アスペルガーの館の掲示板(旧)

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最近マウスの調子が悪くなったという人へ
No.13828  Sun, 18 Aug 2002 05:23:44 +0900  シペラス [この発言にコメントする]

 パソコンのマウスが調子が悪く、何か動かしても強い抵抗を感じて矢印をスムーズに動かせなくなってしまったという人はいませんか?
 この現象はマウスの中でボールとかみ合って、パソコン本体へマウスの動きを伝えるセンサーをなしているローラーに埃が付着した状態になったときに起こります。
 マウスの下のふたを開けて(このときはインターネットを切っておく)、ボールをぬいて、つまようじの尖った部分でそのローラーを掃除すると、元通りのスムーズな動きに戻ります。


Re: なぜ? 13820へのコメント
No.13827  Sat, 17 Aug 2002 21:54:47 +0900  シペラス [この発言にコメントする]

ひま人 wrote:
>ちなみに、漢字についても「へん」が属性を表し、「つくり」が音を表すという法則性に、NLD児は比較的早く察知するのかもしれない。

私の経験では、漢字を覚えるときは、同じ部首の字を比較し、字形を覚え、音を知り、意味を覚えていくという感じでした。国語の教科書では、「あるストーリに登場する漢字をを個別に調べていく方式で覚えさせよう」という方式なので、かえって分かりづらかったです。


Re: 何で掲示板壊れていたのかな? 13819へのコメント
No.13826  Sat, 17 Aug 2002 21:14:47 +0900  あさかぜ [この発言にコメントする]

 すみません、思考能力が足りなくなっています。賃金労働のために気力と体力を使っているので、まともな話ができないかもしれません、どうかごかんべんを。

エスさん wrote:
> おおむね星子さんと同じ感想なのだけれど,あさかぜさんのご不幸に疑念もあります。いつか,親から逃げただけとか言ってたけど,そんなにつまらないもんなんだろうか,ゴールインとやらは。とても落ち着いた,なんて話はありえないのか?まだ,アツそうな人の話が聞きたかった。

 元はといえば星子さんの「する」話にひかれて出てきたわたしですが、そのことでコメントしてよいのでしょうか? この場所では人のプライベートな話って好かれないだろうなと思いつつ、現状を自分なりに整理するために書いてみます。

 世間一般の言い方をすると、わたしと夫は法律上の夫婦なわけですが、実質上の夫婦ではありません。わたしが夫に断りましたので、かれこれ二年以上はしていませんです。そのせいで、わたしの精神はとても落ち着きを取り戻すことができているのです。ひとつの家に、お互いの領域を侵さない共同生活者としてのありかたを模索し始めたところとでも言うのでしょうか。まだまだ話し合いも足りないし、夫の考えていることもわかりません。が、今のところは二人で家のローンを払い続けることと、娘を育てていくことを最優先に考えることで意見の一致をみているのです。その具体的な方法に関しては今ひとつ実行能力の足りない夫のために、わたしがブレインとしてサポートも請け負っています。自分の面倒をみるだけでも精一杯なのに、他者の存在を考慮に入れて現実に対応していくことは、わたしにとっては大仕事です。けれど、できるできないの問題ではなくてやらなくてはならないから、できるだけのことはするんだー!と自己暗示をかけつつテンションを上げ続けている状態です。『必死』になっているわけです。

 「愛の行為のない夫婦なんて仮面夫婦じゃないか」とか「実質上の夫婦でなければむなしい」とか言う人々は世間には多いでしょう、たぶん。でも、それがどうした?なんですね、わたしにとっては。自分のできる範囲で、できるだけの力を出し切ってこの世界を生き抜いていく!って決めたから、世間一般の評価なんてどうでもいいんです。誰に認めてもらう必要もなく、わたしはここに存在しているんだから。そして、わたしのサポートを必要としている娘がここにいるんだから。
 したくないことはできるだけしたくないんです。余分なエネルギーを使うことで、他に回す分が足りなくなるのはもうごめんだから。また同じ失敗をくり返して
つぶれてしまいたくない。夫はあくまでも共同生活者です。しない生活に耐えられないと言うのなら、共同生活をやめればいいだけです。わたしは一向に構わない。提案なり要望なりがあれば、お互いに出し合い話し合って結論を出せばいい。わたしは夫に触れたくもないし、触れてほしくもない。だからといって夫が嫌いだというわけでもない。それで別に困らないんです。これが、わたしのありかただと思っているだけです。

