢車草になったのです。
あと、私の大好きな魚類はアジアアロワナと深海魚の「竜宮の使い」、そして
シーラカンス、Hammerhead Sharkです。
アジアアロワナは飼っていたけれど、ダイビングをする私でも「竜宮の使い」
は多分一生お目にかかれないだろうな。弱り果てたかの魚が水面を泳いでいる姿
極めて珍しい映像をビデオで見たきりです。
Q.みなさんには、これが好き!っていうものはありますか?
(ガラスの動物とか)
Tienさん wrote:
>いろんなことに興味が行って、つい専門書等で調べたりしてなんだか博識?に
>なってしまう傾向はありませんか?
学校の宿題で辞書などを使ってると、目に付いた言葉をつい片っ端から調べてしまったり、してましたねえ。類義語とか見つけるとそれも調べて比べてみたり・・・(肝心の宿題がすすまない)。
そうそう、前にも話題になってましたけど、図鑑とか地図帳とか私も好きでしたね。最初の愛読書は「よいこの学習百科・全20巻」。小学校あがる前に買ってもらって毎日読みふけってました(字を読むのは幼少の頃から妙に得意だった。余談。)。
>私について言いますと、「テトラポット(海岸の防波用)はどうやって作られ、
>、いくらコストがかかるんだろうか?」「メガマウス=鮫の珍種の生態はどうなっているんだろうか?」「最近カイロで発見された恐竜は不思議だ」等です。
>いちおう調べる事が出来て、以上の分は納得はしたんですけどね。
>書いていて、馬鹿みたい、私と恥ずかしくなりました。それより、割の良い職を
>探せ!と言われそうですね。
いやいや、いつも皆さんの(ってだれやねん・・・いろいろおられますけど、名指しで語るのは苦手なので・・・すみません)博識ぶりには感心させられています。
私は小学校の頃、なぜか真面目はよくない!と思ってわざと宿題忘れたり、テストでわざと空欄にしたりしていました。
思春期の頃は、他の子が自我の目覚めをやってるときに、「我を忘れる練習」や「何も気にしない練習」をやっていた。。。何も考えないことをマスターするのが「成長」だと思っていました。
そうやっていたから、本当にものを知らない人になってしまったのかも知れない。そっちの方が馬鹿みたいですよ。
興味があることなら、どんどん追求していけばいい。それで開ける道もあるかも知れないし、何か行動を起こすきっかけになるかも知れない。
それで人生が豊かになるなら、そのほうがいいと思います。
さくらかのえ wrote:
>Tien さんwrote:
>>いろんなことに興味が行って、つい専門書等で調べたりしてなんだか博識?に
>>なってしまう傾向はありませんか?
>あります。
>というか、自分ではそんなに博識になったとは思わず、
>マニアの人に較べたらまだまだ(?)ほんの雑学程度、と思っているんだけど、
>周りから見ると「ものを知ってる」ということになるようです。
あります、あります。
というか、「ふつー」、気になったら調べますよねえ....
でも、気になっても調べない人もたくさんいるらしいですね。
さらに、「当然気になりそうなコト」が気にならない人もたくさんいるらしいとは、つい最近知りました。
毎日通勤路で見掛けるちょっと変わった標識に気づいてない同僚が不思議でたまりませんでしたが、
周囲に聞いてみると、知ってる人の方が少ないらしくてびっくりでした。
どうして私が頭でっかちと思われるのかも、それでわかりました。だって気になったから
ちょっと調べてみたのを覚えてるだけで、マニアじゃないからそれ以上の深い理解はしてないもん。
「知識ばっかり詰め込んでも意味がない」ってテレビでよく言われるけど、
知識が多くてなにが悪いー。コトバは正しく使ってほしいな。
Tien さんwrote:
>いろんなことに興味が行って、つい専門書等で調べたりしてなんだか博識?に
>なってしまう傾向はありませんか?
