アスペルガーの館の掲示板(旧)

あなたは 番目のお客様です。

新しい話題を投稿 次の20件を表示 最新のログを表示 パスワード変更 発言の削除
一度に表示する件数を 件に
《アスペルガーの館》に戻る / 新しいアスペルガーの館の掲示板


Re: 消えてしまったLulu・Part-2 14927へのコメント
No.14928  Tue, 3 Dec 2002 00:02:08 +0900  シペラス [この発言にコメントする]

Lulu_2440 wrote:
>(1).明日から電気あるいは水道・ガス・電話が止められる、といった状況で、仕事をしないでいられますか?
>あるいは、
>(2).手元にも、銀行口座にも1銭もお金がありません。台所には米も1粒もありません。そういった極限状態では、どうすればよいのですか?
>#私は現在失業中で、同居の家族の収入源が母の遺族年金しかありません。失業給付を止められたら、身内の者が援助でもしてくれない限り、即座に(1).かもしくは(2).の状況が訪れます。失業給付は来年の9月中旬までしかありません。
>そうなったときに、貴方方はどのように対処するのがベストなのか、理解しているように思えなかったのが、私が猛烈な反対意見をぶつけた理由でした。

そういう極限状態に置かれた時、最終手段として、『生活保護』という公的制度が
あります。

http://www.din.or.jp/~oyama/seido/frame.htm

ただし!車などの資産の差し押さえがあったり、場合によっては世帯分離をしなくてはならないので、やはりこれも安易には手を出せる代物ではありません!


Re: 消えてしまったLulu・Part-2 14926へのコメント
No.14927  Mon, 2 Dec 2002 19:34:32 +0900  Lulu_2440 [この発言にコメントする]

こんにちは、Lulu_2440です。

(#14926:「aya」様より)
>がんばるばかりが、「前向き」ではないということが言いたかったのです。
>風邪を引いてるときの、一番「前向き」な行動は、「安静にして休む」ことです。

それは当然だと思います。

(#14926:「aya」様より)
>私は、「前向き」の捉え方も、実現方法も人それぞれである、と述べただけで、Luluさんの「前向き」自体を否定している訳ではないのですが。

解りました。
私の見解はこうです。

(1).明日から電気あるいは水道・ガス・電話が止められる、といった状況で、仕事をしないでいられますか?

あるいは、
(2).手元にも、銀行口座にも1銭もお金がありません。台所には米も1粒もありません。そういった極限状態では、どうすればよいのですか?

#私は現在失業中で、同居の家族の収入源が母の遺族年金しかありません。失業給付を止められたら、身内の者が援助でもしてくれない限り、即座に(1).かもしくは(2).の状況が訪れます。失業給付は来年の9月中旬までしかありません。
そうなったときに、貴方方はどのように対処するのがベストなのか、理解しているように思えなかったのが、私が猛烈な反対意見をぶつけた理由でした。

この辺の事情だけは御理解いただきたかったです。

以上、Lulu_2440でした。


Re: 消えてしまったLulu・Part-2 14886へのコメント
No.14926  Mon, 2 Dec 2002 18:06:30 +0900  aya [この発言にコメントする]

ayaです。
以前の私の発言がわかりにくく、誤解されているようなので補足します。

Lulu_2440さん wrote:
>私には、むしろ
>(#13532:「aya」様2002/7/31 14:36:49より引用)
>>あえて前向きにならない、というのが勇気ある選択だという状況もあるでしょう。
>の方がむしろ暴論だと感じました。これが正論なら、

私は、Luluさんが、「前向きになる」という主張が受け入れられないことに疑問を抱かれていたようなので、こういう風にレスしました。

-------------------------------------------------------------------
自分の問題点を解決すべくがんばりたい、という人がいる一方で、問題点のわからないまま、前向きになり続けてすっかり疲れきったひとがいると思います。

あえて前向きにならない、というのが勇気ある選択だという状況もあるでしょう。

「克服」「立ち直る」「がんばる」系の言葉は、自分が自分で使うのはありだと思いますが、よく社会で乱発される言葉でもあり、抵抗のある人は多いかもしれません。
-------------------------------------------------------------------

がんばるばかりが、「前向き」ではないということが言いたかったのです。
風邪を引いてるときの、一番「前向き」な行動は、「安静にして休む」ことです。
エネルギーがたまってきて、なんとかしたい、と強く思っている人は、努力をすればいいのですし、調子が悪い人、疲れている人は、まず最初に休む必要があります。
つまり、どういう行動が前向きであるか、は人それぞれです。
自分の前向きとする行動は、人にとってはそうでない場合もあります。

