アスペルガーの館の掲示板(旧)
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新しいアスペルガーの館の掲示板
SILENT EYE wrote:
SILENT EYE様
> (しかし、知らなかったとはいえ、間違いだった点はすみません。)
いえいえ、謝られることは何もないですよ。
嬉しく思って、感謝してるとは言え、不快感など、微塵もございませんから。
(いちおう、マジですみません言ってるんだったら、マズイんで、念のためレスしておきます←この辺りの加減が分からないあたり、やはり、あたしはASだわ…)
> ↑私もばーっと、またはのんびりやりたいですー!
>(まずはその前に、仕事を早く終わらせる事から始めないといけませんが。私はもしかして、これもストレスなんでしょうか…?)
結論。
ASでなくたって、十分なストレスだと思いますよ。
ずっと職場にいるだけで(これは本当)。
私も職場には長居するタイプでしたが、最近、大丈夫になりました。
(体力の要らない事務職をしています、内容は少し特殊)
失礼だけど、SILENT EYEさんは、平日昼間のお仕事で間違っていないかしら?
> 結構、( )の内容は似てるかもしれません。(ちなみに、私は新宿に配属です。)
職場の人間関係中心だと辛い〜。
ので、仕事慣れてきたら、どうですか?
新宿でしたら帰り道だし、ふらっと行けちゃいますよ。
お仲間を集めて、ほっとしよう会、なんてのも、どうでしょう?
企画しちゃおうかな(他人のH.P.でなんと勝手な…)。
えっと、気が向きましたら、ご連絡頂けると嬉しいです。(とりあえず、こちらのH.P.をお借りするしか、ないのかしら??)
∧_∧
-=≡ ( ~w~)<わ〜い♪ジンジャー
-=( つ┯つ
-=≡/ / //
-=≡(__)/ )
-= (◎) ̄))
Milkywayさん wrote:
>以前、NHK「にんげんゆうゆう」で森口さんが出ていらしたとき、番組は他の外国産の手記の紹介ばかりを頻繁にする一方で、『変光星』の表紙はついに一度もでてきませんでしたよね。
>(舶来を持ち上げるのは昔も今も一緒だね。昔も今も全然変わっていないね日本人)
その可能性もないではないけれど、単に、入手困難な書籍より、入手が容易な書籍を取り上げたかったという可能性も考えられません?
別にNHKの味方をしたいわけではありませんし、舶来モノ輸入産業にたずさわっている者の自己弁護ではありません(ちなみに、私は舶来モノ輸入産業にたずさわっていますが、舶来を持ち上げている意識はありません)。
Lingko wrote:
>DSMの障害・疾患分類方法は、病因にまでさかのぼらず、表面に表れた行動や困難の有無・頻度・程度だけから機械的に切り分けていきましょうという方針なので(これも、発達障害とは別の分野の精神医学の歴史の中で、過去にさまざまな困難があったため、それに対する解決策として生まれたものです)、
ここにちょっと資料を補足。読み物として読みやすいものを選びました。
http://member.nifty.ne.jp/windyfield/dsm.html
こうもりさん wrote:
> 診断に優先順位をつけることは必要ですが、併記の禁止は問題があるよう
>な気がします。発達障害者が単一の障害しか持っていないという前提の方が
>わたしには理解できません。
>
DSMで併記を禁止する理由は、「発達障害者が単一の障害しか持っていない」という前提があるからではありません。
