アスペルガーの館の掲示板(旧)
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Maria wrote:
>武田好史さん wrote:
> 味噌汁というと、「汁+具+青み(薬味)」という「公式」がなんとなく頭にあります。葱というのははたして具なのか青みなのか、という悩みはあるのですね。玉ねぎの場合はどうしても「具」の扱いになるわけですが、「なめこ」と「とうふ」では具としての力が弱いので、「具としての白い部分」「青みとしての青い部分」を両立させるものとしての細ねぎというのは順当な判断ではあります。
> その意味では、「なめこ」と油揚げと白ねぎ、というのもひとつの選択ではないでしょうか。
> 「なす」とかキャベツとか白菜とかもやしとかの味噌汁も嫌いではないあたしとしては、ちょっと玉ねぎ擁護に走ってしまいたくなります。
>
> (Maria)
例外的に『油揚げ』は、素は『豆腐』なのに、『玉ねぎ』でも結構うまいです。
ただし1/4以上入れるとやはり水っぽくなってしまいます。
Lingko wrote:
>武田好史さん wrote:
>>あと決して『たまねぎ』を一緒に入れてはいけません。
>>味噌汁は『ねぎ』に限ります。
>
>じゃー、玉ねぎのまん中の芽が伸びてきてねぎみたいになったやつは?
それならOKでしょう!
グルンサ wrote:
> お疲れ様でした。よく頑張りましたね!(…と、何もしてない身で、エラそーな物言いをして、すみません…。)
グルンサさん、ありがとうございます!! またいつかお会いしましょうね。
あさかぜさん wrote:
>I wrote:
> 苦手にチャレンジ♪ あまり深刻に考えず、楽しくやりましょう。ハレの日は別として、うまいもん食いたかったら自分で作って自分で食し、自己満足に浸りましょうよ。
ははは…。考え始めて、一旦ドツボにはまるとずっしん(←はまった音)、ということもあるせいか、身につまされました。あまり考えすぎずに、TRY!してみるのもいいかも。
>>(「朝食は(中略)期待したいところです。」のくだりは大いに賛成!)
>
> ありがとうございます。…って、これMariaさんの提案(?)でしたね。
実は、書いてから「Mariaさんと、あさかぜさんのカキコ」と入れるのを忘れていた…と気づきました。すみません。
>(略)日本では何が使えるか、考えるのもひとつの楽しみかと思いますね。お勉強しましょ♪ 自分の心と身体のためですもの。
そうですね。こういうのって楽しそう♪(あっ、うつったかしら?[笑])
> できることから少しずつ、やります!
> グルンサさんも無理はしないように心がけてくださいね。
こちらこそ、ありがとうございます。わたしも、できないことばかりに目をむけて、ずっしり落ち込むのではなく、できることから少しずつ…というように、頭と心を変えていきたいな、と思います。
> 楽しく食べて健康になりたいものです。
同感!ですね。
pennpenn58さん wrote:
>……うう、できました。ありがとうございます……。涙です。やっと辞書の使い方もわかりました。
お疲れ様でした。よく頑張りましたね!(…と、何もしてない身で、エラそーな物言いをして、すみません…。)
武田好史さん wrote:
> 特に『なめこ』は、『豆腐』と組み合わせて具にする場合『ねぎ』のほうが無難です。ねぎは『細ねぎ』のほうがベターです。
> 『たまねぎ』を使うと、『甘すぎる』し『水っぽく』もなります!
「なめこ」と「とうふ」の味噌汁には玉ねぎよりもねぎのほうがベターだという意見には全面的に賛成です。
ついでながら、「ねぎが合う」というのは、白いみそ(関西風の甘い白みそではなく、白くて辛いみそ)について言えることで、赤みそに関してはねぎよりも三葉を青み(薬味)として散らしたほうがいいように思います。
味噌汁というと、「汁+具+青み(薬味)」という「公式」がなんとなく頭にあります。葱というのははたして具なのか青みなのか、という悩みはあるのですね。玉ねぎの場合はどうしても「具」の扱いになるわけですが、「なめこ」と「とうふ」では具としての力が弱いので、「具としての白い部分」「青みとしての青い部分」を両立させるものとしての細ねぎというのは順当な判断ではあります。
その意味では、「なめこ」と油揚げと白ねぎ、というのもひとつの選択ではないでしょうか。
「なす」とかキャベツとか白菜とかもやしとかの味噌汁も嫌いではないあたしとしては、ちょっと玉ねぎ擁護に走ってしまいたくなります。
(Maria)
武田好史さん wrote:
>あと決して『たまねぎ』を一緒に入れてはいけません。
>味噌汁は『ねぎ』に限ります。
じゃー、玉ねぎのまん中の芽が伸びてきてねぎみたいになったやつは?
