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Re: おしゃべりなタイプの理解と支援について 17956へのコメント
No.17963  Wed, 25 Jun 2003 22:43:20 +0900  シペラス [この発言にコメントする]

びーぐる wrote:
> こんにちは。3才11ヶ月の高機能の自閉症スペクトラムの男の子の母親です。
>地元の療育センターの小児神経科医から、
> 「障害児枠で入った方がいいと思います。」と言われ、親の目からみても
>そう思ったので、保育園は障害児枠で入りました。
> 今まで、専門医がいると思われる療育機関に、いくつか行ってみたのですが、
>いろんな診断名を言われて、困惑しています。
> 「特異性発達障害」、「特定不能の広汎性発達障害」、「高機能自閉症、
>将来的に、アスペルガー症候群」「広汎性発達障害」と、こんな感じです。
> 「自閉症というよりは、発達に遅れがあるような感じがします。」
> と言われ、悩んでいます。
> 私は、やっぱり息子は自閉症スペクトラムだと思っています。
>内山登紀夫先生が書かれた、日本自閉症協会東京都支部のホームページ
>にあるweb版「アスペルガー症候群を知っていますか?」
>http://www.autism.jp/l-00.htm にほとんど当てはまります。
> 親の認識とだいぶズレがあるように感じてなりません。やはり息子は、とっても
>おしゃべりだから、理解されにくいのでしょうか…。IQは80くらい
>ですが、言語だけがこの年齢の平均より高いとのことです。園の先生の
>名前と顔を全員憶えてしまって、驚かれました。関わりが一方的で、
>どうも、積極・奇異型のようです。
> でも、ちょっとしたことにこだわってしまって、それにお友達が反すると
>(物の位置をちょっと動かしただけで)、よくお友達を叱ってしまいます。
> なので、そのうちいじめられてしまうのでは、と、とても心配です。

4歳少し前という時期ではまだ、『自閉症スペクトラム』と確定させるには、ちょっと早過ぎるように思えます。というのは、これくらいの子供は、多かれ少なかれ『なれなれしさ』や『頑固』・『特定の事物へのこだわり』・『多動』というものを持っているのが普通です。
 
 私の場合、4歳半くらいのとき、通っていたJ幼稚園の先生が以下のような点を懸念して、親に医療機関での検査を勧めたため、小児医療センターで、脳波・運動機能・手のレントゲン検査を受けています。

1.みんなで遊ぶことを好まず、図鑑や絵本を手当たりしだいに読みふけったり、絵の具を水にたらして見入ることが多かった。

2.他の子が好んでやる、ウンテイや鉄棒のような器械運動的な遊びを、異常に怖がった。

3.体の動きがぎこちなく、力の入れ方がわからない様子だった。

4.言葉の発達が遅れていた。






 


Re: はじめまして。私もアスペルガー? 17911へのコメント
No.17962  Wed, 25 Jun 2003 19:22:25 +0900  へろへろ [この発言にコメントする]

こんばんは
>シペラスさん、へろへろさん、ありがとうございました。こうしてレスが着て、ここではお仲間として受け入れられたようで、嬉しさを感じました。
>
>ところで・・・
>
>シペラス wrote:
>>。
>> 一度専門医を受診したほうが良いと思います。
>
>受診して確定させたいのはやまやまのなですが、現在の仕事の都合上、専門医を受診するのは難しいです。
>今の仕事を始めるのに、条件として「5年以内に精神科の診察を受けていない」というのがありましたから。もし会社にばれたらやめなければなりません。でも今の仕事は非常に気に入っているし、今のところAS的症状で業務に支障をきたしたことはありません。言い争いはしますが、それが受容されるようなところなので。
>
>な、そんな条件があるのですか。やはり日本は恐ろしい、差別大国だ。

それと、へろへろさん、長すぎる書き込みすみません。
>
いやいや、これは自分に注意力がないのと、根気がないからです。


私の場合は声が大きすぎるらしいです。ナイショ話、耳元でささやいても聞こえるといわれました。
>
>あと、私には社会でやっていく上でかなりの支障になることがあります。
>話し言葉を聞き取れないことがあるのです。聴力に問題はなく、声は聞こえるし、相手が何かを話し掛けているのもわかります。が、何を言っているのかがさっぱり分からないのです。
>外国語を聞いている感覚ではありません。どうも私自身が相手の言っていることを言葉として認識できていない感じなのです。そのため何度も聞き返すのです。
>四六時中こうではありません、時折です。しかし社会生活では支障になりました。
>話を聞く気がないのかと咎められもしました。聞く気はあるのに、分からない。。
>こんな方、ASでいらっしゃいませんか?


