アスペルガーの館の掲示板（旧）

あなたは番目のお客様です。

《アスペルガーの館》に戻る / 新しいアスペルガーの館の掲示板

武田好史さんwrote:
＞　あなたが思うところの、「これは自閉症の文化である！」ということは、
＞どんなことですか？？

Tienさんwrote:
＞こんばんは、武田さん。紫陽花は見ましたか？今が盛りですね。

　紫陽花の学名「オタクサ」は、シーボルトが愛妾おたきの名前から命名したそうである。牧野富太郎は、笹の新種に「スエコザサ」と妻の名をつけたという。

　なんの脈絡もないが、札幌ではライラックが満開だそうだ。独り身がちょっと身にしみる今日このごろである。

＞スーラ等に代表される点描派の画家そしてその作品。

　ユルブレヒト・デューラー、立石鐵臣さんあたりに代表される細密画。

　胡桃やら蜻蛉（とんぼ）の羽根やら描いていると、頭が自閉モードになってゆくのが如実にわかる。「うふふふふふふふふ」という感じである。

＞アクアリウム作成（水槽の中に種々の水草や魚で一種の景色を創り出す）

＞アクアリウムはもうはまってはまって、自分の部屋で作業中は、誰に見せるわ
＞けでもないのに、至福の時でした。

　クリプトコリネ属に凝っていたときはそうでもなかったが、パールグラスにはハマッた。ピンセットでちまちまちまちまちまちまちまちま植えていたら、「あぁぁぁぁぁあっ！　見てるだけで鬱陶しいぃーっ！」と非難された。だったら見るなよ、と言いたい。

　青りんごさん（というかそのお嬢ちゃん）は知っている、極小折紙の世界。海外に旅行したときに、目の前で蛙やら鶴やら折ってプレゼントすると、「東洋の神秘」みたいな扱いをされる。

　（Joshya）

みちる wrote:
>みなさんこんにちわ
>
>質問なんですが、ASの皆さん。こどもの時から今に至るまで、漢字とか
>国語は得意でしたか?

みちるさん、こんばんは　

現代国語に関しては高校までほとんど苦労せず平均点以上とれてました。
古文というのは私にとって英語のグラマー（文法）と同じくくりとなって
おりまして、少し苦手でした。
いわゆる学校の成績としては良い方だったこともあり、どちらかといえば
得意だったかな。　　　

Maria wrote:
>
>　公開質問です。
>
>質問１．
>　なぜASの男性は発言しないのか。

Mariaさん、こんばんは

自閉気味の私は、質問に対してストレートに答えられなかったり
ずれた回答をしたりして失笑を買ってしまうことがたびたびあり
ますので、発言には臆病です。
この掲示板でも、毎日どなたかの発言に対して必ずレスを付けよ
うとするのですが、できあがった文章を投稿する前に推敲してい
ると、全部書き換えないと気が済まなくなってしまうので結局投
稿できません。
>
>質問２．
>　自分で、「『どっちでもいいこと』が決められない」と思います？

この質問は、「どっちでもいいことをどちらか選択しなければならな
いときに決めかねることがあるか？」ということですか？
>　どう思います？　（Maria）

私にとって「どっちでもいいこと」というのは意外に少ないです。
自分に選択の権利が与えられていることに関しては、その時々で
変動するものの、必ず微妙な優先順位があります。

武田好史 wrote:
>　そこでみなさんに質問です。
>　あなたが思うところの、「これは自閉症の文化である！」ということは、どんな>　ことですか？？

こんばんは、武田さん。紫陽花は見ましたか？今が盛りですね。

レスですが、これはあくまで私の想像です：

①スーラ等に代表される点描派の画家そしてその作品。

②中国の骨董品等に見られる、「象牙の中に象牙の塔を作る」
「瓶を幾つも入れ子に重ねて工芸品にする」

③細かい切り絵

④アクアリウム作成（水槽の中に種々の水草や魚で一種の景色を創り出す）

同じ緻密な仕事にしても、刺繍や盆栽等はなんか違う、と思います。

上手く説明できませんが、１人ですることが可能な緻密な芸術作業は
私は好きなので（アクセサリーを別々の作品をばらして新たに作る等）
こう思いました。要領を得ないレスでごめんなさい。
アクアリウムはもうはまってはまって、自分の部屋で作業中は、誰に見せるわけでもないのに、至福の時でした。

武田好史 wrote:
>みちる wrote:
>>みなさんこんにちわ
>>
>>質問なんですが、ASの皆さん。こどもの時から今に至るまで、漢字とか
>>国語は得意でしたか?
>>ASは言語の受け取りが得意ではないと思いますが、自分なりに工夫したとか、
>>今もだめですとか、何かありましたら教えて下さい。