Maria wrote:
>武田好史さん wrote:
>> あと決して『たまねぎ』を一緒に入れてはいけません。
>> 味噌汁は『ねぎ』に限ります。
>
> たがみよしひさの『NERVOUS BREAKDOWN(なあばす ぶれいくだうん)』というシリーズの中に、「妻を殺してしまったのだが、死体が消えてしまった」と警察に出頭してくるという『歩き出した死体』という作品があります。以下はその中の会話。
>
> 「どうしてケンカしたの?」
> 「………いやあ……三輪さんは、なめこのみそ汁には、ほかに何をいれます?」
> 「なめこは、とうふ」
> 「でしょでしょ? でしょう?」
> 「なめこは、とうふ。」
特に『なめこ』は、『豆腐』と組み合わせて具にする場合『ねぎ』のほうが無難です。ねぎは『細ねぎ』のほうがベターです。
『たまねぎ』を使うと、『甘すぎる』し『水っぽく』もなります!
武田好史さん wrote:
> あと決して『たまねぎ』を一緒に入れてはいけません。
> 味噌汁は『ねぎ』に限ります。
たがみよしひさの『NERVOUS BREAKDOWN(なあばす ぶれいくだうん)』というシリーズの中に、「妻を殺してしまったのだが、死体が消えてしまった」と警察に出頭してくるという『歩き出した死体』という作品があります。以下はその中の会話。
「どうしてケンカしたの?」
「………いやあ……三輪さんは、なめこのみそ汁には、ほかに何をいれます?」
「なめこは、とうふ」
「でしょでしょ? でしょう?」
「なめこは、とうふ。」
「なのに逸子ときたら、わかめだって言うんです」
「わかめは、だいこん」
「え……だいこんは油揚げでしょう」
「油揚げは、とうふとネギです」
「それもいいけど、だいこんも……」
「とうふとネギ!(-_-X)」
「………(-_-X)」
「………それでケンカになったんですか?」
「………いやあ(^_^;)、売り言葉に買い言葉と言いますか、『出ていけ』『出ていくわ』みたいな……はは。これで逸子の死体が出てきて私が捕まると……傷害致死ですよね……」
「でしょう」
「傷害理由は『わかめ』になるんでしょうか?(T_T)」
「………(^_^!)」
「たまねぎにわかめ」という人もいるし、長ねぎにしても、「ごく薄く刻んでお椀によそってから散らすだけ」「最初に縦に刻み目を入れてからみじん切り」「斜にそぎ切りにして、少し煮る」「筒切りにしてごま油で炒める」という人もいます。
豚汁も「味噌汁」のうちだと思うと、豚肉(脂の多いバラ肉)のだしには玉ねぎとだいこんと豆腐が合います。
そういえば、上越の越後湯沢のスキー場のすぐ隣、石打丸山スキー場には、通称「スキー汁」という料理がありました。具は豚肉にじゃがいもに玉ねぎにとうふ、味噌はちょっと白っぽくて癖のない味噌。これが茶漬椀のようなのになみなみと入って出てきます。あとは丼飯と野沢菜があれば間に合っちゃいます。体育会系の学生向けメニューでした。
沖縄で「味噌汁」というと、「豚汁定食」のことです。
三宅島では、「カメノテの味噌汁」とか「フジツボの味噌汁」なんていうのも食べました。おいしかったぞ。小ぶりのワタリガニを真っ二つに切って入れる味噌汁は千葉ではよく見かけます。相模湾ではシラスを茹でたお湯で作る味噌汁が最高だし、イワシのつみれを茹でたお湯で作る味噌汁も負けじとおいしいです。大森といえば、生海苔の味噌汁が絶品です。
必ず青みが散ってないと不機嫌な人(あたしもそうです)、カラシを少々入れる人、ごま油を少々入れるのが好きな人、いろいろいます。
ケンカにならないように気をつつ、お楽しみください。ずー。(←すすっている)
(Maria)
あさかぜ wrote:
> あさりしじみあさりしじみあさりしじみ……う、よだれが。羽田空港C滑走路の誘導等の先……いまにも釣竿かかえて飛んでいってしまいそうな、あさかぜです。
> ↑これはMariaさんに言うべきでした(^_^;)
>
>グルンサさん wrote:
>> 家事一般苦手と言って、避けたりしてましたが、もう1度よく考え直した方がいいかも…。
>
味噌汁で失敗しやすいのが『豆腐』です。
味噌汁には必ず『絹ごし』で、量も買うときから少なめにしたほうが無難です!
