アスペルガーの館の掲示板(旧)

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横から割り込んで申し訳ないですが 1326へのコメント
No.1327  Tue, 4 Jul 2000 14:40:48 +0900  Miu [この発言にコメントする]

たま子さん、シュッツさん、双方へのコメントです。

お二人の論争に横から割り込むようで申し訳ないですが、
この場で揚げ足の取り合いのようなやりとりをこれ以上お続けになっても
意味はないのではないでしょうか?
なんだか、お互い感情的になって、言った言わないの水掛け論になっているような気がします。

だいたい、第3者(るおうさん)の絡んだ問題についてご本人不在のところでいつまでも続けるのは却って失礼にあたるような気がするのですが。


Re: ぐちといってもさまざまありまして(Re: けんさんどうも) 1325へのコメント
No.1326  Tue, 4 Jul 2000 13:39:15 +0900  シュッツ [この発言にコメントする]

たま子 wrote:
>シュッツさんへ、私が発言した内容を微妙に歪めているようですが、
>ちゃんと文脈を正しく理解してください。
「微妙に」というのがNetの限界を表していますね。

>だからシュッツさんのコメントの
>>これに対しては、私は「何がいけないの?」と言いたいです。
>だから、私の発言をよく読めば、何も悪いなんて言ってませんよ。

>「なんだか障害のせいにしてませんか?」
という台詞は「悪い」と言っているように読み取れますが、私の国語能力の問題でしょうか。

>私なら「こういった」文句を言うつもりはない、と説明をしているだけです。
これも、何度読み替えしても、読み取れませんでした。
やはり私の理解力がないんでしょうか。


>まるで自分を「最低」と、ぐちではないと言った発言までそうした結論で
>持っていこうとするので、あまり本人にそうした意志が感じられないので、
>どう受け取っていいのか対応にに困ったのです。
その場合は対応しなくてもいいんじゃないですか。

>シュッツさんも疑問があるなら、るおうさんの「ぐちです」発言以降の
>レスや発言を読んで見て、るおうさんの意図がどのようなものか、
>私に説明してくださいませんか?
それは私にも無理です。
無理なことをこじつけてもでやる必要はないだろうと言いたいのです。


>シュッツ wrote:
>>自分の発言が自分の手を離れて一人歩きし始めたようです。
>と言われますが、シュッツさんの方こそ、私の発言を勝手にいじってますね。
>ちゃんと、訂正してください。
>私はるおうさんとレスのやりとりをしている間はそんなことは
>一切、言ってません。それは私のホンネではないですよ。
>そんな使い方はしないでください。
>もう一度、私の発言を含めてるおうさんの言わんとすることを読み返される
>ことをおすすめします。そして正しい判断をしてください。

「勝手に」いじっているのではなくて、そのように解釈できるということです。
だから私が訂正することはできません。テストで間違えたところを、新しい情報無しにいくらやり直しても答えは出せません。
「正解」を教えて下さい。


ROMっていた一人として
No.1323  Tue, 4 Jul 2000 05:11:57 +0900  Rond [この発言にコメントする]

あのですね、私は一年間以上此処を訪れていた者です。
『本人』です。(本人 と言うのは、診断されたされないに関わらず自分でそうだ
と思い、生き難さをなんとかしたいと考えている者、此処に来ると仲間がいると思
える者 の意味で使っています。)

最初に来た際過去ログは全部読みました。それが最低のマナーだと思いました。
此処に既に来ている人達の為にも此処にこれから来ようとする自分の為にも。
ペンギンさんのところの掲示板と此処のそれの『一応の区分け』というのがあるの
を新しく書き込まれた人達は御存じでしょうか? 過去ログを読まれたなら知ってい
るはずなのですが。 理解したいと何度も書いてらしたリリーのママさんは、どう
だったのでしょうか‥理解したければ読むはず と私は思いますが。でも時間がな
くてマルハナバチさんの訳書も読まないで「簡単に説明してくれたら助かる」とい
う事だったのでハテナ?です。 
ゆめみんさんも過去ログ他はどうされたのでしょうか‥。

