アスペルガーの館の掲示板(旧)

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Re: お仕事です! 4744へのコメント
No.4748  Mon, 14 May 2001 23:19:34 +0900  Maria [この発言にコメントする]

ミッドランドさん wrote:
>実は僕の職業は、歯科技工士なんです。

 すごいすごい。歯科技工士さんって、黄楊の台の上に蝋石の歯を据えて、それを木賊で磨きあげる……っていうあれでしょう?(←今もそうなのか?(^_^;) by Mr.Moto)

 なんだか憧れてしまいます。義足なんかもそうだけど、「人間にいちばん近い道具」ですから。

 あたしの職業はコンピュータのプログラマーなのですけど、現在のところ「人間からいちばん遠い道具」のような気がしています。ですから、ときどきユーザさんの顔が見えなくて悩んじゃったりします。

> 話は変わって
> Mariaさん 、するどい分析ですねー……ホント僕もそんな風に思われている
>ような気がしてなりません。「エゴイスト」などと思われてはマイナスですか
>ら、何とか誤解を解く方法を見つけださなきゃなりませんね。

 そういえば、「エゴイスト」という香水があったような気がします。もともと「エゴイスト」ってそんなに悪い意味じゃないのね。「しっかりした自分を持っているひと」だから。「自己中心的」は「エゴセントリック」で、「利己主義者」は「エゴティスト」。

 職人的な職業に就いているひとは、多少偏屈に見えるくらいのほうが、人間関係がうまくゆくように思います。人に迎合して、自分を曲げることのないように。自分で納得のゆく仕事を続けてゆけば、たぶんうまくゆくと思います。

 今日は白Mariaさんなあたしだったりする Maria


お大事に 4746へのコメント
No.4747  Mon, 14 May 2001 23:07:53 +0900  武田好史 [この発言にコメントする]

なおみの夢 wrote:
>Mariaさん、青りんごさん、あさかぜさん。
>励ましをありがとうございました。優しい言葉をかけていただいて、本当に
>心の力になりました。
>怪我の方は、皮下出血がおさまったらしく、ぱんぱんに腫れ上がった肘も
>少し小さくなりました。が、その部分にたまっていた出血が腕全体に分散
>され、いつもの1.5倍にふくれています。
>おまけに真っ黒です。
>最初にぶつけたふとももは、十センチ四方に真っ黒で腫れ上がっています。
>今、湿布がお友達。
>皆さんもくれぐれも気をつけてくださいね。
>
>少し元気になったのは、皆さんの励ましのお陰と、土曜日に届いたお手紙の
>お陰です。
>去年から、子供の学校で、本の読み聞かせボランティアをしていたんですね。
>私の子が、なにかと先生のお世話になっているし、沢山の、息子への見えない
>善意への感謝を、なにかでお返ししたかったんです。
>
>一年生と二年生だけだったのですが、真っ直ぐな目でみつめ、感じた事を、
>沢山の子供たちがカードに書いて、送ってくれたのです。
>地雷のこととか、差別のこととか、難しいかな。と、思ったりしたけど
>ちゃんと、子供たちは理解していたんですね。涙がとまりませんでした。
>こういうときの涙を、私は、慈雨だと思っています。ありがたいです。
>一年近く、月に一度の交流でしたが、私の方が、支えられつづけました。
>
>わたしは、逞しそうに見られもしますが、結構脆い人間です。いろんな
>ことに敏感で、また、言葉を大切に思っているので、真っ直ぐに受け止め
>すぎてしまいます。私は、ここでいう普通の人ですが、皆さんとお付き合い
>(?)している方が、楽しい。
>
>読み聞かせの件も嬉しい事ですが、見えない思いやりを遠くにいても、
>沢山感じました。「まかせなさい」と言ってくれる人が、「大丈夫?」と、
>言ってくれる人が、この世にいったい何人いるんだろう。
>心強く、本当に嬉しかった。ありがとう。感謝、感謝です。
>ドリキャスつないだら、思う存分メールするね。
>     感謝で泣きの入ってる全治一ヶ月の「なおみの夢」でした。
>     
 とにかくお大事にしてください。蛋白質とカルシュウムを体質にあった食材から、しっかり取るといいですよ。


いろいろ励ましありがとう
No.4746  Mon, 14 May 2001 22:49:37 +0900  なおみの夢 [この発言にコメントする]

Mariaさん、青りんごさん、あさかぜさん。
励ましをありがとうございました。優しい言葉をかけていただいて、本当に
心の力になりました。
怪我の方は、皮下出血がおさまったらしく、ぱんぱんに腫れ上がった肘も
少し小さくなりました。が、その部分にたまっていた出血が腕全体に分散
され、いつもの1.5倍にふくれています。
おまけに真っ黒です。
最初にぶつけたふとももは、十センチ四方に真っ黒で腫れ上がっています。
今、湿布がお友達。
皆さんもくれぐれも気をつけてくださいね。

