アスペルガーの館の掲示板(旧)

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Re: ASは境界例人格障害に・・追伸 22106へのコメント
No.22156  Wed, 26 May 2004 19:49:42 +0900  ジョン [この発言にコメントする]

さき wrote:
>私の不安定な考えは、認知の狭さ(ある人の態度の変化の理由が分からない、自分の客観的な状態が分からない)と、今までの失敗から来ているように思います。
>
>皆さんはこういったことはないですか?

私の意見は、ある程度、自分の原因について知ることは必要と思いますが、「ある人の態度の変化の理由が分からない、自分の客観的な状態が分からない」とここまで突き詰めて、自分を責めなくても良いのではないかと思います。

コミュニケーションが苦手、想像性が苦手、ということで、「天からの給わりもの」ぐらいに考えた方が、気が楽と思います。角をためて牛を殺す、といいますが、自分があって、その自分が、病気の自分を世話している訳ですから、やはり、私は、自分の方をいたわってあげたいと思っています。

http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Yurinoki/9387/

もしよろしければ、my homepageにもご訪問下さい。


もう何もうらみたくない
No.22155  Wed, 26 May 2004 19:48:13 +0900  あーたん [この発言にコメントする]

 最近自閉症やアスペが水銀が原因と言う説があるそうですが,私はあえてその説を否定します。原因がわかったってもう治ることはないのですから。
 アスペに伴う精神疾患も今やっと受け入れていこうと決めたばかりです。
 
 もう親を恨むのはたくさんです。受けた仕打ちをうらんだって死んだ相手に文句の言いようがないものね。だからもう静かな気持ちでアスペと墓場まで歩いていたいけど世間。はほんとにうるさいからいやになるよね。


Re: 学校を休むという事 22153へのコメント
No.22154  Wed, 26 May 2004 18:04:35 +0900  人好き [この発言にコメントする]

Tigress wrote:
>館の皆さん、人好きさん こんにちは。お久しぶりです。
>人好きさんが越されてから お子さんの事ずっと気になってました。

お久しぶりです。相変わらず忙しそうですね!

>とうとう来たか!と言うのはよく判ります。
>学校では自分以外のすべての人が、初対面の人ばかり。
>そこの雰囲気になじむまで、また 自分と言う人間を理解してもらうまでの期間は周囲の観察の目にさらされ針のむしろのようですよね。

きっとこの2ヶ月、転校生という目で見られつづけて、すっかり疲れた頃っだったみたいです。弟の方は性格も明るいので慣れてきたようですが、長男は本当に疲れて見えました。(先週くらいから)

>周囲からの観察の中で感じた異なるものをストレートに表現してしまうのが、小学生の実に残酷なところです。

残酷すぎます。傷つく事がわからない年でもないと思うのですが・・・。しかも相手は女の子だったようです。(ぷんぷん!!!)

って一方的に味方してやりたいんですがやはり相手の言い分もあるでしょうし「行儀を直さないからだよ」なんて責めるような事も言ってしまう・・・。

>お子さんの行動と、クラスメイトの行動を良く照らし合わせて、お子さんに教えてあげるのも良いかもしれません。
>うちの息子の場合、他人がとっている行動には批判的でも、同じ事を自分がやっていることに気づかないことが多々ありました。その部分を教えてあげると、自分で気を付けられるようになったことがあります。

よくあるのが、他人が地面に触ったり虫や生き物に触った手を汚いから洗えとしつこく言いつづけます。ほんの少し土などを触っただけでも・・・弟はその被害者。
弟がくしゃみしたらつばがついた、と大騒ぎしながら自分はよだれを手でぬぐってて人に平気で触ったり・・・。几帳面というのとは違うんです。でもそれを指摘するとくしゃみのつばとたれたつばは違う。とか言い出して(苦笑)

今日はクラスのお友達を3人連れてきました。先生の配慮だとみえみえですが、ありがたいと思っています。なによりここ数日見ていなかった本当に楽しい笑顔がみれたので・・・。(驚くほど似たタイプばかりそろえてくれました。おっとりしていて素直でこどもっぽい)やっぱり家庭の中だけで大切にするには限界があり、人は人とかかわらなくては生きていけないものなんだと思いました。