と言うのは、先に書いた此処とペンギンさんのところの区分けというのは『本人』
と『親』ではどうしても相反する意見が出てしまい『本人』が来る事が辛くなる
という事実があったからです。‘此処ではASとしてそのままでいいよ’という雰
囲気が私達本人にとっての唯一の仲間との場所となる要因なのです。
『上』から批評されたり忠告されたりしたくないんです。子供の為に知りたいと
しても、それはそちらの都合であるならば、相手に失礼がないようにするのは何
処でも誰にとってもマナーというものなのではないでしょうか?
此処の管理人さんは支配的ではなく(ASらしいと感じる)とんでもない書き込み
(放送禁止用語の羅列とか)すら削除したりせず書き込み者の意志にできる限り
任せて下さる方針ですね。また、既に常連になっている方達が既得権をふりかざ
すようなところも全くない(それもASらしいと感じる)いい掲示板のように思い
ます。ですが、経緯というものはちゃんとあるしどういう主旨のものかというの
もあると思います。お楽しみの為の掲示板ではないのですから尚更ではないかと。 
ひとりでも多くの人が此処で「ASでいいんだ」と思えたら というのが私が思う
此処の存在価値です。それに反する事はなるべくあって欲しくない。せめて過去
ログや記載から勉強してから『親』は『本人』に対して欲しいと思います。医学
書になんと書いてあろうと此処で『本人』が書いている事を知る事がまずあなた
が話し掛ける『本人』への礼儀ではないでしょうか?

また、なかなか書き込みもままならいながらも此処に来る事で力を得ている私の
気持ちとしては『本人』であるマルハナバチさんやるおぅさんが来なくなってし
まう事は非常に残念です。 私は他のROMっている人達の代弁者にはならずにあ
くまで「私が」と言っています。ASという異なり方をしている者は人間はひとり
ひとり異なるという事(社会では建前的にしか通用していない気がする)につい
て多分他の人達よりも敏感です。なのでたま子さんに対するるおぅさんの気持ち
は私にはわかります。 たま子さんが悪いとは言っていません。私にわかるのは
るおぅさんの気持ちだと言っているだけです。 此処で愚痴を書き込めるのは
それだけ此処に安心感を抱いていたからでしょう。そういう場所がたったひとつ
あってそれでなんとかもたせている‥そんな場所から『本人』を追い出さないで
下さい。  

『親』の事を理解したかったら、こちらもそれなりに礼儀をもってそちらに伺い
ます。その時でもきっと「私ならこういう理由でこうです」と言うだけで、ASと
いうのはこういうもんだとか 『親』はこうするべきじゃないとか は言わない
でしょう。 また、そのHPの事をよく把握していない状態であったり来て間もな
いのに いきなり正論のような事を持ち出して『本人』がどう説明したらいいか
も 否、説明する気力すらなくなってしまうような事態を出来させる事も、此処
が『本人』が安心して来られる場所という前提を崩してしまいます。何より此処
はASの館なのですから。
誤解ないように書くと、『親』でも『本人』でも勘違いの人でも此処に来て書く
事は自由です。私が言っているのはそれ以前の 構え の事です。失礼だなーと
思うって事です。 意見の交換じゃなくて 決めつけとか批評とかご忠告とかが
滲み出ているのは『本人』にだってわかります。 いろんな事わからないんでし
ょ?ってところで教えてくれているのかもしれませんが。
理解したいから教えてって言い乍ら医学書の内容を持ち出してご自分が教えてる
のは変だな−と思いますし。『親』は、ご自分のお子さんを管理したり指導した
りする事が多くて知らず知らずのうちにそうなるのでしょうが、此処に来るのは
少なくとも既に来るだけの能力はある大人ですからお子さんと同一視されるのは
かないません。 しかも『親』が一番理解したいのはあなたの子供そのものなの
でしょうのに何故一般的な概念だけを拾いに此処に来るのですか? ひとりひとり
の『本人』の言葉を理解できなくてどうして言葉をまだ使わないあなたの子供の
事が理解できると思うのかなー?と思います。
此処に来る『親』の方で私がこんな風に感じない方も何人もいらっしゃいます。
と言う事は力説しておきますが。
それから『親』の苦労はそりゃいろいろとあるとは思います。でもそれは別のと
ころで同じ親仲間同士で話し合って欲しいです。どうしたって相反するものがあ
るのだから。『親』の立場でものを言う時はそちらに善意しかない場合でさえ、
かつて子供であった『本人』は思い出して状態が悪くなる事もあるのです。そう
いう事も沢山過去ログや各々HPをお持ちの『本人』の記載にありますけど、無視
しているのか「そんなこと社会では通用しないんだから頑張りなさい」と思って
いるのか‥どうもびっくりします。 何もわかっていなくて でも理解したいと
書いてあって そして 一番の無理解者のように突いてくる‥ ように見えます。   

私が せつない のは『本人』が来られなくなってしまう事の方です。
私が 好きじゃない のは別の立場の人が当事者の在り方を面と向かって云々す
る事の方です。

ROMっている者のひとりとして自分の気持ちを書きました。
此処に来て嬉しいのは 『本人』に会える事だから。

あ、どれにレスをつけるというものではないのでまとめて書きましたが、もう来な
いという『親』のリリーのママさんといらっしゃる『親』のゆめみんさんと『本人』
のたま子さんをごっちゃにして考えているわけじゃないんです。 
マルハナバチさんとるおぅさんが来ない事が悲しいのと、ここの一応の主旨の事と、
理解したいというなら例えば此処にいる『本人』をひとりひとり理解する事がASの
理解にしかならないのではないか?という事 などをまとめて書いたのでこんなに
なりました。 書くのは苦手なので読み辛かったでしょうが勘弁して下さい。