あります。
というか、自分ではそんなに博識になったとは思わず、
マニアの人に較べたらまだまだ(?)ほんの雑学程度、と思っているんだけど、
周りから見ると「ものを知ってる」ということになるようです。
他人に「わたしの長所ってなんだろう」ときくと、
たいてい「ものを知ってる」とか「知識が豊富」しか言われないので、
「わたしには性格的な長所はないのか・・・」と悩んだこともあったけど、
近頃はどうでもよくなりました。
最近のはまりものは鎌倉時代。(大河ドラマの影響)
専門書とまではいきませんが、文庫本など安価なものを探して買いまくってます。
自閉スペクトラム関連もかなり調べました。
(その割に詳しくないですが)
ドラマでとりあげるということがわかって興味をもって調べたら、
ここにたどり着いたというわけ。
Tien wrote:
>いろんなことに興味が行って、つい専門書等で調べたりしてなんだか博識?に
>なってしまう傾向はありませんか?
うらやましいです。Tienさんの才能ですね。
私はあまり自分から疑問を持たない(もてない)のです。
>私について言いますと、「テトラポット(海岸の防波用)はどうやって作られ、
>、いくらコストがかかるんだろうか?」「メガマウス=鮫の珍種の生態はどうなっているんだろうか?」「最近カイロで発見された恐竜は不思議だ」等です。
>いちおう調べる事が出来て、以上の分は納得はしたんですけどね。
でも、いわれてみるとメガマウスは疑問だ。メガマウスの子供って、どんな?
恐竜には自説があるのだけれど
>...エジプト旅行以来、矢車草が好きになった、Tienでした。
私も、矢車草をみるたびツタンカーメンを思って「トゥト・タンク・アモン」とつぶやきながら心をエジプトにすっとばすことにしています。・・・矢車草は青じゃなきゃ。というこだわりを、いま自分の中に見つけました・・・(由佳子)
有難うございます。泣けました。
早速ですが、私は一つの疑問を持ちました。私はアスペルガーの特徴と言われるものを多く持っていると思うのですが、決定的に異なるものがあります。「こだわり」と「言語」です。言葉は、平易なものを好みます。日本語でも、現代語よりは古文が好き。ことばとことばの間に多くの意味がこめられるから。難解な文章も理解は出来ます。外国語に関しては、英語と中国語を学びました。どちらも勉強をせずとも人並み以上の成績でしたが、実際には使い物になりません。普通の人より「こだわり」がなさすぎて苦労することがあります。コミュニケーションに関しては、言葉がもつ意味を取り違えて、ボケた返事をすることがあります。“ちょっと抜けた人”という評価は、自分さえそれに甘んじていれば世の中には受け入れられ易いのですが、本心を言えば、私だってボケたかないっ!!
私の娘は正確な言葉を好み、「自分のこだわり」をもっていますが、アスペルガーに遺伝が関係していることを考えると、私は自分と娘の類似と相違を面白いと思います。それでこの事をもう少し突き詰めてみたいのですが、取っ掛かりがつかめなくて。
以前教えて頂いたシュタイナー関係の本を読んでみようと思いますが、他にも何かありましたら、教えてください。
みなさんこんばんは。Qです。
いろんなことに興味が行って、つい専門書等で調べたりしてなんだか博識?に
なってしまう傾向はありませんか?
私について言いますと、「テトラポット(海岸の防波用)はどうやって作られ、
、いくらコストがかかるんだろうか?」「メガマウス=鮫の珍種の生態はどうなっているんだろうか?」「最近カイロで発見された恐竜は不思議だ」等です。
いちおう調べる事が出来て、以上の分は納得はしたんですけどね。
書いていて、馬鹿みたい、私と恥ずかしくなりました。それより、割の良い職を
探せ!と言われそうですね。この間は好奇心が高じて、エジプトまで行って、
ツタンカーメンを満喫?までしてしまった。
...エジプト旅行以来、矢車草が好きになった、Tienでした。
由佳子 wrote:
>こんにちは。由佳子と申します。
>私は、「くりす」です。
>その後、パソコンを押し入れに押し込め、苦しみましたが、今わかったことがひと>つあります・・・「受け入れられないこと」これこそ障害です。(自分への勧告・>自分と他人とのあらゆる相違、相反する考え方などを・「理解」する事とは別。
>「理解」は私の能力を超える事があるから、努力にかかわらず)
>今、過去ログを少しずつ見ています。私は自分の無知が、恥ずかしい。
>恥ずかしくて、胃が痛い・・・
こんばんは、由佳子さん。そんなに無知と自分を責めることはないですよ。
私もまだまだ無知なところは多いです。人様のカキコにはっとすること多いです。
理解すると言うより、受け入れる、という姿勢で良いんじゃないですか?