『木綿』のほうを使うと水っぽくってまずくなります。
あと決して『たまねぎ』を一緒に入れてはいけません。
味噌汁は『ねぎ』に限ります。
あさりしじみあさりしじみあさりしじみ……う、よだれが。羽田空港C滑走路の誘導等の先……いまにも釣竿かかえて飛んでいってしまいそうな、あさかぜです。
↑これはMariaさんに言うべきでした(^_^;)
グルンサさん wrote:
> 家事一般苦手と言って、避けたりしてましたが、もう1度よく考え直した方がいいかも…。
苦手にチャレンジ♪ あまり深刻に考えず、楽しくやりましょう。ハレの日は別として、うまいもん食いたかったら自分で作って自分で食し、自己満足に浸りましょうよ。自閉症方面の人は料理と相性がいいタイプもいるような気がします。
>(「朝食は(中略)期待したいところです。」のくだりは大いに賛成!)
ありがとうございます。…って、これMariaさんの提案(?)でしたね。長い目で見れば、いつかは変わっていけるところもあるでしょう。日本人はもっと自信を持っていいと思いますねぇ。
> 私も今日(いや、正確には昨日か)、医師から「食と睡眠をきちんとね」ということと、「(薬じゃなくても)サプリメントでカバーできるよ」と言われて、目が点になり、一瞬「へ?」と思いました。でも、薬を使わずにカバーできるなら、その方がいいですよね。(自分の心と体のためにも。)
サプリメントを知っている医師に出会えただけでもラッキーですよ。
エイメン博士の『「わかっているのにできない」脳2』にも食餌療法やサプリが載っていますが、「ADDをかかえる人々に向いた朝食には、チーズ、ゆで卵、全粒粉ベーグルのクリームチーズサンドイッチなどがある。」と言われても、「うわー、アメリカだー」と思ってしまいます。日本では何が使えるか、考えるのもひとつの楽しみかと思いますね。お勉強しましょ♪ 自分の心と身体のためですもの。
> 私は楽しみです。無理のない程度に少しずつやっていってもらえたらいいな…と、心ひそかに思ってます。(これだけ書いて、「心ひそか」なのかしら?)
>でも、ホントに無理はしすぎないようにして下さいね。では。
いつも暖かいことばをありがとうございます。ホントに少しずつしか前進できないんですよ、わたし。できることから少しずつ、やります!
グルンサさんも無理はしないように心がけてくださいね。十年間職場にいられるって、すごいことですよ。わたしゃ母から「石の上にも三年」と両耳にタコが一ダースずつぶら下がる(あ、タコちがい!)くらい言われ続けましたが、同じ職場に二年といたことはないです。自慢になりませんが、履歴書が一枚では足りないほどの職歴があるぞ。(←本当に自慢にならない……)わっはっは〜。
楽しく食べて健康になりたいものです。
みるらさん、レスありがとうございます。
「ぜひ拝見させていただきたく」などとおっしゃっていただくと「はっ、ほえっ、うわっ、どうしよう」と固まってしまう小心者です。(←笑ってやってください) ベジタリアンでいらっしゃることは、Mariaさんとのやりとりから存じております。
住井すゑさんでしたかねぇ、『牛久沼のほとり』のなかで「土が駄目になっている」と書いていらしたのは……。現在の社会では100%安全な食物を手に入れることも不可能ですゆえ、可能な限りの対策を講じるしか手はないかと思います。「からだの声」に耳を傾けて生きるのが肝心というところでしょうか。
みるらさん wrote:
>以前お話されていた(?)今村先生のご本なども拝見しておりますが、
>先進的な対応法は興味もあるもののなかなか実践が難しいのが現状です。
自分にとって必要な部分を中心に、できるかぎり情報を集めて判断を下すしかないですね。食とサプリの療法といっても狂信的になってしまうのはいやですし、経済的な面も考えないといけませんしね。専門家になるほどの知識がなければ、実践はむずかしくて当然だと思います。できるところからやっていきます。
心身ともに長い間痛めつけてきた場合は、好転するのも一年や二年かかっても仕方がないかなぁと、気長に構えております。
>おまけに息子が5大アレルゲンはもちろん、魚も肉も穀類もみーんなoutという軽くない食物アレルギーで
>食には悩まされております。もうひとつ追加するとAS+ADHDの診断を受けたものの
>今は薬による治療ができない状態でして食とサプリでなんとかしたい!のです。
希望を持ちたいですね。