 



  


私も・・・(Re: 後悔しています) 1280へのコメント
No.1322  Tue, 4 Jul 2000 01:21:28 +0900  るー [この発言にコメントする]

10数年前に、県の職員の試験を受けた時に、引きこもりの期間については
適当にごまかしました。

「公務員になりたかったから」というよりは、引きこもりの期間は、
私にとってパクリと開いた生傷のような存在で、他人に触れられることには
とても耐えられなかったのです。
それがコンビニのバイトの面接でも、やっぱり隠したと思います。

経歴詐称といえば確かにそのとおりで、いけないことをしたとは思っていますが、
それを後悔したことは、正直言って1回もありません。

その方法の他には、引きこもりを脱することは出来なかったと思うから・・・。

自己紹介もせず、レスだけで失礼します。
美輪さんも後悔しない選択をされるよう、蔭ながら願っています。


Re: はじめまして〜 1285へのコメント
No.1320  Mon, 3 Jul 2000 23:50:30 +0900  電脳猫 [この発言にコメントする]

>たま子さんへ

>ここの方はキャパシティが広いので、きっとそれなりに電脳猫さんのような
>ケースにも柔軟に対応してくださると思いますが、
>一応電脳猫さんの症状は「自閉」の概念は同じですが、
>ここで扱う「自閉症」とはその原因やニュアンスはだいぶ違うのです。
>そのことをご理解くださったうえで、同じように外の世界に
>適応しずらい「生きにくさ」を抱えた同志として私は
>歓迎したいと思います(管理人様でもないのにエラソーなことを
>書いたら怒られるかな?)。


怒りませんよ。こちらこそ、ごめんなさい。私の認識不足ですね。
私は「自閉症」ではありません。ただ社会での生きにくさは常々感じています。



>電脳猫さんに質問です?
>あなたは本来アスペルガーでありながら、「自閉」を併発されたのですか?
>アスペルガーの方はもう診断済みという意味で「アスペルガー」と
>名乗っておられるのでしょうか?ちなみに私は今のところ
>自称ADHDで、検査待ちの状態です。参考にならないかもしれないけど、
>自己紹介の代わりです。
>
>よかったら、以上の質問の件についてレスください。
>お待ちしております。
>電脳猫さん、よろしく。


上に記載した通り私は「自閉症」ではありませんしアスペルガーの診断は
しておりません。かなり認識不足でありながら発言したこと軽率でした。
これからもっと勉強しようと思います。でも同士として歓迎してくださる
んですよね!?よろしくお願いします!


Re: はじめまして〜 1285へのコメント
No.1319  Mon, 3 Jul 2000 23:39:24 +0900  電脳猫 [この発言にコメントする]

たま子 wrote:
>はじめまして、電脳猫さん。
>私はネコがすきなので、電脳猫さんのHNに親しみを感じて
>レスしております。
>発達障害の概念については初心者の方のようなので、
>この場を借りて説明させていただきます。
>(いきなりごめんね)
>★以下、大辞林より引用
>
>じへい 【自閉】
> 心理的に自己の殻に閉じこもり、外界の現実に関心を示さないこと。
>精神分裂病の特徴的症状の一。
>
>じへい-しょう ―しやう 【自閉症】
> 〔autism〕
>(1)乳幼児期に発症する精神障害の一。
> 対人的孤立、言語発達の障害、対人関係・社会性の障害、
> 常同症、執着的行動、知覚・感覚の異常が特徴。早期幼児自閉症。
>
>(2)「自閉」に同じ。
>
>★公の辞書にも現実に対応しない過去の間違った認識が
>そのまま掲載されていますが、それは編者の責任であり、
>この表現をそのままうのみには出来ません。
>その点に関しては、あえてここでは述べません
>(いずれ機会をあらためて論じ合えればと期待します)。
>ただ、おおまかに分類して失礼ですが、
>電脳猫さんの以下の書き込み(引用)によると、
>
>電脳猫 wrote:
>>はじめまして〜。電脳猫と申します。「精神分裂病」で
>>検索したらこちらにたどり>着きましたぁ。
>>私は現在分裂病の初期症状です。(後略)
>
>ここの方はキャパシティが広いので、きっとそれなりに電脳猫さんのような
>ケースにも柔軟に対応してくださると思いますが、
>一応電脳猫さんの症状は「自閉」の概念は同じですが、
>ここで扱う「自閉症」とはその原因やニュアンスはだいぶ違うのです。
>そのことをご理解くださったうえで、同じように外の世界に
>適応しずらい「生きにくさ」を抱えた同志として私は
>歓迎したいと思います(管理人様でもないのにエラソーなことを
>書いたら怒られるかな?)。
>
>電脳猫さんの発言(引用)の続き(途中省略)……
>>(前略)やっぱり「アスペルガー」なんですねぇ・・・。
>>今も会社でいろいろあって・・・もう限界って感じです。
>>これからは家でできる仕事を・・・と考えています。
>>それではまた来ますので
>>よろしくお願いしま〜す♪
>
>電脳猫さんに質問です?
>あなたは本来アスペルガーでありながら、「自閉」を併発されたのですか?
>アスペルガーの方はもう診断済みという意味で「アスペルガー」と
>名乗っておられるのでしょうか?ちなみに私は今のところ
>自称ADHDで、検査待ちの状態です。参考にならないかもしれないけど、
>自己紹介の代わりです。
>
>よかったら、以上の質問の件についてレスください。
>お待ちしております。
>電脳猫さん、よろしく。


