アスペルガーの館の掲示板(旧)
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おおお〜っ!私もタイプ8だったー。
…結構当たってるかも。
特に「ほっとかれるのが好き」っていうところ。
>次の診断もやって見てごらん!
>http://www.taisei-e.co.jp/seikaku/
これもやりました。
私はbcbbaタイプ。つまり、NP(養育的な親の心:思いやり・慰め・共感・同情・保護・寛容・許しなど)が低くてAC(順応した子供の心:がまん・妥協・感情抑制・慎重・他人の期待に添う努力・いい子など)が高いという。
診断結果は…適応力は高いが「根本的に無理な、自己欺瞞による妥協の産物である」のだそうです。うーん。
http://www.taisei-e.co.jp/seikaku/kekka/bcbba.htm
(↑私の診断結果)
ASかどうか、というより、要するに自閉症的ものの見方に共感しやすい性格なのかもしれないなあ。
ちなみに、ユングによる性格類型では「内向的感覚タイプ」だそうです。
いずれにしてもマイペースということらしい。
Maria wrote:
> お祖父さんがペンキ屋(塗装)さんで、その長男が「島田塗料」という塗料製造・卸の会社をやっていて(やめちゃったけど)、次男が塗装屋を継いで、四男が塗料の小売をしているという、ペンキ屋一族でした。で、みんな近所に住んでたもんだから、「島田部落」と呼ばれたものです。Joshyaさんのお父さんは化学の勉強をしていたので、もっぱら島田塗料で製造のほうにたずさわっていました。
そりゃあ大家族だなあ。
それだけきょうだいみんなで同じ仕事してたら、なんかおもしろそうだなあ。
Mariaさんwrote:
>「おけら」と「こけら」が似ていると思ったら、「おけら」の根は火にくべて衣類の虫除けにするのだそうで、その虫除けに使う「おけら」の根のスライスが「こけら」に似ているところから「こけら」→「おけら」となったんだそうです。
衣類の虫干しに使うのは青朮で、日本薬局方によれば中国産のホソバオケラの根茎を皮を除かずに乾燥したものをいいます。日本産の朮(古名はウケラ)を根茎の外皮を除いて乾燥したものは、同じく日本薬局方によれば白朮といって別の薬です。
まろんすさん wrote:
> 軽い知的障害と境界知能者ってどんなものなんですか?
>インターネットで検索してみたけど無かったです。
>どなたか教えて。
……まあ、いろいろあるんですが……そもそも大人と子供で違いますし、知能テストの方法でも成績は変わってくるし、当然のように成績の解釈も違ってきます。
ずーっと昔、第二次世界大戦より前は、ビネ式知能テストというのが主流でした。で、そのビネ式の中では新改訂スタンフォード・ビネ知能尺度(1937)、というのが一般的だと思います。これは十八歳未満の子供に対して行なわれるテスト。日本だと田中・ビネ知能尺度、というのがあります。
とはいえ、このビネ式知能尺度というのは、本当に知能の尺度になっているんだろうか、単なるパズルを解いているだけではないんだろうか、そもそもこういう形で人間をランク付けすることに何か意味があるんだろうか、もっと教育の現場とかで役に立つような尺度というのはないものだろうか、みたいな批判が出てきて、ウェクスラー式知能検査というものが出てきたらしいのですね。
で、有名どころとしては、ウェクスラー・ベルビュー成人用知能尺度(1944)やウェクスラー児童用知能尺度(WISC。1949)なんていうものがあります。このウェクスラー式というのは、言語能力と運動能力について測定されるものです。
で、ターマンという人が1937年に発表したデータ(これはスタンフォード・ビネ式です。念のため)によれば、
IQ140以上(英才) 0.6%
120〜139(優秀知) 9.9%
110〜119(正常知上)16.0%
90〜110(正常知中)47.0%
80〜 89(正常知下)16.0%
70〜 79(境界児) 7.5%
50〜 69(魯鈍) 2.9%
25〜 49(痴愚)
25未満 (白痴)
ということになっていました。で、「痴愚」と「白痴」を合わせると約0.1%。
最近では「魯鈍(ろどん)」とか「痴愚(ちぐ)」とか「白痴」とかいう言葉はちょっと使えないので、
>(1)軽度精神遅滞(IQ50〜69)
>(2)中度精神遅滞(IQ35〜49)
