アスペルガーの館の掲示板（旧）

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みどりさん wrote:
>本題についての私の意見は、「生活保護を受けられること」と「貧乏」は同一
>の概念じゃないように、行政の区分と個々人の認識区分をごっちゃにする必要
>はないんじゃない? といういつものものになります。

　アドバイスありがとう。これで残された問題は１つだ。こうもりくんが苦戦
しているのは、この区分をどうやって説明するかという点に集中している。「
障害における「行政の区分」と「個々人の認識区分」を混同するなという考え
方はこうもりくん自体は理解できると思う。

　でも、読む人によってはこれが政治家のあいまい答弁のように聞こえてしま
うかもしれない。「わたしの障害は個人的見解としては個性ですが、公の見解
としてはやはり障害ということになるんじゃないかと…」みたいな。

　さらにこの説明はＡＳの中でも言葉を字義通りに捉えてしまいがちな人には
ちょっとややこしい。よく問題になるのは、明らかに保護就労が必要と判断さ
れる成人ＡＳが、子供の頃から「あなたのは個性なのよ」と教えてこられて、
就労の段階になって「僕のは個性なのになんで保護が必要なんだ」と反発して
しまう場合だ。本人が「自分はＡＳだ」という自己認識を持っている場合は説
明しやすいけど、そうでない場合はややこしい。「あなたの特徴は行政的には
障害だけど、個人的には個性なのよ」という説明が通じるかどうか…

　まあ、基本的な線はＬｉｎｇｋｏさんとみどりさんの考え方で問題ないと思
う。後はこうもりくんの表現力にかかっているという感じかな。

>この話が本当ならば、
>>「どんな人も障害者の特徴を持っていて、君のもその１つに過ぎない」
>これもかなり信憑性のあるものかもと思いました。

　ある統計によれば、全人口の３分の１は軽度発達障害の傾向を持っていると
言われている。そのなかの一部に保護や支援を受けている人がいるのはどうい
う根拠からなのか？「どんな人も障害者の特徴を持っている」という説明には
、どうしてもこのような誤解がつきまとってしまうんだ。

　医学的にも障害者の立場になったこうもりくんにとっては１つの試練なんだ
ろうね。

ごめん。こうもりくんのコメントの主旨をちゃんと説明できていなかった。
こうもりくん自体は「障害」と「個性」を排他的な概念とは見なしていない。
でも、そういう誤解をしてしまう人が多いって話なんだ。これは非自閉人だけ
でなく、自閉人のなかにもけっこう多い。

Lingkoさん wrote:
>「障害」と「個性」とが、互いに排他的な概念であるという前提をはずして
>みたらいかがでしょう？

つまり、この部分をうまく他人に説明できれば問題は解決する訳だよね。僕
がこうもりくんにこの事を伝言してやらないと。この部分の説明にひどく苦し
んでいたから。どちらかと言うと、分かりやすく説明できないという悩みだっ
たけど。

>まあ、「田の字型」という言い方もかなりおおざっぱにすぎますが、「障害か
>個性か」という二者択一から離れるためのツールという用途に限って言えば有
>用だと思います。

　どうも、アドバイスありがとう。

Mariaさん、レスありがとうございます。

Maria wrote:
>クウさん wrote:
>＞　ドラマは　ステレオの放送はやめて副音声で解説をつけて欲しいですね。
>＞　≪野球中継のように≫
>
>　えー、これは、「質問（次の自閉症題材のＴＶドラマのストーリーはどんな感じがいい？）」に対するコメントですね？