少し元気になったのは、皆さんの励ましのお陰と、土曜日に届いたお手紙の
お陰です。
去年から、子供の学校で、本の読み聞かせボランティアをしていたんですね。
私の子が、なにかと先生のお世話になっているし、沢山の、息子への見えない
善意への感謝を、なにかでお返ししたかったんです。

一年生と二年生だけだったのですが、真っ直ぐな目でみつめ、感じた事を、
沢山の子供たちがカードに書いて、送ってくれたのです。
地雷のこととか、差別のこととか、難しいかな。と、思ったりしたけど
ちゃんと、子供たちは理解していたんですね。涙がとまりませんでした。
こういうときの涙を、私は、慈雨だと思っています。ありがたいです。
一年近く、月に一度の交流でしたが、私の方が、支えられつづけました。

わたしは、逞しそうに見られもしますが、結構脆い人間です。いろんな
ことに敏感で、また、言葉を大切に思っているので、真っ直ぐに受け止め
すぎてしまいます。私は、ここでいう普通の人ですが、皆さんとお付き合い
(?)している方が、楽しい。

読み聞かせの件も嬉しい事ですが、見えない思いやりを遠くにいても、
沢山感じました。「まかせなさい」と言ってくれる人が、「大丈夫?」と、
言ってくれる人が、この世にいったい何人いるんだろう。
心強く、本当に嬉しかった。ありがとう。感謝、感謝です。
ドリキャスつないだら、思う存分メールするね。
     感謝で泣きの入ってる全治一ヶ月の「なおみの夢」でした。
     


NHK首都圏ネットワーク 5月16日(水)18:00〜18:58  
No.4745  Mon, 14 May 2001 22:26:05 +0900  けやき管理人 [この発言にコメントする]

NHK首都圏ネットワーク 5月16日(水)18:00〜18:58 の中
で、「特集 アスペルガー症候群の子ども達」を放映する予定。

ただし、都合により変更することがあります。

詳しくは下記で。

 http://www.nhk.or.jp/syutoken/net/
〒150-8001 NHK 「首都圏ネットワーク」
 FAX:03-3485-6699


お仕事です! 4736へのコメント
No.4744  Mon, 14 May 2001 22:22:03 +0900  ミッドランド [この発言にコメントする]

>かおりさん wrote:
>>言われた事を完璧にやろうとする。頼まれるといやと言えない。人に頼む
>>のが苦手、口で説明するのも苦手。教えた事を完全に忘れられるのが嫌い。
>>スケジュールを立てて、その通りに実行するのが好き。上手く運ばないと
>>苛苛する。

Mariaさん wrote:
> 男の人の場合、仕事ができるひと、とくに技術者は意外に内向的で内攻的です。>だけど、外から見た印象はまったく逆なのね。自分に厳しいかわりに他人にも厳>しい完全主義者。これは、「自分の世界」を完璧に保っているために、自分がで>きることは全部する、という態度です。だから周囲からは自分のことしか考えな>いエゴイストにだと思われることが往々にしてあります。

 これ、そのまま僕にあてはまりますねー。(仕事ができるかどうかは別として)
 実は僕の職業は、歯科技工士なんです。
 一応、四年制大学は卒業したのですが、大学在学中に自分が会社でやっていけるか疑念と不安が生じ、はなから就職活動を放棄しました。
 僕みたいなヤツができる仕事があるだろうかと模索していて、その末見つけた仕事が、今の仕事でした。
 大学卒業後、あらためて歯科技工士学校に入学し、国家試験に合格。2年前に今の職場である歯科医院に就職しました。
 
 僕の仕事振りはというと、上記のかおりさんがおっしゃっていることそのままです。朝「今日はこれだけのことをやる!」と思っても、そのとおりに行かずがっかりしたり、自分の訊きたいことがうまく伝えられず、悩んだり。
 一度だけ、院長先生にアスペのことを話しました。アスペ自体についてはよくわからなかったようですが、「通常の人とは少し事情が違う」ということは理解してくださったので、安心しました。
 その意味で、僕は運良く恵まれた職場にいるようです。
 
 話は変わって
 Mariaさん 、するどい分析ですねー・・・ホント僕もそんな風に思われているような気がしてなりません。「エゴイスト」などと思われてはマイナスですから、何とか誤解を解く方法を見つけださなきゃなりませんね。

 そして、かおりさんへ
 いろいろと悩まれているようですが、まずはこの場で意見交換をしてみてはいかがでしょうか。僕も新参者ですが、この場に出てから少しは気が楽になったように思います。
  