>(3)重度精神遅滞(IQ20〜34)
>(4)最重度精神遅滞(IQ20以下)
ということになっているわけです。ただ実際のところ「軽度精神遅滞」というと知能検査によって意味のあるデータが出てくるし、教育法だとかもある程度イメージが見えてくる感じがするのですが、そこから下の約0.1%、つまり千人に一人くらいは、智能テストなんていうものでは何がなんだかわかんなくて、どうやって扱ったらいいのかわかんなくって、とにかく個別に対処するしかない、という子供がいるということだったりします。
そんなわけで、IQ50未満の場合、数字自体にはあんまり意味がありません。だいたい、何をしたらいいのかがわかってない場合も多いし、達成意欲や集中力の問題もあるし。だから、IQ45の子供がIQ35の子供より頭がいいかというと、そういうわけではなかったりします(もっとも、そのあたりの事情はIQが50以上でもあんまり変わらないのですが)。たぶん、お仕着せの教育制度に乗りやすいかどうかのひとつの尺度、としか言えないと思います。
そういえば、岸田今日子さんは子供のころ「軽度精神遅滞」だったという話をどっかで聞いたことがあります。あたしたちが感じる「知性」というものは、知能テストでは計れないがゆえに「知性」なのではないか、という気はします。
そんなわけで、逆にIQが高い場合もお仕着せの教育制度にはあてはまらない場合が多いのですね。IQ150以上で他動で自閉症傾向あり、とかいったらどう教育したらいいかはいきり言ってわかんないぞ。うちのJoshyaさんはまさにそれだったんだけど、とにかく「教室にいるだけ」の子供でした。勉強はZunkoさんに教わってたし。
そんなわけで、IQがある程度当てになるのは70〜130くらいなんじゃないかと思います。あくまであたしの見解ですが。境界児というのは、「型通りの扱いが難しい」程度の意味だと思います。
(Maria)
「自閉症の人々の就労支援」に関するアンケート
川崎医療福祉大学大学院医療福祉学専攻修士課程1年
中西 仁志
私は、川崎医療福祉大学大学院修士課程1年の中西仁志と申します。私は大学院の修士課程で「自閉症の人々の就労支援」という主題で研究や学習を進めております。勉学を進めていく上で、皆様にご協力をしていただきたいと思い、アンケートを作成致しました。
ご協力をいただける方は、アンケートにお答えくださると、大変嬉しく思います。ご協力をよろしくお願い致します。ご家族や親しい人と協力して答えてくださっても結構です。
尚、このアンケートで得られた結果は、私の勉学や研究論文作成、および、自閉症の人々の就労支援活動以外の目的に使用することはございません。
該当するところには○印を、空欄にはご自由に記入してください。
1. あなたは今までに一定の給与を得て、職場で働いたことがありますか。
(1) ある そして現在も働いている
(2) ある しかし現在は働いていない
(3) ない
2. 働いたことが「ある」と答えられた方にお尋ねします。
転職したことが (1) ある( 回) (2) ない
3. 働いたことが「ある」と答えられた方にお尋ねします。
(1) 正規職員であった。
(2) パートタイマーやアルバイトであった
(3) 正規職員のこともパートタイマーやアルバイトのこともあった
4. 働いたことが「ある」と答えられた方にお尋ねします。
どのような仕事の種類や内容でしたか。簡単にお書き下さい。
職場A
職場B
職場C
5. 働いたことが「ある」と答えられた方にお尋ねします。
仕事の種類や内容は毎日同じようなものでしたか。それともその日その日によって、あるいは時間によって、異なっていましたか。簡単にお書き下さい。
職場A
職場B
職場C
6. 働いたことが「ある」と答えられた方にお尋ねします。
どのくらいの期間(年月)を続けてこられましたか。
職場A 年 ヶ月
職場B 年 ヶ月
職場C 年 ヶ月
7. 働いたことが「ある」と答えられた方にお尋ねします。
転職や退職をされてきた方は、その理由を簡単にお書き下さい。
8.現在働いていない方にお尋ねします。
今後、仕事につきたいと思いますか
(1) はい
どのようなところで、どのような仕事をお求めですか、簡単にお書き下さい。
(2) いいえ
なぜですか。簡単にお書き下さい。
ご協力ありがとうございました。
こんばんわ。久々の投稿です。
ADD LDのkonetamaです。