世間一般の「前向き」とされている行動をあえてしないことが、その人によっては必要なこともあるでしょう。

自分で自分を励ますのに、どのような言葉を使おうとその人の自由ですが、人によっては、世間から「前向きであること」を強要され続けて苦痛になっている人もいるので、「前向き」「努力」「克服」という言葉に抵抗感を表明した人が、「後ろ向きでいい」と思っている訳ではないでしょう。

>(#13531:2002/7/31 14:02:23より引用)
>>目下最大の弱点である「協調性の乏しさ」は今後も拡大の一途をたどる
>で、アスペルガー持ちの人は完全に社会から締め出されてしまいます。それでもいい、とでも言いたいのですか?

どうしてそのような展開になるのかわからないですが、そんなことは言うつもりもありません。

私は、「前向き」の捉え方も、実現方法も人それぞれである、と述べただけで、Luluさんの「前向き」自体を否定している訳ではないのですが。


仕事の競争原理について 14920へのコメント
No.14924  Mon, 2 Dec 2002 12:12:45 +0900  ペンペン [この発言にコメントする]

今は主婦専業をしています。今まではどうも家庭生活にたくさんの不安があり、無理をして働いてきました。体はおおむね、健康なので、働くことはできそうです。けれど、職場でトラブルを起こしがちで、そのわりにはトラブルの解決能力が低いのです。長く勤めること。長く努めて仕事を覚え、自分を周囲に理解してもらい、受け入れてもらうことが大事だと感じています。けれどそこに至る前にトラブルが起こると、やめざるをえなくなります。長く勤めなくてはうまくやっていけないのに長く勤める前にやめざるをえなくなるのです。この2,3年の傾向です。

短期間勤め、受け入れてもらえない、または自分が拒否的になり、就職と退職を繰り返すのは精神的に大きなダメージです。きっと仕事は何かはできる。運良くその仕事を早めに見つけることができればいいけれど、それまでにたくさんの失敗を繰り返すのはもう仕事はできないと思いこむほど、つらい経験です。

知的な作業が向く人もいるし、単純作業が好きな人もいる。けれど、どちらにしても、競争原理の激しい人間関係のきびしい職場は難しいです。シベラスさんの行っている福祉作業所でも今日はいくつできたとできた数を喜び合うとのこと。ささいなことでもできた数を誇らなくはいけないのでしょうか。福祉作業所でも……。競争心を煽ることは作業効率をあげる最も簡単な方法でしょうが、それでも別なやり方を見つけてほしいと思います。それぞれ人の能力は違います。作業効率をあげることはできるけれど、それをあまり重要視したくはないのです。もし、わたしが福祉作業所に行くことになり、その作業所で、職員の方から、今日はきのうより、たくさんできましたとほめられたら、きっとわたしは抗議するでしょう。それが大事なのですかと……。そのやり方は、新しく入った不慣れな人を居心地悪くすると思います。

わたしは、そういうことをつい言ってしまうので、職場でトラブルが起こりがちなのかもしれませんが……。 


Re: 好きなアーチスト、共感するアーチストが居ない 14873へのコメント
No.14923  Mon, 2 Dec 2002 10:13:15 +0900  名加野 [この発言にコメントする]

 シンタロウさん、こんにちは。みかんの歌を歌った名加野です(^^;

>何故いないかと言うと、誰も僕の気持ちや苦しみを代弁してくれるアーチストが居ないからです。

 僕には、毎日延々聞いていても、涙が出る歌を歌ってくれる人が居ます。
毎日「生きてて良かったな、ホッとするな。」というような感覚にさせてくれます。もちろん共感するかどうかは人それぞれですが、もし次回(8日でしたっけ?)、オフ会にいらっしゃるのであれば、サンプルを持って来ましょうか?

 (って、まだ申し込みしてないんだった……。早速書かなければ……。)

>(最近ではモンゴル800だのB−DASHだのガガガSPだの175Rだのアホバンドが出てきてとても嫌だ!耳が腐る!!)

 僕は逆に音楽番組とか見ないほうなので、バンド名言われても、さっぱり判らないです。アホバンドといえば、みかんの歌の「マシンガンズ」ぐらいしか知りません。あれは、馬鹿騒ぎして、ストレス発散する為の歌です。CD聞いてもギャアギャアうるさいだけですけどね(^^; なんなら、それも試しに収録しますか?