またよく先生に話を聞きたいと思っています。学校での様子を聞いたりするのもいいんでしょうかね?目を光らせておくって言うか、かあちゃんが後ろにいるんだぞーってプレッシャー(?)をかけておくって言うか・・・。

Tigressさんの息子さんは人懐こい人間好きな感じですね。その後元気にお過ごしだと思います。それなりに思いやりや優しさがあって純粋ないい子なのに、違う評価がされると辛いですよね。
ASのルールを守る、まじめ、純粋、嘘がつけないいいところをもっと周りに評価してもらいたいです。「(私を含めて)おまえ達にこんな生き方ができるのか?」って・・・。牛乳のむ口元が変だからって責めないで、独りでぐるぐる回るからって責めないで。でも人の目も大切なんですよね。

>お子さんにとって今はお母さんが力強い味方です。がんばって!

ほんとうにありがとう。ちょっと弱気になってきた時期なんで貴方や、この館の皆さんの言葉が一番心に染みました(涙)


Re: 学校を休むという事 22117へのコメント
No.22153  Wed, 26 May 2004 14:05:36 +0900  Tigress [この発言にコメントする]

館の皆さん、人好きさん こんにちは。お久しぶりです。
人好きさんが越されてから お子さんの事ずっと気になってました。

とうとう来たか!と言うのはよく判ります。
学校では自分以外のすべての人が、初対面の人ばかり。
そこの雰囲気になじむまで、また 自分と言う人間を理解してもらうまでの期間は周囲の観察の目にさらされ針のむしろのようですよね。
周囲からの観察の中で感じた異なるものをストレートに表現してしまうのが、小学生の実に残酷なところです。

ただでさえ学校と言う新しい環境に不安を感じているところへ、自分に対するあまり良くない評価が聞こえてくれば、投稿するのがいやだと思うのは、うなずけます。決して人好きさんが過保護でも過干渉でもないと思いますよ。

お子さんの行動と、クラスメイトの行動を良く照らし合わせて、お子さんに教えてあげるのも良いかもしれません。
うちの息子の場合、他人がとっている行動には批判的でも、同じ事を自分がやっていることに気づかないことが多々ありました。その部分を教えてあげると、自分で気を付けられるようになったことがあります。

また、納得の行かないような言いがかりだった場合、「自分達親が先生と相談してその友達に直してくれるように話すからね」と、まずは子どもを安心させてあげてから、学校での様子を聞くと比較的話してくれました。
事実(あくまでも子どもの話ですが)を確認すると、納得できることも出てきたりしますし、よく判らないところは先生に確認をしたりすることで、親も安心できる部分も出てきました。そのためには何度も先生と話す必要が出てきますが・・・。
その部分についてはきっと人好きさんは苦になさらないでしょう?

息子にある程度納得できるように「この問題についてはこういう風に先生にお願いしたから多分、前のようなことは少なくなると思う」と話をして、まずは1週間なら1週間、学校でお友達の様子を見てみたら?と話していました。

基本的に息子は学校が大好きだったので、「行きたくない」とは言わず、「○×君がいやだ。」と言う表現でした。休み時間は他の学年やクラスのお子さんと遊び、授業になると落ち着かない(他動のせいもあるけど)日々を過ごしていたように記憶しています。おかげで、先生にはかなり睨まれましたけど・・・。
最終的には進級時クラス替えがあったときには、そのお子さんとは違うクラスにしてもらえるように要望を出しました。・・・担任も替えてほしかったぁ〜

友達関係について先回りして根回しするのはどうかと思いますが、状況に応じて対策やクラスを総括する大人に協力を求めることは大切だと思います。クラスメイトにASについての話をしなくても先生が上手に誘導することも可能ですし・・・。
これって、過保護でも過干渉でもないですよ。
お子さんにとって今はお母さんが力強い味方です。がんばって!


Re: ASは境界例人格障害になりやすい? 22106へのコメント
No.22151  Wed, 26 May 2004 12:58:00 +0900  ジョン [この発言にコメントする]

さき wrote:
>AS、そしてADHDのさきと申します。最近病院で、自分の落ち込みやすい面について話をしました。私は、嫌なことがあると受け止め切れなかったりします。このことは人間関係にとどまらず、現実のいろいろなことに対し、安定した考え方を持ちにくい傾向にあります。
>
>皆さんはこういったことはないですか?