ちょっと横レス的になってしまいます。ごめんなさい。
私の場合は、言語は大体好きです。感想文とかもしれっと書いてしまいます。
ただ、苦手な語というか文字は存在します。それは音符とハングル語です。
どうやっても語と意味が結びつきません。自分でもどうなっているのか分かりませんが、例えば神経衰弱ゲーム＝トランプはとても好きです。それに関連するのかな、となんとなく思うのですが、言葉をいくつかの升目に区切って空白を作り、それが何の語か判断するのはとても簡単です。これは視覚認識の分野に関連しているのではないでしょうか？

ただ、ひどい方向音痴なのですが、そういう方いらっしゃいますか？
どうしても、俯瞰図というのか鳥瞰図というのか、全体的な地図＆地理の流れを
理解する仕組みは欠落しています。

しかし、人の顔は異常なくらい覚えています。

なんなんだろう？？？

みちるさん、みどりさん、Mariaさん、レスありがとうございました。

またまた目からうろこでした。総合的に判断すると、私は敷居が高いタイプ
だと思われます。プライベートな事等を殆ど話さないから煙たがられているの
もあると思います。そう親しくもないのに相性で呼ばれてもかなわないし。

でもいいんだ、がんばるもん、でした。（＾＾）

　アメリカ・ノースカロライナ州で行われている、TEACCHプログラムでは、自閉症の人のことを「独自の文化を持った人である」と説いています。
　
　そこでみなさんに質問です。

　あなたが思うところの、「これは自閉症の文化である！」ということは、どんなことですか？？

kanji...
小学校の時は、だいの苦手でした。
放課後のこされて、追試を受けさせられました。
再々追試までいったこともあります。
そこでも覚えてなくて、こっそりドリルのページをめくってカンニング。
ばればれ。
先生の顔、いまでも覚えてる。

なんで漢字をおぼえなくちゃいけないのかも分からなかったし
暗記が苦手だった。
でも、小学校高学年から中学にかけて、本を読みまくるようになってから
ぐんぐん語彙が増えて、なんだかいつのまにか国語の偏差値だけは７５、
数学はかけはなれて４５。

いまだにことわざや言葉の使い方がおかしいと言われるけど
自己流文法でやってます。

好きな本を読むのが国語の上達にはいちばん、いいのじゃないかな。
わざわざ暗記するほど苦痛なものはありません。

汗みどろ wrote:
>むしろ、どちらでもいいことでも、決めてしまうのでは？

その場合は本人にとっては「どちらでもいい」ではないのですよね。
どちらでもいいことかどうかの基準が、世間の大半の人とはずれているので、汗みどろさんのように思われるのではないでしょうか。

選択の基準は私も基本的には消去法です。(「大好き! これでなくっちゃ!」なものがある場合は別。)
ただ、どうしても一つを選ばなきゃいけないのに、消去法で全部消えちゃった場合 (レストラン系はこれが多い) は、本当にどうしようもなくなってしまいます。
「うどんの気分じゃないしなー、そばの店は高いんだよなー、スパゲティならどうせならもっと遠くのあっちの方がおいしいしなーでもそこまで行くのは面倒だしなー和食の店はこのあいだゴキブリでたしなーやっぱりうどんかなあ、でもどうも気分じゃないなあ、とするとおそばかなあ、、でもやっぱり味の割に高いよなあ、云々」という感じでぐるぐると。
ああ、この場合は「どちらでもいいこと」じゃなくて「どちらでもよくない場合」か。

Tien wrote:
>①職場ではお互いのことを（役職者除く）なんと呼んでいますか？

一般には「名字+さん」。愛称のこともあります。
肩書きで呼ぶのは禁止されてますし、実際だれもが社長でもなんでもさんづけか愛称で呼んでいます。

>②①の中で、愛称で呼ばれる人とそうでない人に分かれますか？

「愛称で呼ばれる人」ではなく、「愛称で呼ぶ人」とそうでない人に分かれます。
「愛称で呼ぶ人から愛称で呼ばれやすい人」はいるようです。

>③②それはどういった識別でなされていると思いますか？

「愛称で呼ぶ人から愛称で呼ばれやすい人」は、主に呼びやすい愛称があるというのと、勝手に愛称で呼ばれても嫌がらなそうなキャラクターでしょうか。

>④本人の了解を得ず、愛称で呼ぶということは、「無理やり親しく共同体に引きずり込む」または「仲良しなのよ、という強制的暗黙の鎖」、と私は解釈しますが、皆さんはいかが思われますか？