> 私の接触嫌悪が,先天的なものか疑問がある。ヒト嫌いでカタいけれど,動物には甘い。親の性的倫理観の歪みの影響で,その方面が閉じられているとかはなかろうか。空間的に逃げたとしても,心理的支配圏から逃げ切れていないとかはないのだろうかと。

 すみません、このコメントをどう捉えていいのかわかりません。個人的な見解かとは思うのですが。
 わたしは自分が触れたいと思うものには触りますよ。四足動物は好きなほうです。犬が好きで、顔をぺろぺろなめられても気にしません。愛情表現だと知っているから。わたし自身、娘の顔や腕をなめることも多かったです。そうしたかったから。いやだと言われてからは、しませんけど。
 親との心理的な距離はもう縮めることはできないと思っています。人間的には好きな面も多い人たちですけれど、決してわたしのAS傾向を理解することはないとわかっていますので。今までに心理的支配を感じることも多かったけれど、わたしもそれに依存していなかったとは言い切れないです。延々と続くかに思えた心理的な重さから少しだけ離れることができるようになったという感じがしている今は、わたし自身が自己のありかたを受け入れることができるようになったからかもしれないと思っています。

> うちの場合,この春にも仕事の契約書が届かずに不採用と思い込んでいたということもある。郵便物の不着は親の支配欲による作為の疑いが濃い。ここまで親子関係のおかしい人でなくても,「性」格の後天性を削ってみたらと思うのだけれど。

 人がいれば人の数だけ対人関係が存在するので、親子関係も対人関係のひとつだと思っています。「これが正しい」などという基準は何もないと。したがって、おかしい関係という意味がわかりません。
 「性」格の後天性を削るということばも、どう考えればいいかわからなかったのでコメントできなくてすみませんです。性のアイデンティティー獲得にかかわる後天的な影響を考慮せよってことでしょうか? う〜ん、現在はそこを考えることができませんので、いつか機会があったら考えてみたいと思っています。

 長かったわりに意味不明なことばかり書いたような気がして、意気消沈……。


Re: ややこしくてごめんね 13824へのコメント
No.13825  Sat, 17 Aug 2002 20:54:29 +0900  Maria [この発言にコメントする]

 あたしは直接は関係していないものの、同じカキコにレスをつけようとしたという関連はあるので横槍を入れさせていただきます。「えい」ぶす。(←横槍を入れている)

エスさん wrote:
> ゴールインとやらは。とても落ち着いた,なんて話はありえないのか? まだ,アツそうな人の話が聞きたかった。

 愛情と熱情は分けて考えるべきものかもしれません。一緒にいて心安らぐのは妻よりも猫、というひとが、妻よりも猫を愛しているとは限りませんから。

> 私の接触嫌悪が,先天的なものか疑問がある。ヒト嫌いでカタいけれど,動物には甘い。親の性的倫理観の歪みの影響で,その方面が閉じられているとかはなかろうか。空間的に逃げたとしても,心理的支配圏から逃げ切れていないとかはないのだろうかと。
>  うちの場合,この春にも仕事の契約書が届かずに不採用と思い込んでいたということもある。郵便物の不着は親の支配欲による作為の疑いが濃い。ここまで親子関係のおかしい人でなくても,「性」格の後天性を削ってみたらと思うのだけれど。

 接触嫌悪が感覚的・生理的なものであるよりも精神的・心理的なものである可能性は疑ってよいと思います。ドジョウだとかイカだとかキノコだとかが食べられないというのは、単に感覚的にうんぬんというよりも(食物としての)シンパシーを感じないという点にありそうに思います。

>  触らぬ神にたたりなし,未だ牝牡の交合を知らぬは全一なり。だと思いますが。ジョルジュ・バタイユとか,色々言う人が多いですから。

 即物的な意味でのセックスと、愉悦と快楽を分かちあうものとしてのセックスに関しては、やはり分けて考える必要があると思います。後者に関しては価値観に基づく位置づけというものが重要になってくるため、エリカ・ジョングのごとく「選び取り、奪い取る」主体的なものと考えるか、「自らを与え、放棄する」といった主体性の放棄と見るかでその受取りようは異なってきます。

>  倫理としてどうであっても,成長を阻まれて凍結していた問題が,一朝一夕に解決するとは限らない。こじれ方や年齢次第では,人並みの成長に届くまでには長い年月を要するはずだと思います。あっさり遺伝子に問題を帰するのは早計ではなかろうかと。無理な背伸びは,絶対有害だと思いますが。

 「その原因を何に帰属させるか」において、人はしばしば(というか、ほとんどの場合)誤った原因に帰属させる愚を犯していると思っているあたしとしては、確かに有害であるように思います。

 (Maria)


Re: ややこしくてごめんね 13823へのコメント
No.13824  Sat, 17 Aug 2002 18:43:19 +0900  こうもり [この発言にコメントする]

おそらく、わたしのコメントへのレスだと思いますが、再び???