DSMの障害・疾患分類方法は、病因にまでさかのぼらず、表面に表れた行動や困難の有無・頻度・程度だけから機械的に切り分けていきましょうという方針なので(これも、発達障害とは別の分野の精神医学の歴史の中で、過去にさまざまな困難があったため、それに対する解決策として生まれたものです)、誤診を避けるためにこのような操作が必要なのだと思います。
ADHDとPDDの間で、「根本の原因、発生機序は違うのに、表面的な現象が同じ」という症状がいくつもあるせいじゃないかな? と私は解釈しています。
つまり、PDDゆえの症状のせいで、ADHDの診断基準も満たしちゃう人と、PDDのほかにたまたまADHDも重なっている人とを区別することが、「DSMでは」できません。
だから、「PDDゆえの症状のせいで、ADHDの診断基準も満たしちゃってるのかもしれないしPDDのほかにたまたまADHDも重なっているのかもしれない、どっちかわかんないんだから、わからないものをまるでわかったかのように言わないことにしときましょう」という趣旨なんじゃないかなあ。つまり、「道具としての自分の限界を良くわきまえている」と。
だから、LDとPDDの併記は禁止されてませんよ。
ところが、併記が禁止されているというのをカタチだけ読むと、まるで併存が起こらないかのように思ってしまう医者が出かねません。だから、そんな誤解によるサービス過小を防ぐには、併記は解禁した方が得策なのでは、というのが私の意見です。
『「わかっているのにできない」脳』
http://www.kafusha.com/shuppan/books/4-907725-31-0.html
どもども、丁寧な解説ありがとです、Lingkoさん。
Lingkoさん wrote:
>> 過集中型ADDの抱える注意集中の困難は、注意欠陥ではないような気
>>がします。
>
>武田さんが引用されたのは、6分類のうちの「過集中型」に特異的な部分だ
>けです。過集中型には、それ以前に、「ADDの基本症状に加え、」という句
>がついてます。
エイメン博士の本は既に購入してあるのですが、冬眠中につき、読み始め
るのが遅れていました。納得です。
>つまり、思いついたことはすぐにやらないと気がすまない、思いつきに流さ
>れる、いつも通りの決まりきった退屈な作業のときに気が散る、気が変わる
>、意志が弱い、自分を律する内面の監視力が弱い、退屈に対する耐性が低い
>、飽きる、時間管理がヘタ、整理整頓がヘタ、物忘れ・忘れ物・なくし物が
>多い、やりかけたことを最後までやり遂げるのが難しい、自己観察が不正確
>、等々のADD基本性質の上に、さらに、武田さんが引用されたような特徴が
>重なっているのがタイプ3っていうことです。
ここに挙げられている基本性質のうち
(1)思いついたことはすぐにやらないと気が済まない
(2)時間管理が下手
(3)整理整頓がヘタ
(4)物忘れ,忘れ物,なくし物が多い
は、わたしにも該当しています。特に物の管理(整理整頓,忘れ物,なくし
物)については明らかに障害と言えるレベルにまで達しています。でも、以
下の引用にはご指摘通りあまり該当していません。
↓
>だとしたら、ADDの全タイプに共通な基本症状である、「思いつきに流され
>る」「いつも通りの決まりきった退屈な作業のときに気が散る」「気が変わ
>る」「やりかけたことを最後までやり遂げるのが難しい」といった条件を満
>たさないのではありませんか?