私は単に失礼なやつと思ってそれ以上考えたことはありませんでした。
強いていえば、「仲良くしてよ」に聞こえるかなあ。

>職場では、「下の名前プラスちゃん付け」が一般的な愛称みたいなのですが、
>それで呼ばれてな（姓で呼ばれいている）という私は、「嫌われてる？？？」。

高校時代、クラスに、「誰でもかれでも無理やり愛称で呼ぶ」人がいました。Oさんという、ほかの誰もが名字でしか呼ばない人がいて、いちばん仲のよかった私も名字で呼んでいたのですが、彼女だけは無理やり名字をもじった愛称を作って呼んでいました。
しかし、その彼女からも私は名字にさんでよばれていました。別に嫌われてはいなかったようですが、敷居が高いように思われていたようです。

愛称がなかったわけではありませんが、どれもこれも相当仲良くないと呼べないような変わった愛称ばかりだったせいか。
そもそもそれは「相当仲の良い相手」と「単なるクラスメート」の２種類しかいなかったせいか。

そういえば、職場に「目下は呼び捨てにする」ポリシーらしい人がいるのですが、私も目下なのにさんづけなのは、私が女性だからか、それとも怖がられているのか??

みちる wrote:
>みなさんこんにちわ
>
>質問なんですが、ASの皆さん。こどもの時から今に至るまで、漢字とか
>国語は得意でしたか?
>ASは言語の受け取りが得意ではないと思いますが、自分なりに工夫したとか、
>今もだめですとか、何かありましたら教えて下さい。
>
>ADHDも国語及び言語の受け取りがへたですが、そのへんのこともわかる方がいたら
>教えて下さい。宜敷くお願いします。
>
>　　　　　　みちることなおみの夢でした。　　　　
>　　　　　　

　漢字を覚えることは苦になりませんでした。しかし文字はそれほどきれいに書くことができず、板書を取るときは何度も書いては消し書いては消しを繰り返していました。また、書こうとしている字と違う字を思わず書いてしまうことも多かったです。未だに書類を書くのが非常に苦手であり、こうしてパソコンを打っていくときも何回も打ち間違えをしているので、普通の人の倍の時間がかかり、２９になる現在でも無職でいることの一つの要因となっています。
　あとは、句読点の付け方のルールが未だにつかめていません。ですから私のレスは、比較的読みづらく感じていることと思います。
　よく中学の国語の試験などで、「小説に出てくる登場人物の心情を次の選択肢から選べ」という問題が出たと思いますが、そんな問題はとんちんかんな方を選ぶ方が多かったです。そのせいか、そのころはもっぱら興味を持っていた天文関係の本を読みあさっていて、小説などは全く読みませんでした。
　活字の羅列よりは、絵や写真がついていた方が物事が判りやすく、そのせいか、小さいときから見る出版物は、図鑑などが画像的な物が多い方です。
　聴く方も話す方も苦手なので、電話のやりとりでは緊張してしまうほうです。未だに自分が感じたことを相手に判りやすく表現することに、著しい困難さを感じています。
　

ひま人 wrote:
>「なんで？どこも悪くないじゃない！それに、これだけきちんと文章が書け
>るじゃないの！わたしなんかよりよっぽといろんなこと知っていそうだし・・
>・・アフリカなんかでは、食べ物もなくて飢え死にしているひともたくさんい
>るのよ。乙武さんを見てごらんなさいよ・・あれだけのハンディーを持ちなが
>ら、明るく前向きに生きているじゃないの。それにくらべてあなたは知的にハ
>ンディーがあるわけでもないし、身体に欠損もないし、、、なにも心配するこ
>とないじゃん！！」

乙武氏は非常に恵まれた人です、うらやましい人です。
確かに身体的なハンディはありますが、それを覆い隠すほどの才能を持っています。
例えば「明るく前向きに生きる」ことでさえ、健常者と比べても遥かに大きな能力として身についています。
「五体不満足」を読んだ限りでは、両親の影響もあるでしょうけど、生まれつきの要素が強いようです。

その才能が、かえって他の身体障害者に悪い影響さえ及ぼすこともあります。
乙武氏の才能のレベルを身体障害者一般に当てはめて見てしまうために、普通の身体障害者に対して、軽く見てしまう人も増えているそうです。
「五体不満足」が出てから、苦労が分かってもらえなくなったと訴える障害者もいます。

精神的なハンディは知的なハンディだけではありません。
直せる性格か、直せない脳の構造かを区別するのは難しいですが、身体や知能のようには見ることのできないハンディが決して小さくないのは確かです。