　はい。横レスになるので別枠にしました。

>　あたしとしては、むしろ原作本（あるいはノベライゼーション）・解説本（できればコミックス）を別に出して、ドラマはドラマとして、ストーリーの中で解説したほうがいいように思います。
>
>　『よくある「ドラマ」の中での「解説者」』というのは、昔から「狂言回し」と呼ばれていて、あれはあれでひとつのスタイルとして定着しています。だから、そっちのほうが分りやすいという視聴者もいるんじゃないかな？
>
>　昔話になっちゃいますが、『風の忍者フジ丸』（「♪時は戦国　嵐の時代　でっかい心で生きようぜ　風吹きまくれ　吹き荒れろ　微塵隠れだ　火焔の術だ　悪い奴らをやっつけろ」って、なんつー古い話だ）だと番組の最後に戸隠流忍術の宗家である初見さんが登場して解説をしてたり、たしか『未来警察ウラシマン』だと思ったけど、場面の途中で「説明しよう」とかいって解説が入ったり（あさかぜさん、知ってたらフォローお願いします）、『新・八犬伝』では坂本九ちゃんの解説がそれ自体楽しみだったりしたので、そのあたりはドラマの構成によりそうな気がします。
>
>　柄本明あたりが「自分も自閉症（だけどぜんぜん悩んでない）の精神分析医」かなんかの役で登場したりしたらけっこうウケるかも。
>

　「説明しよう」というセリフは私　好きです。
　
　ドラマの構成は　民放テレビの「特命リサーチ２００X」のドラマ構成が
よいのではないかと思います。それか　裁判ものにして「医者」が「証人」として
「自閉症あるいはアスペルガー症候群」を説明していくストーリー構成もいいのかも。〔ドラマ「君が教えてくれたこと」は　裁判をメインにして欲しかったです〕
　

　クウでした。

　こうもりさんの障害者支援に対する真摯な態度には、いつも頭の下がる思い
がしています。

蝙蝠（狂人型）さん wrote:

>　他の軽度発達障害者への配慮を優先させるべきか、意見や気持ちを正確に語
>ることを優先させるべきか、こうもりくんは迷いの渦中にある。こういう場合
>に、みんなだったらどんな態度で臨むだろうか？
>
>　こうもりくんに教えてやってくれるとありがたいんだけど。

すこし意味が解かり辛いのですが、『他の軽度発達障害者（らしき人）が自らを障害者と認めたがらない気持ちを尊重して、彼に何も言わないでおいた方がいいのか、あるいは正直に彼に障害者（らしき人）であることを告げ、支援を仰ぐことを勧めたほうがいいのか迷っている』というような意味でしょうか？
そういう意味でしたら、障害者という言葉をなるだけ使わないで、「勉強する上で、なにか困難感じるようなら、支援する団体があるけど参加してみたら？オレも居たんだよ。」ぐらいに軽くやんわりと勧めるというのはどうですか？

私は社会にはある程度のお節介あっても良いと思うんです。私なんか40歳も過ぎるのに未だ独身なので、よくお見合いを勧められたりします。今とても結婚できる心境じゃないのでお断りしてますが、勧められて悪い気はしません。どころか気にかけてもらって嬉しいですね。お節介焼くことは技術がいるでしょうが、それ自体は決して悪い事じゃ無いと思いますね。

このレス自体がいらぬお節介かしらん。

　皆様方ご無沙汰しております。久しぶりに投稿させていただきます。
過去において、私の度重なる放言暴言癖でもって多くの人にご迷惑をおかけ
したことを今改めてお詫びします。反省と自戒の意味を込めましてハンドル
ネームをMakichanから『慎言居士』に改名します。

それとこれはMariaさんにですが、私は決してあなたと議論するのを避けてい
るのではないのですが、余りに思考回路が違うためにレスを付けにくいのと、
ここのところ毎日ネットを見られる状況にないのでどうしてもタイミングレス
になってしまうのです。決してあなたに悪意を持っているわけではないし、避
けているわけでもないのです。ともかく非礼は私の方にある。改めて謝し奉る。

今後もマイペースで投稿していきたいと思っています。ただ私にレスしていた
だいてもそれにレスできるかどうかわかりません。勝手ではありますが。（理
由は上記のとおり）そんな人間だと思ってお付き合い願えたら有難いです。

ここまで書けるようになるまでー月近くかかりました。（ニガ笑い。）

本題についての私の意見は、「生活保護を受けられること」と「貧乏」は同一の概念じゃないように、行政の区分と個々人の認識区分をごっちゃにする必要はないんじゃない? といういつものものになります。