エスさん wrote:

> 倫理としてどうであっても,成長を阻まれて凍結していた問題が,一朝
>一夕に解決するとは限らない。こじれ方や年齢次第では,人並みの成長に
>届くまでには長い年月を要するはずだと思います。

 わたしの方は倫理面を問題にしている訳ではないのですよ。ただ、発達
障害の感覚過敏は本人の成長の問題ではありません。感覚過敏を抱える発
達障害者本人が順調な成長を遂げていったとしても、感覚過敏はやはり残
る場合があります。心理的な被害を受けて成長が阻害された結果として接
触嫌悪が発生した場合とはやはり区別して考える必要があります。

 これは単に言葉遊びではなく、治療方針を考える上での重要な観点です。
感覚過敏や接触嫌悪が後天的なものであれば、「成長がうまくいっていな
いために発生しており、成長が軌道に乗れば問題は消滅する」と考えるこ
とも可能です。しかし、先天的な障害なのであれば、現時点では「感覚過
敏や接触嫌悪といかにつきあっていくか」「いかに受容していくのか」と
いうのが重要なテーマになります。例外的に感覚統合訓練によって苦痛を
軽減できる場合はあるのですが。

>あっさり遺伝子に問題を帰するのは早計ではなかろうかと。

 ええと、わたしは全ての感覚過敏や接触嫌悪は全て先天的なものだと主
張している訳ではないんですよ。むしろ、感覚過敏や接触嫌悪が先天的な
障害によって引き起こされているのか、後天的な障害によって引き起こさ
れているのかは簡単には判断できないと主張しているのです。この点につ
いては、下記のわたしのコメントを再度確認していただきたいです。

>私が哲学,倫理学を教わった精神分析医によれば、親による心理的な支
>配が原因で接触嫌悪をおこしている場合は、「接触嫌悪の原因が親の心
>理的支配にあった」という意味づけがなされた時点で、接触嫌悪は消滅
>してしまうとされています。発達障害などで発生する感覚過敏による接
>触嫌悪は、本人が「それは先天的な障害だった」と意味ずけしても消滅
>する訳ではなく、単に本人が自己対策を立てられるようになるだけです。
>これが仮に発達障害者が「それは親の心理的支配によるものだった」と
>いう意味づけを行ったとしても結果は同じで、先天的な感覚過敏はやは
>り消滅しないようです。

 つまり、「あさっり遺伝の問題に帰するのも早計なのだが、あっさり
親子関係の問題に帰することもできない」というのがわたしの立場であ
り、「両方の可能性を視野に入れつつ、問題を考えていくべきだ」と主
張をしているのです。「あっさり遺伝(先天的な障害と置きかえた方が
適切か)の問題に帰している」訳ではない点にご留意ください。

>無理な背伸びは,絶対有害だと思いますが。

 これはわたしのどの意見に対する感想なのでしょうか?ちょっと分か
りませんでした。これはエスさんのコメント全体に言えることなのです
が、誰のどのコメントに対する回答ないしは反論なのかが分かりにくい
のです。できれば、どのコメントに対する回答ないしは反論なのかを引
用して示していただいた方がいいでしょう。

 いかがなもんでしょうか?