アスペルガー症候群を知っていますか?
No.14922  Mon, 2 Dec 2002 09:44:32 +0900  折鶴 [この発言にコメントする]

こんにちは。自閉症児の母親です。

自閉症協会東京都支部が、専門のドクターとともに作った、
「アスペルガー症候群を知っていますか?」は、
無料配布の10万部は、もうなくなってしまいましたが、
有償で、増刷されることになりました。

薄い冊子でイラストも多く、読みやすくわかりやすい冊子です。
WEB版が公開されていますが、読みやすさが全く違います。

アスペルガーの子供さんをお持ちの親御さんでしたら、
学校の先生他、周囲の人に、子供の障害を理解してもらう材料として、
これほど、適している物はないかもしれません。

現在、自閉症協会東京都支部のHP http://www.autism.jp/
で、冊子の注文を受け付けています。

お買いになって損はないと思います。


Re: モーツァルトってASじゃねーの? 14914へのコメント
No.14921  Mon, 2 Dec 2002 01:03:54 +0900  シュッツ [この発言にコメントする]

星子 wrote:
>今日図書館の音楽コーナーでモーツァルトの本を見ました。
>あの天真爛漫白痴野朗なセリフや歌詞、
>彼にまつわる話しや下品バナシ、
>あの神童といわれたモーツァルトは、ASの可能性、大だとおもった・・。
>肛門ウンコネタが好きらしい(大笑)

私の推測では、モーツアルトはASよりもADHDに近いように思えます。
むしろブルックナーの方がASではないかと思っています。


Re: 「克服」から「向き合う」への転換 14916へのコメント
No.14920  Mon, 2 Dec 2002 00:48:26 +0900  シペラス [この発言にコメントする]

takechan wrote:
>>>障害者と言う存在がすんなり受け入れられる社会から、むしろ遠ざかって行き
>>>つつあるのが現状ではないでしょうか?
>>私は必ずしもそうは思いません。
>>今は矛盾に感じられるでしょうが、どこかに必ず「受け皿」はあると思います。
>悲観的で申し訳ないのですが,少子高齢化が進むことで経済規模は
>確実に縮小していきます。
>ただでさえ手薄な福祉制度が拡充されることはもはやないでしょう。
>いわゆる健常者であってもリストラという名で解雇される時代です。
>だれかに委ねるのではなく,当事者と,理解ある協力者の手で「受け皿」を
>作りだしていかなければ先行きは明るくないような気がします。

受け皿を作る上で十分注意しなくてはならないことは、障害を有する人のがんばることと休む・楽しむことのバランスをしっかり維持していくような機構を、いかにして確保するかということです。
 私は現在、精神障害者のための福祉作業所に身を置いています。私がそれを選んだのは、障害者職業総合センターでの経験からです。同期の14名は、一般企業を何回もクビになって、「今度こそ!」と目の色をを変えて訓練に励む人がほとんどでした。園芸で使うビニールポットへ土を入れるのを時間内にいくつできるかという、実につまらない作業療法的な競争ですら「今日は・・・個だ」と仲間で喜び合ったものです。作業実習で訪れた家具工場では、木切れにダンボールをボンドで貼って、家具が運送中に破損するのを防ぐための緩衝材を作る作業を5時間あまり×3日間やりました。このような訓練は私の単純作業への適応力は確かに高めてくれましたが、同時に「一般企業に就職したら、毎日こんな緊張が続くのか…自分はそれに見合う体力・気力を維持できない(〜_〜#)」という深いトラウマが胸に強く刻み込まれました。だから職安に行っても、「どれもだめだ…(@_@)」と求職紹介のパソコンと20分にらめっこして、ろくな相談もせずに帰っていく始末でした。
 とにかく経済的な自立ということをさておいてでも、自分はのんびりとがんばれる時にはがんばり、それなりに話せる仲間がいる環境に身をおくべきだと思い、「働けー!」という両親と妹の説得を振り切って、作業所暮らしをエンジョイしています。
 
 


Re: 「克服」から「向き合う」への転換 14918へのコメント
No.14919  Mon, 2 Dec 2002 00:28:40 +0900  takechan [この発言にコメントする]

>日本でも、「精神障害者という呼称を改め、今後は『心的弱者』という呼称にしていこう!」という動きが、支援団体の全家連を中心に始まりつつあります。

全家連による「精神分裂病」を「統合失調症」に変えていくムーブメントは
見事だったなあと思っています。もちろん,法制度,マスメディアにおける
表記が変わったにすぎないわけで,国民的理解の段階にはほど遠いわけですが,
コトバが変わることで長期的にはかりしれない良い影響があるんじゃないかと。

「心的弱者」ですか。うーん。
地球人とバルタン星人のような?対等な位置付けにしてもらいたいような
気もします。みんなはどう感じるんだろう???