ジョンです。
私の場合と良く似ていると思いました。アスペルガーと診断されてから、その感情は、自分の脳の機能のためだ、と思うようになり、過剰な反応をすることに注意しています。

アスペルガーは一般的に非常に傷つきやすく、これは、「ボーダー」とは異なります。自閉症スペクトルの場合、3つ組の障害のうち、「想像力の障害」があります。これは、一定のことにこだわったり、変化が起きると動揺したりすることに現れますが、自分の中で、自分を守ろうというメカニズムに対して、外部から異なる情報が入って来た場合、「想像力の障害」は、それが、良いことであっても、悪いことであっても、「敵」と認識します。このことによって、相手の人は、非常に驚きます。「そんなひどいことは言っていないのに、なぜ、拒否されるのか分からない」状態になります。「嫌なことがあると受け止め切れなかったりします」はそのようなメカニズムから発生します。加えて、3つ組の障害のうち、「コミュニケーションの障害」がありますから、相手の意図がわからず、拒否することが重なる場合もあります。

落ち込みは、1.なぜ、自分は自分の意志に反して、拒否してしまうのか、とか、相手の意思に反発してしまうのか、ということで、起きる場合と、2.「想像力の障害」による落ち込みとあると思います。私もそうです。私も、診断される前は、非常に傷つきやすく、自分で「逆鱗」を持っているのではないかと錯覚したぐらいですが、「自分の脳の働き」と理解することで、傷つきやすさは軽減しました。

私も家内から、「いつ何が起こるか分からない」と私の「安定した考え方を持ちにくい傾向にあります」に対してクレームをよく受けます。

これは、やはり、自分ならぬ、「脳」の機能のため、と理解して、その都度、冷静に反応したほうがいいと思っています。

くれぐれも自分を責めないでください。そのための「診断」だったと思います。

 


Re: 学校を休むという事と、情緒障害教育について 22139へのコメント
No.22150  Wed, 26 May 2004 09:15:50 +0900  人好き [この発言にコメントする]

さめみ wrote:
>うちもよくいじめられました。するとパニック状態となり、大暴れの繰り返しでした。
>長男が1年生の時の担任に、なぜいじめるのか相手の子に聞いて下さいと、児童精神科医が言っているとお伝えしても、一切聞き入れてくれませんでした。
>逆に担任から「学校にはもう来なくていいから!」と言われてしまって…
>あの頃が、一番苦しい時でした。

一口に苦しいといっても、本当に胸が押しつぶされそうな息も出来ないくらいの心の苦しみだった事と想像できます。

>しかし、長男は「学校は楽しいところだって、○○先生が(幼稚園年長の担任)言ってもん!」と泣きながら登校していました。

そうなんです。一度刷り込まれてしまった観念は変えることがなかなか出来なくて、今日も学校に出かけていきました。出かける直前までは元気だったのに出て行くときは一言も話さなくて、今も気になっています。(大丈夫かな?)
>>100%信頼できる安心をあたえてやることです。

学校の中は手が届きません。担任の先生に託して様子を見るしか今の段階ではないように思います。今彼は私になにも頼んでないし望んでないのです。
休みたいとも言わないし、「給食のときだけが(食べ方が汚いと言われたので)いやなだけ」と言ってるし・・・。
担任は(偶然)ベテランの先生で初めの4年間は障害児学級を受け持っていたそうです。不登校の生徒を2年近く毎日迎えに行って学校に復帰させたと言っていました。だから昨日も「迎えに行ってもいいですよ」と言ってくれました。

通級とはどんな制度なんでしょうか?息子が私以外の(じじばばは別)人間と家以外の場所で、気持ちを楽にして時間を過ごせる場所を探しています。
翡翠さんもいわれる通り、家でかくまうだけでは成長はありえません。それに、もう子供から少年に移りつつある今、かくまうだけではやわくなってしまう。ストレスに弱い人間になってほしくないのです。

さめみさんはたくさん勉強されているんですよね、いつも感心させられます。息子さんの1年生のときのお話は以前にも聞いて胸を痛めましたが、本当にそんな先生がいるんですね。びっくりです。


Re: アスペルガーにも光を、皆さん、朗報かもしれません。 22111へのコメント
No.22149  Wed, 26 May 2004 05:36:01 +0900  お茶 [この発言にコメントする]