どちらかと言うとぶっつづけで作業をして、気がついてみると体や心に様々
な故障が発生していることの方が多いです。また「決まりきったこと」をやる
のは得意ですが、変化の多い作業にはついていけないことがあります。
>ウイング派では併記を認めていますね。ギルバーグも併記を禁止してはいな
>かったと思います。DSMもICDも常に改訂途上です。そのうち何とかなるかも
>しれません。
診断に優先順位をつけることは必要ですが、併記の禁止は問題があるよう
な気がします。発達障害者が単一の障害しか持っていないという前提の方が
わたしには理解できません。
診断基準に完全に当てはまるような「純血種」よりは様々な困難が複合し
ている人の方が多いのに。様々な領域に虫食いのように困難を抱えている包
括性LDという教育学的評価は、ある意味でわたしの実態に近い部分があり
ます。
鷲羽丸さん wrote:
> この本が発売されたときは、朝日新聞の読書欄にも紹介されて、森口さん本人へのインタビューもその欄にありました(写真入で。図書館にある縮刷版で確認しました)。
> でも、現在は絶版なのですね。(あるうちに買っといてよかった〜……)
> この本、絶対に一読の価値があるんですがね。
以前、NHK「にんげんゆうゆう」で森口さんが出ていらしたとき、番組は他の外国産の手記の紹介ばかりを頻繁にする一方で、『変光星』の表紙はついに一度もでてきませんでしたよね。森口さんの出演も、番組の後ろの方で、いわば片隅に追いやられていたようものだったし。
どうしてなのかな。国産の手記なのに。あまり取り上げたくないのかな。
番組も、いつもの「にんげんゆうゆう」と違っていて、専門家の解説番組になっていた。それはそれでいいのかもしれないけど、私としては、番組の作り方がちょっと不当な気がしました。不公正というか。
(舶来を持ち上げるのは昔も今も一緒だね。昔も今も全然変わっていないね日本人)
まあ、NHKの福祉番組がおかしいのは、何もその件に限ったことではないですが。
愚痴を失礼いたしました。日頃、マスメディアには憤然とすることが多いもので・・・
シンタロウ wrote:
> ∧_∧
> (;−w−) <はぁー
> / \
> _ | | | |_..∬
> |\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 旦.\
> ./..\\ \
>/ \|=================|
>\ ノ こたつ \
ちょっと修正
∧_∧
(;−w−) <はぁー
/ \
_ | | | |_..∬
|\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 旦.\
./..\\ \
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\ ノ こたつ \
Mariaさん wrote:
> 新共同訳によれば、この部分は以下の通り。
>
> 『すばるの鎖を引き締め
> オリオンの綱を緩めることがお前にできるか。
> 時がくれば銀河を繰り出し
> 大熊を小熊とともに導き出すことができるか』
>
> とはいえオリオンや大熊はたしかギリシャ神話からの命名なので、アラビア天文学ではどのような星座とされているかは不明です。
Mariaさん、どうもありがとうございます。訳ひとつとっても、こんなに違うものなのですね。もっと他の訳も幅広く参照するべきでありました(反省)。
それにしても「翻訳」というのは奥深い…
>星座ではなく星の名前ですが、アルゴルなんかは「喰屍鬼(グール)」だもんな
。
これについては森口さんも、その著書の中で「悪魔の星」と書いておられますね。
(「悪魔の星」と書いて「アルゴル」とルビが打ってある)
PS: 武田好史さん、 9732のレスをどうもありがとうございます。
いつもお二人の博識には頭が下がります。
あおびさん wrote:
>注文すれば買えるんでしょうか?
もちろん! 但し、在庫があればの話ですが。
ヒマネタです。
JR横浜駅構内にあるトイレの個室は、おそらくは待ち時間の不公平を解消するために、各個室に名前がついていて、個室のあるブースの入口に各個室の使用状況を示すサインがあって、どれかが空いたら待ち行列の先頭で待っている人が中に入る、というシステムになっています。
で、その個室名が、駅のトイレだけあって、列車名になっているのですね。
