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Re: 知ってる方いらっしゃいますか? 5661へのコメント
No.5668  Tue, 26 Jun 2001 14:07:04 +0900  シュッツ [この発言にコメントする]

Tien wrote:
>もう十年以上前の小学校国語のテキストに掲載されていた、
>山村暮鳥 風景(純銀もざいく)ご存知の方いらっしゃいますか?
>
>    いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな
>    いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな
>    いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな
>    いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな
>    いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな
>    かすかなるむぎぶえ ひばりのおしやべり やめるはひるのつき
>    いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな

確かに聞いた覚えはあるけど教科書でないことも確かだったので、気になってしまいましたが、今思い出しました。
「ひい、ふう、みい」という映画で、キーになる言葉(呪文?)として使われていました。


Re: 社会,世間,みんな,常識 5619へのコメント
No.5667  Tue, 26 Jun 2001 13:53:55 +0900  くると [この発言にコメントする]

くるとです。急用ができて十分なレスができなくなってしまい申し訳あり
ません。


不肖くると wrote:
> 久々に投稿のくると(教育LD)です。以前のコメントとも重複する
>のですが、わたしがいら立つ論法を1つ挙げておきます。
>
>(例1)「現代社会は〜である」
>(例2)「世間はそう甘くないぞ」
>(例3)「みんなそうしているじゃないか」
>(例4)「そんなの常識だろ」
(中略)
> これらの理由により、例1〜例4の常套文句が出てくると、その意見
>が正しいかどうかに関係なく警戒してしまいます。これらの常套文句に
>説得力を感じてしまう人というのはどういう人なんでしょうか?

 ミッドランドさん、pocksさん、るおうさん、Tienさん、多加野さ
んへ。どうも丁寧なコメントありがとうございました。訳のわからない言
語体系に従いながら生きていかなければならないのが、精神的にたまらな
く苦痛でした。これで、少しは距離を置いて対応することができるように
なりそうです。

>るおうさんへ

 説明の仕方ですが、相手が上記の論法を使っている時に正面から反論す
ると、さらに気を悪くするみたいです。なるべく相手が機嫌のいい時に、
世間話風に説明しておくといいみたいです。ある程度繰り返していくと、
相手は上記の論法を使用しなくなります。(くると)


Re: 知ってる方いらっしゃいますか? 5663へのコメント
No.5666  Tue, 26 Jun 2001 13:02:50 +0900  武田好史 [この発言にコメントする]

みちる wrote:
>Tien wrote:
>>もう十年以上前の小学校国語のテキストに掲載されていた、
>>山村暮鳥 風景(純銀もざいく)ご存知の方いらっしゃいますか?
>>
>>    いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな
>>    いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな
>>    いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな
>>    いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな
>>    いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな
>>    かすかなるむぎぶえ ひばりのおしやべり やめるはひるのつき
>>    いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな
>
>はい。大好きで、覚えていますよ。
>子供の教科書に今も載っています。菜の花畑を通りかかると、子供と
>どちらともなく、いちめんのなのはな・・・。といってしまいます。
>古い話ですが、山平和彦さんというフォーク歌手が曲つけて唄っていました。
>知らないよね・・・。
>
>>
>>私も視覚に働きかける、こんな詩を書けるようになりたいです。
>>心の琴線にふれる詩あるいは俳句をご存知の方、POPに紹介して欲しい
>>んですけど、Mariaさん?
>>
菜の花というと、僕の場合真っ先浮かんでくる歌は「おぼろ月夜」だな。
 けど、だいぶ前だけど、カラオケで沖縄の歌の「花」を歌ったときに、菜の花の画像が出てきたときには、すごくミスマッチに思えた。僕の場合、この歌には、台風一過のまだ高い波の海を背景にして咲いている、一輪の赤いハイビスカスの花がマッチしていると思えたから・・・


Re: 質問(精神障害者のケアについて) 5654へのコメント
No.5665  Tue, 26 Jun 2001 12:53:27 +0900  まろんす [この発言にコメントする]

武田好史 さんへ
> 
>
>そこでみなさんに質問です。
>
> 精神障害者のケアについて、あなたが日頃感じている、「ここはこうすべきだ!」という、不満なところはどんなことですか?