五木寛之が「プラス思考ができることは一つの才能である」と書いていますが、私もそう思います。

Maria wrote:
>ひま人さん wrote:
>＞同じく、このテーマを提言した人は、男達にもっと発言してほしいと思って
>＞いるのか、それとも好奇心なのか？
>
>　私ことMariaは、青りんごさん他の「AS児のお母さま」方の相談役、みたいなことをしております。不思議なことにというか当然のようにというか、あたしにはAS児の感覚がわかるというか、AS児そのままの感性で生きており、なぜかそのまま社会に（過剰なまでに）適応してしまいました。

あなたはＡＴですか？

>　で、従来の自閉症／アスペルガー症候群に関する文献というのは、
>
>　・医師または教師による診断・治療・療育の手引き
>　・心理学者・生理学者による原因等に関する研究書
>　・本人による自伝
>
>あたりに限られていたのですね。つまり、「健常のひと」と「自閉圏のひと」の間のギャップを対等な立場でつなぐものがない。映画『レインマン』なんていうのはやや近いのだけれど、やはり「健常のひと」と「自閉圏のひと」の関係は対等ではない。

「「健常のひと」と「自閉圏のひと」の間のギャップを対等な立場でつなぐものがない」というのは、両者の中間圏に位置している人たちが問題にされていないということなのか、両者間の理解を促す素材がないということなのか？
「健常のひと」と「自閉圏のひと」の関係は対等ではない」とは、社会的な待遇が
後者の方だけが不適当だということなのか、両者間の理解が進んでいないということなのか、どちらか一方だけに、なんらかの特権があるということなのか？

>　だから、お母さんは自分の子供が考えていることがわからない。「自閉」が理解できない。「こだわり」がわからない。だけど、「健常のひと」と「自閉圏のひと」のメンタリティを両方そなえているあたしからすれば、とてもよくわかる。
>　「国語辞典を読みながらげらげら笑っている子供」などというのは相当に無気味かもしれないなー、と「世間の常識」の部分で考えているあたしは思うのですが、反面「AS傾向者」としてのあたしは「わかるわかる。人工知能の研究者とかいったら、そういうひと珍しくないもんな」と思います。

で？

>　あたしは理系と文系の間をひらひらと飛び回る蝙蝠か、はたまた健常者とASの間を行き来する黄昏の空を音もなく飛翔するミネルヴァの梟か、まあ、そんな役どころを演じることができそうなのですね。

漢字が難しくて読めません。

>　でまあ、そんなこんなで以下のようなブックレットを作成しよう、と思い立ったわけです。
>
>題名：『自閉症／アスペルガー症候群ハンドブック　「関係性発達障磑」の理解と対応』
>
>目次
>
>　・隣人としてのRDD
>
>　・「関係性発達障磑（RDD）」って何だろう
>　　　誰にでもあるRDD傾向
>
>　・診断名とその内容・歴史について
>　　　「自閉症」「アスペルガー症候群」「高機能広汎性発達障害」……
>
>　　　　アスペルガー（氏）症候群（Asperger's syndrome）
>　　　　高機能広汎性発達障害
>　　　　　　（high-functioning pervasive developmental disorder）
>　　　　「自閉」と「自閉症」
>　　　　早発性痴呆症→精神分裂性
>　　　　幼児分裂症→自閉症
>　　　　　カナー型自閉症
>　　　　　アスペルガー型自閉症
>　　　　「障害」か「精神病」か「神経症」か「性格の偏り」か「症候群」か
>　　　　「関係性発達障磑（RDD）」という名前を採用するにあたって
>
>　　　　スキーマ、フレーム、アクシアム、コンテキスト……
>
>　・家族としてのRDD
>　　　夫・妻・子供がRDDだったら
>
>　・教育と学習障害（LD）
>　　　RDDの子供の育ちかた
>
>　・働くRDD
>　　　RDDの職業適性
>
>　・RDDであることの苦しみについて
>　　　いじめ、PTSD、フラッシュバック発作、二次症状など
>
>　・RDDの診断
>　　　診断規準／知能検査／知能指数
>　　　RDD児童の知能指数が低く出るのはなぜか
>　　　RDD児童は本当に「不器用」なのか？
>　　　　注意力と運動協調性
>
>　まあ、実際にどの程度お役に立てるものができるかは未知数なのですけど、少なくとも叩き台になるようなものはできるのではないか、とは思うのですよ。

マリアさんが出版するのですか？

>　でまあ、こういうものを切実に求めているひとがいるとすれば、AS児のお母さまや成人AS本人であろうと思うのですが、そういうひとにとって必要なのは中身であってタイトルではありません。