>私の使う日本語は、一般の人が使うものより更に曖昧です。しかも困ったことに、>私はこの「曖昧」さを愛して(大げさですが)いるのです・・・
>この点で(他にも技術的問題がありますが)、私がこの掲示板に自分の意見を載せ>ることは困難かもしれません。しかし、私は無知のまま終わりたくはない。それで>いいはずがない。
>私はもう一度館に入りたい。
お入んなさい♪逃げていても始まらない。私はここに来させていただいて、
参考になる本とか知識をいろいろ教えて頂いたりして、自分を自分でよーく見るようにしました。自分の生来の注意力散漫癖とか友人が出来ない特徴とかを、文章で
おさらいするのは生傷を剥くようで、「ガイドブック アスペルガー症候群」
は読みながら泣きました。自分を知らないほど怖いことはない、と最近
思います。僭越ですが私はあなたに言います、一緒に歩きましょう。
ミッドランドさん wrote:
> 以前、僕はちらっと「ASの人の『不器用さ』」について書きました(覚えている人、少ないと思いますが)。「ASの人は不器用な人が多いと専門書には書かれているが、実際はどうなのか。」と。
ミッドランドさん、こんばんは。
「うわ〜!」とかって叫んでもいいですか? エスパーみたいだから……。
いや、実は……「器用」と「不器用」って、まさにこのタイトルで投稿しようと思ったことがあるので、わたしはビックリしてしまったんです。
(もちろん、ミッドランドさんの以前のカキコから考えついたことなんですけど)
> このとき僕は、「手先の器用さ」にだけ目がいっていました。
> しかし、後々になって、
>「ひょっとして、これは『要領の良し悪し』や『世渡りの上手い下手』といったものも含めているのでは?」と考えました。いわゆる「器用に生きる」というヤツです。
> 他人の心情が読み取れず、四苦八苦してきた僕の生き方は、要領が悪く世渡り下手な、「不器用」そのものです。
> 手先は「器用」だけれども、生き方は「不器用」。
う〜ん、一理あると思います。
でも、わたしは手先も不器用なんですよ(苦笑)。運動も苦手だったし。子供の頃は刃物恐怖症で、リンゴの皮がむけるようになったのは高2の時、火も怖くて調理も苦手でした。縫い物・ミシン・編物……どれもダメ。細かい作業や根気のいる仕事はまったくといっていいほどダメでした。(情けない)
> 人生をいいものにしていく技術は身につかなかったようです。
> でも、手先が器用なだけでもいいと思わねばと自分に言い聞かせる ミッドランド
本当にそうですよ。手先が器用なだけでも、すごく自信になると思います。何かひとつでも「これ」という自信が持てれば、生きることもそうつらくないような気がします。
不器用な生き方だって、まっとうに生きてりゃ誰に文句言われる筋合いもないですもの。
(超・超・超遅レスですが、いつぞやはわたしのHNのことで、ありがとうございました。
学生時代は「鉄道研究会」でした。単に列車が走るのを観るのが好き あさかぜ)
Mariaさん wrote:
> 今回はちょっと名前についての考察。
> で、気になるのは、名前って誰のものなんでしょうか。
> 所有できる名前と所有できない名前があるみたいなんですよ。
>
>「所有できる名前」と「所有できない名前」には、どんな違いがあるんでしょうか? そもそも情報だとか名前だとかいった、「所有」ということが「独占的使用権」「排他的使用権」に結びつかないものを「所有」するというのは、どういうことなんでしょうか。
こんばんは。
あまり深く考えたことがなかったと思います。
「名前」って記号の一種かな〜くらいに思っていたので……。