ジョン wrote:
>アスペルガーはルールを守りますので、相手も守ると誤解してしまいます。

私はASの診断を受けてはいませんので、厳密にはAS的思考とかAS気質といったほうがいいのかな。

でも、本当にそうですよね。ジョンさんと同じで
自分にはわざと人を陥れるという概念はないから、どんな人も信用していました。

最近は自己愛主義者が一般的な考え方だと思ったほうが無難のように感じます。私にはマネできませんけどね。

ASの話題ではないですけど、興味深いサイト
 ttp://www.socius.jp/eco/double.html


  


Re: ASは境界例人格障害になりやすい? 22146へのコメント
No.22148  Wed, 26 May 2004 05:26:45 +0900  POLINECIA [この発言にコメントする]

Lulu_2440さん wrote:
>話は変わりますが、貴方、ひょっとするとasmanさんと同一人物じゃ
>ないでしょうね?(私の思い込みだったらお詫びします。)

違っていたらどうする?(相手が悪かったら荒れるぞ、この手の発言は)

それはともかくとして、
この話題はそろそろ打ち切った方がよさそうだな。
(もうちょっと事実を詰めていきてえ気もするが)
上のコメントを見ているとちーとばかし被害的になってるようだしな。
気の毒だとは思うが。

今のところ俺から言えることは、

「必要以上に医師の診断を自分を拠り所にしたり、ありがたがらない方がいい。
他人から与えられた安心は脆くて弱い。」

「診断については一般的にはどう言われているのかもいちおう把握しておいた方がいいだろう。それを踏まえて独自の見解を語ることは大変けっこうなことだと思う」

ということだ。診断がどうであれ、いい人生を送れることを期待している。
じゃあな。


Re: ASは境界例人格障害になりやすい? 22143へのコメント
No.22146  Wed, 26 May 2004 02:09:15 +0900  Lulu_2440 [この発言にコメントする]

POLINECIA wrote:
>もちろん、この時期にはハンス・アスペルガーの論文は
>既に日本に紹介されていたことを俺は知っているぞ。
>だが、この説明には2つほど事実誤認がある。
>説明の仕方を変えた方がいいと思うのだが。。。

そもそも、なぜ「アスペルガー」が35年前に判明したかというと、私は今からちょうど35年前の6月(13日金曜日!!)に謎の熱病で42度を超える高熱を発して危篤状態になり、一時は当時住んでいた根室市の病院で対応できず、約130km離れた釧路市の病院まで搬送されて一命を取り留めました。
その3週間後に、高熱の影響を確かめるために脳波検査が行われました。謎の熱病の正体が「ウィルス性髄膜炎」だといわれ、脳障害が発生していることが疑われました。
脳障害が疑われたもう一つの原因は、やはり「自閉症」でした。実は謎の熱病からさらに遡ること2年、1967年6月に、やはり当時入院していた釧路市の病院で、(当時は先天性股関節脱臼の手術で入院していた)病棟の看護婦から言葉の遅れを指摘され、病院の近所にあった児童相談所を訪れたところ、担当職員から「自閉症」を指摘されたのであり、これが「自閉症」の最初の診断でした。

ところが、脳波検査の結果は、まったく異常ありませんでした。当時担当だったドクターがASの診断を出したのは、脳波のグラフが根拠だったのでは、と私は思います。

話は変わりますが、貴方、ひょっとするとasmanさんと同一人物じゃないでしょうね?(私の思い込みだったらお詫びします。)


Re: ASは境界例人格障害になりやすい? 22143へのコメント
No.22145  Wed, 26 May 2004 01:24:23 +0900  Lulu_2440 [この発言にコメントする]

POLINECIA wrote:(お久しぶりです)
>Q2:ASと境界性人格障害との合併は多いか?
>
>実際がどうなのかよく分からんが、
>ASと境界性人格障害を鑑別する場合が多い。
>だから両方の診断を併せ持つ人はやはり少ない。
>この点については杉山登志郎医師があちこちの雑誌や本で言及してたぞ。
>
>で、例によって俺の経験では両者を併せ持つ人は少ない。

では、貴方は、私がASだと解っていて境界性人格障害の診断を出したドクターについて、どのようにお考えでしょうか?
杉山ドクターはもちろんですが、私の担当ドクターもプロです。


Re: ASは境界例人格障害になりやすい? 22136へのコメント
No.22143  Wed, 26 May 2004 01:12:22 +0900  POLINECIA [この発言にコメントする]

Lulu_2440さん wrote:
>私の場合は、一昨年9月に人格障害の確定診断の確定診断を受けたときに、
>6歳のときにASの確定診断が出された前後の状況について、当時の担当
>ドクターから説明を求められました。

2問ほどクイズを出しておこう。

Q1:30年以上前にAS(アスペルガーシンドローム)
   という言葉があったでしょうか?
Q2:30年以上に確定診断はできたでしょうか?