男子トイレの個室名を見たら、ありました。「あさかぜ」。
鉄道マニアとしては喜ぶべきなんだろうけど……ちょっとイヤかもしんない。
ほんのお知らせまで。
(Maria)
ぶち さんwrote:
もう一人の自分」が出てきて、問題を解説したりしてます。
私も問題を解説したりします。でも私は人生ゲームを楽しむ気になれないのは、
問題を解説すると、大抵の人は理解できず、もっと怒り出したりするので、
そういうのをわかってくれる頭を持っている人に解説したいと、いつも思います。
問題をトータルで見ようとする人が居ない。
坂本春樹『あした天気になあれ! 続・自閉症の謎解き』という本があります。著者は一九五〇年生まれ。北海道大学釧路分校で教育心理学を学んだ人で、中学校の教師を経て、現在は北海道の小学校に勤務。
で、その巻末に十六ページにわたる「自閉症に関する本のリスト」が掲載されています。まあ、インターネットで調べれば同じことはすぐ分るかもしれませんし、一冊一冊の本の内容や評価といったものもないので、「役に立たない」とか言われてしまうかもしれませんが、御参考までに。
なお、本の内容は小学校で自閉症の女の子の教育にあたっている先生の日記風の手記と、自閉症理解のための短いマニュアルです。
で、自閉症児の行動特徴として、J・レンドル・ショート(オーストラリア)の資料を元にして作られたリストが「自閉症の特徴的な行動で、診断規準ではありません」という注釈つきで以下のものが挙げられています。
・通常の教育方法にはのらない
・不適切な笑い方やクスクス笑いをする
・エコラリア(反響言語)
・耳が聞こえないような振舞をする
・明らかな危険に対して恐怖心を示さない
・痛みに対して鈍感
・泣き叫びや癇癪を起こす/わけのわからない激しい苦悩を示す
・物をクルクル回す
・あやしても反応がない
・おかしな遊びに没頭する
・他の子供たちと遊べない
・日課や習慣を変えることに抵抗を示す
・視線が合わない
・冷淡な態度を示す
・粗大運動と微細運動にアンバランスがある(ブロック積みはできてもボール蹴りをしようとしない)
・物に不適切な愛着を示す
・非常に他動であったり、極端に受身だったりする
……なんか違うと思うんだけど。
(Maria)
こうもりさん wrote:
> う〜む。ADHD概念が拡大していますね
>
> 過集中型ADDの抱える注意集中の困難は、注意欠陥ではないような気がし
>ます。
武田さんが引用されたのは、6分類のうちの「過集中型」に特異的な部分だけです。過集中型には、それ以前に、「ADDの基本症状に加え、」という句がついてます。
つまり、思いついたことはすぐにやらないと気がすまない、思いつきに流される、いつも通りの決まりきった退屈な作業のときに気が散る、気が変わる、意志が弱い、自分を律する内面の監視力が弱い、退屈に対する耐性が低い、飽きる、時間管理がヘタ、整理整頓がヘタ、物忘れ・忘れ物・なくし物が多い、やりかけたことを最後までやり遂げるのが難しい、自己観察が不正確、等々のADD基本性質の上に、さらに、武田さんが引用されたような特徴が重なっているのがタイプ3っていうことです。
>わたしなども注意集中という側面だけを見れば、これに含まれることに
>なります。わたしの注意集中の困難は切り換えができないという点に集中して
>いますから。
だとしたら、ADDの全タイプに共通な基本症状である、「思いつきに流される」「いつも通りの決まりきった退屈な作業のときに気が散る」「気が変わる」「やりかけたことを最後までやり遂げるのが難しい」といった条件を満たさないのではありませんか?
>
> しかし現在の国際的な診断基準ではADHDとASの併記はできませんので
>、ややこしいです。
ウイング派では併記を認めていますね。ギルバーグも併記を禁止してはいなかったと思います。DSMもICDも常に改訂途上です。そのうち何とかなるかもしれません。
日本では、よこはま発達クリニックの先生方が併記解禁派として知られていますね。吉田友子(ゆうこ)氏が確か過去に学会で併記禁止の是非を問う趣旨の演題を出されていました。
Maria wrote:
>るなさん wrote:
>> Job 38:32
>> あなたはキマ星座のきずなをしっかり結ぶことができるか。
>> あるいは、ケシル星座の綱をも解くことはできるか。
>> あなたは、マザロト星座をその定められた時に引き出すことができるか。