そういうことはあるかも。もっとも自分は、大人数で会話をしてるとき、その
内容を理解できないとか、速さについていけないというものなのですが。


Re: はじめまして。私もアスペルガー? 17938へのコメント
No.17961  Wed, 25 Jun 2003 19:13:29 +0900  つきのしずく [この発言にコメントする]

みどり wrote:
>>シペラス wrote:
>>> 一度専門医を受診したほうが良いと思います。
>
>私は、特別な目的があるのでなければ、受診の必要はないと思っています。まあその辺は人それぞれですが。

うーん、とりあえずのところは診断がほしいと思ったんですね。今はさほどひどい精神系の症状はないのですが、人付き合いの苦手さや前に書いた会話に関する障害があるので、やはり何らかの障害と考えられるのですが、診断がないままでは自称ASということで、ACのように偏見されがちだと思いました。
ただ話を伺っていると、ますます自分がASだと思えてきます。

>>それはそれとして
>
>つきのしずく wrote:
>>今の仕事を始めるのに、条件として「5年以内に精神科の診察を受けていない」というのがありましたから。もし会社にばれたらやめなければなりません。でも今の仕事は非常に気に入っているし、今のところAS的症状で業務に支障をきたしたことはありません。言い争いはしますが、それが受容されるようなところなので。
>
>それはひどいな。精神の病に対する偏見だけでなく、一般の人が病院で診察を受ける権利をも奪う、ヒドイ条項です。
>会社に受診を知られてトラブルになったときには、訴えることができるかもしれません。
>でも、実際闘うとなるとかなり面倒そうなのと、世の不条理を思い知る機会を増やしてしまいそうで、やはり積極的にはあんまりオススメしませんが。

プライバシーにも関わるので詳述は避けますが、私の職業に関する法律とも関わってくる問題なので、裁判の場合は私のほうが法律違反で敗訴になるでしょう。まあ会社も雇用していたということで責任は負うことになるでしょうが。
ただ確かに、私の職業で精神科に通っているということになると、あまりいい顔はされないとは思います。偏見も多少はあるでしょうが、職業上的確な判断が求められますし。
シペラスさんがおっしゃっていたのですが、こういう場合は不問にするしかないのでしょう。あるいは、転職する際に診断を受けるとか。

>読みの障害が存在するのですから、聞きとり障害があってもおかしくはないですね。
>音素のレベルではなく、単語レベルか文法のレベルでの理解が阻害されてる感じでしょうか?

単語とか文法のレベルじゃないです、私の場合。
相手の発音がすごく漠然として聞こえるため、言っていることそのものが分からないんです。聴覚による言語認知能力がかなり劣っていると思います。
また、聴覚過敏もあるかもしれません。うるさいところで電話で話す際、受話器当ててる反対側の耳をふさぐ人がいますが、私にはこれは使えません。
耳をふさいだ指の血流の音(多分)が聞こえ、電話の声よりそっちの方が耳に入ってしまうんですね。鼓膜に近いほうの音をより拾ってしまう、集音マイクのような耳をしているような気がします。


Re: おしゃべりなタイプの理解と支援について 17956へのコメント
No.17959  Wed, 25 Jun 2003 13:41:11 +0900  こうもり [この発言にコメントする]

びーぐるさん wrote:
> 親としては、これらのことは障害の特性からくることと思われるので、
>正しい理解と支援をしてもらいたいのです。
> そのためには、やはり医者に正しく評価してもらうことが必要です。
> アスペルガー症候群に詳しい医者のいる療育機関をご存知の方が
>いらっしゃいましたら、教えて下さい。ちなみに、関東圏に住んでいます。