なるほどそのとおり。

>　で、もうひとつ。多くのAS関係者は、「二次症状」というものに悩まされています。つまり、社会との軋轢が新しい症状を生みだしちゃってるわけですね。したがって、社会の側にも理解を求めなければならない。だとすれば、『自閉症／アスペルガー症候群ハンドブック　「関係性発達障磑」の理解と対応』という書名はあんまりではないか。
>
>　どうせだったら一般の人にも読んでいただきたい。で、そのためには売れてほしいのね。一般向けと当事者向けに分けることも考えたんだけど、よく考えれば「素人が読んでわかりやすいもの」となると、けっきょく似たようなところに収束せざるをえない。だったら一緒にしてしまえー、ということに決めました。

水をさすようで申しわけありませんが、大多数の一般大衆は・・・・・

>　そんなわけで、「自閉圏」というものを端的に表わす言葉ってなんだろう、と考えたんです。
>
>　たとえば「自閉」。たしかに本質なんだろうけど、この言葉はあまりに誤解が多い。引っ込み思案や引きこもりを想像してしまう。だいいち、普通の人との接点がない。

たしかに誤解は多いでしょうが、これを改めていくというのは、これまた・・・・

>　「関係性発達障磑」。この「関係性」っていうのも確かに重要なタームです。だけど、青土社の『自閉症とマインド・ブラインドネス』なんかを読むと、明らかに「欠陥」とか「欠損」として捉えているのね。ところがあたしなんかは、「人の気持ちがわからない」となじられたことも数多くあるけれど、「どこかもっと深いところで人間を見ている」と言われることも負けず劣らずあるわけです。決して人の心が理解できないわけではないから、「マインド・ブラインドネス」というには、あたらない。

あれはカナータイプについて書かれたものでは？

>　で、「人の気持がわかる／わからない」みたいな軋轢がどこから来るかといえば、「わかる」の部分は「心のずっと深い部分まで組織化されている」という意味で「わかる」であり、「多くの『健常者』が抱えている心の中の対象化されていない感情的なぐちゃぐちゃというものに、無関心あるいは冷淡である」という意味で「わからない」だということに思い至ったわけですよ。「もっと自分の心を深く掘りなさい」と言ってやりたくなっちゃうのね。
>
>　反面、あたしたち（そう、そういうくくりで発言しちゃいましょう）は「どっちでもいいこと」を決めることができません。
>
>　「こだわりの味」とかいった間違った日本語が最近横行しています。必要なことを徹底することを「こだわり」とはいいません。「どっちでもいいこと」を固定的に捉えずにはいられない心性、それが「こだわり」。この「こだわり」を端的に表わす言葉はないもんか、と思って思いついたのが、これ。
>
>　『「どっちでもいいこと」が決められない。』
>
>　……とはいえ、これがひとりよがりであってはいけない。あたしたちの感性にぴったりとフィットし、「健常者」にとっては「理解はできるが気持ちはわからない」であってほしいと思います。で、この掲示板で問うてみたわけです。
>
>　そしたら、この『アスペルガーの館の掲示板』における貴重な「健常者」メンバーであるあさかぜさんは、ものの見事に「頭では解るが気持はわからん」側をお選びになりました。
>
>＞＞　「『どっちでもいい』んだったら、どっちでもいいんじゃない？」
>＞＞　「そうなんだけど、やっぱり『どっちでもいい』というと決められないんだよ」
>＞＞　こういうタイプって、ASに多い……というか、ASの本質ってこういうところ
>＞＞にありそうな気がします。それが「AS特有のこだわり」に見えるのかもしれない。
>
>＞　そうなんですか……。「どっちでもいい」ことはどっちでもいいので、どう決まっ
>＞ても平気なんだけどなぁ、わたしは。自分で決めたいことは自分で決めてしまいま
>＞すしね。
>
>　これってイケてんじゃない？と思いましたね。

「イケる」とはどういう意味でしょう？

>　そんなわけで、『「どっちでもいいこと」が決められない。』執筆中。
>　FQA（よくある質問とその答え）も掲載予定なので、「こういうことに対してどう答えてくれるのか？」みたいな質問があればお寄せください。待ってます。
>
>　また、今後ともご協力をお願いすることもあると思います。その時はまたよろしくお願いします。
>
>　（Maria）

この「なかなか決断できない」という優柔不断性は、時間が無駄になることと
、せきたてられて当人が不快な思いをするということが問題なのではないでし
ょうか。
これについては、ある程度思考上の訓練で改善できるかと思われます。
ＡＳにとっての一番の問題は就業でしょう。この問題についていろいろ考えて
いますが、答えが見つかりません。
なかには、得意分野で仕事をしている人もいるみたいですが、私のようにすぐ
れた才能もなければ、学力も能力もさほど高くない人間はどうしたらいいのか
わかりません。
職場の理解を深めるというのも、僕の実感からすると百年河清を待つような・・
というわけで、僕の場合は、「なぜ男達は発言しないのか」というと、「やる
気がしない」というのが主な理由です。
われわれのような人間が政治家や企業経営者、教育者、福祉関係者らに訴えて
も、おそらく問題にもされないでしょう。