あなたがアスぺの子供のための学校をつくるとしたら・・・
No.1318  Mon, 3 Jul 2000 22:30:57 +0900  武田好史 [この発言にコメントする]

 みなさんこんばんは。

 先日、質問(2)ということで、アスぺの子供たちのための学校を日本でつくるとしたらということで、みなさんにお尋ねしましたが、質問のしかたが具体的でなかったため、あらためて要点を整理してお尋ねします。

1.学校を設ける場所はどのような所にしますか?

2.クラスの編成はどうしますか?(例えば、少人数制・アスぺの子のみ・健常児との混成など)

3・教育の目標はどんなところに置きますか?

4・カリュキュラムはどんなものを設けますか?(例えば、普通の学校と同じ・職業訓練を設けるなど)

5・地域の人たちやアスぺの専門家の方には、どのような支援をしてもらう必要がありますか?


Re: ぐちといってもさまざまありまして(Re: けんさんどうも) 1316へのコメント
No.1317  Mon, 3 Jul 2000 22:25:59 +0900  シュッツ [この発言にコメントする]

シュッツ wrote:
>自分の発言が自分の手を離れて一人歩きし始めたようです。

自分の発言を読み直してみて、分かりやすくしようと思って最後にまとめたのが、簡略化し過ぎて言いたいことが足りなかったのではないかと思います。

自分の発言に触れる前にまず:

たま子 wrote:
>るおうさんの標題「ぐちです」の発言内容を見ていると、
>「それって、ASの問題ではなくてあなた個人の問題じゃありませんこと。
これに対しては、私は「何がいけないの?」と言いたいです。
別に分けなくてもいいじゃないですか。
だからこそ「ぐち」なんでしょう。
解決に繋がるような建設的な意見なら別かも知れませんが、そうでなければ他人にとっては結果的には変わりないことでしょう。
そして、建設的な意見がここで出たようには見えませんでした。

>なんだか障害のせいにしてませんか?」
という発言こそが
>感情論で断ち切られてしまったら、私たちはいったいどうすればいいのでしょうか?
と返されるような内容ですね。自己矛盾です。

そして、私はこう書きました。
>個性(ASは個性だと言われることもありますが、その場合の個性とは少しニュアンスが違うように思います)と障害は区別してほしいということ、

上に書いたことと矛盾しているように見えますが、それは私の言葉が足りなかったので、言いたかったこととニュアンスが変わってしまったためです。
この発言は、ASとは何かを知ること、AS一般について理解すること、まだ不明な点が多いASについて医学的に発展すること、などを念頭に置いています。
つまり、あくまでも障害としてのASを包括的に見た場合であり、各個人についてのことではありません。
個人単位では結果的にどのような状況にあるか、などの実際的なことの方が重要だと思います。
障害と個性を分けるかどうかは、それぞれの人によることであり、分けるべきだとも分けてはいけないとも言えません。

私の場合には、今は素人研究家として発達心理学に興味があるので、自分自身を研究対象として自分の中味を客観的に分析したいという欲望があります。
しかし、それを全ての人に当てはめるべきではありません。


Re: ぐちといってもさまざまありまして(Re: けんさんどうも) 1315へのコメント
No.1316  Mon, 3 Jul 2000 20:21:41 +0900  シュッツ [この発言にコメントする]

たま子 wrote:
>しかし、本当に自分の状況をだれかにわかってほしいなら、
>やはりシュッツさんの発言の通り、
>るおうさん自身もよく勉強されてそれなりの答えを返してくれそうな相手を
>選んだ方がよいだろうと、自分の不勉強を棚に上げて今回の騒動を振り返って
>考えました。