武田さんの求める答えとちょっと視点が違うかもしれませんが、

私が過去に保健所の生活指導教室に参加して感じた事があります。
そこは主に分裂病の人が来ているのですが
その方達の中には性格などに問題がある家族と一緒に住んでいる為に
病気になった人がいます。
(アダルトチルドレン?)

幼児虐待もそうですが
「この家族と一緒にいたらこの子の精神状態に悪影響がある」とお役人なり誰かが判断してくれて
一人暮しの支援をしたり専門の施設に入れてくれるといいのに・・と思います。

つまり
もっと具体的に助けてくれるシステムが出来て欲しいと思います。


Re: 知ってる方いらっしゃいますか? 5661へのコメント
No.5664  Tue, 26 Jun 2001 12:44:36 +0900  Maria [この発言にコメントする]

Tienさんwrote:
>もう十年以上前の小学校国語のテキストに掲載されていた、
>山村暮鳥 風景(純銀もざいく)ご存知の方いらっしゃいますか?

 山村暮鳥さんは大正初期の詩人。『純銀もざいく』は、詩集『聖三稜玻璃』(大正四年)に納められた作品。

 そういえば、PoP! セミナーの受講生のかたに、やっぱり『純銀もざいく』の視覚的なところがお好きだというかたがいらっしゃいました。あたしは『白金の独楽』(誰だったか忘れてる。困ったもんだ)や『竹』(やっぱり忘れてる)なんかが印象に残ってます。

>私も視覚に働きかける、こんな詩を書けるようになりたいです。
>心の琴線にふれる詩あるいは俳句をご存知の方、POPに紹介して欲しい
>んですけど、Mariaさん?

 たとえば、ジェローム・ローゼンバーグなんていうアメリカの詩人が、一九六〇年代からタイポグラフィと詩を組み合わせた形で、アメリカ・インディアンの詩を翻訳して発表しています。

 マンガではございますが、なりしまゆりさんの書いた『隣の街で死んだひと』(角川書店 アスカコミックス)には、作中作として『隣の街で死んだひと』というミステリー小説が登場し、その小説は詩で始まっている−ということになっています。

  世紀末ってなんだろう
  隣の町でひとが死ぬ

  この世の終わりってなんだろう
  隣の町でひとが死ぬ

  かなしい事も恐ろしい事も
  みんな隣の町のこと

  こんな明るい町の中
  ぼくは本当は誰だろう

  隣の町で 死んだ ひと

 ……こういう小ネタもふくめていろいろ拾ってみたいと思います。

 (Maria)


Re: 知ってる方いらっしゃいますか? 5661へのコメント
No.5663  Tue, 26 Jun 2001 12:09:20 +0900  みちる [この発言にコメントする]

Tien wrote:
>もう十年以上前の小学校国語のテキストに掲載されていた、
>山村暮鳥 風景(純銀もざいく)ご存知の方いらっしゃいますか?
>
>    いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな
>    いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな
>    いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな
>    いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな
>    いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな
>    かすかなるむぎぶえ ひばりのおしやべり やめるはひるのつき
>    いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな

はい。大好きで、覚えていますよ。
子供の教科書に今も載っています。菜の花畑を通りかかると、子供と
どちらともなく、いちめんのなのはな・・・。といってしまいます。
古い話ですが、山平和彦さんというフォーク歌手が曲つけて唄っていました。
知らないよね・・・。

>
>私も視覚に働きかける、こんな詩を書けるようになりたいです。
>心の琴線にふれる詩あるいは俳句をご存知の方、POPに紹介して欲しい
>んですけど、Mariaさん?
>
>あと、女性の方の俳句で「寂しくて 心の中の 鬼に会う」というのも、
>何年も前に新聞紙上で発見したのに、未だに心に残る詩でした。

好きな詩もあるけれど、今度ご紹介させてね。
久しぶりにいい詩を思いださせてもらいました。
ありがとう。

         