ややこしくてごめんね 13821へのコメント
No.13823  Sat, 17 Aug 2002 17:34:05 +0900  エス [この発言にコメントする]

 触らぬ神にたたりなし,未だ牝牡の交合を知らぬは全一なり。だと思いますが。ジョルジュ・バタイユとか,色々言う人が多いですから。
 倫理としてどうであっても,成長を阻まれて凍結していた問題が,一朝一夕に解決するとは限らない。こじれ方や年齢次第では,人並みの成長に届くまでには長い年月を要するはずだと思います。あっさり遺伝子に問題を帰するのは早計ではなかろうかと。無理な背伸びは,絶対有害だと思いますが。


ただいま!
No.13822  Sat, 17 Aug 2002 16:48:54 +0900  シペラス [この発言にコメントする]

3日間くらい掲示板をロムしていましたが、母の里帰りにつきあって仙台へ行っていました。
 


Re: 何で掲示板壊れていたのかな? 13819へのコメント
No.13821  Sat, 17 Aug 2002 15:10:50 +0900  こうもり [この発言にコメントする]

???ちょっと分かりにくい意見だったので、質問です。

エスさん wrote:

> おおむね星子さんと同じ感想なのだけれど,あさかぜさんのご不幸に疑
>念もあります。いつか,親から逃げただけとか言ってたけど,そんなにつ
>まらないもんなんだろうか,ゴールインとやらは。とても落ち着いた,な
>んて話はありえないのか?まだ,アツそうな人の話が聞きたかった。

まず、星子さんの意見のどの部分に賛成したのでしょうか?今回、エス
さんがコメントしている内容とは重なってくる部分が少ないので、ちょっ
と気になりました。

 また、あさかぜさんの「不幸への疑念」への内容が今イチ判然としませ
んでした。あさかぜさんが語る「ゴールイン」はあくまでご自身の経験の
基づくものであって、ゴールイン一般については語っておりません。あさ
かぜさんのゴールインがたまたまエスさんの考えるところのゴールインの
理想ないしはイメージと一致していなかったからと言って、あさかぜさん
の個人的な経験に疑念を持たれても仕方がないと思うんですよ。「結婚生
活も人それぞれだよ」という意見ならば納得ですが、それもあさかぜさん
の個人的な経験に疑念を持つ理由にはなりません。あさかぜさんが経験し
た結婚生活も、人それぞれの結婚生活のうちの1つの形にすぎないのです
から。

 それと、「落ち着いた」という話や「アツそうな人」の話を聞きたかっ
たと言われておりますが、それはどのような理由で聞きたいのですか?後
半のコメントはご自身の性的な接触嫌悪が「後天的なものなのではないか
」という説になっていると思うのですが、「落ち着いた」とか「アツそう
な人」の経験談を聞くことによって、後半の意見とどのようにつながっい
くのかがよく分かりませんでした。

ここまでは単なるご質問の設定に対する再質問でした。単にエスさんの
コメントを理解をするための質問ですので、可能であればご回答をお願い
します。

 で、ここから先は単なる意見。

> 私の接触嫌悪が,先天的なものか疑問がある。ヒト嫌いでカタいけれど
>,動物には甘い。親の性的倫理観の歪みの影響で,その方面が閉じられて
>いるとかはなかろうか。空間的に逃げたとしても,心理的支配圏から逃げ
>切れていないとかはないのだろうかと。
> うちの場合,この春にも仕事の契約書が届かずに不採用と思い込んでい
>たということもある。郵便物の不着は親の支配欲による作為の疑いが濃い。
>ここまで親子関係のおかしい人でなくても,「性」格の後天性を削ってみ
>たらと思うのだけれど。

私が哲学,倫理学を教わった精神分析医によれば、親による心理的な支
配が原因で接触嫌悪をおこしている場合は、「接触嫌悪の原因が親の心理
的支配にあった」という意味づけがなされた時点で、接触嫌悪は消滅して
しまうとされています。発達障害などで発生する感覚過敏による接触嫌悪
は、本人が「それは先天的な障害だった」と意味ずけしても消滅する訳で
はなく、単に本人が自己対策を立てられるようになるだけです。これが仮
に発達障害者が「それは親の心理的支配によるものだった」という意味づ
けを行ったとしても結果は同じで、先天的な感覚過敏はやはり消滅しない
ようです。

 そんな訳で「親による心理的支配の影響によるのではないか」という意
味づけを自分でしても、感覚過敏が消滅しない場合は先天的な障害を疑う
必要もありそうです。エスさんの場合がどうなのかはコメントを見ている
だけでは判然としないのですが。


なぜ?
No.13820  Sat, 17 Aug 2002 14:26:59 +0900  ひま人 [この発言にコメントする]