 あくまで成人向け情報のサイトですが、下記のサイトの前半部分に情報を
集めておきました。「医療機間の探し方」「診断を得るには」という項目あ
たりがお勧めです。(いちおう子供向け相談機関リストも掲載してある)

http://home.b07.itscom.net/miracity/faq/

 なお、関東,関西,北九州でしたら、DMならば個人的に具体的な医療
機間に関する情報提供が可能です。(詳しくは上記サイトの「医療機関の
探し方」参照。DMのアドレスも貼りつけてあります)オープンなサイト
では医療機間からクレームがつくので、あまり具体的な名前を出すことが
できないのです。ご了承くださいませ。


おしゃべりなタイプの理解と支援について
No.17956  Wed, 25 Jun 2003 11:03:03 +0900  びーぐる [この発言にコメントする]

 こんにちは。3才11ヶ月の高機能の自閉症スペクトラムの男の子の母親です。
地元の療育センターの小児神経科医から、
 「障害児枠で入った方がいいと思います。」と言われ、親の目からみても
そう思ったので、保育園は障害児枠で入りました。

 今まで、専門医がいると思われる療育機関に、いくつか行ってみたのですが、
いろんな診断名を言われて、困惑しています。
 「特異性発達障害」、「特定不能の広汎性発達障害」、「高機能自閉症、
将来的に、アスペルガー症候群」「広汎性発達障害」と、こんな感じです。

 療育は、地元の療育センターに通っていますが、2才くらいから息子のことを
見て下さっている心理の先生から、
 「もう普通枠で入って大丈夫だと思う。○○(息子の名前)ちゃんは、
 自閉症じゃないと思う。広汎性発達障害では…。私は、“個性”だと
 思います。」
 と言われました。
 先日も、ある療育相談センターに行きましたが、
 「自閉症というよりは、発達に遅れがあるような感じがします。」
 と言われ、悩んでいます。

 私は、やっぱり息子は自閉症スペクトラムだと思っています。
内山登紀夫先生が書かれた、日本自閉症協会東京都支部のホームページ
にあるweb版「アスペルガー症候群を知っていますか?」
http://www.autism.jp/l-00.htm にほとんど当てはまります。
 親の認識とだいぶズレがあるように感じてなりません。やはり息子は、とっても
おしゃべりだから、理解されにくいのでしょうか…。IQは80くらい
ですが、言語だけがこの年齢の平均より高いとのことです。園の先生の
名前と顔を全員憶えてしまって、驚かれました。関わりが一方的で、
どうも、積極・奇異型のようです。
 でも、ちょっとしたことにこだわってしまって、それにお友達が反すると
(物の位置をちょっと動かしただけで)、よくお友達を叱ってしまいます。
 なので、そのうちいじめられてしまうのでは、と、とても心配です。

 親としては、これらのことは障害の特性からくることと思われるので、
正しい理解と支援をしてもらいたいのです。
 そのためには、やはり医者に正しく評価してもらうことが必要です。
 アスペルガー症候群に詳しい医者のいる療育機関をご存知の方が
いらっしゃいましたら、教えて下さい。ちなみに、関東圏に住んでいます。


Re: 世間は関心なし 17954へのコメント
No.17955  Wed, 25 Jun 2003 06:57:20 +0900  シペラス [この発言にコメントする]