Re: 密かな楽しみ 5658へのコメント
No.5662  Tue, 26 Jun 2001 11:14:16 +0900  武田好史 [この発言にコメントする]

pocks wrote:
>あ、読んだことがおありなのですね。>きかんしゃやえもん
>
>読んだのは大きくても小学校低学年のころの話ですが、いじめられたり、
>親からも理解されない自分と見事に重なって、涙なしには読めない物語でした。

 僕は、宮沢賢治の「よたかの星」「シグナルとシグナレス」がけっこう泣けた。
あと、ミヒャエル・エンデの「果てしのない物語」は、25才ぐらいの時に読んでとっても感動した。
 最近読んでみて、よかった子ども向けの絵本は、評論社の「心の悩みに答えます」シリーズ。外国の絵本作家が書いた物を和訳した物だけれど、大人でも「こんな時どうすればよいか、子どもの時から悩んでいた・・・」ていうことが、よく判りやすくまとめられているので、親子で読んで楽しいと思う。ことにASの人にとっては、格好の「心の理論」の入門書だと思う・・・


知ってる方いらっしゃいますか?
No.5661  Tue, 26 Jun 2001 10:42:56 +0900  Tien [この発言にコメントする]

もう十年以上前の小学校国語のテキストに掲載されていた、
山村暮鳥 風景(純銀もざいく)ご存知の方いらっしゃいますか?

    いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな
    いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな
    いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな
    いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな
    いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな
    かすかなるむぎぶえ ひばりのおしやべり やめるはひるのつき
    いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな

私も視覚に働きかける、こんな詩を書けるようになりたいです。
心の琴線にふれる詩あるいは俳句をご存知の方、POPに紹介して欲しい
んですけど、Mariaさん?

あと、女性の方の俳句で「寂しくて 心の中の 鬼に会う」というのも、
何年も前に新聞紙上で発見したのに、未だに心に残る詩でした。


Re: 質問(今の日本にとって……) 5653へのコメント
No.5660  Tue, 26 Jun 2001 10:11:44 +0900  Maria [この発言にコメントする]

ノバラさん wrote:
> 音楽の教科書でいつからかは忘れましたが、『さくらさくら』『蛍の光』
>その他 わたしが小学生の頃親しんだ(その頃は特に感慨はもっていなかっ
>たけど)美しい唄が、かなりの数削られて現在はやっている歌謡曲が音楽の
>教科書に載るようになるそうです。『さくらさくら』なんて外国の日本料理
>屋さんに入ればかかっいるようなメジャーな曲で、これから新しい教科書で
>音楽を習っていく子供達が 外国ではじめて『さくらさくら』を知っていく
>ようなことになったらなんか悲しい。

 音楽の授業でなぜ軍歌を教えてはいけないのだろうか、と、ふと考えた。

 『雪の進軍』

 雪の進軍 氷を踏んで どれが川やら道さえ知れず
 馬は弊れる 捨ててもおけず ここは何処(いずく)ぞ 皆敵の国
 ままよ大胆 一服喫れば 頼み少なや 煙草が二本

 焼かぬ干物に 半煮え飯に なまじ命のあるその内は
 堪(こら)えきれない寒さの焚火 煙いはずだよ 生木がいぶる
 (以下略)

 ……戦争って厭だなぁ。しみじみそう思います。

 ジョーン・バエズの『花はどこへ行った』や、ブルース・スプリングスティーンの“War !”よりよっぽど反戦的だと思うんだけど。
 戦後、GHQが「あの勇猛果敢な日本兵が歌ってた軍歌というのは、さぞかし勇壮な歌詞なのだろう」と思って翻訳させてみたら、「これって反戦歌じゃないの?」みたいな歌詞ばっかりだったので混乱した、とかいう話もあるし。
 『戦友』とか『麦と兵隊』とか、暗いぞぉ? 暗いと言われるイギリスの『ティッペラリー』より、まだ暗い。