国内で殆ど唯一のNLDの専門書に、このような記述がある。
「綴りの単語の音声学的構成に忠実である。音節の綴りの誤りの95%以上は音声学的に正確である。英語を話すNLD症候群の児童青年は、綴る単語の分析に関しては「過剰に音声的」である。」
これはすなわちフォニックスではないだろうか? 『ぼくの〜』の著者のケネス君は、かなり幼い頃から親に教えられたわけでもないのに本が読めるようになったというのも、このこととおそらく無関係ではあるまい。
世界中に存在する6000〜7000もの言語のうち、綴りと音との規則性(これを分析する学問をフォニックスという)が最も複雑で難解なもののひとつとされる英語について、誰に教えられたわけでもないのにその法則性を楽々と察知するケネス君やNLD児は、フォニックスに関しては生まれつき超級レベルにあるのかもしれない。おそらくその通りであろう。というのも、英文が読めるかどうかは、フォニックスに関してどの程度熟知しているかに大きく左右されるからである。英語圏の子どもは文章を読み始めるのか遅れがちだというのも、綴りと音との相関が複雑だということが大きな原因だと考えられている。「読む」という行為は、頭の中でその文書を発語するということであり、単語ごとの音が浮かんでこないと読みにくくなるのであろう。(その点、ひらがなカタカナに関しては日本の子どものほうが読めるようになるのが早いらしい。ただ、日本語には漢字という難物があるので、漢字を含んだ文章が読めるようになるのは英語圏の子どもよりも遅いらしい)
ことにNLD児はその年齢にふさわしくない難しい本を読むので、フォニックスに熟知していないと歯が立たないと思われるのである。
いまのところ、公約数的に確認できるNLD症候群のもつ突出的能力はこのフォニックスだけである。ここで気になるのは、はたしてNLD症候群の持つすぐれた能力というものが、人間が持つ幅広いさまざまな諸能力のうちの、ほんのごく一部にすぎないこのフォニックスだけなのか? ということなのである。
そもそもこのフォニックスなるものが注目されたのもまったくの偶然である。英国人の保守性と近隣のヨーロッパ諸国からの言葉の流入という事情によって、スペルと発音との不一致性がどんどん拡大していき、前々世紀に英国が世界帝国として君臨すると植民地にした国々に英語を輸出し、前世紀後半に米国が世界帝国としての地位を不動のものとして、世界を管轄する警察官(暴力団)の役目を負うようになった。この米国も英語が公用語であった。こうした諸事情によって、英語が世界言語としての地位を不動のものにした(しつつある)。こうして、世界中の無数の言語の中で最悪最難関の綴りと音との不規則性をもつある種の特殊な言語の特徴がクローズアップされるようになったということである。
ちなみに、漢字についても「へん」が属性を表し、「つくり」が音を表すという法則性に、NLD児は比較的早く察知するのかもしれない。
NLDがフォニックス(ある種の類推能力?)だけの能力に長けているということはないと思われる。生まれつきフォニックスを解読する能力だけが先天的に発達していて、英語という言語を習いはじめると突如としてその能力が現われるという説明は不自然ではないか。また、右半球の能力低下の代償として、それがある種のレンズのような効果を発揮してその能力が特化したというのもどうであろうか。
かといって、われわれがまだ知らないNLD症候群の持つ諸能力が背後に広い範囲にわたって存在しているが、火山の噴火のように特定の分野だけでその能力が発揮されているにすぎず、その噴火口がとりあえずフォニックスだった。というのも妄想に近いように感じる。これが本当であれば驚くべきことであろうが、そうは問屋がおろさないと考えておいたほうがよかろう。
ギリシア時代の或る哲学者は、「少しも狂気を含まぬ天才など存在しない」と言ったそうだが、もしこの「狂気」が従来考えられていた精神分裂病のそれではなく、AS的なものであるとすれば・・・


何で掲示板壊れていたのかな? 13808へのコメント
No.13819  Sat, 17 Aug 2002 13:40:58 +0900  エス [この発言にコメントする]

Mariasanwrote:
> No.13804の星子さんのカキコにRes.をつけようとしたら、File Not Found とかいってハネられてしまいました。

 おおむね星子さんと同じ感想なのだけれど,あさかぜさんのご不幸に疑念もあります。いつか,親から逃げただけとか言ってたけど,そんなにつまらないもんなんだろうか,ゴールインとやらは。とても落ち着いた,なんて話はありえないのか?まだ,アツそうな人の話が聞きたかった。
私の接触嫌悪が,先天的なものか疑問がある。ヒト嫌いでカタいけれど,動物には甘い。親の性的倫理観の歪みの影響で,その方面が閉じられているとかはなかろうか。空間的に逃げたとしても,心理的支配圏から逃げ切れていないとかはないのだろうかと。
 うちの場合,この春にも仕事の契約書が届かずに不採用と思い込んでいたということもある。郵便物の不着は親の支配欲による作為の疑いが濃い。ここまで親子関係のおかしい人でなくても,「性」格の後天性を削ってみたらと思うのだけれど。