Re: いつ知った? 4709へのコメント
No.4743  Mon, 14 May 2001 21:57:35 +0900  なおみの夢 [この発言にコメントする]

Maria wrote:
>
> ただし、それは「相手の痛みを引き受けてしまうと自分にとって苦痛だから抑圧してしまう」とかいったものではなくて、そもそもそういう「共感能力がない」人間だったりするわけです。で、あたしはこの部分に一時期めちゃめちゃ魅かれました。
> 「世の中には壊れたロボットが人間のふりをして紛れこんでいるのだ。そんなものはぶっ壊しちゃってどっかに棄てちゃっても、バレなかったらべつに罪でもなんでもないんだ」。一時期はそこまで行っちゃっていました。あたしはある種の人々に対して、同情や共感といったものを持つことを放棄しちゃったんです。

普通の人のわたしもそうです。
>
> ところが、そういう精神状態に身をおいていたら、感覚というか感性が、そっちに寄ってきた感じがするんですよ。
>
> たとえば、人間のオーラのようなものが見えるようになってしまいました。べつに「本当に色がついている」わけではないのだけれど、「そのひとだけははっきりと色がついて見える」人から「古いモノクロのテレビの中の映像のように見える」人までいろんな人が世の中にはいて、中には極彩色で後光まで射してるようなひとだっていたりするわけです。
> 私はキリスト象や仏像の意味がその時にはっきり分かったような気がしました。そーかこれって最初は写実だったんだぁ。そう思いました。

実は私も感じます。悪い想念の人は、本当に黒く見えます。
以前、
スーパーで偶然万引きを目撃しましたが、その少し前、その人が真っ黒で
どうしたんだろうと思いました。
>
> もっとも、このオーラと人間としてのよしあし、みたいなものはほとんど関係なくて、単に感情移入できるかできないかの差だったりします。「ああ、こいつ解ってない」と思った瞬間に、すぅっと色が抜けてしまって、言葉が言葉でなくて単なる音になってしまって言葉の意味が頭に入ってこなくなる、ということもありました。こういう人は目の前で苦しんでいても、ただ鬱陶しいだけです。ハエとかゴキブリのように、なんかでひっぱたいて止めを刺してどっかに捨てちゃいたくなります。

ごめんなさい。そこまでは思わないけど、極論とすれば、この感情もわかりますよ。

> 世の中の身勝手な連中にしてみれば、他人っていうのはこういう存在でしかないんだろうな、とはっきり解りました。ですからあたしは社会のダニみたいな連中は人権だのなんだのとうざったいことを言わずにさっさと殺しちゃったほうがいいと思ってます。

わーお。Maria的。またしても極論だけど、わかるよ。
>
>ASの妻もどきさんやあさかぜさんはもともとはっきりしたオーラをもっている人だと感じました。だけど、ちょっと「世の中」というものと距離を置いて、あまり心の中に波風を立てたくない、といった「現在静養中」の札が下がっているようなひとのように見えました。だけどなんかこう……きれいなというか、いい匂いのしそうなというか、そういう感じだったんですね。そういうひとを見つけると、私は猫のようにすりよってしまいたくなります。すりすり。ごろごろ。

はい。すりすり。ごろごろ、していいよ。
あさかぜさんは、さわやかな六月のカーテンを揺らす風の人。って思ってます。
私の事、はっきりとしたオーラを持っている人。との事。なんか嬉しい。
>
> 青りんごさんはぼかっと明るくてあったかくて、聖人伝に出てくる愛と真実の使徒、みたいなシンプルなオーラを感じます。太陽みたいな感じかな? 甘えたがりの人が寄ってきそうな感じ。逆にTienさんは夜を照らす明かりです。悲しかったり傷ついたりした人に好かれそうな優しい明かりです。

本当にそのとおり、青りんごさんには、ついすりよって行きたくなる。
Tienさんはあのね。って自分をだして、静かに聞いてもらいたくなる。
みんな、素敵な人。Mariaさんもね。もっとあなたを知りたくて、本を注文中。
>
> ですから、「自閉症」の人というのは、あたしより色が薄くてコントラストが弱い世界に住んでいるように思います。普通の人は世界全体に色がついていて、コントラストも普通。

> つまり「カクテルパーティ効果」のように、「自分に関係のある話はちゃんと聞こえるのだけれど、自分とは関係ない話はざわざわとした騒音にしか聞こえない」みたいな情報選択能力を発達させることで、世の中と折合っているわけです。世の中には母親になると子供の泣き声だけははっきり聞こえる、みたいな話がありますから、後天的に自分をそういう状態に持ってゆくことはそれほど特異なことではないように思います。