 「日本人は決して好戦的な民族ではない」というのをアピールするためにも、こういう曲って知っておいたほうがいいんじゃないかと思う。

 だいいち、世界中の軍楽隊が「マーチの名曲」として好んでレパートリーに入れている『軍艦』だって、決して好戦的な曲じゃないぞ。

 『軍艦』

 守るも攻めるも鋼鉄(くろがね)の 浮かべる城ぞ頼みなる
 浮かべるその城 日本(ひのもと)の 御国の四方(よも)を守るなり
 真鉄(まがね)のその城 日本に 仇なす敵を 攻めよかし 

 ……まあ、「専守防衛」「集団的自衛権は、これを認めない」「抑止力としての戦力は『脅威』とみなし、これを認めない」みたいな立場からいうと、確かに議論の余地はあるし、「近隣諸国の政治的感情に配慮する」みたいな話になると問題もあるかなー、とは思うんだけど、世界中の人が知ってる曲を日本人が知らないっていうのもどうかと思う。

 もっとも、これを学校で教えるかどうかはまた別の話だ、とかいった意見もあるでしょうけどね。

 (Maria)


Re: 閉じた扉。 5655へのコメント
No.5659  Tue, 26 Jun 2001 09:20:21 +0900  Maria [この発言にコメントする]

ミッドランドさん wrote:
>「開いた扉」→人生のラクな道
>「閉じた扉」→同じくツライ道、と解釈できます。

 シャルル・ペローの『小さな赤ずきん』の元になったといわれるフランスの民話では、十字の辻にさしかかった少女に、人狼が

 「お前は茨の道を行くのか? それとも小石の道を行くのか?」(どっちも痛い)

と、質問(警告)する場面があります。
 けっこう人生ってこんなもんかもしれない。

 そういえば、

  「人の往く裏に道あり花の山」
  「踏み登る麓の道は違えども 同じ高嶺の月を見るかな」

なんていう句もあります。

 自分に向いてる道が、いちばん楽な道なんじゃないでしょうか。自分が好きでやってることを、苦労とか努力とか言わないし。

 蛇の道は蛇 Maria


Re: 密かな楽しみ 5635へのコメント
No.5658  Tue, 26 Jun 2001 05:01:44 +0900  pocks [この発言にコメントする]

あ、読んだことがおありなのですね。>きかんしゃやえもん

読んだのは大きくても小学校低学年のころの話ですが、いじめられたり、
親からも理解されない自分と見事に重なって、涙なしには読めない物語でした。


Re: 悲しい 5647へのコメント
No.5657  Tue, 26 Jun 2001 00:44:26 +0900  なおみの夢 [この発言にコメントする]

kana wrote:
>子供を殺してしまうかもしれません
>病院に措置入院および長期入院するには
>どうすればいいですか?
>教えてください
>
>お金が無くて病院に通うことが出来ないのです

どうしたの。だいじょうぶ?
区や市の相談窓口に行って、現状を訴えて。いろいろ言うより、殺してしまいたくなる事を訴えて。相談にすぐ応じてくれるから。
苦しみを抱えないで、吐き出すのよ。大丈夫。あなたを守ってくれる人が
必ずいるから。心配しないで。
お金の事も、相談にいってから何とかしてもらえるし、大丈夫。

あなたのこと、心から心配しています。


Re: 最近、感謝している? 5649へのコメント
No.5656  Mon, 25 Jun 2001 23:58:33 +0900  やんちゃん [この発言にコメントする]

Xanadiiさん wrote:
> 今の私に決定的に欠けている「感情」があったとしたら、それは「感謝の気持ち」なのかもしれない。最近、自分の家族から言われたことで、もっともショッキングだったのは、「お前は今まで、親がお前にやってあげたことに対して、ただの一度でも感謝したことって、ある?!」と、母親にきびしくなじられたことだ。返す言葉がなかった。確かに、考えてみれば、親に対して「生んでくれてありがとう」という感情を持ったことは、今までの人生、いちどもなかった(そういう感情を、私という人間が、持ってさえいれば、おのずと態度に出て、相手に伝わっているはず!)。