Re: 掲示板壊れていたのかな? 13812へのコメント
No.13818  Sat, 17 Aug 2002 10:41:38 +0900  Maria [この発言にコメントする]

グルンサさん wrote:
>  またここで質問になってしまうのですが…『bbs.cgiのバグ』って、どういうものなんでしょうか? またもすみませんが、どなたか教えていただければ幸いです。

 バグの語源については No.10470 『バグが出る。』 by Maria を参照いただくとして、今回はCGIなるものについて解説してみようと思います。

 CGIは Common Gateway Interface の略。むりやり訳せば「汎用の・連絡口あるいは連絡通路を介した・面と向かったやりとり(のやりかた、あるいはそのやりかたを守ったやりとり、あるいはそのやりかたの規則)」といったところでしょうか。
 つまり、「CGI」という方法、あるいはそういう方法で情報のやりとりをする場合の決まりというものがあり、そういうやりとりをするプログラム、あるいはそういうやりとりをする場合の決まりを守って作られたプログラムを、「CGIプログラム」といい、bbs.cgiというのもそうしたプログラムである、ということなんですよ。

 ホームページを見るときは、ブラウザから(電話回線越しに)サーバーのWWWサーバープログラムに「“なんとかかんとか.html”というファイルの内容を転送してください」という形で要求が行ってその内容を見ることができるわけなのですが、CGIの場合は「“なんちゃらかんちゃら.cgi”というプログラムを実行して、その出力結果をこっちに送り返してください」という形になっているわけです。
 で、“なんちゃらかんちゃら.cgi”の出力形式は、通常のファイルの閲覧に関していうと、(最初の一行を除いては)HTML形式のファイルの内容と同じになっています。つまり、「CGIプログラム」は、(「ファイルの閲覧」ということに関していえば)「HTML形式の出力を行なうプログラム」と考えてもらっていいと思います。

 ここからは本筋を離れて専門的な話。

 『アスペルガーの館の掲示板』は、すべてCGIプログラム“bbs.cgi”の出力によって表示されています。ですから、昔の書込みを読むときにも、まずそのデータを探し、そこから表示するべきHTMLデータを出力する、ということをやっています。で、この「データを探す」ところで時間がかかっちゃってるのね。

 そこで、昔の書込みは百番ごととか一カ月ごととかの単位で自動的にHTML形式のファイルに書換えてしまって、“.html形式のファイル”の形で保存しちゃえばええんでないかい、とか思っていたりするのね。まあ、最近の書込みを見るときはCGIのリンク、古い書込みを見るときは.htmlファイルへのリンクと混在して出てくるからプログラムは複雑になりますが、昔の書込みが瞬時に見られるというのはうれしいものであります。
 
 あとは「書込みの消去」をどうするかということなんだけど、これは古い書込みのところをスペースで潰してしまうという荒技があります。つまり「CGIプログラムでHTMLのファイルを直接いじる」ということをするのですね。なんかヤクザな風情が漂ってきます。

 でもって、あたしは現在自分でも掲示板管理用のプログラムを(Perlというプログラミング言語を使って)書こうとしているのだけど、それの元になっている「見かけは掲示板、中身はHTMLファイル」という「なんちゃって掲示板」を書いてみたりしているのでありました。まる。

 以上、あんまり役に立たない解説でした。

 (Maria)


Re: 掲示板壊れていたのかな? 13813へのコメント
No.13817  Sat, 17 Aug 2002 00:04:39 +0900  グルンサ [この発言にコメントする]

 こんばんは。グルンサです。

I wrote:
>> またここで質問になってしまうのですが…『bbs.cgiのバグ』って、どういうものなんでしょうか?