シペラス wrote:
>シリウス wrote:
>>>これほど厄介で複雑・理解困難なASは一緒くたに精神障害と見られてしまう
>>>でしょうね。
>>>精神障害だろうが発達障害だろうが世間は関心なし。
>>>理解困難ってことでどっちも一緒でしょう。
>確かに精神障害とかAS・知的発達障害者に対して『関心が薄い』というか、関わりたくないという人は、多いかもしれません。
> 事実、こないだ、隣町のK市にある3つの精神障害者の作業所の利用者と指導員さんらと一緒に、J駅の駅前で、これらの作業所の運営母体である支援団体を福祉法人化するための資金調達の募金活動に参加したのですが、『精神障害者の…』というアナウンスに対する人々の反応は厳しく、押し黙っていそいそと通りすぎる人がほとんどでした。
> また、『アスペルガー症候群・高機能自閉症』ということで、WEB検索をやったところ、「ウチのばか兄貴を精神病院へぶち込んでくれ!」というような文言を見つけたこともありました。
> また福祉の現場に携わる人ですら、能率性や美学的なことを重視しすぎるあまりこれらの人たちに対して、心罰的な心無いことを言ってしまうこともあります。
>
> けれども、世の中の人が全てそうであるかといえば、それは違います。
>先ほどお話した募金活動ですが、『あたしも病院通いをしているの。今から行くところなんだけど…募金したいけど、あいにく小銭がなくてね。帰りによりたいけど大丈夫かしら…』と私に優しく話し掛けてくれたおばあさんがいました。お母さんが「入れてあげてね」と頼んだ小銭を、コトリと募金箱に入れてくれた子供もいました。そういう風にして、2万円あまりの志が集まりました。
> 東京の郊外に住んでいるあるオバさんは、両親が亡くなってしまったうえ・兄弟から『キチガイだ!』ということで面倒を見ることを放棄されてしまい・その上就労困難だというASの若い女性の方を引き取って、母親代わりをしているということです。
> 作業所のスタッフの方は、朝8時30ごろから夜8時ごろまで、ほとんど12時間の勤務です。私達と向き合う影で、寄付金の記帳・会議への参加・報告書の作成など私達がしづらい、いろんな任務をこなしています。受注した仕事の納期が迫っている時など、遅々として進まなかったメンバーさんの作業の穴埋めをするために、0時まで残って作業をやっていたということもあるようです。これじゃ、多少のグチがどうしても出てしまうのは、道理と言わざるをえないかもしれません。
>>
>
>>>名称にこだわるのはAS本人と家族だけでしょうか。
>>>僕はAS本人として情けないけどそう感じています。
>>>自分の周りでさえ理解させられないんだから。
>>>でも、これってAS本人である私が理解させようとしているからかも知れない。
>>
> ASという診断名にこだわって消極的・排他的になるよりは、むしろ『自分の長所とは?』ということを徹底的に追求してみてください。そしてそれが活かせる場所を探してみてください。なかなか勇気がいることかもしれませんが、心の窓を最大限開いて、新しい知識・技能を『ダメもとでいいから覚えよう!』としてみてください。悲しいかな、これが私達が幸せを見つけるための殆んど唯一の手段なのです。
>>  


Re: 世間は関心なし 17950へのコメント
No.17952  Tue, 24 Jun 2003 22:54:03 +0900  Lulu_2440 [この発言にコメントする]

御免つかまつります。
(#17950:シリウス様)
>精神障害だろうが発達障害だろうが世間は関心なし。
>理解困難ってことでどっちも一緒でしょう。
>(中略)
>でも、これってAS本人である私が理解させようとしているからかも知れない。

私も同じですが、周囲と比較してしまうから焦っているのかもしれないですね。普通の人にはごく当たり前にできることがどうしても我々アスペルガー持ちの人間にはできない。ADD/ADHDやLDや何かでも話はまったく同じです。
これは、ADD/ADHD・アスペルガー・LD・境界性人格障害を同時に抱え「軽度発達障害のデパート・室蘭支店」とまで呼ばれている私が、他の皆さんと同様、人一倍痛感していることです。


だからこそ 17944へのコメント
No.17951  Tue, 24 Jun 2003 22:48:10 +0900  Lulu_2440 [この発言にコメントする]

たびたびすみません。
(#17944:いびつ様)
>正しいことをしているのに、それがますますかけ離れてしまうこと。
>現実は、こころが、持ちません。。慢性胃炎だって、何年も
>慢性胃炎を患っています。自分は気を配っているのに、
>それが、気を配っていることにならないこと。
>
>受け入れがたい現実に対峙できる強さを持ち合わせてないのかもしれません。。

だからこそ、貴方の場合は真っ先に鬱や境界性人格障害の診察が必要だと思います。
鬱のない人になら、「おい、もっと強く生きるんだ!」と発破をかけられるのですが、軽度発達障害を持ち合わせている人の多くは、2次障害としての鬱状態が深刻なので、元気付けるのにも言葉選びに慎重にならざるを得ません。

今は、貴方が一刻も早く現在の鬱状態や、境界性人格障害から抜け出せるよう祈っております。プロでないばかりに、私としてはこれ以上のことができないのが歯痒いです。


世間は関心なし
No.17950  Tue, 24 Jun 2003 22:41:40 +0900  シリウス [この発言にコメントする]