「なんで？どこも悪くないじゃない！それに、これだけきちんと文章が書け
るじゃないの！わたしなんかよりよっぽといろんなこと知っていそうだし・・
・・アフリカなんかでは、食べ物もなくて飢え死にしているひともたくさんい
るのよ。乙武さんを見てごらんなさいよ・・あれだけのハンディーを持ちなが
ら、明るく前向きに生きているじゃないの。それにくらべてあなたは知的にハ
ンディーがあるわけでもないし、身体に欠損もないし、、、なにも心配するこ
とないじゃん！！」

Tienさん wrote:
＞（１）職場ではお互いのことを（役職者除く）なんと呼んでいますか？
＞（２）（１）の中で、愛称で呼ばれる人とそうでない人に分かれますか？
＞（３）それはどういった識別でなされていると思いますか？

（１）
　高校時代、天文部で後輩が一様に「先輩」と呼ぶのが疎ましくて、「原則、姓＋『さん』でいこう」と決めました。天文部のみならず、校内でけっこう流行りました。
　その後就職してから、どこかの企業で「さん人称運動」というのがあって、それを受けて当時務めていた職場でも「姓＋『さん』」にしよう、という動きが職場であって、このスタイルが定着しました。ただし、お客さんの前では「肩書」と「○○君」でしたが。

　ついでながら、官（幕僚または自衛官）の人は「姓＋階級＋殿」。なお、階級を間違えたりすると、気まずいものがあります。

　それからもうひとつ。「うちの女の子」みたいな言い方はやめようと。これは『アメリカの心』というユナイテッド・テクノロジー社の意見公告にもあったのですが、「当社の○○というものがお届けに上がりますので」みたいな形にしよう、と。とはいえ当の女性には、「『なんだ、女の子かよ』とか言われてしまいました」とか「名詞とか出されて慌ててしまいました」とか言われて評判悪かったですけど。

　そんなわけで、

＞私の場合、職場ではやっぱり氏名で呼ぶべきだろう、と思い、
＞愛称を使うことは、年下の人に向かってもしません。

には原則として賛同します。

　なお、うちのJoshyaさんはおおむねどこへ行っても「先生」と呼ばれます。行きつけの飲み屋さんでは「ドク」。外人さんには「教授」と呼ばれていました。

（２）
　別れます。「藤本っちゃん」「てっちゃん」「姐さん」「おやっさん」「先生」等。

（３）
　「姓＋さん」だと発音しづらい。で、本人もそっちの方が呼ばれつけているので、ちゃんと呼ばれると違和感がある。「ふじもとさん→ふじもっちゃん」「てらさきさん→てっちゃん」
　尊敬と親しみの両方。「姐さん」「おやっさん」「先生」。本人が苦笑いしながらも許してくれるのが条件。「お前に呼ばれたかぁねぇよ」っていう相手もいますしね。そういう相手には「『××さん』と呼んでください」と訂正します。

　そんなわけで、

＞職場では、「下の名前プラスちゃん付け」が一般的な愛称みたいなのですが、
＞それで呼ばれてな（姓で呼ばれいている）という私は、「嫌われてる？？？」。
＞別にきっちりと個人的に線引きをしていただいた方が、心理的に私はずいぶん楽
＞なのは確かなんですけど……。

にも賛同。

＞（４）本人の了解を得ず、愛称で呼ぶということは、「無理やり親しく共同体
＞に引きずり込む」または「仲良しなのよ、という強制的暗黙の鎖」、と私は解
＞釈しますが、皆さんはいかが思われますか？

　本人の了解を得ずに愛称で呼ぶ人には、問題行動が多いように思います。「甘え」というものを勘違いしているのね。つまり、相手からの「搾取」を、相手に対する「甘え」だと思っているわけです。こういうタイプの人を「吸血鬼（ヴァンパイア）」と呼ぶ人もいます（バーバラ・E・ホルト、鏡リュウジ訳、『いっしょにいると疲れる人　「くされ縁」の人間関係の研究』、講談社）。

　ただ、カルチャーギャップ、という問題もあったりするわけです。外国のひとと一緒に仕事をしているときは、どうするのかと。特に外資系で、社内の公用語がフランス語なり英語なりだったときにはどうするか。「Mr.Motoと呼んでくれ」とかいってますます話をややこしくするひとが大森総研にはいます。