しかし、返答を書いているのは別の話題。
最近、小人症 (成人しても子供くらいの身長にしかならないというあれです) について調べていたら、こういう記述に出会いました。(文章は記憶から再構築しているので正確ではありません)
「小人症のうちのある種のものは遺伝子の一部突然変異による。この発生確率から、同程度の、なんらかの遺伝子異常が起こる確率を計算すると、なんと80%にもなる」

小人症のように、明白な変化をもたらすものはまれでも、この世の大半の人はなにかしらの遺伝子異常を抱えている、というわけです。

この話が本当ならば、
>「どんな人も障害者の特徴を持っていて、君のもその１つに過ぎない」
これもかなり信憑性のあるものかもと思いました。

「障害」と「個性」とが、互いに排他的な概念であるという前提をはずしてみたらいかがでしょう？

「障害／障害ではない」「個性／個性ではない」は、それぞれ別々の切り方で、重ね合わせれば田の字型のグラフになると私は考えてるんですけど。

まあ、「田の字型」という言い方もかなりおおざっぱにすぎますが、「障害か個性か」という二者択一から離れるためのツールという用途に限って言えば有用だと思います。

　僕は蝙蝠（狂人型）。こうもりくんが自分の障害について妙な所に引っかか
っているので、僕がかわりにコメントすることになったんだ。

　こうもりくんの悩みというのはこうだ。こうもりくんが障害者としての自分
の立場を説明しようとすると、次のような２つの反応が返ってくることがある
そうなんだ。

　１つは「君の障害は既に個性の範疇に入っていて、なぜ障害にこだわるのか
分からない」というもので、もう１つは「どんな人も障害者の特徴を持ってい
て、君のもその１つに過ぎない」というものだ。前者についてはこれまでこう
もりくんが説明してきた通りだ。こうもりくんにとって障害の認定とは個性で
ある以前に所属であり、出発点であり、今まで曲がりなりにも困難と付き合っ
てきたことに対する勲章なんだ。それを否定されれば面白くはないだろう。だ
からと言って「健常者には苦労がない」なんて夢にも思ってないだろうけど。
杉山登志郎先生が言われるように、健常者であるということは別に本人の幸福
を保証する訳ではないからね。

　でも後者の方はちょっと微妙だ。こうもりくんは公式見解としては表明して
いないけど、同じ疑問を持っているみたいなんだ。例えば、医学的ＬＤ（読み
書き計算の障害）は無文字社会や識字率の低い社会ではそれほど問題になると
は思えない。医学的ＬＤが問題になるのは教育が普及していて識字率の高い社
会だけの話なんだ。つまり、どんな人でもある種の障害者的な特徴があるんだ
けど、それは社会の基準によっては全く問題にされず、個性として扱われるこ
ともある。しかし、たまたま社会の要請する基準と合わない特徴を持っていた
場合に医学的な意味で障害と評価されるんじゃないか、という考え方だ。医学
的ＬＤ・教育学的ＬＤを含めて日本で読み書き計算の障害が問題になったのは
ほとんどの子供が受験を経験するようになってからだったという事実にも注目
しておく必要があるだろう。ＡＳやＡＤＨＤも同じだ。障害の有無に関係なく
、学級崩壊とかしつけの問題が話題になっている時期にこの２つの障害が注目
されるようになったことは単なる偶然とは思えない。どちらの障害を抱えてい
る子供も先生の言うことを聞かず、授業中に立ち歩く可能性があるからね。

　そんな訳でこうもりくんは軽度発達障害を「社会の尺度に適合しない個性だ
」と考えることには必ずしも反対はしていない。誰でも障害者的名特徴を持っ
ているという考え方にも同意している。しかし、それを表明することにはひど
い抵抗感を感じるそうだ。軽度発達障害児のボランティアにも参加し、他の成
人の軽度発達障害者とも交流のあるこうもりくんは、多くの軽度発達障害者が
医学的に「障害者」と評価されることによって支援を受けられる状態であるこ
とを知っている。また、支援を必要としている軽度発達障害者がたくさんいる
ことも事実だ。こうもりくんは恐れている。軽度発達障害が「個性」とか「誰
でも持っている」と評価されることによって、軽度発達障害者たちが支援や保
護を受ける根拠を失ってしまうことを。軽度発達障害が「個性」や「誰でも持
っている」ものならば、社会が軽度発達障害者を支援していく理由はなくなっ
てしまうからね。