はい。どんなところに居ようと、自分の子の声は、はっきりと解ります。
沢山の人ごみの中でも、自分の子は、浮き上がって見えます。
子育て中は、後頭部に目がついて、見えるようになります。ならない人も
いるみたいだけど・・・。だから、特異なことではありません。
脳のある部分を使っているんだと思います。
>
> むつかしい話になっちゃってごめんなさい Maria

いえいえ、いつもながら、楽しかった。いつもありがとう。
     少し、元気になった「なおみの夢」


Re: はじめまして 4741へのコメント
No.4742  Mon, 14 May 2001 20:53:12 +0900  かおり [この発言にコメントする]

くるとさん、さくらかのえさん、Mariaさん、
レスありがとうございます。

皆さんのコメントで、少し気分が楽になりました。とにかく自分をどっかの範疇にいれたかったのだと思います。今回いろいろ考えるようになった一番のきっかけは、私は今アメリカで働いているということなのかも知れません。3年になります。英語は一番苦手な教科だったのに、なぜか来てしまいました。最初はカルチャーショックなのかと思いましたが、じゃ日本で上手くやっていたかと言われるとどうもそうじゃなかったような。とにかく、日本で自分の居場所がない気がしていました。アメリカで自分の居場所を見つけたかと言われるとそれもまだな気が。ただ、ホームシックになることもなく、自分を見詰める時間が出来てしまった、という感じです。土日に働くなんて、というお国柄です。その時間で自分を見詰めた結果が、鬱、アスペルガー、アダルトチルドレンなどなど、ちょっとマイナスイメージです。もっとも、一人で寂しいかと聞かれると、そうでもないような。とにかく、人との付き合いのタイミングが難しいです。自分の調子のいい時は相手が見付からず、一人になりたい時になぜか声を掛けられる。また今度が、明日なのか、来週なのか、、、仲の良い友人とあった後も疲れた気がします。
結局、自分は自分なのですが、人に分かって貰うのが大変で疲れて。でも、誰に分かって貰いたいのかなとも考えたりします。
何とか気を楽に、楽にと言い聞かせながら、また、お邪魔させていただきます。

かおり


Re: はじめまして 4732へのコメント
No.4741  Mon, 14 May 2001 18:40:22 +0900  くると [この発言にコメントする]

かおりさん。はじめまして

 LDの診断を受けているくるとです

かおりさん wrote:
>私について書き出しますので、どなたか私が何なのかを教えて下さい。

 診断を下すことはできませんが、ちょっとだけ内容整理を…

> 1.人とのコミュニケーションが苦手。
(中略)
> 2.本さえ読んでいれば幸せ。
(中略)
> 3.幼稚園では虐められていた。
(中略)
> 4.とっさの臨機応変が苦手。
(中略)
> 5.家庭環境は上等の部類に入る。
(中略)
> 6.学校の成績。良好。大学も出て、博士号まで持っている。
(中略)
> 7.仕事。言われた事を完璧にやろうとする。
(中略)
> 8.写真を取られるのが嫌い。

 ほとんど自分のこと把握できているような気がします。これが
かおりさんなのではないでしょうか。あとは今悩んでいることが
何なのかがわかれば、もう少し整理できそうです。

 ご迷惑でなければ教えてください。では


Re:Re: 男が家事してなにが悪い! 4738へのコメント
No.4740  Mon, 14 May 2001 14:10:49 +0900  Maria [この発言にコメントする]

I wrote:
> あと、悪いのはいわゆるフェミニスト。上野千鶴子さんなんかも、「家事」
>というのは女のものだという立場で、男はしょせん「お手伝い」しかできない
>と考えています(吉本隆明さんが、対談のときにその話で頭ごなしに馬鹿にさ
>れてました。あれってひどいと思う)。

さくらかのえさん wrote:
>わたしは、いちおう自分の中にフェミニズムの基本的な考え方を取り込んでいる
>人だったりするので、「いわゆる」よばわりや、フェミニストは嫌いだとか悪い
>とか言われると、一日中いや〜な気持ちでそれについて考えることになってし
>まいます。

>一口に「フェミニスト」といっても個別にいろんなタイプの人、細かい部分で
>の考え方の相違や活動方法の相違があるわけで、カテゴリーごと否定するのは
>やめていただきたい。

 誤解を与えてしまいまして誠に申し訳なく存じます。ごめんなさい。慎んで訂正させていただきます。

<原文>
 あと、悪いのはいわゆるフェミニスト。
<訂正文>
 あと、悪いのは“いわゆる”フェミニスト。すなわち、マスコミにおいてフェミニストの典型とされる、戦闘的で、現代社会を「男社会」と決めつけ、あらゆる男性に対してステレオタイプな「搾取の構造としての男社会に無自覚のうちに加担することによって女性を支配し搾取している男性」像を張りつけて必要以上に男性と女性の間の対立を煽り、ヒューマニズムの下位概念としての真のフェミニズムに対する偏見を生んでいる自称フェミニストです。