　あとは「許」さんとか「謝」さんとか「蘇」さんとかいった単音節の姓。呼ぶ方も呼ばれるほうも、なんかテンポが狂います。日本語の「～ちゃん」に当たる「阿」を頭につけるというのも手ではあるけど、「阿蘇」っていうのもねぇ……。「陛下、あれが阿蘇でございます」「あ、そう」。お懐かしや昭和天皇陛下。そうそう、「Qちゃん」は中国語だと「阿Q」になります。
　「大哥」（日本語だと「兄貴」）とか「師兄」（日本語だと「先輩」）とか呼ばれてるひともいましたけど、「たーこー！」「しけい！」とか大声で呼ばれてるのを見ると「なんだかなぁ」と思います。

　（Maria）

Maria wrote:
>
>　公開質問です。
>
>質問１．
>　なぜASの男性は発言しないのか。
>
立ち止まる心の余裕と時間の余裕がないからだと思います。
また、根本的な解決策でなければ、しても仕方ない、つまり掲示板で発言することが個人の根本的な解決にはならない、と考えている人がいると思います。特に、家族を養う男性にとっては、その責任とストレスが単身、あるいは女性の比ではないと思われます
立ち止まることで、新たなストレスと責任が生まれる危険性もある。
ストレス解消の手段も、女性と男性では異なると思います。話しを聞いてもらうだけでストレスが減少するというのは女性に多いと思います。男性は、（人にもよるが）解決しないと信じ込んでいる。もっとも、自分を知るという意味においては、掲示板は有益であり、自分を知る手掛かりをつかんだところで、自分なりの解釈、解決策を探っているのではないでしょうか。病院に行くとか、宗教で真理を探るとか。

>>質問２．
>>　自分で、「『どっちでもいいこと』が決められない」と思います？
むしろ、どちらでもいいことでも、決めてしまうのでは？

みなさんこんにちわ

質問なんですが、ASの皆さん。こどもの時から今に至るまで、漢字とか
国語は得意でしたか?
ASは言語の受け取りが得意ではないと思いますが、自分なりに工夫したとか、
今もだめですとか、何かありましたら教えて下さい。

ADHDも国語及び言語の受け取りがへたですが、そのへんのこともわかる方がいたら
教えて下さい。宜敷くお願いします。

　　　　　　みちることなおみの夢でした。　　　　
　　　　　　

Tien wrote:
>こんにちは。突然ですが、恒例の変な質問です。
>①職場ではお互いのことを（役職者除く）なんと呼んでいますか？

やっばり愛称。

>②①の中で、愛称で呼ばれる人とそうでない人に分かれますか？

それはある。

>③②それはどういった識別でなされていると思いますか？

その人が、いやだと思うだろうと予測される人には愛称は使わない。
堅い人にはそうなっちゃうかな。

>④本人の了解を得ず、愛称で呼ぶということは、「無理やり親しく共同体に引きずり込む」または「仲良しなのよ、という強制的暗黙の鎖」、と私は解釈しますが、皆さんはいかが思われますか？

職場のムードにもよるけど、むしろ相手方は友好的に思っていると
解釈したほうがいいのでは・・・。

>
>私の場合、職場ではやっぱり氏名で呼ぶべきだろう、と思い、
>愛称を使うことは、年下の人に向かってもしません。

年上の人には氏名で呼びますよ。年下はやっぱり氏名＋ちゃんかな。
自分が呼びたくないならいいのでは。
きちんとしている人(堅い)と、見られるかもしれませんが、

>
>職場では、「下の名前プラスちゃん付け」が一般的な愛称みたいなのですが、
>それで呼ばれてな（姓で呼ばれいている）という私は、「嫌われてる？？？」。
>別にきっちりと個人的に線引きをしていただいた方が、心理的に私はずいぶん楽
>なのは確かなんですけど．．．。

嫌われているのではなく、一目置かれているのかも・・・
私も仕事の出来る賢い人には、愛称ではよびませんから・・・。
自分は自分で、いいのではないですか。
嫌われているって事ではないと思いますよ。
嫌いたかったら嫌えばー。とおもっていればいいのでは。
私も、若い頃、そう思えなかった。今は好きにしてー。
青りんごさんじゃないけど、来るものは拒まず、去るものは追わず・・・。
愛だけ持って自分なりに生きていくって感じです。

愛称でよばれないのは、それだけいい意味できちんと扱われているのかも・・。
　　　　
　　　　　　昔の職場の人にいまだにチャンづけされているみちること
　　　　　　なおみの夢でした。　　　　　　
　　　　　　　