もちろん、この時期にはハンス・アスペルガーの論文は
既に日本に紹介されていたことを俺は知っているぞ。
だが、この説明には2つほど事実誤認がある。
説明の仕方を変えた方がいいと思うのだが。。。


Re: なにかをまちがえていたよ 22120へのコメント
No.22142  Wed, 26 May 2004 00:54:50 +0900  さめみ [この発言にコメントする]

あーたん wrote:

お久し振りです。こんばんわ。

>心も体も痛めつけながら「こうすることがわが子のためと信じ込んで。そして5年後体も心もずたずたになって退職に追い込まれました。

>人好きさん、あなたは過保護なんかじゃないですよ。アスペちゃんの親なら一度は通る道です。お子さんはポケットモンスターは好きですか。
> 映画のテーマソングにこんな歌があります。
> どんなに遠くつらい道のりでもいつかたどり着ける
> 歩き出さずに立ち止まってしまえば夢は消えていくだろう
>
> 恐れないで勇気捨てないできみは一人ぼっちじゃない
>
>1年生の私の次女は今あなたのお子さんと同じことを言います。寝る前の子守唄が
>「恐れないで勇気捨てないで」です。かーたんとしてちびにいってやれるのはこの言葉だと信じて。

あーたんさんが、これまで頑張られて来ましたことは、感服のほかありません。
だからこそ、あーたんさんは誰にでもやさしい言葉を掛けられるのだと思います。
あーたんさんのお子さんたちは、かーたんの背中をしっかりとみて育っているのだと思います。いい子に成長することと思います。
私もあーたんさんを見習って、頑張りたいと思っております。


Re: ASは境界例人格障害になりやすい? 22140へのコメント
No.22141  Wed, 26 May 2004 00:45:05 +0900  POLINECIA [この発言にコメントする]

Q1:ASと合併しやすい障害は何か?

・気分障害
・トゥレット症候群
・強迫神経症と強迫症状
・統合失調症および幻覚妄想状態
・分裂気質
・反社会的行動行動など(人格障害ではない)
・カタトニア

参考にした文献は

大田昌孝「アスペルガー症候群の成人精神障害」
    『精神科治療学』1999年第14巻第1号 
だ。ま、医学論文てのは研究の進展が早くて寿命が短いのが難点だがな。
ともあれ、診断について語る時は、
一般的にどう言われているのかを踏まえておくことはお勧めするぞ。

ついでにこれは本の紹介だ。
星和書店から今年こんな特集号が出るらしい。

『精神科治療学』(月刊)2880円
毎月 19日発行
9月号と、10月号特集「アスペルガー症候群ー思春期以降の対応ー」

内容は分からんが医学論文雑誌だから診断のことには詳しかろう。


Q2:ASと境界性人格障害との合併は多いか?

実際がどうなのかよく分からんが、
ASと境界性人格障害を鑑別する場合が多い。
だから両方の診断を併せ持つ人はやはり少ない。
この点については杉山登志郎医師があちこちの雑誌や本で言及してたぞ。

で、例によって俺の経験では両者を併せ持つ人は少ない。
いわゆる境界例の人が行うような感情に訴える駆け引きは、
少なくとも今の療育では自閉人には身につかねえだろうと踏んでるからだ。
俺が面を出している支援組織には何人かASのお嬢さんがいるが、
正直な話、悪い男にだまされやすいな。
俺としちゃあ、その嬢ちゃんたちが笑顔と涙で男をたらしこめるぐらいの駆け引きできるようになりゃ一安心なんだが、どうもそこまでは無理があるらしい。


Q3:他の人格障害との関連は?

分裂病質人格障害との合併例は報告されているし注目されもした。
だが、この人格障害は他人との緊密な人間関係に耐えられず、
あまり駆け引き的なことはできねえ。
これがASと合併すると言うならばしっくりいくな。

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