 あたしは「自分は(単なる女好きであるという意味ではない)フェミニストである」と自認し、かつ公言している人だったりするので、少なからぬ比率で存在する感情的な反フェミニズムの尻馬に乗っかってる軽佻浮薄な馬鹿どもと同一視されたりすると、三日くらいはいや〜な気持ちでそれについて考えることになってしまいます。

 わたしは細かく論理的に説明するのが得意なのでひとつひとつに対して徹底的な反論を加えてもよいのですが、それは『アスペルガーの館の掲示板』の主旨に反するのでやめておこうと思います。

 一般にマスコミに登場する「フェミニスト」というと、まず「フェミニスト」というカテゴリー自体に対する否定的な姿勢がマスコミにあり、その結果「フェミニスト」の中のごく一部の「敵役として適当な人々」をフレームアップする傾向にあります。その結果、個別にいろんなタイプの人おり、細かい部分での考え方の相違や活動方法の相違があるという部分が見落とされてしまっています。

 あたしはマスコミ主導で作り上げられた「いわゆるフェミニスト」のイメージを破壊するところから始めないといけないと思うぞ。でないと単に男と女であるというだけで、味方どうしが喧嘩するみたいなことになっちゃうし。

 フェミニズムと男尊女卑は両立すると思っている Maria


Re: 男が家事してなにが悪い! 4735へのコメント
No.4738  Mon, 14 May 2001 13:10:21 +0900  さくらかのえ [この発言にコメントする]


>Mariaさん wrote:
>> あと、悪いのはいわゆるフェミニスト。上野千鶴子さんなんかも、「家事」というのは女のものだという立場で、男はしょせん「お手伝い」しかできないと考えています(吉本隆明さんが、対談のときにその話で頭ごなしに馬鹿にされてました。あれってひどいと思う)。
>


わたしは、いちおう自分の中にフェミニズムの基本的な考え方を取り込んでいる人だったりするので、
「いわゆる」よばわりや、フェミニストは嫌いだとか悪いとか言われると、
一日中いや〜な気持ちでそれについて考えることになってしまいます。
わたしは細かく論理的に説明するのが得意ではないので、
ひとつひとつに反論はしませんが、
一口に「フェミニスト」といっても個別にいろんなタイプの人、
細かい部分での考え方の相違や活動方法の相違があるわけで、
カテゴリーごと否定するのはやめていただきたい。


Re: はじめまして 4732へのコメント
No.4737  Mon, 14 May 2001 12:52:43 +0900  さくらかのえ [この発言にコメントする]

かおりさん、はじめまして。
自分が何なのか、知りたい気持ちはわたしにもあるので、
そのお気持ちはわかるように思いますが、
自分がなにかということは究極のところ自分で考えるしかありません。
専門家ではないので、かおりさんが何なのかを判断することはできませんが、
かおりさんのあげておられる項目はわたしにも思い当たることが多いです。
わたしは自分を「自称・アスペルガー症候群的傾向のある「健常者」」
だと定義しています。アダルトチルドレン的なところもあります。


Re: はじめまして 4732へのコメント
No.4736  Mon, 14 May 2001 10:23:57 +0900  Maria [この発言にコメントする]

かおりさん wrote:
>(前略)とても長くなってしまいましたが、自分自身を見つけたいので宜しく
>お願いします。

 かおりさんはあたしの分身なのではないかというくらいあたしに似ているように思います。

 えー、説明をする前に、説明の説明。現在の心理学の中心は「行動心理学」といって、その人の行動を見ます。これとは逆に、「内観心理学」といって、「その人が感じていること」を中心に据えた心理学もあります。周りの人が「どうしてあの人はあんなに卑屈なんだろう」と思い、自分が「どうして周りの人はあんなに自分を過大評価するんだろう」と思っていたとすると、行動心理学と内観心理学では説明が食い違っちゃうことも起こりかねません。こういう場合、「客観的評価」なんていうものは存在しませんし。

 ですから、たぶんこれからあたしのする説明も、ちょっとズレて聞こえるかもしれません。そこのところは「自分の立場から判断と他の人の立場から見た判断というのは、けっこう違うものなのだな」と思いながら聞いていただきたいと思います。

>最近どうも自分が世間の範疇からすると‘鬱’状態らしいことに気づきました。

 人間の性格を、「内向的/外向的」「内攻的/外攻的」の二つの軸で捉えることがあります。かおりさんのいう「鬱」状態は、「内向的」で「内攻的」な性格のことなのではないかと思います。相手そのものを見る以前に、相手が自分をどう見ているかが気になってしまう。内向的なひとはそうです。で、自分がしたこと、あるいはしなかったことが気になる。何かの原因を、まず自分の責任に帰してしまう。内攻的なひとはそうです。だいたい女のひとというのは、若いうちは男性にくらべて内向的で内攻的です。で、外向的かつ外攻的になると、「おばさん」と呼ばれるようになります。