「結婚すると○○さんの奥さんと呼ばれるようになっちゃうのはやだ」とか「夫婦別姓問題」とかいろいろありますけど、わたしは気にしたことなかったし。
名前って、誰のもの?って言われたら、「つけた人のもの」かな〜と思います。HNもPNも、いくつ作ったっていいような気もするんですけど……いけないのかな? ただ、使う場所もしくは使いかたによって「所有権」が発生するってことなんでしょうかね〜。
よく判らなくなってしまった……。 あさかぜでした。
くりす改め由佳子さん wrote:
>こんにちは。由佳子と申します。
>私は、「くりす」です。
>今わかったことがひとつあります・・・「受け入れられないこと」これこそ障害です。(自分への勧告・自分と他人とのあらゆる相違、相反する考え方などを・「理解」する事とは別。「理解」は私の能力を超える事があるから、努力にかかわらず)
わかったことがひとつあっただけでも収穫です。意義あることだと思います。しかし、「受け入れられない」ことを「障害」とひとくくりにするのは無理があると思います。
「受け入れられない」ことは例えば「頑固者」についてもそれが言えますし、「独善的な正義を振りかざす人」についても言えます(注:あくまで一例です。決して由佳子さんのことを言っているのではありません。念のため。)。このような人たちが「障害」を抱えているとは(中には抱える人もいるかもしれませんが)、一概には言えないのではないでしょうか。
>今、過去ログを少しずつ見ています。私は自分の無知が、恥ずかしい。
「知らないこと」は決して恥ずかしいことではありません。大丈夫ですよ。
>私の使う日本語は、一般の人が使うものより更に曖昧です。しかも困ったことに、私はこの「曖昧」さを愛して(大げさですが)いるのです・・・
「曖昧」ゆえに「言葉のすれ違い」「心のすれ違い」が生じることってありますよねー。でも、「曖昧」さを深く気に病むこともないと思います。
「言葉」で人を理解させるのは、なかなか難しいことなのです。この僕だって投稿するときは、
「どう書けば理解されるか、この語でいいのか、間違ったことを書いているんじゃないか」
などといちいち気にしてしまうのです。うまく他人に伝わるだろうかという不安がつきまとうのです。しかし、そこで止まってはダメなのです。
たとえ表現が「曖昧」でも、「自分の言葉」なのですから。振り切って進んでいくのです。
>この点で(他にも技術的問題がありますが)、私がこの掲示板に自分の意見を載せることは困難かもしれません。しかし、私は無知のまま終わりたくはない。それでいいはずがない。
>私はもう一度館に入りたい。
僕はあなたの投稿を見たいです。僕は由佳子さんがこの場に戻ることを歓迎します。
ミッドランド
こんにちは。由佳子と申します。
私は、「くりす」です。
その後、パソコンを押し入れに押し込め、苦しみましたが、今わかったことがひとつあります・・・「受け入れられないこと」これこそ障害です。(自分への勧告・自分と他人とのあらゆる相違、相反する考え方などを・「理解」する事とは別。「理解」は私の能力を超える事があるから、努力にかかわらず)
今、過去ログを少しずつ見ています。私は自分の無知が、恥ずかしい。
恥ずかしくて、胃が痛い・・・
私の使う日本語は、一般の人が使うものより更に曖昧です。しかも困ったことに、私はこの「曖昧」さを愛して(大げさですが)いるのです・・・
この点で(他にも技術的問題がありますが)、私がこの掲示板に自分の意見を載せることは困難かもしれません。しかし、私は無知のまま終わりたくはない。それでいいはずがない。
私はもう一度館に入りたい。
シンタロウくん wrote:
> 皆さんはスポーツについてどんな考えをもっていますか?