私もよく親に言われます。何だか私の思っていることがまんま言われちゃってるので、付け足すことは何もないんですけど。
「ありがとう」と「ごめんなさい」は難しいですね。そう言うべき場面で言葉が思いつかなかったりは、よくあると思います。
それと、私は何かしてもらったとき、「ありがとう」ではちゃんと感謝しきれてない感じがしてしまう。謝罪の「ごめんなさい」も同じ。気持ちが伴ってなくて、形式的にやってるからかもしれない。

私も欲しがらない子でした。何かをねだったことは一度もない。親に迷惑をかけない子供よりも、迷惑をかけた上でちゃんと感謝できる子のほうが親は可愛いんだろうな〜と今では思う。でも昔はそんなこと知らないしさー、まあどっちみち気に入られるために計算するよりは、無愛想なほうがまだ正直でいいんだろうけど。
Xanadiiさんの投稿を読んで(ドラマの例)、そうか〜ここで感謝すればいいのか〜とまじで勉強させてもらった。

感謝ってなんだろう。そもそもそれは「嬉しい」「悲しい」みたいに「感情」として成り立っているものなのか?それとも例えば「愛」みたいに純粋に感情とは呼べない、観念的なものなのか?
人に何かしてもらうと、ちゃんと反応しなきゃ、って緊張してしまってました。
でも自分が何かする場合に、人のために「してあげている」なんて思わないし、そんなに感謝されたいとも思わない。たまたまやったことが人に役に立ったというだけだから。と思えば、感謝の気持ちなんてのは人に要求するものではないのかも。

例のごとく、とりとめのないレスになってしまった。すみません…。


閉じた扉。
No.5655  Mon, 25 Jun 2001 22:24:51 +0900  ミッドランド [この発言にコメントする]

 男性二人組デュオ、コブクロの歌「轍」に次のようなくだりがあります。

 ♪開いた扉 通り抜けても
  それじゃ強く なれやしないよ
  閉じた扉 たたきこわして
  行こう君の 未来のほうへ

 「開いた扉」→人生のラクな道
 「閉じた扉」→同じくツライ道、と解釈できます。

 ここで僕は思いました。ASの人の場合、必然的に「閉じた扉」にぶつかることが多くなってしまうのではないか、と。

 要領のいい人なら、「開いた扉」ばかりを見つけて抜け続けていくのでしょう。しかし、「要領のよさ」に欠けるASの人の場合は、それを見つけることすら困難です。「いわゆる普通の人」よりも「閉じた扉」が多くもあります。
 したがって、歩けば「閉じた扉」にぶつかる、といった状態となります。

 また考えました。ならば僕は、いったい今までどれだけの「閉じた扉」をこわしていけただろうか、と。

 とりあえず「仕事を持つ」「自分の意見を表に出す」の扉はこわせました。
 目下ぶつかっている扉は「仲間と協調しあう」「友人関係を大事にする」「人の目を見て話す」「広い見識をもつ」……まだまだあるようです。

 「轍」の歌自体はよいと感じるのですが、「閉じた扉」をこわして果たして自分は強くなれたのか? と思ってしまいます。「閉じた扉」が多ければ多いほど、それだけ強くなれる、ということになるのですが。(拡大解釈ですか?)

 「たたきこわすチカラ」は少しずつ増しているかもしれません。


 同じくコブクロの「Yell〜エール〜」もいい歌だと思う ミッドランド 


質問(精神障害者のケアについて)
No.5654  Mon, 25 Jun 2001 22:19:43 +0900  武田好史 [この発言にコメントする]

みなさんこんばんは。
 
 日本では、精神を病んでいる人のケアがあまり進んでいないようです。
未だに、偏見が根強いせいか、退院できるように回復しても、家族が引き取りにこず、病院での生活を余儀なくされている人がいます。
 また、引きこもりや分裂病の回復期の人などの支援も、模索していかなくてはならないでしょう。

そこでみなさんに質問です。

 精神障害者のケアについて、あなたが日頃感じている、「ここはこうすべきだ!」という、不満なところはどんなことですか?