　このためこうもりくんはこれらの問題については沈黙せざるを得なくなって
しまう。自分が支援を必要としているかどうかという問題と他人が必要として
いるかどうかという問題は全く別問題だからだ。しかし、こうもりくんはその
沈黙することについてもひどい罪悪感を感じているのだ。普通、議論と言うの
は、議論を行なう当事者同士が可能な限り自分の考えや気持ちを正確に誠実に
表明することによってしか成り立たない。語るべきことについて沈黙したり虚
偽を述べてしまえば、その時点で議論は死んでしまうからだ。

　他の軽度発達障害者への配慮を優先させるべきか、意見や気持ちを正確に語
ることを優先させるべきか、こうもりくんは迷いの渦中にある。こういう場合
に、みんなだったらどんな態度で臨むだろうか？

　こうもりくんに教えてやってくれるとありがたいんだけど。

　今日、本屋で「ESSE」という主婦向けの雑誌をぱらぱら見ていたら
少しだけですが「ADHD」に関する記事が載ってました。ついでにADHDを診てくれる病院リストも載ってました。

ゆーりさんの持っている「理想的だな～」と思える園ってどんな園ですか？

私は幼稚園にも保育園にも通っていたけど、あんまり記憶がないのだなぁ。
なんとなく、行ってただけだったような(^_^;)。
理想的な園って、どんな園なんだろう？
先生がやさしくて、差別しなくて、皆平等に扱ってくれる先生がいるところ？
#幼稚園の先生に甘えた記憶さえもない。
#やさしいお姉さん先生っていうより普通のおばさん先生だった（笑）

　世の中には2種類の人があって、ずっと引き潮に逆らって苦を実感している人のほかに、いつも満ち潮に乗って目標を目指し、座礁しない限りは自己肯定感を持てる人もいるらしいのです。　エニアグラム　（プロパイダの布施主が常時接続に変えたために、検索できない制限付きの無料プロパイダなので、サイトの紹介ができない）のタイプ４は苦悩をもっともリアルに感じ、タイプ９はハッピーエンドのお話が好きです。
　『二人で聖書を』（明窓出版）がラブロマンス・ミステリーであって宗教書でないのは、新約を扱いながら旧約の民族宗教的本能肯定感から切れてないためです。ゲッセマネによってイエスは民族宗教から出て世界宗教の世界観に達しました。
私は「神に選ばれた存在」としてのイエスを信じるので、Maria さんよりは、クリスチャンです。コリントⅡとか大好きでした。
でも「予定調和」がまったく信じられないから、ちっとも「キリスト教徒」ではありません。私はエリ、レマサバクタニとかの剃刀の刃の上の感覚に共感します。生かされているとの実感は、何故に私がなおもあるのかと言う驚きであって合理性信仰ではありません。
　満ち潮、引き潮の感じ方は、もちろんどちらかが正しいのではありません。借金をどうするかは別にして、私だってこんな呑気なことをやっているし、宇宙が人間に恒常的幸福を約束していると、確信させる科学もないし。温暖化だの、宇宙の膨張だの、合理性で割れない問題だらけです。恵まれた生まれ方の、限られた意識だけが、楽観で生活できるのです。そういう人が上位階級にいると中世の封建制にあこがれ、現代でも巧妙な奴隷制を施行したがるのです。楽観できない状況でなお、明るい表情が見られるのは決して合理性によるのではなく、聖性によります。
非合理な状況が俗っけを削ぎ落とすことで、真実の幸福が見えやすくなるのです。
　哲学は潮の流れを変えられず、観測するだけです。仏教が今、私の引き潮を満ち潮に変えつつあります。

こうもり wrote:

>>（５）蝙蝠（内省型）→こうもりの発言を自己点検する時に登場する

　わが名は蝙蝠（内省型）…。こうもりの分身にしてこうもりを監視す
る者…。人格が分裂する以前の蝙蝠の人格を引き受ける形で存在するこ
とになった…。

　こうもりからは「自分の発言を自己点検するように」との指示が出されて
いる…。わたしはその職責を果たすだけである…

　１点、ご注意頂きたい…。この蝙蝠（内省型）はこうもりの本来の人格を
強く反映している…。こうもりが冒頭で

>　まずはわたしから…。蝙蝠たちの人格の管理人であるこうもりです。言うな
>れば表の顔というやつです。基本的にはわたしの普段の他人との接し方をベー
>スにしたコメントを発することになります。
>
>　蝙蝠たちとは違って、他人に対しては妥協的に振舞うことが多いです。今後
>ともよろしくお願いします。

と述べているように、こうもりは普段の対人交流においては自分の我を通す
ことが少なく、周囲の人には柔軟な印象を与えることがある…。しかし、その
内面においてこうもりは、他人との妥協を許さぬような固い思考を保持しつづ
けている…。わたしは彼の本音の部分を代弁しているだけに過ぎない…。

　逆に言えば、わたしの方がこうもりよりもはるかに誠実に発言をしているの
だ…。こうもりには対人関係を重視する余り、事実や自分の考えを犠牲にして
しまうところがある…。かと言って、わたしは「自分こそが本当のこうもりで
ある」と主張するつもりはない…。誠実さを犠牲にして生きているこうもりも
また、真実の姿なのだから…。

　こうもりの「公式見解」を無視して発言することもあり、混乱させてしまう
こともあるかも知れないが、お許しいただきたい…。

こうもり wrote:

>>（４）蝙蝠（激怒型）→頭に来るコメントを見た時に登場する

　見れば分かるであろう！！俺はこうもりの卑怯者の怒りを代弁するために
存在してるんだ！！こうもりの奴は普段、ほとんど自分の感情を他人に表出
しない。奴にとって普通の奴が何気なく行なっている対人交流が壮絶な心理
戦のように複雑に感じられてしまうんだと！

　で、奴は時々キレる。そして怒りの表出を事もあろうにこの俺に押し付け
やがったんだ！！ふざけてやがる！！

　…まあ仕方がない。あいつが自分の力で怒りを表出できるようになるまで
俺が替わりを努めてやることにしよう。じゃあな。

>こうもり wrote:
>
>>>（３）蝙蝠（混乱型）→こうもりが精神的に不安定になった時に出現
>
　ボクの名前は蝙蝠（混乱型）。こうもりのにいちゃんのなかに潜む子供で
す。

　こうもりのおにいちゃん（もう２６才だけど）は毎日のように演技をしな
ければいけません。おにいちゃん自身は自分のことを障害者だと思っている
のに、日常生活では健常者として生きていかなければならないからです。

　おにいちゃんはそのことを自分に対する裏切りだと言って、自分のことを
すごく憎んでいます。ボクにやつ当たりをしてくることだってあるし。シク
シク。

　そんな訳でおにいちゃんがストレスで混乱してしちゃった時はボクがかわ
りにコメントをすることになりました。よろしくね。

こうもり wrote:

>>（２）蝙蝠（狂人型）→狂気や正常と異常を主題としたテーマを扱う

　やあ、僕の名前は蝙蝠（狂人型）。　

　かつてこの掲示板に登場していた「くると（狂人）」はこうもりが１
４才ぐらいの時からつきあい続けていた空想上の人物だったんだ。子供
の頃に診断が決まらないまま、あちこちの病院を転々としていたこうも
りくんは何となく自分が何か障害を持っていたことに気がついていた。
でも、診断が決まっていなかったから、自分がどんな障害者なのか分か
らなくて混乱していた。でも、周りの人に悩みを訴えても、「もっと自
信を持て」としか言われなくて、そのうちに他人に悩みを話すこと自体
をやめてしまったんだ。