Shinyuさん wrote:
>この掲示板システムのプログラムが bbs.cgi で、これは他の人が作って公開していたものを私が改造したものです。プログラムの間違いをバグといいます。
>
>今回何がおかしかったのか、まだわかってません(調べてもいません、すみません)。同様のトラブルがまた起きるようだったら、調べようと思います。(例のリンクも今は正常になっているみたいです)

 ご回答ありがとうございました。知らないことは、まだまだ多し…。

(グルンサ)


Re: 自閉症 13814へのコメント
No.13816  Fri, 16 Aug 2002 22:41:39 +0900  Mr.Moto [この発言にコメントする]

I wrote:
> 4)自閉症者の知能と健常者の知能というのは、そもそも別物なのだ。つまり、システムの設計思想自体が別なのだ。

名加野さん wrote:
>  分かり易く書くと、「同じ結論に達するが、一般では考えないような回りくどい考え方をする」ということですか?

 そうではない。

 たとえば、動物に芸を教えることを考えたとして、象は連続した芸のうちの一部分だけをやって見せることができるが、馬は全体を通してやらねばその芸をすることができない。だからといって「馬よりも象のほうが賢い」というわけではなく、「象と馬は別の動物なのだ」ということなのである。

 恩師・佐貫亦男先生は、イタリア人とドイツ人を「微分型と積分型」と看破した。デザイン(意匠)のイタリアに対して設計(機能)のドイツ。変化に敏感なイタリアに伝統を活かすドイツ。民族性による発想の違いというものがあり、それは「文化に組込まれたソフトウェア」といえる。

 コンピュータの世界でも、手続き型・関数型・論理型・プロダクションエンジン型といろいろあり、それぞれ得意とする分野がある。動物の本能にしたって、「種内競争」「種間競争」「対環境生存本能」といろいろあり、それぞれに特化した戦略とかがあって、イワシとクジラとクラゲでは同じ海棲生物でも戦略が違うわけで、結果として脳(っつーか神経系)の成立ちも違えば知能のありかたも違うのである。

 「知能」というのは、畢竟、「環境」から「行動」を導き出すプロセスである。中身ではない。結果なのだ。

 (Mr.Moto)


Re: 私なりの考察 13810へのコメント
No.13815  Fri, 16 Aug 2002 22:36:36 +0900  risa [この発言にコメントする]

ぺりこさん wrote:
>>特殊な思考、不器用、両親の理解不足
>宅間のやったことは、決して許せないけれど、彼の思考の裏側にあるものが、私のそれと共鳴するような気がして、気になるのです。
>私と同じように(?)risaさんも感じられているようなので、少し、”大丈夫だよ自分”と思うことが出来ました。

私と同じで大丈夫かはわかりませんが(??)私も人生を失敗しつつ、世の中とうまくやっていく方法を模索している途中ですので…。

ただ、犯罪を除いた彼のパーソナリティ・生き方が自分とだいぶリンクしてしまうので、彼の成長歴や周囲の声を知る度、無視できませんでした。私が小さい頃から考えていた、「もしなんらかの形で世間への理解されない自分の不幸のアピールをしたら、世界は理解されるのだろうか?」という疑問はあっさりと「否」(まぁ彼の表現の仕方は下手で、サディスティックと同時に自分に理解者を寄せ付けない自虐的なものだったので当然です)で片付けられてしまうんですね。事件をきっかけに世間と自分の考えはかなり隔たりがあるのを認識させられました。生き辛さや苦労を一般的に本当に理解してもらうのは無理です。ですので、犯罪を起こしたいとは決して思いませんが、自分の中にある鬱積したリビドーをどう昇華させて世の中で生きていけるかが、今後納得の行く人生を歩いていけるかどうかの鍵のような気がしています。
(長文で失礼致しました。。)


Re: 自閉症 13768へのコメント
No.13814  Fri, 16 Aug 2002 20:34:13 +0900  名加野 [この発言にコメントする]

 Motoさん、こんばんは。

>システムの設計思想自体が別なのだ。

 分かり易く書くと、「同じ結論に達するが、一般では考えないような回りくどい考え方をする」ということですか?


Re: 掲示板壊れていたのかな? 13812へのコメント
No.13813  Fri, 16 Aug 2002 13:21:05 +0900  Shinyu [この発言にコメントする]

グルンサ wrote:
> またここで質問になってしまうのですが…『bbs.cgiのバグ』って、どういうものなんでしょうか?