名加野さん wrote:
>
>> http://www.charamil.com/index.php
>>
>> たまたま教えてもらったので、やってみました。
ミッドランドさん wrote:
> うーん、わしもやってみましたが、タイプ8でしたねー。
> 「岩を砕く波のような冬の稲妻」ですか。
>
> 当たっているところが多いので、素直に認めるとしましょう。
私も試してみました。名加野さん情報提供ありがとです。
私もタイプ8でした。
実にあたってるので、ちょっとびっくりしました。
では。
konetama
名加野さん wrote:
> http://www.charamil.com/index.php
>
> たまたま教えてもらったので、やってみました。
うーん、わしもやってみましたが、タイプ8でしたねー。
「岩を砕く波のような冬の稲妻」ですか。
当たっているところが多いので、素直に認めるとしましょう。 ミッドランド
武田好史 wrote:
>名加野 wrote:
>> おはようございます。名加野です。
>>
>> http://www.charamil.com/index.php
>>
>> たまたま教えてもらったので、やってみました。
>>
>> 性格は4に分類されました。
>>
>> ここであてはめると、僕の場合性格的にやばいということなのかな?
>>
>> 実際結果自体はあたってるんですが……
>
>僕はタイプ8だとさ・・・
僕もタイプ8だった・・・・
まろんすさん wrote:
> 軽い知的障害と境界知能者ってどんなものなんですか?
>インターネットで検索してみたけど無かったです。
>どなたか教えて。
知的障害の医学的正式名称は精神遅滞と言いますが、知能指数の高低
によって4段階に分類されています。
(1)軽度精神遅滞(IQ50〜69)
(2)中度精神遅滞(IQ35〜49)
(3)重度精神遅滞(IQ20〜34)
(4)最重度精神遅滞(IQ20以下)
このうち、(1)のIQ50〜69の知的障害を一般的に軽度発達障
害と言います。そして、IQ70〜85の障害児の場合、知的障害では
なくても配慮や支援が必要になってくるため、境界知能児と診断する場
合があります。
しかし、多くの保護者が我が子を精神遅滞(知的障害)と呼ばれるの
を嫌がるせいか、この呼称はあまり好まれていないようです。現状では
境界知能児についてはその子の臨床像によってAS,LD,ADHDな
どに分類する場合が多いように思われます。
彼らも医学的に障害が軽いと評価されるため、やはり支援や保護を受
けにくい状態にあると言えます。
武田好史さん wrote:
>名加野さん wrote:
>> たまたま教えてもらったので、やってみました。
>>
>> 性格は4に分類されました。
>僕はタイプ8だとさ・・・
わたしもタイプ8でした。しかし、不肖こうもりは人によって対応の仕方
をすごく変えてしまうので、どうしてもアンケートに答えにくかったです。
名加野 wrote:
> おはようございます。名加野です。
>
> http://www.charamil.com/index.php
>
> たまたま教えてもらったので、やってみました。
>
> 性格は4に分類されました。
>
> ここであてはめると、僕の場合性格的にやばいということなのかな?
>
> 実際結果自体はあたってるんですが……
次の診断もやって見てごらん!
http://www.taisei-e.co.jp/seikaku/
軽い知的障害と境界知能者ってどんなものなんですか?
インターネットで検索してみたけど無かったです。
どなたか教えて。
名加野 wrote:
> おはようございます。名加野です。
>
> http://www.charamil.com/index.php
>
> たまたま教えてもらったので、やってみました。
>
> 性格は4に分類されました。
>
> ここであてはめると、僕の場合性格的にやばいということなのかな?
>
> 実際結果自体はあたってるんですが……
僕はタイプ8だとさ・・・
ぷちさん wrote:
>伯楽は天馬を司る星の名前でもあり、中国の周代の人で馬を見分け
>るのにすぐれていた人の名前でもあるそうです(本名は「孫陽」)。
>伯っていうのは、中国では尊称みたいなものですね。
>両方とも似たような意味がありますけど、どっちが最初だったんでし
>ょうね?