 男の人の場合、仕事ができるひと、とくに技術者は意外に内向的で内攻的です。だけど、外から見た印象はまったく逆なのね。自分に厳しいかわりに他人にも厳しい完全主義者。これは、「自分の世界」を完璧に保っているために、自分ができることは全部する、という態度です。だから周囲からは自分のことしか考えないエゴイストにだと思われることが往々にしてあります。
 かおりさんは、「几帳面なところとズボラなところが両極端」とか言われたことがありませんか? だとすると、「のほほんな自分」をアピールする(緊張感のないファッション、緊張感のない口調、緊張感のない態度など)ことで、だいぶ人間関係が楽になります。「刑事コロンボ」のジョー・コロンボ警部は、このタイプです。

>人とのコミュニケーションが苦手。

 普通です。
 「時として、ただの質問をあたかも自分を非難、糾弾しているように受け止める」というのが問題といえば問題なのですけど、これは対人関係に自信がないとどうしてもこうなります。ついつい「自分は試されているのではないか」「自分は値踏みされているのではないか」と考えてしまいます。「公園デビュー」だとか「PTAの会合」だとかに出るお母さんというのは、ほとんど被害妄想に近いレベルにまでこの状態におちこんでいます。
 男の人の場合、仕事上のおつきあいとなると、やっぱり同じ苦労をしています。
 相手の言うことをよく聞き、頭の中で整理し、あらためて自分の言葉で説明して確認をとる、ということで、自分のペースに引き込む(野球のピッチャーとバッターの駆引きみたいなものです)というのが効果的です。ちょっとぼんやりしていて頭の悪そうな自分をアピールしておくと効果的です。


>自分が一番幸せな状況は、本があって、誰にも邪魔されないこと。

 あとはおいしい紅茶だな。ふつうです。

>幼稚園では虐められていた。といっても肉体的というよりは精神的に。何か
>人と違う事を言ったらしくその後ずーとシカトされていた。でも本人は別に
>何とも思っていなかった気が。友人が出来たのは中学校、高校になってから。

 年上の従姉に勉強を教わっていて、けっきょく「いろいろ教えてくれるひと」とはうまくコミュニケートできたように思います。友人といっても遊び仲間というより、何かの点で尊敬できるひと、というのではないでしょうか。

>一度経験すると二度目からは対処出来るが初回はまずパニックに陥る。言葉で
>言われても駄目で、実際に見るか読むかしないと理解出来ないこともある。

 非難訓練というのが何のために行なわれるかを考えると、誰でもそうなのだと言うしかありません。ふつうです。

>本さえあれば機嫌のいいおとなしい子と自慢のよい子だった?

 うちは両親が共稼ぎだったので、「とにかく本だけ与えておけば手がかからない」と喜ばれていました。だけど、「子供向けの本」は嫌い。愛読書は百科事典でした。

>学校の成績。良好。大学も出て、博士号まで持っている。学校に行くのは好き
>だった。

 ここだけは違うようです。あたしは学ぶことは好きでしたが、成績はあまりよくありませんでした。それでも日本大学理工学部航空宇宙工学科を卒業してはいますが。

>でも、給食時間と休み時間はあまり好きでなかった気が。高校までは、毎日図
>書館から本を借りて読んでいた。漫画も好き。

 中学・高校と図書委員でした。高校では準備室でお弁当を食べ、放課後はだいたい図書館にいました。手塚治虫さんの『火の鳥』あたりから、図書館にマンガの蔵書を増やしてゆきました。

>言われた事を完璧にやろうとする。頼まれるといやと言えない。人に頼む
>のが苦手、口で説明するのも苦手。教えた事を完全に忘れられるのが嫌い。
>スケジュールを立てて、その通りに実行するのが好き。上手く運ばないと
>苛苛する。

 ふつうです。マニュアルを書き、プロジェクト管理手法を学び、PERT/CPMを活用することで対処してきました。

>写真を取られるのが嫌い。

 素敵に撮ってくれるんならいいんですけど、あたし写真うつり悪いんですよねー。

>どなたか私が何なのかを教えて下さい。

 「軽度の実存神経症」ではないでしょうか。あたしは「研究すること」「文章を書くこと」「プログラムを書くこと」、そしてこの『アスペルガーの館の掲示板』で発言することで、自分を確認しています。
 そうそう、現在発売中の『数学セミナー』の六月号の『エレガントな解答を求む』に、正解者としてあたしの名前が載っています。「解答2」について幾何学的な証明を行ないました。なお、あたしは東京都在住で、ξさんでも川崎市雄さんでもありません。