話がずれてしまいますが、わたしは手指の湿疹がひどくて皮膚科に通っていたとき医師から「一生直りません」「体質改善をするべきですね」「なるべく水に触れないように」などと言われ、絶望的になっていました。主婦ですもの、家事をしないわけにはいきません。薬を塗った手に手袋をしてお米をといだり野菜を切ったり……娘のおむつを替えるときには半泣きでした。痛くて、辛くて。
でも、直りました。完治というわけにはいきませんが、日常生活に支障のない程度にはなりました。漢方の知識のある皮膚科(東京まで行きました)に変え、中医学を治めた先生の鍼灸院に通ったからです。
求めれば必ず道は開けると信じたいです。
>私はマクロビオティック系の食事が大好きなのですが、
>家族皆の食事を別々に作る余裕もなく体が不満をかこっております。
マクロビオティックの知識がなくてすみません。「何事も中庸を得ることが大切だ」と教わったのは中学の頃でしたが……わたしは陰にも陽にも両極端に突っ走ることが多くて、「ちょうどいい」という部分がないのが現状です(苦笑)。
家族それぞれの食事を別々に作るのはむずかしいですよね。わたしはとりあえず基本の部分として食材探しをしています。調味料など日々の料理に欠かせないものには気を使っても(多少は値段がはっても)いいかなと思っています。とはいえ、ちゃんとカビのはえる醤油や圧搾絞りの食用油など、その気になって探してもなかなか見つからなかったり、お値段が難点になったりと困難に直面しています。味噌・砂糖・塩ほかも、なるべく安くてできるかぎり良いものを手に入れたいのですが。季節の食材は地元のものを中心に、自分が生まれ育った風土に合った食のありかたが参考になっています。(イナゴやカイコの佃煮は昆虫たんぱく質とでも言うんでしょうか? あ、よけいなことでした)
もうご存知かもしれませんが、「信州自然村」の製品は比較的まともかな?と思います。まだ知ったばかりで試した品は少ないですが、都市部にも店舗を持ったり通販も行っているようですので、春になったら見学に行ってこようと思っています。
>とりあえずDHAとイチョウ葉はおさえている みるら
なんか好き勝手に書いてしまいましたが、こんなわたしでもよろしければ、今後もよろしくお願いいたします。イチョウ葉は欲しいけれど、手が出ないあさかぜでした。
シュッツ wrote:
>登録すべき「…」が、変換によって登録欄に表示できないということでしょうか。
>それでしたら、この掲示板からコピー&ペーストすればできるはずです。
……うう、できました。ありがとうございます……。涙です。やっと辞書の使い方もわかりました。
pennpenn58 wrote:
>「対処法その2」 スペースキーで変換できないので辞書登録に正しい入力が出来ない状態です。うう、はじめて辞書登録に挑戦しようと思ったのですが。情けない私です。
登録すべき「…」が、変換によって登録欄に表示できないということでしょうか。
それでしたら、この掲示板からコピー&ペーストすればできるはずです。
こうもり wrote:
> わたしも役に立っているかは疑問です。ただ、支援団体などでボランテ
>ィアを募集するのは単に人手がほしいからだけではなく、今は役に立たな
>くても将来的に発達障害児・者に貢献できるような人材を少しでも育てて
>いきたいという願いがあるからだそうです。
なるほどね。
名加野 wrote:
>
>対処法その1
> 「・」を3個打ったら「スペースキー」を何回か押して変換しましょう。
>その2
> 辞書に登録する。
> 僕の場合、「・(よみがな)」と打ってスペースキーを押すと「……(語句)」に成るようにしました。
>
うう、すみません。「対処法その1」スペースキーで変換できませんでした。「対処法その2」 スペースキーで変換できないので辞書登録に正しい入力が出来ない状態です。うう、はじめて辞書登録に挑戦しようと思ったのですが。情けない私です。
みなさん、いろいろアドバイスありがとうございます。
原因がわかりました。名加野です
pennpenn58 wrote:
>F8というキーで濁点を縮小させると
ここです。上記はただ短に、全角を半角にしているだけです。
例えば、「A(全角)」と「A(半角)」のように……(正しく表記されなかったらすいません)。
「…」←は「1文字」です。F8の場合小さく見えても、「3文字」です。確認してください。
対処法その1
「・」を3個打ったら「スペースキー」を何回か押して変換しましょう。
その2
辞書に登録する。
僕の場合、「・(よみがな)」と打ってスペースキーを押すと「……(語句)」に成るようにしました。
こんなつたない説明で判るでしょうか……?(汗。