Re: 質問(今の日本にとって、一番大切にしなければならないものは何ですか?) 5618へのコメント
No.5653  Mon, 25 Jun 2001 22:02:16 +0900  ノバラ [この発言にコメントする]

 こんばんは、ノバラと申します。  
 
 武田好史 wrote:
> あなたが思うところ、今の日本の中で一番大切にしなければならないと、感じているものは何ですか?

 日本の伝統芸能や文化を守る。保守的になるのでなく、新しい時代もきちんとみ
 すえて取り入れる。

 日本は建物が日本風、西洋風、ビルなど外観がまとまりがない。
 なぜ?
 
 音楽の教科書でいつからかは忘れましたが、『さくらさくら』『蛍の光』その他 わたしが小学生の頃親しんだ(その頃は特に感慨はもっていなかったけど)美し い唄が、かなりの数削られて現在はやっている歌謡曲が音楽の教科書に載るよう になるそうです。『さくらさくら』なんて外国の日本料理屋さんに入ればかかっ いるようなメジャーな曲で、これから新しい教科書で音楽を習っていく子供達が 外国ではじめて『さくらさくら』を知っていくようなことになったらなんか悲し い。音楽の授業でユーロビート(好きな方いたらごめんさい)が流れていたら嫌 です。 

 伝統芸能を習ったことがありますが、基本的には世襲制なのですが後継者問題な ど結構深刻でした。マイノリティーなものは厳しいです。
 
  あと、これからの福祉。介護問題。精神障害者への福祉のありかた。
 これから社会の老人介護問題がもっと増えていくのは目にみえてますが、伝統芸
 能を習ったとき、舞いをする時、面(おもて)をつけるのですが其の中で翁(お
 きな)つまりお爺さんのお面が一番格が高いんです。ということは昔は長く生き て知恵のある人という意味で大切にされていたんじゃないかと思うんです。
  これからの福祉が弱者を切り捨てるようなものになれば、日本は向かう方向を
 間違えてしまったということになります。
  弱者を切り捨てる国なんて嫌だ。

  わたしは勉強不足なのですが、精神障害者の福祉は外国って進んでいるのでし
 ょうか?やはりその精神障害の幅広い認知が第一だと思うのですが、外国はどう
 なっているのでしょう。

 
 


Re: 悲しい 5647へのコメント
No.5652  Mon, 25 Jun 2001 19:46:17 +0900  かおり [この発言にコメントする]

kana wrote:
>子供を殺してしまうかもしれません
>病院に措置入院および長期入院するには
>どうすればいいですか?
>教えてください
>
>お金が無くて病院に通うことが出来ないのです

もしも、もしも、お子さんを殺したいと思ったら、お子さんから距離を置いてみてください。泣いていても暴れていても、最低ドア1枚隔てて、まず御自分を落ち着かせてください。
自分の子だからいつでも可愛いわけではありません。ぐずっている子なんて厄介なだけです。
御自分が落ち着いてから、お子さんを抱っこしてください。自分が落着かないとお子さんも落ち着きません。
子どもに聞き分けを期待しても無駄です。子どもの価値観と親の価値観は違います。
Kanaさんのまわりに同じくらいの年頃のお子さんを持った人がいれば、ちょっと愚痴ってみては?その人も同じような悩みを持っているかもしれませんよ。
「親」を完璧に出来る親などいません。「子」を完璧に出来る子もいません。
もし、お子さんを預かってくれる人がいるのであれば、一晩でも頼んでみては?

(かおり)


Re: 悲しい 5647へのコメント
No.5651  Mon, 25 Jun 2001 18:01:38 +0900  武田好史 [この発言にコメントする]

kana wrote:
>子供を殺してしまうかもしれません
>病院に措置入院および長期入院するには
>どうすればいいですか?
>教えてください
>
>お金が無くて病院に通うことが出来ないのです

次の機関へ連絡をしてみて下さい!
保健所・社会福祉協議会・児童福祉課

 また精神科に通院する場合、保健所・医療機関で「精神障害者通院医療費公費負担(32条)の適用をお願いします。」というと、それにかかる医療費が0.5割の負担で済むようになります。