わたしの場合はLDに協調性運動障害を合併しているため
運動は苦手です。また、団体競技は特に苦手です。周りの人
と合わせて行動するのが苦手だからです。
で、スポーツはあまりやりませんでした。
> 僕は中学1年の初めから2学期の終わりまでバスケット
>ボール部に入ってました。パス練習の時部活のみんなはい
>つも僕だけボールを強く投げつてきて、僕はいつも怪我を
>して、みんなから「お前おせんだよ!」「もっと早く動け
>バカ」とバカにされました。僕はそれが嫌で部活を休んで
>いたら顧問の先生とばったり会って「お前なんかやめちま
>え!」と言われたり、先輩からボコボコに殴られて「オメ
>−みたいなヘタクソはやめちまえ!」と言われました。そ
>して部活を辞めました。
辛い目にあったんですね。それにしてもひどい顧問や先
輩と関わってしまったものです。スポーツを嫌いになるの
は当然だと思います。
そういう時は家族に頼んで、人権擁護委員会に訴えると
いいみたいですよ。(くると)
ぶちさん,Tienさん,Mariaさん、
突然の質問に答えて下さり、ありかとうございました。
それと、Tienさんは、大変な時だったみたいなのにごめんなさい。個人的な人宛に標題をつけたのも、ごめんなさい。後でそう思ったのですが、送信してしまったので…・。
皆さんのご意見、とても参考になりました。
で、色々と読んだり考えたりしてるうちに、私が書いた「音と言葉に敏感」というのがなんとなく自分の中で整理できたように思います。
というのは、もしかしたら、聴覚の過敏と鈍感さを兼ね備えていることの結果かな?とも思えてきました。
>Tienさん wrote:
>例えますと、「私は悲しい」は"I feel sad"とは違う!と
>私は思うんですよね。うーむ、うまく言えないんですけど。
そう、そんな感じなのです。彼は悲しいとき「悲しい」とは、絶対に言わない。でも"I feel sad"っていうかもしれない。「だから、いったじゃない!」とも絶対に言わないけど、"I told you so!"とは言うのですね。友達数人で居るとき、彼はほとんど声を出さないといってもいいくらい話しません。
何についての話しかさえ読みとれなかったりします。しかし、英語だと、内容がある程度把握でき、適切な会話も時折できるのかも。
もしかしたら、英語にはほとんど主語がついているから、内容がわかるのかもしれません。日本語って、基本的に主語をはぶきますよね。だから、[ワイワイワイ」とみんなでなったときには、初めから話題がわからずに、はなから、解らない言葉という苦手感があるのかも知れません。それに、英語の文体の順序(主語・動詞・目的語)等の方が、彼の思考回路の順序と一致してるのかなあ、と思ったこともあります。
>ただ、英語等非ネイティブ言語を使用する時は、脳の前の方が緊張するのは自覚が
>あるんです。
そうですか。その時の方が前頭葉がはたらくのかなあ?
>日本人でもシャイでなく、アクティブに発言する人はいるから、
>それが「日本人的でない」と言う表現は?と思います。
>ばりばり発言するから偉い、とかじゃないと思うし。
>個人的に、Are you all right? とかto make you feel happyとかの表現はと>ても好きです。責任をはっきりさせる英語が使用し易いと言うのは良く分かりま>す。
>でもコミニュケーションって基本は人格だと思いますよ。言語学の達人が
>コミニュケーションの達人とは限らないと思います。
そうですね。日本語で、コミュニケーションできないけど、形容詞の微妙なニュアンスの違いなどはとても丁寧に使い分け、複雑な文章がすきです。(机上の勉強面では。)だからこそ簡単な日本語の会話ができないのが不思議です。でも簡単な会話で、英語なら加われるんですよね。日本語が話せないのではないのです。むしろ難しい日本語を話します。
>あの、もしかして、お子さんには、特に執着する音階がありませんか?
>私も好きな曲がたいてい似通ったりしています。
音階についてはあまり気がついてないのですが、好きな曲の傾向はあります。リズムのはっきりした曲とか、シンコペーションが(不意打ちの音)たくさん入ったような曲、滑稽な曲など(いわゆる、蒲田行進曲みたいなのとか、ブリキの太鼓のような、エリック・サティみたいなのとか…)
>ただ、音符が読めないんですよ。どうしても。
えー!同じですね。音感もあるし、文字は読めるのに何ででしょう?音符って、みんなオタマジャクシだから?文字を書くのに列を揃えるのが苦手(超!)なのは、縦横、上下の認識が低くて図形の判別を形による認識に頼ってるからでしょうか?