自分の発言が自分の手を離れて一人歩きし始めたようです。
私自身が、この文章の意味がよく分からないのですが。


Re: 僕と息子とASと 1312へのコメント
No.1313  Mon, 3 Jul 2000 18:49:49 +0900  Miu [この発言にコメントする]

sparerib wrote:
>Miu wrote:
>>知的能力はかなり高いです。今5歳ですが小学校2?3年レベルの
>>テキストは読んで内容を把握できます。
>
>正直に言って凄いと思いました。成長の過程で何か工夫されましたか?
>私の息子の場合は言葉が出るのが遅くて心配しましたが,ようやく3語
>文くらいを操るようになったので一安心しているという段階です。発育
>相談で「視覚優位の傾向がある」と指摘されたため,その後,意識的に
>耳を使う機会を増やそうと努めた結果かもしれません。
>妻の発案で音楽教室に通ったりしています。
>
息子も言葉が出るのは遅かったです。ただ、言葉が出始めてからは、ハイパーレキシア(この用語もここで知りました)を疑いたくなるくらい文字、交通標識等に執着を見せ、両親ともに本は好きなので家中そこかしこに本が転がっているという環境の中、識字能力に関しては異常に発達しています。
特別なこと・・かどうか。3歳くらいから公文式の教室に通っています。どうやら彼の性分に合っていたらしく、教室の先生(彼の症状は知っています)も、もはや面白がって「どこまで進むかとにかくやらせてみましょう」という状態なので。

彼にとってはこだわりに近いこととして「寝る前に本を読む」それも1冊や2冊じゃありません。3冊から5冊ベッドで本を読んでからでないと寝ません。
それと、街なかを歩いていて諸々の注意書等を見つけると、必ず全部読んでからでないと先に進めません。これは私にもどうやら似た症状があって、文字情報を見つけるとそれを読まずにいられないのです。おかげで、電車などで初めての場所へ行くのは得意です。案内板の類を決して見逃しませんから。
そう、息子はまた、家電製品の説明書を読むのが大好きです。

今は、彼にそれとなくマンガを薦めています。目につくところにそれとなく彼の興味をひきそうなものを置いておいたりして。今、彼はドラえもんに夢中です。


Re: 僕と息子とASと 1163へのコメント
No.1312  Mon, 3 Jul 2000 17:48:05 +0900  sparerib [この発言にコメントする]

Miu wrote:
>はじめまして。
>36歳、一児の父、です。

亀レスですみません。
Miuさんはじめまして。sparerib です。
30代、2歳半になる男児の父です。
診断は受けてませんが,自分自身に注意欠陥又は高機能自閉症の可能性
があり,おそらくその二次障害として,程度の軽い不安神経症を患って
います。そして息子も私の目から見て同系統の資質,つまり注意欠陥か
高機能自閉症の可能性があるかもしれません。

>「育て方を間違えたねえ」と、母が言うのです。
>それがトラウマになるほど僕は幼くはありません。悪気はない、
>というか冗談半分であるということがわかる程度には
>僕は「正常」の範囲内にいます。

私もよく言われていたらしいですよ。育て方を間違えた・・と。それも私
の妹がその愚痴の聞き役になっていたようです。そのことを妹から聞い
て知ったとき愕然としました。今はもうどうでもよいと思ってますけれ
どもね。自分の評価を決めるのは社会であって親ではないと開き直って
おります。

>ただ、母はおそらく、僕の抱えている?そして、
>彼女の孫、つまり僕の息子もまた生涯つきあっていかなければなら
>ないだろう問題について、おそらく本当に理解していないというだ
>けのことなのです。

私の母も同じでしょうが,説明しても分かってもらえないでしょうね。
「貴方の責任じゃないんだよ」となだめるような気持ちで接しているだ
けでいいのではないでしょうか。

>「高機能広汎性発達障害」強いて息子に病名をつけるとしたらこれ。
>ただ、おそらくは「障害」と呼ぶほどのことはない。
>僕と同程度の社会生活はできるんじゃないか?
>知的能力はかなり高いです。今5歳ですが小学校2?3年レベルの
>テキストは読んで内容を把握できます。

正直に言って凄いと思いました。成長の過程で何か工夫されましたか?
私の息子の場合は言葉が出るのが遅くて心配しましたが,ようやく3語
文くらいを操るようになったので一安心しているという段階です。発育
相談で「視覚優位の傾向がある」と指摘されたため,その後,意識的に
耳を使う機会を増やそうと努めた結果かもしれません。
妻の発案で音楽教室に通ったりしています。