Maria wrote:
>
>　公開質問です。
>
>質問１．
>　なぜASの男性は発言しないのか
>　先日の横浜OfflineMeetingでも話題になったことです。
>　ASのひとというのは、男性５に対して女性１程度の割合で存在する、とされています。だけど、実際にお会いしたりメールを戴いたりする方は女性のほうが多いくらいなんですよね。これって何故なんでしょう？

単純に言語化するのが不得手ということはありませんか。
また、言葉を受ける際、ひとつの言葉の中に複数の意味があるのを、受け取れない
という自分を知っていて、つい、傍観してしまうといったことはないでしようか。
>
>　男性は、比較的社会に適応しやすいから、「障害」というところまで深刻化しにくいのか。
>　男性の場合、「仕事」との関係で捕えるから、あんまり「個人の問題」として捉えないのか。逆にいうと、女性のほうが「ASである自分」というものに向き合う傾向が強いのか。
>　それとも、深刻すぎて、ASというものを対象化することが困難なのか。これはひょっとしたら、女性の場合はASというものが男性にくらべてそれほど「障害」にならないのかもしれない、という推定にも結びつきます。実際には男女比はもっと接近しているのかもしれない。だけど、女性は「健常者」として社会に適応しているのかもしれない。

女性のASの方を知らないので、なんともいえないのですが
女性という特性の中に、AS的部分が多いと私は感じています。だから、健常者の枠
に、難なく収まってしまうということはあると思います。ちょっと変わっているけど・・・と、思われながらも受け入れられるのだと思います。
学校の集まりなどでも、すごい変わり者が沢山いますよ。
すごいおしゃべりや、がまんができないなど・・・。
女性、特に主婦は家庭が自分の城で、自分が殿様になっていることが多いので、
他者との比較や、対象化するなんてことはしないと思います。
他人の家よりうちのほうが幸せ・・。というのを確認したい人は沢山いますが。

>
>質問２．
>　自分で、「『どっちでもいいこと』が決められない」と思います？
>
>　「『どっちでもいい』んだったら、どっちでもいいんじゃない？」
>　「そうなんだけど、やっぱり『どっちでもいい』というと決められないんだよ」
>　こういうタイプって、ASに多い……というか、ASの本質ってこういうところにありそうな気がします。それが「AS特有のこだわり」に見えるのかもしれない。

どっちでもいい。というよりは、どうでもいいというほうが私にはあっていますね。
うちにいるAS殿は私にとってどうでもいいことにすごくこだわります。
洗濯物のハンガーの向きとか、服をたたむのに、左袖からたたむとか・・・。
それはじぶんだけでこだわってくれと言いたい。私にも同じようにしろと言わないで・・・。
彼はどっちでもいいことは、ないです。自分で全部決めます。人の分まで。
それってAS的でしょうか。
AS特有のこだわりって良くわかんない。決める事ができるASもいれば、なかなか
決められないASもいるの?
わたしも、あさかぜさんと同じように、自分で決めなきゃいけないことは、自分で
決めますね。
だってそれっきゃないでしょう。

　　　　　　お久しぶりのみちるでした。
　　　　　　Maiaさんお元気でしたか。

（１）
第一に恐いと思いました、殺されるのは嫌だし、自分が刃物を人に向かって刃物を持つのも恐い。

でも、被害者に対してはそれなりに可哀想とは思うのですが、悲しみとか憤りとかショックとかの強い感情はないです。

これって冷酷なのでしょうか。

（２）
医者は、薬さえ与えておけばいいという態度を取っていたような気がします。
違ってたらごめんなさい。

（３）
犯人について、私の頭にはある障害の名前が浮かびました。
確証はないので、ここでその名前を書くことは控えます。

鑑定では染色体も調べるのでしょうか？

こんにちは。突然ですが、恒例の変な質問です。
①職場ではお互いのことを（役職者除く）なんと呼んでいますか？
②①の中で、愛称で呼ばれる人とそうでない人に分かれますか？
③②それはどういった識別でなされていると思いますか？
④本人の了解を得ず、愛称で呼ぶということは、「無理やり親しく共同体に引きずり込む」または「仲良しなのよ、という強制的暗黙の鎖」、と私は解釈しますが、皆さんはいかが思われますか？

私の場合、職場ではやっぱり氏名で呼ぶべきだろう、と思い、
愛称を使うことは、年下の人に向かってもしません。

職場では、「下の名前プラスちゃん付け」が一般的な愛称みたいなのですが、
それで呼ばれてな（姓で呼ばれいている）という私は、「嫌われてる？？？」。
別にきっちりと個人的に線引きをしていただいた方が、心理的に私はずいぶん楽
なのは確かなんですけど．．．。

新しい話題を投稿

次の20件を表示