>Mariaさんwrote:
>まず、ギリシャ語にしろラテン語にしろ、死語である。で、日本人にとって中国>語(本当は「北京語」。他に広東語(香港など)・福健語(台湾など)・客家語>なんかがある)や英語も、ある意味で「死語」だったりする。つまり、語彙がぶ>れないのだ。それに、漢字にしろ英単語にしろ、あたしたちは経験よりもテキス>ト(「書かれたもの」としてのテキスト。「テクスト」ともいう)によってその>意味を学ぶ。つまり、ひとつひとつの単語の意味が明確に定義されているという>点で、楽である。
>>その意味では英語というのはあんまり使いやすい言語ではない。動詞の選択の>幅が狭いからだ。ドイツ語のように複合動詞が使えるとうれしい。日本語だとふ>つうの人で八百語くらいの動詞語彙しかないのだけれど、そのかわり「二字の熟>語は音で読む」の「〜する」型動名詞というのがあるから便利だったりする。
この感じ、すごーくよくわかります。定義がはっきりしてることは絶対ひつようですね。テキストで学ぶというのもその通りだとおもいます。それで、コミュニケーションにおいてのみ日本語が苦手なのかも。実際「コミュニケーションの日本語」が苦手なのだけど、「日本語」の言葉の深みは好きのようです。大人になると選択肢の多い日本語が便利になるのかな?
今のところはギリシャ語・ラテン語を知らないので、ちょっと面白そうですね。
>そういえば、AS系の子供というのはなぜか漢語が好きなような気がする。だか>>ら、何を喋っても難しいことを言っているように思われやすいのではないだろう>か。
はい、そうです。それで、頭良さそうに見えて、机上の勉強系はできるのに、気軽な会話ができなくて、???と思われるようです。
>それは周りの人が母音をきちんと発音しないからじゃないかなぁ。英語だったら>子音に特徴があるわけだし。
きっと、言語を音楽のようにとらえているのかと思います。英語のチャンツは聞き易いけど、日本語のチャンツでは、間が抜けるし。そうそう、日本語も歌になると覚えはとてもいいです。
ふーん。聴覚、視覚、情報の統合にもかかわりがあるのかな?
みなさん、ありがとう。
またおじゃましたときは、教えて下さいね。
Maria wrote:
> 今回はちょっと名前についての考察。
>
> Mr.Motoに関しては、ジョン・P・マーカムの書いた「ミスター・モト」シリーズで邦訳され出版されたのは『天皇の密偵 ミスター・モトの華麗な冒険』一冊きりのはずです(どなたか興味のあるかたは、アマゾン.comかなんかで調べて、結果を報告していただけると嬉しいです)。
はい、amazon.comで調べてまいりました。マーカムさんの書いたもの(計24冊)はアメリカではものの見事に廃版、のようですね。スペシャルオーダーとか古本で何冊か手には入りそうですが、、、面白いですか、「ミスターモト」シリーズ?
いつかは本に埋もれて暮らしたい かおり
Tienさん wrote:
>あの、Jane Doeは知っていますが、これが男性称はなんと名付けられるので
>しょうか???
“John Doe”です。
ちなみに Jane Doe さんが「あたしはローレライだ」と言っていたのは、ユング心理学のほうでは有名な、ある女性患者に関するエピソードのことを言っていたのだと思います。
ユングは、「私はローレライだ」とくり返す女性患者に出会います。それ以前の精神医学では、それは「精神病からくる妄想」として片付けられるべきものであり、精神病が治癒すれば消えるもの、と考えるのが普通でした。
ですが、ユングは「なぜこの患者は『私はローレライだ』と信じるに至ったか」について、真面目に考察したんですね。つまり、患者の世界に没入していったわけです。
「なじかは知らねど 心侘びて」で始まる『ローレライ(Loreley)』(作曲:フリードリッヒ・ジルヒャー、詩:ハインリッヒ・ハイネ、1837)の元の詩は、「それは何を意味するかわからない」で始まります。
つまりこの女性患者は、自分が何かを言うたびに、相手が「それは何を意味するかわからない」という『ローレライ』の冒頭の一節を口にするので、「私はローレライだ」と主張しているのだ、というところに行きあたったわけです。
ですから、ある種の精神的な疾患というものは、単に秩序が失われた状態ではなく、内的な秩序に齟齬を来したものである、ということなわけです。それを読み解き、もつれた秩序を解きほぐすことが治療につながる、と考えたのがユングだったりします。
「あたしもローレライだ」と言いたくなる気持は、お分かりいただけると思います。「あんたの言ってることは、さっぱりわかんない!」で切り捨てられちゃった経験というのは、いろいろと苦いものがあります。
(Maria)
Tien wrote:
>シンタロウさんはバスケット部に入っていたとありましたが、それは部活必須の学校だったからですか?それともバスケットをしたかったからですか?