　そんな時にこうもりくんは空想のなかでくるとくんと友達になった。
くるとくんは半狂人なんだけど、それと引き換えに誰も持っていないよ
うな力を持っていた。他人を発狂させたり、ケガ人を治療したり…

　孤独なこうもりくんにとって、そんなくるとくんは絶好の相談相手だ
った。正常と異常に関する悩みはくるとくんだけに相談してたんだ。

　障害を認定された今のこうもりくんは、それほど相談相手には困って
いない。くるとくんの出番はだんだん減りつつある。でも、長い間相談
に乗ってくれたくるとくんをこうもりくんは忘れたくなかったんだ。だ
からこそ、僕に狂人型という名前を与えてくれたんだ。

　そんな訳で僕は障害を巡る正常と異常の問題を担当することになる。
普段はこうもりくんが発言するだろうけど、こうもりくんが語り得ぬテ
ーマについては僕が替わりにコメントすることになるだろう。

よろしく！！　

I wrote:
＞　物理定数の値がほんのちょっとズレていたら、現在の地球のような豊かな
＞環境は生まれたかったし、人類が誕生することもありませんでした。ですか
＞ら、これは神のなせる業ではないのか。われわれ人類は、生まれるべくして
＞生まれてきたのではないか。神は、われわれ人類のために、この宇宙をお創
＞りになったのではないか。そういう考え方です。神は我々を祝福している。
＞神は我々を愛しておられる。これは福音書でイエスが訴えていることでもあ
＞ります。

里辺華さん wrote:
＞Mariaさんは、クリスチャンなのですか？　神の存在を認め、聖書を読んで
＞いるのですか？

　福音書は、相当に読みこんだという自信があります。なにせ、それをテーマに本まで出しちゃいましたから（救世義也（くせ・よしや）『ふたりで聖書を』、明窓出版。納屋稔さんというシステムエンジニアと、マリアちゃんという高校生のラブロマンス・ミステリー。イエスを裏切ったのはイスカリオテのユダではなく、ヘロデ・アンティパスとポンティオ・ピラトとイスカリオテのユダの三人が結託して、イエス救出作戦を行なった、というのを福音書の記述“だけ”から証明してみせる、というばちあたりな小説です）。

　ただし、あたしは「神に選ばれた存在」としての「キリスト」を信じない（ナザレのイエスが尊敬に値する人物であり、そういう人物が歴史の上に現われたことが「奇跡的」であるというんを認めるのに吝（やぶさ）かではありませんが）という意味で「クリスチャン」ではありませんし、人格神としてのヤハウェの存在を主張する気はまったくありません。
　あたしは、『ナザレのイエスはユダヤ教徒である以前に、ストア派の哲学者だった』と思っています。また、『日本でいう「天」に相当する「神」を信じることは、人生を豊かにするという意味で「実効的に正しい」』と思っていますが、『「神」が存在するかしないかと、「神」を信じることで社会がうまくゆくかはまた別の問題だ』とも思っています。
　で、日本でいう「天」の思想（あるいは、『ヨハネによる福音書』における「ロゴス」の思想）のいいところは、それを信じない人に迷惑をかけないところです。病人でもない人間に、薬を飲ませる必要は、ありません。

　ただ……世の中は総じてうまくいっていると思ってます。それを信じられない人が、みずから不幸を招きよせているような気が、あたしにはしています。貧困や飢餓や病苦に苛（さいな）まれているはずの人々が、豊かで近代的な社会であるはずの日本に住んでいるあたしたちより明るい表情をしているのはなぜか、と考えると、中途半端な知識や理解が、かえって人類に害を為しているのではないか、というふうに思ってしまいます。

　ルネッサンスは「光の時代」「人間復興の時代」「理性の時代」と云われています。だけど、あの「魔女狩り」が猖獗を極めたのは、「中世の魔女狩り」という言葉とは裏腹に、ルネッサンス時代でした。あたしは知性を否定する気は毛頭ありませんが、ルネッサンスは「小賢しい」時代ではあったと思います。むしろ中世のほうが、身体感覚に従っていたぶんだけ、無理のない時代だったと思います。