Re: 人の心とはなんぞや? 5643へのコメント
No.5650  Mon, 25 Jun 2001 16:44:31 +0900  KILROY [この発言にコメントする]

那嵬さん wrote:
> 職場から言われていることは多分世間一般的に言われている人の心と言
> うものらしいですが、これが理解しづらいです。
> これはどう対処すれば良いかと思いますでしょうか? >みなさま

 「心理学の基本的テーゼ」というものがある。
 それは、「人間は自分の心が理解できていない」ということだ。

 人間の精神は、「原初ナルチシズム」という「完全なる自己存在」の状態から、「挫折すること」で精神(自我)を形作ってゆくと考えられている。
 その過程で、自我に不都合なものを「抑圧」によって意識の外に追い出し、そこから浮かびあがってくる不都合なものを「投射」や「合理化」によって排除し、それも駄目となると「原初ナルチシズム」の世界に逃げこもうとする「対抗」を起こす。

 そんなわけで、人間は時として自分自身にも理解できない理不尽な行動を取ることがある。で、多くの「普通の人間」は、それを「人間として自然なこと」と考えている。
 「理屈じゃないんだ」「それが人間というものなんだ」「あんたは人の気持ちがわかってないんだ」みたいな物言いは、それが「論理によっては説明不能であること」を如実に示している。もちろん「心理学による説明」というものがちゃんと存在するのだが、その説明はほとんどの場合、本人にとってはあまりにもムゴい(だからこそ意識から追い払おうとするのだから)ので、そういった説明を突きつけられると大抵のひとは「投射」「合理化」「退行」といった感情的な反発をすることになる。

 そんなわけで、

 「君は人の心がわからない」

というのは、

 「君は『人間は自分の心を理解できていないことを理解できていないこと』を理解できていない」

を(論理的には)意味しているのである。

 とりあえず原因については明らかにした。あとは心理学を勉強してほしい。対策に関しては自己責任において考えること。

 私は「突然サイコセラピストに変身する」という方法で対処した。
 「あなたは自分の抱えている問題を、私に投射することで現実から目を背けているのだ!」
 「で、でたらめだ!」
 「あなたはなぜ私がでたらめなことを言っていると思うのですか?」
 「いいかげんにしろ! 貴様は自分が何様だと思っているんだ!」
 「そんな汚い言葉を使わないでください」
 この調子である。

 なお、こうした会話をオンラインで自動的に行なう“DOCTOR”というプログラムがすでに一九七〇年代には開発されていて、人工知能の教科書には大抵載っている。この技術と音声認識技術を組みあわせたのが、セガから出ている「シーマン」というゲームソフトである。

 「続けて下さい。(Please go on.)」
 「そのような汚い言葉を使わないでください。(Please do not say such darty word.)」
というのがしばしば用いられるパターン。
 これ以外にも、「父」「母」とかいった家族を指す言葉が出てきたときは、
 「あなたのお父さんについてもっと詳しく話してください。」
と応答し、「私の××」といった言葉が出てきたら、
 「あなたの××。」
と相槌を打つ、とかいったパターンなどがある。

 こういったパターンを身につけると、相手の言っていることの内容についてまったく考えることなく会話を続けることができるようになる。

 「貴様はオレをバカにしているのかぁ!」
 「あなたはなぜ私があなたを馬鹿にしていると考えるのですか?」

ここらへんで相手は精神的にヘトヘトになっているはずである。会社をクビにされてもいいのなら試してみてもいいかも。

 (KILROY)


最近、感謝している?
No.5649  Mon, 25 Jun 2001 15:33:31 +0900  Xanadii [この発言にコメントする]