僕がバスケット部に入ったのは、ただ単に普通の運動神経を着けたかったからで、バスケット自体は全く好きではなかったです。
ミッドランド wrote:
> 以前、僕はちらっと「ASの人の『不器用さ』」について書きました(覚えてい> る人、少ないと思いますが)。「ASの人は不器用な人が多いと専門書には書か> れているが、実際はどうなのか。」と。
> このとき僕は、「手先の器用さ」にだけ目がいっていました。
> 僕はテクニシャンなので、当然「手先は」器用です。だから、「不器用が多い」> の記述を目にしたとき、脳のなかに「?」が浮かびました。
> しかし、後々になって、
>「ひょっとして、これは『要領の良し悪し』や『世渡りの上手い下手』といったも> のも含めているのでは?」
> と考えました。いわゆる「器用に生きる」というヤツです。それでいけば、僕は> 見事に「不器用」という言葉があてはまるのです。
こんばんは、ミッドランドさん。
私も手先は、器用なところと不器用なところと極端です。折り紙が折れません!
図形の展開図の問題とかは好きだし、解くのは得意なんですけどね。
> 他人の心情が読み取れず、四苦八苦してきた僕の生き方は、要領が悪く世渡り下> 手な、「不器用」そのものです。
> 手先は「器用」だけれども、生き方は「不器用」。
> 人生をいいものにしていく技術は身につかなかったようです。
> でも、手先が器用なだけでもいいと思わねばと自分に言い聞かせる ミッドラン> ド
物事は良い方に考えられていいと思います。
私も生き方、としては非常に不器用です。自分の意志に反し誤解されることも多かったです。
死ぬとき笑えればいいさ、と思うTienでした...。
Maria wrote:
> 今回はちょっと名前についての考察。
> というわけで、「所有できる名前」と「所有できない名前」には、どんな違いが> あるんでしょうか? そもそも情報だとか名前だとかいった、「所有」というこ> とが「独占的使用権」「排他的使用権」に結びつかないものを「所有」するとい> うのは、どういうことなんでしょうか。
こんばんは、Mariaさん。いつもお助け下さりありがとうございます。
カキコを見て、脳裏に浮かんだのが、「ティファニーで朝食を」に登場する
主人公ホリー・ゴライトリーが飼っていた猫です。最初彼女は猫をCATと読んでいましたよね?所有についてはよく分かりませんが、ある者に対し名前を付けると
それが個を持つと思います。あんまり有名な人とかの名前は影響力が大きいので
避けられる傾向にあるのは確かですよね。以前、ドイツではアドルフはいないと聞いたことがありますが。(今は極右がいますから分かりませんが)
名前=個人格かな、と思いますけど...。
> だからあたしには、ひとり気になるひとがいます。Jane Doeさん。あたしの知
> るかぎり、「Jane Doe」といえば、「身元不明の女性屍体」のことです。
あの、Jane Doeは知っていますが、これが男性称はなんと名付けられるのでしょうか???
へんなカキコでごめんなさい。猫復活と共に、復活調のTienでした。
《アスペルガーの館》に戻る /
新しいアスペルガーの館の掲示板
EWBBS.CGI 改 (WZ BBS対応 Web掲示板 T.Ikeda改 +
s.murakami改)
© 1998 y.mikome, T.Ikeda, 1999 s.murakami