>ただ、社会性ってものがかなり欠落しています。
>遊び始めると時間の感覚がなくなる、
>人の都合など一切斟酌しないでとにかく答えるまで呼び続ける、
>気にいった言葉があるといつまででも言う、書く・・
>「あんたの小さい頃とそっくりだよ」と、母は言います。

息子も全く同じような傾向があります。年齢のわりには?自身の拘りに
ついての自己主張も凄まじいものが感じられます。物の場所が1ミリで
もずれていたら納得しないというような。他の大人には愛嬌を振りまく
ので,近所で評判になっているようです。もしかしてこれは高機能自閉
ではなくてアスペの方かな?と思うこともよくあります。

私自身の幼少の頃も強いこだわりがあったらしいです。紙と鉛筆を与ら
れたら,ずっと数字を書いて遊んでいて飽きることがなかったという話
を親から聞きました。それとやはり他の大人に愛想が良くて人見知りを
知らない子だったことも。

>僕自身は診断を受けてはいません。ただ、息子に自閉症の徴候が
>見られ、ASや高機能自閉症について調べていくうちに、特にAS
>について特徴的な項目の多くに自分自身が該当することを発見しま
>した。

診断についてはもはや受ける必要はないと思います。

ご参考までに私自身が自分から連絡をとって診断を受けに行った時のこ
とを書きますが,その時会いに行った担当の人に,社会生活を送れてい
る人に診断を下すのは本意ではない,という心が感じられたのでそれ以
上深く追求するのは止めました。また私の場合は,幸か不幸か,自分の
本心を隠匿する技量に長け過ぎてしまったので?生半可なことでは診断
を下すのは難しいだろうということが自分でも分かるし。

担当の人にしてみれば,一見素直そうに見えて相当に底意地のワルい奴
だと思ったことでしょうね。

それに診断基準というのが曖昧で分からないし。いろいろ調べてみまし
たが,結局よく分かりませんでした。

アスペや注意欠陥や高機能自閉症,これらを纏めて「高機能広汎性発達
障害」と呼ぶことくらいですかね。ちゃんと理解したのは(^^;)。
それと,自閉症者は全般に「視覚優位」の傾向があるということぐらい。
でも自閉症の人の中には,超音波が聞こえてしまう人がいるわけで?
情報を集めれば集めるほど訳が分からなくなります。つまり健常者と同
じように人それぞれということでしょうか。その個性がばらばらなこと,
能力のアンバランスが際立っていること,強いていえばそれが自閉症者
の特徴なんだ・・・・そういう結論を出してとりあえず納得したつもりです。
それに自分が本当にこの障害圏に属するかどうかもよく分からないし。

>つまり、自分はこういう人間なのだからそれを受け入れていくしか
>ない、ということ。無理に普通の人に合わせる必要はないのだ、と
>開き直ったこと。

ホントそうですよね〜。そしてその開き直りを普通の人から明白に悟ら
れてはいけないんですよね。

>そして、息子がどうやら僕と、そしてどうやら妻との両方が持って
>いるのと同じ種類の問題を抱えていると知った時、僕の気持ちの中
>の一部に、まぎれもなく安心している自分がいたのです。
>僕は、息子が産まれる前ずっと不安でした。自分の子供を愛せるの
>かどうか。

読む人によっては誤解を招くかもしれませんが,「安心した」のもよく
分かります。”正常”な子だったら疎外感を味わうか味わわさせてしま
うか,どちらかになったかもしれませんよね。

>僕たちの結婚生活はとてもうまくいっています。
>そこに子供という第三者が割り込んでくる。
>この変化を僕らは受け入れることができるのか、
>息子と一緒にいることに僕は耐えられるのか?
>・・・幸い、それは杞憂に終わったようです。

よかったですね。似た者夫婦といいますが,私のところもその傾向はあ
りそうです。持って生まれた性質は結構似ていますね。しかし妻の方は
たぶん健常者だと思います。息子の1歳半検診の前に高機能広汎性発達
障害のことを説明しました。息子にその可能性が考えられること,もし
その傾向があるようなら自分からの遺伝であろうこと,など。
さらに,どういう診断を受けたにせよ,微妙な障害であることは間違い
ないので,行政による保護を期待してはならないこと,つまり自分たち
で養育方法を工夫する必要があることもよくよく言い含めたつもりです。

>どうせ彼も、僕らと同じでいわゆる「普通の」世間一般にあわせて
>あげるつもりなどこれっぽっちもなさそうですし、そのうち世間と
>の摩擦も起きるでしょう。そんな時、少なくとも僕らは彼のことを
>理解してあげられるような気がします。