　なまじ理性に自信があるものだから、現実離れした突拍子もない話を信じちゃう人が、世の中には少なからずいます。落ちついて考えれば、馬鹿馬鹿しいことは分かりそうなものなんですけどね。だけど、それは学校教育というものが、「問い→答え」という反応だけを鍛えてきて、「理解」というものをおろそかにしてきたツケだと思うんです。

　小さな野の花を見て、「なぜこんなものが存在しうるのか」を考えただけでも、そこに「何か」がありそうだと感じることがあるはずです。それは人間がまだ愚かだからではなく、かえって知れば知るほどその驚きは深くなると思います。そこに生まれる敬虔な気持というのを受けとめる存在としての「神」というものを、多くのひとが信じることは、「合理的」だとあたしは思っています。

　破壊と混乱からは何も生まれません。創造の坩堝たる渾沌は、あくまで「秩序ある不安定」です。秩序に対するおそれと敬いが、狂信者には欠けています。

　「尽天地は一軸の経巻」。世界から、自然から、学ぶことは多いと思います（ルソーみたいですが）。イエスもまた、そうした自然主義者、自然哲学者だったとあたしは思っています。

　（Maria）

こうもり wrote:

>>（１）蝙蝠（悪魔型）→悪を主題としたテーマを扱う

　かつて、カントは人間にとっての悪は自己充足を得るための手段であり、悪
自体が目的になってしまうことはないと述べた。そして、自己充足を得る手段
としてなされる悪を「根源的悪」、悪そのものが動機と化してしまうような悪
を「悪魔的悪」と名づけた。カントは「悪魔的悪」は人間の世界に存在しない
と考えたが、近年では多くの人が「悪魔的悪」の存在を認めはじめている。

　こうもりもまたその１人である。かつて「人を殺して死刑になりたい」とい
う思いにかきむしられていたあの男は、自分のなかに「根源的悪」では説明で
きないような悪しき心が宿っている可能性を疑っている。

　「根源的悪」の範囲の話であれば、こうもりでも十分に発言することができ
るであろう。しかし、それ以上の次元の悪に関する話であれば、この蝙蝠（悪
魔型）があの男の考えを代弁することになる。

　以上がわたしの存在意義である。

全ての人格の管理人こうもりです。これから、それぞれのタイプの蝙蝠に登
場してもらって、自己紹介させますね。

>（１）蝙蝠（悪魔型）→悪を主題としたテーマを扱う
>（２）蝙蝠（狂人型）→狂気や正常と異常を主題としたテーマを扱う
>（３）蝙蝠（混乱型）→こうもりが精神的に不安定になった時に出現
>（４）蝙蝠（激怒型）→頭に来るコメントを見た時に登場する
>（５）蝙蝠（内省型）→こうもりの発言を自己点検する時に登場する

　まずはわたしから…。蝙蝠たちの人格の管理人であるこうもりです。言うな
れば表の顔というやつです。基本的にはわたしの普段の他人との接し方をベー
スにしたコメントを発することになります。

　蝙蝠たちとは違って、他人に対しては妥協的に振舞うことが多いです。今後
ともよろしくお願いします。

パックンです。
え～、新聞のテレビ欄を見てたら、先週のしゃべり場の再放送があるようです。
#どうも私の勘違いだったようです。

今日の午前10時30分からです。　NHK教育TV
私は、この子はASだと思うんですけど。　　
そこで、質問です。
皆さんは、彼のことどう思いますか？
皆さんなら、彼になんと言ってあげますか？

同じASでも、全く悩まない人もいるかもしれない。　
だけど、皆に溶け込めるように必死で努力している子もいます。

皆さんの素直なご意見・ご感想をお待ちしています。　（もうどっか、出かけちゃったな(-_-;)）

#ゆーりさんへ。返事を書いたのですが、掲示板から勝手になくなってしまいました。シクシク。

ってことで、ゆーりさんも見てご意見くださいね。　　#って、私が勝手に宣伝しちゃっていいのだろうか？

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