貴重な情報をありがとうございます。助かりました。
「もと天馬を守る星の名」と書いてある辞書があるので、星の名が先のようにも思うのですが、じゃあ具体的にどの星なのか、というのが知られていません。やっぱりおおいぬ座のシリウスかなぁ、と思うんですけどね。
>「伯伯」は血縁のない男性に尊敬の意味を込めて呼ぶ場合に使ったりも
>します。これの逆に、「叔叔」は子供が血縁関係のない人を、「おじさ
>ん」って呼ぶ場合に使ったりするそうです。
台湾などでは日本語の「おやじさん」みたいな意味で「阿父」という言葉を使う、という話は聞いたことがあります。「阿〜」というのは、「〜ちゃん」という感じだそうなので、本来は「お父ちゃん」なのかもしれませんが。
そういえば、高橋尚子選手は「Qちゃん」なんだから、台湾へ行くと「阿Q」と呼ばれるのかな?(魯迅先生ごめんなさい)
>あ、それと、いつも文章の先頭にスペース入れているつもりなんで
>すが、入ってないです。今回も入ってなくて、読みづらかったらこめ
>んなさい。(ぶち)
半角のスペースではなくて、全角のスペース(漢字のスペース)を入れるとちゃんと空きます。漢字入力システムのモード設定を変えればたぶん大丈夫。
どうもありがとうございました。m(_ _)m
(Maria)
おはようございます。名加野です。
http://www.charamil.com/index.php
たまたま教えてもらったので、やってみました。
性格は4に分類されました。
ここであてはめると、僕の場合性格的にやばいということなのかな?
実際結果自体はあたってるんですが……
みどりさん wrote:
>Joshyaさんちってそんなに大家族なの? それとも職人さんがみんな男性で、
>その奥さんたちも一緒に住んでたとか?
お祖父さんがペンキ屋(塗装)さんで、その長男が「島田塗料」という塗料製造・卸の会社をやっていて(やめちゃったけど)、次男が塗装屋を継いで、四男が塗料の小売をしているという、ペンキ屋一族でした。で、みんな近所に住んでたもんだから、「島田部落」と呼ばれたものです。Joshyaさんのお父さんは化学の勉強をしていたので、もっぱら島田塗料で製造のほうにたずさわっていました。
Joshyaさんのお父さんというひとは競技スキーの世界に長年かかわっていたのですが、ちょっとしたワックスマン(蝋人形ではない。スキーのエッジの目立てをしたり、滑走面を仕上げたりする人)で、「さすが本職」と言われてました。確かにスキーのエッジも一種の刃物だし、ワックスも塗料も塗るもんだから基本は一緒。
どうやら自閉症方面のケというのはお祖父さん→Joshyaさんのお父さん→Joshyaさんと受継がれていったようです。そっち方面の傾向がいちばん色濃く出てたように思います。
「頭がよくてやることが緻密なんだけど、どっか抜けてる」というのが親子三代に共通点としてあるようです。お祖父さんの植えた柿の木が庭にあるのですが、渋柿に甘い柿を接いだつもりが接ぎそこなって、キメラになってしまいました。下手をすると一個の柿に甘いところと渋いところがあって、けっこう迷惑です。まあ、甘い部分はゴマになってるから分かるんですけども。干し柿にするとおいしいです。
(Maria)
こうもり wrote:
>> だからと言って、軽度の障害者や適応状態良好な障害者が重度の障害者や
>その家族からバッシングを受けるのは筋違いなのですが、「重度」と評価さ
>れる一部の障害者とその近親者が屈折した感情を抱くであろうことは想像に
>固くありません。
>
> こうして、医学的に「重度」と見なされている人と「軽度」と見なされて
>いる人の間には悲しい溝が横たわってしまう場合があります。わたしが発達
>障害者とも健常者とも仲間になる事ができないコウモリとして生きていかざ
>るを得なくなったのも、この辺りに事情があります。
そうですね・・・できるだけ格差のない表現はないものだろうか?