Re: 「克服」から「向き合う」への転換 14916へのコメント
No.14918  Sun, 1 Dec 2002 23:02:40 +0900  シペラス [この発言にコメントする]

takechan wrote:
>>「障害者」という呼称自体、他の呼び方に変えた方がよろしいでしょうね。
>
>アメリカでは "physically challenged people" というコトバが
>かなり定着しています。よい訳語を思いつかないのですが,
>「身体のことで挑戦を受けている人々」ということになりますか。
>個人的には好きな表現です。
>
日本でも、「精神障害者という呼称を改め、今後は『心的弱者』という呼称にしていこう!」という動きが、支援団体の全家連を中心に始まりつつあります。


Re: モーツァルトってASじゃねーの? 14914へのコメント
No.14917  Sun, 1 Dec 2002 21:18:09 +0900  すなふきん [この発言にコメントする]

星子さんwrote:
>今日図書館の音楽コーナーでモーツァルトの本を見ました。
>あの天真爛漫白痴野朗なセリフや歌詞、
>彼にまつわる話しや下品バナシ、
>あの神童といわれたモーツァルトは、ASの可能性、大だとおもった・・。
>肛門ウンコネタが好きらしい(大笑)
>
>それにしても、白痴天才を熱情こめて糞真面目に芸術語る大学の教授とかって
>返って滑稽に映るんだな。。
>顔写真とかすげー根暗そうで、キモかった・・・。


天才型の人たちはブリリアントタイプと呼ぶそうです。
可能性としてはあり、ですが、残念ながらそうした天才たちはほんの少数。
大多数の発達障害者は自分の障害の受け持ち以外は普通の人並みなんだから
(あるいはそれ以下)、それを前提に考えた方がいいでしょうね。

自分はひょっとしたら天才?などと夢にも思ってはいけません。(笑)
私もそんなところがあって、自分はひょっとしたら選ばれし民なのか、なんて
バカなこと考えがちなんです。それは大きな妄想です・・・。

人並みの幸せはあきらめ、「生存」に全力を尽くすしかないでしょう。
しょせん人と同じようにはなれないんですから。

(あー、若い頃は将来に期待しすぎて損したな!40の今まで何にもいいことな
かったもんな!=こころのつぶやき)


Re: 「克服」から「向き合う」への転換 14908へのコメント
No.14916  Sun, 1 Dec 2002 20:10:51 +0900  takechan [この発言にコメントする]

>「障害者」という呼称自体、他の呼び方に変えた方がよろしいでしょうね。

アメリカでは "physically challenged people" というコトバが
かなり定着しています。よい訳語を思いつかないのですが,
「身体のことで挑戦を受けている人々」ということになりますか。
個人的には好きな表現です。

「障碍者」という表現を見ることがありますけど,
「碍」という字から意味を推測するのは難しいように思えるので
定着しないだろうなあと感じています。

>>障害者と言う存在がすんなり受け入れられる社会から、むしろ遠ざかって行き
>>つつあるのが現状ではないでしょうか?
>私は必ずしもそうは思いません。
>今は矛盾に感じられるでしょうが、どこかに必ず「受け皿」はあると思います。

悲観的で申し訳ないのですが,少子高齢化が進むことで経済規模は
確実に縮小していきます。
ただでさえ手薄な福祉制度が拡充されることはもはやないでしょう。
いわゆる健常者であってもリストラという名で解雇される時代です。
だれかに委ねるのではなく,当事者と,理解ある協力者の手で「受け皿」を
作りだしていかなければ先行きは明るくないような気がします。


Re: 勉強会のようなものはありませんか? 14890へのコメント
No.14915  Sun, 1 Dec 2002 18:20:36 +0900  takechan [この発言にコメントする]