 今の私に決定的に欠けている「感情」があったとしたら、それは「感謝の気持ち」なのかもしれない。最近、自分の家族から言われたことで、もっともショッキングだったのは、「お前は今まで、親がお前にやってあげたことに対して、ただの一度でも感謝したことって、ある?!」と、母親にきびしくなじられたことだ。返す言葉がなかった。確かに、考えてみれば、親に対して「生んでくれてありがとう」という感情を持ったことは、今までの人生、いちどもなかった(そういう感情を、私という人間が、持ってさえいれば、おのずと態度に出て、相手に伝わっているはず!)。
 いっさいの情を抜きにした返事を返すとすれば、「それはお父さん、お母さんが、私が本当に欲していることを、察してくれず、してくれたことがないんだから、感謝の情など持ちようがない」なんだけど、そんなことそのまま親に言ったりしたら、年老いたふたりとも精神が崩壊しちまうよね。そもそも本当に何をしてほしいのかきちんと伝えなければ、相手にだって分かりようがないんだから、お互い様ではあるのだけれど...。

 悲しいことだけれど、今の私のどこにも、親に対して「ありがとう」と伝える感情も、意欲も湧いてはこない(あくまでも「今の」ではあるけれど。そりゃ私だって、親が死ぬまでには、感謝の情が持てるようにはなりたいんだけれどね...)。いっそのこと、はっきりそう、両親に言っておいたほうがいいんだろうかな?

 感謝っていうのはなんだろう?親が私に何か期待しているっていうのはわかる。ていうか最近やっと気がついて、気にするようになった。私が喜んだり、「あ、これいいな!これ欲しい!」と、ふだん要望や欲望を表に出そうとしない、両親から見て「欲しがらない」子が、めずらしく興奮した様子を見せたりすると、一生懸命それを叶えてくれて...というドラマがあったとする(わかるよね?若しわからない方がおられたら、この先の文章も分からないかも知れない)。ふつうだったら、非自閉の子供だったら、その時点で、「わあっ、嬉しい!お母さん、ありがとう!」続いて「私、一生懸命、勉強するね!」(げえ〜っと思った方、許して。他にいいセリフが浮かばなかったもので...)なり何なり、何らかのリアクションが展開するはずが、私のような人間の場合、願望が叶った時点で、一人きりで満足してしまい、その願望を満たしてくれた相手に対して、「あなたのおかげです」とか、「あなたがしてくれたこと(呉れた物)のここに私は満足しています」という意思表示をしなくてはならないという発想も何もなかったりする。そうだったのか。上記の母親の発言は、ずっと長いことそれを不審に思い、不満を募らせた挙げ句のことだったのか...。

 そこまでは私にも分かった。人間同士の相互作用というのは、そういうふうにできているってことが。でもそこで立ち往生してしまっている。30代にもなって情けないんだけど、分からないのよ。「相手の気持ちに応える」ってことがさ。私の中では、「ありがとう」=「自分だけ嬉しい」、「ごめんなさい」=「何かまずいなーという後ろめたさ」というふうに、常に読み替えられてしまい、発展がない。

 (まったく、ダレなんだ?「人間というのは、「ありがとう」の一言でも、じゅうぶん気持ちは通じる」なんて言ったのは!)

 極端な話、私は「あいさつをしなさい」「ありがとうと言いなさい」「あやまりなさい」と、いちいち言われないと分からない人間なのだ。しかもかりに言えたとしても、気持ちが伴っていない、タイミングも唐突ででたらめ、やり方もてんで成っていない...なんでこんな大人になっちゃったんだろうな?戦後教育のせい?親の躾け方のせい?それとも自閉症の脳のせいなの?
 
 わあ。長文になってしまいましたね。まあいいか、読みたくない人は読まなければいいんだしな。ほんと書き込むのは久しぶりで(関係ないけどブランク中の書込みは、フォローしていません)...。えっとそれでも私のバカな文章を誉めてくださったmakichan様、マザー様、MOTO様、感謝しております。この場合、こういう「感謝」の重みっていうのはどうなんだろうな?館の掲示板の場合、「あなたの書込みに共感しました!」という反響があって、「共感してくれてありがとう!あなた、好き!」「私もよ!」(別に揶揄的に書いているんじゃないわよ)というレスポンスがあってはじめて、おのおの参加者同士が関係を深め合ったり...というドラマがあったりするのかしら。
 
 「あなたの心がほしくて仕方ない」
 私にとっては重過ぎる
 私はそれらに応える能力を持たない
 私が持っていないものを、奪うことはできない―

 






 

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