こんにちは、名加野です。
鷲羽丸 wrote:
> しかし、限局された興味でも、お互いがそれを持ち合わせていて、それで話が合えば、自閉も非自閉も関係ない、という場合もあるんですよねえ……。
結局はそこに成るのかなあ、と感じてしまいます。サークル活動していると、似たもの同士が集まります。僕の体験の話ですが。
グルンサさん wrote:
> …私も読んでびっくりしました。何か、これじゃまるで(うがった見方[読み方?]かもしれませんが)精神障害者=犯罪者みたいな気もしなくもないのですが…。
法律の場合、「法精神」→「主旨」→「条文」→「解釈」→「運用」といろんなレベルがあって、法律が犯罪者のみならず裁判所や検察や警察にも運用レベルで悪用されることがあったりするわけです。
とはいえ、基本的には憲法の精神に基づいて解釈・運用されるというのが立前としてあるのだな。
そんなわけで、
> 第24条
> 警察官は、職務を遂行するにあたり、異常な挙動その他周囲の事情から判断して、精神障害のために自身を傷つけまたは他人に害を及ぼすおそれがあるものを発見したときには、直ちに、その旨をもよりの保健所長を経て都道府県知事に通報しなければならない。
というのは、自殺企図があるような人物で素人の手に余るような場合は、保健所その他の専門機関に委ねなさい、それも勝手にやっちゃわないで、ちゃんと都道府県知事に報告しなさい、ということだったりしそうです。で、
> 第39条
> 精神病院の管理者は、入院中の者で自身を傷つけまたは他人を害するおそれがある者が無断で退去しその行方が不明になったときには、所轄の警察署長に次の事項を通知してその探索を求めなくてはならない。
(略)
> 6.保護者またはこれに準ずる者の住所・氏名
> 第二項
> 警察官は、前項の探索を求められた者を発見したときには、直ちにその旨を当該精神病院の管理者に通知しなければならない。この場合において、警察官は当該精神病院の管理者がその者を引き取るまでの間、24時間に限り、その者を警察署・病院・救護施設等の精神障害者を保護することが適当な場所に保護することができる。
というのも、自殺企図のある患者さんがいなくなったときに、病院はほったらかしておいてはいけないし、警察も動くことができるし、患者の保護を行なうことも行なうことができる、ということだったりします。こういうことを決めておかないと、「警察の管轄外」ということで動いてもらえない可能性はあります。
むしろ問題なのは、この体制だと患者には「弁護士」に相当する立場の人がいないので医師や家族と意見が対立したときに患者を支えてくれる人がいない、ということだったりします。つまり、「患者が正しくて、医師や家族が間違っている」という状況を、法律は想定していないんです。
気分障害(鬱病)をはじめとして、精神・神経関係の疾患に関する本を読んでみると、「家族や友人など、周囲の人々の温かい支援が必須」とか書いてあったりするわけなんですが、現実は「身内からキチガイが出た」程度に扱われるのが普通だったりするわけです。
そういうわけで、孤立しがちな精神・神経関係の疾患の患者のサポートを行なう組織というのはぜひともあってほしいのですが、そうした患者さんは長期的かつ重度の精神的な抑圧を受けているために、無力感に苛まれている場合が多いのですね。で、その反動でサポートを行なう相手を振り回すことで、無力感を解消しようとしたりします。ところが、「サポートを受ける」ことは「セルフケアの能力が欠けている」ことを前提としているわけですから、外からみればますます自分の「無力さ」を強調することになってしまいます。
そんなわけで、躁発作と抑鬱の繰返しにハマってしまうひとも多かったりします。こういう場合、重要なのは、「本人から手を放す」ことでもあったりするわけですね。ですから、「自助グループ」、つまり、「本人が自分自身をケアすることを援助する」グループであっても、「援助グループ」、すなわち「本人に代わって本人をケアする」グループではない、という、そういうグループは作る価値がありそうに思います。「本人に代わって本人をケアする」のは医療関係者の仕事ですから。つまり、「インフォームド・コンセントの支援」というのがこうした「自助グループ」の仕事となると思います。
『アスペルガーの館の掲示板』は、こうした「自助グループ」的な活動の一部として成功しているように思います。
(Maria)
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