>あれ、全然回答になっていませんね。失礼いたしました。
>でも、こういった勉強会、室蘭は無理でもせめて札幌で開いてほしいですね。東京や仙台では交通費の下敷きになってしまいます。(;_;)

いえいえ,自分もいろいろネットで探してみた上で書き込みましたから,
実際あまりないのでしょう。
発達障害に対する理解が広がってきたのはつい最近のことであるわけで,
これまでに(親御さんたちなどによって)築かれてきた支援体制から漏れる
人々は,自分たちで新しいネットワークを築いていかなければいけない
わけですよね。

Luluさんは室蘭にいらっしゃるんですね。
自分も名古屋にいて頻繁に実家がある東京に帰りますが,交通費が高い...
でも飛行機に乗らざるをえない北海道の方に比べれば
たいしたことはないと思います。
青春18切符などを使って体力勝負の旅行ができますので。


モーツァルトってASじゃねーの?
No.14914  Sun, 1 Dec 2002 16:30:56 +0900  星子 [この発言にコメントする]

今日図書館の音楽コーナーでモーツァルトの本を見ました。
あの天真爛漫白痴野朗なセリフや歌詞、
彼にまつわる話しや下品バナシ、
あの神童といわれたモーツァルトは、ASの可能性、大だとおもった・・。
肛門ウンコネタが好きらしい(大笑)

それにしても、白痴天才を熱情こめて糞真面目に芸術語る大学の教授とかって
返って滑稽に映るんだな。。
顔写真とかすげー根暗そうで、キモかった・・・。


Re: 「克服」から「向き合う」への転換 14908へのコメント
No.14913  Sun, 1 Dec 2002 15:22:20 +0900  すなふきん [この発言にコメントする]

Lulu_2440さん wrote:
>しかし、……
>(#14907:「すなふきん」様より)
>>障害者と言う存在がすんなり受け入れられる社会から、むしろ遠ざかって行き
>>つつあるのが現状ではないでしょうか?
>
>私は必ずしもそうは思いません。
>今は矛盾に感じられるでしょうが、どこかに必ず「受け皿」はあると思います。今はその「受け皿」を探すのが難しいだけのことでしょう。これからこういった「受け皿」が増えてくれるよう祈っています。

この前ドラマ「サイコドクター」で、うつ病の会社員がテーマになっていまし
たが、競争社会ではただでさえハンディは致命的となります。
ましてや不況でリストラの嵐が吹き荒れている現状を考えれば、企業と言う
存在は自己と言う組織を守るために個人を犠牲にせざるを得ない面がありま
す。

そうした中で真っ先に切られるのが不適応者であるわけです。この傾向がこの
まま続くならば、受け皿は縮小する一方でしょう。

政府は政府で財政再建へのこだわりから、政府部門自身で雇用枠を広げるとい
うことは到底期待できません。非効率な部門から切っていくのですから当然です


国民一般の意識も少年犯罪などの報道で「精神病関係は怖い」という意識が
定着してしまって、偏見はむしろ強まっているように感じます。今は悪い材
料ばかりなんです。

どこらへんが受け皿になるのか、私にはかなり疑問です。


Re: 受診するべきなのか・・・ 14898へのコメント
No.14912  Sun, 1 Dec 2002 13:51:42 +0900  やすみ [この発言にコメントする]

 シペラスさん、返信ありがとうございます。
 ていねいな情報提供、大変ためになりました。

> 遺伝の可能性ですが、これは現段階ではきちんとしたパーセント数が上がっている状況ではありません。(後略)
 なるほど。遺伝性の要因が関係している可能性はあるが、そうだとしても、必ずしも、どこからどう受け継いだものか明らかではないんですね。
 このことについては自分でも情報収集して行きたいと思います。子供はまだ赤ん坊なので、影響がもしあっても発見できるのはまだ先のことだと思います。

 >福祉的な支援を受けられる体制を作るという面では、やはり早めに受診したほうが良いと思います。
 私はむしろハッキリと病名がつくことでの社会制度的なデメリットを心配したのですが、程度によってはそういった優遇措置もあるのですね。


Re: 受診するべきなのか・・・ 14897へのコメント
No.14911  Sun, 1 Dec 2002 13:33:58 +0900  やすみ [この発言にコメントする]

 星子さん返信ありがとうございます。
 まだASのことを知って間もなくて不勉強なこともあるのか、ところどころよくわからないので、正直に書きますね。もしよろしければ詳しく教えてください。

星子さん wrote:
>はじめまして。私25歳なったばかりの時に診断受けました。
>その後、友人からフリーの人を紹介されたり、
>親から恋人募集中の知り合いなどの話しをうけたりシマシタ・・・・・合計3件ほど。
>全部「ほりゃー!」っと蹴りました。
 それは、診断されたことがネックになって、お付き合いを断って来たということですか?それとも、診断されると急に周囲が心配して人を紹介しはじめる、というようなこと・・・?
 