 「何かを発表する」というのは、いいことかもしれません。「発表せざる者、滅びよ!(Publish or Perish!)」と言うではありませんか。期待しています。

 (Maria)


Re: 男が家事してなにが悪い! 4691へのコメント
No.4735  Mon, 14 May 2001 10:14:35 +0900  シュッツ [この発言にコメントする]

Maria wrote:
> あと、悪いのはいわゆるフェミニスト。上野千鶴子さんなんかも、「家事」というのは女のものだという立場で、男はしょせん「お手伝い」しかできないと考えています(吉本隆明さんが、対談のときにその話で頭ごなしに馬鹿にされてました。あれってひどいと思う)。

話がずれますが、上野千鶴子も吉本隆明も「自閉症心因説」だそうなので嫌いです。


Re: 今の生活に疲れています 4729へのコメント
No.4734  Mon, 14 May 2001 08:45:15 +0900  青りんご [この発言にコメントする]

武田好史 wrote:
>
> 引きこもりをしているやつでさえ、かなりの人は家事をやっているよ。

だとすると「ひきこもり」って「家事手伝い」とか「花嫁修業中」とか「専業主夫見習い」と同じだと思います。問題は家族が受容できるかできないかという事だと思うな。

>無理をしなくていい、三日坊主でもいい、とにかく一日一個でいい、とにかくやってみよう!
> まず、自分の部屋でも片づけてみたら・・・・

ひぇぇぇ〜。ごめんなさい。
今日から、掃除しますぅ〜。

      家事ほど嫌いなものは無い  青りんご


まぁなぁ…。 4731へのコメント
No.4733  Mon, 14 May 2001 04:42:07 +0900  ぴよ [この発言にコメントする]

私は、Mariaさんの書いたことに賛成です。
まぁ、気楽にいきましょう。

追伸。
「ここは、こうしたほうがいいのでは?」
と気がついたら、書ける時には補足したいと思います。

ですので、あまり気にしすぎず、書き込めばいいんじゃないかな。


はじめまして
No.4732  Mon, 14 May 2001 02:37:01 +0900  かおり [この発言にコメントする]

初めまして。
最近どうも自分が世間の範疇からすると‘鬱’状態らしいことに気づきました。
でも、いつから始まったのかと考えた時、多少の起伏があるものの、幼年期からすでに私は今の私であった気がします。。鬱について書かれたHPも見ましたが、今一つしっくりしません。先日、Donna Williamの「自閉症だったわたしへ」とその続編を読みました。その中の幾つかが自分にも当てはまる気がしました。でも、自分がアスペルガー症候群なのかの確信がつきません。このHPを見て、もしかして「アダルトチルドレン症候群」なのかも知れないとも、考えています。私について書き出しますので、どなたか私が何なのかを教えて下さい。
1.人とのコミュニケーションが苦手。
自分から話し掛けるなんてとんでもない。特に初対面の人。名前を覚えてから3回ぐらい会って初めて自分から話し掛ける勇気が出る。話し掛けられてもどう答えて良いのか分からない。いきおい、無愛想になる。質問の意味を取り違える。時として、ただの質問をあたかも自分を非難、糾弾しているように受け止める。人と目を合わせるのが苦手。言葉を忘れる。後から、言うべきだった言葉を思い出す。
2.本さえ読んでいれば幸せ。
自分が一番幸せな状況は、本があって、誰にも邪魔されないこと。読んだ本について議論する事は殆ど無い。良い読書の日の次の日は新しい人に会ってもそんなに苦痛でない。でも、やっぱり人に会うと疲れる。いちおう何でも人が勧める事を試して見るが、大概は長続きせず、結局読書に戻る。
3.幼稚園では虐められていた。といっても肉体的というよりは精神的に。何か人と違う事を言ったらしくその後ずーとシカトされていた。でも本人は別に何とも思っていなかった気が。友人が出来たのは中学校、高校になってから。
4.とっさの臨機応変が苦手。
一度経験すると二度目からは対処出来るが初回はまずパニックに陥る。言葉で言われても駄目で、実際に見るか読むかしないと理解出来ないこともある。
5.家庭環境は上等の部類に入る。
本さえあれば機嫌のいいおとなしい子と自慢のよい子だった?物をねだるとか甘えるのは苦手だった。中学校のあたりから少しそれらしい事をしたが、どうも他の子を見てるとやり方とか雰囲気が違うような気が。
6.学校の成績。良好。大学も出て、博士号まで持っている。学校に行くのは好きだった。授業中は人に話し掛けなくてもいいから。でも、給食時間と休み時間はあまり好きでなかった気が。高校までは、毎日図書館から本を借りて読んでいた。漫画も好き。
7.仕事。
言われた事を完璧にやろうとする。頼まれるといやと言えない。人に頼むのが苦手、口で説明するのも苦手。教えた事を完全に忘れられるのが嫌い。スケジュールを立てて、その通りに実行するのが好き。上手く運ばないと苛苛する。
8.写真を取られるのが嫌い。