ぜひ良き理解者になってあげてください。
私が言うのも変ですけれども(^^)。

まだまだ社会がこういう微妙な障害を持つ人の居場所を確保できるよう
な構造になっていないので,「障害」の診断を受けないようにいろいろ
手を尽くした上で,寧ろ軽めの障害のあることで他人より優れている面
をふんだんに生かせるような生き方に誘導して行けたらいいかな〜〜と
いう感じですね。こと自分の子供のことになれば,理想論を語っている
暇があるくらいなら現実的にどう対処するかを常に考えておくべきと思
います。それこそ,

「事故で重傷を負った人を横目に見ながら,行政の不備を非難し救急
病院の設置を声高に唱える」

ようなことのないように,といつも考えてます。世間との摩擦も寧ろ早
い段階からたくさん経験しておく必要があるでしょう。そうした摩擦の
中から自分についてよく知る機会を掴めればいいし,大きな問題に発展
させないためには親が頭を下げれば済むことでしょうから。

ハイジャック事件やバスジャック事件,通り魔事件,もっと古いのです
と小学生殺人事件や父親刺殺事件,これらを起こした少年や成年たち。
彼らは,生まれつきの所為もあったかもしれないけど,親や周囲の大人
の援護が適切ならばあれほどの凶行には及ばなかったと思います。

まぁ,それが難しくて親自身も頭を抱えていたであろうことも想像でき
るんでありますが。

私の父も私を社会に出すことに明らかにためらいを見せ,社会人になる
直前に取ってつけたように訳の分からないアドバイスをくれたことがあ
りました。「何をいまさら」と思いながら真面目に聞いているフリしま
したけどね。自分の体面に関わると思って慌てたんでしょうが,20年以
上の時間がありながら何とかしようという努力の片鱗も見せないまま,
挙句の果てに付焼き刃のようなアドバイスをくれた所で一体何になる,
そう思いながら冷ややかに父を見てましたよ。
自分の社会性のなさを自覚した時から,それを補う術を身につけるべく
自己流の努力を続けていましたから,はっきり言って大きなお世話だと
思いました。

ひとつ間違えば自分だって犯罪者になっていたかもしれないのです。

趣味,独学で身につけた哲学や心理学の体系,廻りが教えてくれること
を最初から期待しないことにより独習した仕事の実務スキル,私の場合
はすべて自分に課されたわけの分からない微妙な障害を自律的に克服す
るために生かすものであると捉えています。他人の為に生かすことがで
きるようになるのは,子供を無理なく社会に出せた段階で,同じような
障害を抱えているであろう仲間の為に自己流で獲得した知識を体系立て
てアウトプットする形を取る,ことになろうかと思っています。
まだまだ先の話ですね。

今の段階で考えられるのは,境界領域の自閉圏の人が社会適応するとき
に必ず通過しなければならない嫌がらせに如何に対応するか,という
『嫌がらせ対処マニュアル』(笑)みたいなものですね。嫌がらせを50く
らいのパターンに分類して,嫌がらせの原因の突き止め方・嫌がらせ発
信源の人の性格の読み方・小社会のコンセプトとの折合いのつけ方・折
合いがつかないときに禍根を残さないように去る方法・・・・などなどを分
析し具体例を交えて対処方法を探るというものです。とりあえず,人間
関係の軋轢は避けて通れないものだとするならば,目先のことに囚われ
ずに常に原理的・哲学的なレベルから物事全般を捉え直す癖をつけるこ
とで現実的に対処する方法を見つけることができる点を強調しつつ訴え
てみようと思っています。

以上です。独白ぽい?書込みにレスする野暮をお許しください。
こんな長文を安心して書ける場所,強靭な執着心を露にできる場所は他
にないので,実は私自身がカタルシスを得るために書いております(笑)。
毎度のことですが,どうも失礼いたしました。


議論をフォローしきれないので、別のスレッドにします
No.1309  Sun, 2 Jul 2000 22:05:48 +0900  シュッツ [この発言にコメントする]

出張でちょっと掲示板を覗いていなかった間に、大量に議論が発生していますね。
その全てを一気に理解するのは難しいので、一部のみにレスポンスします。
そのために、焦点がずれてしまったらすいません。

たま子 wrote:
>リリーのママさんだって、松岡さんも、私もなにか共感するか励ますか、
>質問してみるか、るおうさんを放置して悲しい思いをさせまいと気を
>使って、なんとか自尊心を取り戻してもらいたいと精一杯だったのに、
>「結局、おまえたちはアスペのことを分ってないくせに、
>いいかげんにしろ!」といった感情論で
>断ち切られてしまったら、私たちはいったいどうすればいいのでしょうか?
>文章だけではるおうさんのホンネや状況はつたえられませんよ。
>どんなにがんばっても限界があります。
>そんなにみぞを深めるための不毛の問いかけだったんでしょうか。