>いきなり3人位で街をほっつき遊び歩く時も「状況変化」でパニクります。
 それは、ASの症状ですか?何かハプニングが起こるとすぐパニックになってしまう、というような意味なのでしょうか。

>ほとんど人の区別もよく理解してまへん。
 これはASの症状ですよね。

>「生活自体には苦労していない」と言っても、あくまでAS者本人が言ってる
>ということは、危ない危ない・・・とおもいますです。
 ASの場合、症状があっても、それが「普通」かどうかすらわからないこともあるから、って意味に読めました。私も、今特に問題が起きてるわけじゃないと思っているけど、そうですね、どうなんでしょうねぇ。周囲はそう思ってないかも。


Re: 「克服」から「向き合う」への転換 14907へのコメント
No.14910  Sun, 1 Dec 2002 13:19:57 +0900  やすみ [この発言にコメントする]

 初めまして。
  
>近代社会では、障害という言葉に象徴されるように、その存在そのものがすで
>に社会秩序を阻害する「障害」として考えられているのです。
 えっ、「障害者」というのは「障害を持っている人」という意味ですよね?
 それを踏まえた上でおっしゃっているのかも知れませんが。
 それにしても私も良い言葉とは思えず、他の言い方はないものかと思います。

>健常者の社会をスタンダードとして、障害者は少なければ少ないほど望ましい
>という社会のホンネ意識の現われですね。(後略)
 やはり、おっしゃるように、効率良くそつなく何でもできる人の方が物事はスムーズに運ぶし、広く社会に参加して行きやすいのでしょうね。
 自他の特殊な要因に向き合っていくのは色々な意味で大変ですから、効率を重んじる場でははじき出されてしまいますよね。
 やはり損得とは違うところでの判断もなくては、特殊な要因を持つ人はどんどん排除されてしまいます。

 ただ、たいていの場合、ある程度の能力はあるし、一部の人は特に優れた能力を発揮するとのこと。例えば私の兄は知的障害がありますが、細かい作業がていねいにできるので、勤めている福祉作業所でもきちんと仕事できているようです。
 要は適材適所ということなのでしょう。皆が自分の一番得意なことややりたいことや正しいと信じることなどと自分の立場がぴたり一致すれば、どんなに暮らしやすいことでしょうね。それは特に特殊な要因を持たない人たちにも言えることと思います。適材適所するためのコストなら、多少かけても、決して損はないと思うんですけどね。


Re: 「克服」から「向き合う」への転換 14907へのコメント
No.14909  Sun, 1 Dec 2002 12:19:31 +0900  星子 [この発言にコメントする]

すなふきんさん wrote:
> 能力主義が強調されすぎる
>ところがあります。生産性の高い効率的な人間はより重宝され、そうでない者
>は容赦なく排除されていく世の中が望ましいとされる風潮が強くなって

はじめまして星子です。
能力主義になっていくということは、ハンディーかかえている
人をサポートする分野(社会福祉人間科分野)体勢も構築化し向上するってことに
はならないのかなあー?????

ハンディーのまんまの状態でいさせてくれる環境が欲しいです。
外出して帰宅し自然に建築物の絵を描きだす人なんか、
・一人で歩けない・一言も喋らなくてもよい・・教室にいた
という処にあったから、
その、その人にとっては当たり前にできてしまう事が
周囲からはサヴァン才能となっているわけです。

障害者なのにあんな能力が。
というのは、多分、一人で歩けないし、喋りもできない。
という処しかみていない乏しい人間視察から生れるものです。

なので、「能力主義」というもの自体、人間の豊かさの向上で在って欲しい。。

新しい話題を投稿 次の20件を表示 最新のログを表示 パスワード変更 発言の削除

《アスペルガーの館》に戻る / 新しいアスペルガーの館の掲示板


EWBBS.CGI 改 (WZ BBS対応 Web掲示板 T.Ikeda改 + s.murakami改
© 1998 y.mikome, T.Ikeda, 1999 s.murakami