とても長くなってしまいましたが、自分自身を見つけたいので宜しくお願いします。


Re:Re: 今の生活に疲れています 4729へのコメント
No.4731  Mon, 14 May 2001 02:07:23 +0900  Maria [この発言にコメントする]

武田好史 wrote:
> 入院なんかするよりも、一日一つでいいから、周りの人を喜ばすことを
>やりなさい。そうすると人生楽しくなるよ。

 だぁ〜かぁ〜らぁ〜、「自分のすることが本当に相手に喜んでもらえるのだろうか。ひょっとしたら、余計なおせっかだと思われたりしちゃうんじゃないだろうか」みたいな気分になっちゃうんだってばぁ〜! そういう時は、じたばたしないほうが楽ですよ。

> 精神病院は楽できるというのは、大間違え!
 セルフケアすらできないところまで追いつめられちゃったときは、精神病院を利用するのはいい選択肢だと思います。

> 引きこもりをしているやつでさえ、かなりの人は家事をやっているよ。
>無理をしなくていい、三日坊主でもいい、とにかく一日一個でいい、とにかく
>やってみよう!
 こっちはそう思いながらイライラしてるんだいっ!

> まず、自分の部屋でも片づけてみたら……
 現在、うちの所長さんの部屋はぐちゃぐちゃです。鬱のときって、そんなの構っていられないどころか、すでに目に入らなくなってるのね。で、ようやく鬱の状態から抜け出して、「私の鬱状態って、こんなにひどかったのか!」とあっけに取られちゃうくらいのものなんだよね。

 武田さんさぁ、鬱状態の人間を励ますと自殺しちゃうんだよ? ただでさえアスペルガー症候群のひとってさぁ、自殺企図が多いんだよ?

 人殺しになりたくなかったら、安易に落ち込んでるひとを励ましたりしちゃダメだよ。今後こういうことが続くようなら、うちのMr.Motoが噛みつくからね。あの人出ちゃったら、あたし止められないからね。

 黒Mariaが出ているうちはまだ安心 − Maria −


Re: わけの判らない痛み 4718へのコメント
No.4730  Sun, 13 May 2001 23:12:12 +0900  Tien [この発言にコメントする]

武田好史 wrote:
> 私はしばしば疲労しているときに、指先や口の周り腰などに、針で刺したような> 感じのちくちくした痛みを感じることがあります。
> ドナ・ウイリアムズさんも、「自閉症だった私へ」のなかで、鬱状態の時に関節> が痛くてしょうがなくて困ったと述べていました。
> みなさんの中にも、こんな感じの痛みで悩んでいる人はいますか?


こんばんは、武田さん。具合はどうですか?「痛み」についてですが、
私の場合、何か仕事で大きなミスを犯してほんとうにどきっとしたとき、
身体の外側(輪郭?)にパーッと熱いちりちりとした痛みが走ります。
怒鳴られたり怒られたりしたときは怒らないのであくまで自分の感じ方に
左右されているようです。私は緊張によって引き起こされているのではないか、
と分析しております。今回冷静に考えてみると、頭〜上半身のみのようです。
疲れたら全身が痛くなりますが、上述されているように食いしばった覚えはないのに顎関節が痛くて疲れます。こちらは神経的に参っていると言うより、寝不足の
時がひどいです。ご参考まで...。


Re: 今の生活に疲れています 4728へのコメント
No.4729  Sun, 13 May 2001 22:30:43 +0900  武田好史 [この発言にコメントする]

武田好史 wrote:
>Yuki wrote:
>
>>友達もできて楽しいのですが、自殺して入院したときの快感が忘れられなくて、
>>また入院してみたいと思っています。
>>管理人さんやみなさんは再入院したいと思ったことはありませんか?
>>ここは辛口な意見が多そうなので怖いけど、ROMもつまらないので初投稿です。

 入院なんかするよりも、一日一つでいいから、周りの人を喜ばすことをやりなさい。そうすると人生楽しくなるよ。
 精神病院は楽できるというのは、大間違え!
 入院患者の人は、急性期の人をのぞいては、ちゃんと病院のために仕事をしているんだ。
 引きこもりをしているやつでさえ、かなりの人は家事をやっているよ。
無理をしなくていい、三日坊主でもいい、とにかく一日一個でいい、とにかくやってみよう!
 まず、自分の部屋でも片づけてみたら・・・・

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