AS(便宜上、代表としてASを取り上げますが、他の障害や病気でも共通する部分が多いと思います)の人の気持ちなどは、本人でなければ答えられないことがあるのは確かです。
しかしそれを質問する前に、最低限のマナーとしてASについてよく知った上で聞いて欲しいと思います。
つまり、ASの人が主にどのような精神状態になりやすいか、どのような反応を示し易いか、どんな悩みが多いかなどは最低限の予備知識として持ってから質問をして下さい。

多少なりとも知っているならば、上のような態度が出ることは全く理解できません。
あるいはそれが「普通の人」の常識なのかも知れませんが。

極端な例かも知れませんが、アメリカ人に対して日本語で質問をして、答えが返ってくる可能性はどれくらいでしょうか。
「“多くの”アメリカ人は日本語が話せない」でしょう。
その事実を知らないで日本語で話し掛けても不毛なことになるだけです。
それを事実として知っていること、目の前にいるアメリカ人が例外的に日本語を解する人かどうかを知っていることが意志の疎通のためには必要だと思います。

この例えが相応しいかどうかは分かりません。
例え話が苦手であることもASに“比較的”共通することだそうですから。

それから重要なのが、一口にASと言っても、それとは別に明確な個性は持っているということです。
ASだからと言ってみんなが同じように考える訳ではなく、ASに基づく部分での共通点を持つということです。
そして、あるASの人の思考過程が、ASに共通するものなのか、その人独自の個性なのかを区別するのは、例え本人でも難しいと思います。
自分だけの特徴で他のASの人には関係ないと思っていたことがASには共通して普通の人にはあまりないことだったり、反対にASらしさだと思っていたことが自分だけの性格だったりすることもあります。
掲示板でASの人の気持ちを聞く場合には、その答えの中には個性である部分も混ざる可能性があり、大勢の答えが得られ、それらを集計することで始めてASだからこその考え方などが浮かび上がってくるでしょう。
しかしそれを掲示板で期待するのは難しいと思います。

それに一番近いところにいるのは、発達障害の専門の研究者だと思います。
研究者ならば多くのASなどの人から集めた情報を選り分けて、ASの特徴的な思考をデータとして持っているはずです。
もちろんそれが完全なものだとは言いませんが、一般の人が直接AS本人から聞いたことはその人個人についての障害も個性も全て含んだ情報としての最も重要なことではあっても、ASとは何かという一般論となると研究者の持つ情報の方が相対的に相応しいものだと考えます。
そしてそのデータは主に論文、一部は簡略化して書籍の形で公表されます。

AS本人の声ではない、と言う意見も出そうですが、そうは思いません。
「本人→一般の質問者」という意見の流れが「本人→研究者」となるだけで、わざと答えを変えてやろうという意地の悪い人でない限り、それは同じ物だと思います。
研究者は統計的な情報の処理はしますが、その内容を変えることはありません。

また、ASに質問する健常者は、健常者の心の発達を理解しているのでしょうか。
私の最近の興味は、障害のこと自体から、発達心理学一般の問題に移って来ました。
つまり普通の人の心はどのように発達するのか、障害を持つ場合にはそれとどう違うのか、自分の発達は普通の発達とどこが違うか、健常者の心の発達を理解するためには何を知ればいいか、などです。
健常な発達を知らないで障害は語れないだろうと思うのです。

始めの話からずれて来たようですが、結局何が言いたいかと言うと、「どうせ分かってくれないから」という態度はASだからというより個性だろうと思うこと、個性(ASは個性だと言われることもありますが、その場合の個性とは少しニュアンスが違うように思います)と障害は区別してほしいということ、そして「分かってくれない」と思えるような貧弱な予備知識で質問しないでほしいということです。

Miu wrote:
>どうか、僕たちを放っておいてください。口先だけでわかったふりをする人(例のドラマ以来、俄か作りのそういう人
>が増えました。あなた方が俄か作りだと言っているのではありませんよ、念のため)の相手をするのははっきり言って
>苦痛です。相手の苦痛よりも自分の興味の方が優先するのであれば、どちらが障害の持ち主なのでしょう。

この点の前半については私の考えは、ちょっと違います。(本質は似ているかも知れませんが)
確かに「俄か理解者」は困った存在ですが、そんな人はすぐに消えると思います。
その中に、ほんの少数ではあっても真の理解者が生まれてくることが重要だと考えます。
そのような人は「俄か理解者」と違って、いい関係が長続きするだろうと思いますし、そういう人になら放っといてもらわなくてもいいと思うのです。
最後の文章には賛成します。

#ふと思ったんですが、普通の人で精神的な問題を理解しようとしない(“できない”ではない)人は実は健常者ではなくて、「理解しようとしない症候群」とでも呼ぶべき疾患ではないのかな。

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