>> それにアシ星座と共にその子らは、あなたはこれを導くことができるか。
>>
現在の「オリオン座」「ふたご座」などという星座は、古代ギリシャ人が作り出したものを、紀元150年ごろエジプトのアレクサンドリアにいたプトレマイオスという天文学者が再定義したものです。 また「南十字座」「ハエ座」などの南天の星座は、さらに新しく、大航海時代にヨーロッパ人が地中海を離れ外海に乗り出し、赤道を越えて南半球に出るようになってから、航海中の船の位置を割り出すための目安として、南方の地に渡った天文学者がつくったものです。なお、現在の星座の数は、国際的な天文学者の組織の決定によって88個と決まっています。
ここでも他地域でのヨーロッパの排他性の影響が大きくでています。中国や日本は、西洋の星座が入ってくるまでは、『星宿』という独自の星座を持っていました。またポリネシアなど太平洋の島々でも、やはり独自の星座があったようです。
星座をはじめて作ったのは、ギリシャよりも古い古代バビロニア人であったといいます。バビロニアの遺跡からは「さそり座」「てんびん座」を描いたと思われる
粘土板が出土しています。
ヨブ記にあったこれらの星座は、バビロニア人が作ったものか、あるいは現在のイスラエルとかパレスチナといった所を当時支配していたユダヤ人が作ったものか、または古代エジプト人が作ったのか、この3つのうちのいずれかに該当するのではと私は思います。
pennpenn58 wrote:
> 武田さん、詳しいADHDの種類別のご教示ありがとうございました。ウーン、でも私はどれにも当てはまるような気がして、自分ではどのタイプのADHDなのか判断できなかったのです。子供の頃、多動はなかったので多動タイプではないだろうということしか自分ではわかりませんでした。でもADHDにも色々タイプがあるということがわかり、やはり一度は専門医を受診した方がいいのかなと思います。
>
私もエイメン博士が作った、ADDタイプを見極めるテストをやってみたところ、6つのうち「典型的」を除いた5つすべてに該当しました。
今後ASやLDにおいても、SPECT検査のデーターが集まり、またIQ検査か見える知的能力のアンバランスと脳の不具合の関連性についても判明していけば、これらの障害の真の姿が分かり、さらに有効的な治療への道が開かれることになっていくと思います。
武田好史 wrote
>>
>
> アメリカの精神科医のダニエル・エイメン博士は、1万人のADDの患者さんの脳の活動状況を、アイソトープ(テクネチウムなどの放射性元素を組み込んだ薬)を患者さんの血管に注入して脳に到達させ・その物質が脳のいかなる所で代謝されているかをガンマカメラで撮影して・立体的に画像処理する「SPECT」という方法で観察し、さらにこれらの患者さんが日頃どのようなことでトラブルを起こしたり・悩んでいるのかについて聞き取り調査などを行った結果、ADDというものには、脳の活動の状況・薬の効き方・抱えているトラブルへの行動療法的アプローチなどが異なった次の6つのタイプが存在していることをつきとめました
武田さん、詳しいADHDの種類別のご教示ありがとうございました。ウーン、でも私はどれにも当てはまるような気がして、自分ではどのタイプのADHDなのか判断できなかったのです。子供の頃、多動はなかったので多動タイプではないだろうということしか自分ではわかりませんでした。でもADHDにも色々タイプがあるということがわかり、やはり一度は専門医を受診した方がいいのかなと思います。
もっともADHDの専門医を受診したことはあるのですがそこではADHDが問題になるのは思春期までといわれて検査を拒否されました。鬱で通院していた大学病院では、もしあなたがADHDなら今そこにじっと座っていることなどできない、そのへんを飛び回るはずだなんてめちゃくちゃなことを言われてADHDの可能性を頭から拒否されました。
今の精神科に落ち着くまで何件か精神科通いをしました。自分で納得できる医師を見つけるというのもなかなかエネルギーがいることだと思います。納得できる治療を受けることができるよう特に地方の人はがんばりましょうね。
私がこのHPを知る前の掲示板の内容を見てみたい、と思って遡っているうち、もろに私そのまま、の内容が書かれていて驚きました。(かつて、主に聴覚認知障害について書いた時のことで…。)
>武田好史さん wrote:
>>ムーミンさん wrote:
>>>武田さんへ