これほど厄介で複雑・理解困難なASは一緒くたに精神障害と見られてしまう
でしょうね。
精神障害だろうが発達障害だろうが世間は関心なし。
理解困難ってことでどっちも一緒でしょう。
名称にこだわるのはAS本人と家族だけでしょうか。
僕はAS本人として情けないけどそう感じています。
自分の周りでさえ理解させられないんだから。
でも、これってAS本人である私が理解させようとしているからかも知れない。


以前お世話になった多分AS+++です
No.17949  Tue, 24 Jun 2003 16:07:59 +0900  ++++ [この発言にコメントする]

以前ASかどうか??という事でお世話になった+++です。
ちょこちょこ拝見させて頂いております。

その後受診はせず、なんとか日々過ごしております。

以前当書き込みでまた大人のAS判断の話題が出ていましたね。
やっぱり7or8割位の確率で自分に当てはまるような気がします。
という事で自己判断ですが多分ASと思って、
これからの自分との付き合いを考えていきたいと思います。

私事ですがHP立ち上げました。
まだまだサイト上問題は多いですが、
また気が向いたら見てみてもらえると嬉しいです。
ASも色んな人がいるよーってゆーことで。
そのHPではASの話題は出していませんが…。

http://wacthing.hp.infoseek.co.jp/

またちょくちょくお邪魔させて頂きますね。
それでわ。


へこんでいないで 17943へのコメント
No.17948  Tue, 24 Jun 2003 13:34:22 +0900  ami [この発言にコメントする]

>そして、いつか人の痛みをわかる人間になりたい、と子供のときから
>焦がれていた、理想と、自分のいまの現実と。。。。。。。。。。。

道をそれてはいません。飛び込み板の上で苦しんでいるのでしょう。
飛び降りればいいのです。善でなければという強迫を捨ててしまえば楽になります。
光と影の全体を認められなければならないから、善人が死なねばならないのです。
自分を無にして、この世は偏った善だけではないことを、ありのままに見つめられるようになればいいのです。
そうなれば、その優しさが泉のように周囲の人を癒すことでしょう。
プアなのは世界のその側面に同化してしまうからです。
コアには必要なだけの豊かさがあります。


Re: はじめまして 17935へのコメント
No.17947  Tue, 24 Jun 2003 13:23:37 +0900  こうもり [この発言にコメントする]

おコンさん wrote:

>「家族カウンセリング」で、何か教授いただけると、ウレシイです。

大まかな内容については下記のサイトにコメントしておきましたので、
よろしければごらんください。ここでは家族カウンセリングについてのみ
コメントしておきます。

 これは発達障害者でもそれ以外の精神障害者でもいいのですが、当事者
が不適応を起こす理由の1つに「機能不全家族」というのがあります。ど
んな当事者であれ家族の機能不全がある場合、当事者だけを治療プログラ
ムや支援プログラムに参加させて改造しようとするだけでは不十分で、不
適応をおこしている当事者の家族を巻き込んだ関係の改善が必要となりま
す。そのような場合に残念ながら「機能不全家族」は自己治癒力を持って
いない場合があります。自己治癒力の欠如を補うためにカウンセラーが間
に入って、家族内の関係調整を行ないつつ家族機能を高めていくお手伝い
をするというのが「家族カウンセリング」ということになります。家族カ
ウンセリングの弱点はその障害者の家族全員がカウンセリングに参加しな
いと効果がなくなってしまう点ですが、おコンさんの場合はその問題をク
リアできているみたいですね。

 従来のカウンセリングの弱点は当事者の問題を個人化しすぎてしまい、
周囲への働きかけをしないことにありました。家族療法やコミュニティー
心理学はそれを乗り越えようとする試みと言えます。(まだまだ弱点もあ
るんだけどね)


Re: はじめまして 17935へのコメント
No.17946  Tue, 24 Jun 2003 11:08:23 +0900  りる [この発言にコメントする]

おコンさん wrote:

初めまして。ほとんど要点だけのレスになってしまいますが…。

>「家族カウンセリング」というのは、望んですぐに受けられるものなんでしょうか(親は、「それが必要なことなら、付き合う」と言ってくれています)。

親御さんが協力する意志を示してくださっているというのはとても重要なプラス要素です。
(その前=「家族の苦しさを認める」という段階で、拒絶/否認→決裂→家庭内環境が更に悪化、というケースは少なくないのですよ)

>まずは、医者にかかる(投薬なども受ける)→カウンセラーを紹介してもらう→カウンセラーの判断で「家族」でのカウンセリングが必要だと思えばそちらに移行、というのが一般的なんでしょうか。

カウンセラーというのはけっこう意味の広い言葉で、ちょっとややこしいので、
以下は便宜上「臨床心理士」と書きますね。
(これは資格名ですが、資格がなければよくないカウンセラーというわけではもちろんないです。やはり「合うか合わないか」です)

現状では、臨床心理士は「精神科医の補助的立場」とされていて、
「医師の指示がなければ自由に動けない」という場合がほとんどなのだそうです。
(これは看護師の立場について昨今問題にされることと同じ構造といえます。
 つまり、医師/看護師は役割の分担に過ぎず、医療スタッフとしては対等な立場で仕事をするのがあるべき状態ではないかという提言です)
ですが、
「医師(実際の対処は投薬など)と心理士(カウンセリングなど各種精神療法を担当する)が、
 対等な立場でそれぞれのアプローチから患者のケアに当たることが不可欠である」という認識を持つ医師は、
実際はとても少ないのだそうです。
このあたりの認識をきちんと持っている医師であれば、病院内にスタッフとして心理士がいるはずで、すぐに連携をとってくれます。
もしそうでなくても紹介してくれるはずです。
「家族カウンセリングが必要」と既にはっきりお感じなのであれば、医師に最初からそう伝えるのが良いと思います。
適切なカウンセラーをすぐに紹介できない場合でも、
まず医師が「家族同席での診察(心理的に相互に影響している身近な人全員の話をきく、様子をみる)」というのもあります。
経験豊かな医師であれば、当事者としては、これだけでかなり安心できる場合も多いです。

>わたし自身は、昨年始め頃、初めて心療内科を受診し、転居などもあって、2回通院先を変えましたが、(1)どこもしっくりこない(2)薬を飲み続ける気力がなかったし、飲んでも効果が実感できなかった(3)受診+薬代の経済的負担感がイヤ、で現在どこにも通っていません。
>また、カウンセリングも2回、親戚に紹介された人の元へ通いましたが、転居を機にやめてしまっています(転居がなかったとしても、「しっくり感」「経済的」の2点でストップしていたと思います)。

経済問題は「32条」適用になるとかなり軽減されるのですが、この適用についても医師の考え方の差は大きいみたいです。
(基本的には適用基準は「精神科に通院している」だけなんですが。
 それから、国民健康保険以外については私はどうなっているのかよくわかりません。ごめんなさい)
また、そうでなくても、医師と連携した病院内のカウンセラーにかかるのであれば、費用はかなり楽になります。
ただ、やっぱり一番の問題は、おコンさんご自身も言っておられるように「しっくり感」ですよね〜。
「結局は費用の高めな個人開業カウンセラーがしっくりきた」ということも多いようです。

ネット上にはこのあたりの情報を載せているサイトはたくさんあります。
(ただし個人サイトには間違った情報や偏った記述があることもあるので注意が必要です。医療機関のサイトも実は「絶対に正しい」わけではなかったりします)
まずはいろいろと情報収集してみるといいと思いますよ(^_^)


Re: 横から失礼します 17922へのコメント
No.17945  Tue, 24 Jun 2003 01:29:05 +0900  いびつ [この発言にコメントする]

空音 wrote:
>
>プアなことないですよ、コアなんですよ♪

はははは!!笑えました!どうもありがとうございます。
プアではなくて、コアですかぁ。。。。。

コア、コア、コア、コア、コア、コア、これが、私のコアかぁ。。。。。
プアなものが、コアなら、やはり自分は他人の人生に係わってはいけないな。。

>私は友人はいますが、どれだけ親しい人でも直接会うのは2ヶ月に1度くらいです。

そっかぁ、その位の頻度かぁ、、それは、それで違うご苦労が
あるとおもいます。本当によくがんばっていますね。
尊敬してます

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