この掲示板システムのプログラムが bbs.cgi で、これは他の人が作って公開していたものを私が改造したものです。プログラムの間違いをバグといいます。

今回何がおかしかったのか、まだわかってません(調べてもいません、すみません)。同様のトラブルがまた起きるようだったら、調べようと思います。(例のリンクも今は正常になっているみたいです)

> &お仕事でのバグ退治が終わり次第、こちらのBBSのバグ退治もよろしくお願い致します。>Shinyuさん

へぼプログラマーなもので、プログラムを書けば書くほどバグがあちこちに発生して、バグ退治も永遠に終わらない。

それで、お前は使い物にならんとなって、仕事がなくなってひまになったら、また掲示板システムも「館のホームページ」も直そうと思います。


Re: 掲示板壊れていたのかな? 13811へのコメント
No.13812  Fri, 16 Aug 2002 00:27:45 +0900  グルンサ [この発言にコメントする]

 グルンサです。

Mariaさん wrote:
>>  yakata/(J/bbs/yakata/bbs.cgi〜
>>
>>になっています。
>>
>> なんでだろ。(-_-;) 

Shinyuさん wrote:
>なんでだろ?? bbs.cgi のバグかな。
>
>私はプログラマで、今晩もせっせと仕事のほうのバグ退治です。
>bbs.cgi のバグはしばらくほっときます。すみません。

 またここで質問になってしまうのですが…『bbs.cgiのバグ』って、どういうものなんでしょうか?またもすみませんが、どなたか教えていただければ幸いです。
 &お仕事でのバグ退治が終わり次第、こちらのBBSのバグ退治もよろしくお願い致します。>Shinyuさん


Re: 掲示板壊れていたのかな? 13809へのコメント
No.13811  Fri, 16 Aug 2002 00:13:36 +0900  Shinyu [この発言にコメントする]

Maria wrote:
>  yakata/(J/bbs/yakata/bbs.cgi〜
>
>になっています。
>
> なんでだろ。(-_-;) 

なんでだろ?? bbs.cgi のバグかな。

私はプログラマで、今晩もせっせと仕事のほうのバグ退治です。
bbs.cgi のバグはしばらくほっときます。すみません。


Re: 私なりの考察 13789へのコメント
No.13810  Fri, 16 Aug 2002 00:06:44 +0900  ぺりこ [この発言にコメントする]

シベラスさん、こうもりさん、risaさんご意見ありがとうございました。

I wrote:
>宅間守は、どんなものをかかえた人間だと思いますか?

シベラスさん wrote:
>我慢をすることが出来なかった人
そして今も、宅間は我慢をしていないのでしょう。
そもそも、我慢はなんのためにあるのでしょうか。
例えば、自分が他者にどう思われようと平気であるのなら、我慢はそれほど重要ではないのかもしれない。
”自己をどう意識するのか?”
”他者をどう意識するのか?”
この社会で生きていく上には、大切なことなのかもしれませんね。

こうもりさん wrote:
>対人操作
私は、以前これにこっぴどくやられました。
行動も、思考も操作されてしまって、自分がないような状態でした。
その操作のない世界へ戻るのも嫌でした。
で結局、あまりのつらさに自分から離れてはみたのですが、自分を回復するには多くの時間と労力(本を読んだり、アドバイスを受けたり、自分で精神分析したり)を要したのです。
どうも私は操作されやすいようなので、自衛策として人に近づき過ぎないようにしています。
そんなこんなで今は対人操作に敏感になっています。
なので、宅間のそれがうざったくって仕方ない。

risaさん wrote:
>特殊な思考、不器用、両親の理解不足
それって私のことです。
宅間のやったことは、決して許せないけれど、彼の思考の裏側にあるものが、私のそれと共鳴するような気がして、気になるのです。
私と同じように(?)risaさんも感じられているようなので、少し、”大丈夫だよ自分”と思うことが出来ました。
(ぺりこ)


Re: 掲示板壊れていたのかな? 13808へのコメント
No.13809  Thu, 15 Aug 2002 23:38:03 +0900  Maria [この発言にコメントする]

I wrote:
> No.13804の星子さんのカキコにRes.をつけようとしたら、File Not Found とかいってハネられてしまいました。ひょっとしたら、No.13804の[この発言にコメントする]の部分のHREFだけが崩れているのかもしれません。で、常連さんが「ああ、書きこめないんだ」とかいって諦めちゃったとか……

 どうやら当たりのようです。本来なら、

  yakata/bbs.cgi〜

となっていなければならないところが、

  yakata/(J/bbs/yakata/bbs.cgi〜

になっています。

 なんでだろ。(-_-;) 

 (Maria)

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