そもそも自閉症とはいかなる状態のことを指しているのか?何をもって自閉症の人のハンディや能力の評価をすべきなのか?我々患者は与えられた診断名によって自らが持つハンディというものを正当に周囲の人に理解してもらえているのだろうか?これらのことの吟味が未だに不十分であると私も思います。
これらのことをふまえた上で、無用な偏見・誤解をされるようなことがない、新しい分類が構築されることを私は強く望みます。
横レス、ごめんなさいね。
みどりさんwrote:
>持前のナゾの集中力で、キツいときにはキツいことに集中してるのかも。
結構あります。自分では、殆ど気づけません。(だから、よく分からないまま、ドドット疲れて、寝込みます。そうでなければ、はげちゃう!タレイヌの場合。上手く結論までいければ、達成感は抜群にあるんですけどね。)
>うまく「望ましくない集中状態」から離れる方法を知りたいですね。
タレイヌの場合、自分が集中してしまっているので、自力で抜け出す事は、できなかったです。
ちょっと話がとびますが、タレイヌ自身の、経験と感覚で言うなら、ASチックな人と、ADDあるいは、ADHD的な人との組み合わせは、こういう場面では、全く反対の動きになるので、その状況から上手く引きずり出してくれるように思います。
ものすごく身近で付き合うには、結構大変ですが、要らんこと(とは、本人思ってない!!)に、集中して、後で、こけるタレイヌにとっては、「あんた、いい加減で、そこ見てるのはやめなさいよ、何の足しにもなんない!こっち来て、遊ぼう。」って、言ってくれる人は、その時は、超超むかつくんだけど、後で、振り返れば「ま、そうだったかもね?…確かに」ぐらいは、思えますから。
お邪魔しました。
(タレイヌ)
武田好史さん wrote:
> 障害の程度は、「軽度の」「重度の」という表現を用いる方が適切だと思
>います。
この「軽度」と「重度」という評価も障害者同士の関係をひどく不幸にす
ることがあります。
まず、医学的に「軽度」と評価される人は、非障害者の世界では「あなた
の障害は軽いのだから」と言って、本人が抱える困難を不当に軽く見積もら
れることがあります。
例えば、わたしが知っている軽度の知的障害者や境界知能者の一人の場合、
保護者が障害者手帳の申請を何度しても取得ができません。行政側から「障
害が軽いから、困難も軽いはず」というあらぬ誤解を受けているからです。
また、ある程度の社会適応を達成できた障害者の場合
「それだけの事ができるんだから、あなたのは障害じゃなくて個性なんじゃ
ないの〜?」
などと嫌みを言われる事が多々あります。(これが最近、わたしがストレ
スを感じていること)バリアフリー本を書くような障害者が他の障害者やそ
の家族から「あなたは恵まれている」「あなたのどこが障害者なんだ!?」
というバッシングを受けることも珍しくありません。
ある発達障害児向けの支援プログラムに参加している適応状態良好な障害
児の保護者は、そのプログラムに参加している他の障害児の保護者から「あ
いつのどこが障害児なんだ」と責められ孤立したそうです。
医学的に「軽度」と評価されて何とか社会と折り合って生きている障害者
が、「努力してかろうじて社会適応を達成したら、はじめから障害やそのた
めに味わった苦労がなかった事のようにされてしまった」という悩みを語る
ことが多いのも必然的な結果と言えるでしょう。
逆に医学的に「重度」と評価されている人やその家族にとっては、「軽度
」とされている人の存在は面白くないまずです。ある重度の肢体不自由児(
知的障害を合併)の保護者は子供の障害を学校に説明に行ったところ、「車
イスの人のなかにも弁護士を目指している立派な障害者がいる」「ちょっと
は乙武くん(ベストセラーになった『五体不満足』の著者)を見習え!!」
という罵声を浴びせられたそうです。「ヘレン・ケラーを崇め奉るのは自由
だが、全ての障害者にヘレン・ケラーを期待するのはおかしい」という教訓
は、ここでは全く生かされていません。
だからと言って、軽度の障害者や適応状態良好な障害者が重度の障害者や
その家族からバッシングを受けるのは筋違いなのですが、「重度」と評価さ
れる一部の障害者とその近親者が屈折した感情を抱くであろうことは想像に
固くありません。
こうして、医学的に「重度」と見なされている人と「軽度」と見なされて
いる人の間には悲しい溝が横たわってしまう場合があります。わたしが発達
障害者とも健常者とも仲間になる事ができないコウモリとして生きていかざ
るを得なくなったのも、この辺りに事情があります。
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