>>私は修士論文で「自閉症の方々が働きやすい環境とはどのような環境か」ということを考察した上で就労支援に持っていこうと思っています。そのためには、自閉症の方々がどのような考えを持っているのかを伺いたいと思っています。
>>
>> これは私の持論に過ぎませんが、自閉症の人たちが就労していくには、次のようなことがマイナス要因になると思います。
>
>1・コミュニケーションの障害
> 自閉症の人はどんなに軽度といわれる人でも、音声言語を聞いてメモを取ることや体の動きを作るということが困難です。また同時に自分が考えたことや見たことを正確に音声言語や文字情報へと表現していくことが苦手です。
> これは結構深刻な問題であると思います。特に迅速で正確な判断のもとに行動しなければならなくては事故が起こりやすい職場、外回り・電話応対がスムーズいかないと会社に甚大な損害が及ぶ恐れがある営業部門などは、多くのアスペの人は「嫌だ!」と答えるに違いありません。
> またどもりや吃音を「しっかりしろ!」と上司にいわれたり・杓子定規なことをとがめられたり、しっくりいく企画書を期限内に出せなかったり・昇進で後輩を教えることになって、自信をなくして会社を辞めてしまう人も少なくないと思います。
どもり、吃音を除いては(私にはこれはないので)まったく上記のままです。(詳細は過去にいろいろ書きましたので省略します。)これがたたって、私は電話取りを禁止された経緯があります。(私の場合は、相手が伝えたい事の要点を1回で掴めないというのもあります。これも前に書きましたが…。)また、前の配属先・職種では、相手が目の前にいた為、聴覚でカバー出来なくても身振り手振りやメモに図などを書いたりする、という事で幾分かカバー出来た面もありましたが、
今は事務作業一辺倒の為、これが不可。(この点実に泣けます、ホントに。)
>2・社会性の障害
> これはもっとありていに言うと、常識や正常から逸脱した行動どうしてもしてしまうということです。ある人は不意に人の話の中へ割り込もうとしてくるでしょうし、またある人はその人が自分のことを嫌っていると知らずにきれいだと思った女の人を見つめ「やめてよ!」といわれるでしょうし、またある人は会社の机にあるものを何でも自分の思いどおり並べようしたりするでしょうし、ある人は自分のぎこちない表情を直そうとして休み時間をすべて鏡を見つめて過ごし周りの人から「滑稽だ」と冷笑さたり、ある人はお金を節約したいということでコンパの2次会ということでカラオケとなると「あたしこれで帰る!」と帰ってしまうので友達ができなかったりします。さらには同じ話題について延々と話し続ける人もいますし、書類をワードに入力するときに1ページごとに「ね!ちゃんとできてる・・・」と確認を求める人もいます。
> また鬱状態になると風呂に入る・歯を磨く・ひげを剃る・服装を整える・机の周りを片づけるということがおっくうになってくるということも、男性の場合は問題になるでしょう。
> さらに時間の感覚のなさも問題になるでしょう。何でものんびりと丁寧やろうとする人は「速く!」という言葉に著しい抵抗を感じると思いますし、締め切りに追われることには極めて強いストレスを感じてしまうと思います。反対にものすごくせっかちで、だらだらしている後輩を見ると「何やってるんだ!」癇癪を起こす人もいると思います。
時間間隔はあるとは言い難いです。(職場にはいつも遅刻。)私はのんびりやりたい方なので、せっつかれるのは苦手です。(その割には、なかなか結果や成果が出ない事に対しては、イライラします。)人の話が終わらないうちに口を挟む事もあります。(これ以外にもありますが、省略。)
まるで告白タイムのようなカキコになってしまいましたが、この項を見つける事が出来て良かったです。自分自身を知る(というより、より深く掴む)ためにも…。
最後に武田さんへ。前に、知らなかったとはいえ「がんばろう」の一言を入れたカキコをここに投稿したこと、本当にごめんなさい。(私自身も『頑張れ』なんて言われれば、反発したくなるというのに…。でも、人生の最後[期?]に『いろいろなことがあったけど、笑って満足して死ねるようでありたい』という思いは今も変わっていません。)
今回はまるで自分を確認するためのような(自己満足?)内容になってしまい、皆さん、すみませんでした。(グルンサ)
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